JPH0826444A - 複列コンベヤチェーンのテークアップ装置 - Google Patents
複列コンベヤチェーンのテークアップ装置Info
- Publication number
- JPH0826444A JPH0826444A JP18196894A JP18196894A JPH0826444A JP H0826444 A JPH0826444 A JP H0826444A JP 18196894 A JP18196894 A JP 18196894A JP 18196894 A JP18196894 A JP 18196894A JP H0826444 A JPH0826444 A JP H0826444A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- take
- chain
- shaft
- fixed
- tension
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複列コンベヤチェーンのテークアップ装置の
小形化を目的とする。 【構成】 テークアップ軸１の両端にテークアップ鎖車
２，２を固着し、夫々のテークアップ鎖車２，２に噛合
するチェーン形ラック６，６を固定基台４に展設したテ
ークアップ装置である。
小形化を目的とする。 【構成】 テークアップ軸１の両端にテークアップ鎖車
２，２を固着し、夫々のテークアップ鎖車２，２に噛合
するチェーン形ラック６，６を固定基台４に展設したテ
ークアップ装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベヤチェーン、伝
動チェーン、コンベヤベルト等の伝動条帯の張力を調節
するテークアップ装置に関する。
動チェーン、コンベヤベルト等の伝動条帯の張力を調節
するテークアップ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の並列したコンベヤチェーン等の張
力を調節する従来のテークアップ装置は、図３に一例と
して示すように、チェーンＣに懸回螺合するスプロケッ
トＳをコンベヤチェーンの並列数だけ同一のスプロケッ
ト軸Ａ上に設け、該スプロケット軸Ａの両端部を回転自
在に軸受する可動台Ｔを固定基台Ｆに取付けた上下一対
の案内レールＧＲ，ＧＲ上で滑動自在に支承している。
力を調節する従来のテークアップ装置は、図３に一例と
して示すように、チェーンＣに懸回螺合するスプロケッ
トＳをコンベヤチェーンの並列数だけ同一のスプロケッ
ト軸Ａ上に設け、該スプロケット軸Ａの両端部を回転自
在に軸受する可動台Ｔを固定基台Ｆに取付けた上下一対
の案内レールＧＲ，ＧＲ上で滑動自在に支承している。
【０００３】そして、該可動台Ｔの両側部の夫々に一端
を回動自在に支承した一対の並列したねじ軸Ｂ、Ｂの他
端部には夫々伝動スプロケットＧ，Ｇが固着され、夫々
のねじ軸Ｂ，Ｂ上のスプロケットＧ，Ｇ間には伝動チェ
ーンＤが懸回され、該ねじ軸Ｂに螺合するナットＮは前
記固定基台上に固定されている。
を回動自在に支承した一対の並列したねじ軸Ｂ、Ｂの他
端部には夫々伝動スプロケットＧ，Ｇが固着され、夫々
のねじ軸Ｂ，Ｂ上のスプロケットＧ，Ｇ間には伝動チェ
ーンＤが懸回され、該ねじ軸Ｂに螺合するナットＮは前
記固定基台上に固定されている。
【０００４】したがって、一対のねじ軸Ｂ，Ｂの一方の
ねじ軸端部を外力により回転駆動すると、伝動チェーン
Ｄを介して他方のねじ軸Ｂも同期回転し、夫々のねじ軸
Ｂ，Ｂは同期して進退動し、可動台Ｔを等量の距離だけ
同時に進退動させることにより、チェーン等の張力を調
節していた。
ねじ軸端部を外力により回転駆動すると、伝動チェーン
Ｄを介して他方のねじ軸Ｂも同期回転し、夫々のねじ軸
Ｂ，Ｂは同期して進退動し、可動台Ｔを等量の距離だけ
同時に進退動させることにより、チェーン等の張力を調
節していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の複列コ
ンベヤチェーンのテークアップ装置は、スプロケット軸
両端部を同期して等量進退動させるために、一対のねじ
軸Ｂ，Ｂ上に夫々伝動スプロケットＧ，Ｇを固着し、該
一対のスプロケット間に伝動チェーンＤを懸回している
が、該伝動チェーンＤの伸び等により同期等量移動が精
確に行なわれないので、スプロケット両端部の移動に差
異が生じて、複列チェーンの均等な張力調節ができず、
また、駆動チェーンを両ねじ軸間に張設することによっ
てテークアップ装置周辺の作業性を著しく制限する等の
欠点があった。
ンベヤチェーンのテークアップ装置は、スプロケット軸
両端部を同期して等量進退動させるために、一対のねじ
軸Ｂ，Ｂ上に夫々伝動スプロケットＧ，Ｇを固着し、該
一対のスプロケット間に伝動チェーンＤを懸回している
