JPH08265708A - 映像信号処理方法および装置 - Google Patents

映像信号処理方法および装置

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JPH08265708A
JPH08265708A JP7066292A JP6629295A JPH08265708A JP H08265708 A JPH08265708 A JP H08265708A JP 7066292 A JP7066292 A JP 7066292A JP 6629295 A JP6629295 A JP 6629295A JP H08265708 A JPH08265708 A JP H08265708A
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JP
Japan
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video signal
field
line
motion
threshold value
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JP7066292A
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English (en)
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Hidetaka Mizumaki
秀隆 水巻
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶表示装置などで用いられ、インターレー
ス方式の入力映像信号S1を順次走査方式の出力映像信
号S14に変換する映像信号処理装置1において、縦続
接続されたフィールドメモリM1,M2,M3を設け、
M1の出力S2とM3の出力S4とから、レベル差検出
器2は同一画素のフレーム間のレベル差を検出し、レベ
ル比較器3は閾値V1またはV2以上で切換スイッチS
W2をM1側に導通し、閾値未満でM2側に導通する。
SW2からの出力はラインメモリM4で1水平走査周期
の半周期だけずれて出力され、したがって信号S14
は、動き有のときにはM1からの出力となり、動き無の
ときにはM1,M2からの出力となる。本発明では、前
記レベル比較器3における閾値を、前フレームの判定結
果から、切換スイッチSW1によってV1とV2とに切
換えて与える。 【効果】 レベル差が閾値付近で発生する不規則なちら
つきを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の駆動回
路などで好適に実施例され、インターレース方式の映像
信号を順次走査方式、すなわちノンインターレース方式
の映像信号に変換するための映像信号の処理方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC(National Television System
Committee)方式を始めとするテレビジョン放送の走査
方式は、水平走査線を1本おきに順次飛越して走査する
インターレース方式が前提となっている。したがって、
現在のテレビジョン受信機に広く用いられている陰極線
管ディスプレイでは、前記インターレース方式によって
映像の表示を行っている。しかしながら、ちらつきの少
ない画像を得るために前記陰極線管方式のディスプレイ
の一部および液晶ディスプレイでは、前記水平走査線を
1本ずつ順に走査してゆく順次走査方式で映像の表示が
行われている。したがってこのような順次走査方式での
表示のためには、インターレース方式の映像信号を順次
走査方式の映像信号に変換する必要がある。
【0003】しかしながらその変換にあたって、インタ
ーレース方式では前述のような飛越し走査であるため
に、1フィールド当り、有効表示画面中の半分の映像信
号しか得ることができない。このため前記変換にあたっ
ては、走査されないラインの映像信号を補間する必要が
ある。
【0004】前記補間には、大別して2つの方法が用い
られている。まず、第1の方法は、図6で示すように、
現在のフィールドの走査線2E3,2E4,2E5,…
間に、前回のフィールドにおける走査線2O3,2O
4,2O5,…のデータを補間するフィールド補間法で
ある。第2の方法は、図7で示すように、現在のフィー
ルドの走査線2O2,2O3,2O4,2O5,…間の
走査線1E3,1E4,1E5,…のデータとして、隣
接する走査線2O2,2O3,2O4,…のデータを補
間するライン補間法である。
【0005】ただし、「O」は奇数フィールドであるこ
とを表し、「E」は偶数フィールドであることを表し、
それらの左側の添数字はフィールド番号を表し、右側の
添数字はライン番号を表す。
【0006】しかしながら、図6で示すフィールド補間
では、映像の動きが激しいと、図8で示すように隣接ラ
イン間でずれが生じ、映像が歪んでしまうという問題が
ある。この図8では、「H」という文字を表示するにあ
