JPH08261905A - 接着剤の糸引き量測定装置及び測定方法 - Google Patents
接着剤の糸引き量測定装置及び測定方法Info
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- JPH08261905A JPH08261905A JP6376095A JP6376095A JPH08261905A JP H08261905 A JPH08261905 A JP H08261905A JP 6376095 A JP6376095 A JP 6376095A JP 6376095 A JP6376095 A JP 6376095A JP H08261905 A JPH08261905 A JP H08261905A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体チップ部品を印刷基板等に導通を持た
せて固定する時に生じる導電性樹脂等の糸引き量を測定
する装置及びその測定方法に関する。 【構成】 基板20と、接着剤2と、接着剤2を保持す
るキャリア4と、キャリア4を把持するアーム7と、ア
ーム7を移動する機構と、基板20とキャリア4の間に
設けられた電流測定ユニット3と、これらの各機構及び
部材を制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機
構8とを備え、糸引き部分に流れる電流の変化から検知
する。
せて固定する時に生じる導電性樹脂等の糸引き量を測定
する装置及びその測定方法に関する。 【構成】 基板20と、接着剤2と、接着剤2を保持す
るキャリア4と、キャリア4を把持するアーム7と、ア
ーム7を移動する機構と、基板20とキャリア4の間に
設けられた電流測定ユニット3と、これらの各機構及び
部材を制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機
構8とを備え、糸引き部分に流れる電流の変化から検知
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップ部品を印
刷基板等に導通を持たせて固定する時に生じる導電性樹
脂等の糸引き量を測定する装置及びその測定方法に関す
る。
刷基板等に導通を持たせて固定する時に生じる導電性樹
脂等の糸引き量を測定する装置及びその測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】チップコンデンサ、チップ抵抗等の半導
体チップ部品を印刷基板等に導通を持たせて固定する場
合、導電性樹脂あるいはクリーム半田(以下、接着剤と
略記する)を転写又はディスペンスしてその上にチップ
部品を搭載・硬化する方法が一般的である。転写の場合
の工程は図7に示すように、導電性接着剤2が平らにな
らされた皿1に電極パターンとほぼ同一形状の底面を有
する転写ピン22を浸漬し(イ)、転写ピン22に付着
した接着剤2を電極板21の上に押さえて付着させる
(ロ)。次いで、他の電極板に接着剤を転写するために
転写ピン22を皿1へ移動する際、接着剤の粘性により
糸引き現象(以下、糸引きという)が起こり(ハ)、電
極板21が接着剤2により短絡する場合があった
(ニ)。
体チップ部品を印刷基板等に導通を持たせて固定する場
合、導電性樹脂あるいはクリーム半田(以下、接着剤と
略記する)を転写又はディスペンスしてその上にチップ
部品を搭載・硬化する方法が一般的である。転写の場合
の工程は図7に示すように、導電性接着剤2が平らにな
らされた皿1に電極パターンとほぼ同一形状の底面を有
する転写ピン22を浸漬し(イ)、転写ピン22に付着
した接着剤2を電極板21の上に押さえて付着させる
(ロ)。次いで、他の電極板に接着剤を転写するために
転写ピン22を皿1へ移動する際、接着剤の粘性により
糸引き現象(以下、糸引きという)が起こり(ハ)、電
極板21が接着剤2により短絡する場合があった
(ニ)。
【0003】また、ディスペンス方式の工程は図8に示
すように、シリンジ10と呼ばれる注射器状の容器内に
接着剤2を充填し、これに圧力を加えることによりシリ
ンジ先端に取り付けられた注射器針状のニードル11か
ら接着剤2を吐出する(イ)。次に圧力を解除し、他の
電極板へシリンジを移動する際、ニードル先端の接着剤
が糸引き24を起こし(ロ)、接着剤2により電極板2
1が短絡する場合があった(ハ)。
すように、シリンジ10と呼ばれる注射器状の容器内に
接着剤2を充填し、これに圧力を加えることによりシリ
ンジ先端に取り付けられた注射器針状のニードル11か
ら接着剤2を吐出する(イ)。次に圧力を解除し、他の
電極板へシリンジを移動する際、ニードル先端の接着剤
が糸引き24を起こし(ロ)、接着剤2により電極板2
