JPH08257119A - 薬液持続注入装置 - Google Patents

薬液持続注入装置

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JPH08257119A
JPH08257119A JP7087457A JP8745795A JPH08257119A JP H08257119 A JPH08257119 A JP H08257119A JP 7087457 A JP7087457 A JP 7087457A JP 8745795 A JP8745795 A JP 8745795A JP H08257119 A JPH08257119 A JP H08257119A
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JP
Japan
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cylinder
drug solution
chemical liquid
medical fluid
pusher
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JP7087457A
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Hiroyuki Asano
寛幸 浅野
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Piolax Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液投与の開始から終了に至るまで、一定し
た流速で薬液を投与することができる薬液持続注入装置
を提供する。 【構成】 シリンダ68の開口部を閉塞する有底筒状の
ベロフラム70bを設け、このベロフラム70bに摺動
部材72b及びプッシャ75を連接して駆動装置61を
構成する。この駆動装置61に並列して、伸縮自在な蛇
腹形状の容器からなり、内部に薬液が充填された薬液充
填容器62を、その一端62aを制止させて設置し、ベ
ロフラム70b、摺動部材72b及びプッシャ75を大
気圧に抗して引き出した状態で、他端62bに上記プッ
シャ75を当接させる。シリンダ68内の負圧力によっ
て、プッシャ75が薬液充填容器62を押圧し、薬液供
給チューブ63、フィルタ64、流量制御弁65を介し
て、薬液注入針66から薬液が流出し、患者に投与され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液充填容器に充填さ
れた薬液を長時間かけて患者に投与できるようにした薬
液持続注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば体力消耗の大きい成人病患者など
の治療に使用される薬液の投与には、その患者の体力の
状態にあわせて長時間かけて投与する薬液投与システム
が必要である。このような薬液としては、例えば制ガン
剤、鎮痛剤、局所麻酔剤、血糖値調整剤などがある。こ
れらの薬液は、静脈内、動脈内、皮下、或いは硬膜外な
どから体内へ投与されている。
【0003】このような薬液投与システムの1つとし
て、バルーンを用いた薬液持続注入装置が知られてい
る。この装置は、図5に示すように、バルーン5を内蔵
する筒状の充填器4を備えている。充填器4の後端に
は、逆止弁を内蔵する薬液充填口6が取付けられ、この
充填口6の管状の先端6aは、バルーン5内に挿入され
ている。また、充填器4の先端には、薬液流出口7が取
付けられ、この流出口7の管状の後端7aはバルーン5
内に挿入されている。更に、薬液流出口7には、薬液供
給チューブ8の後端が連結され、薬液供給チューブ8の
先端には、流量制御弁8aを介して薬液注入針9が接続
されている。
【0004】この装置の使用に際しては、先ず、別体で
ある注射器1を用い、そのピストン2を矢印P1 方向へ
引いて薬液3を吸い込み、次いで充填器4の後端にある
薬液充填口6に先端を合わせて、前記ピストン2をP2
方向へ押圧することにより、前記薬液3を充填口6を介
してバルーン5の中へ注入する。そして、患者の血管等
に薬液注入針9を差し込み、バルーン5の収縮力を利用
して流量制御弁8aによって薬液の流量を調節しなが
ら、薬液をバルーン5から薬液流出口7、薬液供給チュ
ーブ8、流量制御弁8a及び薬液注入針9を通して人体
に投与する。
【0005】しかしながら、上記の薬液持続注入装置
は、バルーン5の収縮力を利用して薬液を押し出すもの
であるため、薬液の排出速度を一定化しにくく、特にバ
ルーン5内の薬液が殆どなくなって、バルーン5が最後
に萎むときに、薬液の排出速度が急激に高まり、薬液が
一度に多量に投与されてしまうという欠点があった。
【0006】このような薬液投与システムは、例えば末
期癌患者の鎮痛剤、例えばモルヒネなどの投与に利用さ
れることが多いため、一度に多量に投与されてしまうこ
とにより、生命に危険を及ぼす虞れがある。
【0007】また、バルーン5は、完全に萎むことはな
いので、少量の薬液が残ってしまうことが多く、高価な
薬液を無駄にするという欠点もあった。更に、バルーン
5は耐久性に乏しいので、ゴム等の劣化によって破裂す