たって、1フィールド当り参照符α1で示す1画素分の
動きが生じている例を示している。
【0007】これに対して、前記ライン補間では、フィ
ールド毎に全ての表示映像が入代わるために動画表示に
は適しているけれども、2ラインに亘って同じデータが
表示されることになり、斜め線の解像度が劣化するとい
う問題がある。すなわち、図9で示すように、たとえば
三角形を表示するにあたって、静止画像であっても、フ
ィールド補間では、参照符α2で示すような近似した画
像が得られるのに対して、このライン補間では、参照符
α3で示すように粗い画像しか得ることができない。
【0008】したがって、上述のような2つの補間方法
を併用するようにした典型的な従来技術が、特開昭63
−156487号公報で示されており、その従来技術に
よる映像信号処理装置11の構成を図10に示す。
【0009】この映像信号処理装置11は、相互に並列
に接続された2つのフィールドメモリm1,m2を備え
ており、フィールドメモリm1は奇数フィールド用であ
り、フィールドメモリm2は偶数フィールド用であり、
それぞれ相互に連動して切換制御される切換スイッチs
w1,sw2によって、いずれか一方が書込中であると
きには、いずれか他方が読出中となるように制御され
る。したがって、入力側の切換スイッチsw1の共通接
点は入力端子p1に接続されており、出力側の切換スイ
ッチsw2の共通接点は出力端子p2側の切換スイッチ
sw3の一方の個別接点に接続されている。
【0010】また、前記入力端子p1は、切換スイッチ
sw4を介して、一対のラインメモリm3またはm4に
選択的に接続される。ラインメモリm3,m4は、いず
れか一方が書込状態であるときには、いずれか他方が読
出状態となり、したがってこれらから読出された映像信
号は前記切換スイッチsw4と連動する切換スイッチs
w5を介して出力され、前記切換スイッチsw3の他方
の個別接点に入力される。
【0011】前記ラインメモリm3,m4と同様にライ
ンメモリm5,m6が設けられており、これらのライン
メモリm5またはm6には、切換スイッチsw6からs
w7を介して、前記フィールドメモリm1またはm2か
らの映像信号が選択的に入力される。ラインメモリm5
またはm6からの映像信号は、前記切換スイッチsw7
に連動する切換スイッチsw8によって読出されて、レ
ベル比較器12の一方の入力に与えられる。このレベル
比較器12の他方の入力には、前記切換スイッチsw5
を介して、ラインメモリm3またはm4からの映像信号
が入力される。
【0012】図11は上述のような映像信号処理装置1
1において、入力端子p1に奇数フィールドの映像信号
が入力されているときの動作を説明するための波形図で
あり、図12は偶数フィールドの映像信号が入力されて
いるときの動作を説明するための波形図である。これら
図11および図12において、1Hは入力端子p1に入
力される映像信号の1水平走査周期(1ライン)を示
し、1hは出力端子p2から出力される映像信号の1水
平走査周期を表し、インターレース方式の入力映像信号
を順次走査方式の出力映像信号とするために、入力映像
信号に対して出力映像信号は2倍の信号レートとなる。
【0013】図10および図11を参照して、入力端子
p1から入力された映像信号s1は、切換スイッチsw
1を介してフィールドメモリm1に入力されており、こ
のフィールドメモリm1はストア内容の更新に伴って、
順次、映像信号s2を切換スイッチsw2の一方の個別
接点および切換スイッチsw6の一方の個別接点に出力
してゆく。このとき、フィールドメモリm2へは前記映
像信号s1が入力されておらず、したがって該フィール
ドメモリm2は更新することなく、1水平走査周期1H
の後半の半周期で、映像信号s3を切換スイッチsw2
の他方の個別接点及び切換スイッチsw6の他方の個別
接点に出力している。
【0014】一方、前記映像信号s1は、1水平走査周
期1H毎に切換スイッチsw4で切換えられて、ライン
メモリm3またはm4に選択的に入力されており、これ
らのラインメモリm3,m4は、切換スイッチsw4と
遮断され、切換スイッチsw5と導通すると、ストアし
ている映像信号s4を、1水平走査周期1H内で2回ず
つ、すなわち1h毎に読出す。
【0015】また同様に、ラインメモリm5,m6は、
切換スイッチsw6,sw7によって入力される映像信
号s2またはs3を、1ラインだけ遅延して、かつ1水
平走査周期1H当り2回読出す映像信号s5を出力す
る。前記切換スイッチsw6は、入力端子p1に奇数フ
ィールドの映像信号が入力されているときにはフィール
ドメモリm1側に導通し、偶数フィールドの映像信号が
入力されているときにはフィールドメモリm2側に導通
する。したがって、前記映像信号s5は、前記映像信号
s4に対して、同一のラインの1フレームだけ以前の映
像信号となる。
【0016】したがって、レベル比較器12は、これら
2つの映像信号s4,s5を相互に比較し、両者のレベ
ル差が予め定める閾値以上であるときには、動き有と判
定して、出力信号s6をハイレベルに保持し、前記閾値
