JPH08254630A - 光導波路モジュールおよびその作製方法 - Google Patents

光導波路モジュールおよびその作製方法

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JPH08254630A
JPH08254630A JP7058348A JP5834895A JPH08254630A JP H08254630 A JPH08254630 A JP H08254630A JP 7058348 A JP7058348 A JP 7058348A JP 5834895 A JP5834895 A JP 5834895A JP H08254630 A JPH08254630 A JP H08254630A
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optical waveguide
waveguide chip
optical
chip
forming
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Mitsuru Kihara
満 木原
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Tadatoshi Tanifuji
忠敏 谷藤
Masaaki Takatani
雅昭 高谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無調心で高精度な結合が可能な光導波路モジ
ュールの提供。 【構成】 光導波路コアを設けた光導波路チップと、前
記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが着脱自在
に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそれぞれ設
けられた構造。前記光導波路チップの光導波路コアと前
記ガイド穴との寸法位置は一定の間隔となっている。モ
ジュール作製は、(1)基板の主面に光導波路コアとマ
ーカを同時に形成し、(2)前記マーカを基準として光
導波路チップ形成用基板を切断して光導波路チップの二
面を成形用基準面とし、(3)金型に成形用基準面を介
して位置決めし、(4)ガイド穴形成用ピンを金型に位
置決めし、(5)成形して光結合部材を形成し、(6)
光結合部材からガイド穴形成用ピンを抜き、連結用ガイ
ドピンを挿入するガイド穴を設けて作製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導波路モジュールおよ
びその作製方法、特にアレー形多心光コネクタにガイド
ピンを介して無調心で接続する光導波路モジュールおよ
びその作製方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムには、種々の光導波路が
用いられる。これらの光導波路と光ファイバの接続にお
いて、単心の光ファイバあるいは複数の光ファイバを整
列固定してなる光ファイバアレーと光導波路とを、光を
透過させて調心を行い、結合効率が最大となる位置で接
着剤やレーザ熔接により固定する方法が従来一般的に用
いられてきた。この方法では、調心作業を接続毎に行う
ために、非常に手間がかかり稼働率が悪く、大量生産に
は不向きであるという欠点を有していた。
【0003】このため最近、図15に示すような調心作
業を行わずに光ファイバと光導波路を接続するモジュー
ルが提案されている。同図において、2は多心型の光フ
ァイバテープ、3は多心光コネクタプラグ、4′は光導
波路チップ、5′はプラスチックモールド部、6′はガ
イドピン、7はクランプスプリング、8はV溝である。
【0004】提案されているモジュールは、その作製に
おいて、最初に光導波路のピッチ方向と深さ方向の2軸
方向に基準となるマーカを光導波路チップ4′にあらか
じめ設けておき、前記マーカを基準に光導波路パターン
とV溝8を形成するとともに、前記V溝8にガイドピン
6′を入れ、この状態で光導波路チップ4′の両端部に
前記V溝8を基準にガイドピン挿入用のプラスチックモ
ールド部5′を形成して光導波路モジュール1′を形成
する。
【0005】その後、光ファイバテープ2を取り付けた
多心光コネクタプラグ3と、前記光導波路モジュール
1′とをガイドピン6′を介して無調心で接続する。接
続後は、クランプスプリング7で保持する。
【0006】このようなモジュールにより、各光導波路
と各光ファイバは無調心で一括接続でき、かつ必要に応
じて分離、再接続することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の光導波路モジュールは、その作製において高精度な
