JPH08255429A - 読取り装置及びシステム - Google Patents

読取り装置及びシステム

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JPH08255429A
JPH08255429A JP7335456A JP33545695A JPH08255429A JP H08255429 A JPH08255429 A JP H08255429A JP 7335456 A JP7335456 A JP 7335456A JP 33545695 A JP33545695 A JP 33545695A JP H08255429 A JPH08255429 A JP H08255429A
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JP
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crosstalk
sample
samples
circuit
frame
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JP7335456A
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Inventor
Michel Audoin
ミシエル・オドワン
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Thales SA
Original Assignee
Thomson CSF SA
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Publication date
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
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    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads
    • G11B11/10541Heads for reproducing
    • G11B11/10543Heads for reproducing using optical beam of radiation
    • G11B11/10547Heads for reproducing using optical beam of radiation interacting with the magnetisation of an intermediate transfer element, e.g. magnetic film, included in the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/49Fixed mounting or arrangements, e.g. one head per track
    • G11B5/4969Details for track selection or addressing

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度情報とこの情報からの妨害(すなわち
クロストーク)の除去を可能にする、記録媒体を読み取
るための装置及びシステを提供する。 【解決手段】 N個のピクセルからの情報の並行読取り
を実施して連続サンプルの少なくとも二つのサブ列
(X、Y、Z)をもたらす読取り手段と、各サブ列がク
ロストーク補正済みサンプルの列(X’、Y’、Z’)
をもたらす、サンプルの各サブ列用のクロストーク補正
回路と、第1サンプル・サブフレーム(Y)からの補正
すべきサンプル(Ys)と少なくとも一つの第2サンプ
ル・フレーム(X、Z)からのサンプル(XN−1、Z
0)の列を各補正回路に与える入力シーケンサとを含
む。本発明は、(磁気または光学式)高密度媒体の読取
りに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取り装置及びシ
ステムに関する。
【0002】本発明は特に、磁気記録内容又は光学式記
録内容の読取りに適用可能であり、これに関連して、コ
ンピューター周辺装置やあらゆる形式の専門システムな
どの記録システムにおける記録内容の読取りに適用可能
である。
【0003】
【従来の技術】光学式テープ及び磁気ディスク又は光デ
ィスク上で、複数の隣接する情報要素が並行して読み取
られる場合には、本発明をこれらのテープやディスク上
の記録に拡張することができる。
【0004】記録媒体上での情報の高密度記録は、情報
要素が互いに非常に接近しているときには、妨害(すな
わちクロストーク)の問題を引き起こす。したがって、
システムの性能特性を最適にするためには、クロストー
クの補正が必要である。
【0005】フランス特許出願第9215474号は、
多重トラック記録の読取り用システムにおけるクロスト
ーク補正用のシステムを記載している。並行トラックで
の高密度記録は、再読取りの際に、トラック追従とトラ
ック分離に関する二重の問題を引き起こす。トラックの
小さな幅(20μm未満)は、テープ読取り装置上で、
テープの縁を機械的に案内するだけでトラック追従操作
