JPH08255026A - 節電装置 - Google Patents
節電装置Info
- Publication number
- JPH08255026A JPH08255026A JP7086169A JP8616995A JPH08255026A JP H08255026 A JPH08255026 A JP H08255026A JP 7086169 A JP7086169 A JP 7086169A JP 8616995 A JP8616995 A JP 8616995A JP H08255026 A JPH08255026 A JP H08255026A
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- undervoltage
- power saving
- autotransformer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不足電圧の発生を減少させ負荷側への影響を
最小限にすると共に、負荷側へ安定した電力を供給す
る。 【構成】 節電装置１は、電源電圧を降圧するオートト
ランスＴＲ１と、このオートトランスＴＲ１のタップを
切替えるための電磁接触器ＭＣ１と、この電磁接触器Ｍ
Ｃ１のタップ切替え制御を行う制御回路２と、負荷電圧
を検出する電圧検出回路３と、負荷電流を検出する電流
検出回路４と、最低電圧を設定するための電圧設定回路
５と、記憶回路６とを具備する。
最小限にすると共に、負荷側へ安定した電力を供給す
る。 【構成】 節電装置１は、電源電圧を降圧するオートト
ランスＴＲ１と、このオートトランスＴＲ１のタップを
切替えるための電磁接触器ＭＣ１と、この電磁接触器Ｍ
Ｃ１のタップ切替え制御を行う制御回路２と、負荷電圧
を検出する電圧検出回路３と、負荷電流を検出する電流
検出回路４と、最低電圧を設定するための電圧設定回路
５と、記憶回路６とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷電圧の制御により
節電を行う節電装置の改善に関する。
節電を行う節電装置の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、負荷電圧の制御により節電を行う
節電装置は、図２に示すようなものであった。通常時に
は電源側から入力された電源電圧をオートトランスＴＲ
２で降圧し負荷側に供給している。オートトランスで降
圧された電圧の２乗に比例する電力が節電される。しか
しながら負荷側に不足電圧が印加されると機器が正常に
動作しない虞れがあると共に、機器の寿命が縮まる虞れ
があるため、負荷側の電源電圧を継電器ＲＹで監視し、
予め設定した値より低くなった場合に不足電圧が発生し
たものと判断し、継電器ＲＹにより電磁接触器ＭＣ２を
動作させてオートトランスのタップを切替え、節電回路
をバイパスさせることにより、不足電圧状態から通常の
状態に復帰するように制御していた。
節電装置は、図２に示すようなものであった。通常時に
は電源側から入力された電源電圧をオートトランスＴＲ
２で降圧し負荷側に供給している。オートトランスで降
圧された電圧の２乗に比例する電力が節電される。しか
しながら負荷側に不足電圧が印加されると機器が正常に
動作しない虞れがあると共に、機器の寿命が縮まる虞れ
があるため、負荷側の電源電圧を継電器ＲＹで監視し、
予め設定した値より低くなった場合に不足電圧が発生し
たものと判断し、継電器ＲＹにより電磁接触器ＭＣ２を
動作させてオートトランスのタップを切替え、節電回路
をバイパスさせることにより、不足電圧状態から通常の
状態に復帰するように制御していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の節電装置１１は、不足電圧が発生した後に節電回路を
バイパスさせて電圧を保持する制御となるので、入力電
圧の変動や負荷電流の変動が大きい場合には、たびたび
不足電圧が発生し、その都度節電回路がバイパスされ、
その結果負荷側の電源電圧が安定しないという欠点があ
る。また、不足電圧の発生を抑制しようとすると節電効
果の低いタップを選択することになり、十分な節電効果
が得られないという欠点があった。
の節電装置１１は、不足電圧が発生した後に節電回路を
バイパスさせて電圧を保持する制御となるので、入力電
圧の変動や負荷電流の変動が大きい場合には、たびたび
不足電圧が発生し、その都度節電回路がバイパスされ、
その結果負荷側の電源電圧が安定しないという欠点があ
