JPH08256611A - ハウス用パレット自動搬送システム - Google Patents
ハウス用パレット自動搬送システムInfo
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- JPH08256611A JPH08256611A JP7069173A JP6917395A JPH08256611A JP H08256611 A JPH08256611 A JP H08256611A JP 7069173 A JP7069173 A JP 7069173A JP 6917395 A JP6917395 A JP 6917395A JP H08256611 A JPH08256611 A JP H08256611A
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- pallets
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- traveling carriage
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハウス内の適宜位置にパレットを自動搬入、
搬出できるメンテナンスフリーのシステムを提供するこ
と。 【構成】 ハウス１０とパレット２０とパレット搬送装
置３０とからなり、パレット２０はハウス１０内のパレ
ット収納スペース１４に入れた液上に浮べられ、パレッ
ト搬送装置３０は、走行台車３１、横行台車３２、パレ
ット昇降装置３３、パレットクランプ装置３４とからな
る。
搬出できるメンテナンスフリーのシステムを提供するこ
と。 【構成】 ハウス１０とパレット２０とパレット搬送装
置３０とからなり、パレット２０はハウス１０内のパレ
ット収納スペース１４に入れた液上に浮べられ、パレッ
ト搬送装置３０は、走行台車３１、横行台車３２、パレ
ット昇降装置３３、パレットクランプ装置３４とからな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウス用の、パレット
自動搬送システム（装置）に関する。
自動搬送システム（装置）に関する。
【０００２】
【従来の技術】野菜、穀類、花等の苗を植えたプラグ
を、複数、パレット上に載せて、ハウス（温室）内の任
意の場所に搬入、搬出する自動搬送システムは現存せ
ず、人力で搬出入している。
を、複数、パレット上に載せて、ハウス（温室）内の任
意の場所に搬入、搬出する自動搬送システムは現存せ
ず、人力で搬出入している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に
は、次の問題がある。 人手によるパレット移送のため、規模的に限界があ
る。 摘芯、芽カキ、誘引作業をハウス内で処理するの
で、パレット間にメンテナンススペース（人がパレット
に接近して作業を実行できるスペース）が必要となり、
有効栽培面積が減少する。 パレットは個別受けパン構造のため、養液回収手段
として、パレット設置の都度、パレット間を連通する連
通管をセットせねばならず、手間がかかる。 高温多湿なハウス内作業のため、作業環境が悪い。 本発明の目的は、ハウス内の適宜の場所にパレットを自
動搬入、搬出できる、メンテナンスフリーのシステムを
提供することを目的とする。
は、次の問題がある。 人手によるパレット移送のため、規模的に限界があ
る。 摘芯、芽カキ、誘引作業をハウス内で処理するの
で、パレット間にメンテナンススペース（人がパレット
に接近して作業を実行できるスペース）が必要となり、
有効栽培面積が減少する。 パレットは個別受けパン構造のため、養液回収手段
として、パレット設置の都度、パレット間を連通する連
通管をセットせねばならず、手間がかかる。 高温多湿なハウス内作業のため、作業環境が悪い。 本発明の目的は、ハウス内の適宜の場所にパレットを自
動搬入、搬出できる、メンテナンスフリーのシステムを
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のシステムは次の通りである。栽培用ハウスとパレッ