2軸方向のV溝加工技術が要求され、V溝加工が不良で
あると、光学的特性が劣化するという欠点を有してい
る。前記V溝は、たとえば、石英で形成される光導波路
チップ4の表面に形成するため、加工が面倒であり、精
度を出し難い。
【0008】本発明の目的は、無調心で高精度な結合が
可能な光導波路モジュールおよびその作製方法を提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、作製が容易で作製コ
ストの低減が可能な無調心型光導波路モジュールおよび
その作製方法を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0012】(1)光導波路コアを設けた光導波路チッ
プと、前記光導波路チップの両端に、連結用ガイドピン
が着脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材が
それぞれ設けられている。
【0013】(2)前記光導波路チップの光導波路コア
と前記ガイド穴との寸法位置は一定の間隔となってい
る。
【0014】(3)光導波路コアを設けた光導波路チッ
プと、前記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが
着脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそ
れぞれ設けられた光導波路モジュールの作製方法であっ
て、基板の主面に光導波路コアとマーカを同時に形成す
るとともに光導波路チップ形成用基板を作製する工程
と、前記マーカを基準として光導波路チップ形成用基板
を切断して一部の面を成形用基準面とする光導波路チッ
プを形成する工程と、前記光結合部材を形成するための
キャビティおよび前記光導波路チップを載置する光導波
路チップ挿入部ならびにガイド穴形成用ピンを載置する
ガイド穴形成用V溝等を有する成形金型を用意する工程
と、前記金型の光導波路チップ挿入部に成形用基準面を
介して光導波路チップを取り付けるとともにガイド穴形
成用V溝にガイド穴形成用ピンを取り付けてプラスチッ
ク成形を行って光導波路チップの両端に光結合部材を作
製する工程と、前記光結合部材からガイド穴形成用ピン
を抜き取る工程と、前記光結合部材から突出する先端部
分を切断除去する工程とを有する。
【0015】(4)光導波路コアを設けた光導波路チッ
プと、前記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが
着脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそ
れぞれ設けられた光導波路モジュールの作製方法であっ
て、基板の主面に光導波路コアとマーカを同時に形成す
るとともに光導波路チップ形成用基板を作製する工程
と、前記マーカを基準として光導波路チップ形成用基板
を切断して一部の面を成形用基準面とする光導波路チッ
プを形成する工程と、前記光結合部材を形成するための
キャビティおよび前記光導波路チップを載置する光導波
路チップ挿入部ならびにガイド穴形成用ピンを載置する
ガイド穴形成用V溝等を有する成形金型を用意する工程
と、前記金型の光導波路チップ挿入部に成形用基準面を
介して光導波路チップを取り付けるとともにガイド穴形
成用V溝にガイド穴形成用ピンを取り付けてプラスチッ
ク成形を行って光導波路チップの両端に光結合部材を作
製する工程と、前記光結合部材からガイド穴形成用ピン
および光導波路チップを抜き取る工程と、新たな光導波
路チップの両端に前記光結合部材を挿入して接着固定す
る工程とを有する。
【0016】
【作用】前記(1)の手段によれば、(a)光導波路チ
ップの両端に連結用ガイドピンが着脱自在に挿入できる
ガイド穴を有する光結合部材を有する構造となり、無調
心で高精度な結合が可能となる。
【0017】(b)光導波路チップの両側の光結合部材
の光結合端面側に連結用ガイドピンが挿入できるガイド
穴を有する構造となることから、光導波路チップの幅を
小さくできる。
【0018】(c)光導波路チップの両側の光結合部材
の光結合端面側に連結用ガイドピンが挿入できるガイド
穴を有する構造となり、従来のようにガイドピンを案内
する2本のV溝を光導波路チップの表面に形成する面倒
な加工作業も不要となり、光導波路モジュールの作製が
容易となる。
【0019】前記(2)の手段によれば、光導波路チッ
プの光導波路コアと、多心光コネクタプラグと光導波路
モジュールとの連結に用いる連結用ガイドピンが挿入さ
れるガイド穴との位置寸法が特定されていることから、
光導波路モジュールは無調心で高精度な結合が可能とな
る。
【0020】前記(3)の手段によれば、(a)光導波
