JPH08258239A - 印刷機の胴群の曲げ振動を減衰する方法と装置 - Google Patents
印刷機の胴群の曲げ振動を減衰する方法と装置Info
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- JPH08258239A JPH08258239A JP7199990A JP19999095A JPH08258239A JP H08258239 A JPH08258239 A JP H08258239A JP 7199990 A JP7199990 A JP 7199990A JP 19999095 A JP19999095 A JP 19999095A JP H08258239 A JPH08258239 A JP H08258239A
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- Japan
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- dynamic damper
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- printing assembly
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/085—Cylinders with means for preventing or damping vibrations or shocks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷機の上下印刷組立体の胴群に発生する曲
で振動を信頼のおける形式で最小化する。 【解決手段】 印刷機の胴群の4種の基本振動モードM
1〜M4を決定し、これらの振動を吸収する動ダンパ6
を、最も曲げ振動の大きい胴2,3の中央区域内部に配
置する。動ダンパ6は質量形成体7から成り、基本振動
モードM1〜M4の振動数に合致する振動数を有してい
る。
で振動を信頼のおける形式で最小化する。 【解決手段】 印刷機の胴群の4種の基本振動モードM
1〜M4を決定し、これらの振動を吸収する動ダンパ6
を、最も曲げ振動の大きい胴2,3の中央区域内部に配
置する。動ダンパ6は質量形成体7から成り、基本振動
モードM1〜M4の振動数に合致する振動数を有してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の印刷組立
体内で胴の曲げ振動を減衰する方法と装置に関するもの
である。
体内で胴の曲げ振動を減衰する方法と装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】印刷過程中、印刷組立体の胴表面区域は
相互転動により移動する。これら表面区域は閉じられて
おらず、ブランケット又は版の端部が固定的にクランプ
されるみぞを有しているので、胴間の接触圧が印刷機作
業サイクルの間に変動することになる。特に、高速の場
合には、不均衡の周期的な出現と接触圧の周期的変化に
より振動が誘発される。この振動は、印刷画像にブレと
して現われ、光学密度の変動のため、印刷品質の低下の
原因となる。
相互転動により移動する。これら表面区域は閉じられて
おらず、ブランケット又は版の端部が固定的にクランプ
されるみぞを有しているので、胴間の接触圧が印刷機作
業サイクルの間に変動することになる。特に、高速の場
合には、不均衡の周期的な出現と接触圧の周期的変化に
より振動が誘発される。この振動は、印刷画像にブレと
して現われ、光学密度の変動のため、印刷品質の低下の
原因となる。
【0003】印刷機の1回転以内での接触圧を最適化す
ること、言いかえると比較的高い程度に安定化すること
は、“コード(cords)”としても知られる“胴ま
くら”をそう入することで達せられる。これらの胴まく
らは、印刷組立体内の胴間の連接状態に剛度を与えるの
に役立つが、許容応力限度に達することはない。胴まく
らの効果は、ブレの頻度は高まるが、ブレの幅は減少す
ることにあるが、高速では、依然としてブレは出現し続
け、印刷品質は許容しえないものとなり、このため胴ま
くらは不適となる。
ること、言いかえると比較的高い程度に安定化すること
は、“コード(cords)”としても知られる“胴ま
くら”をそう入することで達せられる。これらの胴まく
らは、印刷組立体内の胴間の連接状態に剛度を与えるの
に役立つが、許容応力限度に達することはない。胴まく
らの効果は、ブレの頻度は高まるが、ブレの幅は減少す
ることにあるが、高速では、依然としてブレは出現し続
け、印刷品質は許容しえないものとなり、このため胴ま
くらは不適となる。
【0004】印刷機の印刷組立体内の胴のねじり振動や
曲げ振動を低減するための種々の装置から技術上周知で
ある。DC−C1−3 527 711に説明されてい
る印刷胴は、印刷組立体の胴内に配置された少なくとも
1個の減衰部材により、みぞの重複によって誘発される
捩り・曲げ振動を低減する装置を有している。この減衰
部材は、前記胴の外被底部に固定された横材を介して、
みぞの個所を転動するさいに胴のギャップ内に生じる衝
撃を受ける。加えて、接触個所が胴の外被の下に設けら
れており、みぞの個所を転動するさい、減衰部材が相補
的に刺激される。 DE−C1−4119825によ
り、印刷胴の振動を減衰する別の構成体も公知である。
回転軸線を中心として対称的なボディが、胴内部に配置
され、胴外被の釣合質量を形成している。この内部ボデ
ィは回転軸線を中心として対称的であるので、振動減衰
材料により取囲まれている。この構成体は、このように
胴のギャップに生じる衝撃による胴の曲げ振動振幅を低
減する。
曲げ振動を低減するための種々の装置から技術上周知で
