JPH08264992A - 部品搬送装置 - Google Patents

部品搬送装置

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JPH08264992A
JPH08264992A JP7064017A JP6401795A JPH08264992A JP H08264992 A JPH08264992 A JP H08264992A JP 7064017 A JP7064017 A JP 7064017A JP 6401795 A JP6401795 A JP 6401795A JP H08264992 A JPH08264992 A JP H08264992A
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JP
Japan
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component
holding
holding mechanism
claw
rotary table
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JP7064017A
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English (en)
Inventor
Junichi Kojima
純一 小嶋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成の簡単化、信頼性や段取り替え時の作業
性の向上を図る。 【構成】 回転テーブル32の周囲に、キャリアカセッ
ト2を供給する部品供給機構33、TAB部品11を打
抜く打抜装置34、キャリアカセット2を回収する回収
ボックス35を120度間隔で配置する。回転テーブル
32上に、3個の保持機構36を120度間隔に設け
る。保持機構36に、キャリアカセット2を保持する固
定爪44及び可動爪45を設け、その可動爪45を回動
させるための作動ピンを設ける。回収ボックス35の側
部に、前記作動ピンを押上げて可動爪45を開状態に変
位させるエアシリンダ等の爪開放機構を固定的に設け
る。保持機構36が回収ボックス35の上方に停止され
ると、爪開放機構によって可動爪45が回動変位し、キ
ャリアカセット2の保持が解かれて落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品等の部品を供
給位置から搬送位置へ搬送する部品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばTAB(Tape Automated B
onding)部品を液晶セルやプリント基板等に自動的に装
着する部品実装装置が供されている。この部品実装装置
は、大きく分けて、TAB部品を打抜く部品打抜き部
と、打抜かれたTAB部品を基板に装着する部品装着部
とを備えて構成されている。ここで、周知のように、T
AB部品は、リード部を印刷等により形成したキャリア
テープに、半導体チップを装着して構成されているので
あるが、この場合、長尺状のキャリアテープのままでの
以降の作業(搬送,打抜きの作業)を行うと、リード部
の変形や損傷を招く等の虞があって、好ましくないケー
スがある。
【0003】そこで、図15に示すように、1個のTA
B部品単位で切断したキャリアテープ1を、保護用のキ
ャリアカセット2に収容した状態で供することが行われ
ている。前記キャリアカセット2は、周囲に立上り壁2
aを有するほぼ矩形板状をなし、その板面には、部品打
抜き用穴3(図16参照)や、位置決め用穴4が形成さ
れている。そして、このキャリアカセット2上に載置さ
れたキャリアテープ1は、セット治具5により位置決め
固定されている。尚、キャリアテープ1にはリード部6
が形成されており、半導体チップ7がそのリード部6と
の電気的接続状態にて装着(インナーリードボンディン
グ)されるようになっている。
【0004】図16ないし図22は、上記のようなキャ
リアカセット2を用いた部品実装装置における、部品打
抜き部の従来例を示している。この部品打抜き部は、図
19に示すように、例えば3個のクランプ機構8を有す
る円形の回転テーブル9の周囲部位に、キャリアカセッ
ト2を供給するための部品供給部10、TAB部品11
を打抜くための打抜装置12、キャリアテープ1の打抜
きかす及びキャリアカセット2を回収する回収ボックス
13を、120度間隔で配置して構成されている。
【0005】前記クランプ機構8は、図18に示すよう
に、先端部(回転テーブル9から外周方向にはみ出す位
置)に、一対の把持爪14,14を有し、圧縮空気を駆
動源としてそれら把持爪14,14を相互に狭めるある
いは拡げるように構成され、把持爪14,14間を狭め
た状態(閉じた状態)で前記キャリアカセット2を保持
するようになっている。また、各把持爪14の内側の下
部には、キャリアカセット2の両側部の下面を支える受
け部14aが設けられている。さらに、このクランプ機
構8には、把持爪14の開閉を検知するためのセンサ1
5が設けられている。
【0006】また、前記回転テーブル9は、図17に示
すように、前記3個のクランプ機構8を120度間隔で
有し、モータ等からなる図示しない回転駆動機構により
矢印A方向に回転されるように構成されており、また、
このとき、任意の回転位置にて停止されるようになって
