JPH08261117A - スタータダイナモ - Google Patents

スタータダイナモ

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JPH08261117A
JPH08261117A JP7015295A JP7015295A JPH08261117A JP H08261117 A JPH08261117 A JP H08261117A JP 7015295 A JP7015295 A JP 7015295A JP 7015295 A JP7015295 A JP 7015295A JP H08261117 A JPH08261117 A JP H08261117A
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JP
Japan
Prior art keywords
pinion gear
starter dynamo
starter
armature
output shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7015295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nagao
長尾  安裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08261117A publication Critical patent/JPH08261117A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングギヤとピニオンギヤとの噛み合い、離
脱の作動をなくすことにより、小型で安価なスタータダ
イナモを提供することを目的とする。 【構成】 エンジンのリングギヤ8と噛み合うピニオン
ギヤ7を有するとともに、ピニオンギヤ7でエンジンを
駆動し、かつエンジン駆動後、バッテリ11への充電を
行うスタータダイナモ1であって、リングギヤ8とピニ
オンギヤ7が常時噛み合っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタータダイナモに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタータダイナモは、特開平1ー
187365号公報に示されるように、バッテリの充電
電圧を調整しつつ、スタータとしての体格とダイナモの
体格を同一にするであり、無段変速装置をスタータダイ
ナモとエンジン間に配置している。
【0003】また、実開平2ー1345672号公報に
は、スタータ用ギヤと発電用ギヤの2種類を各々、切替
する構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1ー187365号公報に示されるようなスタータダイ
ナモは、バッテリの充電電圧を調整しつつ、スタータと
しての体格とダイナモの体格を同一にするため、非常に
複雑でコストのかかる無段変速装置をスタータダイナモ
とエンジン間に配置していた。また、この様に部品点数
が多く、重量が多いため、エンジンの変動に対して追従
性が悪いという問題があった。
【0005】また、実開平2ー1345672号公報に
示されるようなスタータダイナモは、スタータ用ギヤと
発電用ギヤの2種類を各々、切替する構造が開示されて
いるが、エンジン回転中のギヤの切替については、シン
クロ機構等が必要で作動、信頼性を向上させるのに、多
大なコストがかかる問題点もあった。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み
て、リングギヤとピニオンギヤとの噛み合い、離脱の作
動をなくすことにより、小型で安価なスタータダイナモ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1の手段〕エンジンのリングギヤと噛み合うピ
ニオンギヤを有するとともに、前記ピニオンギヤで前記
エンジンを駆動し、かつ前記エンジン駆動後、アーマチ
ャを回転させることにより、バッテリへの充電を行うス
タータダイナモであって、前記リングギヤと前記ピニオ
ンギヤが常時噛み合っていることを特徴とするスタータ
を採用した。
【0008】〔請求項2の手段〕請求項1記載のスター
タダイナモにおいて、通電されると回転するアーマチャ
を備え、前記ピニオンギヤは出力軸上に配置されるとと
もに、前記出力軸と前記アーマチャとの間に減速機構を
有することを特徴とするスタータダイナモを採用した。
【0009】〔請求項3の手段〕請求項1または2記載
のスタータダイナモにおいて、前記リングギヤより前記
ピニオンギヤが所定回転以上に回転させられた時に、前
記ピニオンギヤと前記出力軸との間の結合を解除するク
ラッチを備えることを特徴とするスタータダイナモを採
用した。
【0010】〔請求項4の手段〕請求項3記載のスター
タダイナモにおいて、前記クラッチは電磁クラッチであ
ることを特徴とするスタータダイナモを採用した。 〔請求項5の手段〕請求項1記載のスタータダイナモに
おいて、前記アーマチャを回転させる磁束を発生する界
磁装置が永久磁石であることを特徴とするスタータダイ
ナモを採用した。
【0011】〔請求項6の手段〕請求項3記載のスター
タダイナモにおいて、前記バッテリ電圧が所定値以上に
なった時に、前記ピニオンギヤと前記出力軸との間の結
合を解除するクラッチを作動させる電圧調整装置を備え
ることを特徴とするスタータダイナモを採用した。
【0012】
【作用および発明の効果】請求項1では、リングギヤと