ある。DC−C1−3 527 711に説明されてい
る印刷胴は、印刷組立体の胴内に配置された少なくとも
1個の減衰部材により、みぞの重複によって誘発される
捩り・曲げ振動を低減する装置を有している。この減衰
部材は、前記胴の外被底部に固定された横材を介して、
みぞの個所を転動するさいに胴のギャップ内に生じる衝
撃を受ける。加えて、接触個所が胴の外被の下に設けら
れており、みぞの個所を転動するさい、減衰部材が相補
的に刺激される。 DE−C1−4119825によ
り、印刷胴の振動を減衰する別の構成体も公知である。
回転軸線を中心として対称的なボディが、胴内部に配置
され、胴外被の釣合質量を形成している。この内部ボデ
ィは回転軸線を中心として対称的であるので、振動減衰
材料により取囲まれている。この構成体は、このように
胴のギャップに生じる衝撃による胴の曲げ振動振幅を低
減する。
【0005】更に、DE−C1−4 033 278に
は、輪転印刷機の胴用に設計された曲げ振動ダンパが記
載されている。広い振動数域にわたって調節されたダン
パが、特殊な形式で印刷組立体の胴内に配置されてい
る。このダンパは、印刷組立体の胴の振動数に対応する
固有振動数を有している。逆位相でのダンパの偏差を有
することにより、みぞを転動するさいの胴の曲げ振動振
幅が低減される。その調波がより高いためである。
は、輪転印刷機の胴用に設計された曲げ振動ダンパが記
載されている。広い振動数域にわたって調節されたダン
パが、特殊な形式で印刷組立体の胴内に配置されてい
る。このダンパは、印刷組立体の胴の振動数に対応する
固有振動数を有している。逆位相でのダンパの偏差を有
することにより、みぞを転動するさいの胴の曲げ振動振
幅が低減される。その調波がより高いためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術を基礎とし
て、本発明は、印刷機の印刷組立体内の胴群に発生する
曲げ振動を信頼のおける形式で低減する方法と装置を提
供するものである。
て、本発明は、印刷機の印刷組立体内の胴群に発生する
曲げ振動を信頼のおける形式で低減する方法と装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は次の点が
特徴である。すなわち、基本振動モードの振動数を決定
し、動ダンパを、胴群の前記基本振動モードの振動数を
減衰させるように配置するようにした点である。
特徴である。すなわち、基本振動モードの振動数を決定
し、動ダンパを、胴群の前記基本振動モードの振動数を
減衰させるように配置するようにした点である。
【0008】有利には、本発明の方法は、印刷組立体の
胴群の基本振動数を決定する2つの方法を提案するもの
である。
胴群の基本振動数を決定する2つの方法を提案するもの
である。
【0009】本発明の方法の一実施例によれば、基本振
動モードが数学モデルによって評価される。
動モードが数学モデルによって評価される。
【0010】本発明の方法の別の実施例によれば、一連
の各パラメータに対する基本振動モードが実験的に決定
され、相関せしめられる。動的分析、デジタル分析、実
験分析の結果、胴の曲げ振動の主原因は胴みぞ上を転動
することによるものであることが分かっている。
の各パラメータに対する基本振動モードが実験的に決定
され、相関せしめられる。動的分析、デジタル分析、実
験分析の結果、胴の曲げ振動の主原因は胴みぞ上を転動
することによるものであることが分かっている。
【0011】数学的には、基本振動モードに合致する共
鳴振動数及び曲げ振幅は、3次元モデルにより決定でき
る。特に、このモデルは、質量マトリックスと曲げ剛性
マトリックスの固定値計算に役立つ。また、このモデル
では、接触圧力のスチフネス、軸受の剛性、歯車装置の
剛性が、相応のばねにより対応せしめられる。みぞの形
状や材料の状態はデジタルモデルで示される。
鳴振動数及び曲げ振幅は、3次元モデルにより決定でき
る。特に、このモデルは、質量マトリックスと曲げ剛性
マトリックスの固定値計算に役立つ。また、このモデル
では、接触圧力のスチフネス、軸受の剛性、歯車装置の
剛性が、相応のばねにより対応せしめられる。みぞの形
状や材料の状態はデジタルモデルで示される。
【0012】実験調査の結果、明らかとなった点は、ス
トリップに印刷する輪転印刷機の場合、2個のブランケ
ット胴相互の転動運動により生じる振動が最大の障害を
生じさせるということであった。本発明の有利な特徴に
よれば、上部と下部の印刷組立体を有するストリップ印
刷用輪転印刷機の振動の基本モードと定義されるモード
は、上部印刷組立体の胴群が下部組立体の胴群に対し逆
位相となるモードである。
トリップに印刷する輪転印刷機の場合、2個のブランケ
ット胴相互の転動運動により生じる振動が最大の障害を
生じさせるということであった。本発明の有利な特徴に
よれば、上部と下部の印刷組立体を有するストリップ印
刷用輪転印刷機の振動の基本モードと定義されるモード
は、上部印刷組立体の胴群が下部組立体の胴群に対し逆
位相となるモードである。
【0013】本発明の方法の一変化形によれば基本振動
モードと定義されるモードは、上部印刷組立体の胴が相
互に、また下部印刷組立体の胴が相互に、逆位相となる
モードである。この結果、上部及び下部の印刷組立体の
ブランケット胴及び版胴が、互いに逆位相となり、かつ
また上部又は下部の印刷組立体のブランケット胴及び版
胴が、それぞれ逆位相となる。あるいは又、このいずれ
かである。
モードと定義されるモードは、上部印刷組立体の胴が相
互に、また下部印刷組立体の胴が相互に、逆位相となる
モードである。この結果、上部及び下部の印刷組立体の
ブランケット胴及び版胴が、互いに逆位相となり、かつ
また上部又は下部の印刷組立体のブランケット胴及び版