1が短絡する場合があった(ハ)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
を用いた場合、糸引きの起こり易さを示す特性値として
「粘度」を利用していたが、必ずしも粘度によって糸引
きの起こり易さを管理できない場合があり、より的確に
糸引きの起こり易さあるいはその程度を測定する手段が
待たれていた。そこで本発明は、かかる問題点を解決し
た接着剤の糸引き量測定装置及び糸引き量の測定方法を
提供することを目的とする。
を用いた場合、糸引きの起こり易さを示す特性値として
「粘度」を利用していたが、必ずしも粘度によって糸引
きの起こり易さを管理できない場合があり、より的確に
糸引きの起こり易さあるいはその程度を測定する手段が
待たれていた。そこで本発明は、かかる問題点を解決し
た接着剤の糸引き量測定装置及び糸引き量の測定方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる接着剤の
糸引き量測定装置は、基板と、接着剤と、接着剤を保持
するキャリアと、キャリアを把持するアームと、アーム
を移動する機構と、前記基板と前記キャリアの間に設け
られた電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を
制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを
備えたことを特徴とする。
糸引き量測定装置は、基板と、接着剤と、接着剤を保持
するキャリアと、キャリアを把持するアームと、アーム
を移動する機構と、前記基板と前記キャリアの間に設け
られた電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を
制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを
備えたことを特徴とする。
【0006】上記の装置を用いて基板上に接着剤を付着
する時に生じる糸引き量の測定方法であって、基板上に
キャリアを近ずけてその表面に接着剤を付着し、次い
で、キャリアを引き上げながらキャリアと基板の間に流
れる電流を測定することを特徴とする。
する時に生じる糸引き量の測定方法であって、基板上に
キャリアを近ずけてその表面に接着剤を付着し、次い
で、キャリアを引き上げながらキャリアと基板の間に流
れる電流を測定することを特徴とする。
【0007】また、本発明に係わる他の接着剤の糸引き
量測定装置は、接着剤を収容した皿と、接着剤を保持す
る接触子と、接触子を把持するアームと、アームを移動
する機構と、前記皿と前記接触子の間に設けられた電流
測定ユニットと、これらの各機構及び部材を制御すると
共にデータ処理をするコンピュータ機構とを備えたこと
を特徴とする。
量測定装置は、接着剤を収容した皿と、接着剤を保持す
る接触子と、接触子を把持するアームと、アームを移動
する機構と、前記皿と前記接触子の間に設けられた電流
測定ユニットと、これらの各機構及び部材を制御すると
共にデータ処理をするコンピュータ機構とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】上記の装置を用いて接着剤を基板まで搬送
する時に生じる糸引き量の測定方法であって、接触子を
皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、接触子を
引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電流を測定
することを特徴とする。
する時に生じる糸引き量の測定方法であって、接触子を
皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、接触子を
引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電流を測定
することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係わる別の接着剤の糸引
き量測定装置は、基板と、接着剤を収容した皿と、接着
剤を保持する接触子と、接触子を把持するアームと、ア
ームを移動する機構と、前記皿と前記接触子の間に設け
られた電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を
制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを
備えたことを特徴とする。
き量測定装置は、基板と、接着剤を収容した皿と、接着
剤を保持する接触子と、接触子を把持するアームと、ア
ームを移動する機構と、前記皿と前記接触子の間に設け
