JPH08265833A - 無線チャネル切替方法 - Google Patents

無線チャネル切替方法

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JPH08265833A
JPH08265833A JP6137895A JP6137895A JPH08265833A JP H08265833 A JPH08265833 A JP H08265833A JP 6137895 A JP6137895 A JP 6137895A JP 6137895 A JP6137895 A JP 6137895A JP H08265833 A JPH08265833 A JP H08265833A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信品質が劣化したときに、その時点の状況
に即した方法で、速やかに通信品質の回復を図ることが
できる無線チャネル切替方法を提供すること。 【構成】 ステップSA1では、周辺セルから到来する
干渉波の受信レベルを測定する。ステップSA2では、
上記干渉波の受信レベルが所定値以上である無線チャネ
ルの総数nを得る。ステップSA3では、セル内/セル
間チャネル切替切り分けレベルKを、所定の式(K=K
0−α×n)に基づいて計算する。また、通信品質の劣
化が生じると(ステップSB1)、ステップSB2にお
いて、希望波の受信レベルがセル内/セル間チャネル切
替切り分けレベルK以上であるか否かを判断する。この
判断結果が「YES」の場合には、セル内チャネル切替
を行う(ステップSB3)。一方、ステップSB2の判
断結果が「NO」の場合には、セル間チャネル切替を行
う(ステップSB4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線通信システムの
通信品質劣化に対して、該通信品質の回復に用いられる
無線チャネル切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムにおいて、無線基地局
がカバーする無線エリアをセルと称する。セル内には、
該セルを担当する無線基地局と交信する移動端末(以
下、無線端末と称する)が存在する。また、1つの無線
基地局が担当できるセルの範囲は限られているので、広
範囲をカバーするために、複数の無線基地局が一定間隔
毎に設置されている。
【0003】各セルは、その端の部分で重なり合いなが
ら、他のセルと隣接している。無線端末は、現在交信中
の無線基地局が担当するセルの端へ移動することによ
り、該無線基地局から受信する電波が弱くなってくる
と、その交信相手を、移動先にある隣接セルを担当する
無線基地局へ切り替える。この処理を、セル間チャネル
切替と称する。
【0004】また、無線基地局および無線端末は、複数
の無線チャネルを有しており、相互の交信に使用してい
る無線チャネルに対する電波干渉が大きい場合には、他
の無線チャネルに切り替えて交信を行う。この処理を、
セル内チャネル切替と称する。
【0005】図4は、従来の無線通信システムにおい
て、通信品質の劣化が生じた場合における、無線チャネ
ル切替方法の一例を示す説明図である。無線チャネル切
替の選択枝としては、先に述べた「セル間チャネル切
替」と「セル内チャネル切替」との2種類があるが、図
4に示す従来例では、これらの選択に、フレームエラー
レート(FER)および希望波受信レベルという2種類
の条件値が用いられる。
【0006】図4において、無線端末は、フレームエラ
ーレートが予め設定された固定値Eより小さい場合に
は、チャネル切替を行わず、フレームエラーレートが上
記固定値Eを越えると、チャネル切替を行う。そして、
フレームエラーレートが上記固定値Eを越えた時点にお
いて、受信したい電波(以下、希望波と称する)の受信
レベルが予め設定された閾値(以下、セル内/セル間チ
ャネル切替切り分けレベルKと称する、図4参照)以上
である場合には、電波干渉がフレームエラーの原因と考
えられ、同一セル内における無線チャネルの切替が行わ
れる(セル内チャネル切替)。
【0007】また、フレームエラーレートが上記固定値
Eを越えた時点において、希望波の受信レベルが上記セ
ル内/セル間チャネル切替切り分けレベルK以下である
場合には、希望波の受信レベルが低すぎることがフレー
ムエラーの原因と考えられる。そこで、無線端末は、交
信を行う無線基地局を、もっと強い電波を発信し得る無
線基地局に変更する(セル間チャネル切替)。なお、従
来の無線通信システムにおいて、上記セル内/セル間チ
ャネル切替切り分けレベルKは、無線通信システム起動
前に予め設定された固定値である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の無線チャネル切替方法においては、以下に述べるよ
うな問題点があった。 (a) 周辺セルにおける無線通信量が少ない場合、す
なわち、周辺セルにおけるトラヒックが小さく、故に干
渉が発生する可能性が低い状況においても、フレームエ
ラーレートが上記固定値Eをこえると、セル内チャネル
切替が起動されてしまう。
【0009】(b) (a)とは逆に、無線端末がセル
間の境界を越えて移動し難い立地条件(一例としては、