胴が、それぞれ逆位相となる。あるいは又、このいずれ
かである。
【0014】ストリップに印刷する輪転印刷機の場合、
印刷組立体の胴群に生じる振動の最適減衰は、次の3種
の配置の1つにより達せられる。すなわち、動ダンパを
上部と下部の印刷組立体のブランケット胴内部に配置
し、この動ダンパが基本振動モードの固有振動数を有す
るようにする。この場合の基本振動モードは、上部印刷
組立体の各胴及び下部印刷組立体の各胴が、それぞれ互
いに逆位相となるモードである。
印刷組立体の胴群に生じる振動の最適減衰は、次の3種
の配置の1つにより達せられる。すなわち、動ダンパを
上部と下部の印刷組立体のブランケット胴内部に配置
し、この動ダンパが基本振動モードの固有振動数を有す
るようにする。この場合の基本振動モードは、上部印刷
組立体の各胴及び下部印刷組立体の各胴が、それぞれ互
いに逆位相となるモードである。
【0015】動ダンパを上部及び下部の印刷組立体のブ
ランケット胴内部に配置し、この動ダンパが基本振動モ
ードの固有振動数を有するようにする。この場合の基本
振動モードは、上部印刷組立体の胴群と下部印刷組立体
の胴群とが逆位相となるモードである。
ランケット胴内部に配置し、この動ダンパが基本振動モ
ードの固有振動数を有するようにする。この場合の基本
振動モードは、上部印刷組立体の胴群と下部印刷組立体
の胴群とが逆位相となるモードである。
【0016】動ダンパを上部及び下部印刷組立体の版胴
内部に配置し、この動ダンパが基本振動モードの固有振
動数を有するようにする。この場合の基本振動モード
は、上部印刷組立体の胴群が下部印刷組立体の胴群と逆
位相になるモードであり、更にまた、動ダンパを上部及
び下部の印刷組立体のブランケット胴内部に配置し、こ
の動ダンパが基本振動モードの固有振動数を有するよう
にする。この場合の基本振動モードは、上部印刷組立体
の胴群が、また下部印刷組立体の胴群も互いに逆位相と
なるモードである。
内部に配置し、この動ダンパが基本振動モードの固有振
動数を有するようにする。この場合の基本振動モード
は、上部印刷組立体の胴群が下部印刷組立体の胴群と逆
位相になるモードであり、更にまた、動ダンパを上部及
び下部の印刷組立体のブランケット胴内部に配置し、こ
の動ダンパが基本振動モードの固有振動数を有するよう
にする。この場合の基本振動モードは、上部印刷組立体
の胴群が、また下部印刷組立体の胴群も互いに逆位相と
なるモードである。
【0017】本発明の装置の特徴は、胴内部に質量形成
部材により構成された少なくとも1個の動ダンパが弾性
的に配置され、この動ダンパの振動数が胴群の基本振動
モード振動数と合致する点にある。
部材により構成された少なくとも1個の動ダンパが弾性
的に配置され、この動ダンパの振動数が胴群の基本振動
モード振動数と合致する点にある。
【0018】有利には、動ダンパはシリンダ中央区域に
配置しておく。その区域で曲げ振動が最大振幅となるか
らである。加えて、動ダンパは、胴回転線を中心として
事実上対称的となるように配置しておく。
配置しておく。その区域で曲げ振動が最大振幅となるか
らである。加えて、動ダンパは、胴回転線を中心として
事実上対称的となるように配置しておく。
【0019】本発明の装置の別の有利な特徴によると、
質量形成部材が弾性リンク部材を介して胴外被内面に結
合されている。これらの弾性的リング部材は、たとえば
ばねでよい。しかし、圧縮可能な材料内部に質量形成部
材を配置することもできる。
質量形成部材が弾性リンク部材を介して胴外被内面に結
合されている。これらの弾性的リング部材は、たとえば
ばねでよい。しかし、圧縮可能な材料内部に質量形成部
材を配置することもできる。
【0020】更に、本発明の装置の別の特徴によれば、
質量形成部材は円筒体である。各状況に対して振動減衰
質量を最適調整するため、円筒体に、修正ピンを受容す
る内ねじ山付き孔を設けることが提案される。こうする
ことにより、減衰円筒体の質量を、全振動質量の関数と
して、最適化できる。
質量形成部材は円筒体である。各状況に対して振動減衰
質量を最適調整するため、円筒体に、修正ピンを受容す
る内ねじ山付き孔を設けることが提案される。こうする
ことにより、減衰円筒体の質量を、全振動質量の関数と
して、最適化できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下で、本発明を添付図面につき
詳説する。
詳説する。
【0022】図1は、ストリップ印刷用輪転印刷機の印
刷組立体1の可能な配置を略示した図である。各印刷組
立体1は、この場合、上部印刷組立体1aと下部印刷組
立体1bとであり、ブラケット胴2と版胴3とにより構
成されている。版胴3に隣接するインキ着けローラはイ
ンキ装置4の一部である。ストリップ5は上部と下部の
印刷組立体1a,1bの2個のブランケット胴2の間で
印刷される。
刷組立体1の可能な配置を略示した図である。各印刷組
立体1は、この場合、上部印刷組立体1aと下部印刷組
立体1bとであり、ブラケット胴2と版胴3とにより構
成されている。版胴3に隣接するインキ着けローラはイ
ンキ装置4の一部である。ストリップ5は上部と下部の
印刷組立体1a,1bの2個のブランケット胴2の間で
印刷される。
【0023】ブランケット胴2と版胴3とは、ブランケ
ット又は版のそれぞれ端部をクランプするのに役立つみ
ぞを有している。胴2,3に設けられたこれらのみぞに
より、互いに接触する胴2,3の転動が妨げられる。こ
の結果、ブランケット胴2の双方のみぞ、又はブランケ
ット胴2と版胴3のみぞが接触すると、衝撃が生じる。
この衝撃が胴群の振動モードを励振する。これらの振動
の振幅は、種々の要因に影響される。第1には、たとえ
ば、振動質量の円筒形状の剛度により影響され、第2に
は印刷機速度に影響される。印刷機速度は、基準として
