JPH08262454A - 液晶表示装置の作製方法 - Google Patents

液晶表示装置の作製方法

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JPH08262454A
JPH08262454A JP9029095A JP9029095A JPH08262454A JP H08262454 A JPH08262454 A JP H08262454A JP 9029095 A JP9029095 A JP 9029095A JP 9029095 A JP9029095 A JP 9029095A JP H08262454 A JPH08262454 A JP H08262454A
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舜平 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産歩留りが高く信頼性の高いアクティブマ
トリクス型液晶表示デバイスを得る。 【構成】 液晶材に周辺駆動回路が接するアクティブマ
トリクス型液晶表示デバイスにおいて、画素領域より周
辺駆動回路領域のスペーサの散布密度を小さくすること
で、周辺駆動回路への損傷を少なくすることができ、生
産歩留りの向上や装置の信頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素薄膜トランジスタ
と周辺駆動回路薄膜トランジスタ(以後TFTと記
す。)が同一基板上に存在し、尚かつ画素TFT周辺駆
動回路TFTが液晶材に接しているアクティブマトリク
ス型液晶表示デバイスの周辺駆動回路の信頼性の向上の
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブマトリクス型液晶表示
デバイスを構成するパネルの状態を示す断面図を図4に
示す。図4から明らかなように、封止材(402)(シ
ール材ともいう)で画素領域(404)を取り囲んでい
るため、アクティブマトリクス型液晶表示デバイスの画
素領域(404)のみが液晶に接しており、周辺駆動回
路領域(403)のTFTは大気に接している。これ
は、以前アクティブマトリクス型液晶表示デバイスの基
板上に画素TFTしか存在せず、周辺駆動回路が外付け
ICであった頃の名残である。このように従来の技術に
おいては、画素領域(404)と周辺駆動回路領域(4
03)とが同一ガラス基板(401)上に形成される場
合の駆動回路の実装位置の最適化が行われていなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクティブマト
リクス型液晶表示デバイスでは、周辺駆動回路TFTが
外部に剥き出しになっていたため、パネル組立工程中の
アクティブマトリクス型液晶表示デバイスの基板の取り
扱いに細心の注意が必要であった。このような状況にお
いて、その製造プロセスにおいて、取り扱いが楽なアク
ティブマトリクス型液晶表示デバイスの形態が望まれて
いた。また、信頼性上の点からも画素が液晶材、シール
材等で保護されているのに対して、周辺駆動回路は薄い
酸化膜で覆われているのみであり、耐温性や汚染に対し
て弱くなっているのが実態である。
【0004】従って、アクティブマトリクス型液晶表示
デバイスの周辺駆動回路が直接触れられないように、ア
クティブマトリクス型液晶表示デバイスの周辺駆動回路
を液晶材中に実装する方法が考えられる。しかしなが
ら、周辺駆動回路を液晶材中に実装した場合に、ガラス
基板間隔を一定に保つスペーサーが周辺駆動回路に接触
し、周辺駆動回路の信頼性や歩留りを低下させていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】アクティブマトリクス型
液晶表示デバイスの画素領域に配置される薄膜トランジ
スタと周辺駆動回路の少なくとも一部を構成する薄膜ト
ランジスタとを同一基板上に集積化した構成を得る場合
において、周辺駆動回路の信頼性を向上させるため、ス
ペーサーを散布時に周辺駆動回路TFTの存在領域にマ
スクを設けることにより、スペーサーを散布しない構成
として、周辺駆動回路の歩留りを向上させる。
【0006】または、スペーサーを散布する方法とし
て、静電気を利用した手段を利用する場合において、静
電気を発生させるための電圧の印加方法を工夫する。例
えば、周辺駆動回路の信頼性を向上させるため、スペー
サーを散布時に周辺駆動回路TFTの存在領域に画素T
FTの存在領域とは異なる値の電圧を印加し、そのこと
により、スペーサーの散布密度を小さくして、周辺駆動
回路の歩留りを向上させる。
【0007】あるいは、スペーサーを散布時に、アクテ
ィブマトリクス型液晶表示デバイスの基板を保持するス
テージの周辺駆動回路TFTの存在領域上に画素TFT
