JPH08257230A - ゲーム装置 - Google Patents

ゲーム装置

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JPH08257230A
JPH08257230A JP6729095A JP6729095A JPH08257230A JP H08257230 A JPH08257230 A JP H08257230A JP 6729095 A JP6729095 A JP 6729095A JP 6729095 A JP6729095 A JP 6729095A JP H08257230 A JPH08257230 A JP H08257230A
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hammer
electrode
game device
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Akiyoshi Kamiyama
明美 神山
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • A63F11/0025Tools
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通のターゲットについて、ヒットしたプレ
イヤを判別するゲーム装置を提供する。 【構成】 プレイヤが、ゲーム内容に応じ、手など体の
一部でターゲットT1ないしT5をヒットすると、当該
プレイヤに対応する第1の電極A1ないしA3と、ヒッ
トされたターゲットT1ないしT5の第2の電極の間B
1ないしB5がプレイヤの体によって電気的に導通さ
れ、これら各電極間の電位差のみが変動する。電位の変
動した第1の電極A1ないしA3と第2の電極B1ない
しB5を検出回路で検出すれば、どのプレイヤがどのタ
ーゲットをヒットしたかを特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通のターゲットにつ
いて、ヒットしたプレイヤを判別するゲーム装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭や遊戯場などで各種のゲ
ーム装置が用いられているが、興味深いゲーム装置の一
類型は、プレイヤがターゲットを素早くヒットするもの
である。この種のゲーム装置としては、例えば、ターゲ
ットとしていくつかのボタンを設け、表示画面に出題さ
れるクイズの回答に対応するボタンを早押ししたり、タ
ーゲットとして盤面の穴から動物人形を出没させ、ハン
マーでヒットした数に応じて点数が加算されるものなど
があり得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲーム装置
をより興味深いものにするには、複数プレイヤの対戦を
可能にすることが一般に効果的である。具体的には、カ
ルタ取りのように複数のプレイヤで共通のターゲットを
取り合うことができればゲームの魅力は増大する。
【0004】しかしながら、従来のゲーム装置は、ター
ゲットをヒットしたプレイヤを判別できなかった。この
ため、複数のプレイヤが対戦しようとすればターゲット
のセットは人数分必要で、共通のターゲットを用いるこ
とは困難であった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、共通
のターゲットについて、ヒットしたプレイヤを判別する
ゲーム装置を提供することである。また、本発明の他の
目的は、構成が簡易なゲーム装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1のゲーム装置は、1又は2以上のプレイ
ヤがヒットするための1又は2以上のターゲットと、前
記ターゲットをヒットした前記プレイヤを判別する判別
手段と、を有することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ゲーム装置において、前記判別手段は、前記各プレイヤ
の体にそれぞれ第1の電位を荷電するための第1の電極
と、前記各ターゲットにそれぞれ第2の電位を荷電する
ための第2の電極と、前記各電極間の電位差の変動を検
出することによって前記ターゲットをヒットした前記プ
レイヤを特定するように構成された検出回路と、を有す
ることを特徴とする。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2記載の
