JPH0825893A - 高圧で打刻する振動ペン - Google Patents

高圧で打刻する振動ペン

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Publication number
JPH0825893A
JPH0825893A JP18627694A JP18627694A JPH0825893A JP H0825893 A JPH0825893 A JP H0825893A JP 18627694 A JP18627694 A JP 18627694A JP 18627694 A JP18627694 A JP 18627694A JP H0825893 A JPH0825893 A JP H0825893A
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
holder
vibrating body
pen
working chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP18627694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kudo
哲哉 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP18627694A priority Critical patent/JPH0825893A/ja
Publication of JPH0825893A publication Critical patent/JPH0825893A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動体10に振動体20を連結し、振動体1
0と振動体20が連動して、ペンを振動することにより
ペン軸の径を広くすることなく、ワークを高圧で打刻す
る振動ペンを提供する。 【構成】 振動体10をホルダ1とピストン2とばね5
で構成し、振動体20をホルダ3とピストン4とばね6
で構成し、ピストン2にホルダ3を連結する。ホルダ1
・3に圧縮性流体を供給すると、ピストン4の先端がワ
ークに接触し、更に振動体10が振動体20を加圧す
る。ピストン2が一定量移動すると、ホルダ1・3内の
圧縮性流体が開放され、ばね5・6がそれぞれピストン
2・4を復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高圧で打刻する振動
ペンについてのものである。振動ペンは彫刻機に使用さ
れ、振動ペンが高速で振動することによりアルミニュー
ムや鉄などのワークの表面に製造番号や品名を刻印す
る。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による振動ペンの構成を
図3により説明する。図3の7はホルダ、8はピスト
ン、9は圧縮コイルばねである。なお、圧縮コイルばね
は、「ばね」と以下、略称する。
【0003】図3では、ホルダ7の上壁に、ホルダ7内
の作動室17に圧縮性流体を導く供給口7Aがあけられ
る。ホルダ7の側壁には作動室17内の圧縮性流体を逃
がす排出口7Bがあけられる。ホルダ7はピストン8を
保持し、作動室17はピストン8のピストンヘッド8B
上面とホルダ7の内壁とで形成する。
【0004】ピストン8のピストンロッド8Aは前部が
ホルダ7から突出しており、ピストンロッド8Aの先端
は円錐状に形成され、ピストンロッド8Aの先端でペン
としてワークの表面を打刻する。ばね9はピストンロッ
ド8Aに巻装され、ピストンヘッド8B下面とホルダ7
の内壁底部間に挟持される。
【0005】次に、図3の振動ペンの動作を説明する。
図3は、振動を開始する前の状態であり、ばね9はピス
トン8の自重を保持する力が付勢されており、ピストン
ヘッド8Bの側壁は排出口7Bを塞いでいる。作動室1
7に圧縮性流体が供給されると、作動室17の圧力がば
ね9の付勢力を上回り、ピストン8が移動する。
【0006】ピストン8が一定量移動すると、ピストン
ヘッド8Bの側壁が排出口7Bを開放するので、作動室
17の圧力が低下し、ばね9の付勢力でピストン8を復
帰させ、再び、ピストンヘッド8Bは排出口7Bを塞
ぐ。このような動作を繰り返すことにより、ピストン8
は振動し、ワークを打刻する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3では、ピストン8
の受圧面積を拡大するか、圧縮性流体の供給圧力を上げ
ることにより、振動ペンの打刻圧力を上げ、硬いワーク
を加工できる。前者の方法では、ペン軸の径が大きくな
り、後者の方法は圧縮性流体の供給源を大きくする必要
がある。