いる。そして、この回転テーブル9は、例えば油圧シリ
ンダからなる図示しない上下駆動機構により、図20に
も示すようにΔZだけ上下動するようになっている。
【0007】前記部品供給部10は、図16及び図20
等に示すように、前記キャリアテープ1を保持したキャ
リアカセット2を多段に積上げた状態に収容するマガジ
ン16を有すると共に、このマガジン16内の最下段に
位置するキャリアカセット2を、前記回転テーブル9側
に押出すプッシャー17を有して構成されている。
【0008】そして、前記打抜装置12は、図20など
に示すように、回転テーブル9側の作業位置とそこから
外側に離れる排出位置との間を移動される下金型18
と、この下金型18との協働により前記キャリアテープ
1からTAB部品11を打抜く上金型19と、この上金
型19を上下動させる駆動装置20等から構成されてい
る。これにて、下金型19の作業位置において、キャリ
アテープ1からのTAB部品11の打抜きが行われ、打
抜かれたTAB部品11は下金型19上に載置された状
態で排出位置へ移動し、ここから後段の部品装着部に供
給されるようになっている。
【0009】これにより、図19及び図20に示すよう
に、前記クランプ機構8は、部品供給部10において、
プッシャー17により押出された1個のキャリアカセッ
ト2を把持爪14,14間に把持し、回転テーブル9の
回転により打抜装置12部分に搬送する。そして、クラ
ンプ機構8がそのキャリアカセット2を保持した状態の
ままで、打抜装置12によるTAB部品11の打抜き作
業が行われてTAB部品11が排出される。この後、ク
ランプ機構8は、回転テーブル9の回転により回収ボッ
クス13上へ移動し、そこで把持爪13,13を開くこ
とにより、キャリアテープ1の打抜きかす及びキャリア
カセット2を回収ボックス13内に落とすようになって
いる。このような作業が、3個のクランプ機構8により
連続的に実行されるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、以下のようないくつかの問題点があ
った。まず、回転テーブル9は一方向に連続回転するの
で、この回転テーブル9上に設けられた装置つまりクラ
ンプ機構8に対する電気的な配線や駆動用圧縮空気の供
給のためには、耐回転用の配線や配管が必要であった。
【0011】具体的には、耐回転用の配線として、その
概略を図21に示す如き構造が採用されていた。即ち、
回転テーブル9の下方に固定配置されたテーブル21に
は、回転テーブル9の回転軸を中心とした同心円状に例
えば3個の固定電極22が設けられる一方、回転テーブ
ル9の下面部に、3個の電気ブラシ23がばね24によ
って常に各固定電極22に摺接するように設けられてい
る。そして、それら各電気ブラシ23に対してセンサ1
5からの配線が行われ、前記固定電極22が外部回路に
接続されていた。これにて、回転テーブル9が回転して
も、断線などのない配線が実現されるのである。
【0012】そして、圧縮空気の供給のための耐回転用
の配管としては、図22に示すようなジョイント25が
用いられていた。このジョイント25は、固定部25a
と回転部25bとが、ベアリング26及び気密シール2
7等によって、回転自在且つ気密に接続されて構成され
ている。尚、この種のジョイント25は市販品として供
されている。また、把持爪14を空気駆動でなく電気駆
動としても、上記のような耐回転用の配線が必要である
ことに代りはない。
【0013】このように、従来ではクランプ機構8に対
する電気的な配線や駆動用圧縮空気の供給のために、耐
回転用の配線や配管を用いていたので、構成が極めて複
雑であって、高価なものとなっていた。また、上記のよ
うに固定電極22に対する電気ブラシ23の摺動による
電気的接続では、磨耗等による接触不良を招く虞があ
り、また、ジョイント25における空気漏れの虞もあ
る。このため、信頼性に劣るものとなり、信頼性を確保
するためには、定期的な点検や部品交換が必要であっ
た。
【0014】さらには、TAB部品11の種類(大き
さ)等を変更するときには、クランプ機構8の交換など
のいわゆる段取り替えが行われるが、この段取り替え時
には、前記耐回転用の配線や配管を一旦取外し、クラン
プ機構8の交換後に再び取付け直すといった極めて面倒
な作業を行わなければならず、作業性に劣るものとなっ
ていた。
【0015】そして、上記従来のものでは、クランプ機
構8は、把持爪14以外にもエアシリンダ,フローティ
ングジョイント、リニアガイド,ラックピニオン等の多
数個の部材から構成された複雑なものであるため、クラ
ンプ機構8自体が高価であるといった問題点もあった。
この場合、クランプ機構8の数が増えれば増えるほどコ
ストは高いものとなる。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、構成の簡単化を図ることができ、しか
も信頼性や段取り替え時の作業性に優れる部品搬送装置
を提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の部品
搬送装置は、電子部品等の部品を供給位置から搬送位置
へ搬送するものであって、前記部品を保持する保持機構
と、前記供給位置において前記保持機構に部品を供給す
る部品供給機構と、前記保持機構を供給位置から搬送位
置へ移動させる移動機構と、前記搬送位置部分に固定的
に設けられ前記保持機構による部品の保持を解除させる
保持解除手段とを具備する構成に特徴を有するものであ