る。また、不足電圧の発生を抑制しようとすると節電効
果の低いタップを選択することになり、十分な節電効果
が得られないという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記従来の節電装置の問
題点に鑑み、本発明の目的は、不足電圧の発生を減少さ
せ負荷側への影響を最小限にすると共に、負荷側へ安定
した電力を供給するもので、その構成は、電源側から入
力された電源電圧を降圧するオートトランスと、該オー
トトランスのタップを切替える電磁接触器と、該電磁接
触器のタップ切替え制御を行う制御回路と、負荷電圧を
検出する電圧検出回路と、負荷電流を検出する電流検出
回路と、最低電圧を設定する電圧設定回路と、記憶回路
とを具備し、通常時には前記オートトランスで降圧した
電源電圧を負荷側に供給する節電動作を行い、前記電圧
設定回路で設定した電圧値を下回る不足電圧が発生した
時には前記制御回路により前記電磁接触器が前記オート
トランスのタップを切替え、オートトランスをバイパス
させて電源電圧を負荷側に供給すると共に、不足電圧発
生直前の前記電流検出回路及び前記電圧検出回路で検出
した負荷側の電圧値及び電流値を前記記憶回路に記憶
し、不足電圧発生状態が復帰した時には再び前記節電動
作を行うと共に、前記記憶回路に記憶した不足電圧発生
直前のデータと現状値とを比較して両者が一致した時に
は、前記制御回路により前記電磁接触器が前記オートト
ランスのタップを切替え、負荷側電圧を昇圧し、該節電
動作時に再び不足電圧が発生した時には前記制御回路に
より前記電磁接触器が前記オートトランスのタップを切
替え、オートトランスをバイパスさせて電源電圧を負荷
側に供給すると共に、不足電圧発生直前の前記電流検出
回路及び前記電圧検出回路で検出した負荷側の電圧値及
び電流値を前記記憶回路に記憶することである。
題点に鑑み、本発明の目的は、不足電圧の発生を減少さ
せ負荷側への影響を最小限にすると共に、負荷側へ安定
した電力を供給するもので、その構成は、電源側から入
力された電源電圧を降圧するオートトランスと、該オー
トトランスのタップを切替える電磁接触器と、該電磁接
触器のタップ切替え制御を行う制御回路と、負荷電圧を
検出する電圧検出回路と、負荷電流を検出する電流検出
回路と、最低電圧を設定する電圧設定回路と、記憶回路
とを具備し、通常時には前記オートトランスで降圧した
電源電圧を負荷側に供給する節電動作を行い、前記電圧
設定回路で設定した電圧値を下回る不足電圧が発生した
時には前記制御回路により前記電磁接触器が前記オート
トランスのタップを切替え、オートトランスをバイパス
させて電源電圧を負荷側に供給すると共に、不足電圧発
生直前の前記電流検出回路及び前記電圧検出回路で検出
した負荷側の電圧値及び電流値を前記記憶回路に記憶
し、不足電圧発生状態が復帰した時には再び前記節電動
作を行うと共に、前記記憶回路に記憶した不足電圧発生
直前のデータと現状値とを比較して両者が一致した時に
は、前記制御回路により前記電磁接触器が前記オートト
ランスのタップを切替え、負荷側電圧を昇圧し、該節電
動作時に再び不足電圧が発生した時には前記制御回路に
より前記電磁接触器が前記オートトランスのタップを切
替え、オートトランスをバイパスさせて電源電圧を負荷
側に供給すると共に、不足電圧発生直前の前記電流検出
回路及び前記電圧検出回路で検出した負荷側の電圧値及
び電流値を前記記憶回路に記憶することである。
【０００５】
【作用】通常時にはオートトランスで降圧した電源電圧
が負荷側に供給される。このとき降圧した電圧の２乗に
比例する電力が節電される。節電動作は次の通りであ
る。即ち降圧される電圧は電圧設定回路で設定した最低
電圧以下にならないように、一定時間毎に電圧検出回路
及び電流検出回路で負荷側の電圧及び電流を計測し、そ
のデータを記憶回路に記憶し、制御回路により電磁接触
器が適切なタップに切替える。
が負荷側に供給される。このとき降圧した電圧の２乗に
比例する電力が節電される。節電動作は次の通りであ
る。即ち降圧される電圧は電圧設定回路で設定した最低
電圧以下にならないように、一定時間毎に電圧検出回路
及び電流検出回路で負荷側の電圧及び電流を計測し、そ
のデータを記憶回路に記憶し、制御回路により電磁接触
器が適切なタップに切替える。
【０００６】電源側の電圧降下や負荷電流の増加により
電圧設定回路で設定した電圧を下回った時には制御回路
が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触器がオー
トトランスのタップを切替え、オートトランスをバイパ