未満であるときには、動き無と判定して、前記出力信号
s6を1水平走査周期1h毎にハイレベルとローレベル
とに交互に切換えて出力する。前記切換スイッチsw3
は、出力信号s6がハイレベルであるときには、他方の
個別接点、すなわちラインメモリm3,m4側に導通
し、ローレベルであるときには一方の個別接点、すなわ
ち切換スイッチsw2側に導通する。
【0017】したがって、前記映像信号s7には、動き
無であるときには1水平走査周期1h毎に奇数フィール
ドの映像信号と偶数フィールドの映像信号とが交互に出
力され、これに対して動き有のときには2水平走査周期
2hに亘って共通に奇数フィールドの映像信号が出力さ
れる。
【0018】同様に偶数フィールドであるときには、各
部の映像信号および出力信号は、前記図11に類似して
図12で示すようになり、動き有のときに映像信号s7
には、2水平走査周期2hに亘って、偶数フィールドの
映像信号が読出されることになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のような映像信号
処理装置11では、補間方法を切換えるにあたって、動
き有無の判定を、現フレームと前フレームとの同一画素
同士の映像信号のレベル差を予め定める閾値と比較して
行っており、したがって前記レベル差がこの閾値付近に
あるときには、映像信号に重畳されてしまうノイズによ
って動き有と判定されてしまうことがあり、また判定結
果が安定せず、表示画像にちらつきが生じてしまうとい
う問題がある。
【0020】すなわち図13で示すように、たとえば表
示画面上に3×3画素の静止した画像を表示した場合を
考えると、該静止画像のレベル変化はなく、これに対し
て背景画像のレベルが少しずつ変化しているものとす
る。たとえば、該静止画像に隣接する背景画像の画素β
1のレベル変化が前記閾値付近であるとすると、画素β
1が補間画素であるときには、隣接する画素β2が動き
検出画素となり、したがって静止画像であるので、該画
素β2と画素β1とは個別の表示となり、この図13
(a)で示すように、静止画像は3×3の塊として表示
される。
【0021】これに対して、画素β1が動き検出画素と
なり、動き有と判定された場合には、ライン補間によっ
て画素β2は該画素β1と同様の表示が行われ、図13
(b)で示すように、前記塊の一部が欠けた画像とな
る。また、画素β1が動き無と判定された場合には、前
記図13(a)で示す画像となる。
【0022】したがって、画素β1が動き有と判定され
ると、図13(a)で示す画像と、図13(b)で示す
画像とがフィールド毎に切換わる。この場合、1フィー
ルド毎に規則正しく切換わると、目視した結果にはあま
り違和感が生じることはない。これに対して、動き検出
結果が不規則に切換わると、図13(a)で示す画像と
図13(b)で示す画像との切換わりと、または図13
(a)で示す画像のみのように、表示パターンが切換わ
り、ちらつきが現れる。
【0023】本発明の目的は、インターレース方式の映
像信号を順次走査方式の映像信号に変換するにあたっ
て、ちらつきを抑えることができる映像信号処理方法お
よび装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号処理方法は、映像信号源から供給されるインター
レース方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換
する映像信号処理方法において、相互に縦続接続される
第1、第2および第3のフィールドメモリによって、そ
れぞれ入力されている映像信号の各水平走査ラインの1
フィールド以前の対応する水平走査ラインの映像信号を
1水平走査周期の前半の半周期で出力し、前記第1およ
び第3のフィールドメモリからの映像信号の相互に対応
する画素の信号レベルを比較し、レベル差が予め定める
閾値以上であるときには動き有と判定して切換手段を介
して前記第1または第2のフィールドメモリのいずれか
一方側からの映像信号を出力し、前記レベル差が前記閾
値未満であるときには動き無と判定して切換手段によっ
て前記第1または第2のフィールドメモリからの映像信
号を1ライン分ずつ交互に出力し、前記切換手段からの
映像信号を1水平走査周期の半周期だけ遅延し、前記第
1または第2のフィールドメモリのうちの前記一方側か
らの映像信号に前記遅延した映像信号を加算して出力
し、かつ、前記判定の結果が、動き無から動き有に切換
わったときには前記閾値を小さくし、動き有から動き無
に切換わったときには前記閾値を大きくすることを特徴
とする。
【0025】また請求項2の発明に係る映像信号処理装
置は、映像信号源から供給されるインターレース方式の
映像信号を順次走査方式の映像信号に変換する映像信号
処理装置において、相互に縦続接続され、1フィールド
分の記憶容量を有し、入力されている映像信号の各水平
走査ラインの1フィールド以前の対応する水平走査ライ
ンの映像信号を、1水平走査周期の前半の半周期で出力
する第1、第2および第3のフィールドメモリと、前記
第1または第2のフィールドメモリからの映像信号を選