トとパレット搬送装置とからなり、前記栽培用ハウス
は、複数のパレット収納スペースと、パレット収納スペ
ースに液体を給排する液体給排装置と、を有しており、
前記パレットは隣接するパレット同志を係脱可能に連繋
する連繋手段を有しており、前記パレット搬送装置は、
パレットを前記複数のパレット収納スペースの並びの方
向に搬送する走行台車と、パレットを走行台車とパレッ
ト収納スペース内の走行台車側端部との間にわたって搬
送する横行台車と、パレットを昇降させる昇降装置と、
を有している、ハウス用パレット自動搬送システム。
明のシステムは次の通りである。栽培用ハウスとパレッ
トとパレット搬送装置とからなり、前記栽培用ハウス
は、複数のパレット収納スペースと、パレット収納スペ
ースに液体を給排する液体給排装置と、を有しており、
前記パレットは隣接するパレット同志を係脱可能に連繋
する連繋手段を有しており、前記パレット搬送装置は、
パレットを前記複数のパレット収納スペースの並びの方
向に搬送する走行台車と、パレットを走行台車とパレッ
ト収納スペース内の走行台車側端部との間にわたって搬
送する横行台車と、パレットを昇降させる昇降装置と、
を有している、ハウス用パレット自動搬送システム。
【０００５】
【作用】上記システムにおいて、パレットをパレット収
納スペースに搬入する時には、そのパレット収納スペー
スにパレットが浮遊、移動可能なように液体を供給して
おく。ついで、搬入するパレットを走行台車でパレット
収納スペースに対向する位置まで移送し、そこから横行
台車を作動してパレットをパレット収納スペース内の端
部の上方へ移動するとともに、パレット収納スペース内
の端部に先に搬入したパレットがある場合には今回搬入
するパレットで先に搬入したパレット（液体上に浮遊し
ているので簡単に押せる）を押す。ついで、昇降装置を
作動してパレットを下降させ、パレットをパレット収納
スペース内の端部に入れ液体上に浮遊させる。パレット
搬入後、パレット搬送装置はパレットを持たないで上記
搬入操作を逆に実行して元の位置に戻る。
納スペースに搬入する時には、そのパレット収納スペー
スにパレットが浮遊、移動可能なように液体を供給して
おく。ついで、搬入するパレットを走行台車でパレット
収納スペースに対向する位置まで移送し、そこから横行
台車を作動してパレットをパレット収納スペース内の端
部の上方へ移動するとともに、パレット収納スペース内
の端部に先に搬入したパレットがある場合には今回搬入
するパレットで先に搬入したパレット（液体上に浮遊し
ているので簡単に押せる）を押す。ついで、昇降装置を
作動してパレットを下降させ、パレットをパレット収納
スペース内の端部に入れ液体上に浮遊させる。パレット
搬入後、パレット搬送装置はパレットを持たないで上記
搬入操作を逆に実行して元の位置に戻る。
【０００６】パレットをパレット収納スペースから搬出
する時には、そのパレット収納スペースにパレットが浮
遊、移動可能なように液体を供給しておく。パレット搬
送装置は、パレットを持たないで上記パレット搬入ルー
トと同じルートでパレット収納スペース内の端部位置に
至り、搬出すべきパレットを掴む。ついで、昇降装置を
作動して、搬出すべきパレットを、該パレットがハウス
内間仕切りと干渉しない高さでかつ隣接パレットとの係
合が外れない高さまで上昇させる。ついで、この高さ位
置にて、横行台車を作動させてパレットを走行台車側に
１つのパレットの長さ分移動させる。この時、パレット
収納スペース内にあるじゅづつなぎになっているパレッ
トは、搬出すべきパレットに引張られて、パレットの長
さ分だけ走行台車側に引き寄せられる。パレットは液体
上に浮遊しているので引き寄せ力は小さくてよい。つい
で、再び昇降装置を作動して、搬出すべきパレットを上
昇端位置まで上昇させ、搬出すべきパレットと隣接パレ
ットの係合を外す。ついで、再び横行台車を作動させ、
搬出すべきパレットを走行台車直上に移動し、昇降装置
を作動させてパレットを走行台車上に下降させ、走行台
車を作動させてパレットを搬出する。
する時には、そのパレット収納スペースにパレットが浮