る。
【0018】この場合、前記保持機構を、開状態と閉状
態との間で変位可能な可動爪を設けその閉状態で前記部
品を保持し且つ開状態でその部品の保持を解いて放出す
るように構成すると共に、その可動爪を閉状態に常時付
勢する付勢手段を設けて構成し、前記保持解除手段を、
前記可動爪を前記付勢手段の付勢力に抗して開状態に変
位させる爪開放機構から構成することができる(請求項
2の発明)。
【0019】さらに、前記爪開放機構を、非接触にて前
記可動爪を開状態に変位させるように構成したり(請求
項3の発明)、前記保持機構の移動機構による移動力を
駆動力として前記可動爪を開状態に変位させるように構
成しても良い(請求項4の発明)。
【0020】また、前記搬送位置部分に、前記保持機構
による部品の放出が完了したかどうかを非接触にて検出
するためのセンサを固定的に設けるようにすれば効果的
である(請求項5の発明)。そして、前記移動機構を前
記供給位置と搬送位置との間において回転する回転テー
ブルから構成すると共に、前記保持機構をこの回転テー
ブルの周囲部に複数個設け、それら複数個の保持機構に
より連続的に部品の搬送が行われるように構成すること
もできる(請求項6の発明)。
【0021】
【作用】本発明の請求項1の部品搬送装置によれば、保
持機構は、供給位置において部品供給機構から供給され
た部品を保持し、移動機構によって搬送位置へ移動され
る。そして、その搬送位置にて保持解除手段により前記
部品の保持を解除するのであるが、前記保持解除手段
は、保持機構側言換えれば移動側に設けられるのではな
く、搬送位置部分に固定的に設けられているので、保持
解除手段の動作のための配線あるいは配管等を固定的に
設けることができる。
【0022】この場合、保持機構を、付勢手段によって
部品を保持する閉状態に付勢された可動爪を設けて構成
し、保持解除手段を、前記可動爪を開状態に変位させる
爪開放機構から構成すれば(請求項2の部品搬送装
置)、簡単な構成で保持機構及び保持解除手段を構成す
ることができる。
【0023】さらには、前記爪開放機構を、非接触にて
前記可動爪を開状態に変位させるように構成すれば(請
求項3の部品搬送装置)、摺動部を廃止することがで
き、摩耗やごみの発生を防止することができる。また、
爪開放機構を、前記保持機構の移動機構による移動力を
駆動力とするように構成すれば(請求項4の部品搬送装
置)、爪開放機構自体には駆動源を必要としないので、
より一層構成の簡単化を図ることができる。
【0024】また、搬送位置部分に、保持機構による部
品の放出が完了したかどうかを非接触にて検出するため
のセンサを固定的に設けるようにすれば(請求項5の部
品搬送装置)、保持機構の動作を確認して確実な動作を
行わせることができ、しかもセンサ用の配線を固定的に
設けることができる。
【0025】そして、移動機構を回転テーブルから構成
すると共に、前記保持機構をこの回転テーブルの周囲部
に複数個設け、それら複数個の保持機構により連続的に
部品の搬送が行われるように構成すれば(請求項6の部
品搬送装置)、効率的な部品の搬送作業を行うことがで
きる。
【0026】
【実施例】以下、本発明をTAB部品の実装装置の部品
打抜き部に適用したいくつかの実施例について、図1乃
至図14を参照しながら説明する。尚、以下述べる実施
例においても、従来例で説明したと同様の、1個のTA
B部品11単位で切断したキャリアテープ1を、保護用
のキャリアカセット2に収容した状態で供した部品を対
象としている。従って、図15に示したように、前記キ
ャリアカセット2は、周囲に立上り壁2aを有するほぼ
矩形板状をなし、その板面には、部品打抜き用穴3や、
位置決め用穴4が形成され、このキャリアカセット2上
に載置されたキャリアテープ1は、セット治具5により
位置決め固定されている。前記キャリアテープ1にはリ
ード部6が形成されており、半導体チップ7がそのリー
ド部6との電気的接続状態にて装着(インナーリードボ
ンディング)されている。
【0027】(1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1,2,6に対
応)について、図1乃至図9を参照して述べる。TAB
部品11の実装装置は、大きく分けて、TAB部品を打
抜く部品打抜き部31と、打抜かれたTAB部品11を
基板に装着する図示しない部品装着部とを備えて構成さ
れている。図1は本実施例に係る部品打抜き部31の全
体構成を概略的に示している。
【0028】この部品打抜き部31は、移動機構として
の円形の回転テーブル32の周囲部位に、キャリアカセ
ット2を供給するための部品供給機構33、TAB部品
11を打抜くための打抜装置34、キャリアテープ1の
打抜きかす及びキャリアカセット2を回収する回収ボッ
クス35を例えば120度間隔で配置して構成されてい
る。この場合、前記部品供給機構33部分が供給位置と
され、前記回収ボックス35部分が搬送位置とされてい
る。そして、前記回転テーブル32上には、詳しくは後
述するように、複数個この場合3個の保持機構36が1
20度間隔で設けられている。
【0029】このうち、まず、前記部品供給機構33
は、前記キャリアテープ1を保持したキャリアカセット
2を多段に積上げた状態に収容するマガジン37を有す
ると共に、このマガジン37内の最下段に位置するキャ
リアカセット2を、前記回転テーブル32側に押出して
前記保持機構36に供給するプッシャー38を有して構