益々重要になりつつある。こうした振動は、たとえば印
刷画像にブレの形で現われるため、印刷品質を低下させ
る。特に、画像のブレは、胴2,3のはずみを反映し、
このばずみが、ストリップ5に転写される間にインキの
光学密度に変動を生じさせる。これらのブレの波長さ印
刷速度の1次関数である。固有振動数は、このことから
簡単に決定できる。
ット又は版のそれぞれ端部をクランプするのに役立つみ
ぞを有している。胴2,3に設けられたこれらのみぞに
より、互いに接触する胴2,3の転動が妨げられる。こ
の結果、ブランケット胴2の双方のみぞ、又はブランケ
ット胴2と版胴3のみぞが接触すると、衝撃が生じる。
この衝撃が胴群の振動モードを励振する。これらの振動
の振幅は、種々の要因に影響される。第1には、たとえ
ば、振動質量の円筒形状の剛度により影響され、第2に
は印刷機速度に影響される。印刷機速度は、基準として
益々重要になりつつある。こうした振動は、たとえば印
刷画像にブレの形で現われるため、印刷品質を低下させ
る。特に、画像のブレは、胴2,3のはずみを反映し、
このばずみが、ストリップ5に転写される間にインキの
光学密度に変動を生じさせる。これらのブレの波長さ印
刷速度の1次関数である。固有振動数は、このことから
簡単に決定できる。
【0024】図2の(a)〜(d)は印刷組立体1の4
個の胴を配置した場合の4種の基本振動モードを示した
ものである。この配置形式では4種の共鳴振動数f1 が
4種の基本振動モードMと組合されている。次に、基本
モードMを詳説する。
個の胴を配置した場合の4種の基本振動モードを示した
ものである。この配置形式では4種の共鳴振動数f1 が
4種の基本振動モードMと組合されている。次に、基本
モードMを詳説する。
【0025】図2の(a)に示した基本モードM1 の場
合、上部と下部の印刷組立体1a,1bの版胴3とブラ
ンケット胴2とは同相である。この基本モードM1 で
は、みぞの上を転動するさいには振動は誘発されない。
合、上部と下部の印刷組立体1a,1bの版胴3とブラ
ンケット胴2とは同相である。この基本モードM1 で
は、みぞの上を転動するさいには振動は誘発されない。
【0026】図2の(b)に示した基本モードM2 の場
合、上部印刷組立体1aのブランケット胴2及び版胴3
が、下部印刷組立体1bのブランケット胴2及び版相3
と逆位相である。この基本モードM2は、符号f2で示さ
れる固有振動数を有している。 図2の(c)に示した
基本モードM3の場合は、上部と下部の組立体1a,1
bのブランケット胴2が同相であるのに対し、組立体1
a,1bの版胴3は、ブランケット胴2に対し逆位相で
ある。このモードM3 の場合、各ブランケット胴2、各
版胴3がそれぞれ同相であるため、基本モードM3の固
有振動数f3は励振されない。
合、上部印刷組立体1aのブランケット胴2及び版胴3
が、下部印刷組立体1bのブランケット胴2及び版相3
と逆位相である。この基本モードM2は、符号f2で示さ
れる固有振動数を有している。 図2の(c)に示した
基本モードM3の場合は、上部と下部の組立体1a,1
bのブランケット胴2が同相であるのに対し、組立体1
a,1bの版胴3は、ブランケット胴2に対し逆位相で
ある。このモードM3 の場合、各ブランケット胴2、各
版胴3がそれぞれ同相であるため、基本モードM3の固
有振動数f3は励振されない。
【0027】図2の(d)に示した基本振動モードM4
の場合、組立体1a,1bのブランケット胴2が互いに
逆位相であり、また、組立体1a,1bそれぞれのブラ
ンケット胴2と版胴3も互いに逆位相である。
の場合、組立体1a,1bのブランケット胴2が互いに
逆位相であり、また、組立体1a,1bそれぞれのブラ
ンケット胴2と版胴3も互いに逆位相である。
【0028】前述のように、振動発生の主原因は、逆位
相のブランケット胴2のみぞ上を転動することにある。
したがって、基本振動モードM2,M4と、これに対応す
る固有振動数f2,f4とが特に重要である。本発明によ
る方法及び装置の有利な実施例の場合、基本モード
M2,M4に対応する固有振動数f2,f4との補償が特に
重要である。
相のブランケット胴2のみぞ上を転動することにある。
したがって、基本振動モードM2,M4と、これに対応す
る固有振動数f2,f4とが特に重要である。本発明によ
る方法及び装置の有利な実施例の場合、基本モード
M2,M4に対応する固有振動数f2,f4との補償が特に
重要である。
【0029】動ダンパもしくは動緩衝器6が、3種の異
なる形式で胴内に組付けられる:すなわち、固有振動数
f4 を有する動ダンパを双方のブランケット胴2内に配
置するか、又は固有振動数f2 を有する動ダンパを双方
の版胴3内に配置するか、又は更に別の可能性として、
固有振動数f2 を有する動ダンパを双方の版胴3内に配
置し、かつ固有振動数f4 を有する動ダンパを双方のブ
ランケット胴2内に配置するのである。
なる形式で胴内に組付けられる:すなわち、固有振動数
f4 を有する動ダンパを双方のブランケット胴2内に配
置するか、又は固有振動数f2 を有する動ダンパを双方
の版胴3内に配置するか、又は更に別の可能性として、
固有振動数f2 を有する動ダンパを双方の版胴3内に配
置し、かつ固有振動数f4 を有する動ダンパを双方のブ
ランケット胴2内に配置するのである。
【0030】図3は本発明の装置の第1実施例を示した
ものである。胴2,3は内部が中空である。動ダンパ6
は、胴2,3の回転軸線8を中心として事実上対称的に
胴2,3の中心区域に配置されている。動ダンパ6は、
管13と、図示のように質量形成部材7とにより構成さ
れており、部材7は、円筒形で、圧縮可能な材料12で
被覆され、管13内に配置されている。管13自体は胴
2,3内に固定されている。図3に示した質量形成部材
