JPH08264164A - 管形ランプおよびこれを用いた照明装置ならびに定着装置および事務機器 - Google Patents

管形ランプおよびこれを用いた照明装置ならびに定着装置および事務機器

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JPH08264164A
JPH08264164A JP6583895A JP6583895A JPH08264164A JP H08264164 A JPH08264164 A JP H08264164A JP 6583895 A JP6583895 A JP 6583895A JP 6583895 A JP6583895 A JP 6583895A JP H08264164 A JPH08264164 A JP H08264164A
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JP
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molding
base structure
tubular
bulb
sealing
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JP6583895A
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Inventor
Takeshi Kinoshita
剛 木下
Ippei Saka
一平 坂
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通電露出部を確実に覆って絶縁性を確保し、通
電露出部から放電が発生するのを防止し、製造や部品管
理の手間が省ける管形ランプおよびこれを用いた照明装
置ならびに定着装置および事務機器を提供する。 【構成】管形バルブ1の両端に形成された封止部6に、
モールド成形により成形されかつこのモールド成形によ
り封止部を覆う絶縁体からなる口金構体30を固着した
ことを特徴とする管形ランプ。 【作用】口金構体をモールド成形により成形するととも
にこのモールド成形により封止部に固着したから、通電
露出部が覆われるようになり、絶縁被覆が確実になされ
る。また、口金構体はモールド成形と同時に封止部に固
着されるから、格別な口金構体を準備する必要がなく、
部品管理の手間を省くことができ、かつ接着剤を用いな
いので接着剤の劣化による口金構体の外れもなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管形ランプおよびこれ
を用いた照明装置ならびに定着装置および複写機やファ
クシミリ等の事務機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機やファクシミリなどの事務機
器(OA機器)には、複写原稿の画像を読み取るための
露光用光源や複写用紙に転写された画像の定着用ヒータ
として、管形ハロゲン電球が使用されている。
【0003】この種の管形ハロゲン電球は、従来、図6
に示すように、石英などからなる直管形のバルブ1内に
管軸方向に沿ってフィラメントマウント2を設けてあ
り、このフィラメントマウント2は、管軸方向に沿う照
度分布を均等にするため、フィラメントコイルよりなる
発光部3と短絡線等よりなる非発光部4を交互に配置し
てある。
【0004】非発光部4にはリングサポート5…が巻回
されておりこれらリングサポート5…はバルブ1の内面
に接触するようになっており、これによりフィラメント
マウント2をバルブの管軸上に保持するようになってい
る。
【0005】バルブ1の両端部には圧潰封止部6,6が
形成されており、これら圧潰封止部6,6にはモリブデ
ン箔などからなる金属箔導体7,7が封着されている。
金属箔導体7,7には上記フィラメントマウント2が接
続されているとともに、封止部6から外部に導かれた外
部リード線8,8が接続されている。この外部リード線
8には給電線9が半田付け等の手段で接続されている。
【0006】圧潰封止部6,6には、口金構体10、1
0が取付けられている。口金構体10は外部リード線8
と給電線9との接続部を絶縁保護し、かつランプを機械
的に支持する作用をなすが、従来の口金構体10はセラ
ミックス等のような絶縁材料により形成されており、図
7および図8にも示すように、一端に中空円筒部11が
形成されているとともに、他端には給電線導入孔12を
有する小径段部13が形成されている。中空円筒部11
の端面は開口されており、この開口部にはバルブ1の圧
潰封止部6を嵌め込むための嵌合溝14が形成されてい
る。
【0007】口金構体10は上記嵌合溝14にバルブ1
の圧潰封止部6が嵌め込まれるようにしてこの封止部6
に被せられており、この口金構体10と封止部6とは中
空円筒部11に充填された接着剤(セメント)15によ
り接合されている。このような口金構体10の固定によ
り、上記外部リード線8と給電線9との接続箇所、すな
わち通電露出部が口金構体10により覆われるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな口金構体の場合、口金構体10により覆われた外部
リード線8の露出部と口金構体10および封止部6の外
