JPH08263966A - 記録再生用カセットの誤消去識別用カラープレート及びこのカラープレートを搭載した記録再生用カセット - Google Patents

記録再生用カセットの誤消去識別用カラープレート及びこのカラープレートを搭載した記録再生用カセット

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JPH08263966A
JPH08263966A JP8683195A JP8683195A JPH08263966A JP H08263966 A JPH08263966 A JP H08263966A JP 8683195 A JP8683195 A JP 8683195A JP 8683195 A JP8683195 A JP 8683195A JP H08263966 A JPH08263966 A JP H08263966A
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color plate
color
recording
plate
cassette
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JP8683195A
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Takashi Oki
隆 大木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録再生用カセットに組み込まれている誤消
去識別用カラープレートの組立てを容易にした構造を提
供する。 【構成】 記録再生用カセットの記録可又は記録不可を
行う操作プラグの奥側に配設されている誤消去識別用カ
ラープレートの形状を綺麗な面側の中央位置からずれた
位置であって、好ましくは横側センター位置からずれた
位置に凸部又は凹凸部を設けた構造にして、目視又は指
で表裏及び方向性を識別できるようにし、且つ凸部又は
凹部を利用して仮止め固定させて寸法精度を緩やかにし
た構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生用カセット、
例えば磁気テープカセットの誤消去防止プラグの奥側に
設けてある誤消去識別用カラープレートの構造及びその
組み立てに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における記録再生用カセット1
は、図15〜図18に示すように、四角形状をした上下
シエル2、3の中に記録再生用テープ4、例えば磁気テ
ープを巻装させた両リール5A、5Bを収納した構造と
なっている。その裏面側のコーナー近傍には、記録可の
状態又は記録不可の状態を、電子機器側で判断できる検
出穴6を設けた構造となっている。この検出穴6は、検
出穴6の上部側面に設けた誤消去操作部7の操作プラグ
8の左右に摺動操作によって、検出穴6がカセット1の
内部で開口又は閉口される。記録再生装置は、この検出
穴6の状態を検出してテープ4の記録可又は記録不可
(再生専用)の判別をするようになっている。
【0003】誤消去操作部7は、上シエル2と下シエル
3とのコーナー近傍に設けられており、上シエル2の側
面を切り欠いた窓からなる開口部9を設け、この開口部
9から操作プラグ8の突起形状のノブ8aを臨ませるよ
うにして装着し、その操作プラグ8の奥側に操作プラグ
8と略平行にカラープレート10を配設した構造となっ
ている。
【0004】そして、図17に示すように、操作プラグ
8のノブ8aを右側にスライドさせると、操作プラグ8
自身のカラー、例えばカセットと同系色の黒みがかった
灰色が開口部9から臨んだ状態で視認でき、記録できる
状態であると識別できる。
【0005】一方、図18に示すように、操作プラグ8
を左側にスライドさせるとノブ8aの部分だけが開口部
9から臨んだ状態となり、残りの部分は、操作プラグ8
の背後に配設してある目立つ特定色、例えば赤色のカラ
ープレート10が視認でき、記録不可であることが色の
区別により容易に識別できる構造となっている。
【0006】目立つ特定色、例えば赤色からなるカラー
プレート10は、図19及び図20に示すように、上シ
エル2の補強リブも兼ねたコーナー近傍に設けてある誤
消去操作部7Aに仮止め固定される。
【0007】誤消去操作部7Aは、上シエル2のコーナ