路チップ形成時に光結合端面以外の一部の面を成形用基
準面とし、金型に前記成形用基準面を介して光導波路チ
ップを位置決めした後にプラスチック成形することか
ら、光導波路チップの光導波路コアとガイド穴形成用ピ
ンを引き抜いて形成されたガイド穴との位置寸法が一定
となり、高精度な結合が可能な無調心型光導波路モジュ
ールを作製することができる。
【0021】(b)光導波路チップとガイド穴形成用ピ
ンを金型に設定した状態でプラスチック成形を行い、形
成された光結合部材からガイド穴形成用ピンを引き抜
き、かつ光導波路チップ4の突出部分を切断除去するこ
とによって光導波路モジュールを作製できるため、作製
が容易となる。
【0022】(c)連結用ガイドピンを取り付けるため
のガイド穴の形成は、金型に設けるV溝に載置したガイ
ド穴形成用ピンを利用するため、従来のようにガイドピ
ン取り付けのために光導波路チップの表面に2本のV溝
を形成する面倒な溝加工工程が不要となり、工程が短縮
されるとともに歩留りが高くなる。
【0023】(d)光導波路チップは幅が狭くなり、1
枚の基板からの取得数が増大し、大量生産に適するとと
もに、作製コストの低減が図れる。
【0024】前記(4)の手段によれば、前記手段
(3)の効果に加えて、プラスチック成形された光結合
部材を光導波路チップの両端に接着固定するため、プラ
スチックの収縮,熱履歴等による光導波路チップの割
れ,欠損が起きず、作製の歩留りが向上する。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0027】(実施例1)図1は本発明の一実施例(実
施例1)である光導波路モジュール等を示す分解斜視
図、図11は一部の斜視図である。同図において、1は
光導波路モジュール、2は光ファイバテープ、3は多心
光コネクタプラグ、4は光導波路チップ、5は光結合部
材、6は連結用ガイドピン、35は挿入穴である。
【0028】本実施例1においては、複数の光ファイバ
を平行に配列してなる光ファイバテープが取り付けられ
た多心光コネクタ(多心光コネクタプラグ)に、連結用
ガイドピンを介して結合される光導波路モジュールにつ
いて説明する。
【0029】本実施例1の光導波路モジュール1は、並
列に複数の光導波路コアを内蔵した板状の光導波路チッ
プ4の両端部分にプラスチックで形成された光結合部材
5を取り付けた構造となっている。図11に示すよう
に、光結合部材5のガイド穴29内には連結用ガイドピ
ン6が着脱自在に挿入される。前記ガイド穴29は、後
述するが、金型の溝(V溝)に位置決め載置されたガイ
ド穴形成用ピンの一部を同時にプラスチック成形するこ
とによって形成される。
【0030】また、光導波路チップ4の光結合端面を除
く外周四面のうちの隣合う二面は成形用基準面となり、
光導波路チップ4の内部に形成される光導波路コアの形
成時に同時に形成されたマーカを基準にして形成されて
いる。したがって、成形用基準面と光導波路コアとの位
置寸法は一定となっている。
【0031】また、光結合部材5はプラスチック成形に
よって形成されている。このプラスチック成形時、光導
波路チップ4は金型に前記成形用基準面を介して位置決
めされ、ガイド穴形成用ピンは金型のV溝に位置決めさ
れる。したがって、プラスチック成形後に光結合部材5
からガイド穴形成用ピンを引き抜いて形成されたガイド
穴29と、光導波路チップ4の光導波路コアとの位置寸
法は一定となる。
【0032】この結果、本実施例1の光導波路モジュー
ル1は無調心で高精度な結合が可能なものとなる。
【0033】本実施例1の光導波路モジュール1は、図
1に示すように、その両端の光結合部材5に連結用ガイ
ドピン6を介して多心光コネクタプラグ3が位置決めさ
れて結合される。すなわち、光結合部材5のガイド穴2
9には連結用ガイドピン6が挿入される。また、連結用
ガイドピン6の他端は多心光コネクタプラグ3の挿入穴
35に挿入される。これによって光導波路チップ4の各
光導波路コアと、多心光コネクタプラグ3の各光ファイ
バが調心作業を行わなくても無調心で高精度に結合され
ることになる。前記多心光コネクタプラグ3および光結
合部材5は、従来と同様にクランプスプリングによって
外れないようにロックされる。
【0034】つぎに、本実施例1の光導波路モジュール
の作製方法について説明する。
【0035】(第1の手順)図2は光導波路チップの作
製工程を示すフローチャートである。このフローチャー
トを参照しながら説明する。図3に示すように、作業開
始(START)によってシリコン基板9を用意する。
その後、シリコン基板9の上面に火炎堆積法により、あ
る厚さ(例えば20μm)の下部クラッド層10を形成
する(ステップ101)。
