JPH08261701A - 測定ライン - Google Patents

測定ライン

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JPH08261701A
JPH08261701A JP6323795A JP6323795A JPH08261701A JP H08261701 A JPH08261701 A JP H08261701A JP 6323795 A JP6323795 A JP 6323795A JP 6323795 A JP6323795 A JP 6323795A JP H08261701 A JPH08261701 A JP H08261701A
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Shohei Hongo
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Hideo Takashima
英夫 高島
Jiro Someya
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 予め組立られ搬送台12に載せられた自立型
治具と搬送台13上で順次組付けられた治具とを各々測
定するものにおいて、測定エリア4に1個の測定器15
を設け、また、治具を搬送するために各治具の形態に応
じた複数本の搬送路16,17を設け、これらの搬送路
を測定器の周囲に延設したことを特徴とする測定ライン
1。 【効果】 測定器の周囲に治具を搬送すればよく、測定
器の移動による測定誤差や、測定器のセットミス等によ
る測定誤差が発生しないので、測定精度が向上する。測
定のための段取り作業が簡単になり作業性が良く、測定
時間も短縮できる。1個の測定器で、複数本の搬送路か
らの治具を測定することができるので、測定器を有効活
用でき、測定効率が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】大型で重量の嵩む溶接治具等の治具の寸
法精度を測定するには、図14に示す方法が一般に行わ
れている。図14は従来の測定方法の説明図であり、こ
の測定方法は、定盤101の上に溶接治具102をセッ
トし、この溶接治具102の寸法精度を測定する箇所の
近傍に、測定ゲージやメータ類からなる複数の測定器1
03…をセットして、寸法精度を三次元的に測定する。
また、必要に応じてマイクロメータ等の多種類のゲージ
類も使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、測
定のための段取り作業が面倒であり、作業性が劣る。ま
た、測定器の移動による測定誤差や、測定器のセットミ
ス等による測定誤差が発生しやすく、測定時間も長くな
る。本発明の目的は、測定作業を簡単にすること、
測定時間を短縮すること、測定精度を向上することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、予め組立られ搬送台に載せられた自立型治
具と搬送台上で順次組付けられた治具とを各々測定する
ものにおいて、測定エリアに1個の測定器を設け、ま
た、前記治具を搬送するために各治具の形態に応じた複
数本の搬送路を設け、これらの搬送路を前記測定器の周
囲に延設したことを特徴とする。
【0005】また、前記搬送台に、底部から噴射したエ
アで自身が床面から浮上する空圧ベアリングを下部に備
えた。
【0006】
【作用】治具は複数本の搬送路を通じて、測定器の周囲
に搬送する。測定器は到着した治具を検査する。測定器
は旋回可能であって、複数本の搬送路からの治具を測定
することができる。
【0007】空圧ベアリングの底部からエアを噴射させ
ると、搬送台は床面から浮上する。浮上すれば、床面と
の摩擦抵抗が微小になるので、搬送台を全方位に小さい
押し力又は引き力で移動できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る測定ラインの平面図であり、測定ライ
ン1は、被検物の寸法精度を測定するものであって、被
検物は、例えば自動車のボディを溶接する際に使用され
る治具としての溶接治具である(以下、「溶接治具」と
言う。)。測定ライン1は、寸法測定作業を含む種々の
作業を流れ作業方式にて行うことが可能な構成であり、