隣接セル間を結ぶ道路が無い場合)におけるセル内であ
っても、シャドウイング(障害物によって電波が遮られ
ること)等によって希望受信波レベルが低下すると、セ
ル間チャネル切替が起動されてしまう。この場合、切替
先のセルへは移動し難いので、起動されたセル間チャネ
ル切替は無駄な処理となる。
【0010】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、通信品質が劣化したときに、その劣化原因を
的確に判定し、その時点の状況に即した方法で、速やか
に通信品質の回復を図ることができる無線チャネル切替
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数個の無線チャネルの使用が可能な無線端末と、他の
通信エリアに隣接された一定範囲の通信エリアを担当
し、前記複数個の無線チャネルのうちの1つの無線チャ
ネルを用いて、前記無線端末との交信を行う無線基地局
とから構成され、前記交信における通信品質が劣化した
場合において、該交信に使用されている交信波の受信レ
ベルが、閾値を越えている場合には、交信に使用する無
線チャネルとして、現在の通信エリアの他の無線チャネ
ルを選択するセル内チャネル切替を行い、該交信に使用
されている交信波の受信レベルが、閾値を下回っている
場合には、交信相手として、他の通信エリアを担当する
無線基地局に接続される無線チャネルを選択するセル間
チャネル切替を行う無線通信システムにおいて、前記閾
値として、現在の通信エリアおよびその周辺の通信エリ
アのトラヒック、干渉、通信エリア移行の履歴により算
出した値を用いることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、複数個の無線チャ
ネルの使用が可能な無線端末と、他の通信エリアに隣接
された一定範囲の通信エリアを担当し、前記複数個の無
線チャネルのうちの1つの無線チャネルを用いて、前記
無線端末との交信を行う無線基地局とから構成され、前
記交信における通信品質が劣化した場合において、該交
信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を越え
ている場合には、交信に使用する無線チャネルとして、
現在の通信エリアの他の無線チャネルを選択するセル内
チャネル切替を行い、該交信に使用されている交信波の
受信レベルが、閾値を下回っている場合には、交信相手
として、他の通信エリアを担当する無線基地局に接続さ
れる無線チャネルを選択するセル間チャネル切替を行う
無線通信システムにおいて、前記無線基地局は、前記複
数個の無線チャネルのそれぞれについて、周辺の通信エ
リアから到来する干渉波の受信レベルを測定する第1の
処理と、前記干渉波の受信レベルが所定の値以上である
無線チャネルの数を干渉チャネル数として取得する第2
の処理と、前記干渉チャネル数が増加すると前記閾値を
減少させ、前記干渉チャネル数が減少すると前記閾値を
増加させる第3の処理とを行うことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、複数個の無線チャ
ネルの使用が可能な無線端末と、他の通信エリアに隣接
された一定範囲の通信エリアを担当し、前記複数個の無
線チャネルのうちの1つの無線チャネルを用いて、前記
無線端末との交信を行う無線基地局とから構成され、前
記交信における通信品質が劣化した場合において、該交
信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を越え
ている場合には、交信に使用する無線チャネルとして、
現在の通信エリアの他の無線チャネルを選択するセル内
チャネル切替を行い、該交信に使用されている交信波の
受信レベルが、閾値を下回っている場合には、交信相手
として、他の通信エリアを担当する無線基地局に接続さ
れる無線チャネルを選択するセル間チャネル切替を行う
無線通信システムにおいて、前記無線端末は、前記セル
内チャネル切替が行われ、かつ、該セル内チャネル切替
後から所定時間以内に、再び通信品質の劣化が起こった
場合には、前記閾値を増加させ、前記セル間チャネル切
替が行われ、かつ、該セル間チャネル切替によって選択
された無線チャネルが、該セル間チャネル切替を行う前
に使用していた無線チャネルと同じものである場合に
は、前記閾値を減少させ、前記セル間チャネル切替が行
われ、かつ、該セル間チャネル切替によって選択された
無線チャネルが、該セル間チャネル切替を行う前に使用
していた無線チャネルと異なるものである場合には、前
記閾値を増加させることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、閾値は、現在の
通信エリアおよびその周辺の通信エリアのトラヒック、
干渉、通信エリア移行の履歴により算出される。請求項
2記載の発明によれば、第1の処理では、無線基地局
は、複数個の無線チャネルのそれぞれについて、周辺の
通信エリアから到来する干渉波の受信レベルを測定す
る。次に、第2の処理では、無線基地局は、干渉波の受
信レベルが所定の値以上である無線チャネルの数を干渉
チャネル数として取得する。そして、第3の処理では、
無線基地局は、干渉チャネル数が増加すると閾値を減少