の存在領域と異なる値の電圧を印加して、スペーサーの
散布密度を小さくして、周辺駆動回路の歩留りを向上さ
せる。あるいは、スペーサーを散布時に、周辺駆動回路
TFTの存在領域上には静電気を発生させるための電圧
を印加しないようにし、画素TFTの存在領域のみに静
電気を発生させる電位を加えるようにする。そしてこの
ことにより、選択的に画素領域のみにスペーサーが散布
されるようにする。または周辺駆動回路領域に散布され
るスペーサーの密度を下げるようにする。
【0008】
【作用】周辺駆動回路領域を液晶が存在している領域に
存在させた場合、周辺駆動回路領域に散布するスペーサ
ーの密度を小さくする、また周辺駆動回路領域にスペー
サーを散布しないようにすることで、スペーサーが存在
することで発生する周辺駆動回路を構成するTFTの損
傷を減少させる。そして、画素領域と周辺駆動回路を同
一基板上に形成した構成を有する液晶表示装置の信頼生
を高めることができる。
【0009】
【実施例】
〔実施例1〕本実施例のアクティブマトリクス型液晶表
示デバイスの組立工程を以下に説明する。まず、基板と
してガラス基板を用い、このガラス基板上に公知の方法
または適当な方法により、マトリクス状に配置された画
素領域と、この画素領域を駆動回路するための周辺駆動
回路を構成する。画素領域においては、数百×数百の数
で配置された画素電極のそれぞれに、スイッチング素子
として、少なくとも1つの薄膜トランジスタが配置され
ている。また、周辺駆動回路領域には、前記画素領域に
配置された薄膜トランジスタを駆動するための回路が薄
膜トランジスタでもって構成されている。周辺駆動回路
としては、シフトレジスタやアドレスデコーダが利用さ
れる。また、その他必要とする回路が配置される。
【0010】TFT基板・カラーフィルタ基板は、各々
表面処理に用いられたエッチング液レジスト剥離液等の
各種薬品を十分に洗浄する。次に配向膜をカラーフィル
タ基板上及びTFT基板上に形成させる。配向膜材料に
はブチルセルソングかn−メチル−2−ピロリドン、あ
るいはγ−ブチロラクトンといった溶媒に、溶媒の約1
0重量%のポリイミドを溶解したものを用いる。これを
ポリイミドワニスと呼ぶ。本実施例では低温焼成型ポリ
イミドワニスとして日本合成ゴム製AL−3046を用
いた。ポリイミドワニスを上記基板上に塗布する方法と
して、スピナーを用いる方法、あるいはフレキソ印刷も
しくはスクリーン印刷装置によって印刷する方法などを
利用することが出来る。そして、TFT基板・カラーフ
ィルタ基板の両基板に付着した配向膜を加熱・硬化させ
る。これをベークと呼ぶ。本実施例でベークは180℃
の熱風を送り加熱し、ポリイミドワニスを焼成・硬化さ
せるものである。その次に、配向膜が形成されたガラス
基板表面を、毛足の長さ2〜3mmのバフ布(レイヨン
・ナイロン等の繊維)で一定方向に擦り、微細な溝を作
るラビング工程を行う。そしてTFT基板にスペーサー
を散布する。スペーサー散布の方式は後述する。その次
に、TFT基板の外枠に封止材を塗布する。封止材塗布
には、TFT基板とカラーフィルタ基板を接着する役割
と、注入する液晶材が外部に流出するのを防ぐ目的があ
る。封止材の材料は、エポキシ樹脂とフェノール硬化剤
をエチルセルソルブの溶媒に溶かしたものが使用され
る。封止材塗布後に2枚のガラス基板の貼り合わせを行
う。方法は約160℃の高温プレスによって、約3時間
で封止材を硬化する加熱硬化方式をとる。最後に、TF
T基板とカラーフィルタ基板を貼り合わせたアクティブ
マトリクス型液晶表示デバイスの液晶注入口より液晶材
を入れて、液晶材注入後エポキシ系樹脂で液晶注入口を
封止する。以上のようにして、アクティブマトリクス型
液晶表示デバイスが組み立てられる。
【0011】スペーサーの散布方式について、詳細に説
明をする。基板101の表示領域上にスペーサーを散布
した。スペーサー散布時に用いた散布機の概略を図1に
示す。スペーサーは粒径5.0μmのプラスチックスペ
ーサー(ミクロパール、積水ファインケミカル製)を用
いた。このスペーサーを窒素ガスにより搬送し、配管1
04中で分散させた。スペーサーは散布機のチャンバー
106内の天井に設けられた散布ノズル105から基板
上に噴出させた。ノズルは天井にゴムパッキンで固定さ
れていて、ノズルの先端が縦横に動くようになってい
る。そしてスペーサー噴出時には、ノズルを縦横に振っ
て基板上にスペーサーが均一に散布されるようにした。
また散布量はスペーサーの散布密度が平均100個/m
2 となるように調節した。
【0012】スペーサーが周辺駆動回路部分には散布さ
れないように、散布時には図1のように基板101上に
マスク102を基板と接触しないように設置した。マス
クの駆動回路以外の部分には図1に示すように穴103
を開けた。また、基板とマスクの間隔は1mmとした。