択的に出力する切換手段と、前記第1および第3のフィ
ールドメモリからの映像信号の相互に対応する画素の信
号レベルを比較し、レベル差が予め定める閾値以上であ
るときには動き有と判定して前記切換手段を前記第1ま
たは第2のフィールドメモリのいずれか一方側に固定
し、前記レベル差が前記閾値未満であるときには動き無
と判定して前記切換手段を前記第1または第2のフィー
ルドメモリ側に1ライン毎に交互に切換える比較手段
と、前記切換手段からの映像信号を1ライン分だけ記憶
することができ、1水平走査周期の前半の半周期で入力
された映像信号を後半の半周期に出力するラインメモリ
と、前記第1または第2のフィールドメモリのうちの前
記一方側からの映像信号に、前記ラインメモリからの映
像信号を加算して出力する加算手段と、前記比較手段で
の判定結果が、動き無から動き有に切換わったときには
前記閾値を小さくし、動き有から動き無に切換わったと
きには前記閾値を大きくする閾値切換手段とを含むこと
を特徴とする。
【0026】
【作用】請求項1の発明に従えば、インターレース方式
の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換するにあた
って、相互に縦続接続された第1、第2および第3の3
つのフィールドメモリによって、入力されている映像信
号を1フィールドずつ遅延してゆく。このとき、書込に
対して読出の速度を2倍とし、すなわち現在入力されて
いる映像信号の各水平走査ラインに対して、1フィール
ド以前の対応する水平走査ラインの映像信号を、1水平
走査周期の前半の半周期で出力してゆく。
【0027】また動きの有無の判定は、第1および第3
のフィールドメモリからの映像信号、すなわち相互に1
フレームのずれのある映像信号の相互に対応する画素の
信号レベル同士を比較し、レベル差が予め定める閾値以
上であるか否かに対応して行う。その判定結果から、動
き有と判定したときには切換手段によって前記第1また
は第2のフィールドメモリのいずれか一方側からの映像
信号を固定して出力し、また動き無と判定したときには
第1または第2のフィールドメモリからの映像信号を1
ライン分ずつ交互に出力する。
【0028】一方、前記切換手段からの映像信号は、ラ
インメモリなどによってインターレース方式の1水平走
査周期の半周期だけ遅延されており、すなわち順次走査
方式の1水平走査周期分だけ遅延されている。したがっ
てこの遅延された映像信号は、インターレース方式の1
水平走査周期の後半の半周期に相当し、この映像信号に
前記第1または第2のフィールドメモリのうちの前記一
方側からの映像信号が、すなわち前半の半周期の映像信
号が加算されて出力される。
【0029】こうして、動き無と判定されたときには、
順次走査方式の1水平走査周期毎に奇数フィールドの映
像信号と偶数フィールドの映像信号とが交互に出力さ
れ、これに対して動き有と判定されたときには、奇数フ
ィールドの映像信号または偶数フィールドの映像信号が
2ラインに亘って出力される。
【0030】このような映像信号処理方法において、本
発明では、前記閾値を、今回の判定結果が動き無から動
き有に切換わったときには小さな値に変更し、動き有か
ら無に切換わったときには大きな値に変更する。したが
って、一旦、たとえば動き無から動き有に切換わってし
まうと、前記レベル差がほとんど変化しなくても、動き
有から動き無へは切換わりにくくなり、こうして閾値に
ヒステリシス特性を持たせる。
【0031】したがって、順次走査方式の各ラインが、
該各ラインのレベル差が閾値付近となって、検出ライン
となるかまたは補間ラインとなるかによって不規則にレ
ベルが変化してしまうことを抑えて、ちらつきの発生を
抑えることができる。
【0032】また、請求項2の発明に従えば、インター
レース方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換
するにあたって、入力される映像信号を1フィールドず
つ順次遅延してゆく第1、第2および第3のフィールド
メモリと、奇数フィールドの映像信号と偶数フィールド
の映像信号とを切換える切換手段と、動き有無の判定を
行う比較手段と、1ラインのインターレース方式の映像
信号を2ラインの順次走査方式の映像信号に補間するた
めのラインメモリと、インターレース方式の前半の半周
期において前記切換手段からの映像信号を出力し、後半
の半周期に前記ラインメモリからの映像信号を出力する
加算手段と、前記比較手段における動き有無の判定のた
めの閾値を切換えるための閾値切換手段とを設ける。
【0033】前記第1〜第3の各フィールドメモリは、
相互に縦続接続されており、1フィールド分の記憶容量
を有する。また、映像信号の入力に伴って、各水平走査
ラインの1フィールド以前の対応する水平走査ラインの
映像信号を、1水平走査周期の前半の半周期で出力す
る。すなわち、第1のフィールドメモリに映像信号が入
力されると、その入力されている映像信号の1水平走査
周期毎に、各水平走査ラインの1フィールド以前の対応
する水平走査ラインの映像信号が第2のフィールドメモ