部露出面との沿面距離が短いため、ハロゲン電球の端部
に、例えば定着ローラ20等のような導体が存在する
と、電圧を印加した場合に上記通電露出部と定着ローラ
20との間で放電を発生する心配がある。なお、21は
口金構体10を支持し、かつランプの軸方向の取付け位
置を規制するランプホルダーである。
【0009】また、上記従来の構造の場合、口金構体1
0はバルブ1と別体の部品であるから、製造および部品
管理の手間が増え、接着剤(セメント)15により接合
する工程も増し、かつ接着剤15が劣化した場合、口金
構体10が外れる心配もある。
【0010】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、通電露出部を確実に覆って絶縁性を確保し、
通電露出部から放電が発生するのを防止し、製造や部品
管理の手間が省ける管形ランプおよびこれを用いた照明
装置ならびに定着装置および事務機器を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、バル
ブの両端に形成された封止部に、モールド成形により成
形されかつこのモールド成形により封止部を覆う絶縁体
からなる口金構体を固着したことを特徴とする管形ラン
プである。ここで管形ランプは、直管形ハロゲン電球に
制約されものではなく、通常の直管形白熱電球であって
もよく、また両端封止形の放電灯であってもよい。そし
て、バルブの外面または内面に可視光を透過して赤外線
を反射する赤外線反射膜を形成した電球であってもよ
い。
【0012】請求項2の発明は、上記口金構体には位置
決め用の小径段部が形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の管形ランプである。請求項3の発明は、
封止部には、モールド成形により成形された口金構体が
係止して抜け出るのが防止されるテーパ部が形成されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
管形ランプである。
【0013】請求項4の発明は、封止部には、モールド
成形により成形された口金構体が係止して抜け出るのが
防止される凹または凸部が形成されていることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の管形ランプであ
る。
【0014】請求項5の発明は、口金構体は、モールド
成形型の合わせ面が封止部の偏平側に位置して設けられ
ていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
れか一に記載の管形ランプである。
【0015】請求項6の発明は、口金構体は耐熱性絶縁
樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1な
いし請求項5のいずれか一に記載の管形ランプである。
請求項7の発明は、管形ランプは、管形バルブ内にフィ
ラメントが収容された白熱電球であることを特徴とする
請求項1ないし請求項6のいずれか一に記載の管形ラン
プである。
【0016】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7のいずれか一に記載の管形ランプと;この電球が収容
された反射体と;を具備したことを特徴とする照明装置
である。
【0017】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7のいずれか一に記載の管形ランプと;この電球が収容
された定着ローラと;を具備したことを特徴とする定着
装置である。
【0018】請求項10の発明は、請求項8に記載の照
明装置と、請求項9に記載の定着装置との少なくとも1
つを備えたことを特徴とする事務機器である。ここで事
務機器とは、複写機、ファクシミリ、プリンターなどを
含む。
【0019】
【作用および効果】請求項1の発明によれば、口金構体
をモールド成形により成形するとともにこのモールド成
形により封止部に固着したから、通電露出部が覆われる
ようになり、絶縁被覆が確実になされる。また、口金構
体はモールド成形により成形されると同時に封止部に固
着されるから、予め口金構体を準備する必要がなく、部
品管理の手間を省くことができ、かつ接着剤を用いない
ので接着剤の劣化による口金構体の外れもなくなる。
【0020】請求項2の発明によれば、口金構体に位置
決め用の小径段部が形成されているから、ランプを位置
決めして固定し易くなる。請求項3の発明によれば、口
金構体は封止部に形成されたテーパ部に対し、モールド
成形により係止するから抜け出すのが防止される。
【0021】請求項4の発明によれば、口金構体は封止
部に形成された凹または凸部に対し、モールド成形によ
り係止するから抜け出すのが防止される。請求項5の発
明によれば、口金構体に形成されるモールド成形型の合
わせ面の跡が封止部の偏平側に形成されるから、合わせ
面の跡が若干出っ張って形成されるようなことがあって
もの封止部の偏平側であるから、口金構体が太くならな
い。
【0022】請求項6の発明によれば、口金構体は耐熱
性および絶縁性に優れ、かつ樹脂であるからモールド成
形が容易である。請求項7の発明によれば、管形ランプ
は白熱管形電球であるから、露光用光源や定着用ヒータ
