JPH08263405A - ソフトウェア配布システム - Google Patents

ソフトウェア配布システム

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Publication number
JPH08263405A
JPH08263405A JP7069418A JP6941895A JPH08263405A JP H08263405 A JPH08263405 A JP H08263405A JP 7069418 A JP7069418 A JP 7069418A JP 6941895 A JP6941895 A JP 6941895A JP H08263405 A JPH08263405 A JP H08263405A
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JP
Japan
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distribution
software
distributed
operating environment
distribution destination
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Pending
Application number
JP7069418A
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English (en)
Inventor
Hideki Aono
英樹 青野
Yoshio Kawakami
祥夫 川上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーバ計算機からクライアント計算機にソフ
トウェア配布を行う際に、配布を受けたクライアント計
算機上で配布されたソフトウェアが正しく実行できたか
どうかを1台のサーバ計算機上で確認することが出来、
実行障害を起こした場合もサーバ計算機から効率的に原
因解析と復旧を行うことが出来る。 【構成】 ソフトウェアの配布を一括して行うサーバ計
算機と、サーバ計算機からソフトウェアの配布を受ける
クライアント計算機からなる分散システムにおいて、ク
ライアント計算機に配布を受けたソフトウェアの実行が
正しく出来るかどうかの結果をサーバ計算機に報告する
手段を、サーバ計算機はクライアントからソフトウェア
の実行障害の報告を受けると自動的に障害の切りわけを
行う手段を設け、速やかに障害の解決が行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分散システムにおけ
る効率的なソフトウェアの配布と配布後に発生する配布
ソフトウェアの実行障害を効率的に解決するシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ソフトウェアを配布を行う際に、配
布されたソフトウェアを配布を受けた計算機上で正しく
動作させるために、配布先でソフトウェアのバージョン
を確認する方式がとられていた。特開平4−17595
2号公報に開示されたものが、その例である。
【0003】次に、上記特開平4−175952号に開
示されたソフトウェア配布方式について説明する。ソフ
トウェアの配布元の分散機と配布先の分散機と両分散機
間の配布に介在する中央計算機とをネットワークで接続
したシステムにおいて、ソフトウェアを配布する場合に
ついての動作を説明する。中央計算機では、ソフトウェ
アの配布時に配布元の分散機から、この分散機に保持さ
れている、配布対象ソフトウェア資源の前提ソフトウェ
ア資源(配布するソフトウェアを動作させるのに必要な
ソフトウェア)とそのバージョンを定義した前提条件デ
ータを、配布するソフトウェア資源と共に中央計算機に
アップロードし、配布先の分散機にダウンロードする
時、配布するソフトウェア資源の配布に先立って、アッ
プロードした前提条件データを配布先分散機に送付す
る。配布先分散機側では、自システム内のソフトウェア
資源管理ファイル(分散機に在るソフトウェア資源名と
そのバージョンを有する)を参照し、受信した前提条件
データに対応するソフトウェア資源ファイルにある管理
データとの突き合わせを行い、その結果を中央計算機に
応答し、その応答に従って中央計算機がソフトウェア資
源をダウンロードする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウェア配
布方式では、以上のように、バージョン情報に関する情
報は配布するソフトウェアとそのソフトウェアに関連す
るソフトウェアの情報であり、そのソフトウェアが動作
するための動作環境(ファイル情報、操作経過情報、ハ
ードウェア情報等)までは含まれていなかったため、そ
の条件を確認できない問題点があった。従って、配布先
の分散機で配布されたソフトウェアを実行させる必要が
生じたときになって、いざ実行しようとすると、ソフト
ウェアを実行するのに必要なメモリ容量が確認できてい
なかったため、メモリ不足により実行障害が発生するこ
とがあった。また、配布をしたソフトウェアを配布を受
けた分散機上で実行させたときに実行障害が発生した場
合、その原因を解析する手段が無い、又は時間がかかる
という問題点もあった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、配布をするソフトウェアのバ
ージョンだけでなく、そのソフトウェアを実行するため
に必要な環境を、配布時に確認できるため、配布を行っ
たソフトウェアを実際に使用するときに障害なく実行で
きる可能性を高めることを目的とする。また、実行障害
が発生した場合においても、障害解析のための情報を収
