JPH08265837A - Ｓｄｍａ無線システムにおける搬送波周波数の割当て - Google Patents
Ｓｄｍａ無線システムにおける搬送波周波数の割当てInfo
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- JPH08265837A JPH08265837A JP8038491A JP3849196A JPH08265837A JP H08265837 A JPH08265837 A JP H08265837A JP 8038491 A JP8038491 A JP 8038491A JP 3849196 A JP3849196 A JP 3849196A JP H08265837 A JPH08265837 A JP H08265837A
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- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
- H04W72/541—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、指向性アンテナアレイＡにより空
間内の異なる方向の遠隔局ＭＳ1 〜3 から１つの搬送波
周波数で同時に無線信号を受信する基地局ＢＴＳを備え
たＳＤＭＡ無線システムにおいて簡単で確実に搬送波周
波数ｆを割当てる方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 空間内の方向が予め選択された立体角以
上異なり、無線信号が予め選択されたレベル範囲内にあ
る受信レベルを基地局において与える場合のみ搬送波周
波数ｆが遠隔局に割当てられることを特徴とする。予め
選択された立体角は例えばアンテナアレイＡのビーム幅
に選定される。
間内の異なる方向の遠隔局ＭＳ1 〜3 から１つの搬送波
周波数で同時に無線信号を受信する基地局ＢＴＳを備え
たＳＤＭＡ無線システムにおいて簡単で確実に搬送波周
波数ｆを割当てる方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 空間内の方向が予め選択された立体角以
上異なり、無線信号が予め選択されたレベル範囲内にあ
る受信レベルを基地局において与える場合のみ搬送波周
波数ｆが遠隔局に割当てられることを特徴とする。予め
選択された立体角は例えばアンテナアレイＡのビーム幅
に選定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＳＤＭＡ無線シス
テムにおける搬送波周波数の割当て方法と、その方法を
実行するためのプロセッサ制御回路を備えた制御装置
と、そのようなプロセッサ制御回路を具備するＳＤＭＡ
無線システムのための基地局とに関するものである（Ｓ
ＤＭＡはSpace Division Multiple Accessの略称であ
る）。
テムにおける搬送波周波数の割当て方法と、その方法を
実行するためのプロセッサ制御回路を備えた制御装置
と、そのようなプロセッサ制御回路を具備するＳＤＭＡ
無線システムのための基地局とに関するものである（Ｓ
ＤＭＡはSpace Division Multiple Accessの略称であ
る）。
【０００２】
【従来の技術】そのような方法およびそのような装置
は、第WO93/12590号明細書から知られている。この明細
書ではＤＭＡ無線システムについて説明され、そこで基
地局は、１つの搬送波周波数で遠隔無線局（その明細書
の図６の移動局20、22、および24）から入来する空間内
の異なる方向からの無線信号を同時に受信する。さら
に、基地局が、別の搬送波で遠隔無線局へ指令無線信号
を送信することが記載されている。したがって、無線信
号はＳＤＭＡの原理に基いて上流方向および下流方向の
両方に送信され、その結果予め選択された搬送波周波数
を再利用することができる。送信或いは受信のために遠
隔無線局に対してこれらの搬送波周波数を割り当てるた
めに、遠隔無線局は空間内のそれらの方向に基いて区別
され、基地局に具備されるＳＤＭＡプロセッサＳＤＭＡ
Ｐと呼ばれる制御装置によって計算される（前記明細書
５頁、最終節、および４頁、第２節）。さらに、基地局
と遠隔局との間の距離は、搬送波周波数の新しい割当て
に対する無線信号の伝送時間を測定することによって決
定される（前記明細書２３頁、“ＳＤＭＡ 制御装置”
のセクション参照）。
は、第WO93/12590号明細書から知られている。この明細
書ではＤＭＡ無線システムについて説明され、そこで基
地局は、１つの搬送波周波数で遠隔無線局（その明細書
の図６の移動局20、22、および24）から入来する空間内
の異なる方向からの無線信号を同時に受信する。さら
に、基地局が、別の搬送波で遠隔無線局へ指令無線信号
を送信することが記載されている。したがって、無線信
号はＳＤＭＡの原理に基いて上流方向および下流方向の
両方に送信され、その結果予め選択された搬送波周波数
を再利用することができる。送信或いは受信のために遠
隔無線局に対してこれらの搬送波周波数を割り当てるた
めに、遠隔無線局は空間内のそれらの方向に基いて区別
され、基地局に具備されるＳＤＭＡプロセッサＳＤＭＡ
Ｐと呼ばれる制御装置によって計算される（前記明細書
５頁、最終節、および４頁、第２節）。さらに、基地局
と遠隔局との間の距離は、搬送波周波数の新しい割当て
に対する無線信号の伝送時間を測定することによって決
定される（前記明細書２３頁、“ＳＤＭＡ 制御装置”
のセクション参照）。
【０００３】無線信号間の干渉の問題は、第WO93/12590
号明細書に記載されているが、その中で説明された手段
は、可能な限り最も簡単な方法で、特に無線信号の受信
中に基地局において発生する問題を解決するためにあま
り適していない。少なくとも、距離を測定するために必
要とされる伝送時間の測定は費用がかかり、既に設定さ