リに出力されてストアされる。同様に、第2のフィール
ドメモリで遅延された映像信号が第3のフィールドメモ
リにストアされる。
【0034】前記比較手段は、第1および第3のフィー
ルドメモリからの映像信号、すなわち1フレームずれた
映像信号の相互に対応する画素の信号レベルを比較し、
レベル差が予め定める閾値以上であるときには、動き有
と判定して、前記切換手段を固定して、第1または第2
のフィールドメモリのいずれか一方側からの映像信号の
みを出力させる。これに対して、前記レベル差が前記閾
値未満であるときには、動き無と判定して、切換手段に
第1または第2のフィールドメモリからの映像信号を1
ライン毎に交互に出力させる。
【0035】この切換手段からの映像信号は、インター
レース方式の1水平走査周期における前半の半周期に得
られる順次走査方式のための映像信号であり、該映像信
号がラインメモリによって前記半周期だけ遅延されて、
1水平走査周期の後半の半周期に対応するように出力さ
れている。加算手段は、前記第1または第2のフィール
ドメモリのうちの前記一方側からの映像信号、すなわち
前記前半の半周期の映像信号に、ラインメモリからの映
像信号、すなわち後半の半周期の映像信号を加算して出
力する。
【0036】こうして、動き無と判定されているときに
は、順次走査方式の映像信号は1ライン毎に奇数フィー
ルドと偶数フィールドとに切換えられており、これに対
して動き有と判定されているときには、順次走査方式の
映像信号には奇数フィールドまたは偶数フィールドの映
像信号が2ラインに亘って出力される。
【0037】また前記閾値切換手段は、比較手段での判
定結果が動き無から動き有に切換わったときには、次回
の閾値を今回の閾値よりも小さくし、動き有から動き無
に切換わったときには前記閾値を小さくする。したがっ
て、前記レベル差が前記閾値付近であるときには、一
旦、たとえば動き無から動き有に切換わると、動き有か
ら動き無には切換わりにくくなり、閾値にヒステリシス
特性を持たせることができる。
【0038】こうして、各画素の補間画素と検出画素と
の切換わりに対して、動きの少ないときにおけるフィー
ルド補間と、動きの激しいときにおけるライン補間との
不規則な切換わりを抑えることができ、表示画像のちら
つきを抑えることができる。
【0039】
【実施例】本発明の一実施例について、図1〜図5に基
づいて説明すれば以下のとおりである。
【0040】図1は、本発明の一実施例の映像信号処理
装置1の電気的構成を示すブロック図である。この映像
信号処理装置1は、たとえば液晶テレビジョン装置のた
めに用いられ、したがって入力端子P1からは、NTS
C方式のテレビジョン放送の受信信号がR,GまたはB
の三原色の各色信号に分離されて入力されており、した
がってこの図1と同様の構成が3組共通に設けられるこ
とになる。なお、このような映像信号処理は、コンポジ
ット映像信号のままで行われてもよい。
【0041】この映像信号処理装置1は、大略的に、相
互に縦続接続された3つのフィールドメモリM1,M
2,M3と、各画素の動きを検出するためのレベル差検
出器2と、検出されたレベル差を予め定める閾値と比較
して動きの有無を判定するレベル比較器3と、前記閾値
を選択的に切換える切換スイッチSW1と、前記レベル
比較器での比較結果に対応してフィールド補間とライン
補間とを切換える切換スイッチSW2と、順次走査方式
のための補間用の映像信号を作成するラインメモリM4
と、フィールドメモリM1からの映像信号とラインメモ
リM4からの映像信号とを加算して出力する切換スイッ
チSW3とを備えて構成されている。
【0042】前記フィールドメモリM1〜M3は、イン
ターレース方式の映像信号を1フィールドに亘って記憶
することができるメモリ容量を有しており、入力されて
いる映像信号の各水平走査ラインの1フィールド以前の
対応する水平走査ラインの映像信号を、1水平走査周期
毎に、前半の半周期で出力する。すなわち、フィールド
メモリM1は、入力される映像信号の書込時に対して、
読出時には2倍の速度とされる。
【0043】こうして順次遅延されてゆく映像信号のう
ち、フィールドメモリM1からの映像信号と、フィール
ドメモリM3からの映像信号とは、レベル差検出器2に
おいて、両者のレベル差が検出される。すなわち、1フ
レームずれて相互に対応する画素のレベル差が求められ
る。その検出結果がレベル比較器3において予め定める
閾値と比較され、閾値以上であるときには動き有と判定
されて切換スイッチSW2はフィールドメモリM1側に
固定され、これに対して前記閾値未満であるときには動
き無と判定されて切換スイッチSW2は各ライン毎に切
換えられる。
【0044】こうしてラインメモリM4へは、インター
レース方式の映像信号の1水平走査周期の前半の半周期
において書込が行われ、後半の半周期において読出が行
われる。このラインメモリM4からの映像信号と前記フ
ィールドメモリM1からの映像信号とは、前記NTSC
方式の映像信号の前記R,G,Bの3原色の色信号への
変換時などに作成されて入力端子P4から入力される水