集し、速やかに障害解析を行える手段を提供する。更
に、障害解析の結果、障害のあるソフトウェア、ファイ
ルについて正しいものを配布し障害解決までを手段を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明係わるソフト
ウェア配布システムは、ソフトウェアの配布を行う配布
元装置と、前記ソフトウェアの配布を受ける配布先装置
とを有する分散システムにおいて、前記配布先装置に
は、配布されたソフトウェアを、配布を受けると即時に
実行する手段と、実行結果を前記配布元装置に送信する
手段と、を設け、前記配布元装置には、配布するソフト
ウェアに関連するソフトウェアが出力するエラーメッセ
ージとそのエラーメッセージに対する対処方法を対にし
た障害リストを設け、前記配布先装置からの前記実行結
果に実行障害が報告されたときには、前記配布元装置が
前記障害リストを参照して前記配付先装置に対する処理
を行うようにしたものである。
【0007】第2の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、第1の発明における障害リストに、オペレーティ
ングシステムの出力するエラーメッセージとそのエラー
メッセージに対する対処方法も含めるようにしたもので
ある。
【0008】第3の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、前記配布元装置に、前記障害リストに含まれてい
ないエラーメッセージが前記配布先装置から報告された
とき、そのエラーメッセージとその時の処理方法を前記
障害リストに登録する登録手段を設けるようにしたもの
である。
【0009】第4の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムは、前記配布元装置に前記配布先装置の環境情報を
問い合わせる手段を設け、前記配布先装置に前記配布元
装置からの環境情報の問い合わせに応答して自装置の環
境情報を送信する手段を設けるようにしたものである。
【0010】第5の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、前記環境情報を、前記配布先装置のファイル情報
としたものである。
【0011】第6の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、前記環境情報を、前記配布先装置におけるログ情
報としたものである。
【0012】第7の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、前記環境情報を、前記配布先装置におけるハード
ウェアの構成情報としたものである。
【0013】第8の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、ソフトウェアの配布を行う配布元装置と、前記ソ
フトウェアの配布を受ける配布先装置と、前期ソフトウ
ェアの動作を確認する動作確認装置と、を有する分散シ
ステムにおいて、前記配布先装置に、配布されたソフト
ウェアを、配布を受けると即時に実行する手段と、実行
結果を前記配布元装置に送信する手段と、前記配布元装
置からの動作環境の問い合わせに応答して自装置の動作
環境を送信する手段と、を設け、前記配布元装置に、前
記配布先装置が、配布されたソフトウェアの実行障害を
報告してきたときに前記配布先装置の動作環境を問い合
わせる手段と、前記配布先装置から受けた動作環境を前
記動作確認装置に送信する手段と、を設け、前記動作確
認装置に、前記ソフトウェアが正常に動作する最低限の
動作環境と、自装置の動作環境と前記配布元装置が送信
してきた前記配布先装置の動作環境とを比較する手段
と、を設け、前記配布先装置の動作環境の不備を検出す
るようにしたものである。
【0014】第9の発明係わるソフトウェア配布システ
ムは、ソフトウェアの配布を行う配布元装置と、前記ソ
フトウェアの配布を受ける配布先装置と、前期ソフトウ
ェアの動作を確認する動作確認装置と、を有する分散シ
ステムにおいて、前記配布先装置に、配布されたソフト
ウェアを、配布を受けると即時に実行する手段と、実行
結果を前記配布元装置に送信する手段と、前期配付元装
置からの動作環境の問い合わせに応答して自装置の動作
環境を送信するする手段と、を設け、前記動作確認装置
は前期ソフトウェアが正常に動作する最低限の動作環境
と、前記配布元装置からの動作環境の問い合わせに対し
自装置の動作環境を送信する手段と、を設け、前記配布
元装置に、前記配布先装置が、配布されたソフトウェア
の実行障害を報告してきたときに前記配布先装置及び前
記動作確認装置に対し動作環境を問い合わせる手段と、
この問い合わせにより、前記配布先装置から受けた動作
環境と前記動作確認装置から受けた動作環境とを比較す
る手段と、を設け、前記配布先装置の動作環境の不備を
修正するようにしたものである。
【0015】
【作用】第1の発明に係わるソフトウェア配布システム
においては、ソフトウェアの配布を受けた配布先装置の
実行手段が、このソフトウェアを即時に実行し、実行結
果を送信手段で配布元装置に送信する。配布元装置は、
実行結果として実行障害が報告されていると、障害リス
トを参照して報告を受けた障害に対する処理を配布先装
置に対して行う。
【0016】第2の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、障害リストにはオペレーティングシス
テムの検出するエラーに関する処理も記載されているの
で、配布元装置は、オペレーティングシステムが出力す
るエラーメッセージに対する処理も実行する。