ゲーム装置において、前記第1の電極は、手で握るため
の棒状に形成されたことを特徴とする。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項2記載の
ゲーム装置において、前記第1の電極は、手を当てるた
めの手形の窪み状に形成されたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項2記載の
ゲーム装置において、前記第1の電極には、当該第1の
電極をプレイヤの体に固定するための固定手段が設けら
れたことを特徴とする。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項1記載の
ゲーム装置において、前記各プレイヤが前記ターゲット
をヒットするための、各ハンマーを有し、前記判別手段
は、前記ハンマーに備えられかつ各ハンマーごとに極性
の組み合わせの異なる1又は2以上の磁石と、前記磁石
の磁力線の極性に基づいて前記ターゲットをヒットした
前記プレイヤを判別する磁力識別回路と、を有すること
を特徴とする。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1記載の
ゲーム装置において、前記各プレイヤが前記ターゲット
をヒットするための、各ハンマーを有し、前記判別手段
は、前記各ハンマーに設けられ第1の電位を荷電するた
めの第1の電極と、前記各ターゲットにそれぞれ第2の
電位を荷電するための第2の電極と、前記各電極間の電
位差の変動を検出することによって前記ターゲットをヒ
ットした前記プレイヤを特定するように構成された検出
回路と、を有することを特徴とする。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項1記載の
ゲーム装置において、前記各プレイヤが前記ターゲット
をヒットするための、各ハンマーを有し、前記判別手段
は、前記各ハンマーに備えられかつ前記ターゲットをヒ
ットしたときに各ハンマーごとに異なった音響を発生す
る音響発生回路と、前記音響に基づいて前記ターゲット
をヒットした前記プレイヤを判別する音響識別回路と、
を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項9の発明は、前記各プレイヤ
が手又はハンマーで前記ターゲットをヒットする請求項
1記載のゲーム装置において、前記判別手段は、前記各
プレイヤに対応してそれぞれ異なった色彩が施され前記
手又はハンマーに装備される色彩部と、前記ターゲット
がヒットされたときに、当該ターゲットをヒットした前
記プレイヤに対応する前記色彩部の色彩に基づいて当該
プレイヤを判別する色彩識別回路と、を有することを特
徴とする。
【0015】また、請求項10の発明は、前記各プレイ
ヤが手又はハンマーで前記ターゲットをヒットする請求
項1記載のゲーム装置において、前記判別手段は、前記
各プレイヤに対応してそれぞれ異なったバーコードが施
され前記手又はハンマーに装備されるバーコード部と、
前記ターゲットがヒットされたときに、当該ターゲット
をヒットした前記プレイヤに対応する前記バーコード部
のバーコードに基づいて当該プレイヤを判別する色彩識
別回路と、を有することを特徴とする。
【0016】また、請求項11の発明は、前記各プレイ
ヤが手又はハンマーで前記ターゲットをヒットする請求
項1記載のゲーム装置において、前記判別手段は、複数
のセンサを用いて前記手又はハンマーが前記ターゲット
に接近する角度を検出し、この角度に基づいて前記ター
ゲットをヒットした前記プレイヤを判別するように構成
されたことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記のような構成を有する本発明は次のような
作用を有する。すなわち、請求項1のゲーム装置では、
ターゲットをヒットしたプレイヤが判別されるので、各
プレイヤが用いるターゲットを共通化し、ゲームの魅力
を増大させると共に、ゲーム装置の構成を簡易化するこ
とができる。
【0018】また、請求項2の発明では、複数の第1の
電極で各プレイヤの体にそれぞれ第1の電位を荷電し、
ターゲットに設けた第2の電極を第2の電位に維持して
おく。第1の電極と第2の電極の間の電位差は十分安全
な程度に小さなものとする。プレイヤが、ゲーム内容に
応じ、手など体の一部で第2の電極をヒットすると、当
該プレイヤに対応する第1の電極と、ヒットされたター
ゲットの第2の電極の間がプレイヤの体によって電気的