られた電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を
制御すると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを
備えたことを特徴とする。
【0010】上記の装置を用いて接着剤を基板まで搬送
し・付着する間に生じる糸引き量の測定方法であって、
接触子を皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、
接触子を引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電
流を測定すること並びに前記引き上げられた接触子を基
板上に近ずけてその表面に接着剤を付着し、次いで、接
触子を引き上げながら接触子と基板の間に流れる電流を
測定することを特徴とする。
し・付着する間に生じる糸引き量の測定方法であって、
接触子を皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、
接触子を引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電
流を測定すること並びに前記引き上げられた接触子を基
板上に近ずけてその表面に接着剤を付着し、次いで、接
触子を引き上げながら接触子と基板の間に流れる電流を
測定することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、本発明に係わる測定方法
は糸引きが発生する部分に所定の電圧を加え、ここを流
れる電流を測定するものである。しかるに、糸引き部分
が細長く引き伸ばされると抵抗が増加して電流が減少
し、糸引きが切断すると電流は流れなくなる。従って、
この電流を測定することにより、糸引き状態を正確に検
知することができるので糸引きによる電極間を短絡する
等のトラブルを未然に防ぐことができる。
は糸引きが発生する部分に所定の電圧を加え、ここを流
れる電流を測定するものである。しかるに、糸引き部分
が細長く引き伸ばされると抵抗が増加して電流が減少
し、糸引きが切断すると電流は流れなくなる。従って、
この電流を測定することにより、糸引き状態を正確に検
知することができるので糸引きによる電極間を短絡する
等のトラブルを未然に防ぐことができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。図1は基板上に
接着剤を付着する装置の概略図である。表面に導電膜が
施され基板20と、接着剤2を基板20まで搬送し・付
着するキャリア4と、キャリア4を把持するアーム7
と、ボールネジ6に取り付けられたアーム7を上下及び
回転移動させる機構が形成されている。キャリア4と基
板20の間には電源と電流計を備えた電流測定ユニット
3が配線され、接着剤2を介してキャリア4と基板20
の間を流れる電流はコンピュータ機構:CPU8に送ら
れ、この電流値とパルスモータ5の制御信号と組み合わ
せて、糸引きの状態を検知する。
説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。図1は基板上に
接着剤を付着する装置の概略図である。表面に導電膜が
施され基板20と、接着剤2を基板20まで搬送し・付
着するキャリア4と、キャリア4を把持するアーム7
と、ボールネジ6に取り付けられたアーム7を上下及び
回転移動させる機構が形成されている。キャリア4と基
板20の間には電源と電流計を備えた電流測定ユニット
3が配線され、接着剤2を介してキャリア4と基板20
の間を流れる電流はコンピュータ機構:CPU8に送ら
れ、この電流値とパルスモータ5の制御信号と組み合わ
せて、糸引きの状態を検知する。
【0013】キャリア4としては電極パターンとほぼ同
一形状の底面を有し、導電性をもった材料で形成された
接触子の場合と内部に接着剤を充填し先端から吐出する
注射器状のシリンジの場合がある。
一形状の底面を有し、導電性をもった材料で形成された
接触子の場合と内部に接着剤を充填し先端から吐出する
注射器状のシリンジの場合がある。
【0014】次いで、図1におけるキャリア4として接
触子40を用いた場合の動作を図4に従って説明する。
左図は底面に接着剤2を付着させた接触子40を基板2
0の表面に接触させた後、ボールネジ6の回転によって
Z方向に引き上げる状態、右図は接触子40の位置とそ
の時に接触子40と接着剤2との間に流れる電流Iの関
係を示す。
触子40を用いた場合の動作を図4に従って説明する。
左図は底面に接着剤2を付着させた接触子40を基板2
0の表面に接触させた後、ボールネジ6の回転によって
Z方向に引き上げる状態、右図は接触子40の位置とそ
