JP2011042433A - インライン型基板処理装置の製造システム及び製造方法 - Google Patents

インライン型基板処理装置の製造システム及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インライン型基板処理装置を製造するに際し、その作業効率を向上させることの可能な製造システム及び製造方法を提供する。
【解決手段】
インライン型基板処理装置の製造システムは、複数のチャンバが縦列に連結されてなるインライン型基板処理装置を少なくとも1つのチャンバから構成されるユニット毎に製造するものである。当該製造システムは、一のユニットに係る複数の製造工程に対応付けられて複数のユニットが配置される複数の作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61と、複数の工程の各々に対応付けられて工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースとを備える。また、複数の作業スペースにおける作業が終了する毎に、当該工程に対応する作業スペースから当該工程の次の工程に対応する作業スペースまでユニットを搬送する搬送装置を更に備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池や液晶表示装置等に利用される大型基板を流れ作業である、いわゆるインライン方式にて処理するインライン型基板処理装置の製造システム、及びその製造方法に関する。
従来から、例えば特許文献1に記載の太陽電池や特許文献2に記載の有機EL表示装置等の大型基板装置の製造工程では、同装置の構成要素である大型基板を流れ作業である、いわゆるインライン方式にて処理するインライン型基板処理装置が広く用いられている。こうしたインライン型基板処理装置は通常、各種処理工程に供される大型基板が搬入される搬入口と、工程順に縦列されて各々異なる処理工程を担う複数のチャンバと、各種工程を経た大型基板を最後部のチャンバから搬出する搬出口とが連なるかたちに構成されている。
また一般に、上記インライン方式基板処理装置は、図5のような態様にて製造されることが多い。同図5に示されるように、インライン型基板処理装置を構成する複数のチャンバの基材は、それぞれ工場Fの搬出入口Gから一点鎖線にて示される経路Rに沿ってクレーン等の搬送装置により搬入され、例えば工場Fの短手方向の一端に設けられた作業スペースに、ユニットU1〜U7順に縦列するかたちに配置される。なお、ここに示されるユニットとは製造工程毎のチャンバのまとまりで規格化された単位のことである。例えば、各製造工程が単一のチャンバに対して実施されるのであれば、1つのユニットは単一のチャンバで構成されることとなる。また各製造工程が2つのチャンバに対して並行して実施されるのであれば、1つのユニットは2つのチャンバで構成されることとなる。なお、同図5には、インライン型基板処理装置が7つのユニットU1〜U7で製造される態様を例示している。そして、工場Fにおいて上記チャンバの基材が配置された場所、すなわち作業スペースS以外の空間は、チャンバを構成する種々の部品が置かれる場所、あるいは、これら部品のいくつかを上記基材に組み付ける以前に組み立てる場所として利用されるスペースとされる。なお、以下では、こうしたスペースを作業準備スペースSSという。
こうした工場F内での配置にて上記インライン型基板処理装置が製造される際には、各ユニットU1〜U7の製造に必要とされる部品の全てが、同ユニットU1〜U7が工場Fの長手方向に占める幅に対応する分の作業準備スペースSS内に置かれる。そして、各部品が作業者やロボット等により製造工程順にチャンバの基材に組み付けられ、こうした組み付けが終了すると、各種テスト、品質検査が実施されて、これに適合したものが再び上記経路R上をクレーン等により搬送されて搬出入口Gから搬出されて出荷される。このように、工場FにてユニットU1〜U7を上述のように配置した上で上記装置を製造する方法にあっては、一旦工場F内に配置されたユニットU1〜U7は、その組み立てからテスト、及び品質検査を含む全工程が終了するまでの間、工場F内の同一の位置に配された状態となる。
特開2007−277617号公報 特開2008−177071号公報
ところで上述のように、各ユニットU1〜U7に組み付けられる全ての部品は、それぞれ作業準備スペースSSに割り当てられた場所に一旦置かれる。上記部品には、例えば上記製造工程を経て製造される装置が成膜装置である場合、チャンバ同士を区分する仕切弁、電極等を含む電装系の部品、原料ガスの供給等を担う吸排気系の部品、あるいは冷却水が流通する冷却系の部品等々の様々な部品が含まれる。そのため、各ユニットU1〜U7を製造するために配置された人員は、上記各種部品を組み付ける都度、該組み付け作業の対象となる部品を作業準備スペースSSから抽出する必要がある。すなわち、組み付け作業毎に各部品が配置された場所までの移動が必須となり、ユニットU1〜U7の製造にかかる作業が煩雑になることで、上記人員により実施される作業の効率が低下することになる。
また、こうした多数の部品を組み立て当初からその完了に至るまで維持しつつも、こうした部品の中から、その都度誤りなく所定の部品を抽出し、これを目的の部位に組み付ける必要があることから、該部品に係る管理が自ずと煩雑なものとなる。さらに、上記部品の物量は、作業準備スペースSSのほとんどを占有しうる程となることも少なくないため、部品の整理作業を行いつつ、これによって確保した作業準備スペースSSの空間にて部品同士の組み付け等を行うことも多い。すなわち、こうした理由から、上記装置の製造に係る作業効率の低下を免れ得ないことになる。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、インライン型基板処理装置を製造するに際し、その作業効率を向上させることの可能な製造システム及び製造方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、複数のチャンバが縦列に連結されてなるインライン型基板処理装置を少なくとも1つの前記チャンバから構成されるユニット毎に製造するインライン型基板処理装置の製造システムであって、一のユニットに係る複数の製造工程に対応付けられて複数のユニットが配置される複数の作業スペースと、前記複数の製造工程の各々に対応付けられて前記工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースと、前記複数の作業スペースにおける作業が終了する毎に、当該工程に対応する作業スペースから当該工程の次の工程に対応する作業スペースまで前記ユニットを搬送する搬送装置とを備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、作業の対象であるユニットが、それに施される作業ごとに、その作業に対応付けられた作業スペース、つまりその作業の内容に合ったスペースへ搬送されることとなる。そのためインライン型基板処理装置を製造するための各工程の作業が、その工程に対応付けられた固有の作業スペースにおいて実行可能となる。そして各工程の作業に必要とされる準備も、その作業の対象であるユニットの搬送先、つまりその作業に対応付けられた固有の作業スペースに合わせて、これもまた作業に対応付けられた固有の作業準備スペース、そこで実行可能となる。