に導通され、これら各電極間の電位差のみが変動する。
このため、電位の変動した第1の電極と第2の電極を検
出回路で検出すれば、どのプレイヤがどのターゲットを
ヒットしたかを特定することができる。このように、請
求項2の発明では、プレイヤの判別を電位の変動で行う
ので、簡易な構成で確実にプレイヤを判別することがで
きる。
【0019】また、請求項3の発明では、第1の電極が
手で握るための棒状に形成されているので、プレイヤは
ゲームの際に第1の電極を手で握っているだけでよい。
このため、電極をプレイヤの体に固定するためにバンド
など他の部材を用いたり、電極を体に固定する繁雑な手
順が不要となる。したがって、ゲーム装置が使いやすく
なり、また、ゲーム装置のコストや故障の可能性が減少
する。
【0020】また、請求項4の発明では、第1の電極が
手を当てるための手型の窪み状に形成されているので、
プレイヤはゲームの際に第1の電極に手をおいているだ
けでよい。このため、電極をプレイヤの体に固定するた
めにバンドなど他の部材を用いたり、電極を体に固定す
る繁雑な手順が不要となる。したがって、ゲーム装置が
使いやすくなり、また、ゲーム装置のコストや故障の可
能性が減少する。さらに、第1の電極を棒状に形成して
手で握る場合と比べて、体を動かしたはずみで偶発的に
手が電極から離れ、ヒットしたのに検出されない場合が
あるという不都合が解消される。
【0021】また、請求項5の発明では、第1の電極に
は、プレイヤの体に第1の電極を固定するためのバンド
やクリップのような固定手段が設けられているので、プ
レイヤはゲームの際に第1の電極に手などの接触させ続
けることに注意する必要がない。したがって、プレイヤ
はゲーム内容のみに集中することができ、ゲームをより
楽しむことができる。
【0022】また、請求項6の発明では、プレイヤはハ
ンマーでターゲットをヒットし、各ハンマーには、それ
ぞれ極性の組み合わせの異なる一又は二以上の磁石が設
けられている。そして、請求項6の発明では、ターゲッ
トで磁力線を検出してプレイヤを特定するので、プレイ
ヤの体に電極を接触させておくための部材や手順が不要
になる。
【0023】また、請求項7の発明では、複数の第1の
電極にそれぞれ第1の電位を荷電し、ターゲットに設け
た第2の電極を第2の電位に維持しておく。第1の電極
と第2の電極の間の電位差は十分安全な程度に小さなも
のとする。プレイヤが、ゲーム内容に応じ、ハンマーで
第2の電極をヒットすると、ハンマーに設けられた第1
の電極と、ヒットされたターゲットの第2の電極の間が
電気的に導通され、これら各電極間の電位差のみが変動
する。このため、電位の変動した第1の電極と第2の電
極を検出回路で検出すれば、どのプレイヤがどのターゲ
ットをヒットしたかを特定することができる。このよう
に、請求項7の発明では、プレイヤの判別を電位の変動
で行い、第2の電極はハンマーに設けられている。この
ため、プレイヤはゲームの際に第1の電極に手などの接
触させ続けることに注意する必要がない。したがって、
プレイヤはゲーム内容のみに集中することができ、ゲー
ムをより楽しむことができる。
【0024】また、請求項8の発明では、ターゲットを
ヒットしたときに、ハンマーが固有の音を発生し、この
音に基づいてプレイヤが判別される。このため、周囲の
光によって判別が阻害されることがない。
【0025】また、請求項9の発明では、ユーザが用い
るハンマーや手袋などに固有の色彩が対応し、CCDな
どを用いてこの色彩に基づいてプレイヤが判別される。
このため、周囲の音によって判別が阻害されることがな
い。
【0026】また、請求項10の発明では、バーコード
の明暗情報を用いてプレイヤを判別するので、周囲の音
や色彩によって判別が阻害されることがない。
【0027】また、請求項11の発明では、複数のセン
サの出力に基づいてプレイヤの手の角度を検出する。プ
レイヤは立ち位置によってターゲットに手を延ばす角度
が限定されるので、これによってプレイヤを特定するこ
とができる。したがって、プレイヤの体に電極を接触さ
せたり、ハンマーや手袋などに判別のための磁石など特
段の部材を用いる必要がなく、構成が単純化される。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に従って
具体的に説明する。
【0029】(1)第1実施例 第1実施例は、請求項1〜3に対応するもので、その目
的は、共通のターゲットについて、ヒットしたプレイヤ
を判別するゲーム装置を提供することである。また、本