溶接治具となる多種類の部品を保管したり小部品を組立
る部品ストックエリア2と、この部品ストックエリア2
の部品にて搬送台(第1搬送台11,第2搬送台12,
第3搬送台13からなる)上に被検物としての溶接治具
を組立てる組立エリア3と、この組立エリア3から搬送
された溶接治具の寸法精度を測定する測定エリア4と、
この測定エリア4から搬送された溶接治具に配管や配線
等の関連部品を組付け、これらの関連部品や溶接治具の
機能をチェックする実装・チェックエリア5と、この実
装・チェックエリア5から搬送された溶接治具を保管す
る治具ストックエリア6とからなり、これらのエリア2
〜6は横1列(この図で左右方向)に配列している。
【0009】測定エリア4には1個の測定器15が設置
され、この測定器15の周囲(この図の上下方向)には
溶接治具を搬送するための複数本の搬送路(第1搬送路
16及び第2搬送路7からなる)が設けられている。す
なわち、第1・第2搬送路は16,17は、組立エリア
3と測定エリア4と実装・チェックエリア5と治具スト
ックエリア6との間を連絡し、溶接治具を搬送するため
に各溶接治具の形態に応じて設けられたものであり、こ
の実施例においては床面に設けられたスペースである。
第1・第2搬送台11,12は第1搬送路16を通り、
第3搬送台13は第2搬送路17を通る。なお、この図
では便宜的に第1・第2搬送路16,17を実線で示し
てある。
【0010】図2は、図1の2−2線断面図であり、測
定器15は測定エリア4の床面Fに設置された自立型測
定器であり、中央のポスト15aに少なくとも半回転可
能な回転アーム15bが取付けられ、この回転アーム1
5bの先端部に進退移動並びに回転自在の測定アーム1
5cが取付けられている。このため、測定器15は溶接
治具の寸法精度を三次元的に測定可能である 測定器15と第2搬送路17との間には定盤18が設置
され、この定盤18の上面に取付けられた左右(この図
の表裏方向)一対のフリーローラ18a,18aとから
なる。フリーローラ18a,18aは、フレームの長手
方向に多数のローラを回転自在に取付けたローラコンベ
ヤである。なお、定盤18には、溶接治具を載せた際の
位置決めをするために小型エアシリンダを設置してもよ
い。
【0011】図3は本発明に係る第1搬送台の斜視図で
あり、第1搬送台11は予め組立られた自立型の重量の
嵩む溶接治具を搬送するのに用いられる。また、第1搬
送台11はこの第1搬送台11上で順次組付けられた重
量の嵩む溶接治具を搬送するのに用いられる。第1搬送
台11は枠体22と、この枠体22の脚部22a…(…
は複数を示す。以下同じ。)下部に取付けられた複数の
空圧ベアリング(エアクッション機構)24…とからな
る。枠体22は4本の脚部22a…と梁22b…などを
組合せた平面視矩形状の枠からなり、これらの脚部22
a…及び梁22b…を中空部材で構成して、アキューム
レータ23となしている。すなわち、角パイプや丸パイ
プからなる中空部材同士のすべての接合部分を互いに連
通し、全体として気密容器とすることで、枠体22の全
体がアキュームレータ23の役割を兼ねる。ここで、ア
キュームレータ23とは、加圧状態のエアを蓄える容器
である。
【0012】枠体22内(アキュームレータ23)に
は、側部にエアを供給するエア取入口25が取付けら
れ、各脚部22a…の近傍にエア吐出口26…が取付け
られる。エア取入口25には、アキュームレータ23内
のエアの逆流を防止するために、逆止弁27が取付けら
れ、この逆止弁27には、エア源としてのエアコンプレ
ッサ31に至るエア供給配管32が取付けられる。な
お、エア供給配管32はエアホース等からなる。エア吐
出口26…には空圧ベアリング24…に至るエアホース
等の配管36…の一端が個別に取付けられている。
【0013】図4は本発明に係る搬送台の配管系統図で
あり、アキュームレータ23にエア取入口45及びエア
吐出口26…が取付けられ、エア取入口45に逆止弁2
7が取付けられ、この逆止弁27とエアコンプレッサ3
1との間にエア供給配管32が取付けられ、空圧ベアリ
ング24…とエア吐出口26…との間に配管36…が個
別に取付けられていることを示す。なお、33はエアコ
ンプレッサ31に取付けられたバルブ、34は逆止弁2
7にエア供給配管32をワンタッチ装着するためのクイ