に用いて有効である。
【0023】請求項8の発明によれば、請求項1ないし
請求項7のいずれか一に記載の管形ランプを反射体と組
み合わせて用いても、電球の絶縁性が優れているから、
電球と反射体との間で放電を発生する等の不具合が防止
される。
【0024】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
請求項7のいずれか一に記載の管形ランプを定着ローラ
と組み合わせて用いても、電球の絶縁性が優れているか
ら、電球と定着ローラとの間で放電を発生する等の不具
合が防止される。請求項10の発明によれば、請求項8
に記載の照明装置または請求項9に記載の定着装置の利
点を活かすことができる。
【0025】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図4に示す
第1の実施例にもとづき説明する。図1ないし図3は管
形ハロゲン電球50の構造を示し、図4は複写機の構成
を示す。管形ハロゲン電球50は、図6ないし図8に示
す従来構造と同一であってよい構成は同一番号を用いて
説明する。本実施例の管形ハロゲン電球も従来と同様
に、石英などからなる直管形のバルブ1内に管軸方向に
沿ってフィラメントマウント2を設けてあり、このフィ
ラメントマウント2は、管軸方向に沿う照度分布を均等
にするため、フィラメントコイルよりなる発光部3と短
絡線等よりなる非発光部4を交互に配置してある。
【0026】非発光部4にはリングサポート5…が巻回
されておりこれらリングサポート5…はバルブ1の内面
に接触するようになっており、これによりフィラメント
マウント2をバルブの管軸上に保持するようになってい
る。
【0027】バルブ1の両端部には圧潰封止部6,6が
形成されており、これら圧潰封止部6,6にはモリブデ
ン箔などからなる金属箔導体7,7が封着されている。
金属箔導体7,7には上記フィラメントマウント2が接
続されているとともに、封止部6から外部に導かれた外
部リード線8,8が接続されている。この外部リード線
8には給電線9が半田付け等の手段で接続されている。
【0028】圧潰封止部6,6には、それぞれ口金構体
30,30が取付けられている。口金構体30は、耐熱
性および絶縁性に優れた合成樹脂、例えばシリコン樹脂
により形成されており、モールド成形により封止部6を
覆うような所定の形状に成形されているとともに、この
モールド成形により封止部6に一体に固着されている。
【0029】封止部6に口金構体30をモールド成形に
より被着するには、図1および図2の想像線で示すよう
に、封止部6にモールド成形型40を被せ、このモール
ド成形型40内に溶融されたシリコン樹脂を流し込み、
これを乾燥固化させる。すると、モールド成形型40の
内面と、封止部6の外面との間に充填された上記シリコ
ン樹脂が硬化し、このシリコン樹脂が口金構体30とな
る。よって、この口金構体30は、封止部6を覆ってこ
の封止部6の外面に直接接合されることになる。
【0030】口金構体30は、外部リード線8と給電線
9との接続箇所を覆う小径段部31を有し、この小径段
部31がランプホルダー21により支持されるととも
に、軸方向の取付け位置が規制されるようになってい
る。
【0031】そして、本実施例では、封止部6の側面に
端部に向かって広がるテーパ面6a,6aが形成されて
おり、これらテーパ面6a,6aには封止部6にモール
ドにて被着された上記口金構体30,30が係止して抜
け出しが阻止されるようになっている。
【0032】また、口金構体30は、図2に示すよう
に、偏平形状の封止部6に倣うような偏平形状をなして
おり、この偏平面にモールド成形型40の合わせ面の跡
32が形成されている。すなわちモールド成形型40は
図2に示すように、左右に分割された分割型41,41
が使用されるようになっており、これら分割型41,4
1の合わせ面が上記偏平面に位置されるようになってお
り、このため合わせ面の跡32が管軸方向に沿って形成
されている。この合わせ面跡32は、若干盛り上がった
筋状になっている。
【0033】このような構成の管形ハロゲン電球50に
よれば、口金構体30をモールド成形により成形すると
ともにこの口金構体30を上記モールド成形と同時に封
止部6に固着したから、外部リード線8と給電線9との
接続箇所、つまり通電露出部が覆われるようになり、絶
縁被覆が確実になされる。
【0034】そして、口金構体30はモールド成形によ
り成形されると同時に封止部6に固着されるから、予め
口金構体を準備する必要がなく、部品管理の手間を省く
ことができる。また、接着剤を用いることなく口金構体
30を封止部6の固定できるから接着剤の劣化による口
金構体の緩みや脱落を防止することができる。
【0035】本例の口金構体30は、耐熱性および絶縁
性に優れた樹脂、例えばシリコン樹脂により形成されて
いるから、モールド成形が容易である。さらに本実施例
の封止部6は側面にテーパ面6a,6aが形成されてい
るから、これらテーパ面6a,6aが口金構体30に形
成した口金構体30が抜け出すのを阻止するようにな
り、口金構体30の脱落が防止される。
【0036】そして、口金構体30は、図2に示すよう
に、封止部6に倣う偏平形状をなしており、この偏平面
に成形型の合わせ面の跡32が形成されるようにしたか