が、該伝動チェーンＤの伸び等により同期等量移動が精
確に行なわれないので、スプロケット両端部の移動に差
異が生じて、複列チェーンの均等な張力調節ができず、
また、駆動チェーンを両ねじ軸間に張設することによっ
てテークアップ装置周辺の作業性を著しく制限する等の
欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、テー
クアップ軸両端部に夫々テークアップ鎖車を固着し、該
テークアップ軸を軸受した可動台をチェーン張力方向に
案内支持する固定基台に前記夫々のテークアップ鎖車が
噛合するチェーン形ラックを張設固定し、前記テークア
ップ可動台にねじ軸の一端を回動自在に係合し、該ねじ
軸に螺合するナットを前記固定基台に固設した複列コン
ベヤチェーンのテークアップ装置である。
クアップ軸両端部に夫々テークアップ鎖車を固着し、該
テークアップ軸を軸受した可動台をチェーン張力方向に
案内支持する固定基台に前記夫々のテークアップ鎖車が
噛合するチェーン形ラックを張設固定し、前記テークア
ップ可動台にねじ軸の一端を回動自在に係合し、該ねじ
軸に螺合するナットを前記固定基台に固設した複列コン
ベヤチェーンのテークアップ装置である。
【０００７】
【作用】テークアップ可動台の両側部に設けた一対のね
じ軸の一方を外力により回動すると、螺合ナットが固定
されているので該ねじ軸は回動の方向により進出又は後
退動を行なうから、該ねじ軸の一端に回動自在に係合し
ているテークアップ可動台は進退動し、可動台両側の夫
々のテークアップ鎖車も夫々のチェーン形ラックに噛合
して、同期して同量の進退動を行い、スプロケット軸は
平行移動する。
じ軸の一方を外力により回動すると、螺合ナットが固定
されているので該ねじ軸は回動の方向により進出又は後
退動を行なうから、該ねじ軸の一端に回動自在に係合し
ているテークアップ可動台は進退動し、可動台両側の夫
々のテークアップ鎖車も夫々のチェーン形ラックに噛合
して、同期して同量の進退動を行い、スプロケット軸は
平行移動する。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明のテークアップ装置の平面図
であり、図２は図１の右側断面図であって、並列したコ
ンベヤチェーンＣ１およびＣ２を懸回噛合するスプロケ
ットＳ１およびＳ２を回転自在に軸受するテークアップ
軸１の両端部には、夫々テークアップ鎖車２，２が固着
されるとともに、該テークアップ軸１を支承する可動台
３，３は、固定基台４，４の案内レール５，５に嵌入す
る凹溝を有し、また、固定基台４，４上には、短尺のチ
ェーンを直線上に展設したチェーン形ラック６，６がテ
ークアップ鎖車２，２に噛合して固設されている。
であり、図２は図１の右側断面図であって、並列したコ
ンベヤチェーンＣ１およびＣ２を懸回噛合するスプロケ
ットＳ１およびＳ２を回転自在に軸受するテークアップ
軸１の両端部には、夫々テークアップ鎖車２，２が固着
されるとともに、該テークアップ軸１を支承する可動台
３，３は、固定基台４，４の案内レール５，５に嵌入す
る凹溝を有し、また、固定基台４，４上には、短尺のチ
ェーンを直線上に展設したチェーン形ラック６，６がテ
ークアップ鎖車２，２に噛合して固設されている。
【０００９】そして、前記可動台３，３には固定基台
４，４に立設したねじ軸受フランジ３Ａ，３Ａに固設し
たナット７，７に螺合したねじ軸８の一端８Ａ，８Ａが
回動自在に係合している。
４，４に立設したねじ軸受フランジ３Ａ，３Ａに固設し
たナット７，７に螺合したねじ軸８の一端８Ａ，８Ａが
回動自在に係合している。
【００１０】したがって、一側のねじ軸８を外力により
回動すると、一側の固設ナット７に螺合して一側の可動
台３をチェーン張力方向に移動させるから、テークアッ
プ軸１の一端に固着した一側のテークアップ鎖車２は一
側のチェーン形ラック６と噛合して一側の可動台の移動
長さに応じて回転するとともに、該一側のテークアップ
鎖車２と同軸上に固着している他側のテークアップ鎖車
２も同量だけ同期して回転する。該他側のテークアップ
鎖車２は他側のチェーン形ラック６に噛合しているか
ら、他側のテークアップ鎖車２の回転量に応じてテーク
アップ軸１の他端をチェーン張力方向に移動させること
となり、テークアップ軸１の両端は同期して同量の移動
をしてチェーン張力を増減するので、複列のチェーンは
同時に同量の張力調節がなされる。なお、図２中鎖線で
開示されたプッシャドッグＰは、２列のコンベヤチェー
ン間に跨って取付けられたトロリーＨに起側自在に取付
けられた従来公知のプッシャコンベヤであり、図１では
省略して開示されていない。
回動すると、一側の固設ナット７に螺合して一側の可動
台３をチェーン張力方向に移動させるから、テークアッ