ックジョイントと称する継手である。また、37…は流
量調整弁であり、各空圧ベアリング24…に供給するエ
ア流量を調整することで、各空圧ベアリング24…のエ
ア噴射量を調整するものである。
【0014】図5は本発明に係る空圧ベアリングの構成
図であり、空圧ベアリング24は、下側開放の有底円筒
状のフード41と、このフード41の下部に取付けられ
た可撓性ダイヤフラム47とからなる。フード41は脚
部22a下部にボルト固定された上部のフード部42
と、このフード部42の周囲の側壁部43と、フード部
42の中央部下面から垂下された中央突部44と、フー
ド部42の上部に設けられたエア取入口45とからな
る。エア取入口45は図4に示すように、アキュームレ
ータ23に配管36で接続される。ダイヤフラム47
は、外周部がフード41の側壁部43下部に接合され、
内周部が中央突部44に接合された、ベルマウス形部材
である。そして、フード41とダイヤフラム47とで密
封されたドーナツ状の空間はエアチャンバ48をなす。
ダイヤフラム47の内周部近傍にはエアチャンバ48か
らのエアを噴射する多数の噴射孔49…が開けられてい
る。
【0015】次に上記構成の第1搬送台11の作用を図
3、図5及び図6に基づき説明する。図3に示すよう
に、バルブ33を開くと、エアコンプレッサ31で発生
した高圧のエアはエア供給配管32→逆止弁27→エア
取入口45の経路でアキュームレータ23内に供給され
る。そして、アキュームレータ23内のエアはエア吐出
口26…→流量調整弁37…→配管36…の経路で空圧
ベアリング24…に供給される。
【0016】空圧ベアリング24は、図5に示すように
エアが供給されない状態では、フード41の側壁部43
下部が床面Fに接地している。図6は本発明に係る空圧
ベアリングの作用図であり、エア取入口45に高圧のエ
アが供給されると、このエアはエアチャンバ48内に充
満し、ダイヤフラム47を膨らませる。そして、エアは
ダイヤフラム47の噴射孔49…から噴射し、この図の
矢印で示すように流れ、床面Fとダイヤフラム47との
間の隙間から外部に噴出する。このため、空圧ベアリン
グ24は床面Fから浮上し、これに伴い、枠体22も浮
上する。従って、第1搬送台11は図3に示すように、
床面Fから浮上することにより床面Fとの摩擦抵抗が微
小になるので、全方位に小さい押し力又は引き力で移動
できる。
【0017】ところで、何等かの理由でエア取入口45
等からエア供給配管32が外れた場合に、アキュームレ
ータ23内のエアは逆止弁27で逆流が防止されるので
エア取入口45から漏れない。そして、アキュームレー
タ23に残存しているエアは、空圧ベアリング24…か
ら徐々に噴射される。このため、空圧ベアリング24…
から噴射されるエア圧が徐々に低下し、第1搬送台11
は静かに着地することになる。
【0018】図7は本発明に係る第2搬送台の斜視図で
あり、第2搬送台12は枠体12aと、この枠体12a
の下部に取付けられた複数の空圧ベアリング24…とか
らなる。枠体12aは平面視H字状の枠からなり、アキ
ュームレータの役割を兼ねている。他の構成は上記図3
に示される第1搬送台11と同様であり、説明を省略す
る。第2搬送台12は、予め組立られた自立型の重量の
嵩む溶接治具を搬送するのに用いられる。
【0019】図8は本発明に係る第3搬送台の斜視図で
あり、第3搬送台13は枠体13aと、この枠体13a
の脚部13b…下部に取付けられた複数の空圧ベアリン
グ24…と、枠体13aの上面に取付けられた左右一対
のフリーローラ13c,13cとからなる。枠体13a
は平面視矩形状の枠からなり、アキュームレータの役割
を兼ねている。フリーローラ13cは、フレームの長手
方向に多数のローラを回転自在に取付けたローラコンベ
ヤである。他の構成は上記図3に示される第1搬送台1
1と同様であり、説明を省略する。第3搬送台13は、
この第3搬送台13上で順次組付けられた重量の嵩む溶
接治具を搬送するのに用いられる。
【0020】次に上記構成の測定ラインの作用を図9〜
図11に基づき説明する。図9(a)〜(c)は本発明
に係る組立エリアの作用図、図10は本発明に係る測定
エリアの作用図、図11(a),(b)は本発明に係る
実装・チェックエリアの作用図である。先ず、図9
(a)に示すように組立エリア3において、例えば、予