よって各製造工程に対応付けられた作業スペースにて実行される作業を準備するスペース、例えば製造工程に必要とされる部品等の置き場として用いられる作業準備スペースが、各々の製造工程にのみ用いられることになる。そのため、各作業準備スペースに置かれる部品や用具類、及び作業準備、例えば複数の部品同士の組立等も単一の製造工程分で足りることになる。故に、各製造工程での作業に必要とされる部品の抽出や、その管理、あるいはその整理作業が簡易なものとなることから、当該システムにおけるインライン型基板処理装置の製造にかかる作業の効率を向上させることができる。また、こうして複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペースを設けるようにしていることにより、これ
ら作業スペースのそれぞれにおいて、該スペースに配置されたユニットに対する作業を同時期に実行することが可能ともなる。さらには、上述のような製造工程と作業スペース・作業準備スペースとの対応付けにより、単一の製造工程に特有の部品類、つまり、形状や大きさが類似した部品類を1カ所にまとめて配置することが可能となり、従来のように複数の製造工程に係る部品類を1カ所にまとめて配置するものと比較して、部品類によって占有される空間を縮小することも可能になる。加えて、このように単一の製造工程に特有の部品類が1カ所にまとめて配置されることで、各製造工程にかかる作業を実施する人員は、該作業時に用いる部品類の抽出を容易に行うことができ、その作業効率が向上することにもなる。
請求項2に記載の発明は、前記複数の作業スペースにおいては、前記製造工程の順に、該製造工程に対応付けられた作業スペースが並設されていることをその要旨とする。
上記構成によれば、複数の作業スペースが、基板処理装置の製造に係る工程順に並んで設けられているため、ユニットを搬送する距離の増大を抑制し、ユニット搬送に係る時間の長期化も抑制可能となる。
請求項3に記載の発明は、前記搬送装置は、前記ユニットが載置される架台と、前記架台と該架台が配置された面との間に圧縮空気が充填される充填部とを備え、該充填部に充填された圧縮空気の層によって前記架台をその配置された面から浮かせた状態で、前記ユニットを搬送する空気式搬送機であることをその要旨とする。
上記構成によれば、ユニットの搬送時には、ユニットの載置された架台を、その配置面から浮いた状態とする空気式搬送機が用いられるため、架台とその配置面との間に生じる摩擦を減少させることができ、ユニットの搬送に係る力を縮小することが可能ともなる。
請求項4に記載の発明は、当該インライン型基板処理装置は、複数の異なるユニットを含んでなるものであり、前記複数の製造工程の各々では、前記複数の異なるユニットに対して行われる作業内容の少なくとも一部が共通していることをその要旨とする。
上記構成では、複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペースのそれぞれにおいて、各異なるユニットに対する作業が同時期に実行可能となる。つまり、当該製造システム内では、作業内容の少なくとも一部が共通しているとはいえ、互いに異なる作業内容を含んだユニット、ひいては構成の異なるユニット、それらの製造が同時期に実行可能になる。また、上記構成では、各々の異なるユニットの製造工程において、組み付ける部品の種類が同じであるものの型番が異なる、こうした部品の組み付け作業の際に型番が異なるものの同一の道具を用いる、あるいは、電気的な性能の試験を行うもののその規格が異なる、等々というように、多少の違いこそあれほぼ同様の作業のみが実行されることになる。これにより、例えば各製造工程での作業が作業員によって行われる場合には、作業員は、各担当の製造工程においてほぼ同様の作業のみを行えばよいことになり、その作業に対する習熟度合いの向上に係る期間が短縮可能となる。すなわち、各作業員の作業効率が向上するまでの期間を短縮することが可能ともなる。また、各製造工程での作業がロボット等により行われる場合であれ、これに与える指示内容がほぼ同様になることから、その指示プログラム等の構成が複雑化することを抑制可能にもなる。なお、上記作業内容とは、そのユニットに対する作業、例えばユニットへの部品の組み付け工程において必要とされる部品や道具、あるいは組み付け方法等、あるいはユニットの電気的な性能の試験工程における検査内容等を含むものである。
請求項5に記載の発明は、前記製造工程は、前記複数の異なるユニットに対する部品の組み付け工程を含んでなるものであり、前記組み付け工程に対応付けられた作業準備スペースには、前記複数の異なるユニットの各々に対応した部品を収容する部品収容部を更に
備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、当該基板処理装置の製造システムが、互いに異なる複数のユニットのそれぞれに対応した部品を各別に収容する部品収容部を備えるようにしているため、単一の製造工程に対応付けられた作業スペースにて複数の異なるユニットに対する組み付け作業が順次実行されたとしても、該製造工程に係る部品をユニット毎に把握でき、その管理が容易となる。また、作業間での部品の取り違えが抑制され、組み付け作業の各々に係る精度が向上されることともなる。
請求項6に記載の発明は、前記ユニットを仮置きする仮置きスペースを更に備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、ユニットを借り置きする仮置きスペース、すなわち、ユニットに対する部品の組み付けや電気性能試験等の各種作業を行うことなく、該ユニットを配置するのみのスペースを設けるようにしているため、例えば各種部品の組み付け工程にて必要とされる部品が不足したとしても、これら仮置きスペースにユニットを置くことにより、該仮置きスペースへの配置中に上記不足部品を調達してこれをユニットに組み付けること等が可能となることにより、他のユニットの作業スペースの搬送流れを止めることなく、且つ、仮置きスペースでの仮置き以降の工程の実施時には、仮置き以前の製造工程が完了している可能性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、前記ユニットを構成する前記チャンバを搬入する搬入口と、前記ユニットを搬出する搬出口と、を備え、前記複数の製造工程の最初の製造工程に対応する作業スペースの配置領域が前記搬入口に最も近接した領域とされること、及び、前記複数の製造工程の最終の製造工程に対応する作業スペースが前記搬出口に最も近接した領域とされることとの少なくとも一方が満たされるように、前記最初の製造工程に対応する作業スペース及び前記最終の製造工程に対応する作業スペースの少なくとも一方が配置されることをその要旨とする。
