JPH08254300A - 低温液体の液滴供給装置及び液滴形成方法 - Google Patents

低温液体の液滴供給装置及び液滴形成方法

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Publication number
JPH08254300A
JPH08254300A JP7043210A JP4321095A JPH08254300A JP H08254300 A JPH08254300 A JP H08254300A JP 7043210 A JP7043210 A JP 7043210A JP 4321095 A JP4321095 A JP 4321095A JP H08254300 A JPH08254300 A JP H08254300A
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JP
Japan
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orifice
gas
liquid
space
container
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Application number
JP7043210A
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English (en)
Inventor
Stephen G Kellett
ジー.ケレット ステファン
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MG Industries Inc
Original Assignee
MG Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH08254300A publication Critical patent/JPH08254300A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B31/00Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
    • B65B31/006Adding fluids for preventing deformation of filled and closed containers or wrappers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、罐やボトル等の受容体に低温液体を
注入するのに適した液滴供給装置及び液滴形成方法を提
供する。 【構成】低温液体(3)は容器(1)に収容され、その
容器(1)にはブロック(5)が設けられる。ブロック
(5)は中央穴(9)を有するプレート(7)とオリフ
ィス(12)を有するオリフィス栓(11)とが離間状
態で支持され、プレート(7)とオリフィス栓(11)
との間にスペース(15)が形成される。スペース(1
5)には導管(13)を介してガスが間欠的に供給さ
れ、スペース(15)内のガス圧が低下すると、低温液
体(3)が液滴となって、順次搬送される受容体(2
1)に落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には低温液体の
供給技術に関し、より具体的には、低温液体を正確に計
量された量の液滴として供給するための装置及び方法に
関する。本発明は、罐又はプラスチックボトルに液体窒
素を注入するのに特に適しているが、低温液体の液滴を
制御下で供給する必要のある他の用途にも使用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】飲料物
を詰めるための容器として、軽量で且つ比較的安価であ
ることから、アルミニウム罐がよく用いられている。し
かしながら、アルミニウムは比較的軟質でもあるため、
液体を詰めたアルミニウム罐を積み上げることは、普通
は行われていない。炭酸飲料物を詰めるときのように罐
内部の液体が加圧状態にある場合を除き、積み上げた複
数の罐の底部側(下側)のものは、積層圧力に耐えるこ
とができず、押し潰され易い。このような問題を解決す
るため、少量の低温液体(通常は窒素)を罐の封止直前
に注入することが公知となっている。低温液体はほぼ瞬
時に蒸発して、もとの体積の何倍にも膨張するため、こ
の膨張蒸気によって罐に所望の内圧を付与するのであ
る。
【0003】上述したような目的で、米国特許第4,5
61,258号及び同第4,592,205号は、窒素
等の低温液体を供給するためのシステムを開示してい
る。しかしながら、これら特許のシステムでは、窒素の
定常流が形成されるのみで、分離した液滴が形成される
訳ではないため、余分の低温液体を浪費することなく、
各罐に低温液体を1滴づつ注入することはできない。
【0004】米国特許第4,588,000号は、飲料
物用罐に液体窒素を供給するための別のシステムを開示
している。同特許のシステムでは、回転ディスクを用い
て、罐への液体窒素の注入を開始したり停止したりして