れた二重送信方式の無線リンクに関してのみ可能であ
る。さらに、この測定は、移動無線の送信中に頻繁に発
生する多経路受信からの妨害に対して非常に敏感であ
る。
号明細書に記載されているが、その中で説明された手段
は、可能な限り最も簡単な方法で、特に無線信号の受信
中に基地局において発生する問題を解決するためにあま
り適していない。少なくとも、距離を測定するために必
要とされる伝送時間の測定は費用がかかり、既に設定さ
れた二重送信方式の無線リンクに関してのみ可能であ
る。さらに、この測定は、移動無線の送信中に頻繁に発
生する多経路受信からの妨害に対して非常に敏感であ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ＳＤＭＡ無
線システムにおいて搬送波周波数を割り当てるための方
法、およびその方法を実行するために装置を提供するこ
とによって、一層簡単で完璧な方法で、この問題を解決
することを目的とする。
線システムにおいて搬送波周波数を割り当てるための方
法、およびその方法を実行するために装置を提供するこ
とによって、一層簡単で完璧な方法で、この問題を解決
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は、空間内の方
向が予め選択された立体角以上異なり、無線信号が予め
選択されたレベル範囲内にある受信レベルを基地局にお
いて与える場合のみ前記搬送波周波数が遠隔局に割当て
られることを特徴とする搬送波周波数割当て方法、およ
びプロセッサ制御回路が、それらの受信レベルを決定す
るために受信された無線信号を評価し、少なくとも空間
内の方向が予め選択された立体角だけ異なり、無線信号
の受信レベルが予め選択された範囲内にある場合のみ、
信号を制御することによって搬送波周波数を遠隔局に割
当てることを特徴とする制御装置、ならびにプロセッサ
制御回路が受信レベルを決定するために受信された無線
信号を評価し、遠隔無線局に対する信号を制御すること
によって、空間内の方向が予め選択された立体角以上異
なり、無線信号の受信レベルが予め選択されたレベル範
囲内である場合のみそれらに搬送波周波数を割当てるこ
とを特徴とする基地局によって達成される。
向が予め選択された立体角以上異なり、無線信号が予め
選択されたレベル範囲内にある受信レベルを基地局にお
いて与える場合のみ前記搬送波周波数が遠隔局に割当て
られることを特徴とする搬送波周波数割当て方法、およ
びプロセッサ制御回路が、それらの受信レベルを決定す
るために受信された無線信号を評価し、少なくとも空間
内の方向が予め選択された立体角だけ異なり、無線信号
の受信レベルが予め選択された範囲内にある場合のみ、
信号を制御することによって搬送波周波数を遠隔局に割
当てることを特徴とする制御装置、ならびにプロセッサ
制御回路が受信レベルを決定するために受信された無線
信号を評価し、遠隔無線局に対する信号を制御すること
によって、空間内の方向が予め選択された立体角以上異
なり、無線信号の受信レベルが予め選択されたレベル範
囲内である場合のみそれらに搬送波周波数を割当てるこ
とを特徴とする基地局によって達成される。
【０００６】すなわち、基地局を制御する制御装置は、
遠隔無線局が少なくとも１つの予め選択された立体角に
よって互いに異なる空間内の方向から無線信号を発信
し、無線信号が予め選択されたレベルの範囲内にある受
信レベルを基地局において生成する場合にのみ、搬送波
周波数をその遠隔無線局に割当てる。この方法におい
て、下流方向の無線接続のために使用可能な搬送波周波
数の割当ては、基地局において受信された無線信号を評
価することによって如何なる時でも可能にされるパラメ
ータによって行われる。一般に、空間内の方向、および
受信レベルは、ＳＤＭＡ無線送信のために既に決定さ
れ、これらの決定されたパラメータと予め選択された立
体角或いは予め選択された受信レベルとを簡単に比較す
ることによって、本発明の方法を低コストで達成するこ
とができる。
遠隔無線局が少なくとも１つの予め選択された立体角に
よって互いに異なる空間内の方向から無線信号を発信
し、無線信号が予め選択されたレベルの範囲内にある受
信レベルを基地局において生成する場合にのみ、搬送波
周波数をその遠隔無線局に割当てる。この方法におい
て、下流方向の無線接続のために使用可能な搬送波周波
数の割当ては、基地局において受信された無線信号を評
価することによって如何なる時でも可能にされるパラメ
ータによって行われる。一般に、空間内の方向、および
受信レベルは、ＳＤＭＡ無線送信のために既に決定さ
れ、これらの決定されたパラメータと予め選択された立
体角或いは予め選択された受信レベルとを簡単に比較す
ることによって、本発明の方法を低コストで達成するこ
とができる。
【０００７】有効な形態は、添付の請求の範囲において
示されている。
示されている。
【０００８】
【発明の実施の形態】ここで説明される構造の例は、本
発明に基いて設置されたＳＤＭＡ移動無線システムに関
する。したがって遠隔無線局は、以下で移動局と呼ばれ
る。その構造は本発明を非常に明白に示し、移動無線シ
ステム以外の本発明の別の応用にも適用できる。
発明に基いて設置されたＳＤＭＡ移動無線システムに関
する。したがって遠隔無線局は、以下で移動局と呼ばれ
る。その構造は本発明を非常に明白に示し、移動無線シ
ステム以外の本発明の別の応用にも適用できる。
【０００９】図１のａに示される無線セルは、基地局Ｂ
ＴＳから中心的に供給される。そのために、基地局ＢＴ
Ｓは位相制御されたグループアンテナであるアンテナア
レイＡと、ＳＤＭＡ無線トランシーバとして形成された
それに接続された無線サブアセンブリであるトランシー
バＴＲＸとを含む。これらの構成要素は、基地局ＢＴＳ
と無線セル内に位置された移動局ＭＳ１、ＭＳ２、ＭＳ
３との間のＳＤＭＡ無線送信のために使用される。その
ようなＳＤＭＡ無線トランシーバは、例えば、Simon C.