7は、より詳しく言えば円筒体14により構成されてい
る。この構成体は外丸削りされたもので、溶接又は点溶
された構成体より有利である。管13と胴外被9の内面
との間に生じる不均等が最小化されるからである。有利
には円筒体14は内ねじ山15を有する孔を有してい
る。この孔には、共鳴振動数を調整する目的の修正ピン
16を受容できる。
ものである。胴2,3は内部が中空である。動ダンパ6
は、胴2,3の回転軸線8を中心として事実上対称的に
胴2,3の中心区域に配置されている。動ダンパ6は、
管13と、図示のように質量形成部材7とにより構成さ
れており、部材7は、円筒形で、圧縮可能な材料12で
被覆され、管13内に配置されている。管13自体は胴
2,3内に固定されている。図3に示した質量形成部材
7は、より詳しく言えば円筒体14により構成されてい
る。この構成体は外丸削りされたもので、溶接又は点溶
された構成体より有利である。管13と胴外被9の内面
との間に生じる不均等が最小化されるからである。有利
には円筒体14は内ねじ山15を有する孔を有してい
る。この孔には、共鳴振動数を調整する目的の修正ピン
16を受容できる。
【0031】胴2,3内部に配置された動ダンパ6と同
じ形式で、スタブ軸17が各胴の外被9の内部に固定結
合されている。スタブ軸17の端部は、図示されていな
い軸受に支えられている。外側から動ダンパ6内に修正
ピンを位置決めするため、スタブ軸17はその全長にわ
たり中空とするか、又は少なくとも片方の端部のスタブ
軸を中空とする。この片方の端部は、有利には、操作員
の接近可能な端部とする。
じ形式で、スタブ軸17が各胴の外被9の内部に固定結
合されている。スタブ軸17の端部は、図示されていな
い軸受に支えられている。外側から動ダンパ6内に修正
ピンを位置決めするため、スタブ軸17はその全長にわ
たり中空とするか、又は少なくとも片方の端部のスタブ
軸を中空とする。この片方の端部は、有利には、操作員
の接近可能な端部とする。
【0032】図4には図3のIV−IV線に沿って切断
した断面が示されている。管13と、圧縮可能な材料1
2と、質量形成部材7と、修正ピン16とにより構成さ
れている動ダンパ6は、胴の外被内面に固定結合されて
いる。動ダンパ6の主な機能は、この場合、振動の第1
期の間に胴2,3により生ぜしめられる振動エネルギー
を吸収することにある。部材7は、振動質量を、前述の
場合には、振動を吸収する圧縮可能な材料12に包まれ
た質料形成部材を形成しているので、胴の共鳴振動数に
最適調整され、それらの共鳴振動数の振動のきわめて効
果的なダンパが得られる。
した断面が示されている。管13と、圧縮可能な材料1
2と、質量形成部材7と、修正ピン16とにより構成さ
れている動ダンパ6は、胴の外被内面に固定結合されて
いる。動ダンパ6の主な機能は、この場合、振動の第1
期の間に胴2,3により生ぜしめられる振動エネルギー
を吸収することにある。部材7は、振動質量を、前述の
場合には、振動を吸収する圧縮可能な材料12に包まれ
た質料形成部材を形成しているので、胴の共鳴振動数に
最適調整され、それらの共鳴振動数の振動のきわめて効
果的なダンパが得られる。
【0033】図5は本発明の装置の別の特殊な実施例で
ある。図5には4個の胴すべてが具体的に示されてい
る。すなわち、2個のブラケット胴2と2個の版胴3で
ある。これらの胴は、ストリップに印刷する輪転印刷機
の印刷組立体1の胴である。既述の実施例の場合同様、
この実施例の場合も、胴2,3は内部が中空である。胴
2,3は、胴まくらを介して互いに接続されている。胴
の軸受と胴まくらとは胴に剛性を与えるのに役立ってい
るので、胴2,3は、その中央部に最も大きいたわみを
生じることになる。可能であれば常に各胴2,3の中央
区域に動ダンパ6を配置すべき理由はそこにある。
ある。図5には4個の胴すべてが具体的に示されてい
る。すなわち、2個のブラケット胴2と2個の版胴3で
ある。これらの胴は、ストリップに印刷する輪転印刷機
の印刷組立体1の胴である。既述の実施例の場合同様、
この実施例の場合も、胴2,3は内部が中空である。胴
2,3は、胴まくらを介して互いに接続されている。胴
の軸受と胴まくらとは胴に剛性を与えるのに役立ってい
るので、胴2,3は、その中央部に最も大きいたわみを
生じることになる。可能であれば常に各胴2,3の中央
区域に動ダンパ6を配置すべき理由はそこにある。
【0034】図5及び図6には、いくぶん異なる形式の
動ダンパ6が配置されている。この動ダンパ6は質量形
成体7により構成されている。質量形成体7は、図示の
例の場合は球であり、この球が胴2,3内に弾性的なリ
ンク部材10により保持されている。リンク部材10
は、図示の例では、ばね11と粘性ダンパ(ダッシュポ
ット)20とにより構成されている。
動ダンパ6が配置されている。この動ダンパ6は質量形
成体7により構成されている。質量形成体7は、図示の
例の場合は球であり、この球が胴2,3内に弾性的なリ
ンク部材10により保持されている。リンク部材10
は、図示の例では、ばね11と粘性ダンパ(ダッシュポ
ット)20とにより構成されている。
【0035】胴外被9内側にアンカ個所19を介して結
合されている動ダンパ6は、印刷機作動中に振動するよ
うに設計されている。その振動数は、組立体1の胴群の
固有振動数に最適の形式で正確に調整されている。この
ため、振動エネルギーは、事実上完全に振動質量形成体
7に吸収される。本発明の方法及び装置により、印刷組
立体の胴群に生じる曲げ振動が事実上完全に減衰される
理由は、そこに存在する。その結果、曲げ振動により生
じる印刷画像のしまは最小化される。
合されている動ダンパ6は、印刷機作動中に振動するよ
うに設計されている。その振動数は、組立体1の胴群の
固有振動数に最適の形式で正確に調整されている。この