の時に接触子40と接着剤2との間に流れる電流Iの関
係を示す。
【0015】まず、接触子40を接着剤2に接触させた
状態の位置がZ0 ,その時の電流がI0 (同図
(イ))、次に接触子40がパルスモータ5によってZ
1 、Z2 と引き上げられると接着剤2の粘度及び表面張
力によって変形する。接触子40に付着した接着剤2は
(イ)の状態より細く引き伸ばされるので電気抵抗が増
加して電流は減少する(同図(ロ)、同図(ハ))。さ
らに接触子40をZ3 まで引き上げると接触子40に付
着した接着剤2は皿に収容された接着剤2との間に生じ
た糸引きが切断されるので電流Iは零となる(同図
(ニ))。従って、電流Iを測定することによって確実
に糸引きの状態を検知することができる。
状態の位置がZ0 ,その時の電流がI0 (同図
(イ))、次に接触子40がパルスモータ5によってZ
1 、Z2 と引き上げられると接着剤2の粘度及び表面張
力によって変形する。接触子40に付着した接着剤2は
(イ)の状態より細く引き伸ばされるので電気抵抗が増
加して電流は減少する(同図(ロ)、同図(ハ))。さ
らに接触子40をZ3 まで引き上げると接触子40に付
着した接着剤2は皿に収容された接着剤2との間に生じ
た糸引きが切断されるので電流Iは零となる(同図
(ニ))。従って、電流Iを測定することによって確実
に糸引きの状態を検知することができる。
【0016】図2はシリンジによって基板上に接着剤を
付着する装置の概略図である。アーム7の先端には図1
のキャリア4として接着剤2を充填したシリンジ10が
取り付けられ、シリンジ10には接着剤2をニードル1
1から吐出させるためのエア圧力を制御するディスペン
スユニット12とフレキシブルチューブ14が接続され
ている。基板20の表面にニードル11を通して接着剤
2が吐出される。その他の構成は図1の場合と同じであ
る。
付着する装置の概略図である。アーム7の先端には図1
のキャリア4として接着剤2を充填したシリンジ10が
取り付けられ、シリンジ10には接着剤2をニードル1
1から吐出させるためのエア圧力を制御するディスペン
スユニット12とフレキシブルチューブ14が接続され
ている。基板20の表面にニードル11を通して接着剤
2が吐出される。その他の構成は図1の場合と同じであ
る。
【0017】この場合にシリンジ10を移動した位置と
これに対応する電流Iの関係を図5に示す。まず、シリ
ンジ10を基板20に接近させ、ニードル11から接着
剤2を吐出した位置Z0 、その時の電流はI0 (同図
(イ))、次いでシリンジ10を引き上げ、糸引きが切
断するまでの過程は図4の場合と同じ傾向を示す。従っ
て、電流Iを測定することによって確実に糸引きの状態
を検知することができる。
これに対応する電流Iの関係を図5に示す。まず、シリ
ンジ10を基板20に接近させ、ニードル11から接着
剤2を吐出した位置Z0 、その時の電流はI0 (同図
(イ))、次いでシリンジ10を引き上げ、糸引きが切
断するまでの過程は図4の場合と同じ傾向を示す。従っ
て、電流Iを測定することによって確実に糸引きの状態
を検知することができる。
【0018】図3は皿に収容された接着剤を基板まで搬
送する装置の概略図である。アーム7の先端には図1の
キャリア4として接触子40が取り付けられ、また、基
板20の代わりに導電性接着剤2を収容した皿1が配置
されている。その他の構成は図1の場合と同じである。
送する装置の概略図である。アーム7の先端には図1の
キャリア4として接触子40が取り付けられ、また、基
板20の代わりに導電性接着剤2を収容した皿1が配置
されている。その他の構成は図1の場合と同じである。
【0019】次いで、この装置の動作を図6に従って説
明する。左図は接触子40を接着剤2に接触させた後、
ボールネジ6の回転によってZ方向に引き上げる状態、
右図は接触子40の位置Zとその時に接触子40と接着
剤2との間に流れる電流Iの関係を示す。まず、接触子
40を接着剤2に接触させた状態の位置Z0 ,その時の
電流がI0 (同図(イ))、次いで接触子40がZ1 、
Z2 と引き上げられて糸引きが切断されるまでの過程は
図4の場合と同じ傾向を示す。従って、電流Iを測定す
ることによって確実に糸引きの状態を検知することがで
きる。
明する。左図は接触子40を接着剤2に接触させた後、
ボールネジ6の回転によってZ方向に引き上げる状態、
右図は接触子40の位置Zとその時に接触子40と接着
剤2との間に流れる電流Iの関係を示す。まず、接触子
40を接着剤2に接触させた状態の位置Z0 ,その時の
電流がI0 (同図(イ))、次いで接触子40がZ1 、
Z2 と引き上げられて糸引きが切断されるまでの過程は
図4の場合と同じ傾向を示す。従って、電流Iを測定す