平同期信号に応答して、切換信号生成回路4によって、
順次走査方式の映像信号の1水平走査周期毎に切換えら
れて出力端子P5へ出力される。
【0045】なお、本発明では、前記レベル比較器3に
おける前記閾値は、フィールドメモリM3からの切換信
号に応答して切換スイッチSW1が切換えられることに
よって、第1のレベルV1と、第2のレベルV2とに切
換が行われる。
【0046】図2は、上述のように構成された映像信号
処理装置1の入力端子P1に奇数フィールドの映像信号
が入力されているときの動作を説明するための波形図で
ある。入力端子P1への映像信号S1の入力に応答し
て、各フィールドメモリM1,M2,M3からは、1フ
ィールド以前に入力された映像信号が、インターレース
方式の映像信号の1水平走査周期1Hの前半の半周期に
おいて、それぞれ映像信号S2,S3,S4として出力
されている。したがって、レベル差検出器2の出力信号
S5には、フィールドメモリM1からの映像信号S2
と、フィールドメモリM3からの映像信号S4との差の
絶対値を表すレベル差信号S5が導出され、レベル比較
器3へ出力される。
【0047】一方、レベル比較器3へはまた、後述する
ような切換スイッチSW1の切換状態に対応して、入力
端子P2に入力される第1の閾値V1と、入力端子P3
に入力される第2の閾値V2とが選択的に切換られた閾
値信号S6が入力されている。レベル比較器3は、前記
閾値信号S6による前記閾値V1またはV2よりも前記
レベル差信号S5のレベルが小さいときには、動き無と
判定し、切換スイッチSW2への切換信号S7をローレ
ベルとする。これに対して、前記レベル差信号S5のレ
ベルが閾値信号S6による閾値V1,2以上であるとき
には、前記切換信号S7をハイレベルとする。
【0048】前記切換信号S7はまた、フィールドメモ
リM2に入力されており、このフィールドメモリM2に
おける前記映像信号の記憶領域とは個別に設けられた記
憶領域において、インターレース方式の映像信号の1水
平走査周期1Hだけ遅延されて、切換信号S8として前
記フィールドメモリM3へ出力される。フィールドメモ
リM3は、前記フィールドメモリM2と同様に、前記切
換信号S8を1水平走査周期1Hだけ遅延して、切換信
号S9として前記切換スイッチSW1へ出力する。
【0049】切換スイッチSW1は、前記切換信号S9
がハイレベルであるときには、入力端子P2側に導通し
て比較的小さい閾値V1を選択し、これに対してローレ
ベルであるときには、入力端子P3側に導通して比較的
大きい閾値V2を選択する。したがって、映像信号S2
から見ると、切換信号S9は1フレームだけ以前の動き
検出結果を表している。
【0050】したがって、この図2で示すように、前フ
レームにおいて、たとえばライン2E4と前々フレーム
のライン1E4とのレベル差が閾値V2以上となって切
換信号S7が動き有を表すハイレベルとなると、その切
換信号S7は遅延されて切換信号S9となり、今回のフ
レームのライン3E4と、前フレームのライン2E4と
のレベル差のための閾値はV1となる。この閾値V1は
前述のように閾値V2よりも小さく、したがって現フレ
ームについても動き有と判定されやすくなり、こうして
前記閾値V1,V2にヒステリシス特性を設けることが
できる。
【0051】前記切換スイッチSW2は、前記切換信号
S7がローレベルであるときにはフィールドメモリM2
側に導通し、ハイレベルであるときにはフィールドメモ
リM1側に導通する。したがって、ラインメモリM4へ
の映像信号S10は、動き無と判定されているときには
映像信号S3となり、動き有と判定されているときには
映像信号S2となる。
【0052】前記ラインメモリM4からの映像信号S1
1と、フィールドメモリM1からの直接の映像信号S2
とが、前記入力端子P4からの水平同期信号S12に応
答した切換信号生成回路4からの切換信号S13による
切換スイッチSW3の切換動作によって、順次走査方式
の1水平走査周期1h毎に切換られて、出力端子P5へ
映像信号S14が出力される。
【0053】したがって、図3(a)で示されるフィー
ルドメモリM2にストアされている映像信号と、図3
(b)で示すフィールドメモリM1にストアされている
映像信号とから、上述のようなフレーム補間とフィール
ド補間との切換によって、出力端子P5から出力される
映像信号S14は図3(c)で示すようになる。
【0054】同様に、入力端子P1から偶数フィールド
の映像信号が入力されているときの波形図を図4に示
す。この図4で示されるように、比較的小さい閾値V1
において、前フィールドのライン2O3と、そのライン
2O3の1フィールド以前の対応するライン1O3との
レベル差が、この閾値V1以上であるときには同一ライ
ン2O3の映像信号が順次走査方式の2水平走査周期に
亘って繰返し読出される。また、閾値V1に対して、前
フィールドのライン2O4とそのライン2O4の1フレ
ーム以前のライン1O4とのレベル差が、該閾値V1未
満であるときには、次フレームにおける閾値はV2とさ
れ、ライン3O4と2O4とのレベル差がこの閾値V2
