JPH08261977A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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Publication number
JPH08261977A
JPH08261977A JP7062583A JP6258395A JPH08261977A JP H08261977 A JPH08261977 A JP H08261977A JP 7062583 A JP7062583 A JP 7062583A JP 6258395 A JP6258395 A JP 6258395A JP H08261977 A JPH08261977 A JP H08261977A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
sensor
output signal
exhaust
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Application number
JP7062583A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Masui
孝年 増井
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 燃料増量作用により排気系の過熱を阻止しつ
つ不必要な燃料増量作用が行われるのを阻止する。 【構成】 排気マニホルド16内に、大気側電極43表面と
排気側電極44表面とにおける酸素濃度差が基準値よりも
小さいと出力がリーンとなる空燃比センサ(O2 セン
サ)40を配置する。O2 センサの大気室42内に大気を導
くための大気通路46内にボール47を配置する。永久磁石
49の温度が低いときにはボールが永久磁石により保持さ
れて大気通路が開放される。排気系の温度が高くなって
永久磁石の温度が高くなると永久磁石の吸引力が小さく
なるので大気通路がボールにより閉鎖される。その結
果、酸素濃度差が小さくなってO2 センサの出力がリー
ンとされる。O2 センサの出力がリーンとなると燃料噴
射量が増大せしめられて空燃比が理論空燃比に対しリッ
チとされるので排気系の過熱が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の空燃比制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、排気系内に配置されて空燃比
が理論空燃比に対しリッチかリーンかを検出する空燃比
センサと、空燃比センサの出力信号がリッチのときに補
正係数を増大し、空燃比センサの出力信号がリーンのと
きに補正係数を減少する補正係数算出手段と、機関運転
状態に応じて定まる基本燃料噴射量であって空燃比を理
論空燃比とするのに必要な基本燃料噴射量を算出する基
本燃料噴射量算出手段と、基本燃料噴射量に補正係数を
乗算することによって燃料噴射量を算出する燃料噴射量
算出手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置が知られ
ている。
【0003】ところで、排気ガスの温度が過度に高くな
って排気系の温度が高くなると排気系要素、すなわち例
えば排気マニホルド、触媒、空燃比センサなどに作用す
る熱負荷が過度に大きくなってこれら排気系要素が破損
する恐れがある。一方、空燃比を理論空燃比よりもリッ
チにすることにより排気ガスの温度を低下できることが
知られている。そこで、排気系の過熱が予測されるとき
に補正係数を減少して燃料噴射量を増大せしめ、それに
よって空燃比を理論空燃比に対しリッチにすることによ
り排気ガスの温度を低下させるようにした内燃機関の空
燃比制御装置が公知である(特開昭63−255535
号公報参照)。この空燃比制御装置では、吸入空気温度
が高温のときか、機関高回転運転時か、または吸入空気
量が多いときに排気系の過熱が予測されると判断してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの空燃比制
御装置では、吸入空気温度、機関回転数、または吸入空
気量に基づいて排気系の過熱を予測しているので、すな
わち排気系の温度を間接的に検出するようにしているの
で高精度の検出結果は望めない。このため、実際には排
気系が過熱状態にあるにも関わらず空燃比が理論空燃比
に対しリッチにされないことがないように、排気系の過
熱を予測するときの判断基準を低温側に設定している。
しかしながら、このように排気系の過熱を予測するとき
の判断基準を低温側に設定すると実際には排気系が過熱
状態にないにも関わらず空燃比が理論空燃比に対しリッ
チにされる場合があり、この場合機関から多量のHCが
排出されるという問題がある。また燃料消費量も増大せ
しめられることとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明によれば、排気系内に配置されて空燃比
が目標空燃比に対しリッチかリーンかを検出する空燃比
センサと、空燃比センサの出力に基づいて空燃比が目標
空燃比となるように燃料噴射量を制御する燃料噴射量制
御手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、
空燃比センサの出力信号が実際の空燃比に関わらずリー
ンとなるように空燃比センサの出力特性を一時的に変更
する出力特性変更手段と、排気系内または排気系に隣接
して設けられた作動部材であって作動部材の温度が予め
定められた設定温度よりも高いときに出力特性変更手段
を作動させる作動部材とを具備している。
【0006】2番目の発明によれば、1番目の発明にお
いて上記空燃比センサに設けられる大気室は排気ガス流
路から分離されつつ大気に連通可能になっており、空燃
比センサは、大気室内の酸素濃度と排気ガス流路内の酸
素濃度間の濃度差が予め定められた基準値よりも小さい
ときに出力信号がリーンとなるようになっており、上記
出力特性変更手段を、上記濃度差を基準値よりも小さく
する濃度差減少手段から形成している。
【0007】3番目の発明によれば、1番目の発明にお
いて上記出力特性変更手段を、空燃比センサの出力信号
をリーンに保持可能な出力信号保持回路から形成し、作
動部材は、該作動部材の温度が上記設定温度よりも高い
ときに空燃比センサを出力信号保持回路に電気的に接続
して空燃比センサの出力信号が出力信号保持回路を介し
出力されるようにしている。
【0008】
【作用】1番目の発明では、排気系内または排気系に隣
接して配置された作動部材により出力特性変更手段を作
動させるようにしているので排気系の温度が直接的に検
出されて空燃比センサの出力信号がリーンとされ、斯く
して燃料噴射量が増大せしめられる。燃料増量作用によ
り排気系の過熱が阻止されつつ不必要な燃料増量作用が
行われるのが阻止される。
【0009】また2番目の発明では、1番目の発明にお
いて、作動部材の温度が設定温度よりも高いときに大気
室内の酸素濃度と排気ガス流路内の酸素濃度間の濃度差
が小さくされ、その結果空燃比センサの出力信号がリー
ンに保持される。また3番目の発明では、1番目の発明
において、作動部材の温度が設定温度よりも高いときに
空燃比センサの出力信号が出力信号保持回路を介して出
力され、その結果空燃比センサの出力信号がリーンに保
持される。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、1はシリンダブロック、
2はシリンダブロック内で往復動するピストン、3はシ
リンダブロック1上に固定されたシリンダヘッド、4は
ピストン2の頂面とシリンダヘッド3内壁面間に形成さ
れた燃焼室、5は吸気弁、6は排気弁、7はシリンダヘ
ッド3内に形成された吸気ポート、8はシリンダヘッド
3内に形成された排気ポートをそれぞれ示す。各吸気ポ
ート7は対応する吸気枝管9を介して共通のサージタン
ク10に接続され、サージタンク10は吸気ダクト11
を介してエアフローメータ12およびエアクリーナ13
に接続される。各吸気枝管9内には電子制御ユニット2
0からの出力信号に基づいて制御される燃料噴射弁14
が配置されており、また吸気ダクト11内にはスロット
ル弁15が配置されている。一方、各排気ポート8は排
気マニホルド16に接続され、排気マニホルド16は三
元触媒17を内蔵した触媒コンバータ18に接続され
る。触媒コンバータ18は排気管19を介して図示しな
いマフラに接続される。なお、排気マニホルド16、触
媒コンバータ18および排気管19はそれぞれの内部に
排気ガス流路32を画定する。
【0011】電子制御ユニット20はデジタルコンピュ
ータからなり、双方向性バス21を介して相互に接続さ
れたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセッ
サ)24、入力ポート25および出力ポート26を具備
する。エアフローメータ12は吸入空気量Qに比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器29を介
して入力ポート25に入力される。また、入力ポート2
5にはクランクシャフトが例えば30度回転する毎に出
力パルスを発生するクランク角センサ30が接続され
る。CPU54ではこの出力パルスに基づいて機関回転
数Nが算出される。一方、出力ポート26は駆動回路3
1を介して燃料噴射弁14に接続される。
【0012】排気マニホルド16の集合部には、空燃比
を目標空燃比に制御するための空燃比センサ40が取付
けられる。目標空燃比としてはどのような空燃比を用い
てもよいが本発明による実施例では目標空燃比が理論空
燃比とされており、したがって以下目標空燃比を理論空
燃比とした場合について説明する。なお、目標空燃比が