Swales氏、他による文献（IEEE Transactions on Vehi
cular Technology, 56乃至57頁、Vol.39, No.1 1990
年２月）に記載されている。
ＴＳから中心的に供給される。そのために、基地局ＢＴ
Ｓは位相制御されたグループアンテナであるアンテナア
レイＡと、ＳＤＭＡ無線トランシーバとして形成された
それに接続された無線サブアセンブリであるトランシー
バＴＲＸとを含む。これらの構成要素は、基地局ＢＴＳ
と無線セル内に位置された移動局ＭＳ１、ＭＳ２、ＭＳ
３との間のＳＤＭＡ無線送信のために使用される。その
ようなＳＤＭＡ無線トランシーバは、例えば、Simon C.
Swales氏、他による文献（IEEE Transactions on Vehi
cular Technology, 56乃至57頁、Vol.39, No.1 1990
年２月）に記載されている。
【００１０】さらに、基地局ＢＴＳは、ＳＤＭＡ無線ト
ランシーバＴＲＸに接続されたプロセッサ制御回路μＰ
を備えた制御装置ＣＴＲを具備し、無線信号が基地局Ｂ
ＴＳにおいて空間内の十分に異なった方向から十分に均
等なレベルで受信される移動局ＭＳ１、ＭＳ２、ＭＳ３
だけを有し、同じ搬送波周波数ｆにスイッチされるよう
な方法で、ＳＤＭＡ無線送信を制御するために本発明の
方法を実行する。
ランシーバＴＲＸに接続されたプロセッサ制御回路μＰ
を備えた制御装置ＣＴＲを具備し、無線信号が基地局Ｂ
ＴＳにおいて空間内の十分に異なった方向から十分に均
等なレベルで受信される移動局ＭＳ１、ＭＳ２、ＭＳ３
だけを有し、同じ搬送波周波数ｆにスイッチされるよう
な方法で、ＳＤＭＡ無線送信を制御するために本発明の
方法を実行する。
【００１１】図１のｂは、基地局ＢＴＳの受信ダイヤグ
ラムを示し、ここで第１の移動局ＭＳ１の無線信号は、
第１の指向性ローブ内で、第１の受信レベルＰ１＝−２
０ｄＢｍで、空間θ１＝３２５°内の第１の方向から受
信される。第２の移動局ＭＳ２の無線信号は、第２の指
向性ローブ内で、第２の受信レベルＰ２＝−３０ｄＢｍ
で、空間θ２＝６０°の内の第２の方向から受信され
る。したがって、空間θ１およびθ２内の２つの方向
は、互いに｜θ１−θ２｜＝９５°異なる。２つの受信
レベルＰ１およびＰ２は、｜Ｐ１−Ｐ２｜＝１０ｄＢ異
なる。
ラムを示し、ここで第１の移動局ＭＳ１の無線信号は、
第１の指向性ローブ内で、第１の受信レベルＰ１＝−２
０ｄＢｍで、空間θ１＝３２５°内の第１の方向から受
信される。第２の移動局ＭＳ２の無線信号は、第２の指
向性ローブ内で、第２の受信レベルＰ２＝−３０ｄＢｍ
で、空間θ２＝６０°の内の第２の方向から受信され
る。したがって、空間θ１およびθ２内の２つの方向
は、互いに｜θ１−θ２｜＝９５°異なる。２つの受信
レベルＰ１およびＰ２は、｜Ｐ１−Ｐ２｜＝１０ｄＢ異
なる。
【００１２】２つの移動局ＭＳ１およびＭＳ２が、１つ
の搬送波周波数ｆ上で同時に送信することができるかど
うかをテストするために、本発明は、空間内の方向の最
小差である立体角ｗ、および受信レベルの最大差である
レベル範囲ｚＰを予め選択する。この場合、立体角ｗは
ｗ＝３０°でアンテナアレイの指向性ローブ幅に等しく
予め選択された。レベル範囲ｚＰは、ＳＤＭＡ無線トラ
ンシーバＴＲＸにおいて存在するダイナミック範囲ｄＰ
＝４０ｄＢに適合された。レベル範囲ｚＰは、それがＳ
ＤＭＡ無線トランシーバにおける受信部分のダイナミッ
ク範囲ｄＰ、或いはアンテナアレイによって与えられる
サイドローブの減衰ｄ（この場合、ｄ＝６０ｄＢ）の何
れもを超過しないように予め選択される。その他の基準
も、要求される信号対雑音比或いは要求されるフェーデ
ィング保存などのような、レベル範囲ｚＰを予め選択す
るために使用されることもできる。
の搬送波周波数ｆ上で同時に送信することができるかど
うかをテストするために、本発明は、空間内の方向の最
小差である立体角ｗ、および受信レベルの最大差である
レベル範囲ｚＰを予め選択する。この場合、立体角ｗは
ｗ＝３０°でアンテナアレイの指向性ローブ幅に等しく
予め選択された。レベル範囲ｚＰは、ＳＤＭＡ無線トラ
ンシーバＴＲＸにおいて存在するダイナミック範囲ｄＰ
＝４０ｄＢに適合された。レベル範囲ｚＰは、それがＳ
ＤＭＡ無線トランシーバにおける受信部分のダイナミッ
ク範囲ｄＰ、或いはアンテナアレイによって与えられる
サイドローブの減衰ｄ（この場合、ｄ＝６０ｄＢ）の何
れもを超過しないように予め選択される。その他の基準
も、要求される信号対雑音比或いは要求されるフェーデ
ィング保存などのような、レベル範囲ｚＰを予め選択す
るために使用されることもできる。
【００１３】第１の構成例として、図２および３は２つ
の搬送波周波数ｆおよびｆ´の割当てを示し、それらは
２つの固定された予め選択されたレベル範囲ｚＰ内のＳ
ＤＭＡ無線送信のために使用される。図２および３は、
図１に示される無線セルに関連する。
の搬送波周波数ｆおよびｆ´の割当てを示し、それらは