ため、振動エネルギーは、事実上完全に振動質量形成体
7に吸収される。本発明の方法及び装置により、印刷組
立体の胴群に生じる曲げ振動が事実上完全に減衰される
理由は、そこに存在する。その結果、曲げ振動により生
じる印刷画像のしまは最小化される。
【図1】ストリップの印刷機の胴群を示す略示図であ
る。
る。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ、
胴群の4種の基本振動モードを示した図である。
胴群の4種の基本振動モードを示した図である。
【図3】本発明による装置の1実施例の図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】本発明による装置の別の実施例の図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
1 印刷組立体 2 ブラケンケット胴 3 版胴 4 インキ装置 5 ストリップ 6 動ダンパ 7 質量形成部材 8 回転軸線 9 外被 10 リンク部材 11 ばね 12 圧縮可能材料 13 管 14 円筒体 15 内ねじ山 16 修正ピン 17 スタブ軸 20 粘性ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト HEIDELBERGER DRUCKM ASCHINEN AKTIENGESE LLSCHAFT ドイツ連邦共和国 ハイデルベルグ クア フユルステン−アンラーゲ 52−60 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ジラニ クリグ フランス国 クレル リュ ド シャティ ロン 13
Claims (15)
- 【請求項1】 印刷機の印刷ユニット内に配置された胴
群の曲げ振動を減衰する方法において、基本振動モード
M1の振動数f1を決定し、かつまた、動ダンパ(6)
が、胴群の基本振動モードM1の前記振動数f1 を減衰
するような形式で配置されることを特徴とする、曲げ振
動を減衰する方法。 - 【請求項2】 基本振動モードM1の振動数f1を数学モ
デルにより決定することを特徴とする、請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】 基本振動モードM1の振動数f1を実験的
に決定し、相関させることを特徴とする、請求項1記載
の方法。 - 【請求項4】 上部印刷組立体(1a)と下部印刷組立
体(1b)とを有する、ストリップに印刷する印刷機の
基本振動モードMがモードM2と定義される場合は、上
部印刷組立体(1a)のブランケット胴(2)と版胴
(3)とにより構成される胴群が、下部印刷組立体(1
b)のブランケット胴(2)と版胴(3)とにより構成
された胴群に対し逆位相となる場合であることを特徴と
する、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 上部印刷組立体(1a)と下部印刷組立
体(1b)とを有する、ストリップに印刷する印刷機の
基本振動モードMがモードM4と定義される場合は、上
部印刷組立体(1a)のブランケット胴(2)と版胴
(3)とが互いに逆位相となり、同じく、下部印刷組立
体(1b)のブランケット胴(2)と版胴(3)も互い
に逆位相となる場合であることを特徴とする、請求項1
記載の方法。 - 【請求項6】 それぞれの場合に、動ダンパ(6)が上
下の印刷組立体(1a,1b)のブランケット胴(2)
内に配置され、この動ダンパ(6)が基本振動モードM
4と等しい固有振動数f4を有することを特徴とする、請
求項5記載に方法。 - 【請求項7】 動ダンパ(6)が上下の印刷組立体(1
a,1b)の版胴(3)内に配置され、この動ダンパ
(6)が基本振動モードM2と等しい固有振動数f2を有
することを特徴とする、請求項4記載の方法。 - 【請求項8】 動ダンパ(6)が上下の印刷組立体(1
a,1b)の版胴(3)内に配置され、この動ダンパ
(6)が基本振動モードM2 と等しい固有振動数f2を
有し、かつまた上下の印刷組立体(1a,1b)のブラ
ンケット胴(2)の内部に動ダンパ(6)が配置され、
この動ダンパ(6)が基本振動モードM4と等しい固有
振動数f4を有することを特徴する、請求項4又は5記
載の方法。 - 【請求項9】 印刷機の印刷組立体内に配置された胴群
の曲げ振動を減衰する装置において、この装置が、胴
(2,3)内に弾性的に配置された質量形成部材(7)
により構成された少なくとも1つの動ダンパ(6)を有
しており、この動ダンパの振動数が前記胴群の基本振動
モードM1の振動数f1と合致することを特徴とする、シ
リンダ群の曲げ振動を減衰する装置。 - 【請求項10】 動ダンパ(6)が各胴(2,3)の中
央区域に、胴(2,3)の回転軸線(8)を中心として
事実上対称的となるように配置されていることを特徴と
する、請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 質量形成部材(7)が、弾性的なリン
ク部材(10)を介して胴外被(9)の内面に結合され
ていることを特徴とする、請求項9記載の装置。 - 【請求項12】 弾性的なリンク部材(10)が、ばね
(11)と粘性ダンパ(20)であることを特徴とす
る、請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 弾性的なリンク部材(10)が圧縮可
能な材料(12)製であることを特徴とする、請求項1
1記載の装置。 - 【請求項14】 質量形成部材(7)が円筒体(14)
により構成されていることを特徴とする、請求項11記
載の装置。 - 【請求項15】 円筒体(14)が、修正ピン(16)
を受容する内ねじ山(15)を備えた孔を有することを