遊、移動可能なように液体を供給しておく。パレット搬
送装置は、パレットを持たないで上記パレット搬入ルー
トと同じルートでパレット収納スペース内の端部位置に
至り、搬出すべきパレットを掴む。ついで、昇降装置を
作動して、搬出すべきパレットを、該パレットがハウス
内間仕切りと干渉しない高さでかつ隣接パレットとの係
合が外れない高さまで上昇させる。ついで、この高さ位
置にて、横行台車を作動させてパレットを走行台車側に
１つのパレットの長さ分移動させる。この時、パレット
収納スペース内にあるじゅづつなぎになっているパレッ
トは、搬出すべきパレットに引張られて、パレットの長
さ分だけ走行台車側に引き寄せられる。パレットは液体
上に浮遊しているので引き寄せ力は小さくてよい。つい
で、再び昇降装置を作動して、搬出すべきパレットを上
昇端位置まで上昇させ、搬出すべきパレットと隣接パレ
ットの係合を外す。ついで、再び横行台車を作動させ、
搬出すべきパレットを走行台車直上に移動し、昇降装置
を作動させてパレットを走行台車上に下降させ、走行台
車を作動させてパレットを搬出する。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照して説明す
る。図１に示すように、本発明実施例のハウス用パレッ
ト自動搬送システム（装置）は、栽培用ハウス１０と、
パレット２０と、パレット搬送装置３０と、からなる。
栽培用ハウス１０は、間仕切りされた少なくとも１つの
ゾーン（たとえば、育苗ゾーン１１および本圃ゾーン１
２）と走行台車走行スペース１３を有し、各ゾーン１
１、１２は複数の（育苗ゾーン１１、本圃ゾーン１２各
々、ｎ個づつ）パレット収納スペース１４を有してい
る。各パレット収納スペース１４には、図２に示すよう
に、複数のパレット２０が一列に収納される。ゾーン１
１、１２と走行台車走行スペース１３との間には間仕切
り１６が設けられている。パレット収納スペース１４に
は、パレット収納スペース１４に液体（水、養液等）を
給排する液体給排装置１５が設けられている。パレット
収納スペース１４に液体が入れられた時には、パレット
収納スペース１４内にあるパレット２０は液体上に浮遊
して軽い力で押したり引いたりしてパレット収納スペー
ス１４内を移動させることができる。パレット２０のパ
レット収納スペース１４への搬入、搬出時には、パレッ
ト収納スペース１４内に液体が供給される。その他の時
には、パレット収納スペース１４内の液体は排出されて
いるかもしれない。パレット収納スペース１４間にはパ
レット２０をガイドするガイド棒１７が延びている。ま
た、パレット収納スペース１４内にはガイド棒１７と直
交方向に延びるストッパーゴム１８が設けられており、
パレット２０が流されないようになっており、それによ
ってパレット２０のクランプ、アンクランプの位置が安
定される。
る。図１に示すように、本発明実施例のハウス用パレッ
ト自動搬送システム（装置）は、栽培用ハウス１０と、
パレット２０と、パレット搬送装置３０と、からなる。
栽培用ハウス１０は、間仕切りされた少なくとも１つの
ゾーン（たとえば、育苗ゾーン１１および本圃ゾーン１
２）と走行台車走行スペース１３を有し、各ゾーン１
１、１２は複数の（育苗ゾーン１１、本圃ゾーン１２各
々、ｎ個づつ）パレット収納スペース１４を有してい
る。各パレット収納スペース１４には、図２に示すよう
に、複数のパレット２０が一列に収納される。ゾーン１
１、１２と走行台車走行スペース１３との間には間仕切
り１６が設けられている。パレット収納スペース１４に
は、パレット収納スペース１４に液体（水、養液等）を
給排する液体給排装置１５が設けられている。パレット
収納スペース１４に液体が入れられた時には、パレット
収納スペース１４内にあるパレット２０は液体上に浮遊
して軽い力で押したり引いたりしてパレット収納スペー
ス１４内を移動させることができる。パレット２０のパ
レット収納スペース１４への搬入、搬出時には、パレッ
ト収納スペース１４内に液体が供給される。その他の時
には、パレット収納スペース１４内の液体は排出されて
いるかもしれない。パレット収納スペース１４間にはパ