る虞れもあった。
【0008】このような問題点を解決するため、本出願
人は、バルーンの収縮力ではなく、シリンダ内の負圧力
を利用した薬液持続注入装置を既に提案している(実開
平5−20751号参照)。
【0009】この薬液持続注入装置は、図6に示すよう
に、第1シリンダ部20のシリンダ21内に薬液23を
吸入しておき、第2シリンダ部30のピストン33を引
いてシリンダ31内を負圧にし、第2シリンダ部30を
第1シリンダ部20に組み付け、第2シリンダ部30の
プッシャ32先端を第1シリンダ部20のピストン22
に当接させ、シリンダ31内の負圧によりピストン33
が戻る力を利用して、プッシャ32を介して第1シリン
ダ部20のピストン22を同一軸上で押し、フィルタ4
3、薬液供給チューブ42、流量制御弁40及び薬液注
入針41を通して、薬液23を患者に投与するようにし
たものである。なお、図中33aは、ピストン33を引
いた状態を維持するための、図示しない保持具を連結す
るためのネジ孔、33bは、逆止弁、50は、第1シリ
ンダ部20と第2シリンダ部30とを接続するアダプタ
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
6に示した薬液持続注入装置においては、第1シリンダ
部20におけるシリンダ21とピストン22との摺動抵
抗、及び第2シリンダ部30におけるシリンダ31とピ
ストン33との摺動抵抗により、第1シリンダ部20の
薬液23に与える押圧力が変動し、薬液23の排出速度
を一定化しにくいという別の問題点があった。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は、薬液投与の
開始から終了に至るまで、より一定した流速で薬液を投
与することができ、長時間に亙る投与を安全に行なうこ
とができるようにした薬液持続注入装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の薬液持続注入装置は、シリンダと、その開
口部を閉塞するベロフラムと、このベロフラムに一端が
連結され、前記シリンダの内部に挿入される摺動部材と
を有する駆動装置と、伸縮自在な蛇腹形状の容器からな
り、一端を制止されて前記駆動装置に並列して設置さ
れ、他端には前記駆動装置の前記摺動部材に連接された
プッシャが当接される薬液充填容器と、この薬液充填容
器の一端に、薬液供給チューブ及び流量制御弁を介して
接続可能な薬液注入針とを備えていることを特徴とす
る。
【0013】本発明の実施に際し、前記ベロフラムは、
前記シリンダの内壁に対して、密接するか又は一定の距
離を保持して伸びるストレートな有底筒形状をなすこと
が好ましい。
【0014】また、前記シリンダに、内部の空気を外部
に流出させるが、外部の空気を内部に流入させない逆止
弁が設けられていることが好ましい。
【0015】更に、前記駆動装置が複数並列して設置さ
れ、各駆動装置の前記摺動部材に前記プッシャがまたが
って連接されており、各駆動装置の駆動力を合わせて前
記薬液充填容器に与えるようにされていることが好まし
い。
【0016】
【作用】本発明によれば、駆動装置のシリンダ内に挿入
された摺動部材を外方に引っ張ることにより、ベロフラ
ムが大気圧に抗して引き出され、シリンダ内が負圧にな
る。この状態で摺動部材に連接されたプッシャを、薬液
充填容器の他端に当接させると、大気圧によりベロフラ
ムが元に戻ろうとする力によって、摺動部材を介してプ
ッシャが薬液充填容器の他端を押圧する。その結果、薬
液充填容器に充填された薬液が、薬液供給チューブ、流
量制御弁を介して薬液注入針から押し出され、患者に投
与される。
【0017】このように、ベロフラムを用いた負圧力に
よって薬液充填容器を押圧し、薬液を押し出して患者に
投与するので、上記押圧力が常に一定となり、薬液投与
の開始から終了に至るまで、常に一定した流速で薬液を
投与することができる。
【0018】また、負圧により駆動力を与える機構とし
てベロフラムを用い、薬液充填容器として蛇腹形状の容
器を用いたことにより、実開平5−20751号に開示
された装置におけるシリンダとピストンとの摺動抵抗に
より押圧力が変動するという問題が解決され、より一定
した流速で薬液を投与することが可能となる。
【0019】また、本発明の好ましい態様において、駆
動装置のベロフラムが、ストレートな有底筒形状をなす
場合には、負圧力がかかる有効径が摺動部材の移動によ
って変化しないため、出力荷重をより一定化させること
ができる。
【0020】更に、本発明の好ましい態様において、駆
動装置のシリンダに逆止弁が設けられている場合には、
繰り返し使用の後にシリンダ内の負圧力が低下してしま
った際に、逆止弁にポンプを接続して吸引することによ
り、負圧力を高めることが可能となる。
【0021】更にまた、本発明の好ましい態様におい
て、駆動装置が複数並列して設置されていて、各駆動装
置の駆動力が薬液充填容器に与えられる場合には、比較
的コンパクトな形状で駆動力を高めることができる。
【0022】
【実施例】図1〜3は、本発明による薬液持続注入装置
の一実施例を示し、図1は、同装置の側断面図、図2
は、図1におけるII−II線に沿った断面図、図3は、ケ
ースに収容した状態の外観を示す斜視図である。
