JPH08263338A - 順編成ファイルの可変長レコード直接位置付け方法 - Google Patents

順編成ファイルの可変長レコード直接位置付け方法

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JPH08263338A
JPH08263338A JP7060294A JP6029495A JPH08263338A JP H08263338 A JPH08263338 A JP H08263338A JP 7060294 A JP7060294 A JP 7060294A JP 6029495 A JP6029495 A JP 6029495A JP H08263338 A JPH08263338 A JP H08263338A
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JP7060294A
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Masato Sakai
真人 酒井
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 順編成ファイルの可変長レコードの位置付け
処理を高速に行うことが可能な技術を提供する。 【構成】 順編成ファイルを作成または更新する時に前
記順編成ファイルに格納された全ブロック中の可変長レ
コード数の平均値である全平均ブロック化レコード数
と、前記順編成ファイルの先頭ブロックから各ブロック
迄の平均ブロック化レコード数である部分平均ブロック
化レコード数を前記順編成ファイル中に格納し、前記順
編成ファイルの指定されたレコード番号の可変長レコー
ドに位置付けを行う時に前記全平均ブロック化レコード
数と前記部分平均ブロック化レコード数と前記指定レコ
ード番号を用いて前記指定可変長レコードに直接位置付
けを行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法に関し、特に、可変長レコ
ードが連続して格納された複数のブロックから成る順編
成ファイルの指定された可変長レコードに位置付けを行
う順編成ファイルの可変長レコード直接位置付け方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータの磁気記憶装置等の
記憶装置に格納されるファイルのファイル編成方法の1
つに順編成方法がある。この順編成方法は、記憶情報を
レコード単位で連続して格納してファイルを編成する方
法であり、この方法によって編成されたファイルを順編
成ファイルと呼んでいる。
【0003】前記順編成ファイル中のレコードはブロッ
クと呼ばれる単位で前記記憶装置に格納されており、ま
た、前記ブロックに格納されるレコードには固定長レコ
ードと可変長レコードがある。
【0004】前記固定長レコードは長さが一定のレコー
ドであって、固定長レコードを格納して編成した順編成
ファイル中のレコードは、全て等しい長さを持ってい
る。この為、固定長レコードから成る順編成ファイルの
指定されたレコードに位置付けを行う場合、指定レコー
ドが格納されている場所は指定レコードのレコード番号
とレコード長によって求めることができるので、指定レ
コードへ直接位置付けを行うことによって高速な位置付
けを実行できる。
【0005】前記可変長レコードは長さが可変のレコー
ドであって、可変長レコードを格納して編成した順編成
ファイル中のレコードは、レコードごとに異なる長さを
持っている。この為、可変長レコードから成る順編成フ
ァイルの指定されたレコードに位置付けを行う場合、指
定レコードが格納されている場所は指定レコードのレコ
ード番号とレコード長だけでは求めることができないの
で、当該順編成ファイルの先頭から1レコードづつレコ
ードを読み出して、指定レコードへの位置付けを行って
いる。前記の可変長レコードから成る順編成ファイルの
指定レコードへの位置付けに要する時間は、順編成ファ
イル先頭から指定レコードまでに格納されたレコード数
に依存している。
【0006】前記の可変長レコードから成る順編成ファ
イルを作成する際、全てのレコードを最大レコード長で
格納し、固定長レコードとして扱う方法がある。これ
は、全てのレコード長を同一とする事によって、固定長
レコードと同一の方法により指定されたレコードに直接
位置付けを行うものである。
【0007】また、可変長レコードから成る順編成ファ
イルの位置付け方法が、特開平3−280136号に記
載されている。その概要は、順編成ファイル作成時に各
ブロック中のレコード数であるブロック化レコード数を
別の管理ファイルに格納し、順編成ファイル内の指定さ
れたレコードの位置付けを行う時に、前記管理ファイル
からブロック化レコード数をサーチし、各ブロックのブ