【0013】この方法により、基板上表示部分にはスペ
ーサーが散布され、それ以外の部分には散布されなかっ
た。
【0014】次に基板101とカラーフィルター基板を
貼り合わせ、接着剤を硬化させた。
【0015】この後、貼り合わせた基板全体を減圧状態
にして、表示領域内に液晶材料を注入、封止した。
【0016】このようにして形成された液晶表示装置
は、駆動回路上にスペーサーは散布されていないので、
外圧に対して極めて強く、駆動回路の破壊を防ぎ、十分
に保護することができた。
【0017】本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示デバイスの断面図を図3に示す。アクティブマトリ
クス型液晶表示デバイスでは、ガラス基板(302)に
は画素TFT(307)の上に透明電極(304)と配
向膜(305)が付けられている。このガラス基板はT
FT基板と呼ぶ。TFT基板は液晶材(309)に遠い
方から偏光板(301)、ガラス基板(302)の順で
並んでいる。また、他方のガラス基板はカラーフィルタ
基板と呼ぶ。液晶材(309)に近い方から配向膜(3
05)、透明電極(304)、カラーフィルタ(30
3)、ガラス基板(302)、偏光板(301)と並ん
でいる。そして、2枚のガラス基板の間隔を一定に保つ
ためのスペーサー(306)が液晶材(309)中に領
域により異なる散布密度で存在する。本実施例の場合、
周辺駆動回路部分のスペーサーの散布密度は0である。
【0018】また、図には示されていないが、周辺駆動
回路領域の上面には光を遮蔽するクロム膜やアルミ膜等
の遮蔽膜を形成する必要がある。
【0019】本実施例のアクティブマトリクス回路を得
る作製工程について、図5を用いて説明する。図の左側
に周辺駆動回路のTFTの作製工程を、右側にアクティ
ブマトリクス回路のTFTの作製工程を、それぞれ示
す。まず、石英基板またはガラス基板(501)上に下
地酸化膜(502)として厚さ1000〜3000Åの
酸化珪素膜を形成する。この酸化珪素膜の形成方法とし
ては、酸素雰囲気中でのスパッタ法やプラズマCVD法
を用いればよい。
【0020】次に、プラズマCVD法やLPCVD法に
よってアモルファスもしくは多結晶のシリコン膜を30
0〜1500Å、好ましくは500〜1000Å形成す
る。そして、500℃以上、好ましくは、800〜95
0℃の温度で熱アニールをおこない、シリコン膜を結晶
化させる。熱アニールによって結晶化させたのち、光ア
ニールをおこなって、さらに結晶性を高めてもよい。ま
た、熱アニールによる結晶化の際に、特開平6−244
103、同6−244104に記述されているように、
ニッケル等のシリコンの結晶化を促進させる元素(触媒
元素)を添加してもよい。
【0021】次にシリコン膜をエッチングして、島状の
周辺駆動回路のTFTの活性層(503)(Pチャネル
型TFT用)、(504)(Nチャネル型TFT用)と
マトリクス回路のTFT(画素TFT)の活性層(50
5)を形成する。さらに、酸素雰囲気中でのスパッタ法
によって、厚さ500〜2000Åの酸化珪素のゲイト
絶縁膜(506)を形成する。ゲイト絶縁膜の形成方法
としては、プラズマCVD法を用いてもよい。プラズマ
CVD法によって酸化珪素膜を形成する場合には、原料
ガスとして、一酸化二窒素(N2 O)もしくは酸素(O
2 )とモンシラン(SiH4 )を用いることが好まし
い。
【0022】その後、厚さ2000Å〜5μm、好まし
くは2000〜6000Åの多結晶シリコン膜(導電性
を高めるため微量の燐を含有する)をLPCVD法によ
って基板全面に形成する。そして、これをエッチングし
て、ゲイト電極(507、508、509)を形成す
る。(図5(A)) その後、イオンドーピング法によって、全ての島状活性
層に、ゲイト電極をマスクとして自己整合的にフォスフ
ィン(PH3 )をドーピングガスとして燐を注入する。
ドーズ量は1×1012〜5×1013原子/cm2 する。
この結果、弱いN型領域(510、511、512)が
形成される。(図5(B))
【0023】次に、Pチャネル型TFTの活性層(50
3)を覆うフォトレジストのマスク(513)、およ
び、画素TFTの活性層(505)のうち、ゲイト電極
に平行にゲイト電極(509)の端から3μm離れた部
分までを覆うフォトレジストのマスク(514)を形成
する。そして、再び、イオンドーピング法によって、フ
ォスフィンをドーピングガスとして燐を注入する。ドー
ズ量は1×1014〜5×1015原子/cm2 とする。こ
の結果、強いN型領域(ソース/ドレイン)(515、
516)が形成される。画素TFTの活性層(505)
の弱いN型領域(512)のうち、マスク(514)に
覆われていた領域(517)は今回のドーピングでは燐
が注入されないので、弱いN型のままでとなる。(図5
(C))
【0024】次に、Nチャネル型TFTの活性層(50