２つの固定された予め選択されたレベル範囲ｚＰ内のＳ
ＤＭＡ無線送信のために使用される。図２および３は、
図１に示される無線セルに関連する。
【００１４】図２に示されるように、第１の搬送波周波
数ｆのレベル範囲は、０ｄＢｍ乃至−４０ｄＢｍの間で
あり、第２の搬送波周波数ｆ´のレベル範囲は、−４０
ｄＢｍ乃至−８０ｄＢｍの間である。したがって、各搬
送波周波数で移動局によって生成される受信レベルＰ
１、Ｐ２、およびＰ３は、最大で僅か４０ｄＢの変動を
する。搬送波周波数ｆおよびｆ´の割当ては、リンクが
設定される時、すなわち無線リンクの最初に信号のため
に予め選択された搬送波周波数（チャンネル）で基地局
ＢＴＳに対する移動局（例えば、ＭＳ３）によって送信
される信号を評価することによって行われる。加えて、
搬送波周波数の割当ては、受信レベルおよび空間内の方
向を監視することによって常に検査される。基準がレベ
ル範囲ｚＰによって予め選択され、立体角ｗが最早満た
されないならば、搬送波周波数の新しい割当てが行われ
る。
数ｆのレベル範囲は、０ｄＢｍ乃至−４０ｄＢｍの間で
あり、第２の搬送波周波数ｆ´のレベル範囲は、−４０
ｄＢｍ乃至−８０ｄＢｍの間である。したがって、各搬
送波周波数で移動局によって生成される受信レベルＰ
１、Ｐ２、およびＰ３は、最大で僅か４０ｄＢの変動を
する。搬送波周波数ｆおよびｆ´の割当ては、リンクが
設定される時、すなわち無線リンクの最初に信号のため
に予め選択された搬送波周波数（チャンネル）で基地局
ＢＴＳに対する移動局（例えば、ＭＳ３）によって送信
される信号を評価することによって行われる。加えて、
搬送波周波数の割当ては、受信レベルおよび空間内の方
向を監視することによって常に検査される。基準がレベ
ル範囲ｚＰによって予め選択され、立体角ｗが最早満た
されないならば、搬送波周波数の新しい割当てが行われ
る。
【００１５】アンテナアレイＡの個々のアンテナ素子に
おいて生成される信号は、いわゆるＥＳＰＲＩＴアルゴ
リズムによって評価されて、移動局ＭＳ１、ＭＳ２、或
いはＭＳ３が送信される空間θ１、θ２、θ３内の異な
る方向を決定する。さらに、アンテナ信号の振幅は、受
信レベルＰ１、Ｐ２、Ｐ３を決定するために評価され
る。各対の値が決定された後で、それらは、値θおよび
Ｐが許容範囲（領域Ｚ或いはＺ´）内にあるか否かを決
定するために検査される。この方法において、例えば移
動局ＭＳ３を識別する値の対［θ３、Ｐ３］が、θ３が
空間θ１およびθ２に内の既に決定された方向から少な
くともｗ＝３０°異なるか否か、およびＰ３が２つのレ
ベル範囲ｚＰの一方の中に位置するか否かを調べるため
に検査される。これは、移動局に割当てられる特定の搬
送波周波数（この場合、ＭＳ３に対してｆ´の割当て）
を決定する。図２および３に示されるように、上記の基
準の評価は、有効な搬送波周波数のカバー範囲を可能に
する。図３に示される許容領域ＺおよびＺ´は、無線セ
ルの部分的な地理的領域に対応しないことが指摘され
る。これらの領域は、図２に示される０乃至−４０ｄＢ
ｍ或いは−４０乃至−８０ｄＢｍのレベル範囲の空間に
おける分配を明白に示している。レベル範囲ｚＰを固定
的に予め選択することによって、自由選択でそのレベル
範囲に同調する簡単な無線受信機を使用することができ
る。しかしながら、図４乃至６に関する以下の説明にお
いて明白にされるように、存在する搬送波周波数のキャ
パシティの使用は、本発明の付加的な測定によって増加
させることができる。
おいて生成される信号は、いわゆるＥＳＰＲＩＴアルゴ
リズムによって評価されて、移動局ＭＳ１、ＭＳ２、或
いはＭＳ３が送信される空間θ１、θ２、θ３内の異な
る方向を決定する。さらに、アンテナ信号の振幅は、受
信レベルＰ１、Ｐ２、Ｐ３を決定するために評価され
る。各対の値が決定された後で、それらは、値θおよび
Ｐが許容範囲（領域Ｚ或いはＺ´）内にあるか否かを決
定するために検査される。この方法において、例えば移
動局ＭＳ３を識別する値の対［θ３、Ｐ３］が、θ３が
空間θ１およびθ２に内の既に決定された方向から少な
くともｗ＝３０°異なるか否か、およびＰ３が２つのレ
ベル範囲ｚＰの一方の中に位置するか否かを調べるため
に検査される。これは、移動局に割当てられる特定の搬
送波周波数（この場合、ＭＳ３に対してｆ´の割当て）
を決定する。図２および３に示されるように、上記の基
準の評価は、有効な搬送波周波数のカバー範囲を可能に
する。図３に示される許容領域ＺおよびＺ´は、無線セ
ルの部分的な地理的領域に対応しないことが指摘され
る。これらの領域は、図２に示される０乃至−４０ｄＢ
ｍ或いは−４０乃至−８０ｄＢｍのレベル範囲の空間に
おける分配を明白に示している。レベル範囲ｚＰを固定
的に予め選択することによって、自由選択でそのレベル
範囲に同調する簡単な無線受信機を使用することができ
る。しかしながら、図４乃至６に関する以下の説明にお
いて明白にされるように、存在する搬送波周波数のキャ