ロック化レコード数を得ることによって、指定されたレ
コードが格納されているブロックのブロック番号を計算
により求め、当該ブロック内のレコードをサーチして指
定されたレコードに位置付けを行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0009】すなわち、前記の順編成ファイルの可変長
レコード位置付け方法では、当該順編成ファイルの先頭
から1レコードづつレコードを読み出して、指定レコー
ドへの位置付けを行っているので、指定レコードのレコ
ード番号が大きくなるほど位置付けに要する時間が長く
なるという問題があった。
【0010】また、前記の順編成ファイル中の可変長の
レコードを最大レコード長の記憶領域に格納して位置付
けを行う方法では、格納する可変長レコードの長さが最
大レコード長と等しくない場合があるので、前記可変長
レコードを格納する記憶装置上に使用されない記憶領域
が発生するという問題があった。
【0011】また、特開平3−280136号に記載さ
れた順編成ファイルの位置付け方法では、指定レコード
のレコード番号が大きくなるほど管理ファイルからブロ
ック化レコード数をサーチする回数が増加するので、位
置付けに時間を要するという問題と、当該順編成ファイ
ル以外に管理ファイルを保有していることによりファイ
ル数が増加するので、ファイル管理が複雑になるという
問題があった。
【0012】本発明の目的は、可変長レコードの位置付
け処理を高速に行うことが可能な技術を提供することに
ある。
【0013】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0015】すなわち、可変長レコードが連続して格納
された順編成ファイルの指定された可変長レコードに直
接位置付けを行う順編成ファイルの可変長レコード直接
位置付け方法であって、前記順編成ファイルを作成また
は更新する時に前記順編成ファイルに格納された全ブロ
ック中の可変長レコード数の平均値である全平均ブロッ
ク化レコード数と、前記順編成ファイルの先頭ブロック
から各ブロック迄の平均ブロック化レコード数である部
分平均ブロック化レコード数を前記順編成ファイル中に
格納し、前記順編成ファイルの指定されたレコード番号
の可変長レコードに位置付けを行う時に前記全平均ブロ
ック化レコード数と前記部分平均ブロック化レコード数
と前記指定レコード番号を用いて前記指定可変長レコー
ドに直接位置付けを行うものである。
【0016】
【作用】上述した手段によれば、前記順編成ファイルを
作成または更新する時に、前記順編成ファイル中の全ブ
ロック数と全レコード数から単位ブロックあたりのレコ
ード数を計算し、これを全平均ブロック化レコード数と
して前記順編成ファイルに格納する。
【0017】また、前記順編成ファイルを作成または更
新する時に、前記順編成ファイルを構成する個々のブロ
ックについて、前記順編成ファイルの先頭ブロックから
当該ブロック迄のブロック数とレコード数から単位ブロ
ックあたりのレコード数を計算し、これを部分平均ブロ
ック化レコード数として、当該ブロックごとに格納す
る。
【0018】次に、前記順編成ファイルの指定されたレ
コード番号の可変長レコードに位置付けを行う時に、ま
ず、前記全平均ブロック化レコード数と前記指定レコー
ド番号から、指定レコードが格納されていると思われる
ブロックのブロック番号を計算する。
【0019】前記の計算したブロック番号のブロックに
位置付けし、当該ブロックの先頭のレコードに格納され
ているレコード番号を読み出す。
【0020】前記レコード番号と指定レコード番号を比
較し、前記レコード番号が指定レコード番号よりも大き
い場合には、指定レコードは当該ブロック以前にあるの
で、当該ブロックの部分平均ブロック化レコード数を読
み出して、指定レコードが格納されていると思われるブ
ロックのブロック番号を再計算する。
【0021】前記の計算したブロック番号のブロックに
再位置付けし、当該ブロックの先頭のレコードに格納さ
れているレコード番号を読み出して、指定レコード番号
と比較する。
【0022】前記レコード番号と指定レコード番号を比
較し、前記レコード番号が指定レコード番号以下である
場合には、指定レコードは当該ブロック以降にあるの
で、まず当該ブロック内部のレコードを1レコードづつ
読み出して指定レコードを探す。
【0023】当該ブロック内に指定レコードがない場合
には、当該ブロック以降の部分平均ブロック化レコード
数を計算した後、指定レコードが格納されていると思わ
れるブロックのブロック番号を再度計算し、計算された
ブロック番号のブロック内のレコードを読み出して、指
定レコードを探し、指定レコードに位置付けを行う。
【0024】以上の様に、本発明の順編成ファイルの可
変長レコード直接位置付け方法では、指定レコードが格