発明の他の目的は、構成が簡易なゲーム装置を提供する
ことである。
【0030】まず、図1は、第1実施例のゲーム装置の
外観を示す図である。すなわち、第1実施例のゲーム装
置は、この図に示すように、筐体1上部の盤面2上に、
1又は2以上のプレイヤがヒットするための5つのター
ゲットT1〜T5と、問題を表示するための表示画面3
と、を有している。このゲーム装置は、表示画面3に順
次問題と問題に対する回答の選択肢を表示するもので、
ターゲットT1〜T5の表面には各選択肢の番号に対応
する数字が表示されている。
【0031】また、第1実施例のゲーム装置は、前記各
プレイヤの体にそれぞれ第1の電位を荷電するための第
1の電極A1〜A3を有し、各第1の電極A1〜A3
は、手で握るための棒状に形成されている。また、各タ
ーゲットT1〜T5の表面は各ターゲットT1〜T5に
それぞれ第2の電位を荷電するための第2の電極B1〜
B5となっている。
【0032】また、第1実施例のゲーム装置の内部に
は、図示はしないが、前記各電極A1〜A3と電極B1
〜B5間の電位差の変動を検出することによってターゲ
ットT1ないしT5をヒットしたプレイヤを特定するよ
うに構成された検出回路が設けられている。
【0033】図2は、検出回路の構成を示す機能ブロッ
ク図である。この検出回路は、検出回路を構成する部分
回路C1〜C3を有し、各部分回路C1〜C3は、それ
ぞれ第1の電極A1,A2,A3に接続されると共に、
第2の電極B1〜B5に接続されている。これら各部分
回路C1〜C3はそれぞれが第1の電極A1,A2,A
3に対応し、これら第1の電極A1ないしA3と第2の
電極B1ないしB5との間の電位差の変動を検出する。
各部分回路C1〜C3はそれぞれ、電位差の変動を検出
すると第2の電極B1〜B5に対応する各信号線D11
〜D15,D21〜D25,D31〜D35に所定の信
号を出力する。
【0034】これら信号線D11〜D35の先には、図
示しないゲーム処理回路が設けられており、このゲーム
処理回路は、検出回路がターゲットをヒットしたプレイ
ヤを特定すると、ヒットされたターゲットが正解の場合
に当該プレイヤに得点を加算し、次の問題を表示画面3
に表示するという処理を行う。
【0035】上記のような第1実施例は次のような作用
を有する。すなわち、プレイヤはそれぞれ第1の電極A
1ないしA3を片手で握ることによって体にそれぞれ第
1の電位を荷電する。また、ターゲットに設けた第2の
電極B1〜B5はそれぞれ第2の電位に維持しておく。
第1の電極A1〜A3と第2の電極B1〜B5の間の電
位差は十分安全な程度に小さなものとする。
【0036】プレイヤが、ゲーム内容に応じ、手など体
の一部でターゲットT1ないしT5をヒットすると、当
該プレイヤに対応する第1の電極A1ないしA3と、ヒ
ットされたターゲットT1ないしT5の第2の電極の間
B1ないしB5がプレイヤの体によって電気的に導通さ
れ、これら各電極間の電位差のみが変動する。このた
め、電位の変動した第1の電極A1ないしA3と第2の
電極B1ないしB5を検出回路で検出すれば、どのプレ
イヤがどのターゲットをヒットしたかを特定することが
できる。
【0037】例えば、第1の電極A1を握っているプレ
イヤがターゲットT4をヒットすると(図1)、部分回
路C1が第1の電極A1と第2の電極B4との間の電位
差の変動を検出し、信号線D14の出力が変化する(図
2)。
【0038】ゲーム処理回路はこの出力の変化によっ
て、第1の電極A1を握っているプレイヤがターゲット
T4をヒットしたことを知ることができるので、ターゲ
ットT4が正解に対応しているか否かを判断し、正解な
らば、当該プレイヤの得点を加算する処理を行う。
【0039】このように、第1実施例では、ターゲット
T1〜T5をヒットしたプレイヤが判別されるので、各
プレイヤが用いるターゲットT1〜T5を共通化し、ゲ
ームの魅力を増大させると共に、ゲーム装置の構成を簡
易化することができる。また、第1実施例では、プレイ
ヤの判別を電位の変動で行うので、簡易な構成で確実に
プレイヤを判別することができる。
【0040】また、第1実施例では、第1の電極A1〜
A3が手で握るための棒状に形成されているので、プレ
イヤはゲームの際に第1の電極A1ないしA3を手で握
っているだけでよい。このため、電極をプレイヤの体に
固定するためにバンドなど他の部材を用いたり、電極を
体に固定する繁雑な手順が不要となる。したがって、ゲ
ーム装置が使いやすくなり、また、ゲーム装置のコスト
や故障の可能性が減少する。