特徴とする、請求項14記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9409853A FR2723625B1 (fr) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | Procede et dispositif d'amortissement des vibrations en flexion des cylindres dans une presse a imprimer. |
FR9409853 | 1994-08-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258239A true JPH08258239A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=9466194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7199990A Pending JPH08258239A (ja) | 1994-08-09 | 1995-08-04 | 印刷機の胴群の曲げ振動を減衰する方法と装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5595117A (ja) |
JP (1) | JPH08258239A (ja) |
FR (1) | FR2723625B1 (ja) |
GB (1) | GB2292907B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19623224C1 (de) * | 1996-06-11 | 1997-09-11 | Roland Man Druckmasch | Antrieb für eine Druckmaschine |
ES2144975B1 (es) * | 1998-11-23 | 2000-12-01 | Talleres Iruna S A | Sistema de amortiguacion para rodillos de fabricacion de carton ondulado. |
DE19914613A1 (de) * | 1999-03-31 | 2000-10-05 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Tilgung der Drehschwingungen einer Druckmaschine |
DE19914627B4 (de) * | 1999-03-31 | 2011-05-12 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Kompensation der Drehschwingungen einer Druckmaschine |
DE19963945C1 (de) * | 1999-12-31 | 2001-07-19 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren und Anordnung zur Kompensation von Schwingungen rotierender Bauteile |
DE10249475A1 (de) * | 2001-11-20 | 2003-09-11 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Unterdrücken von Schwingungen in einer drucktechnischen Maschine |
DE10217707A1 (de) * | 2002-04-17 | 2003-11-06 | Heidelberger Druckmasch Ag | Kompensation von Zylinderschwingungen in bedruckstoffverarbeitenden Maschinen |
DE10248519B4 (de) * | 2002-10-17 | 2006-11-02 | Voith Patent Gmbh | Mittelwalze eines Kalanders und Kalander |
US7171900B2 (en) * | 2003-06-09 | 2007-02-06 | Goss International Corporation | Variable format offset printing machine |
US7145749B2 (en) * | 2003-11-14 | 2006-12-05 | Seagate Technology Llc | Actuator assembly including an actuator body damping assembly |
US20060180426A1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-08-17 | Scott C W | Conveyor roller assembly |
US20070203433A1 (en) * | 2006-02-27 | 2007-08-30 | Murphy Martin P | Relaxation inducing apparatus |
US20070261933A1 (en) * | 2006-04-26 | 2007-11-15 | Scott C W | Conveyor roller assembly and conveyor roller insert |