ー側面に設けた開口部9と、その内側奥に上シエル2の
側面と平行に設けた支持壁11と、この支持壁11と所
定間隔の溝12を形成する案内壁13a、13bとを設
けた構造となっている。溝12は、カラープレート10
の長手方向端部で仮止め固定できる深さに形成され、そ
の長さはカラープレート10の長手方向の長さよりも若
干短く形成されている。
【0008】このような構造をした誤消去操作部7Aの
溝12に、図19又は図20に示すように、カラープレ
ート10を上下のどちらかに湾曲させながら長手方向両
端で圧接した状態にして仮止め固定する。
【0009】一方、下シエル3には、図21に示すよう
に、上シエル2と対応したコーナーに誤消去操作部7B
を設けた構造となっている。この誤消去操作部7Bは、
長手方向の側面に平行に操作プラグ8をガイドするガイ
ド壁14と、ガイド壁14から更に奥側に平行な支持壁
15を設け、ガイド壁14と支持壁15との間であり下
シエル3の短手方向の側面側に近接した位置に透孔の検
出穴6を設けた構造となっている。このような構造から
なる下シエル3の誤消去操作部7Bには操作プラグ8を
ガイド壁14とリブ支持壁15の間に載せるようにして
配置する。
【0010】このように操作プラグ8を載置した状態に
して、図22及び図23に示すように、カラープレート
10を仮止め固定した上シエル2を被せるようにして組
み立てると、図23に示すように、上シエル2のガイド
壁14と支持壁15との間に操作リブ8の下部側が収納
され、上シエル2の支持壁11と案内壁13bとで仮固
定されているカラープレート10を操作プラグ8の上部
側で挟み込んだ構造となる。このように操作プラグ8の
下部側は外側からガイドし、上部側は内側からガイドす
るようにして、摺動可能に組み立てることができる。そ
して、操作プラグ8のノブ8a側と、ガイド部8c側と
の間にカラープレート10を配置した状態となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記説明した従来技術
におけるカラープレートは、別部材でカセット内に組み
付けられている。即ち、形状的には略長方形(従来技術
においては略10mm×5mm)の小さな形状をしてお
り、その厚さ(従来技術においては0.4mm)は薄く
形成されているために、現技術においては樹脂で成形す
ることが難しい。そのため、予めシート状に形成されて
いる板部材をプレス等で打ち抜くことにより作成する。
そして、その組み付けは、形状が小さいが厚みが薄いこ
とを利用して打ち抜いたプレートの弾性力を利用して長
手方向両端部を支点にして湾曲させて軽圧入した状態で
組付けていること上記従来技術で説明した通りである。
【0012】しかしながら、市場一般に出ている板部材
は表裏に異なるシボが設けられているため、打ち抜いた
プレートの組付けは当然に、開口部9から臨んで見える
側を体裁のよい面にする必要がある。そのため、組み付
けの際に表裏を判別しなければならないという非合理的
な工程が必要であり、しかも目視判別であるために極め
て間違いやすく、作業効率が著しく低下しているという
問題点が生じている。
【0013】また、カラープレート10は長手方向両端
部による軽圧入をして仮止めする構造となっているた
め、カラープレート10の長手方向の寸法公差をある程
度厳格に設定する必要があり、更に、プレスにより打ち
抜く際に生じるバリ分も考慮しなければならない。その
ため、寸法精度を正確にとることが困難であるという問
題点も生じている。
【0014】従って、プレスにより打ち抜いて形成され
るカラープレート自体の構造、及びこのカラープレート
を用いて組み立てる組立構造に解決しなければならない
課題を有している。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る記録再生用カセットの誤消去識別用カ
ラープレートは、プレートの目立つ特定色を外観から見
えない位置に凹凸部又は穴を設けた構造、好ましくはプ
レートの横側センター位置からずれた位置に設ける構造
にする。
【0016】
【作用】上記構成にした本発明の記録再生用カセットの
誤消去識別用カラープレートは、組立の際に表裏の判断
が目視及び指の感触で表裏及び係合する方向性を特定で
きるため、1回の作業で容易に係合できるようになる。
【0017】また、上シエルの溝に組み立てる際に凸部