上記構成によるように、ユニットを構成するチャンバを搬入する搬入口に最も近接した領域に、インライン型基板処理装置の製造にかかる複数の製造工程の最初の製造工程に対応する作業スペースを配置すること、及び、同複数の製造工程の最終の製造工程に対応する作業スペースを配置することとの少なくとも一方を満たすようにすれば、当該製造システム内にチャンバを搬入するに際し、搬入口から最初の製造工程に対応する作業スペースまで各チャンバを搬送する距離を短縮できる、あるいは、当該製造システム内から各ユニットを搬出するに際し、最終の製造工程に対応する作業スペースから搬出口まで各ユニットを搬送する距離を短縮することができるようになる。
請求項8に記載の発明は、複数のチャンバが縦列に連結されてなるインライン型基板処理装置を少なくとも1つの前記チャンバから構成されるユニット毎に製造するインライン型基板処理装置の製造方法において、一のユニットに係る複数の製造工程の各々に対応付けられた複数の作業スペースの各々に配置された複数のユニットに対して、前記複数の製造工程の各々に対応付けられて前記製造工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースを用いた作業が実行される際に、前記ユニットを搬送する搬送装置が、前記複数の作業スペースにおける作業が終了する毎に、前段の製造工程に対応付けられた作業スペースから当該前段の製造工程の次の製造工程に対応付けられた作業スペースまで前記ユニットを搬送することをその要旨とする。
上記製法によれば、作業の対象であるユニットが、それに施される作業ごとに、その作業に対応付けられた作業スペース、つまりその作業の内容に合ったスペースへ搬送されることとなる。そのためインライン型基板処理装置を製造するための各工程の作業が、その
工程に対応付けられた固有の作業スペースにおいて実行可能となる。そして各工程の作業に必要とされる準備も、その作業の対象であるユニットの搬送先、つまりその作業に対応付けられた固有の作業スペースに合わせて、これもまた作業に対応付けられた固有の作業準備スペース、そこで実行可能となる。
よって各製造工程に対応付けられた作業スペースにて実行される作業を準備するスペース、例えば製造工程に必要とされる部品等の置き場として用いられる作業準備スペースが、各々の製造工程にのみ用いられることになる。そのため、各作業準備スペースに置かれる部品や用具類、及び作業支援、例えば複数の部品同士の組立等も単一の製造工程分で足りることになる。故に、各製造工程での作業に必要とされる部品の抽出や、その管理、あるいはその整理作業が簡易なものとなることから、当該システムにおけるインライン型基板処理装置の製造にかかる作業の効率を向上させることができる。また、こうして複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペースを設けるようにしていることにより、これら作業スペースのそれぞれにおいて、該スペースに配置されたユニットに対する作業を同時期に実行することが可能ともなる。さらには、上述のような製造工程と作業スペース・作業準備スペースとの対応付けにより、単一の製造工程に特有の部品類、つまり、形状や大きさが類似した部品類を1カ所にまとめて配置することが可能となり、従来のように複数の製造工程に係る部品類を1カ所にまとめて配置するものと比較して、部品類によって占有される空間を縮小することも可能になる。加えて、このように単一の製造工程に特有の部品類が1カ所にまとめて配置されることで、各製造工程にかかる作業を実施する人員は、該作業時に用いる部品類の抽出を容易に行うことができ、その作業効率が向上することにもなる。
請求項9に記載の発明は、前記複数の作業スペースにおいては、前記製造工程の順に、該製造工程に対応付けられた作業スペースが並設されていることをその要旨とする。
上記製法によれば、複数の作業スペースが、基板処理装置の製造に係る工程順に並んで設けられているため、ユニットを搬送する距離の増大を抑制し、ユニット搬送に係る時間の長期化も抑制可能となる。
請求項10に記載の発明は、前記ユニットの搬送には、前記ユニットが載置される架台と、前記架台と該架台が配置された面との間に圧縮空気が充填される充填部とを備え、該充填部に充填された圧縮空気の層によって前記架台をその配置された面から浮かせた状態で、前記ユニットを搬送する空気式搬送機が用いられることをその要旨とする。
上記製法によれば、ユニットの搬送時には、ユニットの載置された架台を、その配置面から浮いた状態とする空気式搬送機が用いられるため、架台とその配置面との間に生じる摩擦を減少させることができ、ユニットの搬送に係る力を縮小することが可能ともなる。
請求項11に記載の発明は、当該インライン型基板処理装置は、複数の異なるユニットを含んでなるものであり、前記複数の製造工程の各々では、前記複数の異なるユニットに対して行われる作業内容の少なくとも一部が共通していることをその要旨とする。
上記製法によれば、各異なるユニットに対する作業が同時期に実行可能となる。つまり、当該製造システム内では、作業内容の少なくとも一部が共通しているとはいえ、互いに異なる作業内容を含んだユニット、ひいては構成の異なるユニット、それらの製造が同時期に実行可能になる。また、各々の製造工程において、組み付ける部品の種類が同じであるものの型番が異なる、あるいは、電気的な性能の試験を行うもののその規格が異なる、等々というように、多少の違いこそあれほぼ同様の作業のみが実行されることになる。これにより、例えば各製造工程での作業が作業員によって行われる場合には、作業員は、各担当の製造工程においてほぼ同様の作業のみを行えばよいことになり、その作業に対する
習熟度合いの向上に係る期間が短縮可能となる。すなわち、各作業員の作業効率が向上するまでの期間を短縮することが可能ともなる。また、各製造工程での作業がロボット等により行われる場合であれ、これに与える指示内容がほぼ同様になることから、その指示プログラム等の構成が複雑化することを抑制可能にもなる。
