JPH08263564A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JPH08263564A
JPH08263564A JP6016795A JP6016795A JPH08263564A JP H08263564 A JPH08263564 A JP H08263564A JP 6016795 A JP6016795 A JP 6016795A JP 6016795 A JP6016795 A JP 6016795A JP H08263564 A JPH08263564 A JP H08263564A
Authority
JP
Japan
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bills
bill
teller machine
sensor
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP6016795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shosuke Ishiguro
章介 石黒
Toshinori Fujioka
敏則 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰出し紙幣の寸法検知により紙幣の誤装着を
防止する自動取引装置。 【構成】 紙幣入出金部2のカセット20から繰出され
た紙幣5は、紙幣判別部3内部で検知された紙幣情報、
または機構制御部6、制御部11から得られる紙幣情報
に基づき、紙幣判別部3の最適位置に切換えた紙幣判別
センサ17により判別され、制御部11に送信された信
号により紙幣5の誤装着が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行を始めとする金融
機関に設置されている現金自動取引装置に係り、特に、
紙幣カセットに装填すべき紙幣の誤装填を防止するに好
適な現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記紙幣カセットに装填すべき紙
幣の誤装填防止の技術については、予め装着された紙幣
寸法の検知幅全てに高精度の分解能を有するセンサを取
付けている。特に、外国紙幣を扱う現金自動取引装置の
場合には、光学的センサによる検知手段よりも外形寸法
による検知手段が有効であることが多く、検知センサの
取付位置は、装填する紙幣寸法に適応するよう人手によ
って変更している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、上記の
理由により検知センサが高価なものになり、また、セン
サ出力信号の処理を行なう信号処理回路は規模が大きく
複雑になるため、信号処理の処理時間が長くなる。さら
に、装填する紙幣の寸法に適応するようセンサ取付位置
を人手により変更することはミス発生のおそれれがあっ
た。本発明は、紙幣の金種の判別に先立って事前に寸法
検知するセンサを最適位置に切換え制御を行なうことを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、媒体の挿入と所定の入力操作によ
り予め装着された紙幣を検知し入出金取引を行なう現金
自動取引装置において、金種別に紙幣を装着した複数の
カセットと、前記入力操作により前記カセットから紙幣
の搬送を指令する制御部と、前記搬送される紙幣の搬送
方向と直角の方向に配列され、前記紙幣の長手または幅
寸法を検知する複数の光センサを有する検知手段と、前
記制御部は前記検知手段に対する最適検知位置への切換
え制御を行なう制御手段を有することを特徴とする現金
自動取引装置により達成される。この最適検知位置への
切換え制御を行なう制御手段には、所定の紙幣寸法位置
に相当する部分の光センサのみを動作させる制御を行な
う電気的検知手法、複数の光センサのうち対応するレジ
スタの信号のみを選択的に読取り処理を行なうものソフ
ト的検知手法、複数の光センサの発光側または受光側の
何れか一方、若しくは前記発光側と受光側の両方を移動
させる制御を行なう機械的検知手法がある。
【0005】
【作用】払出しを行なうために金種別カセットから繰出
された紙幣を、容易に寸法検知することにより、紙幣の
誤装填防止、処理時間の短縮が図られ、かつ、紙幣の寸
法検知センサを最適検知位置に設定することができる。
【0006】
【実施例】
〈実施例1〉図1は本発明に係る現金自動取引装置の実
施例1の構成を示すブロック図である。本実施例の現金
自動取引装置1は、紙幣寸法を検知して判別する紙幣判
別部3と、搬送路に紙幣が複数枚重畳して搬送されてく
るのを検知する2枚検知部4と、紙幣の搬送制御を行な
う機構制御部6を有する紙幣入出金部2、ジャ−ナルプ
リンタ7、通帳取扱部8、表示部を含み入力操作を行な
う操作部9、カ−ド情報の読取りと書込みを行なう読取
・書込機構、装置全体の機構を制御する制御部11によ