スさせて電源電圧を負荷側に供給することにより、不足
電圧状態から復帰させる。この時電圧検出回路及び電流
検出回路で計測していた負荷側の電圧及び電流のデータ
を、最新の不足電圧発生直前データとして記憶回路に記
憶する。
電圧設定回路で設定した電圧を下回った時には制御回路
が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触器がオー
トトランスのタップを切替え、オートトランスをバイパ
スさせて電源電圧を負荷側に供給することにより、不足
電圧状態から復帰させる。この時電圧検出回路及び電流
検出回路で計測していた負荷側の電圧及び電流のデータ
を、最新の不足電圧発生直前データとして記憶回路に記
憶する。
【０００７】不足電圧状態から復帰すると再び節電状態
になり、節電動作を繰り返す。この節電動作は電圧設定
回路で設定した最低電圧を下回らないようにする制御だ
けでなく、記憶回路に記憶された不足電圧発生直前デー
タも制御対象とし、負荷側の電圧や電流の状態が不足電
圧発生直前データと一致した場合、電磁接触器がオート
トランスのタップを切替え、負荷側電圧電圧を上昇させ
る。これにより不足電圧が発生する直前に電圧を上げる
ので、不足電圧の発生を抑制できる。もしこの節電動作
時に不足電圧が発生した時には再び制御回路が不足電圧
が発生したものと判断し、電磁接触器がオートトランス
のタップを切替え、オートトランスをバイパスさせて電
源電圧を負荷側に供給することにより、不足電圧状態か
ら復帰させる。この時電圧検出回路及び電流検出回路で
計測していた負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の
不足電圧発生直前データとして記憶回路に記憶する。
になり、節電動作を繰り返す。この節電動作は電圧設定
回路で設定した最低電圧を下回らないようにする制御だ
けでなく、記憶回路に記憶された不足電圧発生直前デー
タも制御対象とし、負荷側の電圧や電流の状態が不足電
圧発生直前データと一致した場合、電磁接触器がオート
トランスのタップを切替え、負荷側電圧電圧を上昇させ
る。これにより不足電圧が発生する直前に電圧を上げる
ので、不足電圧の発生を抑制できる。もしこの節電動作
時に不足電圧が発生した時には再び制御回路が不足電圧
が発生したものと判断し、電磁接触器がオートトランス
のタップを切替え、オートトランスをバイパスさせて電
源電圧を負荷側に供給することにより、不足電圧状態か
ら復帰させる。この時電圧検出回路及び電流検出回路で
計測していた負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の
不足電圧発生直前データとして記憶回路に記憶する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明に係る節電装置の一実施例であ
る。以下この図面に基づき本発明を説明する。
る。以下この図面に基づき本発明を説明する。
【０００９】節電装置１は、電源電圧を降圧するオート
トランスＴＲ１と、このオートトランスＴＲ１のタップ
を切替えるための電磁接触器ＭＣ１と、この電磁接触器
ＭＣ１のタップ切替え制御を行う制御回路２と、負荷電
圧を検出する電圧検出回路３と、負荷電流を検出する電
流検出回路４と、最低電圧を設定するための電圧設定回
路５と、記憶回路６とを具備する。
トランスＴＲ１と、このオートトランスＴＲ１のタップ
を切替えるための電磁接触器ＭＣ１と、この電磁接触器
ＭＣ１のタップ切替え制御を行う制御回路２と、負荷電
圧を検出する電圧検出回路３と、負荷電流を検出する電
流検出回路４と、最低電圧を設定するための電圧設定回
路５と、記憶回路６とを具備する。
【００１０】通常時にはオートトランスＴＲ１で降圧し
た電源電圧が負荷側に供給される。このとき降圧した電
圧の２乗に比例する電力が節電される。節電動作は次の
通りである。即ち降圧される電圧は電圧設定回路５で設
定した最低電圧以下にならないように、一定時間毎に電
圧検出回路３及び電流検出回路４で負荷側の電圧及び電
流を計測し、そのデータを記憶回路６に記憶し、制御回
路２により電磁接触器ＭＣ１が適切なタップに切替え
る。
た電源電圧が負荷側に供給される。このとき降圧した電
圧の２乗に比例する電力が節電される。節電動作は次の
通りである。即ち降圧される電圧は電圧設定回路５で設
定した最低電圧以下にならないように、一定時間毎に電
圧検出回路３及び電流検出回路４で負荷側の電圧及び電
流を計測し、そのデータを記憶回路６に記憶し、制御回