パシティの使用は、本発明の付加的な測定によって増加
させることができる。
【００１６】図４および５は、図１に示される無線セル
内の搬送波周波数ｆの割当てに関する第２の構成の例を
示す。図４は、移動局ＭＳ１乃至ＭＳ３によって基地局
の場所において生成された受信レベルの空間の分配を示
す。図４は図２に対応する。無線セルの許可領域と不可
領域とへの分割は、（図３に比較して）図５に示され
る。この無線セルの分割は、以下で説明される図６の概
略的に示される方法において達成される。
内の搬送波周波数ｆの割当てに関する第２の構成の例を
示す。図４は、移動局ＭＳ１乃至ＭＳ３によって基地局
の場所において生成された受信レベルの空間の分配を示
す。図４は図２に対応する。無線セルの許可領域と不可
領域とへの分割は、（図３に比較して）図５に示され
る。この無線セルの分割は、以下で説明される図６の概
略的に示される方法において達成される。
【００１７】制御装置によって行われるこの方法のスタ
ートにおいて、搬送波周波数ｆの割当てのために決定基
準が定められる。ここで、立体角ｗ＝３０°が選択さ
れ、したがってそれはアンテナアレイの指向性ビーム幅
に対応する。レベル空間Ｓは、後で予め選択されるレベ
ル範囲ｚＰに対して定められ、それは無線受信機のダイ
ナミック範囲の２倍２・ｄＰ＝８０ｄＰに対応する。そ
の方法は反復式である。すなわち各リンクの設定によっ
て、許可領域Ｚが改めて決定され、それによって搬送波
周波数ｆの割当てが次のリンクの設定中に検査される。
ートにおいて、搬送波周波数ｆの割当てのために決定基
準が定められる。ここで、立体角ｗ＝３０°が選択さ
れ、したがってそれはアンテナアレイの指向性ビーム幅
に対応する。レベル空間Ｓは、後で予め選択されるレベ
ル範囲ｚＰに対して定められ、それは無線受信機のダイ
ナミック範囲の２倍２・ｄＰ＝８０ｄＰに対応する。そ
の方法は反復式である。すなわち各リンクの設定によっ
て、許可領域Ｚが改めて決定され、それによって搬送波
周波数ｆの割当てが次のリンクの設定中に検査される。
【００１８】したがって、走行指標ｎが、この方法の最
初においてｎ＝１に設定される。移動局がまだ基地局と
通信していないので、許可領域Ｚは全無線セルに対応す
る。
初においてｎ＝１に設定される。移動局がまだ基地局と
通信していないので、許可領域Ｚは全無線セルに対応す
る。
【００１９】ステップ１乃至３：第１の移動局ＭＳ１
が、それが無線リンクを必要とすることを知らせると直
ぐに、基地局ＢＴＳ´は、空間θｎ＝θ１における方向
および受信レベルＰｎ＝Ｐ１を決定するための信号を評
価する。次に、移動局ＭＳｎ＝ＭＳ１が、許容領域Ｚ内
に属するパラメータθ１およびＰ１を表示するならば、
搬送波周波数ｆの割当てが行われる。この方法の最初に
おいて、領域Ｚが無線セルの全レベル範囲（２０ｄＢｍ
乃至−１００ｄＢｍ）を含むので、上記の基準は満たさ
れる。
が、それが無線リンクを必要とすることを知らせると直
ぐに、基地局ＢＴＳ´は、空間θｎ＝θ１における方向
および受信レベルＰｎ＝Ｐ１を決定するための信号を評
価する。次に、移動局ＭＳｎ＝ＭＳ１が、許容領域Ｚ内
に属するパラメータθ１およびＰ１を表示するならば、
搬送波周波数ｆの割当てが行われる。この方法の最初に
おいて、領域Ｚが無線セルの全レベル範囲（２０ｄＢｍ
乃至−１００ｄＢｍ）を含むので、上記の基準は満たさ
れる。
【００２０】ステップ４乃至７：その後、保護領域が移
動局ＭＳ１のために定められ、それはその他の移動局か
ら妨げられた領域（干渉領域）に対応する。この保護領
域は、図５に示されるように、立体角ｗ＝３０°および
レベル空間Ｓ＝８０ｄＢの扇形片から構成される。次
に、許可領域Ｚが改めて定められ、保護領域の外側に地
位する全ての立体角θ、およびレベル空間Ｓの内側に位
置する全ての受信レベルＰを含む。許可領域Ｚは、第２
の移動局ＭＳ２の受信レベルＰ２が位置しなければなら
ない空間θ内の方向において分布されたレベル範囲ｚＰ
に対応し、その結果それも搬送波周波数ｆにスイッチす
ることができる（図４および５を比較されたい）。ステ
ップ１乃至６は、走行指標ｎがｎ＝２まで増加した後で
反復される。
動局ＭＳ１のために定められ、それはその他の移動局か
ら妨げられた領域（干渉領域）に対応する。この保護領
域は、図５に示されるように、立体角ｗ＝３０°および
レベル空間Ｓ＝８０ｄＢの扇形片から構成される。次
に、許可領域Ｚが改めて定められ、保護領域の外側に地
位する全ての立体角θ、およびレベル空間Ｓの内側に位
置する全ての受信レベルＰを含む。許可領域Ｚは、第２
の移動局ＭＳ２の受信レベルＰ２が位置しなければなら
ない空間θ内の方向において分布されたレベル範囲ｚＰ
に対応し、その結果それも搬送波周波数ｆにスイッチす
ることができる（図４および５を比較されたい）。ステ
ップ１乃至６は、走行指標ｎがｎ＝２まで増加した後で
反復される。
【００２１】第２の移動局ＭＳ２が基地局ＢＴＳとの無
線リンクを要求とすると直ぐに、空間θ２内の方向およ