本発明の一実施の形態に係るインライン型基板処理装置の製造システムを模式的に示す模式図。 同実施の形態に係る製造工程を工程順に示した表。 同実施の形態におけるユニットの斜視構造を示す斜視図。 同実施の形態における空気式搬送機の斜視構造を示す斜視図。 従来のインライン型基板処理装置の製造システムを模式的に示す模式図。
以下、本発明に係るインライン型基板処理装置の製造システムを、太陽電池を製造する装置の製造システム、及び該製造システムにて運用される製造方法に適用した一実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、太陽電池の製造装置の製造システムを模式的に示している。なお、この製造システムによって製造される太陽電池の製造装置は、複数のチャンバを有し、これらが縦列して且つ互いに連結された、いわゆるインライン型の製造装置である。
同図1に示されるように、太陽電池を製造するシステムである工場Fは、矩形状をなしており、この工場Fには、その内部で使用されるあらゆる物品、装置等や作業を行う作業員等が出入りする搬出入口Gが長手方向の一端に設けられている。また、同工場Fには、上記搬出入口Gが設けられた位置を除いた内周に沿って、太陽電池の製造装置の製造に係る作業が実施される作業スペースSが設けられているとともに、この作業スペースSにて囲まれた空間には、上記作業を準備する作業準備スペースSSが設けられている。
これら工場F内に配置されるスペースS,SSのうち、作業スペースSは、各製造工程に対応付けられた各作業スペース、例えば組立作業スペース11〜17、電気工事スペース31〜33、リークテストスペース41、テストスペース51〜53、及び出荷スペース61等々を含んで構成されている。加えて、作業スペースSは、これら各種作業スペースの他に、作業が実行されない仮置きスペース21,22も2カ所設けられている。一方、作業準備スペースSSは、こうした作業スペースSにて実行される、組み付け工程や電気工事工程等の作業に際して必要とされる部品、あるいは用いられる工具等の置き場所や、予備的な部品の組み立て場所として使用されるものである。また、この作業準備スペースSSは、その領域が上記作業スペースSに含まれる各種作業スペース毎に区分されて用いられている。すなわち、作業準備スペースSSも上記作業スペースSと同様、各製造工程に対応付けられていることになる。
このように構成された工場Fでは、まず、太陽電池の製造装置を構成する2つのチャンバが上記搬出入口Gから工場F内部に搬入され、この搬入されたチャンバが、作業スペースSのうち、最も搬出入口G側に設けられ、且つ1番目の製造工程に対応付けられた作業スペースである組立作業スペース11に配置される。その後、組立作業スペース11での作業が完了した2つのチャンバは、その次の製造工程に対応する組立作業スペース12に搬送される。ここでは、これら2つチャンバが連結され、これ以降、この2つのチャンバが1組のユニットとして各種作業に供されることになる。そして、こうしたユニットは、各作業スペースにてこれに対応する製造工程に係る作業が完了すると、順次その次の作業スペースへ搬送されて作業に供される。このようにして最終工程に対応した出荷スペース
61にまで搬送されてその作業が完了すると、搬出入口Gから搬出され、出荷先へと運搬されることになる。なお、本実施の形態では、ある2つのチャンバに対する第1工程である組立スペース11での作業が終了し、次工程に対応した組立作業スペース12に搬送されると同時に、次の2つのチャンバを搬入するようにしている。これに加え、各作業スペースで実行される作業を同一の期間内、例えば2日以内にて終了するように該作業スペースにて実行される作業を調整し、次工程への搬送タイミングも各作業スペース間で揃えるようにしている。つまり、例えば1つの太陽電池の製造装置が12のチャンバ、換言すれば6つのユニットから構成される装置である場合、上記工場Fの作業スペースS内には、最大で3製品分のユニットが同時に処理されることになる。
こうした製造システムによれば、複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61のそれぞれにおいて、各異なるユニットに対する作業が同時期に実行可能となる。また、こうして各製造工程に対応付けられた作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61にて実行される作業を準備するスペース、例えば製造工程に必要とされる部品等の置き場として用いられる作業準備スペースSSも、各々の製造工程にのみ用いられることになる。そのため、各作業準備スペースに置かれる部品や道具類、及び作業準備、例えば複数の部品同士の組立等も単一の製造工程分で足りることになる。故に、各製造工程での作業に必要とされる部品の抽出や、その管理、あるいはその整理作業が簡易なものとなる。また、単一の製造工程に特有の部品類、つまり、形状や大きさが類似した部品類を1カ所にまとめて配置することが可能となり、従来のように複数の製造工程に係る部品類を1カ所にまとめて配置するものと比較して、部品類によって占有される空間を縮小することも可能になる。
また、例えば、従来のように製造装置を構成するユニットの全てを縦列に配置したまま、装置の完了まで作業をするものの場合、同時に作業可能なユニット数を増大させるためには、工場Fそのものの大きさを拡大する必要がある。これに対し、本実施の形態では、ある2つのチャンバに対する第1工程での作業が終了次第、次のチャンバを搬入するとともに、各作業スペースでの作業を完了させるまでの期間と、各作業スペース間での搬送タイミングとを作業スペースSを構成する各作業スペース間で統一するようにしている。そのため、上述のように作業準備スペースSSが縮小される分、作業スペースSとして使用可能な空間が拡大されることとの相乗によって、同時期に作業可能なユニット数を増大させることも可能となる。加えて、各作業スペースでの作業を完了させるまでの期間をそれぞれ、例えば2日間等の同一期間としていることから、1製品を完成させるまでの日程の管理も容易となる。さらに、このように同一期間にて各製造工程に係る作業を完了させるよう設定することにより、各工程の進捗状況から、所定期間よりも短い時間にて完了する工程や、これとは逆に所定期間内では完了しない虞がある工程の判別が容易となる。つまり、これに応じて作業人員の増減等の判断もより容易にできるようになる。
次に、先の図1に示される作業スペースSに含まれる各作業の内容について、図2を参照して説明する。同図2には、上記太陽電池の製造装置の製造工程に係る各製造工程の名称と、これが実施される各作業スペース(図1)、及びその作業内容が示されている。なお、本実施の形態では上述したように、これら各工程では基本的に2つのチャンバからなるユニットに対して作業が実施される。また、上記製造装置を構成する6つの各ユニットは、それぞれ同一の作業スペースSを経由するとともに、各作業スペースにて同一カテゴリに属する作業、換言すれば属性が同じ作業を施されることになるものの、各ユニットにはユニット各々に特化した部品の取り付けや、電気配線の工事、あるいは各種検査等が実施される。