【0023】この薬液持続注入装置60は、駆動装置6
1と、この駆動装置61により押圧力を受ける蛇腹形状
の薬液充填容器62と、この薬液充填容器62の一端
に、薬液供給チューブ63、フィルタ64、流量制御弁
65を介して接続された薬液注入針66とを備えてい
る。
【0024】駆動装置61は、2つの負圧室67a、6
7bを有するシリンダ68を備えている。シリンダ68
の、前記負圧室67a、67bを仕切る隔壁68aに
は、負圧室67a、67bを連通させる通気孔69が形
成されている。この通気孔69は、各負圧室67a、6
7bにおける負圧力を平均化させる作用をなす。
【0025】シリンダ68の各負圧室67a、67bの
開口部には、合成ゴムからなる有底円筒状のベロフラム
70a、70bのフランジ状の端部が接合され、上記開
口部を閉塞している。ベロフラム70a、70bは、負
荷がない状態では各負圧室67a、67bの奥方まで伸
びた状態に維持される。
【0026】ベロフラム70a、70bの底部には、各
負圧室67a、67bの奥側にガイド棒71a、71b
が取付けられ、各負圧室67a、67bの開口部側に摺
動部材72a、72bが取付けられている。ガイド棒7
1a、71bの先端には、各負圧室67a、67bの内
壁に摺接するフランジ部73a、73bが設けられ、そ
れによって摺動部材72a、72bの移動をガイドして
いる。
【0027】シリンダ68の各負圧室67a、67bの
開口部には、ベロフラム70a、70bのフランジ部を
挟むように、押え蓋74が装着されており、この押え蓋
74の開口部74a、74bを通して、摺動部材72
a、72bが突出し、これらの突出部にまたがってプッ
シャ75が接続されている。
【0028】なお、シリンダ68には、負圧室67a、
67bの少なくとも一方に連通する逆止弁82が設けら
れており、負圧室67a、67bの負圧力が低下して必
要とされる出力荷重が得られなくなったとき、この逆止
弁82を通してポンプで吸引し、負圧力を高めることが
できるようになっている。
【0029】この逆止弁82の構造としては、例えば、
図7に示すように、合成樹脂等の可撓性材質からなる傘
型の弁本体82aを有するものなどが採用できる。図7
において、破線の矢印は、気体の流出経路を表してい
る。
【0030】前記薬液充填容器62は、合成樹脂フィル
ム等で形成された蛇腹形状の容器であって、長さ方向に
伸縮可能となっていて、長さ方向に押圧力を受けること
によって、内部に充填された薬液を、薬液供給チューブ
63、フィルタ64、流量制御弁65を介して、薬液注
入針66から流出させる。フィルタ64は、この種の装
置に通常使用されるものであって、異物や混入した空気
を分離する役割をもっている。流量制御弁65は、例え
ばオリフィス等で構成され、薬液の流出速度を調節する
役割をもっている。薬液充填容器62は、その一端62
aをシリンダ68に連接された受け具76に制止され、
他端62bをプッシャ75に当接されて、設置されてい
る。
【0031】この薬液持続注入装置60は、例えば図3
に示されるようなケース77で覆われて製品化される。
このケース77は、端面がほぼ三角形の角柱状をなし、
その上部77aが開口していて、これに蓋78が開閉可
能に取付けられている。蓋78には、フック79が取付
けられており、ケース77の開口部には、上記フック7
9が着脱可能に係合する切り欠き80が設けられてい
る。また、ケース77の一方の端面には、薬液供給チュ
ーブ63を取出す孔81が設けられている。もっとも、
本発明は、図1、2に示した構造に特徴を有するもの
で、ケース77の形状等は各種のものが採用可能であ
る。
【0032】次に、この薬液持続注入装置60の使用方
法について説明する。まず、薬液充填容器62には、予
め所要量の薬液が充填される。このような薬液充填容器
62は、例えば合成樹脂フィルム等の安価な材料で作る
ことができるので、医薬品メーカー等で薬液が既に充填
されたものとして販売し、使用後はそのまま使い捨てに
することが好ましい。
【0033】そして、図4(a)に示すように、駆動装
置61の各摺動部材72a、72bを引き出して、各負
圧室67a、67bの内部を負圧にする。このとき、ベ
ロフラム70a、70bは、図中想像線で示すようにま
くり上げられ、各負圧室67a、67bの内壁に密着し
た形状となる。その結果、摺動部材72a、72bを押
し戻そうとする力は、図中Aで示す直径部分に働く。
【0034】ベロフラム70a、70bが、図4(a)
で示すようなストレートな筒形状をなす場合、上記有効
径Aは、摺動部材72、72bが移動しても変化しな
い。したがって、常に一定した荷重を与えることができ
る。
【0035】しかしながら、ベロフラム70a、70b
が、図4(b)で示すようなテーパ形状をなす場合(市
販の多くのベロフラムはこのような形状である)は、摺
動部材72a、72bを引き上げるにつれて、上記有効
径がA1 からA2 というように変化してしまう。その結
果、摺動部材72、72bが移動するにつれて、出力荷
重が変化することになるので、好ましくない。
【0036】こうして駆動装置61の各摺動部材72
a、72bを引き出して、各負圧室67a、67bの内
部を負圧にした後、薬液充填容器62を図1に示すよう
に設置し、薬液充填容器62の他端62bにプッシャ7