め組立られた自立型の溶接治具51の機枠52を床面F
に載置し、機枠52の下枠の下方に第2搬送台12を通
す。そして、機枠52に治具板53等を組付ける。次
に、図9(b)に示すように、機枠52や治具板53に
溶接ガン等の部品54を組付ける。溶接治具51の組立
が完了したら、図9(c)に示すように、第2搬送台1
2の空圧ベアリング24…からエアを噴出させる。これ
により、第2搬送台12は床面Fから浮上するので、床
面Fとの摩擦抵抗が微小になる。次に、溶接治具51を
載せた第2搬送台12を押し、第1搬送路16を通って
次の測定エリア4へ移動する。
【0021】次に、図10に示すように測定エリア4に
おいて、溶接治具51を載せた第2搬送台12を測定器
15の隣まで移動し、空圧ベアリング24…からのエア
の噴出を停止させる。これにより、第2搬送台12は測
定器15の近傍に置かれて自立する。そして、第2搬送
台12上の溶接治具51の寸法精度を測定器15にて三
次元的に測定する。次に、溶接治具51を載せた第2搬
送台12を押し、第1搬送路16を通って次の実装・チ
ェックエリア5へ移動する。
【0022】一方、第3搬送台13にも、被検物として
の別異の溶接治具57が組立られ(組立エリア3におい
て組立てられる。)、第2搬送路17を通って測定エリ
ア4へ搬送される。この場合、第3搬送台13には溶接
治具57を横置きで載せる。図10に示すように測定エ
リア4において、第3搬送台13を定盤18の隣まで移
動し、この図の想像線で示される溶接治具57を定盤1
8の上に移し換える。この場合、第3搬送台13のフリ
ーローラ13cと定盤18のフリーローラ18aとは概
ね同一レベルに設定されており、溶接治具57の移し換
えは容易である。そして、測定器15の回転アーム15
bを半回転させ、定盤18上の溶接治具57の寸法精度
を測定器15にて三次元的に測定する。その後、溶接治
具57を定盤18から第3搬送台13に再び移し換え
る。溶接治具57を載せた第3搬送台13を押し、第2
搬送路17を通って次の実装・チェックエリア5へ移動
する。
【0023】次に、図11(a),(b)に示すように
実装・チェックエリア5において、測定エリア4から搬
送された溶接治具51,57に関連部品を組付け、機能
チェックをする。例えば、第2搬送台12に載せられた
溶接治具51に、図11(a)に示すように配管や配線
等の関連部品を組付ける。その後、図11(b)に示す
ように、溶接治具51や関連部品の機能をチェックす
る。
【0024】最後に、溶接治具51を載せた第2搬送台
12を押し、第1搬送路16を通って図1で示される治
具ストックエリア6へ移動し、所定の保管スペースに溶
接治具51を移して、作業を終了する。溶接治具57に
ついても同様である。
【0025】なお、上記実施例において、測定エリアに
1個の測定器を設け、また、治具を搬送するために各治
具の形態に応じた複数本の搬送路を設け、これらの搬送
路を測定器の周囲に延設したものであり、例えば、図1
2に示す構成とすることができる。図12は本発明に係
る測定ラインの変形例図(平面図)であり、測定ライン
61は1個の測定器15の周囲に、平面視井字状に4本
の搬送路62…を設けた構成である。この場合、測定器
15は全方位で測定可能なように、測定アーム15cを
複数備えたり、回転アーム15bを360゜回転可能
(旋回可能)とすればよい。また、治具は測定器15に
て寸法精度を測定されるものであり、溶接治具に限定さ
れない。
【0026】更に、上記第1・第2・第3搬送台11,
12,13は治具を搬送するものであり、空圧ベアリン
グ24を備えたものに限定されず、例えば、床面Fやレ
ールを走行する車輪付き搬送台としてもよい。車輪付き
搬送台の構成では、エア源や配管類が不要であり、構成
が簡単になる。複数本の搬送路は、搬送台の移動形態に
対応するものであり、平坦な床面Fからなるスペースと
したり、床面Fにレールを敷くことにより構成する。更
にまた、上記第1・第2・第3搬送台11,12,13
は、治具を搬送するのに適した形状であればよく、例え
ば、図13に示す構成とすることができる。図13
(a),(b)は搬送台の変形例図である。(a)は、
搬送台に固定することが容易でない治具を搬送するため
の搬送台64であり、左右4個のアーム65…によって
治具を固定する。(b)は、細長い治具67を搬送する