ることによって確実に糸引きの状態を検知することがで
きる。
【0020】さらに、図3とキャリア4として接触子4
0を用いた場合の図1とを組み合わせた装置によって、
接触子40の底面を皿1内の接着剤2に導入し、これを
引き上げ・回転移動して着剤2を基板20に付着するこ
とができる。ここで、皿1から接触子40を引き上げる
時、及び基板20の表面から接触子40を引き上げる時
に糸引きが発生する。しかし、いづれの場合も図6及び
図4で説明した方法によって確実に糸引きの状態を検知
することができる。
0を用いた場合の図1とを組み合わせた装置によって、
接触子40の底面を皿1内の接着剤2に導入し、これを
引き上げ・回転移動して着剤2を基板20に付着するこ
とができる。ここで、皿1から接触子40を引き上げる
時、及び基板20の表面から接触子40を引き上げる時
に糸引きが発生する。しかし、いづれの場合も図6及び
図4で説明した方法によって確実に糸引きの状態を検知
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる測
定方法は糸引き部分の両端に所定の電圧を加え、ここを
流れる電流を測定するものである。しかるに、糸引き部
分が細長く引き伸ばされると抵抗が増加して電流が減少
し、糸引きが切断すると電流は流れなくなる。従って、
この電流を測定することにより糸引き状態を正確に検知
することができるので、糸引きによる電極間の短絡等を
未然に防ぎ得る効果がある。
定方法は糸引き部分の両端に所定の電圧を加え、ここを
流れる電流を測定するものである。しかるに、糸引き部
分が細長く引き伸ばされると抵抗が増加して電流が減少
し、糸引きが切断すると電流は流れなくなる。従って、
この電流を測定することにより糸引き状態を正確に検知
することができるので、糸引きによる電極間の短絡等を
未然に防ぎ得る効果がある。
【図1】基板上に接着剤を付着する装置の概略図であ
る。
る。
【図2】シリンジによって基板上に接着剤を付着する装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図3】皿に収容された接着剤を基板まで搬送する装置
の概略図である。
の概略図である。
【図4】接触子によって基板上に接着剤を付着する場合
の説明図である。
の説明図である。
【図5】シリンジによって基板上に接着剤を付着する場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図6】皿に収容された接着剤を基板まで搬送する場合
の説明図である。
の説明図である。
【図7】従来例を説明するための工程図である。
【図8】他の従来例を説明するための工程図である。
1:皿 2:導電性接着剤 3:電流測定ユニット 4:キャリア 5:パルスモータ 6:ボールネジ 7:アーム 8:CPU 9:支柱 10:シリンジ 11:ニードル 12:ディスペンスユニット 13:電極 14:フレキシブブチューブ 20:基板 21:電極板 22:転写ピン 23:半導体チップ 24:糸引き 40:接触子
Claims (7)
- 【請求項1】 基板と、接着剤と、接着剤を保持するキ
ャリアと、キャリアを把持するアームと、アームを移動
する機構と、前記基板と前記キャリアの間に設けられた
電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を制御す
ると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを備えた
ことを特徴とする接着剤の糸引き量測定装置。 - 【請求項2】 キャリアが導電性を有する接触子あるい
は内部に接着剤を充填し先端から吐出する注射器状のシ
リンジであることを特徴とする請求項1に記載の接着剤
の糸引き量測定装置。 - 【請求項3】 基板上に接着剤を付着する時に生じる糸
引き量の測定方法であって、 基板と、接着剤と、接着剤を保持するキャリアと、キャ
リアを把持するアームと、アームを移動する機構と、前
記基板と前記キャリアの間に設けられた電流測定ユニッ
トと、これらの各機構及び部材を制御すると共にデータ
処理をするコンピュータ機構とを備え、 基板上にキャリアを近ずけてその表面に接着剤を付着
し、次いで、キャリアを引き上げながらキャリアと基板
の間に流れる電流を測定することを特徴とする接着剤の
糸引き量測定方法。 - 【請求項4】 接着剤を収容した皿と、接着剤を保持す
る接触子と、接触子を把持するアームと、アームを移動
する機構と、前記皿と前記接触子の間に設けられた電流
測定ユニットと、これらの各機構及び部材を制御すると
共にデータ処理をするコンピュータ機構とを備えたこと
を特徴とする接着剤の糸引き量測定装置。 - 【請求項5】 接着剤を基板まで搬送する時に生じる糸