【0008】この発明は、第1の振動体に第2の振動体
を連結し、第1の振動体と第2の振動体が連動して、ペ
ンを振動することによりペン軸の径を広くすることな
く、硬いワークを加工する高圧で打刻する振動ペンの提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、ホルダ1はピストン2を保持し、ホル
ダ1内に圧縮性流体を供給するとピストン2が振動する
振動体10と、ピストン2のピストンロッド2Aをホル
ダ3に連結し、ホルダ3内に圧縮性流体を供給するとピ
ストン4が移動し、ピストン2が移動するとホルダ1か
らホルダ3を分離し、ホルダ3内の圧縮性流体を排出し
てピストン4を復帰する振動体20とを備え、ピストン
4の先端でワークを打刻する。
【0010】
【作用】前述の構成に依れば、ホルダ1とホルダ3はそ
れぞれピストン2・4を駆動する作動室11・31が形
成されている。静止状態では、作動室31は作動室11
より内容積が小さく形成されているので、圧縮性流体を
作動室11・31に供給すると、ピストン4が先に駆動
する。次に、ピストン2が駆動し、ホルダ1とホルダ3
が分離すると作動室31の圧縮性流体は大気に開放さ
れ、ピストン4が復帰する。一方、作動室11の圧縮性
流体も大気に開放されピストン2を復帰する。
【0011】このように、振動体10と振動体20が連
動して振動し、振動体10が振動体20を更に加圧する
ので、振動体20の先端で高圧にワークを打刻できる。
【0012】
【実施例】次に、この発明による振動ペンの構成を図1
の実施例により説明する。図1の1と3はホルダ、2と
4はピストン、5と6は圧縮コイルばねである。なお、
圧縮コイルばね5・6は、「ばね5・6」と以下、略称
する。
【0013】図1では、振動体10はホルダ1とピスト
ン2とばね5で構成される。同様に、振動体20はホル
ダ3とピストン4とばね6で構成される。ピストン2の
ピストンロッド2A先端はホルダ3の上部外壁と一体と
なり連結している。
【0014】図1では、ホルダ1の側壁には、ホルダ1
内の作動室11に圧縮性流体を導く供給口1Aと、作動
室11内の圧縮性流体を逃がす排出口1Bがあけられ
る。ホルダ1はピストン2を保持し、作動室11はピス
トン2のピストンヘッド2B上面とホルダ1の内壁とで
形成する。ばね5はピストンロッド2Aに巻装され、ピ
ストンヘッド2B下面とホルダ1の内壁底部間に挟持さ
れる。
【0015】ホルダ3の側壁には、ホルダ3内の作動室
31に圧縮性流体を導く供給口3Aがあけられる。ホル
ダ3の上壁には作動室31内の圧縮性流体を逃がす排出
口3Bがあけられる。排出口3Bはホルダ1の下部外壁
から突出した封止ピン1Cで塞がれる。
【0016】ホルダ3はピストン4を保持し、作動室3
1はピストン4のピストンヘッド4B上面とホルダ3の
内壁とで形成する。ばね6はピストンロッド4Aに巻装
され、ピストンヘッド4B下面とホルダ3の内壁底部間
に挟持される。ピストン4のピストンロッド4Aは前部
がホルダ3から突出しており、ピストンロッド4Aの先
端は円錐状に形成され、ピストンロッド4Aの先端でペ
ンとしてワークの表面を打刻する。
【0017】次に、この発明による振動ペンの動作を図
1と図2により説明する。図1はホルダ1・3に圧縮性
流体を供給する前の状態図であり、図2はホルダ1・3
に圧縮性流体を供給した後の状態変化図である。
【0018】図1は、振動を開始する前の状態であり、
ばね6はピストン4の自重を保持する力が付勢されてお
り、ピストンヘッド4Bの側壁は供給口1Aを開放して
いる。作動室31に圧縮性流体が供給されると、作動室
31の圧力がばね6の付勢力を上回り、ピストン4が移
動する。
【0019】図1は、振動を開始する前の状態であり、
ばね5はピストン2と振動体20のの自重を保持する力
が付勢されており、ピストンヘッド2Bの側壁は排出口
1Bを塞いでいる。作動室11に圧縮性流体が供給され
ると、作動室11の圧力がばね5の付勢力を上回り、ピ
ストン2が移動する。
【0020】図1の状態から、圧縮性流体がホルダ1・
3に供給されると、作動室31の内容積は作動室11の
内容積よりも小さく設定されているので、ピストン2よ
り先にピストン4が移動し、ピストンロッド4Aの先端
がワークに接触する。
【0021】ピストンロッド4Aの先端がワークに接触
した後、ピストン2が移動する。ピストン2が一定量移
動し、第1の振動体10が第2の振動体20を加圧す
る。更に、ピストン2が移動し、ホルダ1からホルダ3
を分離すると、封止ピン1Cは排出口3Bを開放し、図
2の状態になる。
【0022】図2の状態では、作動室11内の加圧流体
は排出口1Bから大気に開放され、作動室31内の加圧
流体は排出口3Bから大気に開放される。ピストン2・