レット２０をガイドするガイド棒１７が延びている。ま
た、パレット収納スペース１４内にはガイド棒１７と直
交方向に延びるストッパーゴム１８が設けられており、
パレット２０が流されないようになっており、それによ
ってパレット２０のクランプ、アンクランプの位置が安
定される。
【０００８】パレット２０は、図２、図６、図７に示す
ように、野菜、穀類、花等の苗２１を植えたプラグ２７
を複数載せるもので、液体上に浮遊できるように、軽量
材（たとえば、発泡スチロール）からなる台２２を枠２
３に入れたものからなる。各パレット２０は、隣接する
パレット同志を係脱可能に連結する連繋手段２４を有し
ている。連繋手段２４は、たとえば、一つのパレットに
設けられた所定巾と所定高さをもつ垂直に立上る舌片２
５と、隣接パレットに設けられたかぎ形フック２６と、
からなる。図６、図７に示すように、パレット２０を下
降させるとかぎ形フック２６が隣接パレット２０の舌片
２５と係合し、パレット２０を舌片２５の高さ以上に上
昇させるとかぎ形フック２６と舌片２５との係合が外れ
るようになっている。
ように、野菜、穀類、花等の苗２１を植えたプラグ２７
を複数載せるもので、液体上に浮遊できるように、軽量
材（たとえば、発泡スチロール）からなる台２２を枠２
３に入れたものからなる。各パレット２０は、隣接する
パレット同志を係脱可能に連結する連繋手段２４を有し
ている。連繋手段２４は、たとえば、一つのパレットに
設けられた所定巾と所定高さをもつ垂直に立上る舌片２
５と、隣接パレットに設けられたかぎ形フック２６と、
からなる。図６、図７に示すように、パレット２０を下
降させるとかぎ形フック２６が隣接パレット２０の舌片
２５と係合し、パレット２０を舌片２５の高さ以上に上
昇させるとかぎ形フック２６と舌片２５との係合が外れ
るようになっている。
【０００９】パレット搬送装置３０は、図２〜図５に示
すように、走行台車３１と、横行台車３２と、パレット
昇降装置３３と、パレットクランプ装置３４と、からな
る。走行台車３１は、走行台車走行スペース１３に敷設
されたレール上を、複数のパレット収納スペース１４の
並び方向に走行され、走行台車駆動モータ３５によって
駆動される。走行台車３１はパレット２０を複数のパレ
ット収納スペース１４間にわたって搬送するとともに、
パレット２０をハウスの内外に搬送する。横行台車３２
は、パレット２０を、走行台車走行方向と直角方向に、
走行台車３１とパレット収納スペース１４内の走行台車
側端部との間にわたって搬送するもので、横行台車駆動
モータ３６によって駆動される。横行台車３２のレール
は、走行台車３１にとりつけられ、走行台車３１の上方
で走行台車走行方向と直交方向に延びている。
すように、走行台車３１と、横行台車３２と、パレット
昇降装置３３と、パレットクランプ装置３４と、からな
る。走行台車３１は、走行台車走行スペース１３に敷設
されたレール上を、複数のパレット収納スペース１４の
並び方向に走行され、走行台車駆動モータ３５によって
駆動される。走行台車３１はパレット２０を複数のパレ
ット収納スペース１４間にわたって搬送するとともに、
パレット２０をハウスの内外に搬送する。横行台車３２
は、パレット２０を、走行台車走行方向と直角方向に、
走行台車３１とパレット収納スペース１４内の走行台車
側端部との間にわたって搬送するもので、横行台車駆動
モータ３６によって駆動される。横行台車３２のレール
は、走行台車３１にとりつけられ、走行台車３１の上方
で走行台車走行方向と直交方向に延びている。
【００１０】パレット昇降装置３３は横行台車３２に搭
載され、パレット２０を支持する支持フレーム３７を昇
降させる昇降シリンダー３８を有する。パレットクラン
プ装置３４は、パレット支持フレーム３７に回動可能に
とりつけられた４個の爪３９と、爪３９を開閉するクラ
ンプシリンダー４０と、からなる。爪３９はパレット２
０のフレームの上部２８と係脱可能に係合する。
載され、パレット２０を支持する支持フレーム３７を昇
降させる昇降シリンダー３８を有する。パレットクラン
プ装置３４は、パレット支持フレーム３７に回動可能に