【0017】第3の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、配布元装置は障害リストに登録されて
いないエラーメッセージが報告されたときには、登録手
段により、そのエラーメッセージとそのエラーメッセー
ジに対して行った処理を障害リストに登録して蓄積して
いく。
【0018】第4の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、配布元装置は配布先装置より報告され
たエラーメッセージを障害リストを参照して動作環境に
不備があると判断すると、問い合わせ手段により配布先
装置の環境情報を問い合わせる。配布先装置から送信さ
れた環境情報を基に不備な箇所を検出し正しい環境を送
付先装置に送信する。
【0019】第5の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、第4の発明における環境情報としてフ
ァイルに関する情報を受け取るようにしたもので、配布
元装置は配布先装置のファイルに不備があれば、そのフ
ァイルを配布先装置に送信する。
【0020】第6の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、第4の発明における環境情報としてオ
ペレーションに関するログ情報を受け取るようにしたも
ので、配布元装置は配布先装置のログを参照して適切な
処置をする。
【0021】第7の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、第4の発明における環境情報としてソ
フトウェアの構成情報を受け取るようにしたもので、配
布元装置はこの構成を参照して配布先装置に適切な指示
を出す。
【0022】第8の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、配布するソフトウェアが正常に動作す
る最低限の動作環境を備える動作確認装置を用意してお
いて、配布先装置で配布したソフトウェアに実行障害が
発生すると、配布元装置は配布先装置の動作環境を問い
合わせて、問い合わせに対し、応答してきた動作環境を
動作確認装置に送る。動作確認装置では自身の動作環境
と送られてた配布先装置の動作環境とを比較して、配布
先装置の動作環境の不備を検出する。
【0023】第9の発明に係わるソフトウェア配布シス
テムにおいては、配布元装置が、実行障害を報告してき
た配布先装置の動作環境及び動作確認装置の動作環境を
問い合わせ手段により取得して、両者の比較を配布元装
置自身が行う。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明によるソフトウェア配布シ
ステムの一実施例を適用するシステム構成を示す図であ
る。図において11はソフトウェアの配布を実行するサ
ーバ計算機(配布元装置)、12(12a,12b,1
2c)はソフトウェアの配布を受けるクライアント計算
機(配布先装置)、13(13a,13b,13c)は
サーバ計算機11とクライアント計算機12を接続する
ネットワークである。
【0025】図2は、この実施例におけるソフトウェア
配布時の処理の流れを示すフローチャートである。ま
た、図3は、サーバ計算機11が、クライアント計算機
からの障害報告を受けたときに対処するためのテーブル
である。この実施例においては、サーバ計算機11から
クライアント計算機12aにソフトウェアを配布する場
合について図を参照しながら説明する。
【0026】サーバ計算機11は、ステップ301にお
いて配布を行なうソフトウェアの動作のために必要な前
提条件をクライアント計算機12aに送付する。ここで
の前提条件とは、例えば、従来例で説明した配布するソ
フトウェアを動作させる上で必要なソフトウェアとその
ソフトウェアのバージョン情報である。送付された前提
条件を受信したクライアント計算機12aはステップ3
51において指定された前提条件を調べ、その結果をサ
ーバ計算機11へ報告する。報告を受けたサーバ計算機
11はステップ302においてクライアント計算機12
aから返送された前提条件の結果により、前提条件が整
っていればステップ303においてソフトウェアの配布
を実行する。また、前提条件が整っていない場合はクラ
イアント計算機12aの環境が整うのを待って再度ステ
ップ301に戻り前提条件の確認から始める。
【0027】クライアント計算機12aはステップ35
2でソフトウェアの配布を受ける。ステップ353でク
ライアント計算機12aのユーザ(使用者)は、受信し
たソフトウェアを実行して、正常に動作するかどうかを
確認し、その結果をサーバ計算機11へ報告する。報告
を行なう方法としては例えば、クライアント計算機12
aのユーザは、クライアント計算機12aの通信機能を
使う、電話を使う、電子メールを使う等の方法である。
【0028】サーバ計算機11はステップ304でクラ
イアント計算機12aから配布したソフトウェアで実行
障害が発生したことを報告された場合、ステップ305
において配布を行ったソフトウェアが実行障害を起こし
た原因を調査する。調査方法は図3に示すようなに配布
アプリケーションまたは配布アプリケーションに関連す
るソフトウェアの出力するエラーメッセージとそのエラ
ーメッセージに対する対処方法を対応付けた障害リスト
からエラーの原因を調査する。調査の結果、クライアン
ト計算機12a上の環境に不備がある場合はステップ3
06にて不備な部分をクライアント計算機12aに送
る。例えば、「ホストファイルがありません」というメ
ッセージについてはホストファイルを送信する。
【0029】また、ステップ306においてはエラーメ
ッセージの種類によって不備な部分を送信するだけでな
く指示を出す。例えば、「通信に失敗しました」という
メッセージを受けたときには「ネットワークに接続され