納されていると思われるブロックに直接位置付けした後
に、指定レコードに位置付けを行うので、可変長レコー
ドの位置付け処理を高速に行うことが可能である。
【0025】
【実施例】以下、本発明について、一実施例とともに図
面を参照して詳細に説明する。
【0026】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0027】図1は、本発明の順編成ファイルの可変長
レコード直接位置付け方法を実施する実施装置の概略構
成を示す図である。
【0028】図1において、101はCPU、102は
メモリ、103は外部記憶装置、104は全平均ブロッ
ク化レコード数計算部、105は部分平均ブロック化レ
コード数計算部、106はブロック位置付け処理部、1
07はレコード位置付け処理部、108は順編成ファイ
ルである。
【0029】図1に示す様に、本実施例の順編成ファイ
ルの可変長レコード直接位置付け方法を実施する実施装
置のメモリ102には、CPU101で実行されるオペ
レーティングシステム(OS)が格納されており、前記
OSは、外部記憶装置103に格納されている順編成フ
ァイル108を作成または更新する際に、全平均ブロッ
ク化レコード数を計算する全平均ブロック化レコード数
計算部104と、部分平均ブロック化レコード数を計算
する部分平均ブロック化レコード数計算部105を備え
ている。
【0030】また、前記OSは、順編成ファイル108
の指定された可変長レコードに位置付けを行う際に、前
記指定レコードが格納されていると思われるブロックに
位置付けを行うブロック位置付け処理部106と、ブロ
ック位置付け処理部106によって位置付けされたブロ
ック内の前記指定レコードに位置付けを行うレコード位
置付け処理部107を備えている。
【0031】図2は、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法で位置付けされる順編成フ
ァイル内に格納された全平均ブロック化レコード数と部
分平均ブロック化レコード数を示す図である。
【0032】図2において、201は外部記憶装置10
3に格納された順編成ファイル108のファイルラベ
ル、202〜204は外部記憶装置103に格納された
順編成ファイル108のブロック、205は全平均ブロ
ック化レコード数、206〜208は部分平均ブロック
化レコード数である。
【0033】図2に示す様に、本実施例の順編成ファイ
ル108のファイルラベル201には、全平均ブロック
化レコード数計算部104によって計算された全平均ブ
ロック化レコード数205が格納されており、また、本
実施例の順編成ファイルのブロック202〜204に
は、部分平均ブロック化レコード数計算部105によっ
て計算された部分平均ブロック化レコード数206〜2
08が格納されている。
【0034】図3は、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法において、指定された可変
長レコードへの位置付けの概要を示す図である。
【0035】図3において、301は指定レコード番号
であり、302はブロック203の先頭レコードのレコ
ード番号、303は位置付けを行う指定レコードであ
る。
【0036】図3に示す様に、本実施例の順編成ファイ
ルの可変長レコード直接位置付け方法において、指定レ
コード番号301は、位置付けの対象である指定レコー
ド303が順編成ファイル108の先頭から何番目のレ
コードであるかを示す番号であり、指定レコード303
に位置付けを行おうとしている応用プログラムから示さ
れる番号である。
【0037】また、順編成ファイル108の各ブロック
に格納されている各レコードには、当該レコードが順編
成ファイル108の先頭から何番目のレコードであるか
を示すレコード番号が格納されており、レコード番号3
02はブロック203の先頭レコードのレコード番号で
ある。
【0038】以下に、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法において、順編成ファイル
の作成を行う際に、全平均ブロック化レコード数と部分
平均ブロック化レコード数を計算する手順について説明
する。
【0039】図4は、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法において、全平均ブロック
化レコード数と部分平均ブロック化レコード数を計算す
る手順を示すフローチャートである。
【0040】まず、外部記憶装置103に順編成ファイ
ル108を作成する為に、応用プログラムが順編成ファ
イル108のオープン処理を要求すると、メモリ102
に常駐しているOSは全平均ブロック化レコード数計算
部104と部分平均ブロック化レコード数計算部105