で軽圧入して仮止めすることにより、寸法精度を比較的
緩やかにすることができる。
【0018】更に、このようなカラープレートを搭載し
た記録再生用カセットは、組み立てが容易となり生産性
を上げることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る記録再生用カセットの種
々の誤消去識別用カラープレートについて図を参照にし
て説明する。
【0020】以下に説明する誤消去識別用カラープレー
トは、凹凸又は穴を空けた構造になっている。これは、
カラープレートを形成する平板部材の表裏面のシボが異
なるために、綺麗な面側を表面にするために、組立の際
に目視又は指で表裏及び方向性を簡単に見分けられるよ
うにするためと、この凹凸又は穴を利用して仮止めする
構造にして上シエル2との寸法公差を比較的緩やかに設
定できるようにした2つの目的がある。従って、カラー
プレートに設けた凹凸又は穴が表面か裏面かを予め定め
ておく必要がある。
【0021】第1実施例に係るカラープレート10A
は、図4、図5及び図6に示すように、予め作成されて
いる板部材をプレスで打ち抜いて成形されたものであ
り、作成手段は従来技術と同一である。即ち、長方形状
にプレスで打ち抜いて成形されたプレートの縦側センタ
ー位置(L1)からずれた位置、実施例においては長手
方向の一端(図5の実施例において右側)部分であり、
横側センター位置(L2)に凸部16を設けた構造とな
っている。
【0022】この凸部16は、特に図6に示すように、
平板部分をプレス等で片側方向から圧力を加えて反対方
向に隆起させて形成されている。これは、プレスで打ち
抜く工程と同時に凸部16を形成することができる。
尚、別途凸部を取り付けた構造にしてもよいことは勿論
のことである。
【0023】この凸部16は、長方形状に限定されるこ
となく、要は、プレートを外から見た場合に、目立つ特
定色、例えば赤色を見る位置からずれた位置であればよ
い。
【0024】次に、第2実施例に係るカラープレート1
0Bは、図7に示すように、プレートの縦側センター位
置(L1)からずれた一方の端部であって、横側センタ
ー位置(L2)に対してずれた位置の1箇所に円筒形状
の凸部16aを設けた構造である。このような構造とし
たことにより、プレートの表裏及び組み込まれる位置を
特定することができ1回の作業で位置決め及び組み込み
ができる。
【0025】第3実施例に係るカラープレート10C
は、図8に示すように、プレートの縦側センター位置
(L1)からずれた一方の端部であって、横側センター
位置(L2)に対してずれた位置の1箇所に半円柱形状
の凸部16bを設けた構造であり、上記第2実施例と同
様の作用をする。
【0026】第4実施例に係るカラープレート10D
は、図9に示すように、プレートの縦側センター位置
(L1)からずれた一方の端部側であって、横側センタ
ー位置(L2)に対してずれた位置の1箇所をプレート
自体を図において手前方向に湾曲させて形成した凸部1
6cを設けた構造であり、上記第2実施例と同様の作用
をする。
【0027】第5実施例に係るカラープレート10E
は、図10に示すように、プレートの右上コーナーを手
前方向に折曲げて凸部16dを形成した構造であり、縦
側センター位置(L1)からずれた位置であって、横側
センター位置(L2)からずれた位置に設けることがで
き、上記第2実施例と同様の作用をする。
【0028】第6実施例に係るカラープレート10F
は、図11に示すように、プレートの縦側センター位置
(L1)からずれた位置であって、横側センター位置
(L2)に対してずれた位置の1箇所に穴又は透孔から
なる凹部16eを設けた構造である。このような凹部1
6eを設けた構造にした場合には下シエル側に凹部16
eに係合する凸部を設けて位置決め及び仮止めが可能に
なる。
【0029】第7実施例に係るカラープレート10G
は、図12に示すように、プレートの縦側センター位置
(L1)からずれた位置であって、横側センター位置
(L2)に対してずれた位置の1箇所の局部を図におい
て奥方向に半円柱形状に隆起させて形成した凹部16f
を設けた構造であり、上記第2実施例と同様の作用をす
る。
【0030】第8実施例に係るカラープレート10H
は、図13に示すように、プレートの右上コーナーを奥
方向に折曲げて形成した凹部16gを設けた構造となっ
ており、上記第5実施例の図10と反対方向に曲げた構