の精度を保証するのが困難であることを意味する。テー
プと読取り装置の相互操作性の品質を保証する必要があ
るため、この困難はさらに増大する。
【0006】図1を参照すると、このようなシステムに
おいて、複数のトラックBD1〜BDnが、リニアCD
センサTL6を使用する磁気光学システムTLによって
同時に読み取られることがわかる。各トラックの最初の
隣接トラックからのクロストークは実時間で計算され
る。図2は、トラックBD1〜BDn上のN個の情報要
素がCCDセンサTL6によって読み取られ、クロスト
ーク補正器1によって受け取られることを示している。
一連のサンプル列は連続するトラックBD1〜BDnに
対応するので、分析されたトラックの本数がNである場
合には、このサンプル列は1、2、・・・、N−1、
N、1、2、・・・の順序に配列される。補正器は、事
前に計算された係数と妨害の原因となる隣接トラックの
既知の値を考慮して、実時間でクロストークを補正し、
補正されたサンプルの列X’を伝送する。したがって、
このシステムは最初の隣接トラックから来るクロストー
クの除去を可能にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシステム
では、リニアCCDセンサはその光学的/電子的伝送特
性によって、全体的な電気的性能値、及び特に装置のビ
ット伝送速度を設定する。したがって、より高い情報ビ
ット伝送速度を得るためには、CCDの走査速度を増す
ことが必要となる。
【0008】本発明の目的は、システムのビット伝送速
度を増し、これによって処理速度を増すことである。
【0009】フランス特許出願第9414147号は、
偶数パリティ光電検出器と奇数パリティ光電検出器のた
めの微分出力を供給する市販の高速CCDセンサを使用
する読取りシステムにおける、クロストーク補正用シス
テムを記載している。サンプリング速度を2倍にするた
めに、ピクセルをそのランクのパリティに従って二つの
グループに分類する。すると、NピクセルCCDの出力
において、各グループのN/2個のフォトダイオードに
対応するN/2個のサンプルによって形成される二つの
同時フレームが得られる。しかしながら、この形式のC
CDセンサを、非常に多数のトラックを高いビットレー
トで読み取るために使用することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、細分割された
センサ・ラインを有するCCDセンサを使用し、したが
って、高いビットレートを維持するための複数の中間出
力を有する。各出力には一組N個の光電検出器が付属
し、各光電検出器は、それぞれのトラックのイメージで
ある情報要素(すなわちサンプル)を一定の速度でもた
らす。そしてCCDの出力では、各グループのN個のフ
ォトダイオードに対応する、従ってN個の隣接トラック
に対応するN個のサンプルから構成される複数の同時サ
ブフレーム列が得られる。サブフレーム中にすべての列
から来る情報要素は、フレームを構成する。サブフレー
ムの継続時間は、数がM−Nである「非活動」サイクル
を追加する必要があるので、実際にはMクロック・サイ
クルとなる。これらのサイクルは、有用な情報という観
点からは非活動状態であるが、フォトダイオードによっ
て収集された電荷を構成部分の外に完全に放電するのに
必要である。
【0011】フランス特許出願第9215474号によ
るクロストーク補正の基本原理を、連続するトラックに
対応する、したがって、N本のトラックを分析するとす
れば、1、2、・・・、N−1、N、1、2、・・・の
順序で配列された一連の単一サンプル列に適用すること
ができる。したがって別の問題が発生する。これは、様
々なフォトダイオード群から来る複数の信号列について
クロストークを補正するという問題である。
【0012】この目的のために、本発明は、各信号列ご
とに一つのクロストーク補正回路を使用する。各回路
は、フランス特許出願第9215474号に記載されて
いるような、ただ一つのフレームを有するシステムにお
いて既に使用されているものと、本質的に同じである。
各補正回路は、クロストークを最初の隣接トラックに制
限しなければならない場合には、三つの連続するサンプ
ルを必要とする。これらの三つの連続するサンプルは、
中央トラック、その右側の隣接トラック、及び左側の隣
接トラックに該当する。しかしながら、各サブフレーム
の端に位置するサンプルでは、隣接するサンプルの一つ
は別のサブフレームに属する。単に端のサンプルのクロ
ストークを補正することを控えるか、あるいはこれらの
サンプルに基準信号など重要性の低い情報を割り当てる
だけなら可能であるが、短いCCD「断片」(例えば1
6ピクセルCCDセンサの場合には2/16)の場合に
はビットレートを著しく低下させることになる。しか
し、本発明は多重出力CCDのサンプルをすべて補正
し、各サブフレームの最初のサンプルと最後のサンプル
を処理するために特別の順序付けを必要とする。
【0013】この順序付けは、CCDフレーム中に存在
する「非活動」サイクルを利用することが好ましい。
【0014】したがって、本発明は、情報媒体の上に並
んで位置する少なくとも一つの情報要素フレームを含
む、記録媒体(BD)を読み取るための装置であって、 − 記録媒体上の情報要素に対応する一連のサンプル列
(Xp−1(k)、Xp(k)、Xp+1(k))を与
