JPH08265166A - 高速可変長符号復号化装置 - Google Patents

高速可変長符号復号化装置

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JPH08265166A
JPH08265166A JP8088827A JP8882796A JPH08265166A JP H08265166 A JPH08265166 A JP H08265166A JP 8088827 A JP8088827 A JP 8088827A JP 8882796 A JP8882796 A JP 8882796A JP H08265166 A JPH08265166 A JP H08265166A
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1クロックサイクルに2つの符号語を復号
化することのできる高速可変長符号(VLC)復号化装
置を提供すること。 【解決手段】 本発明のVLC復号化装置は、ウィン
ドウ制御信号に応じて第1ウィンドウ出力ビット列を生
成する第1バレルシフタと、符号語長さに応じて第2ウ
ィンドウ出力ビット列を生成する第2バレルシフタと、
第2ウィンドウ出力ビット列を半クロックサイクルの間
ラッチして復号化出力ビット列として出力するリレー回
路と、復号化出力ビット列の第1ビットから始まる符号
語のプリフィックスコードに応じて符号語長さとプリフ
ィックスコード長さを生成する第1ルックアップ表と、
プリフィックスコード長さに応答してコード値を生成す
る第3バレルシフタと、符号語長さとコード値に応じて
固定長さワードを復号化する第2ルックアップ表と、ウ
ィンドウ制御信号を生成する累算ブロックとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変長符号復号化装
置(VLCデコーダと呼ぶこともある)に関し、特に、
クロックサイクルごとに2つの符号語を復号化すること
によって、高速復号化動作を行い得る改善された可変長
符号復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変長符号化法は、無損失データ圧縮の
ためにしばしば用いられている方法である。より詳しく
は、この方法はデータの統計値に基づいて、一定長のデ
ータを可変長符号語に変換するのに用いられる。可変長
符号語のコード長(符号語長さ)は、より短い符号語は
より頻繁に発生するデータを表し、より長い符号語は比
較的発生頻度の低いデータを表すように定められる。可
変長符号語を全ての可能なソースデータのライブラリに
適宣に割り当てることによって、その可変長符号語の平
均ワード長が元のソースデータのワード長より短くな
り、データ圧縮を効果的に実現することができる。
【0003】これに関連して、ハフマン符号化法が、統
計的性質が既知のデータに対して最小冗長性の可変長コ
ードを構成するのによく用いられる。一般に、符号化過
程はテーブルをアドレス指定するのに入力データをテー
ブルにアドレス指定するルックアップテーブルを用いて
実現し得る。符号語及びワード長情報はテーブルの内容
として格納され、バッファを介して一定のデータレート
で順次データチャネル上へ出力される。
【0004】しかし、受信側における復号化過程は、符
号化過程よりはるかに複雑である。コード長が可変的で
あるため、各符号語はソースのシンボルに復号化される
前に受信されたビットストリングから分離されなければ
ならない。その結果、可変長デコーダは可変長エンコー
ダより複雑になる。
【0005】送られてくる一連の可変長符号語を復号化
するための復号化装置が幾つか提示されているが、その
うち、1990年2月6日にGary Kahanに付
与された米国特許第4,899,149号明細書に開示
されているツリー探索アルゴリズムを用いる可変長コー
ド(VLC)デコーダがよく用いられる。このVLCデ
コーダにおいて、VLCは符号語が葉(または、ターミ
ナルノードとも称する)となるツリー構造により表現さ
れる。復号化過程はコードツリーのルートから始まっ
て、受信されたビットストリームにより各ノードで2つ
のブランチのうちの一つを選択するように誘導される。
葉(即ち、符号語)に至ると、符号語が検出され、残り
のビットストリームから分離される。このような形態の
復号化装置は、ツリーに対応する論理回路及びコードツ
リーをたどるための制御回路を有する。しかしながら、
このような方法は、コードツリーを用いるビット単位の
探索方法が復号化された各シンボルに対して必要である
ため、特に、長い符号語の場合に動作速度が遅くなる。
【0006】動作速度を向上させるべく提示されたVL
Cデコーダのうちの一つに、1992年12月22日に
Ming−Ting Sunらに付与された米国特許第
5,173,695号と第5、245、338号明細書
に開示されているようなルックアップ表に基づくVLC
デコーダがある。このようなデコーダは、ビットストリ
ームを一定長のデータセグメントとして記憶する入力バ
ッファメモリから供給される連続したビットを格納する
ための最大符号語長と等しい長さのビット格納能力を有
する2つのカスケード接続されたラッチ回路と、これら
の2つのラッチ回路に接続されており、最大符号語長と
同一長の復号化ウィンドウ出力を発生するバレルシフタ
と、最大符号語長を法として順に復号化された可変長符
号語のコード長を累算する累算器と、復号化ウィンドウ
出力に含まれる可変長符号語に対応する一定長の符号語
を出力すると共に、可変長符号語のコード長を出力する
ルックアップ表メモリデバイスとを含む。各クロックサ
イクル毎に復号化される符号語のコード長が累算される