造となっており、上記第2実施例と同様の作用をする。
【0031】尚、上記第2実施例〜第8実施例は、プレ
ートの横側センター位置(L2)からずれた位置に凹凸
部または穴を設けて表裏の判断、プレートの位置決めの
特定、及び係合仮止めを1回の作業でできる構造を列挙
したものであり、これらの形状に限定されないことは勿
論のことである。
【0032】上記種々のカラープレート10A(、10
B、10C、10D、10E、10G、10H)を係合
及び仮止め固定する誤消去操作部7Cは、図14に示す
ように、従来技術で説明した構造(図19及び図20参
照)と略同一構造となっており、上シエル2のコーナー
側面壁に設けた開口部9と、その内側に上シエル2の側
面壁と平行に設けた支持壁11aと、この支持壁11a
と所定幅W2を有する溝12aを形成する案内壁13
c、13dとを設けた構造となっている。以下、カラー
プレート10Aを対象にして説明する。
【0033】溝12aは、カラープレート10Aの長手
方向端部で仮止め固定できる深さに形成され、その長さ
はカラープレート10Aの長手方向の長さと略同一長さ
に形成されている。又、支持壁11aには、操作プラグ
8(図1参照)を記録可又は記録不可のどちらかの状態
に係止する第1の凹部17と第2の凹部18とを開口部
9の反対側に設けた構造となっている。
【0034】このような構造をした誤消去操作部7C
へ、カラープレート10Aを仮止めして固定するために
は、図14に示すように、溝12aに凸部16で軽圧入
して仮止めすることができる。即ち、凸部16により形
成された板厚みW1(図6参照)を溝12aの幅W2
(図14参照)よりも若干厚くすれば組立の際に溝12
aに軽圧入して係合係止することができる。従って、従
来技術で説明したように湾曲させて係合係止させる必要
もないし、上シエル2との寸法公差を厳格に設定する必
要もなくなる。
【0035】一方、下シエル3は、図1に示すように、
従来技術で説明した構造と同様の構造となっており、上
記図14で説明した上シエル2に対応するコーナーに誤
消去操作部7Dを設けた構造となっている。この誤消去
操作部7Dは、長手方向の側面に平行に操作プラグ8を
ガイドするガイド壁14と、ガイド壁14から更に奥側
に平行な支持壁15を設けた構造となっており、そのほ
かは従来技術で説明した図21と同様であるので、その
説明は省略する。
【0036】操作プラグ8は、図1に示すように、基部
側8bを楕円筒型形状に形成し、その端部から起立させ
たガイド部8cと、ガイド部8cの反対側の端部にノブ
8aを配設した平板形状のカバー部8dを設けた構造と
なっている。そして、ガイド部8cとカバー部8dとの
間には、上シエル2の案内壁13c、13dとカラープ
レート10Aと支持壁11aとを挟み込む構造となって
いる。
【0037】このような構造からなる下シエル3の誤消
去操作部7Dには、操作プラグ8をガイド壁14とリブ
支持壁15の間に載せるようにして配置する。そして、
操作プラグ8を載置した状態にして、カラープレート1
0Aを仮止め固定した上シエル2を被せるようにして組
み立てると、上シエル2のガイド壁14と支持壁15と
の間に操作リブ8の下部側である基部8bが収納され、
上シエル2の支持壁11aと案内壁13c、13dとで
仮固定されているカラープレート10を操作プラグ8の
上部側で挟み込んだ構造となる。この構造は従来技術の
図23に示したように操作プラグ8の下部側は外側から
ガイドし、上部側は内側からガイドするようにして、摺
動可能に組み立てることができる。そして、操作プラグ
8のノブ8a側と、ガイド部8c側との間にカラープレ
ート10Aを配置した状態となる。
【0038】図2及び図3は、上記説明した構造からな
る上下シエル2、3に操作プラグ8及びカラープレート
10Aを組立てた時に、カラープレート10Aと操作プ
ラグ8との関係を示したものである。
【0039】図2は、カセットが記録可の状態、即ち、
カセットに対して操作プラグ8が右側にスライドされた
状態を示したものであり、操作プラグ8のガイド部8c
と第1の凹部17とが係合して係止された状態となる。
そうすると、開口部9の間口幅H1は操作プラグ8のカ
バー部8dの側壁面で覆われた状態となり、略カセット
と同系色の色、例えば黒色系の色になる。従って、カセ
ットの色差による識別はしずらくなる。