路２により電磁接触器ＭＣ１が適切なタップに切替え
る。
【００１１】電源側の電圧降下や負荷電流の増加により
電圧設定回路５で設定した電圧以下になった時には制御
回路２が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触器
ＭＣ１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、オー
トトランスＴＲ１をバイパスさせて電源電圧を負荷側に
供給することにより、不足電圧状態から復帰させる。こ
の時電圧検出回路３及び電流検出回路４で計測していた
負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の不足電圧発生
直前データとして記憶回路６に記憶する。
電圧設定回路５で設定した電圧以下になった時には制御
回路２が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触器
ＭＣ１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、オー
トトランスＴＲ１をバイパスさせて電源電圧を負荷側に
供給することにより、不足電圧状態から復帰させる。こ
の時電圧検出回路３及び電流検出回路４で計測していた
負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の不足電圧発生
直前データとして記憶回路６に記憶する。
【００１２】不足電圧状態から復帰すると再び節電状態
になり、節電動作を繰り返す。この節電動作は電圧設定
回路５で設定した最低電圧を下回らないようにする制御
だけでなく、記憶回路６に記憶された不足電圧発生直前
データも制御対象とし、負荷側の電圧や電流の状態が不
足電圧発生直前データと一致した場合、電磁接触器ＭＣ
１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、負荷側電
圧電圧を上昇させる。これにより不足電圧が発生する直
前に電圧を上げるので、不足電圧の発生を抑制できる。
もしこの節電動作時に不足電圧が発生した時には再び制
御回路２が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触
器ＭＣ１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、オ
ートトランスＴＲ１をバイパスさせて電源電圧を負荷側
に供給することにより、不足電圧状態から復帰させる。
この時電圧検出回路３及び電流検出回路４で計測してい
た負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の不足電圧発
生直前データとして記憶回路６に記憶する。
になり、節電動作を繰り返す。この節電動作は電圧設定
回路５で設定した最低電圧を下回らないようにする制御
だけでなく、記憶回路６に記憶された不足電圧発生直前
データも制御対象とし、負荷側の電圧や電流の状態が不
足電圧発生直前データと一致した場合、電磁接触器ＭＣ
１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、負荷側電
圧電圧を上昇させる。これにより不足電圧が発生する直
前に電圧を上げるので、不足電圧の発生を抑制できる。
もしこの節電動作時に不足電圧が発生した時には再び制
御回路２が不足電圧が発生したものと判断し、電磁接触
器ＭＣ１がオートトランスＴＲ１のタップを切替え、オ
ートトランスＴＲ１をバイパスさせて電源電圧を負荷側
に供給することにより、不足電圧状態から復帰させる。
この時電圧検出回路３及び電流検出回路４で計測してい
た負荷側の電圧及び電流のデータを、最新の不足電圧発
生直前データとして記憶回路６に記憶する。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明に係る節電装置は、
電源側から入力された電源電圧を降圧するオートトラン
スと、該オートトランスのタップを切替える電磁接触器
と、該電磁接触器のタップ切替え制御を行う制御回路
と、負荷電圧を検出する電圧検出回路と、負荷電流を検
出する電流検出回路と、最低電圧を設定する電圧設定回
路と、記憶回路とを具備し、通常時には前記オートトラ
ンスで降圧した電源電圧を負荷側に供給する節電動作を
行い、前記電圧設定回路で設定した電圧値を下回る不足
電圧が発生した時には前記制御回路により前記電磁接触
器が前記オートトランスのタップを切替え、オートトラ
ンスをバイパスさせて電源電圧を負荷側に供給すると共