プ軸１の一端に固着した一側のテークアップ鎖車２は一
側のチェーン形ラック６と噛合して一側の可動台の移動
長さに応じて回転するとともに、該一側のテークアップ
鎖車２と同軸上に固着している他側のテークアップ鎖車
２も同量だけ同期して回転する。該他側のテークアップ
鎖車２は他側のチェーン形ラック６に噛合しているか
ら、他側のテークアップ鎖車２の回転量に応じてテーク
アップ軸１の他端をチェーン張力方向に移動させること
となり、テークアップ軸１の両端は同期して同量の移動
をしてチェーン張力を増減するので、複列のチェーンは
同時に同量の張力調節がなされる。なお、図２中鎖線で
開示されたプッシャドッグＰは、２列のコンベヤチェー
ン間に跨って取付けられたトロリーＨに起側自在に取付
けられた従来公知のプッシャコンベヤであり、図１では
省略して開示されていない。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、テークアップ軸の両側に夫々
テークアップ鎖車を固着するとともに、夫々テークアッ
プ鎖車に噛合するチェーン形ラックを固定基台に固設し
たので、テークアップ軸の一端を可動台を介して固定基
台上でチェーン張力方向に移動させると、テークアップ
軸の一端の移動がテークアップ軸の他端も同期して同量
の同方向への移動を伝達するから、テークアップ軸は平
行移動し、従来例のような伝動チェーンの伸びを考慮す
る必要もなく複列のチェーンは同時に同量の張力調整を
得ることができることになる。
テークアップ鎖車を固着するとともに、夫々テークアッ
プ鎖車に噛合するチェーン形ラックを固定基台に固設し
たので、テークアップ軸の一端を可動台を介して固定基
台上でチェーン張力方向に移動させると、テークアップ
軸の一端の移動がテークアップ軸の他端も同期して同量
の同方向への移動を伝達するから、テークアップ軸は平
行移動し、従来例のような伝動チェーンの伸びを考慮す
る必要もなく複列のチェーンは同時に同量の張力調整を
得ることができることになる。
【００１２】したがって、テークアップ軸の両端にチェ
ーン形ラックに噛合するテークアップ鎖車を回動するの
みで、複列のコンベヤチェーンに対する張力調節を同時
に同方向に等量だけ行うことが可能になり、従来のテー
クアップ手段が占有する取付空間に比し著しく節減さ
れ、しかも、テークアップ軸両端のテークアップ鎖車間
隔および鎖車の大きさも自由に選択できる設計の自由度
の拡大が達成され、コンベヤ装置全体のコンパクト化に
大いに寄与するものである。
ーン形ラックに噛合するテークアップ鎖車を回動するの
みで、複列のコンベヤチェーンに対する張力調節を同時
に同方向に等量だけ行うことが可能になり、従来のテー
クアップ手段が占有する取付空間に比し著しく節減さ
れ、しかも、テークアップ軸両端のテークアップ鎖車間
隔および鎖車の大きさも自由に選択できる設計の自由度
の拡大が達成され、コンベヤ装置全体のコンパクト化に
大いに寄与するものである。
【図１】 本発明の平面図である。
【図２】 図１の側断面図である。
【図３】 従来例の拡大正面図である。
１ テークアップ軸 ２ テークアップ鎖車 ３ 可動台 ４ 固定基台 ６ チェーン形ラック ８ ねじ軸
Claims (1)
- 【請求項１】 複列コンベヤチェーンを懸回した複数の
スプロケットを回転自在に支承したテークアップ軸の両
端部に夫々テークアップ鎖車を固着し、前記テークアッ
プ軸を軸受した可動台をチェーン張力方向に案内支持す
る固定基台に前記夫々のテークアップ鎖車が噛合するチ
ェーン形ラックを張設固定し、前記可動台にねじ軸の一
端を回動自在に係合し、該ねじ軸に螺合するナットを前
記固定基台に固設した複数のコンベヤチェーンのテーク
アップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18196894A JPH0826444A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 複列コンベヤチェーンのテークアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18196894A JPH0826444A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 複列コンベヤチェーンのテークアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826444A true JPH0826444A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16110018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18196894A Pending JPH0826444A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 複列コンベヤチェーンのテークアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826444A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4526178B2 (ja) * | 2000-11-15 | 2010-08-18 | 三洋電機株式会社 | 食器洗浄機 |