成されている。
【0030】前記打抜装置34は、回転テーブル32の
すぐ近傍の作業位置とそこから外側(図1で右方)に離
れる排出位置との間を移動される下金型39と、この下
金型39との協働により前記キャリアテープ1からTA
B部品11を打抜く図示しない上金型等から構成されて
いる。これにて、下金型39の作業位置において、保持
機構36が保持しているキャリアカセット2のキャリア
テープ1からTAB部品11の打抜きが行われ、打抜か
れたTAB部品11は下金型39上に載置された状態で
排出位置へ移動し、ここから後段の部品装着部に供給さ
れるようになっている。
【0031】前記回収ボックス35は、TAB部品11
が打抜かれた後のキャリアテープ1の打抜きかす及びキ
ャリアカセット2を回収するためのものであり、上面が
開口した箱から構成される。そして、この回収ボックス
35部分には、後述するように、保持解除手段としての
爪開放機構40(図7,8参照)が設けられている。
尚、回収されたキャリアカセット2は再使用されるよう
になっている。
【0032】前記回転テーブル32は、図6及び図9に
示すように、図示しないモータ等を備える回転駆動機構
41上に設けられ、その回転駆動機構41により、矢印
A方向に回転されると共に任意の回転位置にて停止され
るようになっている。前記回転駆動機構41は、例えば
図示しない油圧シリンダ等を備える上下駆動機構42に
より、ΔZの高さだけ上下動するようになっている。こ
れにて、回転テーブル32は、保持機構36における部
品供給,部品打抜き,回収の各作業を行う際(停止時)
には、下降位置に下降され、それ以外の移動時には上昇
位置にて回転動作を行うようになっている。
【0033】さて、前記保持機構36について、図2乃
至図5をも参照して述べる。図2等に示すように、保持
機構36は、ベース部43に、固定爪44及び可動爪4
5を設けて構成されている。このうちベース部43は、
前記回転テーブル32の上面外周部位に固定的に取付け
られる基部の両端部から外周側(回転テーブル32の外
側)に延びる2個の把持片部43a,43bを一体に有
するほぼコ字状をなしている。この場合、把持片部43
a,43b間の間隔は、前記キャリアカセット2の幅寸
法よりも、やや大きくなっている。また、前記固定爪4
4は、一方(図2等で右側)の把持片部43aの下面
に、内側(左側)に若干量延出するように設けられてい
る。さらに、固定爪44の内側に延出した部分の先端部
には、他の部分より若干高くなった抜出し防止用の段部
44a(図2参照)が設けられている。
【0034】そして、前記可動爪45は、他方(図2等
で左側)の把持片部43b側にこの場合回動変位可能に
設けられている。即ち、可動爪45は、把持片部43b
の下面側に位置される部品支え部45aと、その部品支
え部45aの図で左端部から上方に延びる取付部45b
とを一体に有したL字形の板状をなしている。また、前
記取付部45bの上部中央部には、ほぼコ字状をなし前
後方向に延びる貫通孔を有する取付ブロック46が設け
られている。さらに、前記取付部45bの後端部から図
で左側に折曲る折曲部45cが一体に設けられ、その折
曲部45cに、後方(回転テーブル32側)に延びる作
動ピン47が設けられている。
【0035】一方、前記左側の把持片部43bの上面部
には、前記取付ブロック46を支持するためのホルダ4
8が設けられ、前記取付ブロック46は、このホルダ4
8に図2で前後方向に延びるシャフト49を介して回動
可能に支持されている。これにて、可動爪45は、ベー
ス部43に対して、シャフト49を中心に矢印B及びC
方向(図4等参照)に回動が可能とされているのであ
る。
【0036】このとき、前記シャフト49には、付勢手
段としてのねじりコイルばね51が設けられており、こ
れにて、可動爪45は、常に矢印B方向(閉状態)に付
勢されているのである。また、可動爪45の矢印B方向
の回動は、取付部45bに設けられたアジャスタボルト
50の先端が、把持片部43bの側面に当接する位置に
規制されるようになっている。尚、図3に示すように、
前記シャフト49はベアリング52を介して取付ブロッ
ク46を貫通し、また、取付ブロック46とホルダ48
との間には、軸方向のがたを防止するためのワッシャ5
3が設けられている。
【0037】これにより、可動爪45は、通常時(外力
が作用していない時)には、図2,図3,図4及び図7
に示すように、その部品支え部45aが、把持片部43
bの下面部に位置して前記固定爪44と対称的に内側に
延出するようになっている。この可動爪45の状態を閉
状態と称する。これにて、キャリアカセット2は、一対
の把持片部43a,43b間に挟まれた位置において、
下面の左右部を可動爪45(部品支え部45a)及び固
定爪44に受けられた状態で保持されるのである。尚、
可動爪45の部品支え部45aの先端部にも、固定爪4
4と同等の段部45d(図2参照)が形成されている。
【0038】一方、前記作動ピン47に対して、ねじり
コイルばね51のばね力に抗する大きさの上方(矢印D
方向)への外力が作用すると、可動爪45は、ベース部
43に対してシャフト49を中心として矢印C方向に回
動するようになる。このとき、図5及び図8に示すよう
に、部品支え部45aが把持片部43bの内側部から外
側へ退避し(この可動爪45の状態を開状態と称す
る)、もって、支持していたキャリアカセット2の保持
を解除して放出(落下)させるようになっているのであ