4、505)をフォトレジストのマスク(518)で覆
い、ジボラン(B26 )をドーピングガスとして、イ
オンドーピング法により、島状領域(503)に硼素を
注入する。ドーズ量は5×1014〜8×1015原子/c
2 とする。このドーピングでは、硼素のドーズ量が図
5(C)における燐のドーズ量を上回るため、先に形成
されていた弱いN型領域(510)は強いP型領域(5
19)に反転する。以上のドーピングにより、強いN型
領域(ソース/ドレイン)(515、516)、強いP
型領域(ソース/ドレイン)(519)、弱いN型領域
(低濃度不純物領域)(517)が形成される。本実施
例においては、低濃度不純物領域(517)の幅xは、
約3μmとする。(図5(D))
【0025】その後、450〜850℃で0.5〜3時
間の熱アニールを施すことにより、ドーピングによるダ
メージを回復せしめ、ドーピング不純物を活性化、シリ
コンの結晶性を回復させる。その後、全面に層間絶縁物
(520)として、プラズマCVD法によって酸化珪素
膜を厚さ3000〜6000Å形成する。これは、窒化
珪素膜あるいは酸化珪素膜と窒化珪素膜の多層膜であっ
てもよい。そして、層間絶縁物(520)をウェットエ
ッチング法によってエッチングして、ソース/ドレイン
にコンタクトホールを形成する。
【0026】そして、スパッタ法によって、厚さ200
0〜6000Åのチタン膜を形成し、これをエッチング
して、周辺回路の電極・配線(521、522、52
3)および画素TFTの電極・配線(524、525)
を形成する。さらに、プラズマCVD法によって、厚さ
1000〜3000Åの窒化珪素膜(526)をパッシ
ベーション膜として形成し、これをエッチングして、画
素TFTの電極(525)に達するコンタクトホールを
形成する。最後に、スパッタ法で成膜した厚さ500〜
1500ÅのITO(インディウム錫酸化物)膜をエッ
チングして、画素電極(527)を形成する。このよう
にして、周辺論理回路とアクティブマトリクス回路を一
体化して形成する。(図5(E))
【0027】〔実施例2〕スペーサーの散布方式以外
は、実施例1と同様であるので、散布方式のみ説明す
る。基板101の表示領域上にスペーサーを散布した。
スペーサー散布時に用いた散布機は実施例1で使用した
ものと同じである。スペーサーは粒径5.0μmのプラ
スチックスペーサー(ミクロパール、積水ファインケミ
カル製)を用いた。このスペーサーを窒素ガスにより搬
送し、配管103中で分散させた。スペーサーは搬送中
に配管との摩擦により自然に帯電した。
【0028】スペーサーが駆動回路部分には散布されな
いように、散布の際には図1のように基板101上にマ
スク102を基板と接触しないように設置した。マスク
には駆動回路以外の部分には穴が開いている。また、基
板とマスクの間隔は1mmとした。また、マスクとステ
ージ間には直流電界を印加することができるようにし
た。マスクの電位は基板を設置しているステージを基準
にして、スペーサーの電位と同一の電位となるようにし
た。本実施例では−1kVの電圧を印加した。
【0029】この方法により、基板上表示部分にはスペ
ーサーが散布され、それ以外の部分には散布されなかっ
た。
【0030】次に基板101とカラーフィルター基板を
貼り合わせ、接着剤を硬化させた。
【0031】この後、貼り合わせた基板全体を減圧状態
にして、表示領域内に液晶材料を注入、封止した。
【0032】このようにして形成された液晶表示装置
は、駆動回路上にスペーサーは散布されていないので、
外圧に対して極めて強く、駆動回路の破壊を防ぎ、十分
に保護することができた。
【0033】
【発明の効果】上記のように、周辺駆動回路領域のスペ
ーサーの散布密度を画素領域より小さくすることによ
り、周辺駆動回路へのスペーサーによる損傷を少なくす
ることができ、周辺駆動回路の歩留りの向上が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるスペーサー散布方
法の概略を示す。
【図2】 本発明の実施例2におけるスペーサー散布方
法の概略を示す。
【図3】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示デバイスの断面図
【図4】 従来のアクティブマトリクス型液晶表示デバ
イスの概略図
【図5】 実施例1の作製工程
【符号の説明】
101 基板 102 マスク 103 穴 104 配管 105 散布ノズル 106 チャンバー 201 直流電源 302、401 ガラス基板 310、402 封止材 308、403 駆動回路TFT 307、404 画素TFT 301 偏光板 303 カラーフィルタ 304 透明電極 305 配向膜 306 スペーサー 309 液晶材 311 マイクロプロセッ
サ 501 基板 502 下地膜(酸化珪