ことによって、バレルシフタの復号化ウィンドウは復号
化されるべき次の符号語の第1ビットに整合するように
シフトされる。累算されたコード長が最大符号語長を超
えると、即ち、第2ラッチ回路内の全ビットが復号化さ
れると、第1ラッチ回路内のビットは第2ラッチ回路へ
伝送され、次の一定のデータセグメントが入力バッファ
メモリから第1ラッチ回路に読取られる。
【0007】前述した構造の復号化器においては、各ク
ロックサイクルごとに一つの符号語しか復号化すること
ができず、ルックアップ表メモリ、バレルシフタ及び累
算器を含むクリティカルな経路が存在し、これらの構成
要素の動作遅延により動作速度が制限される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、一つのクロックサイクルの下降エッジと上昇エ
ッジとを両方共用いて、1クロックサイクルに2つの符
号語を復号化して、動作速度を向上させ得るVLC復号
化装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、復号化すべき可変長符号語を含
む入力ビットストリームを最長可変長符号語の2倍の長
さの固定長セグメントとして格納する入力バッファを介
して入力される可変長符号語を復号化するための可変長
符号復号化装置であって、前記入力バッファから連続す
る固定長セグメントを受容し格納する第1及び第2ビッ
ト格納手段と、前記第1及び第2ビット格納手段に接続
され、前記連続する固定長セグメントに含まれるビット
から第1ウィンドウ出力ビット列を生成するための第1
出力ウィンドウを有し、前記第1ウィンドウ出力ビット
列は最長可変長符号語と同じビット長さを有し、前記第
1出力ウィンドウはウィンドウ制御信号に直接応じて前
記第1及び第2ビット格納手段内のビットを出力するよ
うにシフトされる第1シフト手段と、前記第1シフト手
段に接続され、前記第1ウィンドウ出力ビット列と印加
される復号化出力ビット列とに含まれるビットから第2
ウィンドウ出力ビット列を生成するための第2出力ウィ
ンドウを有し、前記第2ウィンドウ出力ビット列は最長
可変長符号語と同一のビット長さを有し、前記第2出力
ウィンドウは符号語長さに直接応じてシフトされる第2
シフト手段と、前記第2ウィンドウ出力ビット列を半ク
ロックサイクルの間ラッチし、ラッチした前記第2ウィ
ンドウ出力ビット列を前記復号化ビット列として出力す
るリレー手段と、前記リレー手段に接続されており、前
記復号化出力ビット列の第1ビット位置から始まる可変
長符号語の上位Pビットからなるプリフィックスコード
(prefix code)に応じて符号語長さ及びプ
リフィックスコード長さを生成し、前記Pの最大値は前
記最長可変長符号語のビット数より小さい整数である第
1メモリ手段と、前記リレー手段と前記第1メモリ手段
に接続されて、前記復号化出力ビット列内のビットから
第3ウィンドウ出力ビット列をコード値として生成し、
前記第3ウィンドウ出力ビット列のビット長さは最長可
変長符号語のビット長さより短く、前記第3出力ウィン
ドウは前記プリフィックスコード長さに直接応答してシ
フトされる第3シフト手段と、前記第1メモリ手段と前
記第3シフト手段に接続されており、前記符号語長さと
前記コード値とに応じて固定長さワードを生成する第2
メモリ手段と、前に累算された符号語長さと前記符号語
長さとを加えて、累算された符号語長さを表す前記ウィ
ンドウ制御信号を生成し、前記累算された符号語長さが
前記最長可変長符号語の2倍より大きい場合、前記入力
バッファに格納された次の固定長セグメントを読出して
前記第1ビット格納手段に格納し、前記第1ビット格納
手段に格納されていた固定長セグメントを前記第2ビッ
ト格納手段へ伝送するようにする読出し信号を発生する
累算手段とを含むことを特徴とする可変長符号復号化装
置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0011】図1に、本発明によるVLC復号化器の好
ましい実施例を示す。説明の便宜上、復号化される可変
長符号語の最大長さは8ビットと仮定する。VLC復号
化器は連続して入力される可変長符号語を復号化して、
ある特定のシンボルクロックで、対応する復号化された
固定長ワードをリード213を通じて出力する。
【0012】データチャネル51上へ受信されたシリア
ルデータストリームは入力バッファメモリ50へ入力さ
れる。入力バッファメモリ50は可変長符号語を含むシ
リアルデータストリームを固定長セグメントとして格納
し、リード411上の読出し(READ)信号に応じて、ク
ロック信号(CLK)のエッジ(例えば上昇エッジ)と
同期してリード111上へ出力する。ここで、データセ
グメントのビット長さ(例えば16ビット)は可変長符
号語の最大ビット長さの2倍であり、クロック信号は2
種類のエッジ、即ち、上昇及び下降エッジを有する。
【0013】ラッチ回路101は入力バッファメモリ5
0に接続されており、リード111を通じて入力バッフ
ァメモリ50から固定長データセグメントを連続的に受
信する。ラッチ回路102はラッチ回路101に接続さ
れており、ラッチ回路101にいったん格納された固定
長データセグメントを受信する。ラッチ回路101及び
102はクロック信号のエッジに於いてCARRY信号が制
御入力に印加されている場合のみ印加されているデータ
をラッチする制御ラッチであり、ラッチされたデータは
クロックの次のエッジまで出力に維持される。本発明の
好ましい実施例では、入力バッファメモリ50とラッチ
回路101及び102はクロック信号の相異なるエッジ
で動作する。ラッチ回路101及び102は、例えば、
クロックの下降エッジに於いて累算ブロック500がリ