を起動して、ブロック内の平均レコード数の計算を開始
する。
【0041】OSは、順編成ファイル108のファイル
ラベル201を外部記憶装置103に作成する。
【0042】部分平均ブロック化レコード数計算部10
5は、初期値を「0」としてブロック数を設定し、前記
ブロック数に「1」を加算して前記ブロック数を増加さ
せる(ステップ401)。
【0043】OSは、応用プログラムから可変長レコー
ドを受け取って、ブロック202に格納する。
【0044】次に、部分平均ブロック化レコード数計算
部105は、初期値が「0」であるレコード数を設定
し、ブロック202に格納された可変長レコードの数
を、前記レコード数に加算して前記レコード数を増加さ
せる(ステップ402)。
【0045】次に、部分平均ブロック化レコード数計算
部105は、前記レコード数を前記ブロック数で除算す
ることによって、当該ブロックの部分平均ブロック化レ
コード数を計算し、部分平均ブロック化レコード数20
6に計算結果を格納する(ステップ403)。
【0046】OSは、応用プログラムから送られてくる
可変長レコードがさらにあれば、次のブロックに前記可
変長レコードを格納する。
【0047】部分平均ブロック化レコード数計算部10
5は、次に格納されるブロックがあればステップ401
に戻って前記と同様の処理を行い、格納されるブロック
がなければステップ405に進む(ステップ404)。
【0048】ステップ405では、全平均ブロック化レ
コード数計算部104が、最終的なレコード数とブロッ
ク数によって全平均ブロック化レコード数を計算し、フ
ァイルラベル201の全平均ブロック化レコード数20
5に計算結果を格納する。
【0049】外部記憶装置103での順編成ファイル1
08の作成を終了する為に、応用プログラムが順編成フ
ァイル108のクローズ処理を要求すると、OSは全平
均ブロック化レコード数計算部104と部分平均ブロッ
ク化レコード数計算部105の処理を停止して順編成フ
ァイル108の作成を終了する。
【0050】以下に、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法において、順編成ファイル
の指定レコードに位置付けを行う手順について説明す
る。
【0051】図5は、本実施例の順編成ファイルの可変
長レコード直接位置付け方法において、順編成ファイル
の指定レコードに位置付けを行う手順を示すフローチャ
ートである。
【0052】まず、外部記憶装置103に作成された順
編成ファイル108の指定レコード303に位置付けを
行う為に、応用プログラムが順編成ファイル108のオ
ープン処理を要求すると、メモリ102に常駐している
OSはブロック位置付け処理部106とレコード位置付
け処理部107を起動して、指定レコード303の位置
付け処理を開始する。
【0053】まず、ブロック位置付け処理部106は、
ファイルラベル201中に格納されている全平均ブロッ
ク化レコード数205を参照し(ステップ501)、応
用プログラムから示された指定レコード番号301を全
平均ブロック化レコード数205で除算して、指定レコ
ード303が格納されていると思われるブロックのブロ
ック番号を計算する(ステップ502)。
【0054】次に、ブロック位置付け処理部106は、
前記の計算されたブロック番号のブロックに位置付け
し、当該ブロックの先頭に格納されている可変長レコー
ドを読み出して、当該レコードのレコード番号302を
調べる(ステップ503)。
【0055】当該ブロックの先頭に格納されている可変
長レコードのレコード番号302が、指定レコード番号
301よりも大きい時は、指定レコード303は、当該
ブロックよりも前のブロックに格納されている。この場
合には、当該ブロックの部分平均ブロック化レコード数
207を参照し(ステップ506)、指定レコード番号
301を部分平均ブロック化レコード数207で除算し
て再度、指定レコード303が格納されていると思われ
るブロックのブロック番号を計算する。
【0056】前記ステップ502、503、506のブ
ロック位置付け処理を位置付けしたブロックの先頭レコ
ードのレコード番号が指定レコード番号301以下にな
るまで繰り返す。
【0057】当該ブロックの先頭レコードのレコード番
号が指定レコード番号301以下である場合には、レコ
ード位置付け処理部107が当該ブロックの先頭から可
変長レコードを逐次読み出して、指定レコード303を
探す(ステップ504)。
【0058】当該ブロック内に指定レコード303が見
つからない場合には、当該ブロック以降の部分平均ブロ
ック化レコード数を計算し(ステップ507)、前記計
算された部分平均ブロック化レコード数を参照して(ス
テップ506)、指定レコード303が格納されている
と思われるブロックのブロック番号を再度計算してブロ