と比較される。
【0055】したがって、図5(a)で示されるフィー
ルドメモリM2にストアされている映像信号と、図5
(b)で示すフィールドメモリM1にストアされている
映像信号とから、前述のようなフレーム補間とフィール
ド補間との切換によって、出力端子P5から出力される
映像信号S14は図5(c)で示すようになる。
【0056】このように本発明に従う映像信号処理装置
1では、インターレース方式の映像信号S1を順次走査
方式の映像信号S14に変換するにあたって、フレーム
間の同一画素のレベル差をレベル弁別してフィールド補
間とライン補間とを切換える閾値を、前記レベル差が比
較的大きい閾値V2以上となって動き有と判定されたと
きには、次回の閾値を比較的小さい閾値V1として、前
記レベル差のレベル変化が小さくても判定結果を安定さ
せるようにし、同様に前記レベル差が比較的小さい閾値
V1未満となって動き無と判定されたときには、次回の
閾値を比較的大きい閾値V2とする。したがって、前記
レベル差が、その変化が小さく、かつ閾値V1またはV
2付近であっても、一旦切換わると復帰しにくくなり、
こうして映像信号に混入するノイズなどによる影響に対
しても、動き有無の判定結果を安定させ、ちらつきを抑
えることができる。
【0057】また、上述のようなちらつきの抑止を、図
10で示す従来技術と比較しても、大がかりな構成を付
加することなく、したがって低コストで実現することが
できる。
【0058】前記閾値V1,V2は、その少なくともい
ずれか一方を、該映像信号処理装置1の外部から任意に
設定可能としてもよく、また予め定める基準値に対する
差分値を入力するようにしてもよい。さらにまた、前記
閾値V1,V2は、基準となる閾値を共通の固定値と
し、外部から両閾値V1,V2の差分値を入力するよう
にしてもよく、また前記差分値を固定値とし、基準値を
外部から入力するようにしてもよい。
【0059】本発明は、液晶表示装置の映像信号処理回
路だけでなく、陰極線管を用いた表示装置などの、高解
像度な表示を可能とする順次走査方式が用いられる他の
機器にも好適に実施することができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明に係る映像信号処理方法
は、以上のように、インターレース方式の映像信号を順
次走査方式の映像信号に変換するにあたって、隣接する
ラインのデータを補間するためにフィールド補間とフレ
ーム補間とを切換える閾値に、ヒステリシス特性を与え
る。
【0061】それゆえ、入力される映像信号の各ライン
の画素のフレーム間でのレベル差がほとんど変化しなく
ても、一旦補間方法を切換えてしまうと、閾値が変化し
て、反対には切換わりにくくなり、各ラインが検出ライ
ンとなるか、または補間ラインとなるかによって、その
ラインのレベルが不規則に変化してしまうことを抑え
て、ちらつきの発生を抑えることができる。
【0062】また請求項2の発明に係る映像信号処理装
置は、以上のように、インターレース方式の映像信号を
順次走査方式の映像信号に変換するにあたって、隣接す
るラインのデータを補間するためにフィールド補間とフ
レーム補間とを切換える閾値に、ヒステリシス特性を与
える。
【0063】それゆえ、入力される映像信号の各ライン
の画素のフレーム間でのレベル差がほとんど変化しなく
ても、一旦補間方法を切換えてしまうと、閾値が変化し
て、反対には切換わりにくくなり、各ラインが検出ライ
ンとなるか、または補間ラインとなるかによって、その
ラインのレベルが不規則に変化してしまうことを抑え
て、ちらつきの発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の映像信号処理装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示す映像信号処理装置に奇数フィールド
の映像信号が入力されているときの動作を説明するため
の波形図である。
【図3】図2で示される動作による映像信号の補間動作
を説明するための図である。
【図4】図1で示す映像信号処理装置に偶数フィールド
の映像信号が入力されているときの動作を説明するため
の波形図である。
【図5】図4における映像信号の補間動作を説明するた
めの図である。
【図6】インターレース方式の映像信号の順次走査方式
の映像信号への変換をフィールド補間によって実現した
場合の表示画面の例を示す図である。
【図7】前記インターレース方式の映像信号の順次走査
方式の映像信号への変換をライン補間で行った場合の表
示画面の例を示す図である。
【図8】前記フィールド補間による問題点を説明するた
めの表示画面の例を示す図である。
【図9】前記ライン補間による問題点を説明するための
表示画面の例を示す図である。
【図10】典型的な従来技術の映像信号処理装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図11】前記図10で示す映像信号処理装置に奇数フ
ィールドの映像信号が入力されているときの動作を説明
するための波形図である。