いる。この場合、液体窒素が特定の罐に注入された後に
おいて、液体からの蒸気が液体窒素の流出を停止するの
に役立っている。しかしながら、この特許によれば、低
温液体を少量づつ各罐に注入することができるものの、
実際に液滴が形成される訳ではない。また、この特許の
システムでは、低温液体の流通経路を開閉するために、
計量/供給ヘッドは機械的可動部分(すなわち、回転デ
ィスク)を必要とする欠点もある。
【0005】一方、罐又は他の受容体をプラント内で非
常に高速で搬送させることの可能な自動装置は既に存在
している。従って、低温液体の分離した液滴を高速で且
つ大量の液体を浪費することなく、搬送される受容体に
注入できるようにすることが望まれている。
【0006】そこで、本発明の主たる課題は、低温液体
の液滴を形成するための装置及び方法を提供することに
ある。
【0007】本発明の付随的な課題は、低温液体の分離
した液滴の形成速度を増加させることができる装置及び
方法を提供することにある。
【0008】本発明の別の付随的な課題は、低温液体を
罐、ボトル又はその他の受容体に注入する装置の効率を
改善することにある。
【0009】本発明の別の付随的な課題は、各罐に一滴
づつ注入する場合において、罐に低温液体の分離した液
滴を注入するときの液滴形成速度を1分当たりに数滴か
ら200滴を越える範囲にできるようにすることにあ
る。
【0010】本発明の別の付随的な課題は、複数の受容
体に低温液体を注入するシステムにおいて浪費される低
温液体の量を低減することにある。
【0011】本発明のさらなる付随的な課題及び利点
は、添付図面に基づいて行う実施例の説明より当業者に
明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の装置は低温液体を収容する容器を含んでい
る。容器はその底部に開口部を有しており、この開口部
はブロックによって包囲されている。ブロック自体も開
口部を有しており、この開口部にオリフィス栓が調整可
能に挿入される。オリフィス栓は、容器からの低温液体
の流出を許容するオリフィスを形成している。
【0013】上記ブロックは、中央穴を有するフラット
なプレートを支持する支持部を有している。上記オリフ
ィス栓とプレートとは相互に離間され、両者間にスペー
スが形成される。プレートの中央穴とオリフィス栓のオ
リフィスとは、一緒になって容器から液体を流出させる
ための通路を形成している。また、導管を設けて、外部
のガス供給源と上記スペースとの間を流体導通させる。
【0014】
【作用及び効果】上記構成において、導管を介してガス
がプレートとオリフィス栓との間のスペースに流入する
と、そのガスが容器からの液体の流出に対するバリアと
して作用する。反対に、ガス圧が低下すると、ガスは最
早バリアとして作用しなくなり、液体はオリフィスを介
して容器から流出できる。従って、ガス流れを反復的且
つ高速で停止及び開始することにより、液体流れを正確
に制御でき、液体は分離した液滴の形態で容器から落下
する。液滴の生成は、プレートとオリフィス栓との間の
スペースの寸法設定及びガス圧に依存する。
【0015】以上のごとく、本発明によれば、低温液体
の液滴を正確に制御して形成することができ、例えば1
分当たり約200〜500滴の速度で受容体に対して低
温液体の液滴を注入することが可能となる。また、本発
明の装置は、液滴の形成を最適化することができ、低温
液体の液滴流を正確に制御する手段を提供する。
【実施例】
【0016】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき
説明する。
【0017】図示されたように、貯溜手段としての容器
1には低温液体3が入っている。好適な低温液体は液体
窒素であるが、代わりに他の低温液体を用いてもよい。
【0018】容器1はその底部に開口部を備えており、
実質的に円筒状のブロック5がこの開口部を包囲してい
る。ブロック5はフラットなプレート7を保持する手段
を有しており、プレート7は中央穴9を備えている。従
って、プレート7は環状であり、穴9は液体3の通過を
許容する。容器1の底部の開口部にはオリフィス栓11
が挿入されている。このオリフィス栓11はオリフィス
12を形成しており、これにより容器1の内外の流体連
通が確立されている。オリフィス栓11の位置は鉛直方
向に調整可能である。このためには、図示のように、オ
リフィス栓11とブロック5にネジ切りを施し、略円筒
状のオリフィス栓11をブロック5に対して所望深さま
で螺合できるようにするのが好ましい。しかしながら、
他の手段によりオリフィス栓11とブロック5との調整
可能な係合を達成することもでき、そのような手段も本
発明の範囲に包摂されるものである。
【0019】プレート7の中央穴9、並びにオリフィス
栓11により形成されたオリフィス12は、実質的に同
心状である。オリフィス12及び中央穴9はブロック5
に対しても同心状であるが、両者をブロック5に対して
偏位させても効果上の大きな違いはない。
【0020】導管13は、オリフィス栓11の上端とプ
レート7との間のスペース15にガス供給源(図示せ
ず)からガスを導通させる。ガスは、容器1内に貯溜さ