4はそれぞれ、ばね5・6により復帰し、図1の状態に
戻る。図1の状態と図2の状態を繰り返すことにより、
振動体10と振動体20は連動して振動する。
【0023】
【発明の効果】この発明は、第1の振動体を第1のホル
ダと第1のピストンと第1の圧縮コイルばねで構成し、
第2の振動体を第2のホルダと第2のピストンと第2の
圧縮コイルばねで構成し、第1のピストンに第2のホル
ダを連結する。
【0024】第1のホルダと第2のホルダに圧縮性流体
を供給すると、第2のピストンの先端がワークに接触
し、更に第1の振動体が第2の振動体を加圧し、第1の
ピストンが一定量移動すると、第1のホルダと第2のホ
ルダ内の圧縮性流体が開放され、第1の圧縮コイルばね
と第2の圧縮コイルばねが第1のピストンと第2のピス
トンを復帰させる。
【0025】この発明は、第1の振動体と第2の振動体
が連動して振動し、第1の振動体が第2の振動体を加圧
するので、ペン軸の径を広くすることなく、高圧でワー
クを打刻することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による振動ペンの実施例による構成図
である。
【図2】図1の状態変化図である。
【図3】従来技術による振動ペンの構成図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 2 ピストン 2A ピストンロッド 3 ホルダ 4 ピストン 4A ピストンロッド 5 圧縮コイルばね 6 圧縮コイルばね 10 振動体 20 振動体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のホルダ(1) は第1のピストン(2)
    を保持し、第1のホルダ(1) 内に圧縮性流体を供給する
    と第1のピストン(2) が振動する第1の振動体(10)と、 第1のピストン(2) のピストンロッド(2A)を第2のホル
    ダ(3) に連結し、第2のホルダ(3) 内に圧縮性流体を供
    給すると第2のピストン(4) が移動し、第1のピストン
    (2) が移動すると第1のホルダ(1) から第2のホルダ
    (3) を分離し、第2のホルダ(3) 内の圧縮性流体を排出
    して第2のピストン(4) を復帰する第2の振動体(20)と
    を備え、 第2のピストン(4) の先端でワークを打刻することを特
    徴とする高圧で打刻する振動ペン。
JP18627694A 1994-07-15 1994-07-15 高圧で打刻する振動ペン Pending JPH0825893A (ja)

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JP18627694A JPH0825893A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 高圧で打刻する振動ペン

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JP18627694A JPH0825893A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 高圧で打刻する振動ペン

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JPH0825893A true JPH0825893A (ja) 1996-01-30

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ID=16185468

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JP18627694A Pending JPH0825893A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 高圧で打刻する振動ペン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103963535A (zh) * 2014-05-19 2014-08-06 苏州意玛斯砂光设备有限公司 一种雕刻机支撑座
CN110900459A (zh) * 2019-12-28 2020-03-24 佛山贤那工艺品有限公司 一种利用高压水对石材刻字的机器

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CN103963535A (zh) * 2014-05-19 2014-08-06 苏州意玛斯砂光设备有限公司 一种雕刻机支撑座
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