とりつけられた４個の爪３９と、爪３９を開閉するクラ
ンプシリンダー４０と、からなる。爪３９はパレット２
０のフレームの上部２８と係脱可能に係合する。
【００１１】つぎに、作用を説明する。パレット搬入作
動は、図８に示す手順による。まず、パレット２０を搬
入すべきパレット収納スペース１４に水または養液を入
れておく。ハウス外でパレット２０を爪３９でクランプ
し、走行台車３１上に載せる（図８の）。ついで、走
行台車３１が走行して、パレット２０を、該パレット２
０を搬入すべきパレット収納スペース１４に対応する位
置まで搬送する（図８の）。ついで、パレット昇降装
置３３が作動してパレット２０を上昇端まで上昇させる
（図８の）。この時、パレット２０の下端位置は間仕
切り１６の上端より高い位置にもち上げられる。つい
で、横行台車３２を作動させて、パレット２０を、該パ
レット２０を搬入すべきパレット収納スペース１４内の
走行台車側端部の上方に移動する（図８の）。パレッ
ト２０は上に持上げられた位置で横行されるので、パレ
ット２０は間仕切り１６と干渉しない。パレット収納ス
ペース１４内の走行台車側端部位置に先行するパレット
２０が入っている場合は、今回搬入するパレット２０で
先行するパレット２０を押しながらパレット２０を移動
させる。先行パレット２０は液体上に浮いているので軽
い力で押せる。ついで、パレット昇降装置３３を作動し
て、パレット２０を下降し、パレット収納スペース１４
内の走行台車側端部位置に入れる（図８の）。つい
で、爪３９をクランプシリンダー４０によって作動させ
てパレット２０をアンクランプする（図８の）。
動は、図８に示す手順による。まず、パレット２０を搬
入すべきパレット収納スペース１４に水または養液を入
れておく。ハウス外でパレット２０を爪３９でクランプ
し、走行台車３１上に載せる（図８の）。ついで、走
行台車３１が走行して、パレット２０を、該パレット２
０を搬入すべきパレット収納スペース１４に対応する位
置まで搬送する（図８の）。ついで、パレット昇降装
置３３が作動してパレット２０を上昇端まで上昇させる
（図８の）。この時、パレット２０の下端位置は間仕
切り１６の上端より高い位置にもち上げられる。つい
で、横行台車３２を作動させて、パレット２０を、該パ
レット２０を搬入すべきパレット収納スペース１４内の
走行台車側端部の上方に移動する（図８の）。パレッ
ト２０は上に持上げられた位置で横行されるので、パレ
ット２０は間仕切り１６と干渉しない。パレット収納ス
ペース１４内の走行台車側端部位置に先行するパレット
２０が入っている場合は、今回搬入するパレット２０で
先行するパレット２０を押しながらパレット２０を移動
させる。先行パレット２０は液体上に浮いているので軽
い力で押せる。ついで、パレット昇降装置３３を作動し
て、パレット２０を下降し、パレット収納スペース１４
内の走行台車側端部位置に入れる（図８の）。つい
で、爪３９をクランプシリンダー４０によって作動させ
てパレット２０をアンクランプする（図８の）。
【００１２】空になったパレット搬送装置は上記と逆の
手順で元に戻る。すなわち、パレットクランプ装置３４
を、パレット昇降装置３３により上昇端位置まで持ち上
げ（図８の）、横行台車３２を作動させて走行台車３
１の上方に移動し（図８の）、パレット昇降装置３３
により下降させて走行台車３１上に載せ（図８の）、
ついで走行台車３１を走行してハウス外に移動させる
（図８の(10)）。
手順で元に戻る。すなわち、パレットクランプ装置３４
を、パレット昇降装置３３により上昇端位置まで持ち上
げ（図８の）、横行台車３２を作動させて走行台車３
１の上方に移動し（図８の）、パレット昇降装置３３
により下降させて走行台車３１上に載せ（図８の）、
ついで走行台車３１を走行してハウス外に移動させる
（図８の(10)）。
【００１３】パレット搬出作動は、図９、図１０に示す
手順による。まず、空のパレット搬送装置３０を、ハウ
ス外から、パレット２０を搬出したいパレット収納スペ
ース１４に対向する位置まで、走行台車３１を駆動する
ことにより、移動する（図９の）。ついで、パレット
搬送装置３０を、横行台車３２を駆動することにより、