させ、干渉チャネル数が減少すると閾値を増加させる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、無線端末
は、セル内チャネル切替が行われ、かつ、該セル内チャ
ネル切替後から所定時間以内に、再び通信品質の劣化が
起こった場合には、閾値を増加させる。また、無線端末
は、セル間チャネル切替が行われ、かつ、該セル間チャ
ネル切替によって選択された無線チャネルが、該セル間
チャネル切替を行う前に使用していた無線チャネルと同
じものである場合には、閾値を減少させる。また、無線
端末は、セル間チャネル切替が行われ、かつ、該セル間
チャネル切替によって選択された無線チャネルが、該セ
ル間チャネル切替を行う前に使用していた無線チャネル
と異なるものである場合には、閾値を増加させる。
【0016】
【実施例】
§1.《本発明の特徴と従来の技術との差異》 本発明の特徴は、通信品質の劣化時に、その劣化原因が
干渉によるものであるのか、または、無線端末がセルの
端に近づいたことによるものであるのかを判断する為の
セル内/セル間チャネル切替切り分けレベルKを、周辺
セルまたは自セルのトラヒックおよび干渉,セル移行履
歴等に応じて変化させることである。本発明は、上記セ
ル内/セル間チャネル切替切り分けレベルKを変動させ
る点において、従来の技術とは異なる。
【0017】§2.《第1実施例》 以下、図面を参照して、この発明の第1実施例について
説明する。図1はこの発明の第1実施例による無線チャ
ネル切替方法の手順を示すフローチャートである。ま
た、図2は、同実施例による無線通信システムの構成例
を示す構成図である。
【0018】図2に示す無線基地局3aは、複数個の無
線チャネルを有している。無線基地局3aがカバーする
セル内では、図示しない無線端末が移動しており、該無
線端末は、上記複数個の無線チャネルの中から1つの無
線チャネルを選択して、該無線基地局3aと交信してい
る。また、周辺セル3bおよび3cから無線基地局3a
に対して、干渉波が常時到来している。
【0019】図1(a)は、従来例では固定値であった
セル内/セル間チャネル切替切り分けレベルK(図4参
照)を、可変値として随時更新するための更新手順を示
すフローチャートである。ここで、図1(a)に示した
処理は、無線基地局3aによって行われる。
【0020】まず、ステップSA1では、上記複数個の
無線チャネルのそれぞれについて、周辺セル3b,3c
から到来する干渉波の受信レベルを測定し、ステップS
A2へ進む。ステップSA2では、上記複数個の無線チ
ャネルのうちで、上記干渉波の受信レベルが予め設定さ
れた一定値以上である無線チャネルの数(以下、この数
をnとする)を得た後、ステップSA3へ進む。ステッ
プSA3では、セル内/セル間チャネル切替切り分けレ
ベルKを、次に示す式(1)に従って計算する。 K=K0−α×n ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) なお、K0およびαは、正の定数である。
【0021】無線基地局3aは、上記ステップSA1〜
SA3の処理を、予め設定された一定時間間隔毎に繰り
返し行う。また、無線基地局3aは、更新したセル内/
セル間チャネル切替切り分けレベルKを、その更新の度
毎に、該無線基地局3aが交信している全ての無線端末
に通知する。
【0022】図1(b)は、通信品質の劣化に対する処
理として、セル内チャネル切替とセル間チャネル切替と
の中から、どちらか一方を選択する手順を示すフローチ
ャートである。図1(b)に示した処理は、無線基地局
3aおよび無線端末のどちらでも行われる。ここでは、
無線端末によって行われる場合を例にとって説明する。
【0023】まず、通信品質の劣化が生じると(ステッ
プSB1)、無線端末の処理はステップSB2へ進む。
ステップSB2では、無線端末は、希望波の受信レベル
がセル内/セル間チャネル切替切り分けレベルK以上で
あるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場
合には、ステップSB3へ進む。ステップSB3では、
無線端末はセル内チャネル切替を行う。
【0024】一方、ステップSB2の判断結果が「N
O」の場合には、ステップSB4へ進む。ステップSB
4では、無線端末はセル間チャネル切替を行う。このと
き、無線端末は、周辺の無線基地局から常時送出される
制御チャネルの受信レベルを比較して、該受信レベルの
最も強い無線基地局を選択する。
【0025】以上、ステップSB3またはSB4に示し
た処理を行うことで、無線端末はチャネル切替処理を終
了する。なお、図1(b)に示した処理を、無線端末で
はなく無線基地局3aが行う場合、ステップSB4で
は、無線基地局3aは、交信相手の無線端末に対して、
セル間チャネル切替を指示する。
【0026】このように、第1実施例による無線チャネ
ル切替方法は、周辺セルから到来する干渉波の受信レベ
ルに応じて、セル内/セル間チャネル切替切り分けレベ
ルKを変動させる。これにより、周辺セルにおけるトラ
ヒックが増大した場合、干渉波によるフレームエラーレ
ート(FER)の上昇が予測されるので、セル内チャネ
ル切替が起こり易い方向へ、セル内/セル間チャネル切
替切り分けレベルKを変動させる(すなわち、セル内チ