ているかどうか確認してください」という指示をだす。
【0030】ステップ355で正しい環境の再送を受け
たクライアント計算機12aのユーザは、ステップ35
6でその環境を用いて再度ソフトウェアの動作確認を行
う。動作確認を行った結果をステップ353でサーバ計
算機11に報告する。サーバ計算機11はステップ30
4に戻りクライアント計算機12a上でのソフトウェア
の実行結果を受信する。
【0031】なお、この実施例においては、配布を行う
前に前提条件をチェックしてから配布を行っているが、
前提条件をチェックせずに配布を行うようにしてもよ
い。また、この実施例においては、クライアント計算機
として、クライアント計算機12aを例にとって説明し
たが他のクライアント計算機12b、12cであっても
同様である。これらのことは、以下の実施例において
も、同様である。
【0032】以上のように、この実施例によれば、配布
を行ったソフトウェアで実行障害が発生した場合、サー
バ計算機に障害が発生したことが連絡されるため、管理
者が1ヶ所からすべてのクライアント計算機上でのソフ
トウェアの実行結果を確認することができる。また実行
障害が発生したクライアント計算機については、障害リ
ストを参照しながら正常に実行できるまでを保証するの
で、管理者の作業時間を短縮できる。
【0033】実施例2.図4は、この発明の他の実施例
の動作を示すフローチャートである。この実施例におい
ても、システム構成は実施例1と同じ図1を使用する。
この実施例と実施例1との違いは、ソフトウェアの配布
を受けた後のクライアント計算機12の動作にあり、ク
ライアント計算機12がサーバ計算機11からソフトウ
ェアの配布を受けるまでの動作については実施例1と同
じなので説明を省略する。図4においても、ソフトウェ
アの配布を受けるまでの動作は省略してある。
【0034】以下、ソフトウェアの配布後の動作を図4
を参照しながら説明する。ソフトウェアの配布を受けた
クライアント計算機12aでは、ステップ453で、受
信を行なったソフトウェアの実行を行い、正常に動作す
るかどうかを確認しその結果をサーバ計算機11へクラ
イアント12aのユーザが報告する。実施例1において
は、配布されたソフトウェアの実行及び結果の報告をク
ライアント計算機12aのユーザが行っていたが、この
実施例2では実施例1と異なりクライアント計算機12
aのユーザが行うのではなくクライアント計算機12a
自身が自動的に行う。例えば、クライアント計算機12
aにソフトウェアを受信したら受信したソフトウェアの
実行を自動的に行い、正しく実行できるかを確認し結果
を自動的にサーバ計算機11に報告する機能を準備して
おく、または配布するソフトウェア自身に実行結果を報
告する機能を盛り込んでおくもしくは配布するソフトウ
ェアと共にサーバ計算機11に実行結果を報告するソフ
トウェアを送付するようにしておいて、クライアント計
算機12aのユーザが、配布されたソフトウェアを実行
するとソフトウェアが自動的にサーバ計算機11へ実行
結果を報告する方法などである。
【0035】サーバ計算機11は、ステップ304でク
ライアント計算機12aから配布をしたソフトウェアで
実行障害が発生したことを報告された場合、ステップ3
05において配布を行ったソフトウェアが起こした実行
障害を実施例1と同様に原因を調べる。調べた結果、ク
ライアント計算機12a上の環境に不備がある場合はス
テップ306にて不備な部分をクライアント計算機12
aに送信する。
【0036】ステップ355で正しい環境の再送を受け
たクライアント計算機12aは、ステップ356でその
環境を用いて再度ソフトウェアの動作確認を行う。動作
確認を行った結果をステップ453でサーバ計算機11
に報告する。サーバ計算機11はステップ304に戻り
クライアント計算機12a上でのソフトウェアの実行結
果を受信する。
【0037】以上のように、この実施例によれば、配布
を行ったソフトウェアが実行障害を発生した場合、自動
的にサーバ計算機が障害原因を解析を行うため、解析を
行うための時間短縮ができ、管理者の作業時間も短縮で
きる。さらに、クライアント計算機で、配布されたソフ
トウェアの実行を自動的に行ない且つその実行結果を自
動的にサーバ計算機に送信するようにしたので、クライ
アント計算機のユーザの負荷が軽くなり、操作ミスも少
なくなる。
【0038】実施例3.図5は、この発明の更に他の実
施例の動作を示すフローチャートである。また、図6は
サーバ計算機11が保有している、クライアント計算機
12から障害報告を受けたときに対処するための障害リ
ストを登録した障害リストテーブルである。この実施例
においても、システム構成は実施例1と同じ図1を使用
する。この実施例と実施例1との違いは、ソフトウェア
の配布を受けた後のサーバ計算機11とクライアント計
算機12の動作にあり、クライアント計算機12がサー
バ計算機11からソフトウェアの配布を受けるまでの動
作については実施例1と同じなので説明を省略する。図
5においても、ソフトウェアの配布を受けるまでの動作
は省略してある。
【0039】サーバ計算機11からソフトウェアの配布
を受けたクライアント計算機12aのユーザは、ステッ
プ353で受信したソフトウェアの実行を行い、正常に
動作するかどうかを確認しその結果をサーバ計算機11
へ報告する。
【0040】サーバ計算機11では、ステップ304で
クライアント計算機12aから配布したソフトウェアで
実行障害が発生したことを報告された場合には、ステッ
プ505において、報告された障害内容が既に、他のク
ライアント計算機(例えば12bまたは12c)から報
告された障害内容をあらかじめ登録している図6に示す
障害リストに登録されているかどうかを調査する。ここ
で図6に示す障害リストと、実施例1で示した図3の障