ックの位置付け処理を再び行う。
【0059】指定レコード303が見つかった場合に
は、レコード位置付け処理部107の処理を終了して、
位置付け結果を応用プログラムに戻す。
【0060】以上説明した様に、本実施例の順編成ファ
イルの可変長レコード直接位置付け方法によれば、指定
レコードが格納されていると思われるブロックに直接位
置付けした後に、指定レコードに位置付けを行うので、
可変長レコードの位置付け処理を高速に行うことが可能
である。
【0061】以上、本発明を、前記実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0063】すなわち、順編成ファイルを作成または更
新する時に前記順編成ファイルに格納された全ブロック
中の可変長レコード数の平均値である全平均ブロック化
レコード数と、前記順編成ファイルの先頭ブロックから
各ブロック迄の平均ブロック化レコード数である部分平
均ブロック化レコード数を前記順編成ファイル中に格納
し、前記順編成ファイルの指定されたレコード番号の可
変長レコードに位置付けを行う時に前記全平均ブロック
化レコード数と前記部分平均ブロック化レコード数と前
記指定レコード番号を用いて前記指定可変長レコードに
直接位置付けを行うことにより、指定された可変長レコ
ードが格納されていると思われるブロックに位置付けし
た後に指定された可変長レコードに位置付けを行うの
で、可変長レコードの位置付け処理を高速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の順編成ファイルの可変長レコード直接
位置付け方法を実施する実施装置の概略構成を示す図で
ある。
【図2】本実施例の順編成ファイルの可変長レコード直
接位置付け方法で位置付けされる順編成ファイル内に格
納された全平均ブロック化レコード数と部分平均ブロッ
ク化レコード数を示す図である。
【図3】本実施例の順編成ファイルの可変長レコード直
接位置付け方法で指定レコードへの位置付けの概要を示
す図である。
【図4】本実施例の順編成ファイルの可変長レコード直
接位置付け方法で全平均ブロック化レコード数と部分平
均ブロック化レコード数を計算する手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】本実施例の順編成ファイルの可変長レコード直
接位置付け方法で順編成ファイルの指定レコードに位置
付けを行う手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…CPU、102…メモリ、103…外部記憶装
置、104…全平均ブロック化レコード数計算部、10
5…部分平均ブロック化レコード数計算部、106…ブ
ロック位置付け処理部、107…レコード位置付け処理
部、108…順編成ファイル、201…ファイルラベ
ル、202〜204…ブロック、205…全平均ブロッ
ク化レコード数、206〜208…部分平均ブロック化
レコード数、301…指定レコード番号、302…レコ
ード番号、303…指定レコード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長レコードが連続して格納された順
    編成ファイルの指定された可変長レコードに直接位置付
    けを行う順編成ファイルの可変長レコード直接位置付け
    方法であって、前記順編成ファイルを作成または更新す
    る時に前記順編成ファイルに格納された全ブロック中の
    可変長レコード数の平均値である全平均ブロック化レコ
    ード数と、前記順編成ファイルの先頭ブロックから各ブ
    ロック迄の平均ブロック化レコード数である部分平均ブ
    ロック化レコード数を前記順編成ファイル中に格納し、
    前記順編成ファイルの指定されたレコード番号の可変長
    レコードに位置付けを行う時に前記全平均ブロック化レ
    コード数と前記部分平均ブロック化レコード数と前記指
    定レコード番号を用いて前記指定可変長レコードに直接
    位置付けを行うことを特徴とする順編成ファイルの可変
    長レコード直接位置付け方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8166082B2 (en) 2007-11-30 2012-04-24 Seiko Epson Corporation Variable length data storage device, variable length data storage method, variable length data reading method, and a program for the same

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