素) 503〜505 活性層(シリコ
ン) 506 ゲイト絶縁膜(酸
化珪素) 507〜509 ゲイト電極・ゲイ
ト線 510〜512 弱いN型領域 513、514 フォトレジストの
マスク 515、516 強いN型領域(ソ
ース/ドレイン) 517 低濃度不純物領域 518 フォトレジストの
マスク 519 強いP型領域(ソ
ース/ドレイン) 520 層間絶縁物(酸化
珪素) 521〜525 金属配線・電極 526 パッシベーション
膜(窒化珪素) 527 画素電極(IT
O)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素領域に配置される薄膜トランジスタと
    周辺駆動回路領域に配置される薄膜トランジスタとが同
    一の基板上に存在するアクティブマトリクス型の液晶表
    示装置を製造する方法であって、 スペーサー散布時において、 前記画素領域と周辺駆動回路領域とでスペーサーの散布
    密度を変化させることを特徴とする液晶表示装置の作製
    方法。
  2. 【請求項2】画素領域に配置される薄膜トランジスタと
    周辺駆動回路領域に配置される薄膜トランジスタとが同
    一の基板上に存在するアクティブマトリクス型の液晶表
    示装置を製造する方法であって、 スペーサー散布時において、 スペーサーの散布方法として静電気を用いた手段を用
    い、 選択的に静電気を与えることにより、前記画素領域と周
    辺駆動回路領域とでスペーサーの散布密度を変化させる
    ことを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、画素領域に比較して周
    辺駆動回路領域におけるスペーサーの散布密度を小さく
    することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項2において、静電気は基板を保持す
    るステージに加えられることを特徴とする液晶表示装置
    の作製方法。
  5. 【請求項5】画素領域に配置される薄膜トランジスタと
    周辺駆動回路領域に配置される薄膜トランジスタが同一
    の基板上に存在するアクティブマトリクス型の液晶表示
    装置を製造する方法であって、 スペーサー散布時において、 スペーサーの散布方法として静電気を用いた手段を用
    い、 前記画素領域と周辺駆動回路領域とで異なる電圧を与え
    ることにより、前記画素領域と周辺駆動回路領域とでス
    ペーサーの散布密度を異ならせることを特徴とする液晶
    表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】画素領域に配置される薄膜トランジスタと
    周辺駆動回路領域に配置される薄膜トランジスタが同一
    の基板上に存在するアクティブマトリクス型の液晶表示
    装置を製造する方法であって、 スペーサー散布時において、 前記周辺駆動回路領域をマスクで覆うことにより、前記
    画素領域のみにスペーサーを散布することを特徴とする
    液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項4において、画素領域に比較して周
    辺駆動回路領域におけるスペーサーの散布密度を小さく
    することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】画素領域に配置される薄膜トランジスタと
    周辺駆動回路領域に配置される薄膜トランジスタとが同
    一の基板上に存在するアクティブマトリクス型の液晶表
    示装置を製造する方法であって、 スペーサー散布時において、 スペーサーの散布方法として静電気を用いた手段を用
    い、 前記画素領域のみに選択的に静電気を与えることを特徴
    とする液晶表示装置の作製方法。
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WO2001040855A1 (fr) * 1999-12-03 2001-06-07 Sekisui Chemical Co., Ltd. Afficheur a cristaux liquides et son procede de fabrication
US8854593B2 (en) 1997-05-22 2014-10-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electro-optical device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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