パレット収納スペース１４内の走行台車側端部の上方に
移動し（図９の）、続いてパレット昇降装置３３を駆
動することにより、パレット収納スペース１４内の端部
のパレット２０位置まで下降させる（図９の）。
手順による。まず、空のパレット搬送装置３０を、ハウ
ス外から、パレット２０を搬出したいパレット収納スペ
ース１４に対向する位置まで、走行台車３１を駆動する
ことにより、移動する（図９の）。ついで、パレット
搬送装置３０を、横行台車３２を駆動することにより、
パレット収納スペース１４内の走行台車側端部の上方に
移動し（図９の）、続いてパレット昇降装置３３を駆
動することにより、パレット収納スペース１４内の端部
のパレット２０位置まで下降させる（図９の）。
【００１４】ついで、パレットクランプ装置３４のクラ
ンプシリンダー４０を作動させて、爪３９をパレット２
０のフレーム上部に係合させ、搬出すべきパレット２０
をクランプする（図９のおよび図１０の）。つい
で、パレット昇降装置３３を作動させて、パレット２０
を、間仕切り１６よりは高いが連繋手段２４は外れない
高さまで持上げる（図９のおよび図１０の）。つい
で、横行台車３２を作動させ、パレット２０を、１つの
パレット２０の長さ分だけ、走行台車３１側に移動させ
る。この時、パレット２０同志は連繋手段２４によりつ
ながっているので、搬出すべきパレット２０が入れられ
ていたパレット収納スペース１４内にある他のパレット
２０は、じゅずつなぎの状態で１パレットピッチ分走行
台車３１側に引き寄せられる（図９のおよび図１０の
）。この状態では、搬出すべきパレット２０は間仕切
り１６より高い位置にあるため、間仕切り１６と干渉し
ない。ついで、パレット昇降装置３３を作動させて、パ
レット２０を上昇端位置まで上昇させ（図９のおよび
図１０の）、これによって連結手段２４を外し、つい
で横行台車３２を作動させてパレット２０を走行台車３
１の上方位置まで水平に移動し（図９の）、ついでパ
レット昇降装置３３によりパレット２０を走行台車３１
上に下降させる（図９の(10)）。ついで、走行台車３１
を駆動してパレット２０をハウス外に搬送し（図９の(1
1)）、ハウス外でパレット２０をアンクランプする（図
９の(12)）。
ンプシリンダー４０を作動させて、爪３９をパレット２
０のフレーム上部に係合させ、搬出すべきパレット２０
をクランプする（図９のおよび図１０の）。つい
で、パレット昇降装置３３を作動させて、パレット２０
を、間仕切り１６よりは高いが連繋手段２４は外れない
高さまで持上げる（図９のおよび図１０の）。つい
で、横行台車３２を作動させ、パレット２０を、１つの
パレット２０の長さ分だけ、走行台車３１側に移動させ
る。この時、パレット２０同志は連繋手段２４によりつ
ながっているので、搬出すべきパレット２０が入れられ
ていたパレット収納スペース１４内にある他のパレット
２０は、じゅずつなぎの状態で１パレットピッチ分走行
台車３１側に引き寄せられる（図９のおよび図１０の
）。この状態では、搬出すべきパレット２０は間仕切
り１６より高い位置にあるため、間仕切り１６と干渉し
ない。ついで、パレット昇降装置３３を作動させて、パ
レット２０を上昇端位置まで上昇させ（図９のおよび
図１０の）、これによって連結手段２４を外し、つい
で横行台車３２を作動させてパレット２０を走行台車３
１の上方位置まで水平に移動し（図９の）、ついでパ
レット昇降装置３３によりパレット２０を走行台車３１
上に下降させる（図９の(10)）。ついで、走行台車３１
を駆動してパレット２０をハウス外に搬送し（図９の(1
1)）、ハウス外でパレット２０をアンクランプする（図
９の(12)）。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば次の効果を得る。パレッ
トの搬入、搬出が自動化されており、しかもメンテナン
スフリーであり、大規模栽培が可能となる。ハウス内で
のメンテナンススペースが一切不要となり、ハウス内有
効栽培面積が大幅に向上される。パレット収納スペース
に養液を出入れするだけで養液の供給、排出ができ、パ