理論空燃比であるときには空燃比センサ40として排気
ガス中の酸素濃度に応じ出力電圧が変化するセンサが使
用され、したがって以下空燃比センサ40をO 2 センサ
と称する。O2 センサ40の構造を示す図2を参照する
と、O2 センサ40はジルコニアから形成される固体電
解質41を具備する。固体電解質41は筒状をなして排
気ガス流路32と分離された大気室42を画定する。固
体電解質41の大気室42側周面上には白金からなる大
気側電極43が設けられ、一方固体電解質41の排気ガ
ス流路32側周面上には白金からなる排気側電極44が
設けられる。排気側電極44はセラミックからなるコー
ティング層(図示しない)により被覆され、またO2
ンサ40周りには保護カバー(図示しない)が設けられ
る。
【0013】さらに図2を参照すると、O2 センサ40
は排気マニホルド16の外周面に連結されたハウジング
45を具備する。ハウジング45は、例えば排気マニホ
ルド16と同様のアルミニウム合金から形成される。ま
た、ハウジング45内には大気室42と大気とを互いに
連通する大気通路46が形成され、この大気通路46内
には濃度差減少手段としてのボール47が配置される。
ボール47は例えば鉄などの磁性体から形成される。さ
らに大気通路46内には、一端がハウジング45に取付
けられてボール47を図面において下方に付勢する圧縮
ばね48と、ハウジング45によって支持された棒状の
永久磁石49とが配置される。作動部材を構成する永久
磁石49は図3に示すような磁力特性を有しており、し
たがって永久磁石49の温度が約700℃を越えると永
久磁石49の吸引力が急激に低下する。永久磁石49の
磁力に基づく吸引力が圧縮ばね48のばね力よりも大き
いときにはボール47は永久磁石49によって保持さ
れ、斯くして大気通路46が開放される。これに対し永
久磁石49の磁力に基づく吸引力が圧縮ばね48のばね
力よりも小さくなるとボール47が永久磁石49から離
脱して固体電解質41の頂部に当接せしめられ、斯くし
て大気通路46が遮断される。したがって、ボール47
は大気通路47を開放、遮断する弁として作用する。な
お、通常の機関運転状態においてボール47は永久磁石
49に保持されており、したがって大気通路46は通常
開放されている。また、永久磁石49周りには大気通路
の一部を構成するスリットが形成されている。
【0014】排気側電極44に排気ガスが接触すると大
気室42内の酸素が固体電解質41を介して排気ガス流
路32に到る。このとき、大気側電極43上および排気
側電極44上では次式の反応が行われる。 大気側電極43上:O2 +4e- →2O2- 排気側電極44上:2O2-→O2 +4e- すなわち大気室42内の酸素は酸素イオンO2-の形で固
体電解質41中を大気側電極43から排気側電極44に
向けて移動する。その結果、大気側電極43と排気側電
極44間に電圧V1が発生し、この電圧V1は固体電解
質41中を移動する酸素イオンO2-量に比例する。
【0015】固体電解質41中を通過する酸素イオンO
2-量は大気室42内の酸素濃度と排気ガス流路32内の
酸素濃度間の濃度差、すなわち大気側電極43表面上の
酸素濃度と排気側電極44表面上の酸素濃度間の濃度差
に比例する。空燃比が理論空燃比よりもリッチのときに
は排気側電極44表面上の酸素濃度は比較的低く、した
がって酸素濃度差が大きいので固体電解質41中を通過
する酸素イオンO2-量が多く、斯くしてO2 センサ40
の出力電圧V1が図4に示すように高くなる(約0.9
ボルト)。ところが、空燃比が理論空燃比(空気過剰率
λ=1)を越えてリーンになると排気側電極44表面上
の酸素濃度が急激に増大して酸素濃度差が小さくなり、
したがって固体電解質41中を通過する酸素イオンO2-
量が少なくなる。その結果、O2 センサ40の出力電圧
V1が理論空燃比において急激に低下し、斯くして空燃
比がリーンのときには出力電圧V1が図4に示すように
約0.1ボルトとなる。そこで図1の内燃機関では、O
2 センサ40の出力電圧V1が0.45ボルトよりも高
いときには空燃比が理論空燃比よりもリッチであると判
別し、出力電圧V1が0.45ボルトよりも低いときに
は空燃比が理論空燃比よりもリーンであると判別するよ
うにしている。なお、排気ガス流路32内に到った酸素
は次いで排気側電極43上における排気ガス中のHCお
よびCOの酸化反応によって消費される。
【0016】図1に示すように、O2 センサ40の出力
電圧V1はA/D変換器33を介して入力ポート25に
入力される。一方、図1に示す内燃機関では基本的には
次式に基いて燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・FAF・C ここで各係数は次のものを表わしている。
【0017】TP:基本燃料噴射時間 FAF:フィードバック補正係数 C:増量係数 基本燃料噴射時間TPは空燃比を理論空燃比とするのに