って構成されている。制御部11はセンタ50からの指
令による通信制御が可能である。
【0007】図2は本発明の実施例1の処理手順を示す
フロ−図である。図2において、センタ50から紙幣繰
出信号が制御部11に送られ(ステップS10)、続い
て、機構制御部6ヘ送られる(ステップS20)。次
に、紙幣の繰出しが行なわれ、紙幣を収容している各カ
セットに対応した繰出センサによって、紙幣が正常に繰
出されたどうかを検知する(ステップS30)。もし、
正常でない紙幣の繰出しが所定の回数に達した場合は障
害となる(ステップS31、S32)。(ステップS3
0)の判定を経て紙幣が正常に繰出されると、紙幣の前
選別を行ない(ステップS40)、どの分類の紙幣かを
判定するステップ(ステップS50)により紙幣寸法の
大、中、小の分類を行なう(ステップS60、S61、
S62)。この分類により紙幣判別が終了する(ステッ
プS70)。このフロ−は以下に説明する全ての実施例
にも適用されるが、必要とされる精度に適合するように
部分的にステップを省略してもよい。センサを最適位置
に移動させるための契機は、図2のステップS10、S
20、S30、S40によって与えられる。
【0008】図3は実施例1の紙幣判別機構を示す図で
ある。図3(a)に示すように、本実施例に適用するセ
ンサ12による紙幣5の検知機構は、発光側のLED1
3と受光側のフォトトランジスタ14との間を搬送され
た紙幣5が通過するように配置し、LED13の光が紙
幣5を透過する透過光をフォトトランジスタ14が検知
することにより紙幣の寸法検知を行なうものであって、
紙幣5の搬送は、図3(b)に示すように、搬送路15
に設けられた紙幣搬送ベルト16の駆動によりなされ
る。紙幣判別センサ17は、紙幣5の長手方向Lの寸法
を検知可能の方向に配列する。すなわち、紙幣5の寸法
検知は、搬送路15上において紙幣5の長手方向Lの寸
法を検知するものとする。そこで、紙幣判別センサ17
を最適位置に移動させるための契機については、 (1)紙幣が現金自動取引装置1のどの金種カセットか
ら繰出されたかの情報を受信する。以下、図4〜図5を
用いて説明する。図4は実施例1の要部のブロック図で
ある。図4において、紙幣5をカセットから繰出す指令
は、制御部11から機構制御部6へ送られる信号により
行われ、どの金種の紙幣カセットから繰出されるかは事
前に情報として知れるため、この情報を紙幣判別部3へ
送ることにより、センサ12を最適位置に移動させるた
めの契機とすることができる。図5は実施例1の紙幣入
出金部2の動作系統図である。図5に示すように紙幣5
はカセット20からロ−ラ21によって繰出され、繰出
検知センサ22は、この繰出し状態が正常かどうかの検
出と確認を行ない、この情報を紙幣判別部3へ直接送信
する。 (2)図6は、実施例1のセンサ12を最適位置に移動
させる契機を示す図である。図6に示すように、寸法を
大まかに区分けする前検知センサ18を、紙幣判別部セ
ンサ17に対して搬送方向の手前側に設ける。この前検
知センサ18は紙幣判別センサ17よりもセンサ12の
間隔が粗であって、この前検知センサ18により搬送さ
れてくる紙幣5の長手寸法Lを大まかに検知し、この情
報により紙幣判別センサ17を最適位置に移動させるた
めの契機とする。 (3)図7は、実施例1のセンサ12を最適位置に移動
させる契機を示す図である。図7に示すように、紙幣5
が搬入される以前すなわち待機時には、紙幣判別部3で
は紙幣判別センサ17を部分的に発光・受光して粗い精
度で読取るようにし、この情報に基づいて紙幣判別セン
サ17を最適位置に移動させるための契機としている。
紙幣判別部センサ17の最適位置ヘの切換えを図8〜図
11により説明する。実施例1の契機により、紙幣判別
動作前に、どの金種カセット20から紙幣5が繰出され
たかの紙幣情報を、紙幣判別部3が受取ることが前提で
あるが、この紙幣情報の検知手段には、電気的検知手
法、ソフト的検知手法、機械的検知手法などの手法があ
る。以下これらの手法を実施例により説明する。なお、
図1〜図7は下記の実施例についても共通する。
【0009】〈実施例2〉電気的検知手法 図8に示すように、紙幣入出金部2のカセット20に収
納されている全金種紙幣5の判別が可能な多くのセンサ
12を配置する場合、前記紙幣情報に基づき、紙幣寸法
に該当する位置のセンサ12のみ発光、受光制御を行な
うことにより、効率的な検知動作が可能になる。
【0010】〈実施例3〉ソフト的検知手法 図9(b)に示すように、紙幣入出金部2に収納されて
いる全金種紙幣5の判別が可能な多くのセンサ12を有
する紙幣判別センサ17を配置し、全てのセンサ12を
発光、受光させた場合に、ハ−ド的には全てのセンサ情
報の読取りができるが、ソフト的に該当するレジスタ1
9のみを選択的に読取るようにし、制御部11、若しく
は機構制御部6によって信号処理を行ない、該当しない
レジスタ19に対しては×印で示すように信号処理は行
なわない。
【0011】〈実施例4〉機械的検知手法 図10(a)、(b)、(c)のように、センサ12の