害リストとの異なる点はエラーメッセージがOS(Op
erating Sistem)の出すエラーメッセー
ジの内容となっている点である。例えば、「File
System Full」などがそれである。
【0041】報告された障害が既に図6に示すような障
害リストに登録されていた場合は、サーバ計算機11は
ステップ307でその障害を解決するための正しい環境
を送信する。登録されていなかった場合は実施例1と同
様に図3に示す障害リストより原因を調査する。
【0042】ステップ355で正しい環境の再送を受け
たクライアント計算機12aは、ステップ356でその
環境を用いて再度ソフトウェアの動作確認を行う。動作
確認を行った結果をステップ353でサーバ計算機11
に報告する。サーバ計算機11はステップ304に戻り
クライアント計算機12a上でのソフトウェアの実行結
果を受信する。
【0043】なお、この実施例においては、図6に示す
障害リストを新たに設けるようにしたが、新たな障害リ
ストを設けず、図3に示す障害リストに対して追加する
形で適用してもよい。即ち、図3に示す障害リストと図
6に示す障害リストを一つのテーブル(障害リスト)と
して取り扱ってもよい。
【0044】以上のように、この実施例によれば、あら
かじめ予想できる実行障害の範囲が大きくなり実行障害
が報告された場合は即座に障害原因を特定できる範囲が
大きくなり、解析を行うための時間短縮ができ、管理者
の作業時間も短縮できる。
【0045】実施例4.図7は、この発明の更に他の実
施例の動作を示すフローチャートである。この実施例に
おいても、システム構成は実施例1と同じ図1を使用す
る。この実施例と実施例1との違いは、ソフトウェアの
配布を受けた後のサーバ計算機11とクライアント計算
機12の動作にあり、クライアント計算機12がサーバ
計算機11からソフトウェアの配布を受けるまでの動作
については実施例1と同じなので説明を省略する。図5
においても、ソフトウェアの配布を受けるまでの動作は
省略してある。
【0046】サーバ計算機11からソフトウェアの配布
を受けたクライアント計算機12aのユーザは、ステッ
プ353で受信したソフトウェアの実行を行い、正常に
動作するかどうかを確認しその結果をサーバ計算機11
へ報告する。
【0047】サーバ計算機11では、ステップ304で
クライアント計算機12aから配布したソフトウェアの
実行障害が報告された場合には、ステップ605におい
てクライアント計算機12aから報告された障害内容が
他のクライアント計算機、例えばクライアント計算機1
2bまたは12c、から既に報告されている障害と一致
するかを調査する。一致した場合、すなわち、報告され
た障害が既に登録されていた場合は、ステップ307で
その障害を解決するための正しい環境を送る。
【0048】一致しない場合、登録されていなかった場
合は実施例1と同様に図3に示す障害リストを基に障害
原因を調査する。図3の障害リストにも登録されていな
かった場合、すなわち、報告された障害が登録されてい
なかった場合はクライアント計算機12aで発生した状
況から原因を調査する。調査方法はクライアント計算機
12aから受信したエラーメッセージから推測する。例
えば、「メモリ不足です」のようなメッセージにはメモ
リの状態が原因だと予想する。そしてその障害報告をス
テップ615で図6に示す障害リストに登録する。
【0049】ステップ355で正しい環境の再送を受け
たクライアント計算機12aは、ステップ356でその
環境を用いて再度ソフトウェアの動作確認を行う。動作
確認を行った結果をステップ353でサーバ計算機11
に報告する。サーバ計算機11はステップ304に戻り
クライアント計算機12a上でのソフトウェアの実行結
果を受信する。
【0050】なお、この実施例においては、新たに登録
していく障害リストを図6に示すものとして説明した
が、図3に示す障害リストに対して適用してもよい。ま
た、図3に示す障害リストと図6に示す障害リストとを
別々のテーブルとして説明したが、両者を一つのテーブ
ル(障害リスト)として取り扱ってもよい。以下の実施
例においても同様である。
【0051】以上のように、この実施例によれば、予測
していない新たな障害について障害リストに追加登録す
るようにしたので、学習効果が得られて、同じ環境誤り
で障害が報告された場合は即座に障害原因が特定できる
ため、解析を行うための時間短縮ができ、管理者の作業
時間も短縮できる。
【0052】実施例5.図8は、この発明の更に他の実
施例の動作を示すフローチャートである。この実施例に
おいても、システム構成は実施例1と同じ図1を使用す
る。この実施例と実施例1との違いは、ソフトウェアの
配布を受けた後のサーバ計算機11とクライアント計算
機12の動作にあり、クライアント計算機12がサーバ
計算機11からソフトウェアの配布を受けるまでの動作
については実施例1と同じなので説明を省略する。図8
においても、ソフトウェアの配布を受けるまでの動作は
省略してある。
【0053】サーバ計算機11からソフトウェアの配布
を受けたクライアント計算機12aのユーザは、ステッ
プ353で、受信したソフトウェアの実行を行い、正常
に動作するかどうかを確認しその結果をサーバ計算機1
1へ報告する。
【0054】サーバ計算機11では、ステップ304
で、クライアント計算機12aで配布を行ったソフトウ
ェアに実行障害が発生したと判断した場合、ステップ7
05においてクライアント計算機12a上での環境不備
を想定し、環境情報をクライアントに問い合わせる。問
い合わせ内容の想定は図3または図6に示す障害リスト
を元に推測して行う。ステップ755でサーバ計算機1
1から環境情報の問い合わせを受けたクライアント計算
機12aは、自計算機内の環境情報を調査し、結果をサ