必要な予め実験で求められた噴射時間であってこの基本
燃料噴射時間TPは機関負荷Q/N(吸入空気量Q/機
関回転数N)および機関回転数Nの関数として予めRO
M22内に記憶されている。
【0018】増量係数Cは加速増量、暖機増量などを一
まとめにして表したものであり、増量する必要がないと
きにはC=1.0とされる。フィードバック補正係数F
AFはO2 センサ40の出力信号に基づいて空燃比を理
論空燃比に制御するためのものである。次に、図5およ
び図6を参照しつつO2 センサ40の出力信号に基づい
て行われるフィードバック補正係数FAFの制御につい
て説明する。
【0019】図5はフィードバック補正係数FAFの算
出ルーチンを示しており、このルーチンは例えばメイン
ルーチン内で実行される。図5を参照するとまず初めに
ステップ50においてO2 センサ40の出力電圧Vが
0.45(V)よりも高いか否か、すなわちリッチであ
るか否かが判別される。V≧0.45(V)のとき、す
なわちリッチのときにはステップ51に進んで前回の処
理サイクル時にリーンであったか否かが判別される。前
回の処理サイクル時にリーンのとき、すなわちリーンか
らリッチに変化したときにはステップ52に進んでフィ
ードバック補正係数FAFがFAFLとされ、ステップ
53に進む。ステップ53ではフィードバック補正係数
FAFからスキップ値SRが減算され、したがって図6
に示されるようにフィードバック補正係数FAFはスキ
ップ値SRだけ急激に減少せしめられる。次いでステッ
プ54ではFAFLとFAFRの平均値FAFAVが算
出される。一方、ステップ51において前回の処理サイ
クル時にリッチであったと判別されたときはステップ5
5に進んでフィードバック補正係数FAFから積分値K
R(KR≪SR)が減算される。したがって図6に示さ
れるようにフィードバック補正係数FAFは徐々に減少
せしめられる。
【0020】一方、ステップ50においてV<0.45
(V)であると判断されたとき、すなわちリーンのとき
にはステップ56に進んで前回の処理サイクル時にリッ
チであったか否かが判別される。前回の処理サイクル時
にリッチのとき、すなわちリッチからリーンに変化した
ときにはステップ57に進んでフィードバック補正係数
FAFがFAFRとされ、ステップ58に進む。ステッ
プ58ではフィードバック補正係数FAFにスキップ値
SLが加算され、したがって図6に示されるようにフィ
ードバック補正係数FAFはスキップ値SLだけ急激に
増大せしめられる。次いでステップ54ではFAFLと
FAFRの平均値FAFAVが算出される。一方、ステ
ップ56において前回の処理サイクル時にはリーンであ
ったと判別されたときはステップ59に進んでフィード
バック補正係数FAFに積分値KLが加算される。した
がって図6に示されるようにフィードバック補正係数F
AFは徐々に増大せしめられる。
【0021】O2 センサ40の出力信号がリッチとなっ
てFAFが小さくなると燃料噴射時間TAUが短かくな
り、O2 センサ40の出力信号がリーンとなってFAF
が大きくなると燃料噴射時間TAUが長くなる。したが
って空燃比が理論空燃比に維持されることになる。な
お、図6からわかるようにステップ44において算出さ
れた平均値FAFAVはフィードバック補正係数FAF
の平均値を示している。
【0022】図7は燃料噴射量の算出ルーチンを示して
いる。このルーチンは一定クランク角毎の割込みによっ
て実行される。図7を参照すると、まずステップ60に
おいて基本燃料噴射時間TPが算出され、続くステップ
61において増量係数Cが算出される。続くステップ6
2では次式に基づいて燃料噴射時間TAUが算出され
る。
【0023】TAU=TP・FAF・C 燃料噴射弁14からはこの燃料噴射時間TAUに基づい
て燃料が噴射される。ところで、永久磁石49はO2
ンサ40内に設けられているので機関から排出される排
気ガスの温度が高くなるにつれて永久磁石49の温度も
高くなる。ところが、永久磁石49の温度が高くなると
図3を参照して上述したように永久磁石の吸引力が次第
に低下し、圧縮ばね48のばね力よりも小さくなるとボ
ール47が図2において下方に移動せしめられるので大
気通路46の流路面積が次第に減少される。次いでボー
ル47が固体電解質41の頂部に当接せしめられると大
気通路46が遮断される。云い換えると、大気室42内
への酸素の供給が停止されることとなる。上述したよう
に、O2 センサ40は大気室42内の酸素が固体電解質
41を介して排気ガス流路32内に移動することにより
出力信号を発生し、したがって大気室42内への酸素の
供給が停止されると大気室42内の酸素濃度が次第に低
くなる。その結果、大気室42内の酸素濃度と排気ガス
流路32内の酸素濃度間の濃度差が小さくなり、したが
って空燃比がリッチであってもO2センサ40の出力電
圧が0.45ボルトよりも低くなることになる。すなわ
ち、O2 センサ40からの出力信号が空燃比に関わらず