る。尚、作動ピン47に対する外力を解除すると、ねじ
りコイルばね51のばね力により、可動爪45は閉状態
に戻る。
【0039】そして、本実施例においては、図7及び図
8に示すように、前記回収ボックス35の近傍(図で左
側)に位置して、前記可動爪45を開状態に変位させる
ための爪開放機構40が設けられている。この爪開放機
構40は、部品実装装置のベースに固定的に設けられ、
この場合、上向きに設けられたエアシリンダ54、この
エアシリンダ54のロッド54aの先端部に設けられた
押上ブロック55、前記ロッド54a(押上ブロック5
5)の上昇位置及び下降位置を検出するための一対のセ
ンサ56,56、前記エアシリンダ54駆動用の配管5
7、前記角センサ56と外部回路との接続用の配線58
等を備えて構成されている。
【0040】この場合、前記エアシリンダ54(押上ブ
ロック55)は、保持機構36が搬送位置である回収ボ
ックス35の上方に停止した際に、前記作動ピン47の
真下に位置するようになっている。これにて、エアシリ
ンダ54のロッド54aの上昇によって、押上ブロック
55が作動ピン47を上方(矢印D方向)に押上げ、可
動爪45を開状態に変位させるようになっているのであ
る。また、この動作は、センサ56,56の検出に基づ
いて制御されるようになっている。
【0041】次に、上記構成の作用について述べる。回
転テーブル32に設けられた3個の保持機構36は、夫
々回転テーブル32の周囲の部品供給機構33、打抜装
置34、回収ボックス35にて、キャリアカセット2の
受取り、TAB部品11の打抜き時の保持、キャリアテ
ープ1の打抜きかす及びキャリアカセット2の回収ボッ
クス35への放出の作業を夫々行う。これら作業は、回
転テーブル23の角度120度ずつの回転により、順に
連続的に実行されるようになる。
【0042】このうち、まず、キャリアカセット2の受
取りは次のように行われる。即ち、図1及び図2に示す
ように、供給位置に停止された保持機構36は、把持片
部43a,43b間の部分が前記マガジン37の出口部
に対向して位置されており、ここで、プッシャー38が
動作されることにより、1個のキャリアカセット2が押
出され、スライド移動されるようにして把持片部43
a,43b間に挿入される。これにて、キャリアカセッ
ト2が、把持片部43a,43b間に位置して、固定爪
44及び可動爪45の部品支え部45a上に跨がって載
置された状態に保持される。また、このとき、キャリア
カセット2は、段部44a,45dを乗越える位置まで
差込まれ、前方へ飛出すことのない状態とされる。
【0043】次に、キャリアカセット2を受取った保持
機構36は、回転テーブル32の矢印A方向の回転(1
20度の回転)によって、作業位置に位置する下金型3
9の上方に移動されて停止される。ここで、打抜装置3
4により、保持機構36が保持しているキャリアカセッ
ト2のキャリアテープ1からTAB部品11の打抜きが
行われる。これにより、打抜かれたTAB部品11は下
金型39上に残って後段の部品装着部に供給され、一
方、保持機構36には、キャリアテープ1の打抜きかす
を有するキャリアカセット2が残されることになる。
【0044】この打抜き作業が終了すると、回転テーブ
ル32の矢印A方向の回転(120度の回転)によっ
て、図7に示すように、保持機構36は搬送位置である
回収ボックス35の上方に停止されるようになる。この
とき、上述のように、保持機構36の作動ピン47が、
爪開放機構40のエアシリンダ54の真上に位置して停
止されるようになる。
【0045】そこで、図示しないバルブの切替えによ
り、エアシリンダ54のロッド54aが上昇し、押上ブ
ロック55が作動ピン47を上方(矢印D方向)に押上
げるようになる。これにて、図8及び図5に示すよう
に、可動爪45が矢印C方向に回動して開状態に変位さ
れ、これに伴い、可動爪45と固定爪44とに掛渡され
るように支持されていたキャリアカセット2は、一方の
支持がなくなって下方つまり回収ボックス35内に落下
するようになるのである。
【0046】この後、エアシリンダ54のロッド54a
が下降し、可動爪45はねじりコイルばね51のばね力
によって矢印B方向に回動して閉状態に戻るのである。
さらに、回転テーブル32の矢印A方向の回転によっ
て、保持機構36は、再び部品供給機構33部分(供給
位置)へ移動されるのである。このような動作が、3個
の保持機構36によって連続的に行われ、多数個の部品
に対する搬送の作業が順次実行され、もって効率的な搬
送作業(打抜作業)が実行されるのである。
【0047】尚、TAB部品11の種類(大きさ)等を
変更するときには、金型等を変更すると共に、保持機構
をTAB部品11に適応したものに交換するいわゆる段
取り替えが行われるが、この保持機構の段取り替え時に
は、例えば図9に示すように、回転駆動機構41に対し
て回転テーブル32ごと保持機構36を取外し、新たな
回転テーブルを装着することが行われる。
【0048】このように本実施例によれば、キャリアカ
セット2を保持して搬送するための保持機構36の構成
を、開状態と閉状態との間で変位可能な可動爪45を設
けたに止まる極めて簡単なものとし、回収ボックス35
部分に爪開放機構40を固定的に設けたので、従来のよ
うな回転テーブル9上のクランプ機構8に対する電気的
な配線や圧縮空気の供給のために耐回転用の配線や配管
が必要であったものと異なり、保持機構36の可動爪4
5を動作させるための配線58及び配管57を固定的に