ーバ計算機11へ報告する。問い合わせを行う環境情報
は、例えばクライアント計算機12a上のファイル名一
覧、ファイルサイズ、ファイル作成日時、ファイルの内
容などファイル情報である。
【0055】サーバ計算機11はステップ306でクラ
イアント計算機12aから報告された環境情報からクラ
イアント計算機12aの環境不備を調査し、ステップ3
07で実行障害の原因となったクライアント計算機12
aの正しい環境をクライアント計算機12aに送信す
る。
【0056】ステップ356で正しい環境の再送を受け
たクライアント計算機12aは、ステップ357でその
環境を用いて再度ソフトウェアの動作確認を行う。動作
確認を行った結果をステップ353でサーバ計算11機
に報告する。サーバ計算機11はステップ304に戻り
クライアント計算機12a上でのソフトウェアの実行結
果を受信する。
【0057】以上のように、この実施例によれば、クラ
イアントからファイル情報の収集を行うことにより、フ
ァイル不備に起因する実行障害が即座に検出できるた
め、解析を行うための時間短縮ができ、管理者の作業時
間も短縮できる。
【0058】実施例6.この実施例は、実施例5で説明
した図8におけるステップ755において、サーバ計算
機11からクライアント計算機へ問い合わせを行う環境
情報が実施例5と異なる。問い合わせ内容の想定は実施
例5と同様に図3または図6に示した障害リストを基に
行う。この実施例で問い合わせを行う環境情報は例えば
クライアント計算機12a上でクライアント計算機12
aのユーザが行ったキーボード操作、マウス操作などの
オペレーションログである。例えば、オペレーションロ
グについて、「ファイルを削除したと」いうログが残っ
ていたらその削除したファイルを送信する。なお、オペ
レーションログの取りかたとしては、例えば、ログ機能
をもったアプリケーションを配布ソフトウェアと一緒に
配布するようにして、自動的にログをとるようなことも
できる。
【0059】以上のように、この実施例によれば、クラ
イアントからオペレーションログ情報の収集を行うこと
により、操作ミスなどオペレーションに起因する実行障
害が即座に検出できるため、解析を行うための時間短縮
ができ、管理者の作業時間も短縮できる。
【0060】実施例7.この実施例も実施例6と同じ
く、実施例5で説明した図8におけるステップ755で
サーバ計算機11からクライアント計算機12aへ問い
合わせを行う環境情報が実施例5と異なる。問い合わせ
内容の想定は実施例5と同様に図3またh図6に示した
障害リストを基に行う。この実施例7で問い合わせを行
う環境情報は例えばクライアント計算機12aのメモリ
搭載量、ディスク容量、ドライブ数、メモリマップ、C
PU形式、CPU周波数、負荷状況、割り込み設定、拡
張スロット使用状況などのクライアント計算機12aの
ハードウェアに関する構成情報である。
【0061】以上のように、この実施例によれば、クラ
イアント計算機からクライアント計算機のハードウェア
に関する構成情報の収集を行うことにより、クライアン
ト計算機のハードウェア構成に起因する実行障害が即座
に検出できるため、解析を行うための時間短縮ができ、
管理者の作業時間も短縮できる。
【0062】実施例8.図9は、この発明の更に他の実
施例の構成を示す図で、図において、14は配布するソ
フトウェアの動作を確認するために事前に配布テストを
行い、配布を行ったソフトウェアが正常動作することが
確認されているモデルクライアント計算機(動作確認装
置)である。モデルクライアント計算機14の動作環境
はそのソフトウェアが正常に動作するための最低限の環
境である。このモデルクライアント計算機14を付加し
たことが実施例1乃至実施例7で使用した図1の構成と
異なる。図1と同等のものは、同一の符号を付して、説
明を省略する。
【0063】図10は、この実施例の動作を示すフロー
チャートである。この実施例においても、実施例1との
違いは、ソフトウェアの配布を受けた後のサーバ計算機
11とクライアント計算機12の動作にあり、クライア
ント計算機12がサーバ計算機11からソフトウェアの
配布を受けるまでの動作については実施例1と同じなの
で説明を省略する。図10においても、ソフトウェアの
配布を受けるまでの動作は省略してある。
【0064】サーバ計算機11からソフトウェアの配布
を受けたクライアント計算機12aのユーザはステップ
353で、受信したソフトウェアの実行を行い、正常に
動作するかどうかを確認しその結果をサーバ計算機11
へ報告する。
【0065】サーバ計算機11では、ステップ304で
クライアント計算機12aで配布したソフトウェアに実
行障害が発生したと判断した場合、ステップ705にお
いてクライアント計算機12a上での環境不備を想定
し、環境情報をクライアント計算機12aに問い合わせ
る。ステップ755でサーバ計算機11から環境情報の
問い合わせを受けたクライアント12aは、自計算機内
の環境情報を調査し、結果をサーバ計算機11へ報告す
る。
【0066】サーバ計算機11はステップ806でクラ
イアント計算機12aから報告された環境情報からクラ
イアント計算機12aの環境不備を調べる。環境情報の
不備を調べる方法は例えば実行障害が発生したクライア
ント計算機12aから送られてきた環境情報をモデルク
ライアント計算機14へ送付し、モデルクライアント計
算機14上で自動的に環境の比較を行い、異なる部分を
見つける方法である。サーバ計算機11は、モデルクラ
イアント計算機14から報告される環境の不備を基に、
ステップ307で実行障害の原因となったクライアント
計算機12aの正しい環境をクライアント計算機12a
に送信する。
【0067】ステップ356で正しい環境の送信を受け
たクライアント計算機は、ステップ357でその環境を