リーンに保持されることとなる。O2 センサ40の出力
信号がリーンのときにはフィードバック補正係数FAF
が大きくされ、それによって燃料噴射量が増大されるの
で空燃比が理論空燃比よりもリッチとされることとな
る。
【0024】本実施例では、排気ガスの温度が、排気系
要素、すなわち例えば排気マニホルド16、三元触媒1
7、O2 センサ40などが過熱される温度よりもわずか
ばかり低い温度になったときにボール47が大気通路4
6を遮断するように永久磁石49の吸引力と圧縮ばね4
8のばね力とが定められており、したがって排気系要素
の過熱が生じうる直前に空燃比がリッチとされることと
なる。空燃比がリッチとされると排気ガスの温度が低下
するので排気系要素に作用する熱負荷が低減される。し
たがって、排気系要素が過熱されるのを阻止することが
できる。
【0025】本実施例におけるように、永久磁石49を
2 センサ40内に配置することによって排気系要素の
温度を直接的に検出し、その検出結果に基づいて大気通
路46の開放、遮蔽を制御することができる。その結
果、排気系要素の過熱を阻止すべきときのみに燃料増量
作用を行うことができる。したがって、多量のHCが排
出されるのを阻止することができ、また燃料消費量を低
減することができる。
【0026】空燃比がリッチとなって排気ガス温度が低
下せしめられ、それによって永久磁石49の温度が低下
すると再び永久磁石49の吸引力が増大する。永久磁石
49の吸引力が圧縮ばね48のばね力よりも大きくなる
とボール47が図面において上昇せしめられ、斯くして
大気通路46が開放せしめられる。その結果、大気室4
2内に酸素が供給されるようになり、このときのO2
ンサ40の出力信号に基づいてフィードバック補正係数
FAFを制御し、それによって燃料噴射量を制御すれば
空燃比を理論空燃比に維持できることになる。
【0027】なお図1の実施例において、例えばボール
47が固体電解質41の頂部に当接したことを検出する
検出装置と、燃焼室3内に気化潜熱の大きい液体、例え
ば水を導入する導入装置とを設け、ボール47が固体電
解質41の頂部に当接したときにO2 センサ40の出力
信号をリーンに保持しつつ燃焼室3内に水を導入して排
気ガス温度をさらに低下させるようにすることもでき
る。また、ボール47を永久磁石から形成してもよい。
この場合ボール47も作動部材を構成する。さらに、大
気通路46内に、受熱することにより変位する、例えば
バイメタルを配置してO2 センサ40の出力信号をリー
ンとすべきときにこのバイメタルによって大気通路46
を遮断するようにしてもよい。
【0028】また図1の実施例では、目標空燃比が理論
空燃比とされ、この場合少なくとも空燃比が理論空燃比
に対しリッチとなるまで燃料増量作用が継続される。目
標空燃比が理論空燃比に対しリーン側に定められている
ときも同様である。目標空燃比が理論空燃比に対しリッ
チ側に定められているときには空燃比がさらにリッチと
なるよう燃料増量作用が行われる。
【0029】図8に別の実施例を示す。この実施例で
は、O2 センサ40の排気側電極44表面上に2次空気
を供給する2次空気供給装置70が設けられており、濃
度差減少手段を構成するこの2次空気供給装置70は排
気マニホルド16上に取付けられる。図8に示すよう
に、ハウジング71内には連通孔77によって互いに連
通された高圧室72と低圧室73とが形成される。高圧
室72には例えば機関駆動式の空気ポンプ74が接続さ
れ、高圧室72と空気ポンプ74間には空気ポンプ74
から吐出された2次空気を逃がすことができるリリーフ
弁75が設けられる。一方、低圧室73には2次空気噴
出管76が接続され、この2次空気噴出管76は排気ガ
ス流路32内まで延びてO2 センサ40の排気側電極4
4近傍において終端する。なお、2次空気噴出管76は
少なくともO2 センサ40の排気ガス流れの上流側にお
いて開口せしめられる。また、2次空気噴出管76内に
は低圧室73から排気ガス流路32に向けてのみ流通可
能な逆止弁81が設けられる。
【0030】低圧室73内には連通孔77内を開放また
は閉鎖する弁部材78が配置される。弁部材78は磁性
体から形成される。弁部材78の底面には、一端がハウ
ジング45に取付けられて弁部材78を図面において上
方に付勢する圧縮ばね79が取付けられ、またハウジン
グ71内には永久磁石80が配置される。圧縮ばね79
および永久磁石80は図1に示す実施例における圧縮ば
ね79永久磁石とそれぞれ同様に形成される。
【0031】排気ガスの温度が比較的低く、したがって
排気系要素が加熱される恐れがないときには弁部材78
は永久磁石80によって保持されており、その結果連通
孔77が弁部材78によって閉鎖されている。このた
め、空気ポンプ74から吐出された全ての2次空気がリ
リーフ弁75から流出せしめられる。一方、排気ガスの
温度が高くなって排気系要素が過熱される恐れが生ずる