ら、合わせ面の跡32が若干の盛り上がり形状をなして
いても、口金構体全体の外郭形状を太くすることがな
い。つまり、成形型の合わせ面跡32が偏平面と交差す
る面に形成されていると、幅広い方向に盛り上がり部が
形成されることになるから口金構体の幅寸法が大きくな
り、外郭形状が大きくなる。これに対し、成形型の合わ
せ面の跡32を偏平面に形成すれば、幅寸法の増大を回
避することができ、外郭形状を小さくすることができ
る。
【0037】このような構成の管形ハロゲン電球50
は、図4に示すように、例えば電子複写機の光源として
用いることができる。図4において、100は複写機の
ケーシング、101は露光ユニット、102は感光ドラ
ム、103はトナー供給機構、104は複写用紙供給ト
レー、105は定着部、106は定着フィルム、107
は定着ローラ、108は加圧ローラをそれぞれ示す。
【0038】露光ユニット101は、露光用光源として
図1ないし図3に示された管形ハロゲン電球50が用い
られており、このハロゲン電球50から出た光を反射す
る反射体51と、この反射体51から出た光が照射され
る複写原稿52を載置するためのガラス等からなる透光
性載置板53と、原稿52により反射された反射光を制
御して感光ドラム102に結像させるためのレンズやプ
リズムなどからなる光学系54を備えている。
【0039】反射体51は、略樋形に形成された主反射
鏡部55と、スリット57を備えた平板形状の補助反射
鏡部56とを有し、これら主反射鏡部55と補助反射鏡
部56は、例えばアルミニウム板を曲げプレス成形する
ことにより一体に形成されており、これら主反射鏡部5
5および補助反射鏡部56は全面に亘り反射面が形成さ
れている。これら主反射鏡部55および補助反射鏡部5
6は別体に構成されていてもよい。
【0040】主反射鏡部55は断面が2次曲線をなして
いるとともに一側が開口された長尺形状をなし、したが
ってあたかも樋形状に似ている。この主反射鏡部55に
は前記管形ハロゲン電球50が収容されており、この管
形ハロゲン電球50の管軸は主反射鏡部55の焦点に位
置されている。この管形ハロゲン電球50と主反射鏡部
55とで、本発明の照明装置を構成するものである。
【0041】上記管形ハロゲン電球50から放射された
光は上記反射体51で反射されて透光性載置板53に向
かわされ、複写原稿52の下面に集光される。よって原
稿52の下面が照射され、この光は複写原稿52の下面
で反射される。この反射光は上記スリット57を透過し
てレンズやプリズムなどからなる光学系54を介して感
光ドラム102に結像されるようになっている。したが
って、複写原稿52の下面に描かれた画像は感光ドラム
102に結像される。
【0042】この感光体ドラム102には結像された画
像に応じてトナー供給機構103から供給されたトナー
が静電付着されるようになっており、このトナーは複写
用紙供給トレー104から供給されるコピー用紙に転写
される。そしてこのコピー用紙は定着部105に送ら
れ、定着ローラ107により加熱されることで定着され
る。
【0043】定着ローラ107は、内部に加熱ヒータ1
50を備えており、この加熱ヒータ150からの熱を受
けてコピー用紙を加熱する。この加熱ヒータ150とし
て、図1ないし図3に示す管形ハロゲン電球50が用い
られている。この場合、管形ハロゲン電球50は図3に
想像線で示すように、口金構体30がランプホルダー2
1により機械的に支持されている。すなわち、ランプホ
ルダー21は口金構体30の小径段部31を機械的に支
持しており、これにより管形ハロゲン電球50を支持
し、かつ管形ハロゲン電球50の軸方向の位置決めをな
している。
【0044】このようなランプホルダー21に支持され
た管形ハロゲン電球50は、上記定着ローラ107に収
容されており、この定着ローラ107は熱伝導性に優れ
た金属により形成され、管形ハロゲン電球50から放出
される熱を受けてコピー用紙を加熱する。この場合、定
着ローラ107は回転されるが、管形ハロゲン電球50
は回転されることなく支持されている。
【0045】なお、上記定着用加熱ヒータ150として
使用される管形ハロゲン電球は、定着ローラ107を加
熱するためのものであるから、フィラメントマウントと
しては、発光部3と非発光部4とを交互に配置した構造
に限らず、フィラメントマウントの全体が発光部(発熱
部)となるように構成してもよい。
【0046】上記のような構成の複写機においては、露
光ユニット101に用いられる露光用光源としてのハロ
ゲン電球50は、金属導体である反射体51に接近して
配置されるとともに、定着部105で加熱ヒータ150
として使用される管形ハロゲン電球も金属導体である定
着ローラ107に近接して配置される。したがって、ハ
ロゲン電球50における外部リード線8などのような通
電露出部の絶縁性がよくない場合は、この通電露出部と
これら反射体51および定着ローラ107との間で放電
が発生する心配がある。
【0047】しかし、本発明のハロゲン電球50を用い
れば、モールド成形により封止部6に被着された口金構
体30が外部リード線8と給電線9との接続箇所、つま
り通電露出部を確実に覆っているから、絶縁が確保さ
れ、通電露出部と上記反射体51および定着ローラ10
7との間で放電を発生するのが防止される。
