JPH08257076A - 触覚をつけたベルトを特徴とする 視覚障害者歩行用探知器 - Google Patents
触覚をつけたベルトを特徴とする 視覚障害者歩行用探知器Info
- Publication number
- JPH08257076A JPH08257076A JP7102923A JP10292395A JPH08257076A JP H08257076 A JPH08257076 A JP H08257076A JP 7102923 A JP7102923 A JP 7102923A JP 10292395 A JP10292395 A JP 10292395A JP H08257076 A JPH08257076 A JP H08257076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch sensor
- belt
- holes
- holder
- tactile
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】視覚障害者の社会的自立を促進する為に触覚を
つけたベルトを歩行探知器に提供して、会社内や公共施
設等の行動や活動を拡大支援する。 【構成】剛性かつ柔軟性を持つ金属線１の片側に安全球
２を付け反対側に保持器具３を付けた触覚を作る。これ
をゴム状弾性体のベルト４に付けて、この触覚を付けた
ベルト。
つけたベルトを歩行探知器に提供して、会社内や公共施
設等の行動や活動を拡大支援する。 【構成】剛性かつ柔軟性を持つ金属線１の片側に安全球
２を付け反対側に保持器具３を付けた触覚を作る。これ
をゴム状弾性体のベルト４に付けて、この触覚を付けた
ベルト。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は視覚障害者が社会的に
自立して会社内や公共施設等での活動をより安全にそし
て行動の自由を広げる為に、この触覚をつけたベルトを
上腕部や膝下につけるだけで両手と聴覚の自由を確保し
ながら振動と圧力と動きで障害物の探知を即答性を以て
できるように考案されたものである。
自立して会社内や公共施設等での活動をより安全にそし
て行動の自由を広げる為に、この触覚をつけたベルトを
上腕部や膝下につけるだけで両手と聴覚の自由を確保し
ながら振動と圧力と動きで障害物の探知を即答性を以て
できるように考案されたものである。
【０００２】
【従来の技術】視覚障害者が社会に出て自立して活動す
る為には、現状の製品実用化された技術では、屋外で盲
人用の杖を使い、ごく少数の人が盲導犬を手に入れて使
うことができるが、屋内、特に通路ではない部屋の中に
おいて杖や盲導犬を使うのは他人に迷惑を掛ける為、気
おくれし使っていないのが現状である。部屋の中は多数
の人が出入りしたり動いたりして障害物もいろいろ移動
する為、他人の介添えと先導がなくては移動するのに非
常な危険を伴った又、自立して一人で歩くには両手を出
して杖の代わりにしているのがほとんどである。それゆ
え低い障害物がわからずぶつかったり、つまづいたりで
回りから見ても危険で能力的に限界がある事を感じさせ
ていた。以上のような事から一人で自立して社会へ出て
行くのに不安やストレスを感じながらも、非常な勇気と
回りの人達のあたたかい寛大な配慮が必要であり、社会
生活や職業選択の自由もごく限られたものであった。
る為には、現状の製品実用化された技術では、屋外で盲
人用の杖を使い、ごく少数の人が盲導犬を手に入れて使
うことができるが、屋内、特に通路ではない部屋の中に
おいて杖や盲導犬を使うのは他人に迷惑を掛ける為、気
おくれし使っていないのが現状である。部屋の中は多数
の人が出入りしたり動いたりして障害物もいろいろ移動
する為、他人の介添えと先導がなくては移動するのに非
常な危険を伴った又、自立して一人で歩くには両手を出
して杖の代わりにしているのがほとんどである。それゆ
え低い障害物がわからずぶつかったり、つまづいたりで
回りから見ても危険で能力的に限界がある事を感じさせ
ていた。以上のような事から一人で自立して社会へ出て
行くのに不安やストレスを感じながらも、非常な勇気と
回りの人達のあたたかい寛大な配慮が必要であり、社会
生活や職業選択の自由もごく限られたものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のように視覚障害
者の社会的自立は未だほとんどなされていないし安全歩
行の為の実用された福祉機器は杖しかないのが現状で不
自由、不便この上ない。この発明は視覚障害者の社会的
自立を促進する為、次のような目的を持って企画され
た。 （イ）男女、大人・子供区別なく誰でも簡単に使えて安
価に供給する事。 （ロ）むずかしい訓練を必要とせず即実用に耐える事。 （ハ）両手と聴覚は健勝者と同じように拘束されずに自
由に使える事。 （ニ）長時間の使用でも安定し安全で快適性を損なわず
メインテナンスが楽な事。 （ホ）ファッション性に優れたデザインであり視認性に
も優れている事。 （ヘ）強い力が掛かったり転倒の危険がある時は自己分
解して使用者を守る事。 （ト）急激な温度変化や耐候性に優れその機能と応答性
が環境の変化で変わらない事。 （チ）素肌でも厚手の服でも対応可能な事。 以上のようなことを目的としてこの触覚をつけたベルト
をワンタッチで衣服の上から、上腕部や脚に装着して歩
くだけで障害物等の探知が皮膚の触感を通じて圧力、振
動、動き方で一瞬にして理解でき安全、確実、安心して
歩行できるように考案された。