と永久磁石80の吸引力が圧縮ばね79のばね力よりも
小さくなり、その結果弁部材78が図面において上方に
移動せしめられることにより連通孔77が開放せしめら
れる。連通孔77が開放せしめられると高圧室72内の
2次空気が次いで低圧室73内に流入し、次いで2次空
気噴出管76を介してO2 センサ40の排気側電極44
に向けて噴出せしめられる。排気側電極44に向けて2
次空気が供給されると排気側電極44表面上の酸素濃度
が高くなり、その結果大気側電極43表面上の酸素濃度
と排気側電極44表面上の酸素濃度間の濃度差が小さく
なるので空燃比に関わらずO 2 センサ40の出力信号が
リーンとされることとなる。この場合、燃料噴射量が増
大せしめられて空燃比がリッチとされるようになり、斯
くして排気系要素の過熱を阻止することができる。
【0032】本実施例では、2次空気の供給、停止を永
久磁石80の吸引力によって制御するようにしており、
この永久磁石80は排気マニホルド16上に配置されて
いるので排気ガスの温度を直接的に検出して2次空気の
供給、停止を制御していることとなる。したがって、排
気系要素の過熱を阻止しつつ排気系要素の過熱を阻止す
べきときのみに燃料増量作用を行うことができる。
【0033】ところで、排気系要素の過熱を阻止すべき
ときには空燃比がリッチとされる。ところが、触媒を三
元触媒から構成した場合には空燃比が理論空燃比からず
れると三元触媒における浄化率が低下してしまう。本実
施例では、O2 センサ40周りに供給された2次空気が
次いで排気ガスと共に三元触媒17に導かれるようにな
っており、このとき三元触媒17内に流入する排気ガス
中の酸素濃度を、空燃比が理論空燃比であるときの酸素
濃度とほぼ同じにすることができる。したがって空燃比
をリッチとした場合であっても三元触媒17において良
好な浄化作用を確保することができる。
【0034】一方、本実施例では、2次空気噴出管76
をO2 センサ40の近傍まで延長して2次空気をO2
ンサ40に吹き付けるようにしており、このためO2
ンサ40の出力信号をリーンとするのに必要な2次空気
量を少なくすることができる。その結果、2次空気によ
って三元触媒17が必要以上に冷却されるのが阻止さ
れ、すなわち三元触媒17の浄化率が低下されるのが阻
止される。なお、2次空気の替わりに酸素のみを供給す
るようにしてもよい。その他の構成および作用について
は図1に示す実施例と同様であるので説明を省略する。
【0035】図1に示す実施例では大気側電極43表面
上への酸素の供給を停止することにより、第8に示す実
施例では排気側電極44表面上に酸素を供給することに
より大気側電極43表面上の酸素濃度と排気側電極44
表面上の酸素濃度間の濃度差が小さくなるようにしてい
る。しかしながら、大気室42内に例えば三元触媒17
から排出された排気ガスを導入することにより大気側電
極43表面上に供給される酸素を低減するようにするこ
ともできる。この場合大気側電極43表面上への排気ガ
スの供給、停止は図8の実施例におけるような弁部材7
8によって行われる。
【0036】図9にさらに別の実施例を示す。図9に示
すように、大気側電極43および排気側電極44はA/
D変換器33のそれぞれ対応する入力端子90,91に
電気的に接続される。図10にも示すように、大気側電
極43および排気側電極44と入力端子90,91間に
は作動部材を構成するスイッチ92が並列に接続されて
おり、それによって出力信号保持回路が構成される。こ
のスイッチ92は図9からわかるように大気室42内に
配置されている。スイッチ92は受熱することにより変
位する、例えばバイメタルから形成される。なお、図1
0において93はノイズを低減するためのコンデンサ、
94はO2 センサ40の出力電圧を分圧するための抵抗
をそれぞれ示す。また、排気側電極44は例えば排気マ
ニホルド16に電気的に接続されることにより接地され
る。
【0037】排気系要素が加熱される恐れがない場合に
はスイッチ92の温度は低く、この場合スイッチ92は
オフとされている。このため、O2 センサ40の出力信
号が変換されることなく入力ポート25に入力される。
排気ガスの温度が高くなって排気系要素が過熱される恐
れが生ずるとスイッチ92の温度が高くなってスイッチ
92が変位し、斯くしてスイッチ92がオンとされる。
スイッチ92がオンとされると大気側電極43と排気側
電極44とが互いに短絡されることとなり、斯くしてO
2 センサ40の出力電圧V1がほぼ零となる。したがっ
て空燃比に関わらずO2 センサ40の出力信号がリーン
とされることとなる。この場合、燃料噴射量が増大せし
められて空燃比がリッチとされるようになり、斯くして
排気系要素の過熱を阻止することができる。
【0038】本実施例では、スイッチ92をオンにする
ことによってO2 センサ40の出力信号がリーンとなる
ようにしており、このスイッチ92は大気室42内に配
置されているので排気ガスの温度を直接的に検出してO