図2に示されるように、上記製造工程は大別すると、各種部品の組み付け工程、換言す
れば取り付け工程を含む組立工程、電気工事工程、リークテスト工程、テスト工程、及び出荷工程からなる。また、組立工程と電気工事工程との間、及び電気工事工程とリークテスト工程との間、つまり、ユニットに対して施される作業の内容が著しく変化する工程間に仮置きがなされることとする。
上記大別された工程のそれぞれについて詳述すれば、まず、組立工程は、組立工程1から組立工程7までの7つの工程からなり、これら工程にはそれぞれ組立作業スペース11から組立作業スペース17(図1)が対応付けられている。これら組立工程1〜7のうち、組立工程1では、組立作業スペース11にて2つのチャンバを仕切る仕切弁、製造装置の操作員がチャンバ内部を視認するための窓ガラス、及びチャンバ内で基板を搬送する内部搬送系部品の取り付け等が実施される。なお、このとき2つのチャンバはそれぞれ、同チャンバを構成する矩形の枠体が倒された状態でチャンバが固定される脚部上に載置されている。そして、組立工程2では、組立作業スペース12にてこれらチャンバが脚部上に立設されるとともに、チャンバ同士及び2つのチャンバと脚部とが連結されて、上述のユニットが構成される。また、ユニットの脚部の両端にはそれぞれ、該ユニットの搬送装置である空気式搬送機が1つずつ設置される。これ以降、ユニットは空気式搬送機により各作業スペース間を搬送される。次いで、組立工程3では、組立作業スペース13にて上記組立工程1で取り付けた仕切弁及び内部搬送系の調整を行う。そして、組立工程4では、組立作業スペース14にてチャンバあるいはその内部に搬入された基板を加熱するヒータ系の組み立て、また、組立工程5では、組立作業スペース15にてチャンバ内にガスや空気を供給するガス系や圧縮空気系の部品、及び冷却水が流通する冷却水系の組み立てが行われる。その後、組立工程6では、組立作業スペース16にて電極部の組み立てが、そして、最終の組立工程である組立工程7では、組立作業スペース17にてチャンバに供給されるガス種に応じたガスボックスの取り付けが行われる。
次に、電気工事工程1〜3では、それぞれ電気工事スペース31〜33にて、チャンバの各部位に電気配線を接続する作業、及び電気系統を制御する制御盤の取り付けが行われる。
なお、こうした組立工程、及び電気工事工程の各々にて必要な部品は、工場Fへの納入時に行われる受入検査の終了後、1製品及びこれを構成するユニット毎、あるいは一のユニットに係る製造図面等毎に分配される。そして、こうして分配された部品は更に、上記製造工程毎に分配される。つまり、納入された部品は予め各ユニットの、しかもその製造工程毎に分配されることになる。このように各ユニットの製造工程毎に分配された部品は、各製造工程に対応付けられた作業準備スペースに設けられた部品収容部に供給されることとなる。
そして、リークテスト工程では、リークテストスペース41にて各チャンバの真空性能、つまり気体の漏れがあるか否かが検査され、次のテスト工程1〜3では、テストスペース51〜53にて、冷却水及び圧縮空気についての気密性の検査、配線やI/O等の電装系の検査、そして、各種バルブや内部搬送系の動作確認の作業が実施される。
最後に、出荷工程では、出荷スペース61にてユニットの品質検査と出荷のための梱包作業が実施され、これが完了すると、工場Fの搬出入口Gからユニット毎に出荷させることになる。
このように構成された工場F、すなわち製造システムでは、複数の各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61(図1)が、太陽電池の製造装置の製造工程順に並んで設けられているため、ユニットを搬送する距離の増大を抑制し、ユニット搬送に係る時間の長期化も抑制可能となる。
また、各々の製造工程においては、組み付ける部品の種類が同じであるものの型番が異なる、こうした部品の組み付け工程における組み付け作業の際に型番が異なるものの同一の道具を用いる、あるいは、電気的な性能の試験を行うもののその規格が異なる、等々というように、多少の違いこそあれほぼ同様の作業、すなわち作業内容の少なくとも一部が共通する作業のみが実行されることになる。これにより、例えば各製造工程での作業が作業員によって行われる場合には、作業員は、各担当の製造工程においてほぼ同様の作業のみを行えばよいことになり、その作業に対する習熟度合いの向上に係る期間が短縮可能となる。つまり、各作業員の作業効率が向上するまでの期間を短縮することが可能ともなる。また、各製造工程での作業がロボット等により行われる場合であれ、これに与える指示内容がほぼ同様になることから、その指示プログラム等の構成が複雑化することを抑制可能にもなる。
加えて上述のように、作業スペースSには、組立工程と電気工事工程との間、及び電気工事工程とリークテスト工程との間にそれぞれ仮置きスペース21,22(図1)が設けられている。そのため、例えば組立工程あるいは電気工事工程にて必要とされる部品が不足したとしても、これら仮置きスペース21,22にユニットを置くことで、該仮置きスペースへの配置中に上記不足部品を調達してこれをユニットに組み付けること等が可能となり、他のユニットUの作業スペースの搬送流れを止めることなく、且つ、これら組立工程及び電気工事工程の後段の各種テスト工程の実施時には、ユニットの組立が完了している可能性を高めることができる。
また、当該太陽電池の製造装置の製造システムが、互いに異なる複数のユニットのそれぞれに対応した部品を各別に収容する部品収容部を備えるようにしているため、一の製造工程に対応付けられた作業スペースにて複数の異なるユニットに対する組み付け作業が順次実行されたとしても、該製造工程に係る部品をユニット毎に把握でき、その管理が容易となる。また、作業間での部品の取り違えが抑制され、組み付け作業の各々に係る精度が向上されることともなる。
次に、先の図2に示される組立工程2にて、2つのチャンバ及びこれが載置された脚部とからなるユニットに接続される空気式搬送装置の詳細を、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、2つのチャンバ同士が連結された状態で脚部に載置されたユニットと、これに接続された空気式搬送機との斜視構造を示している。同図3に示されるように、チャンバC1とチャンバC2とは、それぞれを構成する枠体C1a,C2aの対応する1辺同士が連結されている。そして、この連結された2つのチャンバC1,C2は、2つのチャンバC1,C2それぞれが載置される2つの載置台P1a,P2aと、これら載置台P1a,P2aの両端に接続された脚部P1b,P2b,P1c,P2cとを備える台座Pに連結されてユニットUを構成している。また、この台座Pの4つの脚部P1b,P1c,P2b,P2cのうちの外側の2つの脚部P1b,P2bにはそれぞれ空気式搬送機A1,A2が接続されている。