設けることができた。
【0049】このため、従来必要であった耐回転用の配
線や配管が不要となり、構成の簡単化を図ることができ
るものである。しかも、保持機構36自体の構成も極め
て簡単なものとなり、さらには、3個の保持機構36に
対して1個の爪開放機構40で済むようになり、構成の
大幅な簡単化を図ることができ、大幅なコストダウンを
図ることができたのである。
【0050】そして、耐回転用の配線や配管が不要とな
ることに伴い、接点の磨耗による接触不良や空気漏れの
虞もなくなって寿命を長くすることができて信頼性を向
上することができ、点検やそれに伴う部品交換もさほど
頻繁に行う必要がなくなるものである。さらに、上述の
ように、TAB部品11の種類の変更に伴う段取り替え
の作業も、極めて容易に行うことができるものである。
【0051】(2)第2の実施例 次に、図10及び図11を参照して、本発明の第2の実
施例(請求項3,5に対応)について説明する。尚、こ
の第2の実施例も、上記第1の実施例と同様に、本発明
をTAB部品11の実装装置の部品打抜き部に適用した
ものであるため、上記第1の実施例と同一部分には同一
符号を付して新たな図示及び詳しい説明を省略し、上記
第1の実施例と異なる部分についてのみ述べる。
【0052】この実施例においては、保持機構61は、
回転テーブル32に固定的に取付けられるベース部62
と、このベース部62の右端部から前方(外周方向)に
延びて一体に設けられた固定爪63と、前記ベース部6
2の図で左側に位置して前方に延び図で左右方向に移動
可能に設けられた可動爪64とを備えて構成されてい
る。前記固定爪63には、下部内側に突出しキャリアカ
セット2の右側縁部を支える支持部63aが設けられて
おり、可動爪64にもそれと対称的にキャリアカセット
2の左側縁部を支えるための支持部64aが設けられて
いる。
【0053】この場合、前記可動爪64は、例えば鉄な
どの強磁性材から構成され、ベース部62に設けられた
リニアガイド65に沿って図で左右方向にスライド移動
可能に設けられていると共に、付勢手段としての引張コ
イルばね66がベース部62との間に掛渡されている。
また、前記リニアガイド65には、可動爪64の右側の
位置を規制するストッパ65aが設けられている。これ
にて、可動爪64は、図に実線で示すようなキャリアカ
セット2を保持する閉状態と、二点鎖線で示すようなキ
ャリアカセット2の保持を解く開状態との間を変位可能
とされ、引張コイルばね66により常に閉状態(図で右
方)に付勢されているのである。
【0054】一方、回収ボックス35の側部に固定的に
設けられる保持解除手段たる爪開放機構67は、前記可
動爪64を非接触にて開状態に変位させるためのもので
あり、この場合、前記可動爪64との間に吸引力を作用
させる電磁石68、この電磁石68を左右方向に移動さ
せるための移動機構69、前記可動爪64が開状態に移
動したこと言い換えれば保持機構61によるキャリアカ
セット2の放出が完了したことを非接触にて検出するた
めのセンサ70を備えて構成されている。このセンサ7
0はこの場合反射形光センサから構成されている。ま
た、図示はしないが、爪開放機構67に対する配線が固
定的に設けられていることは勿論である。
【0055】かかる構成においては、TAB部品11の
打抜き作業が終了し、キャリアテープ1の打抜きかすを
有するキャリアカセット2を保持した保持機構61は、
回転テーブル32の回転によって、搬送位置である回収
ボックス35の上方に停止されるようになる。このと
き、可動爪64が爪開放機構67の電磁石68の直ぐ上
に位置して停止されるようになる。ここで、電磁石68
に通電されて可動爪64に対する吸引力を作用させた状
態で、その電磁石68が移動機構69によって図で左方
に移動される。
【0056】これにて、図に二点鎖線で示すように、電
磁石68の吸引力によって、可動爪64は引張コイルば
ね66のばね力に抗して開状態に変位し、これに伴い、
支持されていたキャリアカセット2が回収ボックス35
内に落下するようになるのである。また、可動爪64が
開状態に変位したことをセンサ70が検出すると、電磁
石68への通電が停止され、可動爪64は引張コイルば
ね66のばね力により閉状態に戻るようになる。この
後、電磁石68も元の位置に戻される。
【0057】このような第2の実施例においても、上記
第1の実施例と同様に、保持機構61等の構成の簡単化
を図ることができるなど、上記第1の実施例と同様の作
用,効果を得ることができる。そして、本実施例では、
爪開放機構67を、非接触にて可動爪64を開状態に変
位させる構成としたので、摺動部を廃止することがで
き、摩耗やごみの発生を防止することができ、ひいては
クリーンルームなどでの使用にも好適するものである。
さらには、可動爪64の変位を検出するセンサ70を固
定的に設けるようにしているので、保持機構61の動作
を確認して確実な動作を行わせることができるといった
利点も得ることができる。
【0058】(3)第3の実施例 図12は、本発明の第3の実施例を示すものである。こ
の実施例においては、保持機構71は、ベース部72の
左右部から前方(図で左方)に延びる2本の固定爪73
(片方のみ図示)を一体に有したほぼコ字状をなし、可
動部分を有しない構成とされている。一方、回収ボック
ス74は、後部側(図で右側)の壁が低く、前部側の壁
が高い構成とされている。
【0059】そして、本実施例では、圧縮空気を吹出す