【0048】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、この例は封止部6に凹部または凸部60を形成し
たものである。このような構成によれば、封止部6にモ
ールド成形により被せられた口金構体30は、モールド
により上記凹部または凸部60と係止するようになり、
よって口金構体30が封止部6から抜け出るのを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す管形ハロゲン電球
の断面図。
【図2】同実施例のハロゲン電球の口金構体を示す斜視
図。
【図3】同実施例のハロゲン電球の端部を示す断面図。
【図4】同実施例に電子複写機の構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す管形ハロゲン電球
の端部を示す断面図。
【図6】従来の管形ハロゲン電球の断面図。
【図7】従来の口金構体を示す分解した斜視図。
【図8】従来のハロゲン電球の端部を示す断面図。
【符号の説明】
1…バルブ 2…フィラメントマウント 3…発光部 4…非発光部 6…圧潰封止部 7…金属箔導体 8…外部リード線 30…口金構体 31…小径段部 32…成形型の合わせ面跡 6a…テーパ部 60…凸部 51…反射体 52…複写原稿 53…透光性載置板 54…光学系 55…主反射鏡部 56…補助反射鏡部 57…スリット 100…複写機のケーシング 101…露光ユニット 102…感光ドラム 103…トナー供給機構 104…複写用紙供給トレー 105…定着部 107…定着ローラ 150…加熱ヒータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に封止部が形成された管形バルブ
    と;モールド成形により成形されるとともにこのモール
    ド成形により上記封止部に固着され、この封止部を覆う
    絶縁体からなる口金構体と;を具備したことを特徴とす
    る管形ランプ。
  2. 【請求項2】 上記口金構体には位置決め用の小径段部
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管
    形ランプ。
  3. 【請求項3】 上記封止部には、モールド成形により成
    形された上記口金構体が係止して抜出するのが防止され
    るテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の管形ランプ。
  4. 【請求項4】 上記封止部には、モールド成形により成
    形された上記口金構体が係止して抜出するのが防止され
    る凹または凸部が形成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の管形ランプ。
  5. 【請求項5】 上記口金構体は、モールド成形型の合わ
    せ面が封止部の偏平側に位置して設けられていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載
    の管形ランプ。
  6. 【請求項6】 上記口金構体は耐熱性絶縁樹脂により形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれか一に記載の管形ランプ。
  7. 【請求項7】 管形ランプは、管形バルブ内にフィラメ
    ントが収容された白熱電球であることを特徴とする請求
    項1ないし請求項6のいずれか一に記載の管形ランプ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか一に
    記載の管形ランプと;この電球が収容された反射体と;
    を具備したことを特徴とする照明装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項7のいずれか一に記
    載の管形ランプと;この電球が収容された定着ローラ
    と;を具備したことを特徴とする定着装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の照明装置と、請求項
    9に記載の定着装置との少なくとも1つを備えたことを
    特徴とする事務機器。
JP6583895A 1995-03-24 1995-03-24 管形ランプおよびこれを用いた照明装置ならびに定着装置および事務機器 Pending JPH08264164A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003270988A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Hitachi Printing Solutions Ltd 定着装置

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JP2003270988A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Hitachi Printing Solutions Ltd 定着装置

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