れた低温液体3の蒸気の形態とできるが、他のガスであ
ってもよい。好適な実施例では、低温液体3及びガスは
共に窒素である。しかしながら、一般的には、ガス供給
源は低温液体3の供給源と完全に独立させることができ
る。
【0021】弁装置の一例であるソレノイド弁17は、
好ましくは容器1の外部において、スペース15へのガ
ス流れを制御する。一般的には、スペース15に十分な
ガスを押し込んだ場合に、ガスが容器1からの低温液体
3の流出を阻止する。反対に、ガス流れを遮断した場合
には、スペース15内のガス圧が低下して、液体3が容
器1から流出できる。従って、弁17を開閉することに
より、液体流れを開始させたり、停止させたりすること
ができる。オリフィス栓11の位置を適正に設定すれ
ば、ソレノイド弁17を繰り返し開閉して、低温液体3
の分離した液滴を容器1から落下させることが可能とな
る。
【0022】また、図1は受容体21に液滴を注入する
ための装置を完成させるのに必要な他の構成要素を概略
的に示している。受容体21は、搬送手段の一例である
コンベア23により搬送され、コンベア23はモータ2
5により駆動される。検知手段の一例である位置センサ
27は、オリフィス12に対して各受容体21が正確に
整列状態にあるかどうかを判定する。位置センサ27は
光電素子、或いは生産ライン上の特定位置に受容体とし
ての罐又はボトルが存在するか否かを検知できる他の検
知手段であってよい。位置センサ27は、モータ25及
び弁17に接続されており、図中の破線29,31はコ
ンベア23及び/又は弁17が位置センサ27の出力に
より遠隔制御されていることを示している。
【0023】通常、弁17は開放状態にあり、そのため
ガスがスペース15に充満して、液体流れを阻止する。
センサ27が罐又はボトルがオリフィス11の直下にあ
ることを検知すると、弁17が一定時間(典型的には、
数ミリ秒のレベル)閉鎖し、この結果生ずるガス圧の急
速な低下によって、容器1から低温液体3の一滴が落下
する。液滴のサイズは、出口としてのオリフィス12の
直径及び弁17の閉鎖時間によって決まってくる。この
ように、制御された間欠的なガス流れにより、低温液体
3の液滴が定常的に発生する。
【0024】弁17の動作はタイマー(図示せず)によ
って制御される。すなわち、センサ27が弁17を閉鎖
するための信号を送ると、タイマーが制御を司り、所定
時間だけ弁17を閉鎖状態に保持する。このように、好
適な実施例では、センサ27が信号を発生した後は、当
該センサ27は弁17に対する制御を一旦放棄し、弁1
7は、次の信号を待つべく再度開放状態になるまでは、
一時的にタイマーによって制御されることになる。従っ
て、好適な実施例では、弁17は常にセンサ27からの
信号によって直接制御される訳ではない。
【0025】本発明では、オリフィスセンサ11によっ
て形成されるオリフィス12は、常時開放状態である。
導管13内のガス圧が容器1からの液体流出を制御す
る。ソレノイド弁17を除き、本発明の供給装置は可動
部分を有していない。オリフィス12の近傍に可動部分
が存在しないことは、装置の信頼性を大きく改善する上
で特に重要である。
【0026】スペース15の容積も重要である。この容
積が大き過ぎると、低温液体の流れを瞬時に遮断するこ
とができなくなり、液滴を形成することが不可能となる
ばかりでなく、液体流れを再開させるまでに消費するガ
ス容積も大きくなる。反対に、スペース15の容積が小
さ過ぎると、ガス流れが不十分で、液体流れを阻止でき
なくなって、やはり分離した液滴を形成できない。
【0027】スペース15の容積として好適な値を一義
的に特定することはできない。何故なら、最適の容積は
導管13へ注入されるガス圧力や、所望される液滴の発
生速度に依存するからである。従って、ガス圧力や液滴
の所望発生速度が特定されれば、それに対するスペース
15の容積の最適値(或いは、最適値の範囲)も定まる
が、その容積は実験的に決定されるべきものである。す
なわち、供給装置が望まれるような液滴を発生するよう
になるまでオリフィス栓11の位置を調整するのであ
る。
【0028】一例を挙げれば、低温液体3もガスも窒素
とし、ガスを約2〜3psigの圧力で供給するとし
て、1分当たり約200〜500個の液滴を発生させる
ことが望まれる場合、オリフィス栓11の上端とプレー
ト7との間の最適距離は約0.0625〜0.0938
インチである。中央穴9の直径は約0.125インチで
あり、ブロック5の開口部の直径(これはオリフィス栓
11の外径に対応する)は約0.125インチである。
オリフィス12は最小径の約0.0625インチに始ま
り、最大径の約0.25インチまで末広がり状となって
いる。図1では、上記の実例を反映するべく、オリフィ
ス12の近傍の構成要素は略実寸どおりに示している。
しかしながら、受容体21は実寸どおりには示されてい
ない。
【0029】尚、上記に示した数値は、例示に過ぎず、
本発明を限定するものではない。寸法は、その他にも種
々な設定が可能であり、それら全てが本発明の範囲内に
包摂される。
【0030】窒素ガスの圧力は3psig程度又はそれ
以上まで高く設定できる。しかしながら、圧力が高いの