【0040】又、図3は、カセットが記録不可の状態、
即ち、カセットに対して操作プラグ8が左側にスライド
された状態を示したものであり、操作プラグ8のガイド
部8cと第2の凹部18とが係合して係止された状態と
なる。そうすると、開口部9の開口幅H1に対して操作
プラグ8を介してカラープレート10Aを臨める幅はH
2となる。従って、開口部8からはカラープレート10
Aの目立つ特定色、例えば赤色を見ることができ、容易
に記録不可であることが識別できる。この目立つ特定色
の見える範囲は、開口部9の臨んだ間口幅H2に対し
て、操作プラグ8から所定距離X1だけ奥側に入った位
置にカラープレート10Aが配設されていても充分に広
い面積で識別できる構造となっている。例えば、開口部
9の外側側壁面から距離X2における位置から開口幅H
2を介してカラープレート10Aの目立つ特定色、例え
ば赤色を見た場合には幅H3となり、極めて広範囲の位
置から特定色の識別ができる構造となっている。即ち、
開口部9に配置した操作プラグ8の奥側の位置にカラー
プレート10Aを配設しても何等問題がなく、その機能
を充分に奏することができるのである。
【0041】従って、少なくとも開口幅H2を介して見
える範囲、即ち、カラープレート10Aの中央位置から
外れた位置であって、しかも圧接して仮止め係止できる
長手方向端部近傍に凸部16を設ける必要がある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
再生用カセットの誤消去防止識別用カラープレートは、
誤消去防止操作部に使用されるカラープレートの中央位
置からずれた位置であって、好ましくはプレートの横側
センター位置からずれた位置に表裏を判別する手段、例
えば凹凸部又は穴を設けた構造にすることにより、組立
ての際に目視又は指で表裏及び方向性を簡単に見分ける
ことができるので1回の作業で行うことができると共
に、この凹凸部又は穴を利用して組立の際の仮止めに使
用するようにして、組み付け時の作業効率を大幅に向上
させることができる。
【0043】また、組立の際に凹凸部又は穴で仮止めを
する構造としたことにより、カラープレートの外形寸法
の精度を緩やかに設定することができ、その分コストを
下げることができる。
【0044】更に、カラープレートの表面について、片
面のみ体裁を注意するように製造可能になり、カセット
自体の外観不良を少なくすることができると共に、その
分コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラープレートを取り付けた要部
を破断して示した斜視図である。
【図2】同カセットに組み立てた操作プラグとカラープ
レートとの関係を示した説明図である。
【図3】同カセットに組み立てた操作プラグとカラープ
レートとの関係を示した説明図である。
【図4】同第1実施例のカラープレート全体の斜視図で
ある。
【図5】同図4における凸部の部分の断面図である。
【図6】同図5におけるX−X線の断面図である。
【図7】同第2実施例のカラープレート全体の斜視図で
ある。
【図8】同第3実施例のカラープレート全体の斜視図で
ある。
【図9】同第4実施例のカラープレート全体の斜視図で
ある。
【図10】同第5実施例のカラープレート全体の斜視図
である。
【図11】同第6実施例のカラープレート全体の斜視図
である。
【図12】同第7実施例のカラープレート全体の斜視図
である。
【図13】同第8実施例のカラープレート全体の斜視図
である。
【図14】同上シエルに仮止めしたカラープレートの様
子を示した説明図である。
【図15】記録再生用カセットの上面からみた説明図で
ある。
【図16】記録再生用カセットの下面からみた説明図で
ある。
【図17】記録再生カセットの側面に設けてある誤消去
防止操作部の記録可の状態を示した説明図である。
【図18】記録再生カセットの側面に設けてある誤消去
防止操作部の記録不可の状態を示した説明図である。
【図19】従来技術におけるカラープレートを上シエル
に組み付ける様子を示した説明図である。
【図20】従来技術におけるカラープレートを上シエル
に組み付ける様子を示した説明図である。
【図21】従来技術における下シエルに操作プラグを載
置した状態を示した説明図である。
【図22】従来技術における上下シエルを組み立てた時
のカラープレートと操作プラグの関係を示す一部破断し
た説明図である。