この空気式搬送機A1について、図4を参照して詳述する。なおここでは便宜上、空気式搬送機A1について説明するものの、空気式搬送機A2についてもこれと同様の構成である。同図4に示されるように、空気式搬送機A1は、連結部材A1aと、その両端部付近の2つの架台A1bとを備えている。この架台A1bは、連結部材A1aに接続されて、上記ユニットUの脚部P1bが載置される載置部A1cと、該載置部A1cと地面との間に設けられて、図示しない圧縮空気供給部によって圧縮空気が充填される充填部A1dとを含んで構成される。また、連結部材A1aには、これの上記載置部A1cが設けられ
た位置に対応して、同載置部A1cとは直交する方向に延設された操作部A1eが設けられている。なお、当該空気式搬送機A1を用いてユニットUを搬送する作業員は、この操作部A1eを用いて空気式搬送機A1の進行及び停止操作を行う。
先の図2に示される組立工程2においては、台座Pの載置台P1a,P2a上にチャンバC1,C2が載置され、これらチャンバC1,C2が連結されることでユニットUが構成される。その後、台座Pの脚部P1b、P2cのそれぞれに、空気式搬送機A1,A2の載置部の上面を当接させる。そして、ユニットUの搬送時には、空気式搬送機A1,A2の充填部に図示しない空気充填部より圧縮空気が充填されて、充填部とこれの配置面、つまり工場Fのフロアとの間に空気層が形成され、充填部とフロアとの間に空隙が生じることになる。このように、空気式搬送機A1,A2の充填部、ひいてはユニットU全体が工場Fのフロアから浮いた状態で各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61(図1)間を搬送されることになる。なお、各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61へのユニットUの搬送が完了すると、上記充填部に充填された空気が抜かれた後、上記台座Pと空気式搬送機A1,A2との接続が解除される。つまり、ユニットUが工場Fのフロアに固定された状態で、各種作業が実施されることとなる。
こうした空気式搬送機A1,A2を用いることにより、ユニットUの搬送に際しては、該ユニットUの載置された架台A1bを、その配置面、例えば工場Fのフロアから浮いた状態でこれを移動可能とするため、架台A1bとその配置面との間に生じる摩擦を減少させることができ、ユニットUの搬送に係る力を縮小することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態に係る基板処理装置の製造システムによれば、以下に列挙する効果が得られるようになる。
(1)一のユニットUに係る複数の製造工程に対応付けられた複数の作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61と、複数の工程の各々に対応付けられて工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースと、複数の作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜57,61における作業が終了する毎に、当該工程に対応する作業スペースから当該工程の次の工程に対応する作業スペースまでユニットUを搬送する空気式搬送機A1,A2とを含んで当該製造システムが構成されるようにした。これにより、各製造工程に対応付けられた作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61にて実行される作業を準備するスペース、例えば製造工程に必要とされる部品等の置き場として用いられる作業準備スペースが、各々の製造工程にのみ用いられることになる。そのため、各作業準備スペースに置かれる部品や用具類、及び作業準備、例えば複数の部品同士の組立等も一の製造工程分で足りることになる。故に、各製造工程での作業に必要とされる部品の抽出や、その管理、あるいはその整理作業が簡易なものとなることから、当該システムにおけるインライン型基板処理装置の製造にかかる作業の効率を向上させることができる。また、こうして複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61のそれぞれにおいて、各異なるユニットUに対する作業が同時期に実行可能ともなる。さらには、上述のような製造工程と作業スペース・作業準備スペースとの対応付けにより、単一の製造工程に特有の部品類、つまり、形状や大きさが類似した部品類を1カ所にまとめて配置することが可能となり、従来のように複数の製造工程に係る部品類を1カ所にまとめて配置するものと比較して、部品類によって占有される空間を縮小することも可能になる。加えて、このように単一の製造工程に特有の部品類が1カ所にまとめて配置されることで、各製造工程にかかる作業を実施する人員は、該作業時に用いる部品類の抽出を容易に行うことができ、その作業効率が向上することにもなる。
(2)また、ある2つのチャンバに対する第1工程での作業が終了次第、次のチャンバ
を搬入するとともに、各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61での作業を完了させるまでの期間と、各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61間での搬送タイミングとを作業スペースSを構成する各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61間で統一するようにした。そのため、上述のように作業準備スペースSSが縮小される分、作業スペースSとして使用可能な空間が拡大されることとの相乗によって、同時期に作業可能なユニット数を増大させることも可能となる。
(3)各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61での作業を完了させるまでの期間をそれぞれ、例えば2日間等の同一期間とした。これにより、1製品を完成させるまでの日程の管理も容易となる。
(4)加えて、このように同一期間にて各製造工程に係る作業を完了させるよう設定することにより、各工程の進捗状況から、所定期間よりも短い時間にて完了する工程や、これとは逆に所定期間内では完了しない虞がある工程の判別が容易となる。つまり、これに応じて作業人員の増減等の判断もより容易にできるようになる。