は、ガスの浪費につながり、通常は望ましくない。プレ
ート7は、それがなければ低温液体の流れを全く阻止で
きなくので、極めて重要である。中央穴9の直径は変更
可能であるが、小さすぎてはならない。これが小さすぎ
ると、容器1からの液体流出を不当に阻害し、液滴発生
を所望のように迅速に制御することができなくなるから
である。
【0031】本発明によれば、極めて正確に制御された
速度で低温液体の液滴を生成することが可能である。例
えば、1分当たり1滴の極めて遅い速度、1分当たり2
00〜500滴程度の極めて速い速度、又はこれら両極
端の間の速度で液滴の形成が可能である。但し、1分当
たり500滴を越えると、実際生成されるのは液滴と見
做すことはできなくなり、低温液体の連続的な流れとな
る。
【0032】実際上、貯溜手段1は3重容器構造であ
り、中間容器は内部容器を包囲し、外部容器は中間容器
を包囲する。外部容器は装置全体を隔離するためのもの
である。図1は内部容器1のみを示している。
【0033】上記中間容器を設ける目的は次のとおりで
ある。内部容器1内の液体窒素は蒸発し、内部容器1に
形成された抜き孔(図示せず)を介して逃げ出て、中間
容器に入り、そこで下方に流れる。この下方に流れたガ
スは、オリフィス12の近傍に位置する別のオリフィス
(図示せず)を介して、中間容器から出ることになる
が、その際に、オリフィス12の近傍の環境空気を押し
のけることになり、環境空気がオリフィス12から落下
する液滴に接するのを防止するのである。このような構
成により、オリフィス12の近傍において、空気中の水
分が低温液体との接触で凍結するのを防止できる。要す
るに、中間容器を流れるガスにより、環境空気が低温液
体の液滴流れに接するのを防止するのである。一般的
に、中間容器は導管13からは完全に独立しており、中
間容器内のガスは導管13内のガスからも独立してい
る。
【0034】以上、特定の実施例に基づき本発明を説明
したが、本発明は種々に変形可能である。例えば、オリ
フィス栓11を調整可能とする手段は変更できる。ま
た、オリフィス栓11、容器1及び内部のブロック5の
厳密な形状も変更可能である。更に、弁17の制御は、
タイマーを用いず、位置センサ27の出力信号のみに基
づき直接行うようにも変更できる。以上の又はその他の
変形は当業者にとって明
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る液滴供給装置を示
す部分断面図である。
【符号の説明】 1 容器(貯溜手段) 3 低温液体 5 ブロック 7 プレート 9 中央穴 11 オリフィス栓 12 オリフィス 13 導管(ガス供給手段の一部) 15 スペース 17 ソレノイド弁(弁装置) 21 受容体 23 コンベア(搬送手段) 25 モータ 27 位置センサ(検知手段)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温液体の液滴供給装置であって、 (a) 低温液体を貯溜する貯溜手段を設け、 (b) 前記貯溜手段の底部はブロックにより包囲された
    開口部を有しており、 (c) 前記ブロックはプレート及びオリフィス栓を保持
    するための手段を備えており、前記プレートは穴を備え
    ており、前記オリフィス栓は前記ブロック内に所定深さ
    まで調整可能に挿入できるようになっており、前記オリ
    フィス栓はオリフィスを有することにより、低温液体が
    前記穴及びオリフィスを介して前記貯溜手段から流出で
    きるようになっており、前記プレートとオリフィス栓と
    の間にはスペースが形成されており、 (d) ガスを前記スペースに間欠的に供給するためのガ
    ス供給手段を設けて、これにより低温液体が液滴の形態
    で前記貯溜手段外に落下するように構成した、 低温液体の液滴供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1の液滴供給装置であって、前記オ
    リフィス栓は前記ブロックに螺合挿入されるように構成
    されている。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の液滴供給装置であって、
    前記ガスは低温液体の蒸気の形態である。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの液滴供給装置で
    あって、前記ガス供給手段は、前記スペースへのガス流
    れを制御する弁装置を含んでおり、この弁装置は、前記
    ガスの前記スペース内への流れを許容して前記低温液体
    の前記貯溜手段からの流出を阻止する第1の位置と、前
    記ガスの前記スペース内への流れを阻止して前記低温液
    体の前記貯溜手段からの流出を許容する第2の位置と、
    をとるように構成されている。
  5. 【請求項5】容器から低温液体を液滴として供給するた
    めの液滴供給装置であって、穴とオリフィスとを形成す
    るための手段を設け、前記穴及びオリフィスは、低温液
    体がそれら穴及びオリフィスを介して前記容器から流出
    できるように相互に離間された状態で配置されており、