者の社会的自立は未だほとんどなされていないし安全歩
行の為の実用された福祉機器は杖しかないのが現状で不
自由、不便この上ない。この発明は視覚障害者の社会的
自立を促進する為、次のような目的を持って企画され
た。 （イ）男女、大人・子供区別なく誰でも簡単に使えて安
価に供給する事。 （ロ）むずかしい訓練を必要とせず即実用に耐える事。 （ハ）両手と聴覚は健勝者と同じように拘束されずに自
由に使える事。 （ニ）長時間の使用でも安定し安全で快適性を損なわず
メインテナンスが楽な事。 （ホ）ファッション性に優れたデザインであり視認性に
も優れている事。 （ヘ）強い力が掛かったり転倒の危険がある時は自己分
解して使用者を守る事。 （ト）急激な温度変化や耐候性に優れその機能と応答性
が環境の変化で変わらない事。 （チ）素肌でも厚手の服でも対応可能な事。 以上のようなことを目的としてこの触覚をつけたベルト
をワンタッチで衣服の上から、上腕部や脚に装着して歩
くだけで障害物等の探知が皮膚の触感を通じて圧力、振
動、動き方で一瞬にして理解でき安全、確実、安心して
歩行できるように考案された。
【０００４】
【課題を解決するための手段】図面においてこれを説明
すれば剛性かつ柔軟性を有した金属線（１）の片側に安
全球（２）をつけ、反対側に保持器具（３）を取り付け
て触覚
すれば剛性かつ柔軟性を有した金属線（１）の片側に安
全球（２）をつけ、反対側に保持器具（３）を取り付け
て触覚
【図２】を作る。次に複数の穴（５）を持ち、これらの
回りは厚くなった部分（６）になり隣接する穴を含む厚
い部分との間に薄くなった部分（７）を持つゴム状弾性
体ベルト（４）の任意の穴に触覚の保持器具をさしこ
む。触覚は任意の長さ及び任意の剛性、柔軟性にしてあ
り数本ベルトに取り付ける。（通常は二本で充分実用に
耐える） ベルトの両端には穴（８）が空いていて、マジックテー
プ（１０）をつけたストレッチバンド（９）をホック
（１１）で取り付けてある。
回りは厚くなった部分（６）になり隣接する穴を含む厚
い部分との間に薄くなった部分（７）を持つゴム状弾性
体ベルト（４）の任意の穴に触覚の保持器具をさしこ
む。触覚は任意の長さ及び任意の剛性、柔軟性にしてあ
り数本ベルトに取り付ける。（通常は二本で充分実用に
耐える） ベルトの両端には穴（８）が空いていて、マジックテー
プ（１０）をつけたストレッチバンド（９）をホック
（１１）で取り付けてある。
【０００５】
【作用】この構造を持った二本のベルトを右脚と左脚の
任意の好きな位置に装着して、右脚のベルトの触覚が前
方と右側（体の外側）及び左脚のベルトの触覚が前方と
左側（体の外側）にくるように取り付けると、触覚が両
脚の回りに、前方に二本、右に一本、左に一本、水平に
広がる。このようにして歩行すると障害物や人に触覚が
触れたり、たわむと瞬時にその触覚の振動、圧力、動き
方の強弱、性質が保持器具に伝わり保持器具および触覚
のついたベルトの厚くなった部分だけが動くので容易に
衣服の上からでも皮膚にその強さと方向を伝える。また
副次作用として音が発生して音質を聞き分けることがで
きる。なお、この触覚を持ったベルトを両腕の上腕部に
装着し両脚と併用すればより上域広範囲の探知が可能と
なり安全度は飛躍的に向上する。その他の応用例 この
触覚をつけたベルトを小型簡略化し盲人用の杖に装着す
れば杖の機能は飛躍的に向上する。
任意の好きな位置に装着して、右脚のベルトの触覚が前
方と右側（体の外側）及び左脚のベルトの触覚が前方と
左側（体の外側）にくるように取り付けると、触覚が両
脚の回りに、前方に二本、右に一本、左に一本、水平に
広がる。このようにして歩行すると障害物や人に触覚が
触れたり、たわむと瞬時にその触覚の振動、圧力、動き
方の強弱、性質が保持器具に伝わり保持器具および触覚
のついたベルトの厚くなった部分だけが動くので容易に
衣服の上からでも皮膚にその強さと方向を伝える。また
副次作用として音が発生して音質を聞き分けることがで
きる。なお、この触覚を持ったベルトを両腕の上腕部に
装着し両脚と併用すればより上域広範囲の探知が可能と
なり安全度は飛躍的に向上する。その他の応用例 この
触覚をつけたベルトを小型簡略化し盲人用の杖に装着す
れば杖の機能は飛躍的に向上する。
【０００６】
（イ）金属および金属以外の剛性かつ柔軟性を有した線
状形の触覚をつけたゴム状弾性体ベルト。 （ロ）ゴム状弾性体ベルトは複数の穴が空いていて任意
の穴に触覚を差し込めるベルト。 （ハ）ゴム状弾性体ベルトに取り付ける触覚は任意必要
に応じて、増やすことも減らすこともできるベルト。 （ニ）ゴム状弾性体ベルトの穴とこの回りは厚く、隣接
する穴の回りも厚くなるがこの二点間の間に薄くなった
部分があり、触覚および触覚をつけた厚い部分のみが独
立した動きができるベルト。
状形の触覚をつけたゴム状弾性体ベルト。 （ロ）ゴム状弾性体ベルトは複数の穴が空いていて任意
の穴に触覚を差し込めるベルト。 （ハ）ゴム状弾性体ベルトに取り付ける触覚は任意必要
に応じて、増やすことも減らすこともできるベルト。 （ニ）ゴム状弾性体ベルトの穴とこの回りは厚く、隣接
する穴の回りも厚くなるがこの二点間の間に薄くなった
部分があり、触覚および触覚をつけた厚い部分のみが独
立した動きができるベルト。
【０００７】
【発明の効果】この発明による探知器を付ければ視覚障
害者は両手を健勝者と同じく解放された状態で自由に使
いながら歩行することができる。聴覚もこの器具に集中
していなくてすむので回りの環境状態、音、会話、音楽