引き量の測定方法であって、 接着剤を収容した皿と、接着剤を保持する接触子と、接
触子を把持するアームと、アームを移動する機構と、前
記皿と前記接触子の間に設けられた電流測定ユニット
と、これらの各機構及び部材を制御すると共にデータ処
理をするコンピュータ機構とを備え、 接触子を皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、
接触子を引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電
流を測定することを特徴とする接着剤の糸引き量測定方
法。 - 【請求項6】 基板と、接着剤を収容した皿と、接着剤
を保持する接触子と、接触子を把持するアームと、アー
ムを移動する機構と、前記皿と前記接触子の間に設けら
れた電流測定ユニットと、これらの各機構及び部材を制
御すると共にデータ処理をするコンピュータ機構とを備
えたことを特徴とする接着剤の糸引き量測定装置。 - 【請求項7】 接着剤を基板まで搬送し・付着する間に
生じる糸引き量の測定方法であって、 基板と、接着剤を収容した皿と、接着剤を保持する接触
子と、接触子を把持するアームと、アームを移動する機
構と、前記皿と前記接触子の間に設けられた電流測定ユ
ニットと、これらの各機構及び部材を制御すると共にデ
ータ処理をするコンピュータ機構とを備え、 接触子を皿の中に収容された接着剤に浸漬し、次いで、
接触子を引き上げながら接着剤と接触子の間に流れる電
流を測定すること並びに前記引き上げられた接触子を基
板上に近ずけてその表面に接着剤を付着し、次いで、接
触子を引き上げながら接触子と基板の間に流れる電流を
測定することを特徴とする接着剤の糸引き量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6376095A JPH08261905A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 接着剤の糸引き量測定装置及び測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6376095A JPH08261905A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 接着剤の糸引き量測定装置及び測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261905A true JPH08261905A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13238674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6376095A Pending JPH08261905A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 接着剤の糸引き量測定装置及び測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08261905A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002086461A1 (fr) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology | Equipement de mesure de la fibrosite d'un materiau liquide |
WO2003100388A1 (fr) * | 2002-05-24 | 2003-12-04 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology | Dispositif pour mesurer la capacite d'un materiau liquide a filer et procede de mesure de la capacite a filer |
JP2011522246A (ja) * | 2008-05-27 | 2011-07-28 | ケン ケン ビー.ブイ. | 粘液のレオロジー特性を測定するための装置および方法 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP6376095A patent/JPH08261905A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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