US20080000363A1 (en) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Metso Paper, Inc. | Adjustable Anti-Barring Device for Calender Rolls |
US8382375B2 (en) * | 2010-01-22 | 2013-02-26 | Baker Hughes Incorporated | Motor shaft vibration isolator for electric submersible pumps |
US8851864B2 (en) | 2011-09-02 | 2014-10-07 | Baker Hughes Incorporated | Attenuating vibration in a submersible pump |
FI127824B (fi) * | 2018-01-22 | 2019-03-15 | Valmet Technologies Oy | Massavaimennin ja järjestely kuiturainakoneessa |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4125073A (en) * | 1977-11-09 | 1978-11-14 | Rockwell International Corporation | Impact damping of printing cylinders |
DE3011384A1 (de) * | 1980-03-25 | 1981-10-08 | E.C.H. Will (Gmbh & Co), 2000 Hamburg | Vorrichtung zum bedrucken einer endlosen materialbahn |
DE3230120C2 (de) * | 1982-08-13 | 1984-08-09 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Druckwerkzylinder mit einer Vorrichtung zur Reduzierung der durch die Kanalüberrollung angeregten Biegeschwingungen |
DE3431149C2 (de) * | 1984-08-24 | 1986-07-24 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Koaxialer Wellenansatz für Walzen von Rotationsdruckmaschinen |
DE3527711C1 (de) * | 1985-08-02 | 1986-09-11 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Druckwerkzylinder mit einer Vorrichtung zur Reduzierung der durch die Kanalueberrollung angeregten Dreh- und Biegeschwingungen |
DE4033278C1 (ja) * | 1990-10-19 | 1992-03-12 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De | |
DE9116366U1 (de) * | 1991-06-15 | 1992-09-24 | Koenig & Bauer AG, 8700 Würzburg | Druckmaschinenzylinder mit Schwingungsdämpfung |
US5365842A (en) * | 1992-04-10 | 1994-11-22 | Rockwell International Corporation | Press cylinder with non-obstructive particle damping |
DE4233460C2 (de) * | 1992-10-05 | 1995-11-23 | Wifag Maschf | Einrichtung zur Vermeidung von Schwingungen in Druckmaschinen |
-
1994
- 1994-08-09 FR FR9409853A patent/FR2723625B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7199990A patent/JPH08258239A/ja active Pending
- 1995-08-04 US US08/511,176 patent/US5595117A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-09 GB GB9516343A patent/GB2292907B/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
FR2723625B1 (fr) | 1996-11-08 |
FR2723625A1 (fr) | 1996-02-16 |
GB9516343D0 (en) | 1995-10-11 |
GB2292907A (en) | 1996-03-13 |
US5595117A (en) | 1997-01-21 |
GB2292907B (en) | 1998-09-23 |
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---|---|---|---|
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050204 |