える情報フレームの並行読取りを実施する読取手段(T
L6)と、 − 隣接サンプル(Xp−1(k)、Xp+1(k))
を使用して中央サンプル(Xp(k))のクロストーク
を補正する、クロストーク補正回路(1)とを含み、前
記読取手段(TL6)は細分割されて、一連のサンプル
(X、Y、Z)の少なくとも第1サブフレームと第2サ
ブフレームを与え、さらに − クロストーク補正済みサンプル列(X’、Y’、
Z’)を与える各サブフレームのサンプル用のクロスト
ーク補正回路(2)と、 − 第1サンプル・サブフレーム(Y)からの補正すべ
きサンプル列(Ys)と、少なくとも一つの第2サンプ
ル・フレーム(X、Z)からのサンプル(XN−1、Z
0)を、各補正回路(2)に与える入力シーケンサ
(3)とを含む装置に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の様々な目的と特徴は、下
記の説明と添付の図面からより明らかになろう。
【0016】図1を参照して、まず本発明を適用するこ
とができる記録/読取システムについて説明する。
【0017】このシステムは、磁気テープBDなどの記
録媒体を有する。マトリクス記録ヘッドMT1は、行選
択導体MT3とデータ選択導体MT4によって制御され
るマトリクス状の要素的ヘッドMT1を有する。このヘ
ッドは、各々がマトリクス・ヘッドMT1の要素的ヘッ
ドに対応する、情報要素BD1、BD2、・・・、BD
nの各トラックを、テープBDの上に記録できるように
する。この記録ヘッドは、例えばフランス特許出願第8
805592号に記載の形式のものである。
【0018】図面の右側の部分は、フランス特許出願第
8917313号に記載するような磁気光学式読取ヘッ
ドTLを示す。
【0019】このヘッドTLは、磁気テープの平面に平
行に位置する(例えばカー効果によって作動する)磁気
光学式変換器TL1を有し、この変換器の大きな長さは
テープの長さを横切っている。光源TL2は、偏光され
た光線により集束システムTL3を介して変換器TL1
を照明し、こうして光線は、磁気テープBDの付近で実
質的に変換器TL1の一面上の1本の線に沿って集束さ
れる。変換器TL1によって反射される光線は、テープ
の磁界の関数として変更された偏りを有する。反射され
た光線は、集束システムTL4とトラック追従システム
TL5によって、例えばCCD型電荷転送デバイスを含
む光電子式検出器TL6に送られる。
【0020】検出器TL6は少なくとも、テープ上に存
在するトラックの数と同数の検出素子を有する。
【0021】変換器TL1は光線を検出器TL6の方向
に反射させる。この光線は実際には一組のトラック読取
ビームによって形成され、各読取ビームは磁気テープの
トラックによってその偏光が影響を受けている。これら
の読取ビームはすべて検出器TL6によって受け取ら
れ、従って検出器TL6は、テープBDの各トラック上
で読み取られた情報要素の検出を可能にする。
【0022】磁気光学式変換器はエッチングされず、連
続した読取構造を有する。これが読取りにおいてクロス
トークに寄与することがある。この変換器は固定された
ままであり、ビームを偏向させることによって動的トラ
ック追従を可能にするトラック追従システムTL5であ
る。
【0023】また、CCDのこの軸に沿った直接の機械
的移動を考えることも可能である。
【0024】光学式システムは、読み取られた各トラッ
クが一つの同じフォトダイオードによって分析されるよ
うに設計することができる。
【0025】テープと接触している機械素子(変換器)
を移動させないのが有利であることに留意されたい。
【0026】トラック追従システムTL5は、図3に示
すように作ることができる。このシステムは、検出器T
L6に実質的に平行に置かれ、変換器TL1の最大長さ
と直角を成す軸の周りに回転する平行面を持つ、ガラス
・プレートTL7を有する。この回転は、電磁石TL8
と、ガラス・プレートTL7に固定接合されたソレノイ
ド・プランジャTL9とによって制御される。電磁石
は、電気的トラック追従情報を受け取り、変換器TL1
から来るビームを検出器TL6に向けて正しく偏向さ
せ、かつ変換器TL1によって送られるトラック読取ビ
ームを各フォトダイオードに割り振るように、プレート
が方向付けられるようにする。
【0027】プレートTL7の制御は、圧電装置などど
んな装置によって行うこともできる。
【0028】トラック追従システムは、検出器TL6、
光学システムTL4、及び変換器TL1を相互に移動さ
せることによっても行うことができる。
【0029】図4を参照して、図1における磁気テープ
BD上における情報要素とトラックの例示的配置を説明
する。時点tにおいて、細分割されたセンサは、フレー
ムkを形成する情報要素X0(k)、X1(k)、・・
・、Xp−1(k)、Xp(k)、Xp+1(k)、・
・・、XN−1(k)のN個のサンプルを読み取る。こ
の簡略化された例によって、入力ピクセルのフレームに
対応するこれらの情報要素サンプルは読取ヘッドMT1
によって並行に記録されていたと想定する。しかし、入
力フレームから来るピクセルは千鳥状に記録されること
があり、読み取る際に、それがオーバーサンプリングさ
れて、瞬間tにおいて読み取られるフレーム中の情報要
素が入力フレームの情報に対応しなくなることがある。
これは本発明の原理を変えるものではない。
【0030】まず第一に、クロストーク補正の原理を記