ための搬送台68であり、搬送台68の上部に左右4個
の支持フレーム69…を取付け、これらの支持フレーム
69…に治具67を載せる。
【0027】ところで、治具51,57,67を組立て
搬送するのは手作業なので時間がかかる。これに対し
て、測定器15は三次元的に測定可能な高性能の測定器
であり、測定時間が短くてすむ。このため、1個の測定
器15で、複数の搬送路からの治具51,57,67を
測定しても、十分に測定する時間がある。従って、測定
効率が良いので、生産性が高まる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の測定ラインは、測定エリアに1個の測
定器を設け、また、治具を搬送するために各治具の形態
に応じた複数本の搬送路を設け、これらの搬送路を測定
器の周囲に延設したことにより、測定器の周囲に治具を
搬送すればよく、測定器の移動による測定誤差や、測定
器のセットミス等による測定誤差が発生しないので、測
定精度が向上する。また、測定のための段取り作業が簡
単になり作業性が良く、測定時間も短縮できる。更に、
1個の測定器で、複数本の搬送路からの治具を測定する
ことができるので、測定器を有効活用でき、測定効率が
良い。
【0029】請求項2の測定ラインは、搬送台に、底部
から噴射したエアで自身が床面から浮上する空圧ベアリ
ングを下部に備えたことにより、空圧ベアリングの底部
からエアを噴射させると搬送台が床面から浮上するの
で、床面との摩擦抵抗が微小になり、搬送台を全方位に
小さい押し力又は引き力で移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定ラインの平面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係る第1搬送台の斜視図
【図4】本発明に係る第1搬送台の配管系統図
【図5】本発明に係る空圧ベアリングの構成図
【図6】本発明に係る空圧ベアリングの作用図
【図7】本発明に係る第2搬送台の斜視図
【図8】本発明に係る第3搬送台の斜視図
【図9】本発明に係る組立エリアの作用図
【図10】本発明に係る測定エリアの作用図
【図11】本発明に係る実装・チェックエリアの作用図
【図12】本発明に係る測定ラインの変形例図(平面
図)
【図13】本発明に係る搬送台の変形例図
【図14】従来の測定方法の説明図
【符号の説明】
1…測定ライン、2…部品ストックエリア、3…組立エ
リア、4…測定エリア、5…実装・チェックエリア、6
…治具ストックエリア、11…第1搬送台、12…第2
搬送台、13…第3搬送台、15…測定器、16…搬送
路(第1搬送路)、17…搬送路(第2搬送路)、18
…定盤、24…空圧ベアリング、51…治具(溶接治
具)、57…治具(溶接治具)、61…測定ライン、6
2…搬送路、64…搬送台、67…治具、68…搬送
台。
フロントページの続き (72)発明者 染谷 二郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め組立られ搬送台に載せられた自立型
    治具と搬送台上で順次組付けられた治具とを各々測定す
    るものにおいて、測定エリアに1個の測定器を設け、ま
    た、前記治具を搬送するために各治具の形態に応じた複
    数本の搬送路を設け、これらの搬送路を前記測定器の周
    囲に延設したことを特徴とする測定ライン。
  2. 【請求項2】 前記搬送台は、底部から噴射したエアで
    自身が床面から浮上する空圧ベアリングを下部に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の測定ライン。
JP7063237A 1995-03-22 1995-03-22 測定ライン Expired - Fee Related JP3050506B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296303A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Tokyo Seimitsu Co Ltd 測定機用圧縮空気の圧力及び温度制御方法
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