ード321上にCARRY信号を発生しているとき印加され
ているデータをラッチする。新しいデータセグメントを
供給する必要があるときは、READ信号がリード411上
に生成される。リード411上にREAD信号が生成される
と、入力バッファメモリ50はクロックの上昇エッジに
於いて次のデータセグメントをリード111上へ供給す
る。CARRY信号に応じて、クロックの次の下降エッジで
ラッチ回路101はリード111上の次のデータセグメ
ントをラッチし、ラッチ回路101に格納されていたデ
ータセグメントはラッチ回路102へ送られる。従っ
て、ラッチ回路102は、常にラッチ回路101に格納
されるデータセグメントより時間的により前のデータセ
グメントを格納する。
【0014】ラッチ回路102及び101に格納されて
いるデータセグメントとリード111上の入力バッファ
メモリ50の出力は、第1バレルシフタ103へ入力さ
れ連続的な48ビットデータとなる。第1バレルシフタ
103は48ビットの入力ビット列に対してスライド可
能な8ビット出力ウィンドウを有しており、その位置は
累算ブロック500からリード319を通じて供給され
る累算された符号語長さを表すウィンドウ制御信号によ
り制御される。リード319を通じて印加されるウィン
ドウ制御信号に応じて、第1バレルシフタ103の8ビ
ット出力ウィンドウは第1バレルシフタ103内のデー
タセグメントの次の8ビットを含むようにシフトされ
る。CARRY信号がリード321上に生成されていると
(第1バレルシフタ103内のデータストリームの最初
の16ビットが第2バレルシフタ104へ出力されると
生成される)、クロック信号の下降エッジでラッチ回路
101内の前データセグメントはラッチ回路102に前
前データセグメントとしてラッチされ、リード111上
の現データセグメントはラッチ回路101に前データセ
グメントとしてラッチされる。その次の上昇エッジにお
いて、次の16ビットデータセグメントが入力バッファ
メモリ50から引き出されて、第1バレルシフタ103
の入力のビット位置33〜48に現データセグメントと
して入力される。第1バレルシフタ103からの出力
(第1ウィンドウ出力ビット列)は、3つの入力データ
セグメント、即ち、ラッチ回路102からの前前データ
セグメント、ラッチ回路101からの前データセグメン
ト、及び入力バッファメモリ50からの現データセグメ
ントからなる48ビットデータから選択された8ビット
のビット列であり、リード117を通じて16ビット入
力の第2バレルシフタ104へ供給される。第2バレル
シフタ104は、前のクロックエッジで生成された8ビ
ット復号化出力ビット列もリード127を通じて受信し
て、出力ビット列を生成する。
【0015】第2バレルシフタ104は16ビットの入
力ビット列に対してスライド可能な8ビット出力ウィン
ドウを有している。このウィンドウはリード211を通
じてメモリ装置200から供給される符号語長さにより
制御され、新しい位置にスライドされる。この出力ウィ
ンドウを用いて、第2バレルシフタ104は第2ウィン
ドウ出力ビット列をリード119上へ出力する。第2バ
レルシフタ104からの第2ウィンドウ出力ビット列
は、2つのラッチ回路106及び107とマルチプレク
サ(MUX)108とを含むリレー回路105へ供給さ
れる。リレー回路105は第2ウィンドウ出力ビット列
を半クロックの間ラッチし、ラッチした第2ウィンドウ
出力ビット列を復号化出力ビット列としてリード127
を通じてメモリ装置200へ供給する。さらに詳しく
は、あるクロックエッジで第2バレルシフタ104から
生成されたリード119上の第2ウィンドウ出力ビット
列は、次のクロックエッジでリレー回路105内のラッ
チ回路106または107にラッチされる。ラッチ回路
106及び107は相異なるクロックエッジ、例えば、
下降及び上昇エッジで入力に印加されたデータを各々ラ
ッチする。リレー回路105内のMUX108はクロッ
クの下降エッジに応答してラッチ回路106からの第2
ウィンドウ出力ビット列を、クロックの上昇エッジに応
答してラッチ回路107からの第2ウィンドウ出力ビッ
ト列を復号化出力ビット列としてリード127を通じて
メモリ装置200と第2バレルシフタ104へ供給す
る。
【0016】メモリ装置200はリレー回路105に接
続されており、復号化出力ビット列の第1ビット位置か
ら始まる可変長符号語に対応する符号語長さと固定長ワ
ードとを出力する。本発明の好ましい実施例では、メモ
リ装置200はプログラマブルロジックアレイ(PL
A:programmable logic array)で具現され得る第1ル
ックアップ表201及び第2ルックアップ表202を含
む。第1ルックアップ表201は符号語長さ及びプリフ
ィックスコード長さを生成するためのプリフィックス
(pre_fix)復号化に用いられ、第2ルックアップ表2
02は固定長ワードを生成するためのサブフィックス
(sub_fix)復号化に用いられる。第1ルックアップ表
201はプリフィックスコード表、プリフィックスコー
ド長さ表及び復号化符号語長さ表を含む。各可変長符号
語に対するプリフィックスコードはプリフィックスコー
ド表内のエントリーとして表現される。各プリフィック
スコードは、符号語長さを表すことのできる各符号語の
上位Pビットからなり、Pの最大値は可変長符号語の最
大ビット長さ、即ち、8より小さい(例えば5)。プリ
フィックスコード表内の各テーブルエントリーは8ビッ
トの長さを有し、Pビットのプリフィックスコードから
始まる。このため、各テーブルエントリー内のプリフィ
ックスコードの後のビットは「無効(don't care)」ビ
ットとなる。符号語長さは、リレー回路105内のMU