録することができる。例えば第1隣接トラックに起因す
るトラックXpから受けるクロストークの知識を得るた
めに、隣接トラックから来る情報要素を考慮する。この
場合、情報要素はサンプルXp−1とXp+1である。
これらの情報要素は、図4では破線で囲まれている。
【0031】図5aを参照して、これから、三つの出力
を有する細分割されたCCDセンサについての適用例を
説明する。この例では、細分割されたCCDセンサTL
6は3N個のサンプルを読み取り、X、Y、及びZで示
される三つの列を生成する。各列は、0からM−1によ
って示される連続サンプルによって形成されるサブフレ
ームの連続を有する。三つのサブフレームにおける情報
要素は一つのフレームを形成する。CCDの三つの出力
は、シーケンサ及びクロストーク補正器1によって形成
されるユニットの入力に加えられる。
【0032】シーケンサ補正器1の内部構造は、図5b
に見ることができるが、この場合には三つのクロストー
ク補正回路2を使用している。
【0033】各補正回路2の入力において、中央トラッ
クとその左右の隣接トラックに対応する第1隣接トラッ
クのみを考慮する場合には、三つの連続するサンプルが
必要であることを想起されたい。しかし、例えば各サブ
フレームの端に位置するサンプル用の一つの多重出力C
CDの列においては、隣接サンプルの一つは別の異なる
列に属する。次に入力シーケンサ3は、適時に利用可能
な正確な情報要素を有するために、サンプル列の間の管
理を実施しなければならない。
【0034】基準信号0は、データ要素を経路指定する
ために、シーケンサによって使用される。
【0035】この実施の形態の一つの利点は、各クロス
トーク補正回路2が、すでに述べた二つの特許に記載さ
れた単一の列を用いるシステムのためにすでに開発され
たものと同じであるという点である。
【0036】この構造を図5cに詳細に示す。連続する
サンプルはクロストーク補正回路5によって受け取ら
れ、信号Spのクロストークは下記の操作を実施するこ
とによって補正される。
【0037】 S’p=Sp−(Cdp・Sp+1+Cgp・Sp−
1) CdpとCgpはクロストーク係数であり、これらは推
定演算器4によって計算され、テープをその移動方向に
見てトラック上の右側(d)と左側(g)に位置するサ
ンプルに起因する、トラックpのサンプル上に存在する
クロストークを示すものである。
【0038】図5dに補正演算器5の一実施の形態を示
す。この回路は、連続して受け取られると想定される信
号Sp−1、Sp、Sp+1の位相をリセットできるよ
うにする二つの遅延回路50、51を有する。ROM型
回路52が、クロストーク信号Cdp及びCgp、並び
に信号Sp−1及びSp+1を受け取り、これと引き替
えにCdp・Sp+1+Cgp・Sp−1を与える。こ
の結果は、減算回路53に伝送され、減算回路53は、
この結果と信号Spの値との間の差を取る。すると、ク
ロストーク補正済み信号S’pが得られる。多重化回路
54は必須のものではないが、後で述べることにする。
補正演算器を2進乗算器によって作ることもできる。
【0039】クロストーク推定演算器4はクロストーク
接続回路5の出力に接続され、前述のクロストーク係数
を示すクロストーク推定を実施する。左側のクロストー
クの瞬間値は、サンプル値にサンプル値の左側に位置す
るサンプルの符号を掛けた積を取ることによって推定さ
れる。同様に、右側のクロストークの瞬間値は、サンプ
ル値にサンプル値の右側に位置するサンプルの符号を掛
けた積を取ることによって推定される。実際に、クロス
トーク計算部分4はクロストーク補正演算器5の出力に
接続されているので、クロストーク補正演算器は、クロ
ストークが既に補正されたと想定される信号の残留クロ
ストークの推定を実施する。従って、下式が得られる。
【0040】 edp=S’p*Sgn[S’p+1] 及び egp=S’p*Sgn[S’p−1] 図5eに、信号Sp−1、Sp、Sp+1が連続して到
達するクロストーク推定回路4の一例を示す。遅延回路
40、41はこれらの信号の位相をリセットし、例えば
ROM型の回路42が残留クロストークedp及びeg
pを計算する。
【0041】次に図6を用いて、入力シーケンサ3の動
作を説明する。細分割されたCCDセンサTL6は3N
本のトラックを読み取って、図6に示すように順番に並
べられたX,Y,Zで示される三つの出力を生成するも
のと想定する。これは、各出力が各フレーム(k−1、
k)において(0〜M−1)で示される連続サンプルを
構成するサブフレームの連続を有することを意味する。
各サブフレームは、情報要素のN個のサンプル(X0〜
XN−1)とを、CCDから電荷を放電させる間に生成
されるm個の「非活動」サイクル(XM−m〜XM−
1)とを含む。
【0042】一例として、出力Yに関する処理の適用例
のみを詳しく説明する。他の出力についても同じアプロ
ーチが有効である。
【0043】入力シーケンサの目的は、中央サンプルと
右側と左側の二つの隣接サンプルに対応する列Yにおけ
る各サンプルごとに三つの連続サンプルからなる組を生
成することであることを想起されたい。三つの列X、
Y、Zに対して同時である処理が1位からN−2位まで
のサンプルに適用可能である限り、シーケンサはほぼ透
過的であり、各補正器は、SはCCD出力(X、Y、又
はZ)でありpがトラックである[Sp−1、Sp、S