に、不足電圧発生直前の前記電流検出回路及び前記電圧
検出回路で検出した負荷側の電圧値及び電流値を前記記
憶回路に記憶し、不足電圧発生状態が復帰した時には再
び前記節電動作を行うと共に、前記記憶回路に記憶した
不足電圧発生直前のデータと現状値とを比較して両者が
一致した時には、前記制御回路により前記電磁接触器が
前記オートトランスのタップを切替え、負荷側電圧を昇
圧し、該節電動作時に再び不足電圧が発生した時には前
記制御回路により前記電磁接触器が前記オートトランス
のタップを切替え、オートトランスをバイパスさせて電
源電圧を負荷側に供給すると共に、不足電圧発生直前の
前記電流検出回路及び前記電圧検出回路で検出した負荷
側の電圧値及び電流値を前記記憶回路に記憶することに
よって、不足電圧発生直前の負荷側の電圧値及び電流値
のデータを制御の要素として活用するので、不足電圧の
発生回数を減少させることができ、安定した電力を供給
することができるので、負荷機器の動作を安定させるこ
とができると共に、負荷機器の寿命を延ばすことができ
るという効果がある。また、不足電圧の発生をある程度
予測できるので、電圧設定回路で設定する最低電圧を比
較的低くでき、節電効果を上げることができるという効
果がある。
電源側から入力された電源電圧を降圧するオートトラン
スと、該オートトランスのタップを切替える電磁接触器
と、該電磁接触器のタップ切替え制御を行う制御回路
と、負荷電圧を検出する電圧検出回路と、負荷電流を検
出する電流検出回路と、最低電圧を設定する電圧設定回
路と、記憶回路とを具備し、通常時には前記オートトラ
ンスで降圧した電源電圧を負荷側に供給する節電動作を
行い、前記電圧設定回路で設定した電圧値を下回る不足
電圧が発生した時には前記制御回路により前記電磁接触
器が前記オートトランスのタップを切替え、オートトラ
ンスをバイパスさせて電源電圧を負荷側に供給すると共
に、不足電圧発生直前の前記電流検出回路及び前記電圧
検出回路で検出した負荷側の電圧値及び電流値を前記記
憶回路に記憶し、不足電圧発生状態が復帰した時には再
び前記節電動作を行うと共に、前記記憶回路に記憶した
不足電圧発生直前のデータと現状値とを比較して両者が
一致した時には、前記制御回路により前記電磁接触器が
前記オートトランスのタップを切替え、負荷側電圧を昇
圧し、該節電動作時に再び不足電圧が発生した時には前
記制御回路により前記電磁接触器が前記オートトランス
のタップを切替え、オートトランスをバイパスさせて電
源電圧を負荷側に供給すると共に、不足電圧発生直前の
前記電流検出回路及び前記電圧検出回路で検出した負荷
側の電圧値及び電流値を前記記憶回路に記憶することに
よって、不足電圧発生直前の負荷側の電圧値及び電流値
のデータを制御の要素として活用するので、不足電圧の
発生回数を減少させることができ、安定した電力を供給
することができるので、負荷機器の動作を安定させるこ
とができると共に、負荷機器の寿命を延ばすことができ
るという効果がある。また、不足電圧の発生をある程度
予測できるので、電圧設定回路で設定する最低電圧を比
較的低くでき、節電効果を上げることができるという効
果がある。
【図１】本発明に係る節電装置の一実施例のブロック図
である。
である。
【図２】従来の節電装置のブロック図である。
１・・・節電装置、２・・・制御回路、３・・・電圧検
出回路、４・・・電流検出回路、５・・・電圧設定回
路、６・・・記憶回路、ＴＲ１・・・オートトランス、
ＭＣ１・・・電磁接触器。
出回路、４・・・電流検出回路、５・・・電圧設定回
路、６・・・記憶回路、ＴＲ１・・・オートトランス、
ＭＣ１・・・電磁接触器。
Claims (1)
- 【請求項１】 電源電圧の制御により節電を行う節電装
置であって、該節電装置は電源側から入力された電源電
圧を降圧するオートトランスと、該オートトランスのタ
ップを切替える電磁接触器と、該電磁接触器のタップ切
替え制御を行う制御回路と、負荷電圧を検出する電圧検
出回路と、負荷電流を検出する電流検出回路と、最低電
圧を設定する電圧設定回路と、記憶回路とを具備し、通
常時には前記オートトランスで降圧した電源電圧を負荷
側に供給する節電動作を行い、前記電圧設定回路で設定
した電圧値を下回る不足電圧が発生した時には前記制御
回路により前記電磁接触器が前記オートトランスのタッ
プを切替え、オートトランスをバイパスさせて電源電圧
を負荷側に供給すると共に、不足電圧発生直前の前記電
流検出回路及び前記電圧検出回路で検出した負荷側の電
圧値及び電流値を前記記憶回路に記憶し、不足電圧発生