【0036】つぎに、前記下部クラッド層10上に、同
様にしてある厚さ(例えば8μm)のコア形成層を形成
した後、常用のフォトリソグラフィおよびドライエッチ
ングにより、前記コア形成層を選択的に除去して平行に
複数延在する光導波路コア11およびマーカ(基準マー
カ)12を形成する(ステップ102)。同一のフォト
リソグラフィおよびドライエッチングによる同時形成の
ため、前記光導波路コア11と基準マーカ12との間の
寸法関係は、ミクロンオーダで高精度に形成できる。
【0037】つぎに、図4に示すように、前記シリコン
基板9の上面側に再び火炎堆積法によって正確な厚み
(例えば20μm)の上部クラッド層13を形成し、光
導波路チップ形成用基板30を形成する(ステップ10
3)。上部クラッド層13の上面、すなわち、光導波路
チップ形成用基板30の上面は、後述する2つの成形用
基準面31,32のうちの一つ(成形用基準面31)と
なる。光導波路コア11と成形用基準面31との位置寸
法はミクロンオーダと精密となる。
【0038】つぎに、ダイシング装置や側面研磨装置等
を用いてシリコン基板9を縦横に切断し、かつ必要に応
じて切断面を研磨(ステップ104)して光導波路チッ
プ4を作製(ステップ105)し、作業を終了(EN
D)する。
【0039】前記切断の際、すなわち、光導波路コア1
1の長手方向に沿う切断は前記基準マーカ12を基準と
して切断を行う。切断は基準マーカ12の中心線に沿っ
て、または基準マーカ12の縁に沿って行う。なお、光
導波路チップ形成用基板30からの光導波路チップ4の
取得数を多くするために、光導波路コア11および基準
マーカ12は、基準マーカ12の延在方向に直交する方
向に対しては、光導波路コア11や基準マーカ12のパ
ターンは繰り返しパターンとし、光導波路チップ形成用
基板30の切断時、無駄がないようにする。
【0040】光導波路チップ形成用基板30を基準マー
カ12の長手方向の切断と、この長手方向に直交する方
向の切断によって、図5に示される光導波路チップ4が
多数製造される。光導波路チップ4は、従来のように連
結用ガイドピン(ガイドピン)を支持する構造とならな
いため、その幅を狭くでき、光導波路チップ4の一枚の
シリコン基板9(光導波路チップ形成用基板30)から
の取得数が多くなり、大量生産に適するとともに、光導
波路チップ4の作製コストの低減が図れる。
【0041】前記切断によって、図5に示されるよう
に、光導波路チップ4の左側面がもう一つの成形用基準
面32とされる。この成形用基準面32も光導波路コア
11との位置寸法がミクロンオーダと精密になる。
【0042】(第2の手順)つぎに、図6のフローチャ
ートに従い、図7に示されるようなプラスチック成形用
の金型(下部型,上部型)が作製される。図7におい
て、14はガイド穴形成用ピン、15は下部型、16は
上部型、17は樹脂、18はガイド穴形成用V溝18、
19は光導波路チップ挿入部(光導波路チップ取付け
部)、20,21はキャビティ、22は樹脂充填穴、2
3は樹脂通路、24は支持溝(光導波路チップ取付け
部)、27,28は基準面、31,32は成形用基準面
である。
【0043】図6のフローチャートで示すように、作業
開始(START)によって、最初に切削機械加工によ
ってキャビティ21,樹脂通路23,樹脂充填穴22を
有する上部型16を作製する(ステップ201)。
【0044】つぎに、切削機械加工によってキャビティ
20を有する下部型15を作製する(ステップ20
2)。
【0045】つぎに、切削機械加工によって下部型15
のパーティング面の一方側に光導波路チップ4を案内す
る溝からなる光導波路チップ挿入部(光導波路チップ取
付け部)19を形成し、他方側に光導波路チップ4とガ
イド穴形成用ピン14を案内する溝からなる支持溝(光
導波路チップ取付け部)24を作製する(ステップ20
3)。前記光導波路チップ取付け部19は高精度に作製
され、その底が基準面27とされ、その一側面が基準面
28とされる。この基準面27,28には、光導波路チ
ップ4の成形用基準面31,32が密着するように合わ
せられる。
【0046】つぎに、切削機械加工によって下部型15
の光導波路チップ挿入部19の両側にガイド穴形成用ピ
ン14を案内するガイド穴形成用V溝18を作製する
(ステップ204)。ガイド穴形成用V溝18は高精度
に作製され、前記基準面27,28に対して高い位置寸
法で形成される。
【0047】つぎに、前記V溝とチップ挿入部の位置関
係は良好か否かを検査し(ステップ205)、良好(Y
ES)の場合は高度な相対位置関係を持つ金型が作製さ
れた(ステップ206)として作製を終了(END)す
る。
【0048】また、NOと判定された場合は、(ステッ
プ202)に戻って下部型15を作製し直す。