X108から出力されたビット列がプリフィックスコー
ド表内に格納されたビットパターンのいずれか一つと整
合するとき検出される。例えば、プリフィックスコード
表内のプリフィックスコードのビットパターンの一つが
「11」の場合、その8ビットのテーブルエントリーは
「11XXXXXX」になる。ここで、「X」は「無
効」ビットを表す。MUX108からの8ビットのビッ
ト列が「11011010」の場合、最初の2つのビッ
トで整合が起こる。このようにリード127上の復号化
出力ビット列がプリフィックスコード表内のエントリー
と整合すると、復号化符号語長さ表及びプリフィックス
コード長さ表内の対応するエントリーがアクティブにな
る。復号化符号語長さ表及びプリフィックスコード長さ
表は、可変長符号語と整合したプリフィックスコード表
内のプリフィックスコードに対応する符号語長さ及びプ
リフィックスコード長さをリード211及び215上へ
各々出力する。符号語長さは次のクロックエッジでリー
ド211を通じて第2バレルシフタ104へ供給され、
第2バレルシフタ104の出力ウィンドウのシフトを制
御するのに用いられる。リード215上のプリフィック
スコード長さは第3バレルシフタ203へ供給される。
第3バレルシフタ203はリード127を通じてMUX
108から入力された8ビットのビット列上でスライド
する3ビット出力ウィンドウを有している。このウィン
ドウは、第1ルックアップ表201から供給されたリー
ド215上のプリフィックスコード長さによって制御さ
れる。それによって、第3バレルシフタ203は第3ウ
ィンドウ出力ビット列をコード値としてリード217へ
出力する。リード217上のコード値は第2ルックアッ
プ表202へ供給される。リード211上の符号語長さ
も第2ルックアップ表202へ入力される。第2ルック
アップ表202はサブフィックスコード表、符号語長さ
表及び復号化ワード表を含む。各可変長符号語の符号語
長さは符号語長さ表内のエントリーとして表現され、各
可変長符号語のサブフィックスコードはサブフィックス
コード表内のエントリーとして表現される。各サブフィ
ックスコードは各可変長符号語の下位Qビットからな
り、Qは可変長符号語のビット長からPを引いた値であ
る。サブフィックスコード表内の各テーブルエントリー
は3ビットの長さを有し、Qビットのサブフィックスコ
ードから始まる。サブフィックスコードが3ビットより
短い場合、サブフィックスコードの後に位置するテーブ
ルエントリーのビットは、「無効」ビットとなる。本発
明の好ましい実施例では、可変長符号語はPビットのプ
リフィックスコードとQビットのサブフィックスコード
からなる。固定長さワードは、リード211上の符号語
長さとリード217上のコード値がそれぞれ符号語長さ
表及びサブフィックスコード表に格納されたビットパタ
ーンのうちいずれか一つと整合したとき検出される。例
えば、サブフィックスコード表内のあるサブフィックス
コードのビットパターンが「01」の場合、その3ビッ
トのテーブルエントリーは「01X」である。ここで、
「X」は「無効」ビットを表す。リード217上のコー
ド値が「011」の場合、最初の2つのビットで整合が
起こる。前述したように、リード211上の符号語長さ
とリード217上のコード値がそれぞれ符号語長さ表及
びサブフィックスコード表内の各エントリーと整合する
と、復号化ワード表内の対応するエントリーがアクティ
ブになる。復号化ワード表はサブフィックスコード表内
の整合したサブフィックスコードと符号語長さ表内の整
合した符号語長さとに対応する固定長さワードをリード
213上へ出力する。
【0017】一方、リード211上の符号語長さは、累
算ブロック500へも供給される。累算ブロック500
は復号化された符号語長さを累算し、ウィンドウ制御信
号をリード319上に生成する。ウィンドウ制御信号は
累算された符号語長さを表し、第1バレルシフタ103
を制御するのに用いられる。累算ブロック500は加算
ブロック300とラッチブロック400とを含む。加算
ブロック300は2つのラッチ回路301及び302、
2つの加算器303、304及びMUX305を含み、
加算ブロック400は累算器ラッチ401とラッチ回路
402とを含む。本発明の好ましい実施例では、ラッチ
回路301と302は互いに相異なるクロックエッジで
動作し、累算器ラッチ401はラッチ回路301と同じ
種類のクロックエッジで動作し、ラッチ回路402はラ
ッチ回路302と同じ種類のクロックエッジで動作す
る。よって、例えば、加算器303は、クロック信号の
下降エッジに於いて、ラッチ回路301にラッチされた
リード311上の符号語長さを累算器ラッチ401から
リード413を通じて供給される16を法とする累算さ
れた符号語長さと加算し、その結果得られる5ビットの
信号をリード315を通じてMUX305へ出力する。
一方、加算器304は、クロックの上昇エッジに於い
て、ラッチ回路302にラッチされたリード313上の
符号語長さをラッチ回路402にラッチされリード41
5上に供給される累算された符号語長さと加算し、加算
の結果得られた5ビットの信号をリード317を通じて
MUX305へ出力する。MUX305は、加算器から
受け取った5ビットの信号をウィンドウ制御信号として
リード319上へ出力する。リード319上のウィンド
ウ制御信号はクロックの各下降エッジでは累算器ラッチ
401に、クロックの各上昇エッジではラッチ回路40
2にラッチされる。累算器ラッチ401はクロックの下
降エッジで、受信したデータの最上位ビット(MSB)
をREAD信号としてリード411上へ供給し、残りの4ビ
ットを前に累算された16を法とする符号語長さとして