p+1]形式の3つからなる組に有効であるので、シー
ケンサーはこのサンプルの配列では効果を示さない。
【0044】しかし、0位のサンプル例えばY0の処理
については、列Yのクロストーク補正回路2は、同じフ
レームに属する連続する三つのサンプル[XN−1、Y
0、Y1]からなる組を与えられる必要がある。図6
に、フレームk−1についてこの3つからなる組のサン
プルを四角形の枠に示す。サンプルXn−1はフレーム
k−1の端でのみ利用可能であるので、シーケンサ3は
フレームk−1中に信号Yを記憶し、1フレームだけ遅
延された列Yを示す信号Y(M)を生成する。次のフレ
ームk中に、信号Y(M)の前のサンプルY0すなわち
YM−1は、0位の処理(すなわちこの例ではY0)の
ための列Xから来るサンプルXN−1によって取り替え
られる。こうして、正確に並んだ3つからなる組を含む
列Ysが得られる。
【0045】N−1位のサンプル、例えばXN−1を処
理する場合、列Yのクロストーク補正回路2は3つから
なる組[XN−2、YN−1、Z0]を待つ。図6に、
フレームk−1のためのこの3つからなる組のサンプル
を丸枠で示す。Z0の値の記憶がフレームk−1の最初
に予め行われ、かつその位置が、列Ysにおいてフレー
ムk中のサンプルXN−1の後にあるため、N−1位の
サンプルのための補正器の機能動作が保証される。
【0046】最後に、第1トラックすなわちこの例では
サンプルX0については、これはただ一つの隣接トラッ
ク(X1)しか有しないので、第2の仮想隣接トラック
を示す中性値(一般に0)を持つサンプルが、クロスト
ーク補正回路の正確な動作のために挿入される。同じ論
法がトラックZN−1の処理にも適用できる。
【0047】この順序付けは、クロストーク補正構造を
変更しないようにCCDのサブフレーム中に存在する
「非活動」サイクルを使用することが好ましい。これ
は、この例では放電期間中にCCDによって生成された
サンプルYM−1、YM−mが、それぞれ他の列から来
るサンプルXN−1及びZ0によって取り換えられるこ
とを意味する。これは図6に示されている。
【0048】しかし、CCDが「非活動」サイクルをも
つ必要はない。事実、本発明の着想は、中央サンプルと
その右側と左側の二つの隣接サンプルに対応する列Yに
おける各サンプルごとに三つの連続サンプルからなる組
を常に有することである。これは、隣接列のサンプルを
記憶することによって行われる。記憶されたサンプルの
ために利用できる「非活動」サイクルの数が十分存在し
ないか、あるいは「非活動」サイクルが全くない場合に
は、有用なサンプルを失うことなく列のサンプルをすべ
て取り替えることは不可能である。例えばサンプルY0
を処理するには、普通は「非活動」サンプルYM−1は
サンプルXN−1によって取り替えられる。しかし、サ
ンプルYM−1が存在しない場合には、有用なサンプル
YN−1はその位置にある。このサンプルYN−1をX
N−1によって取り替えることはできない。この場合
は、この有用なサンプルYN−1を、ただ1クロック・
サイクルの間に補正回路の入力に位置変更しなければな
らない。これは、図5dにおける多重回路55及び56
によって行われる。クロック・サイクルh0中のサンプ
ルY0を処理するには、有用サンプルYN−1はサンプ
ルXN−1によって取り替えられる。同様に、クロック
・サイクルhN−1中のサンプルYN−1を処理するに
は、有用サンプルY0はサンプルZ0によって取り替え
られる。
【0049】図7は、入力シーケンサの可能な一実施の
形態によるデータ要素の順序付けと計算を示す。右側の
3本の矢印は、サンプルY0上のクロストークを計算す
るために使用されるサンプルのトリプレット[XN−
1、Y0、Y1]を示す。左側の3本の矢印は、YN−
1上のクロストークを計算するために必要な3つからな
る組[YN−2、YN−1、Z0]を示す。
【0050】さらに、サブフレームYにおけるサンプル
のすべてを記憶する必要はない。例えば、Y0上のクロ
ストークを計算するために、フレームk−1中にサンプ
ルY0とY1のみを記憶し、続くフレームk中にY0上
のクロストークを計算するすることが可能である。上述
のように、「非活動」サイクルを活用し、また非活動サ
イクルがない場合には多重回路を活用することが可能で
ある。いずれの場合でも、クロストーク補正済みサンプ
ルY0は前のフレームから来るサブフレーム中に常に順
序付けされるとは限らず、これは適切な再順序付け回路
によって後で再順序付けされることもある。
【0051】入力シーケンサの動作は出力X及びZにつ
いて同じである。
【0052】クロストーク推定演算器4の十分な操作に
は、出力シーケンサ6が必要である。これは、先に述べ
たようにクロストーク推定演算器も隣接サンプルを必要
とするからである。出力シーケンサ6の動作は入力シー
ケンサ2の動作と似ている。図8に、データ要素の順序
付けとこのシーケンサの可能な一実施の形態を示す。
【0053】具体的には、係数を推定するための推定回
路4は、クロストーク補正済みサンプル列からのS’を
有する3つからなる組[Sgn(S’p−1)、S’
p、Sgn(S’p+1)]を待つ。ただしSgnは有
符号関数を示し、pはトラックを示す。ランクが1から
N−2までのサンプルについては、出力シーケンサはサ
ンプルの順序に影響を与えない。
【0054】ランク0のサンプルを処理するには、現在