【0041】(2)第2実施例 第2実施例は請求項7に対応するもので、図3は第2実
施例のゲーム装置の外観を示す図である。すなわち、第
2実施例のゲーム装置は、第1実施例と略同様の構成を
有するが、次の点で第1実施例と異なる。
【0042】すなわち、第2実施例のゲーム装置は、各
プレイヤが前記ターゲットT1〜T5をヒットするため
のハンマーH1〜H3を有し、第1実施例における第1
の電極A1〜A3の代りに、ハンマーH1ないしH3そ
れぞれの、ターゲットT1〜T5をヒットする面に第1
の電極a1〜a3が設けられている。これら第1の電極
a1,a2,a3はそれぞれ、コードc1,c2,c3
によってゲーム装置内部の部分回路C1,C2,C3に
接続されている。なお、第2実施例のゲーム装置は、ハ
ンマーH1〜H3を掛けるためのリングRを有してい
る。
【0043】このような第2実施例では、第1の電極a
1〜a3それぞれに第1の電位を荷電し、ターゲットT
1〜T5に設けた第2の電極B1〜B5を第2の電位に
維持しておく。第1の電極a1〜a3と第2の電極T1
〜T5の間の電位差は十分安全な程度に小さなものとす
る。
【0044】プレイヤが、ゲーム内容に応じ、ハンマー
H1ないしH3で第2の電極T1ないしT5をヒットす
ると、ハンマーH1ないしH3に設けられた第1の電極
a1ないしa3と、ヒットされたターゲットT1ないし
T5の第2の電極の間b1ないしb5が電気的に導通さ
れ、これら各電極間の電位差のみが変動する。このた
め、電位の変動した第1の電極a1ないしa3と第2の
電極B1ないしB5を検出回路で検出すれば、どのプレ
イヤがどのターゲットをヒットしたかを特定することが
できる。
【0045】このように、第2実施例では、プレイヤの
判別を電位の変動で行うが、第2の電極a1〜a3はハ
ンマーH1〜H3に設けられている。このため、プレイ
ヤはゲームの際に第1の電極に手などの接触させ続ける
ことに注意する必要がない。したがって、プレイヤはゲ
ーム内容のみに集中することができ、ゲームをより楽し
むことができる。
【0046】(3)他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
実施態様の変更は自由であるから、次に例示するような
他の実施例をも包含するものである。
【0047】例えば、前記第1の電極は、手を当てるた
めの手形の窪み状に形成してもよい(請求項4)。この
ようにすれば、プレイヤはゲームの際に第1の電極に手
をおいているだけでよい。このため、電極をプレイヤの
体に固定するためにバンドなど他の部材を用いたり、電
極を体に固定する繁雑な手順が不要となる。したがっ
て、ゲーム装置が使いやすくなり、また、ゲーム装置の
コストや故障の可能性が減少する。さらに、第1の電極
を棒状に形成して手で握る場合と比べて、体を動かした
はずみで偶発的に手が電極から離れ、ヒットしたのに検
出されない場合があるという不都合が解消される。
【0048】また、前記第1の電極には、当該第1の電
極をプレイヤの体に固定するための固定手段を設けても
よい(請求項5)。すなわち、第1の電極を、伸縮性の
ある素材やマジックテープを用いたベルト、あるいは手
首を挟むように構成されたクリップなどの固定手段でプ
レイヤの体に固定すれば、プレイヤはゲームの際に第1
の電極に手などの接触させ続けることに注意する必要が
ない。したがって、プレイヤはゲーム内容のみに集中す
ることができ、ゲームをより楽しむことができる。
【0049】また、プレイヤの判別は磁石を用いて行っ
てもよい(請求項6)。すなわち、各プレイヤがターゲ
ットをハンマーでヒットするようにし、ハンマーごとに
極性の組み合わせの異なる1又は2以上の磁石を、ター
ゲットをヒットする面に組み込んでおく。そして、前記
磁石の磁力線の極性に基づいてターゲットをヒットした
プレイヤを判別する。例えば、2つの磁石のS極とN極
の組み合わせによって4人のプレイヤを表すことができ
る。このようにすれば、プレイヤの体に電極を接触させ
ておくための部材や手順が不要になる。
【0050】また、プレイヤの判別は音響を用いて行っ
てもよい(請求項8)。すなわち、各プレイヤが前記タ
ーゲットをハンマーでヒットするようにし、各ハンマー
に、ターゲットをヒットしたときに各ハンマーごとに異
なった音響を発生する音響発生回路を設ける。そして、
前記音響に基づいてターゲットをヒットしたプレイヤを
判別する。
【0051】この場合、音響は、プッシュ式電話機に用
いられるような音程の相違によるものなどを用いること
ができる。このようにすれば、ターゲットをヒットした