状態が復帰した時には再び前記節電動作を行うと共に、
前記記憶回路に記憶した不足電圧発生直前のデータと現
状値とを比較して両者が一致した時には、前記制御回路
により前記電磁接触器が前記オートトランスのタップを
切替え、負荷側電圧を昇圧し、該節電動作時に再び不足
電圧が発生した時には前記制御回路により前記電磁接触
器が前記オートトランスのタップを切替え、オートトラ
ンスをバイパスさせて電源電圧を負荷側に供給すると共
に、不足電圧発生直前の前記電流検出回路及び前記電圧
検出回路で検出した負荷側の電圧値及び電流値を前記記
憶回路に記憶することを特徴とする節電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086169A JPH08255026A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 節電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086169A JPH08255026A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 節電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08255026A true JPH08255026A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13879263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7086169A Pending JPH08255026A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 節電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08255026A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003047065A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Kazuhiro Nishi | Gradateur de tension |
| EP2201433A1 (en) * | 2007-10-19 | 2010-06-30 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Variable voltage load tap changing transformer |
| US8857506B2 (en) | 2006-04-21 | 2014-10-14 | Shell Oil Company | Alternate energy source usage methods for in situ heat treatment processes |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7086169A patent/JPH08255026A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003047065A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Kazuhiro Nishi | Gradateur de tension |
| US8857506B2 (en) | 2006-04-21 | 2014-10-14 | Shell Oil Company | Alternate energy source usage methods for in situ heat treatment processes |
| EP2201433A1 (en) * | 2007-10-19 | 2010-06-30 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Variable voltage load tap changing transformer |
| EP2201433A4 (en) * | 2007-10-19 | 2013-12-04 | Shell Int Research | VOLTAGE CHANGE SWITCH WITH VARIABLE VOLTAGE |
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