フレームすなわちY’の完全な記憶は、隣接出力から来
るが同じフレームに属する情報X’N−1を待つ。X’
N−1の符号が前のサンプルY’0(すなわちY’M−
1)の代わりに使用され、このランクのサンプルについ
てクロストーク係数の推定を行うことができる。
【0055】ランクN−1のサンプルについても同じア
プローチに従う。Z’0の記号が記憶され、正しい時間
に挿入されて、クロストーク推定器の入力に必要な3つ
からなる組[Sgn(Y’N−2)、Y’N−1、Sg
n(Z’0)]を形成する。
【0056】最後に、この場合X’0及びZ’N−1に
おける外部トラックの処理では、隣接トラックの存在を
シミュレートするために、推定器用の中立的な値のサン
プルを使用する必要がある。
【0057】図9aに、本発明によるクロストーク補正
器2の好ましい一代替実施の形態を示す。この回路で
は、残存クロストーク誤差は積算フィルタ7g及び7d
に送られる。これらのフィルタは、クロストーク係数を
継続的に積算する。積算フィルタによって実施される操
作は次の通りである。
【0058】 Cpg(k)=Cgp(k−1)+k’egp 及び Cdg(k)=Cdp(k−1)+k’egp すなわち、フレームkにおける1サンプルについては、
クロストーク係数Cgp又はCdpの新しい推定値は、
フレームk−1中の同じサンプルの値を残存誤差egp
又はedpの分数k’によって補正したものと同じであ
る。ここで、前の実施の形態のクロストーク係数は、本
実施の形態では残存誤差と名前が変わっている。
【0059】図9bに、これらのフィルタの一実施の形
態を示す。回路70は、係数k’(1より小さい)を用
いて残存クロストーク係数egpの重み付けを実施す
る。重み付けされた係数は、加算回路71の入力に伝送
され、この加算回路71の出力はメモリ回路72の他の
入力にループされる。したがって、係数k’によって重
み付けされた残存クロストーク係数egpが、同じトラ
ックについて先に計算されたクロストーク係数の値に加
えられることがわかる。
【0060】この一時的誤差を濾過した後、これらの係
数は、新しい補正計算のために係数を同位相にするのに
必要な記憶ステップの後に利用可能となる。クロストー
クは実際には様々なサンプル間で変化を受けないと想定
されているので、前の瞬間に計算された係数を使用する
ことによってサンプルを補正することが可能である。
【0061】さらに、図9aの回路も、前述のトラック
追従装置TL5を制御するためのトラック追従信号の計
算、又は検出器TL6、光学システムTM4、及び変換
器TL1のそれぞれの位置の計算を可能にする。これ
は、フィルタ7gと7dの出力に接続され、クロストー
ク係数間の差を出す、減算回路8によって達成される。
クロストーク係数の突然の変化がトラック追従装置への
直接の影響を与えないように、差Cgp−Cgdは記録
媒体が所有するn本のトラックに統合される。そしてト
ラック追従信号が得られる。すべてのトラックについて
のこの信号の平均値を取って、特定のトラックに影響を
与える現象の影響を受けない結果を得ることができる。
さらに詳しくは、本発明のシステムはCCDのいくつか
の細分クロストーク係数を計算するので、これらの係数
すべてについて積算を実施することが適切である。その
理由は、図9cに示すように、CCDの各細分割部分ご
とに差Cgp−Cdpを取るいくつかの減算回路8a〜
8nが設けられているからである。多重読取器10は減
算回路8a〜8nの出力を連続的に読み取り、すべての
細分割部分について差Cgp−Cdpを連続的に積算器
9に送る。したがって、トラック追従信号は、CCDの
各細分すべてのクロストーク係数に基づく平均値から得
られる。
【0062】上述のクロストーク係数の原理は、出力に
よって多重化された連続サンプル列を対象とする。しか
し、この原理は、先に参照したフランス特許出願第94
14147号に記載されているような非多重化サンプル
列(微分偶数パリティ・チャネル0、2、4、・・・、
N−2、及び微分奇数パリティ・チャネル1、3、・・
・、N−1)を生成するCCDセンサにも適用すること
ができる。図10は、非多重化出力と共に使用するため
の原理を示す図である。この例では、細分割されたCC
DセンサTL6は偶数パリティ列と奇数パリティ列の三
つの対Xp、Xi、Yp、Yi及びZp、Ziを生成す
る。各偶数パリティ列は、0〜M−2で示される連続サ
ンプルによって形成された一連のサブフレームを有す
る。各奇数パリティ列は、1〜M−1で示される連続サ
ンプルによって形成された一連のサブフレームを有す
る。これを図6に示す。各列は、CCDの端にあり、本
発明のシステムによって補正しなければならない、一つ
のサンプルを有する、。例えば、列YpはサンプルY0
を含み、列YiはサンプルYN−1を含む。この処理に
ついては先に考慮した。
【0063】サンプルY0を処理するには、前述の多重
化された列の場合と同様に、同じ3つからなる組[YN
−1、Y0、Y1]を補正回路に与えることが必要であ
る。この3つからなる組のサンプルを図6において四角
枠で示す。この場合には、前のサンプルY1すなわちY
M−1は、奇数パリティ列Xiから来るサンプルXN−
1によって取り替えられる。
【0064】本発明では、各列ごとに一つの補正回路を
使用する。これらの回路は、上述の原理に従ったフラン
ス特許出願第9414147号に記載の回路である。図