び受信レベルＰ２が、上記で説明されたように決定さ
れ、保護領域がこの移動局ＭＳ２の周りに形成される
（ステップ１乃至４の反復）。
線リンクを要求とすると直ぐに、空間θ２内の方向およ
び受信レベルＰ２が、上記で説明されたように決定さ
れ、保護領域がこの移動局ＭＳ２の周りに形成される
（ステップ１乃至４の反復）。
【００２２】少なくとも２つの保護領域が既に形成され
ているので、ここで許可領域Ｚは、一方で保護領域によ
ってまだカバーされておらず、他方で全ての保護領域に
共通するレベル範囲Ｓの重複領域に対応するレベル範囲
ｚＰ内にある領域に制限される。この方法において、レ
ベル範囲ｚＰは、最小の上限レベルＭｉｎ（Ｐ＋）＝Ｍ
ｉｎ（Ｐ１−ｓ／２；Ｐ２−ｓ／２）と最大の下限レベ
ルＭａｘ（Ｐ−）＝Ｍｉｎ（Ｐ１−ｓ／２；Ｐ２−ｓ／
２）との間の距離から計算される。このレベル範囲ｚ
Ｐ、およびそれによる新しい許可領域Ｚも、無線リンク
を必要とする別の移動局ＭＳ３に対して有効である。
ているので、ここで許可領域Ｚは、一方で保護領域によ
ってまだカバーされておらず、他方で全ての保護領域に
共通するレベル範囲Ｓの重複領域に対応するレベル範囲
ｚＰ内にある領域に制限される。この方法において、レ
ベル範囲ｚＰは、最小の上限レベルＭｉｎ（Ｐ＋）＝Ｍ
ｉｎ（Ｐ１−ｓ／２；Ｐ２−ｓ／２）と最大の下限レベ
ルＭａｘ（Ｐ−）＝Ｍｉｎ（Ｐ１−ｓ／２；Ｐ２−ｓ／
２）との間の距離から計算される。このレベル範囲ｚ
Ｐ、およびそれによる新しい許可領域Ｚも、無線リンク
を必要とする別の移動局ＭＳ３に対して有効である。
【００２３】この方法のステップ１乃至６は、新しく加
えられた各移動局のために実行される。これは、搬送波
周波数ｆを変化領域Ｚ内に割当てることができるように
し、その結果可能な限り多くの移動局が、受信場所（基
地局ＢＴＳ）において干渉を起こすことなくこの搬送波
周波数ｆを使用するようにする。それによって許可領域
Ｚは、受信レベルＰ１、Ｐ２、等の分配に適合される。
これは図２に示されるような固定的分離を回避する。こ
の方法は、許容可能な領域Ｚが、少なくとも予め選択さ
れた立体角ｗにわたって延在している領域を最早含まな
い時に終了する。この方法の最後において、搬送波周波
数は完全に占められる。すなわち、周波数および空間リ
ソースがキャパシティに使用される。
えられた各移動局のために実行される。これは、搬送波
周波数ｆを変化領域Ｚ内に割当てることができるように
し、その結果可能な限り多くの移動局が、受信場所（基
地局ＢＴＳ）において干渉を起こすことなくこの搬送波
周波数ｆを使用するようにする。それによって許可領域
Ｚは、受信レベルＰ１、Ｐ２、等の分配に適合される。
これは図２に示されるような固定的分離を回避する。こ
の方法は、許容可能な領域Ｚが、少なくとも予め選択さ
れた立体角ｗにわたって延在している領域を最早含まな
い時に終了する。この方法の最後において、搬送波周波
数は完全に占められる。すなわち、周波数および空間リ
ソースがキャパシティに使用される。
【００２４】さらに多くの移動局、すなわちより多くの
無線チャンネルを搬送波周波数ｆヘスイッチするため
に、ＴＤＭＡ（時分割多数アクセス）或いはＣＤＭＡ
（コード分割多数アクセス）における多重無線送信を想
定することができる。上記で説明された方法によると、
搬送波周波数ｆの割当ては、各ＴＤＭＡおよび／或いは
ＣＤＭＡ無線チャンネルに対して実行される。
無線チャンネルを搬送波周波数ｆヘスイッチするため
に、ＴＤＭＡ（時分割多数アクセス）或いはＣＤＭＡ
（コード分割多数アクセス）における多重無線送信を想
定することができる。上記で説明された方法によると、
搬送波周波数ｆの割当ては、各ＴＤＭＡおよび／或いは
ＣＤＭＡ無線チャンネルに対して実行される。
【００２５】ここで図７は、第２の構造の変形例を示
し、それは多経路送信に対して搬送波周波数を割当てる
ために特に適している。
し、それは多経路送信に対して搬送波周波数を割当てる
ために特に適している。
【００２６】多経路送信による干渉は、移動無線システ
ムにおいて特に顕著に発生し、多経路のフェーディング
および符号間干渉のような問題を導く。さらに多経路の
受信中の搬送波周波数の割当てのための無線信号の伝送
時間の既知の測定は、非常に不正確であり、全シェーデ
ィングの場合において使用できない。
ムにおいて特に顕著に発生し、多経路のフェーディング
および符号間干渉のような問題を導く。さらに多経路の
受信中の搬送波周波数の割当てのための無線信号の伝送
時間の既知の測定は、非常に不正確であり、全シェーデ
ィングの場合において使用できない。
【００２７】本発明によると、これらの問題は、説明さ
れた受信レベルの評価によって本質的に克服される。こ
の他には、既に説明された保護領域は、移動局の多経路
信号が密接に隣接する移動局の受信ローブへ向って送信
されるのを防ぐために拡大される。
れた受信レベルの評価によって本質的に克服される。こ
の他には、既に説明された保護領域は、移動局の多経路