ャネル切替条件を緩くする)。
【0027】逆に、周辺セルにおけるトラヒックが減少
した場合、干渉波はフレームエラーレート上昇の原因に
なり難くなるので、セル内チャネル切替が起こり難い方
向へ、セル内/セル間チャネル切替切り分けレベルKを
変動させる(すなわち、セル内チャネル切替条件を厳し
くする)。
【0028】§3.《第2実施例》 以下、図面を参照して、この発明の第2実施例について
説明する。図3はこの発明の第2実施例による無線チャ
ネル切替方法の手順を示すフローチャートである。ここ
で、図3に示した処理は、無線端末によって行われる。
【0029】まず、通信品質の劣化が生じると(ステッ
プSC1)、無線端末の処理はステップSC2へ進む。
ここで、図3に示すステップSC1→ステップSC2→
ステップSC3という手順の処理は、図1に示したステ
ップSB1→ステップSB2→ステップSB4という手
順の処理(セル間チャネル切替)と同じものであるの
で、その説明を省略する。ステップSC3において、セ
ル間チャネル切替を行った後、ステップSC4へ進む。
【0030】ステップSC4では、ステップSC3で行
ったセル間チャネル切替によって選択された無線チャネ
ルが、該セル間チャネル切替を行う前に使用していた無
線チャネルと同じものであるか否かを判断する。この判
断結果が「YES」の場合、つまり、セル間チャネル切
替を行っても再び同じ無線チャネルが選択された場合に
は、ステップSC5へ進む。
【0031】ステップSC5では、セル内/セル間チャ
ネル切替切り分けレベルKを、次に示す式(2)に従っ
て更新する。 K=K−β ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) なお、βは、正の定数である。
【0032】一方、ステップSC4の判断結果が「N
O」の場合、つまり、セル間チャネル切替を行うことに
よって切替前とは異なる無線チャネルが選択された場合
には、ステップSC6へ進む。ステップSC6では、セ
ル内/セル間チャネル切替切り分けレベルKを、次に示
す式(3)に従って更新する。 K=K+γ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) なお、γは、正の定数である。
【0033】また、図3に示すステップSC1→ステッ
プSC2→ステップSC7という手順の処理は、図1に
示したステップSB1→ステップSB2→ステップSB
3という手順の処理(セル内チャネル切替)と同じもの
であるので、その説明を省略する。ステップSC7にお
いて、セル内チャネル切替を行った後、ステップSC8
へ進む。
【0034】ステップSC8では、セル内チャネル切替
を行った後の一定時間Tに渡って、通信品質の劣化が再
び生じるか否かを監視する。そして、セル内チャネル切
替を行った後の一定時間T以内に、再度、通信品質の劣
化が生じた場合、ステップSC9へ進む。
【0035】ステップSC9では、セル内/セル間チャ
ネル切替切り分けレベルKを、次に示す式(4)に従っ
て更新する。 K=K+δ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) なお、δは、正の定数である。以上、ステップSC5,
SC6またはSC9に示した処理を行うことで、無線端
末は、チャネル切替処理、および、それに伴うセル内/
セル間チャネル切替切り分けレベルKの更新処理を終了
する。
【0036】§4.《補足》 以上、この発明の第1および第2実施例を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られ
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下に述べる効果が生じる。 (a) 周辺セルにおけるトラヒックが小さく、干渉が
発生する可能性が低い状況において、セル内チャネル切
替が起動されてしまうことを防ぐことができる。 (b) セル間の境界を越えて移動し難い立地条件にお
けるセル内において、セル間チャネル切替が起動されて
しまうことを防ぐことができる。上記(a),(b)の
結果、通信品質が劣化したときに、その時点の状況に即
した方法で、速やかに通信品質の回復を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による無線チャネル切替
方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】同実施例による無線通信システムの構成図であ
る。
【図3】この発明の第2実施例による無線チャネル切替
方法の手順を示すフローチャートである。
【図4】従来の無線通信システムにおける無線チャネル
切替方法の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
3a……無線基地局、 3b,3c……周辺セル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の無線チャネルの使用が可能な無
    線端末と、 他の通信エリアに隣接された一定範囲の通信エリアを担
    当し、前記複数個の無線チャネルのうちの1つの無線チ
    ャネルを用いて、前記無線端末との交信を行う無線基地