ときに、ハンマーが固有の音を発生し、この音に基づい
てプレイヤが識別される。このため、周囲の光によって
判別が阻害されることがない。
【0052】また、プレイヤの判別は色彩を用いて行っ
てもよい(請求項9)。すなわち、各プレイヤが手又は
ハンマーでターゲットをヒットする場合、各プレイヤに
対応してそれぞれ異なった色彩が施された色彩部を手又
はハンマーに装備し、ターゲットがヒットされたとき
に、当該ターゲットをヒットしたプレイヤに対応する前
記色彩部の色彩に基づいて当該プレイヤを判別する。
【0053】色彩部は、具体的には、ハンマーを所定の
色彩に彩色しておいたり、所定の色彩の手袋やバンドを
プレイヤの手に装着することによって実現することがで
きる。また、色彩の検出はCCDのようなセンサを用い
て行うことができる。このようにすれば、周囲の音によ
って判別が阻害されることがない。
【0054】また、プレイヤの判別はバーコードで行っ
てもよい(請求項10)。すなわち、各プレイヤが手又
はハンマーでターゲットをヒットするようにし、各プレ
イヤの手やハンマーに、それぞれ異なったバーコードが
施されたバーコード部を備える。そして、ターゲットが
ヒットされたときに、当該ターゲットをヒットしたプレ
イヤに対応する前記バーコード部のバーコードに基づい
て当該プレイヤを判別する。
【0055】この場合、バーコードは、ハンマーのター
ゲットをヒットする面に印刷しておいたり、バーコード
を印刷したバンドをプレイヤの手首に装着することによ
って実現することができる。また、バーコードの読取
は、ターゲット面を透明にし、ターゲット面内にレーザ
ー光線を用いた通常のバーコード読取機構を備えること
によって実現することができる。このようにすれば、バ
ーコードの明暗情報を用いてプレイヤを判別するので、
周囲の音や色彩によって判別が阻害されることがない。
【0056】また、プレイヤの判別をプレイヤの手やハ
ンマーがターゲットに接近する角度(方向)に基づいて
判別してもよい(請求項11)。すなわち、複数のセン
サを用いて前記手又はハンマーがターゲットに接近する
角度を検出し、この角度に基づいてターゲットをヒット
したプレイヤを判別する。つまり、プレイヤは立ち位置
によってターゲットに手を延ばす角度が限定されるの
で、これによってプレイヤを特定することができる。
【0057】このような角度の検出は、例えば、各ター
ゲットの周囲に赤外線センサなどのセンサを円周状に並
べ、ターゲットがヒットされたときにどのセンサから信
号が出力されていたかを判断することによって行うこと
ができる。このようにすれば、プレイヤの体に電極を接
触させたり、プレイヤやハンマーや手袋などに判別のた
めの磁石など特段の部材を用いる必要がなく、構成が単
純化される。
【0058】また、ターゲット、ハンマー、第1の電
極、第2の電極などの数、素材、種類、形状などは自由
である。例えば、プレイヤが電極となっている手袋を装
着してゲームを行い、この手袋を介して電極を導通して
もよい。また、ターゲットを様々な色に点灯させたり、
ターゲットをヒットしたときに音響効果を用いることも
自由である。また、判別手段の原理は上記各態様以外に
も自由に選択可能であり、例えば、ハンマーのターゲッ
トをヒットする面にスイッチを設け、ターゲットを大型
の押しボタンとして、ターゲットの押しボタンがヒット
されると同時にハンマーのスイッチがONになったプレ
イヤがターゲットをヒットしたものとみなしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、共通の
ターゲットについて、ヒットしたプレイヤを判別できる
ので、ゲームがより興味深いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のゲーム装置の外観を示す
図。
【図2】本発明の第1実施例のゲーム装置の検出回路の
構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の第2実施例のゲーム装置の外観を示す
図。
【符号の説明】
1…筐体 2…盤面 3…表示画面 A1〜A3,a1〜a3…第1の電極 T1〜T5…ターゲット B1〜B5…第2の電極 C1〜C3…部分回路 D11〜D35…信号線 H1〜H3…ハンマー R…リング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上のプレイヤがヒットするた
    めの1又は2以上のターゲットと、 前記ターゲットをヒットした前記プレイヤを判別する判