2 センサ40の出力信号をリーンに変換していることと
なる。したがって、排気系要素の過熱を阻止しつつ排気
系要素の過熱を阻止すべきときのみに燃料増量作用を行
うことができる。その他の構成および作用については図
1に示す実施例と同様であるので説明を省略する。
【0039】図11にさらに別の実施例を示す。この実
施例では、大気側電極43とA/D変換器25の入力端
子90間に抵抗95が直列接続される。また図12にも
示すように、作動部材を構成するスイッチ96が抵抗9
5と並列に接続され、それによって出力信号保持回路が
形成される。スイッチ96は図9に示す実施例のスイッ
チ92と同様に構成され、また図11に示すように大気
室42内に配置される。なお、抵抗95の抵抗は比較的
大きく定められており、(例えば3.3MΩ)、これに
対しスイッチ96の抵抗値は比較的小さく定められてい
る。
【0040】スイッチ96がオンとされているときに
は、抵抗95の抵抗値がスイッチ96のそれよりも極め
て大きいので入力端子90と大気側電極43間に流れる
電流のほとんどはスイッチ96を介して流れる。この場
合、図13において実線でもって示すように、空燃比が
リッチであればO2 センサ40の出力電圧V1は約0.
9ボルトとなり、空燃比がリーンであればV1は約0.
1ボルトとなる。云い換えると、スイッチ96がオンの
ときにはO2 センサ40の出力電圧V1は変換されるこ
となく出力される。
【0041】これに対し、スイッチ96がオフにされる
と入力端子90と大気側電極43間に流れる全ての電流
は抵抗95を介して流れる。その結果、O2 センサ40
の出力電圧V1が図13において破線でもって示される
ようになり、すなわち空燃比がリッチであってもV1≧
0.45(V)とならない。したがってO2 センサ40
の出力信号がリーンとされることとなる。なお、抵抗9
5の抵抗値をR1とし、抵抗94の抵抗値をR2とし、
大気側電極43と排気側電極44間に生ずる電圧をvと
するとO2 センサ40の出力電圧V1、正確に云うとA
/D変換器25に入力される電圧V1は次式で求められ
る。
【0042】V1=v・R2/(R1+R2) したがって、例えばv=0.9ボルトのときにV1=
0.3となるようにR2/(R1+R2)を定めれば空
燃比に関わらずO2 センサ40の出力信号をリーンに変
換できることになる。本実施例では、排気ガスの温度が
低く、したがって排気系要素が加熱される恐れがないと
きにはスイッチ96がオンとされる。この場合、上述し
たようにO2センサ40の出力信号は変換されることな
く出力されるのでO2 センサ40の出力信号に基づいて
燃料噴射量を制御すれば空燃比を理論空燃比に維持する
ことができることになる。一方、排気ガスの温度が高く
なって排気系要素が過熱がされる恐れが生ずるとスイッ
チ96の温度が高くなってスイッチ96が変位し、斯く
してスイッチ96がオフとされる。スイッチ96がオフ
とされるとO2 センサ40の出力信号がリーンとされる
ので燃料噴射量が増大せしめられ、斯くして排気系要素
の過熱を阻止することができる。
【0043】本実施例では、スイッチ96をオンにする
ことによってO2 センサ40の出力信号がリーンとなる
ようにしており、このスイッチ96は大気室42内に配
置されているので排気ガスの温度を直接的に検出してO
2 センサ40の出力信号をリーンに変換していることと
なる。したがって、排気系要素の過熱を阻止しつつ排気
系要素の過熱を阻止すべきときのみに燃料増量作用を行
うことができる。
【0044】ところで、内燃機関にO2 センサ40の故
障を診断する装置を設けることもできる。通常の故障診
断装置では、O2 センサ40の出力電圧V1が零となっ
たときにO2 センサ40が故障であると判断するように
している。図9の実施例では、大気側電極43と排気側
電極44とを短絡することによりO2 センサ40の出力
信号がリーンとなるようにしており、したがってV1=
0の場合にO2 センサ40の故障であるか否かを判別す
ることができない。これに対し、本実施例ではV1が零
とされることはないのでO2 センサ40の故障を確実に
診断することができる。なお、その他の構成および作用
については図9に示す実施例と同様であるので説明を省
略する。
【0045】
【発明の効果】1番目の発明では、排気系内または排気
系に隣接して配置された作動部材により出力特性変更手
段を作動させるようにしているので排気系の温度を直接
的に検出して空燃比センサの出力信号をリーンとするこ
とができる。その結果、排気系の過熱を確実に阻止しつ
つ排気系の過熱を阻止すべきときのみに燃料増量作用を
行うことができ、斯くして多量のHCが機関から排出さ
れるのを阻止することができ、同時に燃料消費量を低減
することができる。
【0046】また2番目の発明では、1番目の発明にお
いて、大気室内の酸素濃度と排気ガス流路内の酸素濃度
間の濃度差が小さくなると空燃比センサの出力信号がリ