    局とから構成され、 前記交信における通信品質が劣化した場合において、該
    交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を越
    えている場合には、交信に使用する無線チャネルとし
    て、現在の通信エリアの他の無線チャネルを選択するセ
    ル内チャネル切替を行い、 該交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を
    下回っている場合には、交信相手として、他の通信エリ
    アを担当する無線基地局に接続される無線チャネルを選
    択するセル間チャネル切替を行う無線通信システムにお
    いて、 前記閾値として、現在の通信エリアおよびその周辺の通
    信エリアのトラヒック、干渉、通信エリア移行の履歴に
    より算出した値を用いることを特徴とする無線チャネル
    切替方法。
  2. 【請求項2】 複数個の無線チャネルの使用が可能な無
    線端末と、 他の通信エリアに隣接された一定範囲の通信エリアを担
    当し、前記複数個の無線チャネルのうちの1つの無線チ
    ャネルを用いて、前記無線端末との交信を行う無線基地
    局とから構成され、 前記交信における通信品質が劣化した場合において、該
    交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を越
    えている場合には、交信に使用する無線チャネルとし
    て、現在の通信エリアの他の無線チャネルを選択するセ
    ル内チャネル切替を行い、 該交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を
    下回っている場合には、交信相手として、他の通信エリ
    アを担当する無線基地局に接続される無線チャネルを選
    択するセル間チャネル切替を行う無線通信システムにお
    いて、 前記無線基地局は、 前記複数個の無線チャネルのそれぞれについて、周辺の
    通信エリアから到来する干渉波の受信レベルを測定する
    第1の処理と、 前記干渉波の受信レベルが所定の値以上である無線チャ
    ネルの数を干渉チャネル数として取得する第2の処理
    と、 前記干渉チャネル数が増加すると前記閾値を減少させ、
    前記干渉チャネル数が減少すると前記閾値を増加させる
    第3の処理とを行うことを特徴とする無線チャネル切替
    方法。
  3. 【請求項3】 複数個の無線チャネルの使用が可能な無
    線端末と、 他の通信エリアに隣接された一定範囲の通信エリアを担
    当し、前記複数個の無線チャネルのうちの1つの無線チ
    ャネルを用いて、前記無線端末との交信を行う無線基地
    局とから構成され、 前記交信における通信品質が劣化した場合において、該
    交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を越
    えている場合には、交信に使用する無線チャネルとし
    て、現在の通信エリアの他の無線チャネルを選択するセ
    ル内チャネル切替を行い、 該交信に使用されている交信波の受信レベルが、閾値を
    下回っている場合には、交信相手として、他の通信エリ
    アを担当する無線基地局に接続される無線チャネルを選
    択するセル間チャネル切替を行う無線通信システムにお
    いて、 前記無線端末は、 前記セル内チャネル切替が行われ、かつ、該セル内チャ
    ネル切替後から所定時間以内に、再び通信品質の劣化が
    起こった場合には、前記閾値を増加させ、 前記セル間チャネル切替が行われ、かつ、該セル間チャ
    ネル切替によって選択された無線チャネルが、該セル間
    チャネル切替を行う前に使用していた無線チャネルと同
    じものである場合には、前記閾値を減少させ、 前記セル間チャネル切替が行われ、かつ、該セル間チャ
    ネル切替によって選択された無線チャネルが、該セル間
    チャネル切替を行う前に使用していた無線チャネルと異
    なるものである場合には、前記閾値を増加させることを
    特徴とする無線チャネル切替方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000019761A1 (fr) * 1998-09-30 2000-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Techniques permettant de detecter et d'eviter les interferences
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US9277479B2 (en) 2011-07-27 2016-03-01 Fujitsu Limited Wireless communication system and wireless communication apparatus

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