用いて再度ソフトウェアの動作確認を行う。動作確認を
行った結果をステップ353でサーバ計算機11に報告
する。サーバ計算機11はステップ304に戻りクライ
アント計算機12a上でのソフトウェアの実行結果を受
信する。
【0068】以上のように、この実施例によれば、クラ
イアント計算機から動作に関する環境情報の収集を行う
ことにより、クライアント計算機のの構成に起因する実
行障害が即座に検出できるため、解析を行うための時間
短縮ができ、管理者の作業時間も短縮できる。
【0069】実施例9.この実施例においては、実施例
8で説明した図10のステップ806におけるクライア
ント計算機12aから報告された環境情報からクライア
ント計算機12aの環境不備を調べる方法が異なる。こ
の実施例9での環境不備を調べる方法は、サーバ計算機
11が実行障害を起こしたクライアント計算機12aか
ら収集した環境情報と同じ情報をモデルクライアント計
算機14から収集し、サーバ計算機11上で環境の比較
を行い環境の不備を見つけるようにしたものである。
【0070】以上のように、この実施例によれば、クラ
イアント計算機から収集した環境情報とモデルクライア
ント計算機の環境情報をサーバ計算機上で比較し障害原
因を見つけることができるため、解析を行うための時間
短縮ができ、管理者の作業時間も短縮できる。また、処
理性能がクライアント計算機よりはるかに大きいサーバ
計算機上で比較作業を実行するので実行速度が早く、時
間短縮ができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、配布
したソフトウェアに実行障害が発生した場合、サーバ計
算機に障害が発生したことが連絡されるため、管理者が
1ヶ所から全てのクライアント計算機上でのソフトウェ
アの実行結果を確認することができる。また、配布され
たソフトウェアで実行障害が発生したとの報告を受けた
配布元装置は、報告された内容を基に障害リストから障
害原因を検出するようにしたので、実行障害が起きた配
布先装置については正常に実行できるまでを保証するこ
とができ、管理者の作業時間を短縮できる。
【0072】また、障害リストにオペレーティングシス
テムの出力するエラーメッセージを含めるようにしたの
で、より詳細に配布先装置での実行障害に対する障害原
因の解析処理及び解析結果に対する処理を的確に行うこ
とができる。
【0073】また、障害リストに登録されていない障害
(エラーメッセージ)が報告されたときには、その障害
に対する処理方法を含めて障害リストに登録するように
したので、学習効果が得られて以後のソフトウェア配布
時の実行障害に対してより効果的な障害リストを生成で
きる。
【0074】さらに、エラーメッセージの内容により配
布先装置の環境情報を取得するようにしたので、より詳
細に実行障害に対して対応することが出来る。
【0075】また、環境情報として、ファイルに関する
情報を得られるようにしたので、配布先装置でのファイ
ルの不足等のソフトウェア上の問題に起因する不備が即
座に検出できる。
【0076】また、環境情報として、配布先装置のオペ
レーションログを取得するようにしたので、操作ミス等
でオペレーションに起因して動作環境に不備が生じたか
どうかを即座に検出できる。
【0077】また、環境情報として、配布先装置のハー
ドウェア構成を取得するようにしたので、実行障害がメ
モリやディスクの容量不足等のソフトウェアの構成に起
因する動作環境の不備を即座に検出できる。
【0078】さらに、配布するソフトウェアが正常に動
作する最低限の環境で構成された動作確認装置を設ける
ようにして、実行障害の発生した配布先装置の動作環境
と動作確認装置の動作環境比較を行うようにしたので、
配布先装置の動作環境の不備を明確に且つ即座に検出で
きる。また、障害原因の解析を動作確認装置で行なうの
で配布元装置の負荷軽減にもなる。
【0079】また、実行障害の発生した配布先装置と動
作確認装置との動作環境の比較を処理を高速に実行する
配布元装置で行うようにしたので、処理効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示す図である。
【図2】 実施例1における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】 配布アプリケーションが出力するエラーメッ
セージの集合である障害リストの例である。
【図4】 実施例2における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】 実施例3における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図6】 オペレーティングシステムが出力するエラー
メッセージの集合である障害リストの例である。
【図7】 実施例4における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図8】 実施例5における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図9】 実施例8の構成を示す図である。
【図10】 実施例8の動作を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
11 サーバ計算機、12a,12b,12c クライ
アント計算機、13a,13b,13c ネットワー
ク、14 モデルクライアント。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの配布を行う配布元装置
    と、前記ソフトウェアの配布を受ける配布先装置とを有
    する分散システムにおいて、 前記配布先装置は、配布されたソフトウェアを、配布を