ピニオンギヤとが常時噛み合っているため、噛み合い用
スイッチが必要なく、部品点数も少なくシンプルで小
型、軽量、低コストである。さらに、従来の始動装置と
の置換が容易である。請求項2では、出力軸とアーマチ
ャとの間に減速機構を配設したので、減速比を高くする
ことができ、アーマチャの発電電圧が高くなり、効率的
である。
【0013】請求項3または4では、電磁クラッチを有
するため、非発電時にアーマチャが回転せず、燃費向
上、摩耗部品の長寿命化が図れる。請求項5では、アー
マチャを回転させる磁束を発生する界磁装置を永久磁石
にしたので、界磁装置が小型にできる。請求項6では、
電圧調整装置により、効率的に充電が可能である。
【0014】
【実施例】本発明のスタータダイナモを図1、図2に基
づいて説明する。図1は、スタータダイナモ1の部分断
面図であり、第2は、このスタータダイナモの電気回路
図である。まず、図1において、3は内周に界磁装置3
a(例えば、永久磁石)が配設されたヨークであり、こ
のヨーク3の内部には、アーマチャ2が配設され、この
アーマチャ2は一端が出力軸5のフランジ部5aの内周
部に設けられた軸受5bで軸支され、他端は、エンドフ
レーム15の図示されない軸受に軸支されている。アー
マチャ2の整流子2bにはエンドフレーム15内に配設
された正極ブラシ3b及び図示されない負極ブラシ3d
(図2参照)が当接している。
【0015】アーマチャ2の一端部には、サンギヤ2a
が設けられ、このサンギヤ2aはプラネタリーギヤ4b
と噛み合っている。さらに、このプラネタリーギヤ4b
はインターナルギヤ4aと噛み合っており、サンギヤ2
aとプラネタリーギヤ4bとインターナルギヤ4aとで
減速機構4を形成している。尚、プラネタリーギヤ4b
の中央部には、穴が設けられ、この穴に出力軸5のフラ
ンジ部5aに配設されたピン16が係合している。
【0016】次に、スタータダイナモ1の出力軸5の先
端には、ピニオンギヤ7が配設され、エンジンリングギ
ヤ8と常時噛み合っている。電磁クラッチ6の一方は、
ピニオンギヤ7に回転不動に結合され、電磁クラッチ6
の他方は、減速機構4に結合された出力軸5に回動不動
に結合されている。そして、この電磁クラッチ6はエン
ジンリングギヤ8よりピニオンギヤ7が所定回転以上に
回転させられた時に、ピニオンギヤ7と出力軸5との間
の結合が解除され、アーマチャ2の過回転による損傷を
防止することができる。
【0017】第1のリレー9は、ヨーク3に締結されて
おり、リレー9はバッテリ端子9aと50端子9bとモ
ータ端子9cとを有し、ヨーク3とモータ端子9cは、
リード線3cにて電気的に接続されている。次に、図2
において、本発明のスタータダイナモの電気回路図を説
明する。スタータダイナモ1内の第1のリレー9は、一
端が接地され、他端がキースイッチ10のST端子10
aに接続されたコイル9aと、このコイル9aへの通電
により移動させられる可動接点9bと、この可動接点9
bが当接することで、バッテリ11からアーマチャ2側
へ電流を流すための一対の固定接点9c、9dから構成
される。そして、一方の固定接点9cは、アーマチャ2
の正極側ブラシ3bに接続され、他方の固定接点9dは
バッテリ11の正極側に接続される。
【0018】次に、第2のリレー14について説明す
る。この第2のリレー14のコイル14aは、一端側が
第1のダイオード13のカソード側に、他端側がバッテ
リ11の正極側に接続される。また、このコイル14a
への通電により移動する可動接点14bは第1の一対の
固定接点14c、14dと、第2の一対の固定接点14
e、14fとの間に配置される。第1の固定接点14
c、14dのうち、一方の固定接点14cはキースイッ
チ10のIG端子10bに、他方の固定接点14dは電
磁クラッチ6の一端に接続されている。また、第2の固
定接点14e、14fのうち、一方の固定接点14eは
リレー9の固定接点9d及びバッテリ11の正極側に、
他方の固定接点14fはコンデンサ12の一端及び第2
のダイオード17のカソード側に接続されている。ま
た、第2のダイオード17のアノード側は、アーマチャ
2の正極側ブラシ3bに接続されている。
【0019】次に、本発明のスタータダイナモ1の作動
を説明する。キースイッチ10をON(ST端子10a
の位置)すると、バッテリ11より、第1のリレーのコ
イル9aに給電され、可動接点9bが移動し、一対の固
定接点9c、9dに当接して、アーマチャ2にバッテリ
11から電力が供給され、アーマチャ2が回転する。こ
のアーマチャ2の回転は、減速機構4、出力軸5、電磁
クラッチ6、ピニオンギヤ7を介してエンジンのリンギ
ギヤ8に伝達される。
【0020】そして、エンジンが着火するとキースイッ
チ10がIG端子10b位置まで戻される。その後、エ
ンジンの回転が増速し、アーマチャ2が高速回転し、発
電する。この時、第1のリレー9は、可動接点9bと一
対の固定接点9c、9dとの当接が解除されたOFF状
態であり、第2のダイオード17を介してコンデンサ1
2に充電される。これにより、コンデンサ12の端子電
圧がバッテリ11の電圧よりも所定値以上に上昇し、第
2のリレー14の作動電圧を越えると、コイル14aに
電流が流れ、一対の固定接点14c、14dと可動接点
14cとの当接が解除され、可動接点14cが一対の固
定接点14e、14fに当接することで、電磁クラッチ
6への給電が阻止される。この結果、ピニオンギヤ7と
出力軸5との結合が解除され、エンジンの回転がアーマ
チャ2に伝達されなくなり、発電が停止する。そして、
同時に、コンデンサ12からバッテリ11に充電され