リード413を通じて加算器303へ供給する。新たな
累算された符号語長さを表すウィンドウ制御信号は、第
1バレルシフタ103へ供給され、第1バレルシフタ1
03のデータストリーム内に含まれる次に復号化される
ビットを出力するように出力ウィンドウの位置を制御す
る。また、5ビットウィンドウ制御信号のMSBはクロ
ックの各上昇及び下降エッジでリード321を通じてCA
RRY信号としてラッチ回路101及び102へ供給され
る。加算器からの出力信号が「16」より大きいか同じ
である場合、ウィンドウ制御信号のMSBは「1」であ
り、CARRY信号がリード321へ出力される。クロック
の次の下降エッジにおいて、このMSB「1」ビットは
累算器ラッチ401の出力からリード411上へREAD信
号として出力される。入力バッファメモリ50はこのRE
AD信号に応じて、次のデータセグメントを引き出してリ
ード111上へ出力する。CARRY信号に応じて、リード
111上のデータセグメントはラッチ回路101へラッ
チされ、ラッチ回路101に格納されていたデータセグ
メントはラッチ回路102へ送られる。
【0018】図1の復号化器の動作がよりよく理解され
るように、図2及び図3を参照しつつ、具体的な入力ビ
ットストリームに基づいて説明する。図2に、図1に示
した入力チャネル51から入力バッファメモリ50に入
力されるデータストリームの一例を示す。ここで、「A
a」は2ビットからなる第1可変長符号語を表し、
「A」は第1可変長符号語のプリフィックスコードを、
「a」は第1可変長符号語のサブフィックスコードを表
す。同様に、「Bbb」は第2の可変長符号語3ビット
を表し、「B」は第2可変長符号語のプリフィックスコ
ードを、「bb」はサブフィックスコードを表す。他の
符号語についても同様である。
【0019】図3を参照されたい。第1クロックが発生
される前に、16ビットラッチ回路101及び102は
2進数「11111111 11111111」に初期
化され、リレー回路105の出力は「1111111
1」に初期化され、累算ブロック500はCARRY信号及
びREAD信号が「1」になるように初期化される。より詳
しくは、第1クロック(下降エッジで始まる)の前の下
降エッジに於いて、リード211上の第1ルックアップ
表201の出力の初期値は「8」であり、第2バレルシ
フタ104の初期シフトは「8」である。リード215
上のプリフィックスコード長さ出力は「0」に初期化さ
れるので第3バレルシフタ203の初期シフトは「0」
である。累算器ラッチ401は2進数「11000」に
初期化され、READ信号は「1」であり、累算された16
を法とする符号語長さは8である。ラッチ回路402は
「10000」に初期化されるため、累算された符号語
長さは「16」である。ラッチ回路301にラッチされ
る符号語長さの初期値が「8」であり、累算された16
を法とする符号語長さの初期値が「8」であるため、新
たな累算された符号語長さを表すリード319上のウィ
ンドウ制御信号の初期値は「16」である。第1クロッ
クの前の上昇エッジにおいて、リード211及び217
上の第1ルックアップ表201の出力、累算器ラッチ4
01、ラッチ回路301及び402は初期値を維持し、
ウィンドウ制御信号はラッチ回路302にラッチされた
初期の符号語長さ「8」にラッチ回路402からの累算
された符号語長さ「16」が加えられることによて「2
4」となる。READ信号が「1」であるため、「AaBb
bCcc cDDdddEE」の16ビットからなる第
1データセグメントが入力バッファメモリ50からリー
ド111上へ出力される。この時点において、ラッチ回
路101及び102、バレルシフタ103及び104の
出力は、図3に「11111111 1111111
1」及び「11111111」で示された初期値を有
し、第2ルックアップ表202の出力は図3に「X」で
示された雑音値である。
【0020】下降エッジの第1クロックエッジ(1F)
において、前のCARRY信号が「1」であるため、リード
111上のデータセグメント「AaBbbCcc cD
DdddEE」がラッチ回路101にラッチされる。ウ
ィンドウ制御信号はラッチ回路301にラッチされた符
号語長さ「8」が累算器ラッチ401からの累算された
16を法とする符号語長さ「8」に加えられることによ
って「16」となる。リード319上のウィンドウ制御
信号が「16」となるため、CARRY信号は「1」を維持
し、第1バレルシフタ103は入力される48ビットデ
ータセグメント、即ち「11111111 11111
111 AaBbbCcc cDDdddEE AaB
bbCcc cDDdddEE」内の17〜24番目の
ビット列、即ち「AaBbbCcc」をリード117を
通じて第2バレルシフタ104へ出力する。リレー回路
105からの出力ビット列は初期値「1111111
1」を有し、第1ルックアップ表201から出力される
符号語長さは「8」を維持するため、第2バレルシフタ
104はその2つの入力データセグメント、即ち「11
111111 AaBbbCcc」内の第9〜16ビッ
トのビット列、即ち「AaBbbCcc」をリード11
9を通じてリレー回路105へ出力する。ラッチ回路1
02は初期値を維持し、第2ルックアップ表202から
の復号化されたワードは雑音値を維持する。
【0021】上昇エッジの第2クロックエッジ(2R)
において、READ信号は「1」に維持され、次のデータセ
グメント「EeeeFFFF fffGGGGG」が入
力バッファメモリ50からリード111上へ出力され
る。ウィンドウ制御信号はラッチ回路302に初期値と
してラッチされている符号語長さ「8」がラッチ回路4
02にラッチされた累算された符号語長さ「16」に加