| CN103879725A (zh) * | 2014-04-16 | 2014-06-25 | 江苏江达机械制造有限公司 | 一种提升机螺杆张紧机构 |
| CN103896030A (zh) * | 2014-04-16 | 2014-07-02 | 江苏江达机械制造有限公司 | 一种双联绞龙的张紧结构 |
| CN103950687A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-30 | 佘峰 | 一种磁塑条送线带的驱动装置 |
| CN104944073A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-09-30 | 无锡顺达智能自动化工程股份有限公司 | 用于板式输送机的张紧机构 |
| CN106945993A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-07-14 | 中国矿业大学 | 一种刮板输送机机尾紧链装置 |
| CN107098118A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-29 | 镇江成泰自动化技术有限公司 | 一种倍速链张紧机构 |
| CN110789932A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-02-14 | 金川集团股份有限公司 | 一种自动输送机的张紧装置 |
| JP2022529167A (ja) * | 2019-04-17 | 2022-06-17 | 北京京東乾石科技有限公司 | 選別機 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP18196894A patent/JPH0826444A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4526178B2 (ja) * | 2000-11-15 | 2010-08-18 | 三洋電機株式会社 | 食器洗浄機 |
| CN103879725A (zh) * | 2014-04-16 | 2014-06-25 | 江苏江达机械制造有限公司 | 一种提升机螺杆张紧机构 |
| CN103896030A (zh) * | 2014-04-16 | 2014-07-02 | 江苏江达机械制造有限公司 | 一种双联绞龙的张紧结构 |
| CN103950687A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-30 | 佘峰 | 一种磁塑条送线带的驱动装置 |
| CN104944073A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-09-30 | 无锡顺达智能自动化工程股份有限公司 | 用于板式输送机的张紧机构 |
| CN106945993A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-07-14 | 中国矿业大学 | 一种刮板输送机机尾紧链装置 |
| CN107098118A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-29 | 镇江成泰自动化技术有限公司 | 一种倍速链张紧机构 |
| JP2022529167A (ja) * | 2019-04-17 | 2022-06-17 | 北京京東乾石科技有限公司 | 選別機 |
| US11905124B2 (en) | 2019-04-17 | 2024-02-20 | Beijing Jingdong Qianshi Technology Co., Ltd. | Sorter |
| CN110789932A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-02-14 | 金川集团股份有限公司 | 一种自动输送机的张紧装置 |
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