10bに、列Ypのための補正回路の一実施の形態を示
す。この回路では、サンプルY0を含む列Ypと、サン
プルY1及び「非活動」サンプルYM−1を取り替える
YN−1を含むサンプルYiが利用可能である。
【0065】非活動サイクルがない場合には、図5dに
示すものと同じ回路原理を適用して、サンプルXN−1
をYN−1によって取り替えることができる。
【0066】本発明を磁気テープの読取りへの適用例に
ついて説明したが、本発明は、どのような手段(磁気的
手段、光学的手段など)によっても読み取ることのでき
るいかなる情報媒体(テープ、ディスク、ボード等)の
読取りにも適用することができる。さらに上記の説明に
おいて、読み取られる情報要素はトラックの形状に編成
されているが、本発明は、独立した複数のフレーム又は
単一のフレームの形に編成された情報要素の読取りにも
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】読取りが磁気光学式システムによって行われ
る、磁気テープの記録読取り用システムを示す図であ
る。
【図2】従来の技術によるシステムにおけるクロストー
ク補正器を示す図である。
【図3】トラック追従システムを示す図である。
【図4】磁気テープ上の情報要素とトラックとの例示的
編成を示す図である。
【図5a】本発明の回路の一実施の形態を示す第1の図
である。
【図5b】本発明の回路の一実施の形態を示す第2の図
である。
【図5c】本発明の回路の一実施の形態を示す第3の図
である。
【図5d】本発明の回路の一実施の形態を示す第4の図
である。
【図5e】本発明の回路の一実施の形態を示す第5の図
である。
【図6】細分されたCCDセンサの出力における情報要
素の例示的編成を示す図である。
【図7】入力シーケンサにおけるデータ要素と計算の順
序付けを示す図である。
【図8】出力シーケンサにおけるデータ要素と計算の順
序付けを示す図である。
【図9a】補正回路の代替実施の形態を示す第1の図で
ある。
【図9b】補正回路の代替実施の形態を示す第2の図で
ある。
【図9c】補正回路の代替実施の形態を示す第3の図で
ある。
【図10a】非多重化出力での使用の変形例を示す図で
ある。
【図10b】非多重化出力での使用の変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 シーケンサ及びクロストーク補正器 2 クロストーク補正回路 3 入力シーケンサ 4 推定演算器 5 クロストーク補正回路 6 出力シーケンサ 7 フィルタ 8 減算回路 9 積算器 10 多重化読取器 40 遅延回路 41 遅延回路 50 遅延回路 51 遅延回路 52 ROM型回路 53 減算回路 54 多重化回路 55 多重化回路 56 多重化回路 70 重み付け回路 71 加算回路 72 メモリ回路 BD 磁気テープ C クロストーク係数 e 残存クロストーク係数 MT1 読取ヘッド TL 磁気光学式読取ヘッド TL1 磁気光学式変換器 TL2 光源 TL3 集束システム TL4 集束システム TL5 トラック追従システム TL6 光電子式検出器、細分CCDセンサ TL7 ガラス・プレート TL8 電磁石 TL9 ソレノイド・プランジャ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報媒体の上に並んで位置する少なくと
    も一つの情報要素フレームを含む、記録媒体を読み取る
    ための装置であって、 − 記録媒体上の情報要素に対応する一連のサンプル列
    (Xp−1(k)、Xp(k)、Xp+1(k))を与
    える情報フレームの並行読取りを実施する読取手段と、 − 隣接サンプル(Xp−1(k)、Xp+1(k))
    を使用して中央サンプル(Xp(k))上でのクロスト
    ークを補正する、クロストーク補正回路とを含み、 前記読取手段は細分割されており、一連のサンプル
    (X、Y、Z)の少なくとも1つの第1サブフレームと
    1つの第2サブフレームを与え、さらに − クロストーク補正済みサンプル列(X’、Y’、
    Z’)を与える各サブフレームのサンプル用のクロスト
    ーク補正回路と、 − 第1サブフレームのサンプル(Y)からの補正すべ
    きサンプル列(Ys)と、少なくとも一つの第2サブフ
    レームのサンプル(X、Z)からのサンプル(XN−
    1、Z0)を、各補正回路に与える入力シーケンサとを
    含む装置。
  2. 【請求項2】 各クロストーク補正回路が、 − 補正すべきサンプル(Sp−1、Sp、Sp+
    1)、及び中央の情報要素(p)に存在する可能性のあ
    る隣接情報要素(p−1、p+1)からのクロストーク
    を表すクロストーク係数(Cgp、Cdp)とを受け取
    り、クロストーク補正済み信号(S’p−1、S’p、
    S’p+1)を計算するクロストーク補正演算器と、 − 前記クロストーク係数(Cgp、Cdp)を計算す
    るクロストーク推定演算器とを含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 − 前記クロストーク補正済み信号
    (X’、Y’、Z’)を受け取り、入力列におけるサン
    プルのクロストーク係数を推定するのに必要なサンプル
    をすべて含む変更済みサンプル列(X’s、Y’s、