    別手段と、 を有することを特徴とするゲーム装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、 前記各プレイヤの体にそれぞれ第1の電位を荷電するた
    めの第1の電極と、 前記各ターゲットにそれぞれ第2の電位を荷電するため
    の第2の電極と、 前記各電極間の電位差の変動を検出することによって前
    記ターゲットをヒットした前記プレイヤを特定するよう
    に構成された検出回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電極は、手で握るための棒状
    に形成されたことを特徴とする請求項2記載のゲーム装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電極は、手を当てるための手
    形の窪み状に形成されたことを特徴とする請求項2記載
    のゲーム装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極には、当該第1の電極を
    プレイヤの体に固定するための固定手段が設けられたこ
    とを特徴とする請求項2記載のゲーム装置。
  6. 【請求項6】 前記各プレイヤが前記ターゲットをヒッ
    トするための、各ハンマーを有し、 前記判別手段は、 前記ハンマーに備えられかつ各ハンマーごとに極性の組
    み合わせの異なる1又は2以上の磁石と、 前記磁石の磁力線の極性に基づいて前記ターゲットをヒ
    ットした前記プレイヤを判別する磁力識別回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  7. 【請求項7】 前記各プレイヤが前記ターゲットをヒッ
    トするための、各ハンマーを有し、 前記判別手段は、 前記各ハンマーに設けられ第1の電位を荷電するための
    第1の電極と、 前記各ターゲットにそれぞれ第2の電位を荷電するため
    の第2の電極と、 前記各電極間の電位差の変動を検出することによって前
    記ターゲットをヒットした前記プレイヤを特定するよう
    に構成された検出回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  8. 【請求項8】 前記各プレイヤが前記ターゲットをヒッ
    トするための、各ハンマーを有し、 前記判別手段は、 前記各ハンマーに備えられかつ前記ターゲットをヒット
    したときに各ハンマーごとに異なった音響を発生する音
    響発生回路と、 前記音響に基づいて前記ターゲットをヒットした前記プ
    レイヤを判別する音響識別回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  9. 【請求項9】 前記各プレイヤが手又はハンマーで前記
    ターゲットをヒットする請求項1記載のゲーム装置にお
    いて、 前記判別手段は、 前記各プレイヤに対応してそれぞれ異なった色彩が施さ
    れ前記手又はハンマーに装備される色彩部と、 前記ターゲットがヒットされたときに、当該ターゲット
    をヒットした前記プレイヤに対応する前記色彩部の色彩
    に基づいて当該プレイヤを判別する色彩識別回路と、 を有することを特徴とするゲーム装置。
  10. 【請求項10】 前記各プレイヤが手又はハンマーで前
    記ターゲットをヒットする請求項1記載のゲーム装置に
    おいて、 前記判別手段は、 前記各プレイヤに対応してそれぞれ異なったバーコード
    が施され前記手又はハンマーに装備されるバーコード部
    と、 前記ターゲットがヒットされたときに、当該ターゲット
    をヒットした前記プレイヤに対応する前記バーコード部
    のバーコードに基づいて当該プレイヤを判別する色彩識
    別回路と、 を有することを特徴とするゲーム装置。
  11. 【請求項11】 前記各プレイヤが手又はハンマーで前
    記ターゲットをヒットする請求項1記載のゲーム装置に
    おいて、 前記判別手段は、 複数のセンサを用いて前記手又はハンマーが前記ターゲ
    ットに接近する角度を検出し、この角度に基づいて前記
    ターゲットをヒットした前記プレイヤを判別するように
    構成されたことを特徴とするゲーム装置。
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