(5)作業スペースS内に、製造工程に対応付けられた複数の作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61を、太陽電池の製造装置の製造に係る工程順に並んで配設するようにした。これにより、ユニットUを搬送する距離の増大を抑制し、ユニットUの搬送に係る時間の長期化も抑制可能となる。
(6)各々の製造工程において、組み付ける部品の種類が同じであるものの型番が異なる、あるいは、電気的な性能の試験を行うもののその規格が異なる、等々というように、多少の違いこそあれほぼ同様の作業のみを実行するようにした。これにより、例えば各製造工程での作業が作業員によって行われる場合には、作業員は、各担当の製造工程においてほぼ同様の作業のみを行えばよいことになり、その作業に対する習熟度合いの向上に係る期間が短縮可能となる。すなわち、各作業員の作業効率が向上するまでの期間を短縮することが可能ともなる。また、各製造工程での作業がロボット等により行われる場合であれ、これに与える指示内容がほぼ同様になることから、その指示プログラム等の構成が複雑化することを抑制可能にもなる。
(7)作業スペースSには、組立工程と電気工事工程との間、及び電気工事工程とリークテスト工程との間にそれぞれ仮置きスペース21,22を設けるようにした。そのため、例えば組立工程あるいは電気工事工程にて必要とされる部品が不足したとしても、これら仮置きスペース21,22にユニットUを置くことにより、該仮置きスペースへの配置中に上記不足部品を調達してこれをユニットに組み付けること等が可能となることにより、他のユニットUの作業スペースの搬送流れを止めることなく、且つ、これら工程の後段の各種テスト工程の実施時には、ユニットUの組立が完了している可能性を高めることができる。
(8)また、複数の製造工程の各々に対応付けられた作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61のそれぞれにおいて、各異なるユニットに対する作業が同時期に実行可能となる。つまり、当該製造システム内では、作業内容の少なくとも一部が共通しているとはいえ、互いに異なる作業内容を含んだユニット、ひいては構成の異なるユニット、それらの製造が可能になる。
(9)当該製造システムが、互いに異なる複数のユニットUのそれぞれに対応した部品を各別に収容する部品収容部を備えるようにした。これにより、単一の製造工程に対応付けられた各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61
にて複数の異なるユニットUに対する組み付け作業が順次実行されたとしても、該製造工程に係る部品をユニットU毎に把握でき、その管理が容易となる。また、作業間での部品の取り違えが抑制され、組み付け作業の各々に係る精度が向上されることともなる。
(10)ユニットUの搬送時には、ユニットUの載置された台座P、より正確にはその脚部P1b,P2cを、その配置面である工場Fのフロアから浮いた状態で移動させる空気式搬送機A1,A2を用いるようにした。これにより、脚部P1b,P2cと工場Fのフロアとの間に生じる摩擦を減少させることができ、ひいてはユニットUの搬送に係る力を縮小することが可能となる。
なお、上記実施の形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実行することも可能である。
・各ユニットUの構成要素として2つのチャンバC1,C2が含まれることとしたが、各ユニットUに1つのチャンバのみが含まれる、あるいは、2以外の複数のチャンバが含まれるようにしてもよい。
・空気式搬送機A1には、1つの連結部材A1aに対し、載置部A1cと充填部A1dとを含む架台A1b及び操作部A1eの組が2組ずつ設けられるようにした。これに限らず、架台A1bと操作部A1eとの組を1組設ける、あるいは2以上の複数の組を設ける等、その数は適宜変更可能である。
・チャンバC1,C2を台座Pの載置台のP1a,P2aに立設するようにしたが、これに限らず、各作業スペースにて実施される作業が可能である場合には、チャンバC1,C2を倒した状態で各製造工程を経るようにしてもよい。
・組立工程と電気工事工程との間、及び電気工事工程とリークテスト工程との間に仮置き工程を設けるようにした。これに限らず、仮置き工程は、そのいずれかのみ設ける、あるいはその両方を割愛するようにしてもよい。
・太陽電池の製造装置の製造に係る工程は、上記すなわち先の図2等の記載に限らず、その仕様によって適宜変更可能である。
・作業準備スペースSSには、各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61に対応付けられた領域毎に部品収容部を設けるようにした。これに限らず、該部品収容部は割愛してもよい。
・各異なるユニットUを複数備える太陽電池の製造装置を製造するシステムとした。これに限らず、全く同一のユニットUを複数備える太陽電池の製造装置を製造するシステムとしてもよい。また、同一のユニットUを複数と、互いに異なるユニットUとを複数備えるような太陽電池の製造装置の製造システムとしても採用可能である。
・各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61間でユニットUを搬送する装置は、上記空気式搬送機A1,A2に限らず、例えばクレーン等によりユニットUを搬送するようにしてもよい。
・作業スペースSに含まれる各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61を製造工程の順に配置するようにした。これに限らず、その配置順序は任意に変更可能である。ただし、製造工程の順に各作業スペース11〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61を配置することで、ユニットUの搬送に係る時間を短縮できるようにはなる。
・工場Fの搬出入口Gが設けられた位置を除いた内周に沿って、太陽電池の製造装置の製造に係る作業が実施される作業スペースSを設けるようにした。これに限らず、作業スペースSの配置は適宜変更可能であり、例えば工場Fの長手方向に沿った直線をなす態様等にて作業スペースSを配置するようにしてもよい。この場合、搬入したチャンバC1,C2は、上記搬出入口Gから最も遠い作業スペースに最初に配置してもよいし、すなわち、搬出入口Gから最も近接した領域を最終の製造工程に対応した作業スペースの配置領域としてもよいし、搬出入口Gに最も近い作業スペースに最初に配置してもよい、すなわち、搬出入口Gに最も近接した領域を最初の製造工程に対応した作業スペースの配置領域としてもよい。なお、搬出入口Gに最も近い作業スペース、あるいは最も遠い作業スペースにチャンバC1,C2を最初に配置するのであれば、搬出入口Gと対向する位置にも搬出入口を設けるようにし、これらのいずれかを搬入口として、そして、他方を搬出口として用いるようにしてもよい。また、こうした作業スペースSの変更に伴い、作業準備スペースSSの配置も適宜変更可能である。