    Z’s)を各推定回路に与える、出力シーケンサを含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 − 前記入力シーケンサ又は出力シーケ
    ンサによって与えられる変更済みサンプル列が、第1サ
    ブフレームのサンプル(X、Y、Z、又はX’、Y’、
    Z’)並びに隣接サンプルを含み、サブフレームの端部
    にあるサンプル (XN−1、Z0)は他の列(X、
    Z)からのものであることを特徴とする、請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記入力シーケンサ又は出力シーケンサ
    が、 − 隣接列に隣接する各サブフレームの少なくとも二つ
    の第1サンプル(Y0、Y1)の記憶を可能にする手段
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記入力シーケンサ又は出力シーケンサ
    が、 − 各サブフレーム(Y)ごとに、隣接サブフレーム
    (X、Z)から来る隣接サンプル(XN−1、Z0)に
    よる、CCDセンサ(YM−1、YM−m)から電荷を
    放電するための期間中は非活動状態であるサイクルの置
    換を可能にする手段を含むことを特徴とする、請求項1
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記クロストーク補正演算器が、 − 下記の演算、すなわち S’p=Sp−(Cdp・Sp+1+Cgp・Sp−
    1) によって前記クロストーク補正を実施する手段を含み、 上式で、Spはクロストークを補正すべきサンプル列で
    あり、CdpとCgpは推定演算器によって計算される
    クロストーク係数であり、テープをその移動方向で見て
    その右側(d)と左側(g)に位置するサンプルに起因
    する、サンプル上に存在するクロストークを表すもので
    あり、S’pは、クロストーク補正済みサンプル列であ
    ることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記推定演算器が、 − 下記の演算、すなわち edp=S’p*Sgn[S’p+1] 及び egp=S’p*Sgn[S’p−1] を実施することによってクロストークの値を計算する手
    段を含み、S’pは、クロストーク補正済みサンプル列
    であることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  9. 【請求項9】 各クロストーク補正回路が、前記クロス
    トーク推定演算器と前記クロストーク補正演算器との間
    にクロストーク係数に作用する濾過回路を含み、この濾
    過回路が、 − クロストーク信号(egp)を受け取り、これを重
    み付け係数kを用いて重み付けを行う重み付け回路と、
    この重み付けされた信号を第1入力で受け取り、その出
    力をメモリ回路によって第2入力にループさせる加算回
    路と、同じ情報要素について以前に計算されたクロスト
    ーク係数を前記の第2入力に加えるメモリ回路とを含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  10. 【請求項10】 − 前記クロストーク推定回路に接続
    され、クロストーク係数を受け取ってこれらの差を計算
    し、トラック追従補正信号を与える、減算回路を含むこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  11. 【請求項11】 CCDの各細分割部分のクロストーク
    係数用の減算回路と、二つの該算回路の出力を順次読み
    取り、トラック追従信号を与える積算器回路に前記二つ
    の差の結果を与える多重化読取器とを含むことを特徴と
    する、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 − 細分割された読取手段の各出力が
    適合され、連続サンプルの少なくとも一つの第1サブフ
    レーム(Xp、Yp、Zp)と一つの第2サブフレーム
    (Xi、Yi、Zi)を与え、これらのサンプルはテー
    プ上に交互にある情報要素に対応し、 − クロストーク補正済みサンプル列(X’p、X’
    i、Y’p、Y’i、Z’p、Z’i)を与えるサンプ
    ルの各サブフレーム用のクロストーク補正回路を含むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 並行に記録する複数の情報トラックを
    含む記録媒体を読み取るためのシステムであって、 − 記録媒体と、 − 光線を、この光線を再伝達する記録媒体に伝達する
    光学的手段と、 − 記録媒体によって再伝達された光線を受け取るため
    の光学式検出手段と、 − 請求項1から12のいずれか一項に記載の読取り装
    置とを含むシステム。
JP7335456A 1994-12-23 1995-12-22 読取り装置及びシステム Pending JPH08255429A (ja)

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