受光側(発光側でもよい)のみ移動する方式(b)、セ
ンサ12の発光側と受光側の両方を移動可能にする方式
(c)とし、カセット20から繰出された紙幣情報を受
取った時に、紙幣判別センサ17を該当する紙幣寸法の
位置に移動させる(a)。図10では、紙幣判別センサ
17の移動が容易のように、発光側をLEDアレイ3
0、受光側をフォトトランジスタアレイ31として図示
している。また、図11に示すようにアレイ状に配列さ
れたセンサを回動させることにより、搬送方向に対する
センサ間のピッチが、a>bとなる変化を利用して検知
幅を機械的に調整することが可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明の実施により、必要な全検知寸法
幅に高分解能センサを配置する必要がなく、紙幣の金種
判別が可能となり、現金自動取引装置の紙幣カセットに
装填すべき紙幣の誤装填防止機構を小さくして原価低減
を図ることができ、必要な検知幅全てに高分解能センサ
を取付ける場合でも処理時間の短縮が可能であり、また
人手により判別用センサの取付位置を変更する必要がな
いから、ミス発生のおそれれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現金自動取引装置の実施例1の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1の処理手順を示すフロ−図で
ある。
【図3】本発明の実施例1の紙幣判別機構を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例1の要部のブロック図である。
【図5】本発明の実施例1の紙幣入出金部の動作系統図
である。
【図6】本発明の実施例1のセンサを最適位置に移動さ
せる契機を示す図である。
【図7】本発明の実施例1のセンサを最適位置に移動さ
せる契機を示す図である。
【図8】本発明の実施例2を示す図である。
【図9】本発明の実施例3を示す図である。
【図10】本発明の実施例4を示す図である。
【図11】本発明の実施例4を示す図である。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置 2…紙幣入出金部 3…紙幣判別部 4…2枚検知部 5…紙幣 6…機構制御部 7…ジャ−ナルプリンタ 8…通帳取扱部 9…操作部(表示部含む) 10…カ−ド読取・書込
機構 11…制御部 12…センサ 13…LED 14…フォトトランジ
スタ 15…搬送路 16…紙幣搬送ベルト 17…紙幣判別センサ 18…前検知センサ 19…レジスタ 20…カセット 21…ロ−ラ 22…繰り出しセンサ 23…紙幣放出口 25…カード 30…LEDアレイ 31…フォトトランジ
スタアレイ 50…センタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体の挿入と所定の入力操作により予め装
    着された紙幣を検知し入出金取引を行なう現金自動取引
    装置において、 金種別に紙幣を装着した複数のカセットと、 前記入力操作により前記カセットから紙幣の搬送を指令
    する制御部と、 前記搬送される紙幣の搬送方向と直角の方向に配列さ
    れ、前記紙幣の長手または幅寸法を検知する複数の光セ
    ンサを有する検知手段と、 前記制御部は、前記検知手段に対する最適検知位置への
    切換え制御を行なう制御手段を有することを特徴とする
    現金自動取引装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、所定の紙幣寸法位置に相
    当する部分の光センサのみを動作させる制御を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の現金自動取引装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、複数の光センサのうち対
    応するレジスタの信号のみを選択的に読取り処理を行な
    うことを特徴とする請求項1記載の現金自動取引装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、複数の光センサの発光側
    または受光側の何れか一方、若しくは、前記発光側と受
    光側の両方を移動させる制御を行なうことを特徴とする
    請求項1記載の現金自動取引装置。
JP6016795A 1995-03-20 1995-03-20 現金自動取引装置 Pending JPH08263564A (ja)

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JPH08263564A true JPH08263564A (ja) 1996-10-11

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