    受けると即時に実行する手段と、実行結果を前記配布元
    装置に送信する手段と、を備え、 前記配布元装置は、配布するソフトウェアに関連するソ
    フトウェアが出力するエラーメッセージとそのエラーメ
    ッセージに対する対処方法を対にした障害リストを備
    え、前記配布先装置からの前記実行結果に実行障害が報
    告されたときには前記障害リストを参照して前記配付先
    装置に対する処理を行うことを特徴とするソフトウェア
    配付システム。
  2. 【請求項2】 前記障害リストには、オペレーティング
    システムの出力するエラーメッセージとそのエラーメッ
    セージに対する対処方法も含まれていることを特徴とす
    る請求項1に記載のソフトウェア配布システム。
  3. 【請求項3】 前記配布元装置に、前記障害リストに含
    まれていないエラーメッセージが前記配布先装置から報
    告されたとき、そのエラーメッセージとその時の処理方
    法を前記障害リストに登録する登録手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のソフトウェ
    ア配布システム。
  4. 【請求項4】 前記配布元装置に前記配布先装置の環境
    情報を問い合わせる手段を、前記配布先装置に前記配布
    元装置からの環境情報の問い合わせに応答して自装置の
    環境情報を送信する手段を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載のソフトウェア配付
    システム。
  5. 【請求項5】 前記環境情報は、前記配布先装置のファ
    イル情報であることを特徴とする請求項4に記載のソフ
    トウェア配布システム。
  6. 【請求項6】 前記環境情報は、前記配布先装置におけ
    るログ情報であることを特徴とする請求項4に記載のソ
    フトウェア配布システム。
  7. 【請求項7】 前記環境情報は、前記配布先装置におけ
    るハードウェアの構成情報であることを特徴とする請求
    項4に記載のソフトウェア配付システム。
  8. 【請求項8】 ソフトウェアの配布を行う配布元装置
    と、前記ソフトウェアの配布を受ける配布先装置と、前
    期ソフトウェアの動作を確認する動作確認装置と、を有
    する分散システムにおいて、 前記配布先装置は、配布されたソフトウェアを、配布を
    受けると即時に実行する手段と、実行結果を前記配布元
    装置に送信する手段と、前記配布元装置からの動作環境
    の問い合わせに応答して自装置の動作環境を送信する手
    段と、を備え、 前記配布元装置は、前記配布先装置が、配布されたソフ
    トウェアの実行障害を報告してきたときに前記配布先装
    置の動作環境を問い合わせる手段と、前記配布先装置か
    ら受けた動作環境を前記動作確認装置に送信する手段
    と、を備え、 前記動作確認装置は、前記ソフトウェアが正常に動作す
    る最低限の動作環境と、自装置の動作環境と前記配布元
    装置が送信してきた前記配布先装置の動作環境とを比較
    する手段と、を備え、 前記配布先装置の動作環境の不備を検出修正することを
    特徴とするソフトウェア配布システム。
  9. 【請求項9】 ソフトウェアの配布を行う配布元装置
    と、前記ソフトウェアの配布を受ける配布先装置と、前
    期ソフトウェアの動作を確認する動作確認装置と、を有
    する分散システムにおいて、 前記配布先装置は、配布されたソフトウェアを、配布を
    受けると即時に実行する手段と、実行結果を前記配布元
    装置に送信する手段と、前期配付元装置からの動作環境
    の問い合わせに応答して自装置の動作環境を送信するす
    る手段と、を備え、 前記動作確認装置は前期ソフトウェアが正常に動作する
    最低限の動作環境と、前記配布元装置からの動作環境の
    問い合わせに対し自装置の動作環境を送信する手段と、
    を備え、 前記配布元装置は、前記配布先装置が、配布されたソフ
    トウェアの実行障害を報告してきたときに前記配布先装
    置及び前記動作確認装置に対し動作環境を問い合わせる
    手段と、この問い合わせにより、前記配布先装置から受
    けた動作環境と前記動作確認装置から受けた動作環境と
    を比較する手段と、を備え、 前記配布先装置の動作環境の不備を検出することを特徴
    とするソフトウェア配布システム。
JP7069418A 1995-03-28 1995-03-28 ソフトウェア配布システム Pending JPH08263405A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005668A (ja) * 1999-06-22 2001-01-12 Hitachi Building Systems Co Ltd 端末用プログラムの遠隔書替え方法
JP2006079534A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及びこれを用いた情報処理システム
US7280894B2 (en) 1999-01-18 2007-10-09 Fujitsu Ten Limited Communication system for communication between in-vehicle terminals and center, and in-vehicle terminal employed in communication system

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