・組立作業スペース11から組立作業スペース12へのチャンバC1,C2の搬送を除き、作業スペース12〜17,21,22,31〜33,41,51〜53,61間にて、空気式搬送機A1,A2を用いてのユニットUの搬送を実行するようにした。これに限らず、太陽電池の製造装置の製造に係る全工程の少なくとも一部で、こうしたユニットUの搬送が実行されていればよい。
・本発明は、太陽電池の製造装置の製造システムに限らず、インライン型の基板処理装置の製造システム、例えば表示装置の製造装置等の製造システム等にも採用可能である。
11〜17…組立作業スペース、21,22…仮置きスペース、31,32,33…電気工事スペース、41…リークテストスペース、51,52,53…テストスペース、61…出荷スペース、A1,A2…空気式搬送機、A1a…連結部材、A1b…架台、A1c…載置部、A1d…充填部、A1e…操作部、C1,C2…チャンバ、C1a,C2a…枠体、F…工場、G…搬出入口、P…台座、P1a,P2a…載置台、P1b,P1c,P2b,P2c…脚部、R…経路、S…作業スペース、SS…作業準備スペース、U,U1〜U7…ユニット。

Claims (11)

  1. 複数のチャンバが縦列に連結されてなるインライン型基板処理装置を少なくとも1つの前記チャンバから構成されるユニット毎に製造するインライン型基板処理装置の製造システムであって、
    一のユニットに係る複数の製造工程に対応付けられて複数のユニットが配置される複数の作業スペースと、
    前記複数の製造工程の各々に対応付けられて前記工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースと、
    前記複数の作業スペースにおける作業が終了する毎に、当該工程に対応する作業スペースから当該工程の次の工程に対応する作業スペースまで前記ユニットを搬送する搬送装置とを備える
    ことを特徴とするインライン型基板処理装置の製造システム。
  2. 前記複数の作業スペースにおいては、前記製造工程の順に、該製造工程に対応付けられた作業スペースが並設されている
    請求項1に記載のインライン型基板処理装置の製造システム。
  3. 前記搬送装置は、
    前記ユニットが載置される架台と、
    前記架台と該架台が配置された面との間に圧縮空気が充填される充填部とを備え、
    該充填部に充填された圧縮空気の層によって前記架台をその配置された面から浮かせた状態で、前記ユニットを搬送する空気式搬送機である
    請求項1又は2に記載のインライン型基板処理装置の製造システム。
  4. 当該インライン型基板処理装置は、複数の異なるユニットを含んでなるものであり、
    前記複数の製造工程の各々では、前記複数の異なるユニットに対して行われる作業内容の少なくとも一部が共通している
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のインライン型基板処理装置の製造システム。
  5. 請求項4に記載のインライン型基板処理装置の製造システムにおいて、
    前記製造工程は、前記複数の異なるユニットに対する部品の組み付け工程を含んでなるものであり、
    前記組み付け工程に対応付けられた作業準備スペースには、前記複数の異なるユニットの各々に対応した部品を収容する部品収容部を更に備える
    ことを特徴とするインライン型基板処理装置の製造システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のインライン型基板処理装置の製造システムにおいて、
    前記ユニットを仮置きする仮置きスペースを更に備える
    ことを特徴とするインライン型基板処理装置の製造システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のインライン型基板処理装置の製造システムにおいて、
    前記ユニットを構成する前記チャンバを搬入する搬入口と、
    前記ユニットを搬出する搬出口と、を備え、
    前記複数の製造工程の最初の製造工程に対応する作業スペースの配置領域が前記搬入口に最も近接した領域とされること、及び、前記複数の製造工程の最終の製造工程に対応する作業スペースが前記搬出口に最も近接した領域とされることとの少なくとも一方が満たされるように、前記最初の製造工程に対応する作業スペース及び前記最終の製造工程に対
    応する作業スペースの少なくとも一方が配置される
    ことを特徴とするインライン型基板処理装置の製造システム。
  8. 複数のチャンバが縦列に連結されてなるインライン型基板処理装置を少なくとも1つの前記チャンバから構成されるユニット毎に製造するインライン型基板処理装置の製造方法において、
    一のユニットに係る複数の製造工程の各々に対応付けられた複数の作業スペースの各々に配置された複数のユニットに対して、前記複数の製造工程の各々に対応付けられて前記製造工程毎の作業の準備に用いられる複数の作業準備スペースを用いた作業が実行される際に、
    前記ユニットを搬送する搬送装置が、前記複数の作業スペースにおける作業が終了する毎に、前段の製造工程に対応付けられた作業スペースから当該前段の製造工程の次の製造工程に対応付けられた作業スペースまで前記ユニットを搬送する
    ことを特徴とするインライン型基板処理装置の製造方法。
  9. 前記複数の作業スペースにおいては、前記製造工程の順に、該製造工程に対応付けられた作業スペースが並設されている
    請求項8に記載のインライン型基板処理装置の製造方法。
  10. 前記ユニットの搬送には、
    前記ユニットが載置される架台と、
    前記架台と該架台が配置された面との間に圧縮空気が充填される充填部とを備え、
    該充填部に充填された圧縮空気の層によって前記架台をその配置された面から浮かせた状態で、前記ユニットを搬送する空気式搬送機が用いられる
    請求項8又は9に記載のインライン型基板処理装置の製造方法。
  11. 当該インライン型基板処理装置は、複数の異なるユニットを含んでなるものであり、
    前記複数の製造工程の各々では、前記複数の異なるユニットに対して行われる作業内容の少なくとも一部が共通している
    請求項8〜10のいずれか一項に記載のインライン型基板処理装置の製造方法。
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