【0049】下部型15の作製によって、前記光導波路
チップ挿入部19の載置面(底)および一側面が基準面
27,28とされる。
【0050】前記基準面27,28と、前記光導波路チ
ップ4の成形用基準面31,32と、前記ガイド穴形成
用V溝18は極めて大事な面(V溝面)であり、本実施
例1の光導波路モジュール1の多心光コネクタプラグ3
に対する結合の良否はこれらの面の位置寸法で決まる。
したがって、金型の作製においては、光導波路チップ挿
入部19およびガイド穴形成用V溝18の作製は充分注
意して作製する必要がある。
【0051】(第3の手順)つぎに、図8のフローチャ
ートで示すように光導波路チップ4の両端に光結合部材
5を作製する。すなわち、作業開始(START)によ
って、図9に示すように、第2の手順で作製した光導波
路チップ4の成形用基準面31,32を、光導波路チッ
プ取付け部19の基準面27,28に密着するように取
り付ける(ステップ301)。
【0052】また、図9に示すように、光導波路チップ
取付け部19の両側に設けられたガイド穴形成用V溝1
8にガイド穴形成用ピン14を取り付ける(ステップ3
02)。
【0053】つぎに、型締めを行い、下部型15上に上
部型16を重ねる。その後、樹脂充填穴22内に熱せら
れた樹脂17を入れ、図示しないピストンで加圧し、溶
けた樹脂をキャビティ20,21内に充填させかつ硬化
させる(ステップ303)。このモールド作業は続いて
光導波路チップ4の他端にも行われる。
【0054】つぎに、前記光導波路チップ4等を金型か
ら取り出すとともに、トランスファモールドによって形
成された光結合部材5からガイド穴形成用ピン14を引
き抜き、かつ図10に示される光導波路チップ4の突出
部分を切断除去する。これによって図11に示すよう
に、光結合部材5の光結合端面側に開口したガイド穴2
9が形成される。(ステップ304)。このガイド穴2
9は、図1に示す多心光コネクタプラグ3の挿入穴35
に挿入される連結用ガイドピン6が挿入される穴とな
る。
【0055】このガイド穴29と、光導波路チップ4の
光導波路コア11との位置寸法は、光導波路チップ4が
下部型15の基準面27,28に成形用基準面31,3
2を合わせて下部型15に取り付けられ、連結用ガイド
ピン6が下部型15のガイド穴形成用V溝18にガイド
されること、前記成形用基準面31,32は光導波路コ
ア11と同時に作製されるマーカを利用して作製される
ことによって、高精度となる。
【0056】つぎに、光導波路チップの両端部にプラス
チックモールドを施したか否かを判定し(ステップ30
5)、良好(YES)の場合は無調心接続型光導波路モ
ジュール1が作製された(ステップ306)として作製
を終了(END)する。
【0057】また、NOと判定された場合は、(ステッ
プ301)に戻って光導波路チップ4の他端に光結合部
材5を作製する。
【0058】なお、本実施例1では、光導波路チップ4
の各端に別々に光結合部材5を作製する例を示したが、
金型のパターンを変えれば、光導波路チップ4の両端に
同時に光結合部材5を作製することができる。
【0059】本実施例1の光導波路モジュール1は、図
1に示すように、光結合部材5のガイド穴29(図11
参照)に連結用ガイドピン6が挿入され、連結用ガイド
ピン6を介して多心光コネクタプラグ3に結合される。
連結用ガイドピン6が挿入されるガイド穴29と光導波
路チップ4の光導波路コア11との位置関係は高精度と
なっていることから、多心光コネクタプラグ3に支持さ
れる光ファイバテープ2の各光ファイバと光導波路コア
11とは高精度に光結合されることになる。多心光コネ
クタプラグ3と光導波路モジュール1との結合後、多心
光コネクタプラグ3と光結合部材5はクランプスプリン
グ7(図15参照)によってロックされる。
【0060】本実施例1の光導波路モジュール1は以下
の効果を奏する。
【0061】(1)光導波路チップ4の両端に連結用ガ
イドピン6が着脱自在に挿入できるガイド穴29を有す
る光結合部材5を有する構造となり、無調心で高精度な
結合が可能となる。
【0062】(2)光導波路チップ4の両側の光結合部
材5の光結合端面側に連結用ガイドピン6が挿入できる
ガイド穴29を有する構造となり、光導波路チップ4上
に連結用ガイドピン6を重ねなくとも良い構造となるこ
とから、光導波路チップ4の幅を小さくできる。したが
って、その製造において、一枚の基板から多数の光導波
路チップ4を製造でき、コストの低減化が達成できる。
【0063】(3)光導波路チップ4の両側の光結合部
材5の光結合端面側に連結用ガイドピン6が挿入できる
ガイド穴29を有する構造となり、従来のようにガイド
ピンを案内する2本のV溝を光導波路チップの表面に形