えられることによって、「24」となる。リード319
上のウィンドウ制御信号が「24」となるため、キャリ
ア信号は「1」を維持し、第1バレルシフタ103は
「1111111111111111 AaBbbCc
c cDDdddEE EeeeFFFFfffGGG
GG」のデータセグメントからビット列「cDDddd
EE」を第2バレルシフタ104へ出力する。前記第1
クロックエッジでリレー回路105にラッチされたビッ
ト列「AaBbbCcc」は復号化出力ビット列として
リード127を通じて第1ルックアップ表201と第2
及び第3バレルシフタ104及び203へ供給される。
第1ルックアップ表201は「AaBbbCcc」の復
号化出力ビット列内の最初の1ビット、即ち「A」を認
識して、プリフィックスコード長さ、即ち「1」をリー
ド215上へ出力するとともに、認識されたプリフィッ
クスコードエントリーに対応する復号化された符号語長
さ、この例では「2」をリード211上に出力する。リ
ード211上の復号化された符号語長さ「2」は第2ル
ックアップ表202及び第2バレルシフタ104に送ら
れ、第2バレルシフタ104の出力ウィンドウは入力デ
ータセグメント「AaBbbCcc cDDdddE
E」内の3〜10番目のビット列を含むようにシフトさ
れる。従って、「BbbCcccD」の8ビットのビッ
ト列がリレー回路105へ出力される。リード215上
のプリフィックスコード長さ「1」は第3バレルシフタ
203に入力され、第3バレルシフタ203は印加され
た復号化出力ビット列、即ち、「AaBbbCcc」内
の3ビットのビット列「aBb」をコード値として第2
ルックアップ表202へ伝送する。第2ルックアップ表
202は復号化された符号語長さ「2」とコード値「a
Bb」を認識して、認識された符号語長さとサブフィッ
クスコードエントリーとに対応する固定長さの復号化さ
れたワード、例えば、“A’”をリード213上へ出力
する。
【0022】下降エッジの第3クロックエッジ(3F)
において、前のCARRY信号が「1」であるため、リード
111上のデータセグメント「EeeeFFFF ff
fGGGGG」はラッチ回路101にラッチされ、ラッ
チ回路101に格納されていた「AaBbbCcc c
DDdddEE」のデータセグメントはラッチ回路10
2にラッチされる。ウィンドウ制御信号は前に復号化さ
れた符号語長さ「2」が前に累算された16を法とする
ワード長さ「8」に加えられることによって「10」と
なる。リード319上のウィンドウ制御信号が「10」
であるため、CARRY信号は「0」となり、第1バレルシ
フタ103は「AaBbbCcc cDDdddEE
EeeeFFFF fffGGGGG EeeeFFF
F fffGGGGG」のデータセグメントから11番
目のビットから始まるビット列「DdddEEEe」を
第2バレルシフタ104へ出力する。前記第2クロック
エッジにおいてリレー回路105にラッチされた出力ビ
ット列「BbbCcccD」は第1ルックアップ表20
1と第2及び第3バレルシフタ104及び203へ供給
される。第1ルックアップ表201は「BbbCccc
D」の復号化出力ビット列内の第1ビット、「B」を認
識して、プリフィックスコード長さ、即ち「1」をリー
ド215上へ出力するとともに、認識されたプリフィッ
クスコードエントリーに対応する復号化された符号語長
さ、即ち「3」をリード211上へ出力する。リード2
11上の復号化された符号語長さ「3」は第2ルックア
ップ表202及び第2バレルシフタ104に送られ、第
2バレルシフタ104は「BbbCcccD Dddd
EEEe」からビット列「CcccDDdd」をリレー
回路105へ出力する。リード215上のプリフィック
スコード長さ「1」は第3バレルシフタ203に入力さ
れ、第3バレルシフタ203の出力ウィンドウは「Bb
bCcccD」の復号化出力ビット列内の2〜4番目の
ビット列を含むようにシフトされる。従って、「bb
C」のコード値が第2ルックアップ表202へ出力され
る。第2ルックアップ表202は復号化された符号語長
さ「3」とコード値「bbC」を認識して、認識された
符号語長さとサブフィックスコードエントリーとに対応
する固定長さの復号化されたワード、例えば、“B’”
をリード213上へ出力する。
【0023】上昇エッジの第4クロックエッジ(4R)
において、READ信号は「1」に維持され、次のデータセ
グメント「gggHHHHH hhhIIiii」が入
力バッファメモリ50からリード111上へ出力され
る。ウィンドウ制御信号は前に復号化された符号語長さ
「3」が前に累算された符号語長さ「10」に加えられ
ることによって「13」となる。リード319上のウィ
ンドウ制御信号が「13」であるため、CARRY信号は
「0」を維持し、第1バレルシフタ103は「AaBb
bCcc cDDdddEE EeeeFFFF ff
fGGGGG gggHHHHH hhhIIiii」
からビット列「dEEEeeeF」を第2バレルシフタ
104へ出力する。前記第3クロックエッジにおいてリ
レー回路105にラッチされた出力ビット列「Cccc
DDdd」は第1ルックアップ表201と第2及び第3
バレルシフタ104及び203へ供給される。第1ルッ
クアップ表201は「CcccDDdd」の復号化出力
ビット列内の第1ビット、即ち「C」を認識して、プリ
フィックスコード長さ、即ち「1」をリード215上へ
出力するとともに、認識されたプリフィックスコードエ
ントリーに対応する復号化された符号語長さ、即ち
「4」をリード211上へ出力する。リード211上の
復号化された符号語長さ「4」は第2ルックアップ表2
02及び第2バレルシフタ104に送られ、第2バレル