5を当接させる。そして、薬液注入針66を患者の血管
等に差し込み、薬液投与を開始する。
【0037】その結果、ベロフラム70a、70bが、
負圧室67a、67bの負圧力によって元に戻ろうとす
る力によって、摺動部材72a、72bを介してプッシ
ャ75が薬液充填容器62の他端62bを押圧し、薬液
充填容器62内の薬液が、薬液供給チューブ63、フィ
ルタ64、流量制御弁65を介して、薬液注入針66か
ら流出し、患者に投与される。
【0038】薬液の投与は、プッシャ75が薬液充填容
器62を、それ以上圧縮できないところまで圧縮させた
時点で終了する。そして、プッシャ75の押圧力は、負
圧室67a、67bの負圧力によってもたらされるの
で、薬液の投与の開始から終了までほとんど変動しな
い。したがって、薬液の投与速度を一定にして、モルヒ
ネ等の危険な薬品であっても安全な投与を行うことがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベロフラムを用いた負圧力によって薬液充填容器を押圧
し、薬液を押し出して患者に投与するので、上記押圧力
が常に一定となり、薬液投与の開始から終了に至るま
で、常に一定した流速で薬液を投与することができる。
【0040】また、負圧により駆動力を与える機構とし
てベロフラムを用い、薬液充填容器として蛇腹形状の容
器を用いたことにより、実開平5−20751号に開示
された装置におけるシリンダとピストンとの摺動抵抗に
より押圧力が変動するという問題が解決され、より一定
した流速で薬液を投与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薬液持続注入装置の一実施例を示
す側断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3】同薬液持続注入装置をケースに収容した状態の
外観を示す斜視図である。
【図4】本発明による薬液持続注入装置に用いられる駆
動装置であってベロフラムの形状を変えた場合の負圧発
生状態を比較して示す説明図である。
【図5】従来の薬液持続注入装置の一例を示す概略断面
図である。
【図6】従来の薬液持続注入装置の他の例を示す概略断
面図である。
【図7】本発明による薬液持続注入装置に用いられる逆
止弁の構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
60 薬液持続注入装置 61 駆動装置 62 薬液充填容器 63 薬液供給チューブ 64 フィルタ 65 流量制御弁 66 薬液注入針 67a、67b 負圧室 68 シリンダ 70a、70b ベロフラム 72a、72b 摺動部材 75 プッシャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、その開口部を閉塞するベロ
    フラムと、このベロフラムに一端が連結され、前記シリ
    ンダの内部に挿入される摺動部材とを有する駆動装置
    と、 伸縮自在な蛇腹形状の容器からなり、一端を制止されて
    前記駆動装置に並列して設置され、他端には前記駆動装
    置の前記摺動部材に連接されたプッシャが当接される薬
    液充填容器と、 この薬液充填容器の一端に、薬液供給チューブ及び流量
    制御弁を介して接続可能な薬液注入針とを備えているこ
    とを特徴とする薬液持続注入装置。
  2. 【請求項2】 前記ベロフラムは、前記シリンダの内壁
    に対して、密接するか又は一定の距離を保持して伸びる
    ストレートな有底筒形状をなす請求項1記載の薬液持続
    注入装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダに、内部の空気を外部に流
    出させるが、外部の空気を内部に流入させない逆止弁が
    設けられている請求項1又は2記載の薬液持続注入装
    置。
  4. 【請求項4】 前記駆動装置が複数並列して設置され、
    各駆動装置の前記摺動部材に前記プッシャがまたがって
    連接されており、各駆動装置の駆動力を合わせて前記薬
    液充填容器に与えるようにされている請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載の薬液持続注入装置。
JP7087457A 1995-03-20 1995-03-20 薬液持続注入装置 Pending JPH08257119A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001089610A1 (fr) * 2000-05-26 2001-11-29 Orchis Company Limited Doseur d'agent chimique a liberation prolongee
US6890320B2 (en) 2001-12-25 2005-05-10 Orchis Company Limited Continuous liquid infusion device
JP6298208B1 (ja) * 2017-10-10 2018-03-20 入江工研株式会社 液体供給システム

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