成する面倒な加工作業も不要となり、光導波路モジュー
ルの作製が容易かつ安価となる。
【0064】(4)光導波路チップ4の光導波路コア1
1と、多心光コネクタプラグ3と光導波路モジュール1
との連結に用いる連結用ガイドピン6が挿入されるガイ
ド穴29との位置寸法が特定されることから、光導波路
モジュール1は無調心で高精度に多心光コネクタプラグ
3に結合できる。
【0065】本実施例1の光導波路モジュール1の作製
方法によれば以下のような効果を奏する。
【0066】(1)光導波路チップ4の形成時に光結合
端面以外の一部の隣合う二面を成形用基準面31,32
とし、金型に前記成形用基準面31,32を介して光導
波路チップ4を位置決めした後にプラスチック成形する
ことから、光導波路チップ4の光導波路コア11と連結
用ガイドピン6を引き抜いて形成されたガイド穴29と
の位置寸法が一定となり、高精度な結合が可能な無調心
型光導波路モジュール1を作製することができる。
【0067】(2)光導波路チップ4とガイド穴形成用
ピン14を金型に設定した状態でプラスチック成形を行
い、形成された光結合部材5からガイド穴形成用ピン1
4を引き抜き、かつ光導波路チップ4の突出部分を切断
除去することによって光導波路モジュール1を作製でき
るため、作製が容易となる。
【0068】(3)連結用ガイドピン6を取り付けるた
めのガイド穴29の形成は、金型に設けるガイド穴形成
用V溝18に載置したガイド穴形成用ピン14を利用す
るため、従来のようにガイドピン取り付けのために光導
波路チップの表面に2本のV溝を形成する面倒な溝加工
工程が不要となり、工程が短縮されるとともに歩留りが
高くなる。
【0069】(4)光導波路チップ4は幅が狭くなり、
1枚の基板からの取得数が増大し、大量生産に適すると
ともに、作製コストの低減が図れる。
【0070】(実施例2)図12〜図14は本発明の他
の実施例(実施例2)を示す図であり、図12は光結合
部材の作製工程を示すフローチャート、図13は光導波
路モジュールの作製工程を示すフローチャート、図14
は光結合部材に光導波路チップを接続する状態を示す斜
視図である。
【0071】本実施例2の光導波路モジュール1の作製
においては、図12のフローチャートで示されるよう
に、最初に光結合部材5が作製される。作業開始(ST
ART)によって、第2の手順で作製した図7に示す金
型の光導波路チップ取付け部(光導波路チップ挿入部)
19に、第1の手順と同様の手法で作製した光導波路挿
入用チップ(実質的に光導波路チップ4と同じ、したが
って、単に光導波路チップ4とも呼称する)を、図9に
示すように、成形用基準面31,32を前記光導波路チ
ップ挿入部19の基準面27,28に密着するように取
り付ける(ステップ401)。
【0072】つぎに、上部型16で覆い、キャビティ2
0,21内に樹脂を注入し、加熱硬化させて光結合部材
5を作製する(ステップ402)。
【0073】つぎに、ガイド穴形成用ピン14と光導波
路挿入用チップ(光導波路チップ4)を、光結合部材5
から抜き取る(ステップ403)ことによって、高精度
な位置精度をもったガイド穴位置(ピン穴位置)と光導
波路チップ挿入部19を有する光結合部材5を作製する
ことができ(ステップ404)、作業は終了(END)
する。
【0074】前記フローチャートに示される工程による
作業によって、光導波路挿入用チップに固定されない2
つの光結合部材5が作製される。
【0075】つぎに、2つの光結合部材5を光導波路チ
ップ4の両端に固定する。図13は、この作業を示すフ
ローチャートである。作業開始(START)によって
第3の手順で作製した光結合部材5に、第1の手順で作
製した光導波路チップ4を成形用基準面31,32を基
準として取り付け(ステップ501)、光結合部材5と
光導波路チップ4を接着剤で固定する(ステップ50
2)。
【0076】光結合部材5には、図14に示すように、
前記光導波路挿入用チップ(光導波路チップ4)の抜き
取りによって発生した溝40が存在する。
【0077】この溝40の底41および左側面42は、
光導波路挿入用チップ(光導波路チップ4)の成形用基
準面31,32によって規定されて作製される面とな
る。したがって、前記底41および左側面42に光導波
路チップ4の成形用基準面31,32が密着するように
取り付けて接着することによって、光導波路チップ4の
光導波路コア11と、光結合部材5のガイド穴29とは
常に一定の位置寸法関係となる。光結合部材5は光導波
路チップ4の両端に固定される。
【0078】つぎに、光導波路チップ4の両端部に光結
合部材5を取付けたか否かを判定し、(ステップ50
3)、良好(YES)の場合は無調心接続型光導波路モ
ジュール1が作製された(ステップ504)として作製