シフタ104は「CcccDDdd dEEEeee
F」から「DDdddEEE」の8ビットのビット列を
リレー回路105へ出力する。リード215上のプリフ
ィックスコード長さ「1」は第3バレルシフタ203に
入力され、第3バレルシフタ203は復号化出力ビット
列「BbbCcccD」から「ccc」のコード値を第
2ルックアップ表202へ出力する。第2ルックアップ
表202は復号化された符号語長さ「4」とコード値
「ccc」を認識して、認識された符号語長さとサブフ
ィックスコードエントリーとに対応する固定長さの復号
化されたワード、例えば、“C’”をリード213上へ
出力する。
【0024】下降エッジの第5クロックエッジ(5F)
において、前CARRY信号が「0」であるため、READ信号
は「0」となり、第1バレルシフタ103の3つの入力
データセグメントは変わらない。ウィンドウ制御信号は
前に復号化された符号語長さ「4」が前に累算された1
6を法とするワード長さ「13」に加えられることによ
って「17」となる。リード319上のウィンドウ制御
信号が「17」であるため、CARRY信号は「1」とな
り、第1バレルシフタ103は入力セグメント「AaB
bbCcc cDDdddEE EeeeFFFF f
ffGGGGGgggHHHHH hhhIIiii」
からビット列「eeeFFFFf」を第2バレルシフタ
104へ出力する。前記第4クロックエッジにおいてリ
レー回路105にラッチされた出力ビット列「DDdd
dEEE」は第1ルックアップ表201と第2及び第3
バレルシフタ104及び203へ供給される。第1ルッ
クアップ表201は「DDdddEEE」の復号化出力
ビット列内の最初の2ビット、即ち「DD」を認識し
て、プリフィックスコード長さ「2」をリード215上
へ出力するとともに、認識されたプリフィックスコード
エントリーに対応する復号化された符号語長さ、即ち
「5」をリード211上へ出力する。リード211上の
復号化された符号語長さ「5」は第2ルックアップ表2
02及び第2バレルシフタ104に送られ、第2バレル
シフタ104は「DDdddEEE eeeFFFF
F」からビット列「EEEeeeFF」をリレー回路1
05へ出力する。リード215上のプリフィックスコー
ド長さ「2」は第3バレルシフタ203に入力され、第
3バレルシフタ203は復号化出力ビット列「DDdd
dEEE」から「ddd」のコード値を第2ルックアッ
プ表202へと出力する。第2ルックアップ表202
は、復号化された符号語長さ「5」とコード値「dd
d」を認識して、認識された符号語長さとサブフィック
スコードエントリーとに対応する固定長さの復号化され
たワード、例えば、“D’”をリード213上へ出力す
る。
【0025】上昇エッジの第6クロックエッジ(6R)
で、READ信号は「0」に維持され、第1バレルシフタ1
03の3つの入力データセグメントは変わらない。ウィ
ンドウ制御信号は前に復号化された符号語長さ「5」が
前に累算された符号語長さ「17」に加えられることに
よって「22」になる。リード319上のウィンドウ制
御信号が「22」であるので、CARRY信号は「1」を維
持し、第1バレルシフタ103は「AaBbbCcc
cDDdddEE EeeeFFFF fffGGGG
G gggHHHHH hhhIIiii」からビット
列「FFfffGGG」を第2バレルシフタ104へ出
力する。前記第5クロックエッジでリレー回路105に
ラッチされた出力ビット列「EEEeeeFF」は第1
ルックアップ表201と第2及び第3バレルシフタ10
4及び203へ供給される。第1ルックアップ表201
は「EEEeeeFF」の復号化出力ビット列内の最初
の3ビット、即ち「EEE」を認識して、プリフィック
スコード長さ「3」をリード215上へ出力するととも
に、認識されたプリフィックスコードエントリーに対応
する復号化された符号語長さ、即ち「6」をリード21
1上へ出力する。リード211上の復号化された符号語
長さ「6」は第2ルックアップ表202及び第2バレル
シフタ104に送られ、第2バレルシフタ104は「E
EEeeeFF FFfffGGG」から「FFFFf
ffG」の8ビットのビット列をリレー回路105へ出
力する。リード215上のプリフィックスコード長さ
「3」は第3バレルシフタ203に入力され、第3バレ
ルシフタ203は復号化出力ビット列「EEEeeeF
F」から「eee」のコード値を第2ルックアップ表2
02へ出力する。第2ルックアップ表202は復号化さ
れた符号語長さ「6」とコード値「eee」を認識し
て、認識された符号語長さとサブフィックスコードエン
トリーとに対応する固定長さの復号化されたワード、例
えば“E’”をリード213へ出力する。
【0026】下降エッジの第7クロックエッジ(7F)
において、前CARRY信号が「1」であるため、リード1
11上のデータセグメント「gggHHHHH hhh
IIiii」がラッチ回路101にラッチされ、ラッチ
回路101に格納されていたデータセグメント「Eee
eFFFF fffGGGGG」はラッチ回路102に
ラッチされる。ウィンドウ制御信号は、前に復号化され
た符号語長さ「6」が前に累算された16を法とするワ
ード長さ「6」に加えられることによって「12」とな
る。リード319上のウィンドウ制御信号が「12」で
あるので、CARRY信号は「0」となり、第1バレルシフ
タ103は「EeeeFFFF fffGGGGG g
ggHHHHH hhhIIiii gggHHHHH
hhhIIiii」からビット列「GGGGggg
H」を第2バレルシフタ104へ出力する。前記第6ク
ロックエッジでリレー回路105にラッチされた出力ビ
ット列「FFFFfffG」は、第1ルックアップ表2