等、健勝者と同じように使いながら歩行できる。そして
触覚は剛性かつ柔軟性を有しているので相手をキズつけ
ず、軽く人や障害物に触れても、たわんだり、振動して
ほとんど相手に不快感を与えることなくその所在と方向
性および性質を一瞬にして探知することができる。ゆえ
に会社内や公共施設内など複雑変化に富む場所でも具体
的かつ微細な探知ができ、体の一部がぶつかる前に余裕
をもって障害物を認識でき、安全確実に危険を回避して
歩行することができる。
害者は両手を健勝者と同じく解放された状態で自由に使
いながら歩行することができる。聴覚もこの器具に集中
していなくてすむので回りの環境状態、音、会話、音楽
等、健勝者と同じように使いながら歩行できる。そして
触覚は剛性かつ柔軟性を有しているので相手をキズつけ
ず、軽く人や障害物に触れても、たわんだり、振動して
ほとんど相手に不快感を与えることなくその所在と方向
性および性質を一瞬にして探知することができる。ゆえ
に会社内や公共施設内など複雑変化に富む場所でも具体
的かつ微細な探知ができ、体の一部がぶつかる前に余裕
をもって障害物を認識でき、安全確実に危険を回避して
歩行することができる。
【図１】本発明の斜視図である
【図２】本発明の一部、触覚である
１ 金属線 ２ 安全球 ３ 保持器具 ４ ゴム状弾性体ベルト ５ 触覚用の穴 ６ 厚い部分 ７ 薄い部分 ８ ストレッチバンド用の穴 ９ ストレッチバンド １０ マジックテープ １１ ホック
Claims (1)
- 【請求項 １】（イ）剛性かつ柔軟性があり復元力をも
った金属線（１）の片側に安全球（２）を取り付け、反
対側に保持器具（３）を取り付けて触覚 【図２】を作り、これをゴム状弾性体ベルト（４）の穴
（５）に差し込んだベルト。 （ロ）ゴム状弾性体ベルト（４）は複数の穴（５）を持
ち、これの回りは厚くなり（６）隣接する厚い部分との
間に薄くなった部分（７）があって、触覚および触覚を
差し込んだ厚い部分のみが独立した動きができるように
なったベルト。 以上のごとく構成された触覚をつけたベルトを特徴とす
る視覚障害者歩行用障害物探知器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102923A JPH08257076A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 触覚をつけたベルトを特徴とする 視覚障害者歩行用探知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102923A JPH08257076A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 触覚をつけたベルトを特徴とする 視覚障害者歩行用探知器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08257076A true JPH08257076A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14340382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102923A Pending JPH08257076A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 触覚をつけたベルトを特徴とする 視覚障害者歩行用探知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08257076A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015034488A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | いすゞ自動車株式会社 | エンジン冷却システム |
| CN104983553A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-21 | 芒果物联网科技（常州）有限公司 | 盲人探路设备 |
| WO2017080529A1 (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-18 | 深圳前海达闼云端智能科技有限公司 | 一种导盲方法、装置及设备 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP7102923A patent/JPH08257076A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015034488A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | いすゞ自動車株式会社 | エンジン冷却システム |
| CN104983553A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-21 | 芒果物联网科技（常州）有限公司 | 盲人探路设备 |
| WO2017080529A1 (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-18 | 深圳前海达闼云端智能科技有限公司 | 一种导盲方法、装置及设备 |
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