【図12】前記図10で示す映像信号処理装置に偶数フ
ィールドの映像信号が入力されているときの動作を説明
するための波形図である。
【図13】前記図10で示す従来技術の問題点を説明す
るための表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1 映像信号処理装置 2 レベル差検出器(比較手段) 3 レベル比較器(比較手段) 4 切換信号生成回路 M1 フィールドメモリ M2 フィールドメモリ M3 フィールドメモリ M4 ラインメモリ SW1 切換スイッチ(閾値切換手段) SW2 切換スイッチ(切換手段) SW3 切換スイッチ(加算手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号源から供給されるインターレース
    方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換する映
    像信号処理方法において、 相互に縦続接続される第1、第2および第3のフィール
    ドメモリによって、それぞれ入力されている映像信号の
    各水平走査ラインの1フィールド以前の対応する水平走
    査ラインの映像信号を1水平走査周期の前半の半周期で
    出力し、 前記第1および第3のフィールドメモリからの映像信号
    の相互に対応する画素の信号レベルを比較し、レベル差
    が予め定める閾値以上であるときには動き有と判定して
    切換手段を介して前記第1または第2のフィールドメモ
    リのいずれか一方側からの映像信号を出力し、前記レベ
    ル差が前記閾値未満であるときには動き無と判定して切
    換手段によって前記第1または第2のフィールドメモリ
    からの映像信号を1ライン分ずつ交互に出力し、 前記切換手段からの映像信号を1水平走査周期の半周期
    だけ遅延し、 前記第1または第2のフィールドメモリのうちの前記一
    方側からの映像信号に前記遅延した映像信号を加算して
    出力し、かつ、 前記判定の結果が、動き無から動き有に切換わったとき
    には前記閾値を小さくし、動き有から動き無に切換わっ
    たときには前記閾値を大きくすることを特徴とする映像
    信号処理方法。
  2. 【請求項2】映像信号源から供給されるインターレース
    方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換する映
    像信号処理装置において、 相互に縦続接続され、1フィールド分の記憶容量を有
    し、入力されている映像信号の各水平走査ラインの1フ
    ィールド以前の対応する水平走査ラインの映像信号を、
    1水平走査周期の前半の半周期で出力する第1、第2お
    よび第3のフィールドメモリと、 前記第1または第2のフィールドメモリからの映像信号
    を選択的に出力する切換手段と、 前記第1および第3のフィールドメモリからの映像信号
    の相互に対応する画素の信号レベルを比較し、レベル差
    が予め定める閾値以上であるときには動き有と判定して
    前記切換手段を前記第1または第2のフィールドメモリ
    のいずれか一方側に固定し、前記レベル差が前記閾値未
    満であるときには動き無と判定して前記切換手段を前記
    第1または第2のフィールドメモリ側に1ライン毎に交
    互に切換える比較手段と、 前記切換手段からの映像信号を1ライン分だけ記憶する
    ことができ、1水平走査周期の前半の半周期で入力され
    た映像信号を後半の半周期に出力するラインメモリと、 前記第1または第2のフィールドメモリのうちの前記一
    方側からの映像信号に、前記ラインメモリからの映像信
    号を加算して出力する加算手段と、 前記比較手段での判定結果が、動き無から動き有に切換
    わったときには前記閾値を小さくし、動き有から動き無
    に切換わったときには前記閾値を大きくする閾値切換手
    段とを含むことを特徴とする映像信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507368B1 (en) 1999-01-29 2003-01-14 Canon Kabushiki Kaisha Control of image signals in liquid crystal displays
JP2005037899A (ja) * 2003-06-27 2005-02-10 Hitachi Displays Ltd 表示装置の駆動方法及び表示装置

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US6507368B1 (en) 1999-01-29 2003-01-14 Canon Kabushiki Kaisha Control of image signals in liquid crystal displays
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