信号が密接に隣接する移動局の受信ローブへ向って送信
されるのを防ぐために拡大される。
【００２８】図７に示されるように、保護領域の立体角
ｗ´は、基地局ＢＴＳから移動局ＭＳ３までの距離Ｘ´
の減少と共に増加する。これは、距離Ｘ´が減少する時
に、多経路信号が急峻な角度で隣接する受信ローブに入
力できることに基いている。したがって、この測定は、
特に受信後の臨界領域（無線セルのコア領域）内に個々
の移動局ＭＳ１、ＭＳ２、およびＭＳ３間の十分な距離
を与える。
ｗ´は、基地局ＢＴＳから移動局ＭＳ３までの距離Ｘ´
の減少と共に増加する。これは、距離Ｘ´が減少する時
に、多経路信号が急峻な角度で隣接する受信ローブに入
力できることに基いている。したがって、この測定は、
特に受信後の臨界領域（無線セルのコア領域）内に個々
の移動局ＭＳ１、ＭＳ２、およびＭＳ３間の十分な距離
を与える。
【００２９】図７は、移動局の場所を示す。図３および
５における受信レベルに対応するマークは、この場合破
線によって示される。これは、基地局ＢＴＳから同じ距
離Ｘにある２つの移動局（ＭＳ１およびＭＳ２）が、異
なる受信レベル（Ｐ１＞Ｐ２）を生成できることを明ら
かにする。
５における受信レベルに対応するマークは、この場合破
線によって示される。これは、基地局ＢＴＳから同じ距
離Ｘにある２つの移動局（ＭＳ１およびＭＳ２）が、異
なる受信レベル（Ｐ１＞Ｐ２）を生成できることを明ら
かにする。
【００３０】無線信号の走行時間の測定は、本発明によ
る受信レベルの評価に加えて、距離ＸおよびＸ´を決定
することもできるように提供される。測定は、妨害され
ていない見通し線の無線リンクである十分な受信レベル
で行われることが好ましい。
る受信レベルの評価に加えて、距離ＸおよびＸ´を決定
することもできるように提供される。測定は、妨害され
ていない見通し線の無線リンクである十分な受信レベル
で行われることが好ましい。
【００３１】上記で説明された方法は、制御装置によっ
て行われ、それは無線装置に接続され、基地局ＢＴＳに
具備される（図１のａのＣＴＲと比較されたい）。本質
的に、この制御装置は、この方法に基く制御プログラム
を実行するためのマイクロプロセッサ回路を含む。テキ
サス・インスツルメント社のデジタル信号プロセッサ
“ＴＭＳ ３２０ Ｃ４０”は、そのようなマイクロプ
ロセッサ回路を構成するのに適している。そのような制
御装置によるいくつかの基地局の制御を想定することが
できる。そのために、制御装置は、従来の移動無線シス
テムにおけるいわゆる基地局制御装置のようなＳＤＭＡ
無線システム内に配置されることができる。
て行われ、それは無線装置に接続され、基地局ＢＴＳに
具備される（図１のａのＣＴＲと比較されたい）。本質
的に、この制御装置は、この方法に基く制御プログラム
を実行するためのマイクロプロセッサ回路を含む。テキ
サス・インスツルメント社のデジタル信号プロセッサ
“ＴＭＳ ３２０ Ｃ４０”は、そのようなマイクロプ
ロセッサ回路を構成するのに適している。そのような制
御装置によるいくつかの基地局の制御を想定することが
できる。そのために、制御装置は、従来の移動無線シス
テムにおけるいわゆる基地局制御装置のようなＳＤＭＡ
無線システム内に配置されることができる。
【図１】ＳＤＭＡ移動無線システムの単一の無線セルお
よび無線セルを供給する基地局の受信特性図。
よび無線セルを供給する基地局の受信特性図。
【図２】無線セル内の搬送波周波数の割当ての第１の
例。
例。
【図３】無線セル内の搬送波周波数の割当ての第１の
例。
例。
【図４】無線セル内の搬送波周波数の割当ての第２の
例。
例。
【図５】無線セル内の搬送波周波数の割当ての第２の
例。
例。
【図６】図４および５の第２の例に基く搬送波周波数割
当て方法のフローチャート。
当て方法のフローチャート。
【図７】多経路受信を使用するために特に有効な第２の
例の変形。
例の変形。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コルネリス・ホエック ドイツ連邦共和国、71732 タム、テュー ビンガー・シュトラーセ 108 (72)発明者 ハインツ・シュレジンガー ドイツ連邦共和国、74395 ムンデルスハ イム、ハルトベーク 11
Claims (13)
- 【請求項１】 空間内の異なる方向の遠隔局から、指向
性アンテナアレイによって１つの搬送波周波数で同時に
無線信号を受信する基地局を具備するＳＤＭＡ無線局に
おいて搬送波周波数を割当てる方法において、 空間内の方向が予め選択された立体角以上異なり、無線
信号が予め選択されたレベル範囲内にある受信レベルを
基地局において与える場合のみ前記搬送波周波数が遠隔
局に割当てられることを特徴とする搬送波周波数割当て
方法。 - 【請求項２】 立体角が、アンテナアレイのビームの幅
を考慮に入れて予め選択される請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 立体角が、基地局と遠隔局との間の距離