る。コンデンサ12の放電により電圧が降下し、復元電
圧より低くなると、第2のリレー14は再び、一対の固
定接点14c、14dと可動接点14cが当接したON
状態になり、アーマチャ2が発電し、コンデンサ12に
充電する状態となる。車両走行中は、上記状態を繰り返
すこととなる。
【0021】本発明によれば、リングギヤ8とピニオン
ギヤ7とが常時噛み合っているため、噛み合い用スイッ
チが必要なく、部品点数も少なくシンプルで小型、軽
量、低コストである。さらに、従来の始動装置との置換
が容易である。また、出力軸5とアーマチャ2との間に
減速機構4を配設したので、減速比を高くすることがで
き、アーマチャ2の発電電圧が高くなり、効率的であ
る。
【0022】また、電磁クラッチ6を有するため、非発
電時にアーマチャ2が回転せず、燃費向上、摩耗部品の
長寿命化が図れる。また、アーマチャ2を回転させる磁
束を発生する界磁装置3aを永久磁石にしたので、界磁
装置が小型にできる。また、第1のダイオード13とコ
ンデンサ12と第2のリレー14とからなる電圧調整装
置により、効率的に充電が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタータダイナモの部分断面図であ
る。
【図2】本発明スタータダイナモの電気回路図である。
【符号の説明】
1 スタータダイナモ 2 アーマチャ 3a 界磁装置 4 減速機構 5 出力軸 6 電磁クラッチ 7 ピニオンギヤ 8 リングギヤ 12 コンデンサ 13 第1のダイオード 14 第2のリレー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのリングギヤと噛み合うピニオ
    ンギヤを有するとともに、前記ピニオンギヤで前記エン
    ジンを駆動し、かつ前記エンジン駆動後、バッテリへの
    充電を行うスタータダイナモであって、 前記リングギヤと前記ピニオンギヤが常時噛み合ってい
    ることを特徴とするスタータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスタータダイナモにおい
    て、 通電されると回転するアーマチャを備え、前記ピニオン
    ギヤは出力軸上に配置されるとともに、前記出力軸と前
    記アーマチャとの間に減速機構を有することを特徴とす
    るスタータダイナモ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスタータダイナ
    モにおいて、 前記リングギヤより前記ピニオンギヤが所定回転以上に
    回転させられた時に、前記ピニオンギヤと前記出力軸と
    の間の結合を解除するクラッチを備えることを特徴とす
    るスタータダイナモ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスタータダイナモにおい
    て、 前記クラッチは電磁クラッチであることを特徴とするス
    タータダイナモ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のスタータダイナモにおい
    て、 前記アーマチャを回転させる磁束を発生する界磁装置が
    永久磁石であることを特徴とするスタータダイナモ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のスタータダイナモにおい
    て、 前記バッテリ電圧が所定値以上になった時に、前記ピニ
    オンギヤと前記出力軸との間の結合を解除するクラッチ
    を作動させる電圧調整装置を備えることを特徴とするス
    タータダイナモ。
JP7015295A 1995-03-28 1995-03-28 スタータダイナモ Pending JPH08261117A (ja)

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JP7015295A JPH08261117A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 スタータダイナモ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6651603B2 (en) 2000-05-09 2003-11-25 Denso Corporation Engine starting method in idling stop condition
JP2007113568A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Denso Corp 常時噛合い式スタータ
KR101360520B1 (ko) * 2008-12-04 2014-02-07 현대자동차주식회사 차량의 엔진시동장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007113568A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Denso Corp 常時噛合い式スタータ
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Effective date: 20050111

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050426

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