ノズル75が、保持解除手段として回収ボックス74の
後方側に斜め上向きに設けられている。前記ノズル75
に圧縮空気を供給するための配管は固定的に設けられて
いる。さらに、この場合、キャリアカセット2の放出が
完了したどうかを保持機構71の保持しているキャリア
カセット2の有無によって直接的に検出するセンサ76
が設けられている。このセンサ76は、投光素子と受光
素子とを対向配置した透過形光センサから構成されてい
る。
【0060】この実施例においては、TAB部品11の
打抜き作業が終了した保持機構71は、搬送位置である
回収ボックス74の後部に図に示すように停止されるよ
うになる。ここで、前記ノズル75から圧縮空気が矢印
Eに示すように噴出されるようになり、これに伴い、保
持機構71に保持されていたキャリアカセット2が、二
点鎖線で示すように吹飛ばされ、回収ボックス75内に
回収されるのである。また、このとき、ノズル75から
の圧縮空気の吹出しは、センサ76の検知信号に基づい
て制御されるのである。
【0061】従って、本実施例においても、従来のもの
と比べて大幅な構成の簡単化を図ることができ、しか
も、保持機構71自体に可動部がなく、また保持解除手
段としてもノズル75により構成されるので、より一層
の構成の簡単化、コストダウンを図ることができるもの
である。
【0062】(4)第4の実施例 最後に、本発明の第4の実施例(請求項4に対応)につ
いて、図13及び図14を参照して述べる。本実施例に
おいては、上記第1の実施例と同等の保持機構36を有
しており、爪開放機構81の構成が上記第1の実施例と
異なっている。ここで、保持機構36は、回転テーブル
32が搬送位置(回収ボックス35の上方)に停止した
後ΔZだけ下降することにより、回収ボックス35の上
方において上下動するのであるが、爪開放機構81は、
この保持機構36の下降時の移動力によって可動爪45
を開状態に変位させるように構成されている。
【0063】即ち、爪開放機構81は、部品実装装置の
ベース上に固定的に立設されたバー82の上端に、作動
ピン47に当接して相対的に押上げるための押上ブロッ
ク83を備えて構成されている。この場合、図13に示
すように、回転テーブル32の上方停止時において保持
機構36の作動ピン47は、押上ブロック83の真上に
位置し、保持機構36の下降に伴い、図14に示すよう
に、作動ピン47が押上ブロック83によって相対的に
押上げられ、可動爪45が開状態に変位してキャリアカ
セット2の保持を解くようになっている。その後の保持
機構36の上昇により、可動爪45は閉状態に戻され
る。また、キャリアカセット2の放出が完了したどうか
を保持機構36の保持しているキャリアカセット2の有
無によって直接的に検出するセンサ84が設けられてい
る。このセンサ84も、投光素子と受光素子とを対向配
置した透過形光センサから構成されている。
【0064】このような実施例によれば、上記第1の実
施例と同等の作用.効果を得ることができることは勿
論、それに加えて、爪開放機構81自体は駆動源を必要
としないので、より一層の構成の簡単化及びコストダウ
ンを図ることができるものである。
【0065】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えばTAB部品11に限らず各種の
部品を搬送する装置に適用することができる等、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ
る。
【0066】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏する。即ち、請求
項1の部品搬送装置によれば、部品を保持する保持機構
と、供給位置において保持機構に部品を供給する部品供
給機構と、保持機構を供給位置から搬送位置へ移動させ
る移動機構と、搬送位置部分に固定的に設けられ保持機
構による部品の保持を解除させる保持解除手段とを具備
するので、構成の大幅な簡単化及びそれに伴う大幅なコ
ストダウンを図ることができ、しかも信頼性や段取り替
え時の作業性にも優れるものである。
【0067】この場合、保持機構を、付勢手段によって
部品を保持する閉状態に付勢された可動爪を設けて構成
し、保持解除手段を、可動爪を開状態に変位させる爪開
放機構から構成すれば(請求項2の部品搬送装置)、簡
単な構成で保持機構及び保持解除手段を構成することが
できる。
【0068】さらには、前記爪開放機構を、非接触にて
前記可動爪を開状態に変位させるように構成すれば(請
求項3の部品搬送装置)、摺動部を廃止することがで
き、摩耗やごみの発生を防止することができる。また、
爪開放機構を、前記保持機構の移動機構による移動力を
駆動力とするように構成すれば(請求項4の部品搬送装
置)、爪開放機構自体には駆動源を必要としないので、
より一層構成の簡単化を図ることができる。
【0069】また、搬送位置部分に、保持機構による部
品の放出が完了したかどうかを非接触にて検出するため
のセンサを固定的に設けるようにすれば(請求項5の部
品搬送装置)、保持機構の動作を確認して確実な動作を
行わせることができ、しかもセンサ用の配線を固定的に
設けることができる。
【0070】そして、移動機構を回転テーブルから構成
すると共に、前記保持機構をこの回転テーブルの周囲部
に複数個設け、それら複数個の保持機構により連続的に
部品の搬送が行われるように構成すれば(請求項6の部