を終了(END)する。
【0079】また、NOと判定された場合は、(ステッ
プ501)に戻って光導波路チップ4の他端に光結合部
材5を固定する。
【0080】本実施例2によれば、本実施例1による効
果に加えて、プラスチック成形された光結合部材5を光
導波路チップ4の両端に接着固定するため、プラスチッ
クの収縮,熱履歴等による光結合部材5の割れ,欠損が
起きず、作製の歩留りが向上する効果を奏する。
【0081】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0082】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0083】(1)光導波路チップの両端に連結用ガイ
ドピンが着脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合
部材を有する構造となり、無調心で高精度な結合が可能
となる。
【0084】(2)光導波路チップの両側の光結合部材
の光結合端面側に連結用ガイドピンが挿入できるガイド
穴を有する構造となることから、光導波路チップの幅を
小さくできる。光導波路チップの幅が狭くなることか
ら、1枚の基板からの取得数が増大し、大量生産に適す
るとともに、作製コストの低減が図れる。
【0085】(3)光導波路チップの両側の光結合部材
の光結合端面側に連結用ガイドピンが挿入できるガイド
穴を有する構造となり、従来のようにガイドピンを案内
する2本のV溝を光導波路チップの表面に形成する面倒
な加工作業も不要となり、光導波路モジュールの作製が
容易となる。
【0086】(4)光導波路チップの光導波路コアと、
多心光コネクタプラグと光導波路モジュールとの連結に
用いる連結用ガイドピンが挿入されるガイド穴との位置
寸法が特定されていることから、光導波路モジュールは
無調心で高精度な結合が可能となる。
【0087】(5)光導波路チップ形成時に光結合端面
以外の一部の面を成形用基準面とし、金型に前記成形用
基準面を介して光導波路チップを位置決めした後にプラ
スチック成形することから、光導波路チップの光導波路
コアとガイド穴形成用ピンを引き抜いて形成されたガイ
ド穴との位置寸法が一定となり、高精度な結合が可能な
無調心接続型光導波路モジュールを作製することができ
る。
【0088】(6)光導波路チップとガイド穴形成用ピ
ンを金型に設定した状態でプラスチック成形を行い、形
成された光結合部材からガイド穴形成用ピンを引き抜
き、かつ光導波路チップ4の突出部分を切断除去するこ
とによって光導波路モジュールを作製できるため、作製
が容易となる。
【0089】(7)連結用ガイドピンを取り付けるため
のガイド穴の形成は、金型に設けるV溝に載置したガイ
ド穴形成用ピンを利用するため、従来のようにガイドピ
ン取り付けのために光導波路チップの表面に2本のV溝
を形成する面倒な溝加工工程が不要となり、工程が短縮
されるとともに歩留りが高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例(実施例1)である光導波路
モジュール等を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例1の光導波路モジュールを構成する光
導波路チップの作製工程を示すフローチャートである。
【図3】光導波路チップの作製において、光導波路,マ
ーカを形成したシリコン基板を示す一部の斜視図であ
る。
【図4】光導波路チップの作製において、光導波路,マ
ーカを石英で覆ったシリコン基板を示す一部の斜視図で
ある。
【図5】光導波路チップを示す斜視図である。
【図6】本実施例1の光導波路モジュールの作製に用い
る金型の作製工程を示すフローチャートである。
【図7】金型等を示す斜視図である。
【図8】本実施例1の光導波路モジュールの作製工程を
示すフローチャートである。
【図9】本実施例1の光導波路モジュールの作製におい
て、下部型に光導波路チップおよびガイド穴形成用ピン
を載置した状態を示す正面図である。
【図10】本実施例1の光導波路モジュールの作製にお
けるモールド後の光導波路チップの一部を示す斜視図で
ある。
【図11】本実施例1の光導波路モジュールの一部を示
す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例(実施例2)である光導
波路モジュールの作製におけるガイドピン挿入用プラス
チック部の作製工程を示すフローチャートである。
【図13】本実施例2の光導波路モジュールの作製工程
を示すフローチャートである。
【図14】本実施例2の光導波路モジュールの作製にお
いてガイドピン挿入用プラスチック部に光導波路チップ