【図23】図22のA−A線の断面図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 上シエル 3 下シエル 4 テープ 5A、5B リール 6 検出穴 7、7A、7B、7C、7D 誤消去操作部 8 操作プラグ 8a ノブ 8b 基部 8c ガイド部 8d カバー部 9 開口部 10、10A、10C、10D、10E カラープレー
ト 10F、10G、10H カラープレート 11、11b 支持壁 12、12a 溝 13a、13b、13c、13d 案内壁 14 ガイド壁 15 支持壁 16、10a、16b、16c、16d、16e 凸部 16f、16g、16h 凹部 17 第1の凹部 18 第2の凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略四角形状の上下シエルで形成されたカ
    セットと、該カセットの側面に摺動自在に配置した誤消
    去防止プラグと、該誤消去防止プラグの奥側に目立つ特
    定色からなるカラープレートとを備え、前記誤消去防止
    プラグの摺動位置により前記カラープレートの色の見え
    具合から記録可又は記録不可の識別可能な記録再生用カ
    セットであって、前記カラープレートの中央位置からず
    れた位置に、カラープレートの表裏を判別する手段を設
    けたことを特徴とする記録再生用カセットの誤消去識別
    用カラープレート。
  2. 【請求項2】 前記表裏を判別する手段は、前記カラー
    プレートの一方の端部側に凸部又は凹部を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の記録再生用カセットの誤消
    去識別用カラープレート。
  3. 【請求項3】 前記凸部又は凹部は、前記カラープレー
    トの仮止めを兼ねるようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の記録再生用カセットの誤消去識別用カラープ
    レート。
  4. 【請求項4】 前記凸部又は凹部は、前記カラープレー
    トの横側センター位置からずらした位置に設けたことを
    特徴とする請求項2に記載の記録再生用カセットの誤消
    去識別用カラープレート。
  5. 【請求項5】 略四角形状の上下シエルで形成されたカ
    セットと、該カセットの側面に摺動自在に配置した誤消
    去防止プラグと、該誤消去防止プラグの奥側に目立つ特
    定色からなるカラープレートとを備え、前記誤消去防止
    プラグの摺動位置により前記カラープレートの色の見え
    具合から記録可又は記録不可の識別可能な記録再生用カ
    セットであって、前記カラープレートの中央位置からず
    れた位置に、カラープレートの表裏の判別及び仮止めを
    兼ねた凸部又は凹部を設けたことを特徴とする記録再生
    用カセット。
  6. 【請求項6】 前記凸部又は凹部は、前記カラープレー
    トの一方の端部側に設けたことを特徴とする請求項5に
    記載の記録再生用カセット。
  7. 【請求項7】 前記凸部又は凹部は、前記カラープレー
    トの横側センター位置からずらした位置に設けたことを
    特徴とする請求項5に記載の記録再生用カセット。
JP8683195A 1995-01-27 1995-04-12 記録再生用カセットの誤消去識別用カラープレート及びこのカラープレートを搭載した記録再生用カセット Pending JPH08263966A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018163400A1 (ja) * 2017-03-10 2018-09-13 株式会社アムノス 羊膜片及びその製造方法

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WO2018163400A1 (ja) * 2017-03-10 2018-09-13 株式会社アムノス 羊膜片及びその製造方法
JPWO2018163400A1 (ja) * 2017-03-10 2020-01-16 株式会社アムノス 羊膜片及びその製造方法

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