品搬送装置)、効率的な部品の搬送作業を行うことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、部品打抜
き部の概略構成を示す斜視図
【図2】保持機構の拡大斜視図
【図3】保持機構の平面図
【図4】可動爪の閉状態における保持機構の正面図
【図5】可動爪の開状態における保持機構の正面図
【図6】回転テーブル部分の概略的な斜視図
【図7】回収ボックス部分の正面図
【図8】キャリアカセットの保持を解く様子を示す回収
ボックス部分の正面図
【図9】回転テーブル部分の概略的な分解斜視図
【図10】本発明の第2の実施例を示す保持機構の平面
【図11】図7相当図
【図12】本発明の第3の実施例を示す回収ボックス部
分の側面図
【図13】本発明の第4の実施例を示す回収ボックス部
分の正面図
【図14】図8相当図
【図15】キャリアカセットの拡大斜視図
【図16】従来例を示すもので、部品供給機構部分を示
す概略的側面図
【図17】回転テーブル部分の斜視図
【図18】クランプ機構の斜視図
【図19】部品打抜き部を概略的に示す平面図
【図20】部品打抜き部を概略的に示す正面図
【図21】耐回転用配線の概略構成を示す斜視図
【図22】耐回転用配管のジョイントを一部破断して示
す斜視図
【符号の説明】
図面中、2はキャリアカセット(部品)、11はTAB
部品、31は部品打抜き部、32は回転テーブル(移動
機構)、33は部品供給機構、35,74は回収ボック
ス、36,61,71は保持機構、40,67,81は
爪開放機構(保持解除手段)、44,63,73は固定
爪、45,64は可動爪、47は作動ピン、51はねじ
りコイルばね(付勢手段)、54はエアシリンダ、5
5,83は押上ブロック、56,70,76,84はセ
ンサ、66は引張コイルばね(付勢手段)、68は電磁
石、75はノズルを示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品等の部品を供給位置から搬送位
    置へ搬送するものであって、 前記部品を保持する保持機構と、 前記供給位置において前記保持機構に部品を供給する部
    品供給機構と、 前記保持機構を供給位置から搬送位置へ移動させる移動
    機構と、 前記搬送位置部分に固定的に設けられ前記保持機構によ
    る部品の保持を解除させる保持解除手段とを具備するこ
    とを特徴とする部品搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記保持機構は、開状態と閉状態との間
    で変位可能な可動爪を有し、その閉状態で前記部品を保
    持し且つ開状態でその部品の保持を解いて放出するよう
    に構成されていると共に、その可動爪を閉状態に常時付
    勢する付勢手段を有して構成され、 前記保持解除手段は、前記可動爪を前記付勢手段の付勢
    力に抗して開状態に変位させる爪開放機構から構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の部品搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記爪開放機構は、非接触にて前記可動
    爪を開状態に変位させるように構成されていることを特
    徴とする請求項2記載の部品搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記爪開放機構は、前記保持機構の移動
    機構による移動力を駆動力として前記可動爪を開状態に
    変位させるように構成されていることを特徴とする請求
    項2記載の部品搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送位置部分には、前記保持機構に
    よる部品の放出が完了したかどうかを非接触にて検出す
    るためのセンサが固定的に設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の部品搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記移動機構は、前記供給位置と搬送位
    置との間において回転する回転テーブルから構成されて
    いると共に、前記保持機構は、この回転テーブルの周囲
    部に複数個が設けられ、それら複数個の保持機構により
    連続的に部品の搬送が行われるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の部
    品搬送装置。
JP7064017A 1995-03-23 1995-03-23 部品搬送装置 Pending JPH08264992A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015070430A1 (zh) * 2013-11-15 2015-05-21 王健 一种自动上板装置
CN110342255A (zh) * 2019-07-25 2019-10-18 东莞华贝电子科技有限公司 Pcba板的分板与测试对接移栽设备

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WO2015070430A1 (zh) * 2013-11-15 2015-05-21 王健 一种自动上板装置
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