を張り付ける状態を示す斜視図である。
【図15】従来の光導波路モジュール等を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1,1′…光導波路モジュール、2…光ファイバテー
プ、3…多心光コネクタプラグ、4,4′…光導波路チ
ップ、5…光結合部材、5′…プラスチックモールド
部、6…連結用ガイドピン、6′…ガイドピン、7…ク
ランプスプリング、8…V溝、9…シリコン基板、10
…下部クラッド層、11…光導波路コア、12…基準マ
ーカ、13…上部クラッド層、14…ガイド穴形成用ピ
ン、15…下部型、16…上部型、17…樹脂、18…
ガイド穴形成用V溝、19…光導波路チップ挿入部、2
0,21…キャビティ、27,28…基準面、29…ガ
イド穴、30…光導波路チップ形成用基板、31,32
…成形用基準面、35…挿入穴、40…溝、41…底、
42…左側面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高谷 雅昭 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路コアを設けた光導波路チップ
    と、前記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが着
    脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそれ
    ぞれ設けられたことを特徴とする光導波路モジュール。
  2. 【請求項2】 前記光導波路チップの光導波路コアと前
    記ガイド穴との寸法位置は一定の間隔となっていること
    を特徴とする請求項1記載の光導波路モジュール。
  3. 【請求項3】 光導波路コアを設けた光導波路チップ
    と、前記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが着
    脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそれ
    ぞれ設けられた光導波路モジュールの作製方法であっ
    て、基板の主面に光導波路コアとマーカを同時に形成す
    るとともに光導波路チップ形成用基板を作製する工程
    と、前記マーカを基準として光導波路チップ形成用基板
    を切断して一部の面を成形用基準面とする光導波路チッ
    プを形成する工程と、前記光結合部材を形成するための
    キャビティおよび前記光導波路チップを載置する光導波
    路チップ挿入部ならびにガイド穴形成用ピンを載置する
    ガイド穴形成用V溝等を有する成形金型を用意する工程
    と、前記金型の光導波路チップ挿入部に成形用基準面を
    介して光導波路チップを取り付けるとともにガイド穴形
    成用V溝にガイド穴形成用ピンを取り付けてプラスチッ
    ク成形を行って光導波路チップの両端に光結合部材を作
    製する工程と、前記光結合部材からガイド穴形成用ピン
    を抜き取る工程と、前記光結合部材から突出する先端部
    分を切断除去する工程とを有することを特徴とする光導
    波路モジュールの作製方法。
  4. 【請求項4】 光導波路コアを設けた光導波路チップ
    と、前記光導波路チップの両端に連結用ガイドピンが着
    脱自在に挿入できるガイド穴を有する光結合部材がそれ
    ぞれ設けられた光導波路モジュールの作製方法であっ
    て、基板の主面に光導波路コアとマーカを同時に形成す
    るとともに光導波路チップ形成用基板を作製する工程
    と、前記マーカを基準として光導波路チップ形成用基板
    を切断して一部の面を成形用基準面とする光導波路チッ
    プを形成する工程と、前記光結合部材を形成するための
    キャビティおよび前記光導波路チップを載置する光導波
    路チップ挿入部ならびにガイド穴形成用ピンを載置する
    ガイド穴形成用V溝等を有する成形金型を用意する工程
    と、前記金型の光導波路チップ挿入部に成形用基準面を
    介して光導波路チップを取り付けるとともにガイド穴形
    成用V溝にガイド穴形成用ピンを取り付けてプラスチッ
    ク成形を行って光導波路チップの両端に光結合部材を作
    製する工程と、前記光結合部材からガイド穴形成用ピン
    および光導波路チップを抜き取る工程と、新たな光導波
    路チップの両端に前記光結合部材を挿入して接着固定す
    る工程とを有することを特徴とする光導波路モジュール
    の作製方法。
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