ーンとされ、作動部材の温度が設定温度よりも高いとき
に濃度差が小さくなるようにしているので排気系の温度
を直接的に検出して空燃比センサの出力信号をリーンと
することができる。また3番目の発明では、1番目の発
明において、空燃比センサの出力信号が出力信号保持回
路を介して出力されるとリーンにされ、作動部材の温度
が設定温度よりも高いときに空燃比センサの出力信号が
リーンにされるので排気系の温度を直接的に検出して空
燃比センサの出力信号をリーンとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】O2 センサの拡大断面図である。
【図3】永久磁石の温度と磁力との関係を示す線図であ
る。
【図4】通常の機関運転状態におけるO2 センサの出力
特性を示す線図である。
【図5】フィードバック補正係数を算出するためのフロ
ーチャートである。
【図6】フィードバック補正係数の変化を示す線図であ
る。
【図7】燃料噴射時間を算出するためのフローチャート
である。
【図8】別の実施例を示す図である。
【図9】さらに別の実施例を示す図である。
【図10】図9の実施例における電気回路を示す図であ
る。
【図11】さらに別の実施例を示す図である。
【図12】図11の実施例における電気回路を示す図で
ある。
【図13】O2 センサの出力を示す線図である。
【符号の説明】
14…燃料噴射弁 16…排気マニホルド 18…触媒コンバータ 32…排気ガス流路 40…O2 センサ 42…大気室 43…大気側電極 44…排気側電極 46…大気通路 47…ボール 49,80…永久磁石 70…2次空気供給装置 76…2次空気噴出管 78…弁部材 92,96…スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気系内に配置されて空燃比が目標空燃
    比に対しリッチかリーンかを検出する空燃比センサと、
    空燃比センサの出力に基づいて空燃比が目標空燃比とな
    るように燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御手段とを
    備えた内燃機関の空燃比制御装置において、空燃比セン
    サの出力信号が実際の空燃比に関わらずリーンとなるよ
    うに空燃比センサの出力特性を一時的に変更する出力特
    性変更手段と、排気系内または排気系に隣接して設けら
    れた作動部材であって作動部材の温度が予め定められた
    設定温度よりも高いときに出力特性変更手段を作動させ
    る作動部材とを具備した内燃機関の空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 上記空燃比センサに設けられる大気室は
    排気ガス流路から分離されつつ大気に連通可能になって
    おり、空燃比センサは、大気室内の酸素濃度と排気ガス
    流路内の酸素濃度間の濃度差が予め定められた基準値よ
    りも小さいときに出力信号がリーンとなるようになって
    おり、上記出力特性変更手段を、上記濃度差を基準値よ
    りも小さくする濃度差減少手段から形成した請求項1に
    記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 上記出力特性変更手段を、空燃比センサ
    の出力信号をリーンに保持可能な出力信号保持回路から
    形成し、作動部材は、該作動部材の温度が上記設定温度
    よりも高いときに空燃比センサを出力信号保持回路に電
    気的に接続して空燃比センサの出力信号が出力信号保持
    回路を介し出力されるようにする請求項1に記載の内燃
    機関の空燃比制御装置。
JP7062583A 1995-03-22 1995-03-22 内燃機関の空燃比制御装置 Pending JPH08261977A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015053254A1 (ja) * 2013-10-07 2015-04-16 株式会社デンソー センサの誤検出を回避できるエンジン制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015053254A1 (ja) * 2013-10-07 2015-04-16 株式会社デンソー センサの誤検出を回避できるエンジン制御装置
JP2015074991A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社デンソー エンジン制御装置
CN105612336A (zh) * 2013-10-07 2016-05-25 株式会社电装 能够避免传感器的错误检测的发动机控制装置

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