01と第2及び第3バレルシフタ104及び203へ供
給される。第1ルックアップ表201は「FFFFff
fG」の復号化出力ビット列内の最初の4ビット、即ち
「FFFF」を認識して、プリフィックスコード長さ
「4」をリード215上へ出力するとともに、認識され
たプリフィックスコードエントリーに対応する復号化さ
れた符号語長さ、即ち「7」をリード211上へ出力す
る。リード211上の復号化された符号語長さ「7」は
第2ルックアップ表202及び第2バレルシフタ104
に送られ、第2バレルシフタ104は「FFFFfff
G GGGGgggH」から「GGGGGggg」の8
ビットのビット列をリレー回路105へ出力する。リー
ド215上のプリフィックスコード長さ「4」は第3バ
レルシフタ203に入力され、第3バレルシフタ203
は復号化出力ビット列「FFFFfffG」から「ff
f」のコード値を第2ルックアップ表202へ出力す
る。第2ルックアップ表202は復号化された符号語長
さ「7」とコード値「fff」とを認識して、認識され
た符号語長さとサブフィックスコードエントリーとに対
応する固定長さの復号化されたワード、例えば、
“F’”をリード213上へ出力する。
【0027】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
【0028】
【発明の効果】従って、本発明によれば、本発明のVL
C復号化装置は1クロックサイクルごとに2つの符号語
を復号化し得るため、高速復号化動作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVLC復号化装置のブロック図で
ある。
【図2】図1のVLC復号化装置の動作を説明するのに
用いられる入力ビットストリームを示す例示である。
【図3】図1のVLC復号化装置の動作を説明するため
の例示図である。
【符号の説明】
50 入力バッファメモリ 51 データチャネル 101、102、106、107、301、302、4
02 ラッチ回路 103、104、203 バレルシフタ 105 リレー回路 108、305 マルチプレクサ(MUX) 200 メモリ装置 201、202 ルックアップ表 300 加算ブロック 303、304 加算器 400 ラッチブロック 401 累算器ラッチ 500 累算ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号化すべき可変長符号語を含む入力
    ビットストリームを最長可変長符号語の2倍の長さの固
    定長セグメントとして格納する入力バッファを介して入
    力される可変長符号語を復号化するための可変長符号復
    号化装置であって、 前記入力バッファから連続する固定長セグメントを受容
    し格納する第1及び第2ビット格納手段と、 前記第1及び第2ビット格納手段に接続され、前記連続
    する固定長セグメントに含まれるビットから第1ウィン
    ドウ出力ビット列を生成するための第1出力ウィンドウ
    を有し、前記第1ウィンドウ出力ビット列は最長可変長
    符号語と同じビット長さを有し、前記第1出力ウィンド
    ウはウィンドウ制御信号に直接応じて前記第1及び第2
    ビット格納手段内のビットを出力するようにシフトされ
    る第1シフト手段と、 前記第1シフト手段に接続され、前記第1ウィンドウ出
    力ビット列と印加される復号化出力ビット列とに含まれ
    るビットから第2ウィンドウ出力ビット列を生成するた
    めの第2出力ウィンドウを有し、前記第2ウィンドウ出
    力ビット列は最長可変長符号語と同一のビット長さを有
    し、前記第2出力ウィンドウは符号語長さに直接応じて
    シフトされる第2シフト手段と、 前記第2ウィンドウ出力ビット列を半クロックサイクル
    の間ラッチし、ラッチした前記第2ウィンドウ出力ビッ
    ト列を前記復号化ビット列として出力するリレー手段
    と、 前記リレー手段に接続されており、前記復号化出力ビッ
    ト列の第1ビット位置から始まる可変長符号語の上位P
    ビットからなるプリフィックスコード(prefix
    code)に応じて符号語長さ及びプリフィックスコー
    ド長さを生成し、前記Pの最大値は前記最長可変長符号
    語のビット数より小さい整数である第1メモリ手段と、 前記リレー手段と前記第1メモリ手段に接続されて、前
    記復号化出力ビット列内のビットから第3ウィンドウ出
    力ビット列をコード値として生成し、前記第3ウィンド
    ウ出力ビット列のビット長さは最長可変長符号語のビッ
    ト長さより短く、前記第3出力ウィンドウは前記プリフ
    ィックスコード長さに直接応答してシフトされる第3シ
    フト手段と、 前記第1メモリ手段と前記第3シフト手段に接続されて
    おり、前記符号語長さと前記コード値とに応じて固定長
    さワードを生成する第2メモリ手段と、 前に累算された符号語長さと前記符号語長さとを加え
    て、累算された符号語長さを表す前記ウィンドウ制御信
    号を生成し、前記累算された符号語長さが前記最長可変
    長符号語の2倍より大きい場合、前記入力バッファに格
    納された次の固定長セグメントを読出して前記第1ビッ
    ト格納手段に格納し、前記第1ビット格納手段に格納さ
    れていた固定長セグメントを前記第2ビット格納手段へ
    伝送するようにする読出し信号を発生する累算手段とを
    含むことを特徴とする可変長符号復号化装置。
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