の減少と共に増加する可変立体角である請求項２記載の
方法。 - 【請求項４】 レベル範囲が、基地局内で無線信号を受
信する無線装置のダイナミック範囲に適合するように予
め選択される請求項１記載の方法。 - 【請求項５】 レベル範囲が、基地局のアンテナアレイ
によって与えられるサイドローブの減衰に適合するよう
に予め選択される請求項１または４記載の方法。 - 【請求項６】 予め選択されたレベル範囲が、要求され
た信号対雑音比および、或いは必要なフェーディング保
存に対応する量によって減少する請求項４または５記載
の方法。 - 【請求項７】 レベル範囲が、受信レベルの周りに定め
られる許容帯域の重複によって、基地局と遠隔局の１つ
との間の接続の各設定中に決定されることによって、予
めの選択が段階的に新しくされる請求項１記載の方法。 - 【請求項８】 許容帯域が、基地局内で無線信号を受信
する無線装置のダイナミック範囲の２倍に適合するレベ
ル空間を定める請求項１記載の方法。 - 【請求項９】 許容帯域が、基地局のアンテナアレイに
よって与えられるサイドローブの減衰に適合するレベル
空間を定める請求項７または８記載の方法。 - 【請求項１０】 遠隔局へ無線信号を送信する別の搬送
波周波数を割当てるために実行される請求項１記載の方
法。 - 【請求項１１】 ＴＤＭＡおよび、或いはＣＤＭＡ無線
チャンネルを割当てるために実行される請求項１または
１０記載の方法。 - 【請求項１２】 基地局において無線装置に接続される
プロセッサ制御回路によって１つの搬送波周波数で遠隔
無線局から入来する空間内の異なる方向からの無線信号
を同時に受信し、空間内の方向を決定するために受信さ
れた無線信号を評価するＳＤＭＡ無線局内に配置される
基地局のための制御装置において、 プロセッサ制御回路が、それらの受信レベルを決定する
ために受信された無線信号を評価し、少なくとも空間内
の方向が予め選択された立体角だけ異なり、無線信号の
受信レベルが予め選択された範囲内にある場合のみ、信
号を制御することによって搬送波周波数を遠隔局に割当
てることを特徴とする制御装置。 - 【請求項１３】 無線装置とそれに接続される指向性ア
ンテナアレイとを具備し、その指向性アンテナアレイに
よって、基地局が空間内の異なる方向から１つの搬送波
周波数で遠隔無線局から入来する無線信号を同時に受信
し、さらに空間内の方向を決定するために受信された無
線信号を評価する無線装置に接続されたプロセッサ制御
回路を具備しているＳＤＭＡ無線局用基地局において、 プロセッサ制御回路が受信レベルを決定するために受信
された無線信号を評価し、遠隔無線局に対する信号を制
御することによって、空間内の方向が予め選択された立
体角以上異なり、無線信号の受信レベルが予め選択され
たレベル範囲内である場合のみそれらに搬送波周波数を
割当てることを特徴とするＳＤＭＡ無線局用基地局。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19506439.9 | 1995-02-24 | ||
| DE19506439A DE19506439A1 (de) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | Zuweisung einer Trägerfrequenz in einem SDMA-Funksystem |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265837A true JPH08265837A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=7754913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8038491A Withdrawn JPH08265837A (ja) | 1995-02-24 | 1996-02-26 | Ｓｄｍａ無線システムにおける搬送波周波数の割当て |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5732075A (ja) |
| EP (1) | EP0729285B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08265837A (ja) |
| AT (1) | ATE265794T1 (ja) |
| AU (1) | AU707629B2 (ja) |
| CA (1) | CA2170210A1 (ja) |
| DE (2) | DE19506439A1 (ja) |
| FI (1) | FI960843A (ja) |
| NZ (1) | NZ280989A (ja) |
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