レット間の養液配管のとりまわしが不要となるので、作
業が軽減される。
トの搬入、搬出が自動化されており、しかもメンテナン
スフリーであり、大規模栽培が可能となる。ハウス内で
のメンテナンススペースが一切不要となり、ハウス内有
効栽培面積が大幅に向上される。パレット収納スペース
に養液を出入れするだけで養液の供給、排出ができ、パ
レット間の養液配管のとりまわしが不要となるので、作
業が軽減される。
【図１】本発明の一実施例に係るハウス用パレット自動
搬送システムの概略全体平面図である。
搬送システムの概略全体平面図である。
【図２】図１のうちパレット搬送装置とその近傍の正面
図である。
図である。
【図３】図２の装置の平面図である。
【図４】図２をさらに拡大した正面図である。
【図５】図４の装置の側面図である。
【図６】パレットの連繋手段の斜視図である。
【図７】図６の手段の平面図である。
【図８】パレット搬入作動を示すシステムの斜視図であ
る。
る。
【図９】パレット搬出作動を示すシステムの斜視図であ
る。
る。
【図１０】図９の工程の一部の状態を示す正面図であ
る。
る。
１０ ハウス １４ パレット収納スペース １６ 間仕切り ２０ パレット ２４ 連繋手段 ３０ パレット搬送装置 ３１ 走行台車 ３２ 横行台車 ３３ パレット昇降装置 ３４ パレットクランプ装置
Claims (1)
- 【請求項１】 栽培用ハウスとパレットとパレット搬送
装置とからなり、 前記栽培用ハウスは、複数のパレット収納スペースと、
パレット収納スペースに液体を給排する液体給排装置
と、を有しており、 前記パレットは隣接するパレット同志を係脱可能に連繋
する連繋手段を有しており、 前記パレット搬送装置は、パレットを前記複数のパレッ
ト収納スペースの並びの方向に搬送する走行台車と、パ
レットを走行台車とパレット収納スペース内の走行台車
側端部との間にわたって搬送する横行台車と、パレット
を昇降させる昇降装置と、を有している、ことを特徴と
するハウス用パレット自動搬送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069173A JPH08256611A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | ハウス用パレット自動搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069173A JPH08256611A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | ハウス用パレット自動搬送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08256611A true JPH08256611A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13395074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7069173A Pending JPH08256611A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | ハウス用パレット自動搬送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08256611A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-03-28 JP JP7069173A patent/JPH08256611A/ja active Pending
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| CN116654527B (zh) * | 2023-05-22 | 2024-03-29 | 上海君屹工业自动化股份有限公司 | 一种可调的模组托盘自动解锁工装 |
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