    前記穴とオリフィスとの間にはスペースが形成されてお
    り、さらに、前記スペースにガスを供給するためのガス
    供給手段と、前記ガスの流れを制御するための手段と、
    を設け、前記容器からの低温液体の流れを、前記スペー
    スへのガス流れを制御することにより、制御するように
    構成した低温液体の液滴供給装置。
  6. 【請求項6】請求項5の液滴供給装置であって、前記穴
    は実質的にフラットなプレートに形成されている。
  7. 【請求項7】請求項6の液滴供給装置であって、前記オ
    リフィスはオリフィス栓によって形成されており、前記
    プレートに対して前記オリフィス栓の位置を調整するた
    めの手段が更に設けられている。
  8. 【請求項8】請求項7の液滴供給装置であって、前記プ
    レート及びオリフィス栓は前記容器内に設けたブロック
    によって保持されている。
  9. 【請求項9】請求項5〜8のいずれかの液滴供給装置で
    あって、前記ガスは前記容器内の低温液体の蒸気の形態
    である。
  10. 【請求項10】請求項5〜9のいずれかの液滴供給装置
    であって、前記オリフィスの近傍に複数の受容体を搬送
    する搬送手段と、前記受容体の位置を1個づつ検知する
    検知手段と、がさらに設けられており、前記検知手段は
    前記搬送手段を作動させるための手段及び前記ガス供給
    手段に機能的に接続されており、もって前記オリフィス
    の位置を通過する前記受容体に低温液体の液滴を注入で
    きるように構成されている。
  11. 【請求項11】複数の受容体内に低温液体を液滴として
    高速で供給するための液滴供給装置であって、 (a) 低温液体を貯溜する貯溜手段を設け、 (b) 穴とオリフィスとを形成するための手段を設け、
    前記穴及びオリフィスは離間配置されるとともに、低温
    液体を前記容器から流出させるための通路を形成してお
    り、前記穴とオリフィスとの間に限られたスペースが形
    成されており、 (c) 前記貯溜手段からの低温液体の流出を制御するべ
    く、前記スペースにガスを制御可能に供給するためのガ
    ス供給手段を設け、 (d) 前記受容体を前記貯溜手段に向かって搬送するた
    めの搬送手段を設け、 (e) 前記各受容体の位置を検知する検知手段を設け、
    この検知手段は前記ガス供給手段に機能的に接続されて
    おり、もって前記ガスの流れを制御することにより、前
    記貯溜手段から前記受容体内に低温液体の液滴を落下さ
    せるように構成した、 低温液体の液滴供給装置。
  12. 【請求項12】請求項11の液滴供給装置であって、前
    記検知手段は前記搬送手段にも機能的に接続されてい
    る。
  13. 【請求項13】請求項11又は12の液滴供給装置であ
    って、前記オリフィスを形成する手段は前記スペースの
    容積を調整する手段を含んでいる。
  14. 【請求項14】請求項13の液滴供給装置であって、前
    記穴は実質的にフラットなプレートに形成されている。
  15. 【請求項15】請求項14の液滴供給装置であって、前
    記オリフィスはオリフィス栓によって形成されており、
    このオリフィス栓は前記貯溜手段内に設けたブロックに
    調整可能に挿入されている。
  16. 【請求項16】低温液体の液滴供給装置であって、 (a) 低温液体を貯溜する容器を設け、 (b) 穴とオリフィスとを形成する手段を設け、前記穴
    及びオリフィスは離間配置されるとともに、低温液体を
    前記容器から流出させるための通路を形成しており、前
    記穴とオリフィスとの間に限られたスペースが形成され
    ており、 (c) ガスを前記スペースに間欠的に供給するためのガ
    ス供給手段を設けて、前記容器からの低温液体の流出を
    制御するように構成した、 低温液体の液滴供給装置。
  17. 【請求項17】低温液体の液滴形成方法であって、 (a) 低温液体ための容器と、穴と、オリフィスと、を
    設け、低温液体を前記容器から流出させるための通路を
    形成するべく前記穴及びオリフィスを離間配置するとと
    もに、前記穴とオリフィスとの間に限られたスペースを
    形成し、 (b) 前記穴とオリフィスとの間の距離を調整して、前
    記スペースの容積を変化させ、 (c) ガスを前記スペースに制御可能に供給し、もって
    前記ガスが前記スペースに存在するときに前記容器から
    の低温液体の流出を阻止する一方、前記ガスが前記スペ
    ースからなくなったときに前記容器からの低温液体の流
    出を許容するようにする、 低温液体の液滴形成方法。
  18. 【請求項18】請求項17の液滴形成方法であって、前
    記ガスの制御可能な供給は、弁装置の開閉により前記ス
    ペースへの前記ガスの流れを制御することにより行い、
    前記弁装置の開閉は、前記容器から低温液体が分離した
    液滴として落下させるに十分な速度で行うようにする。
  19. 【請求項19】請求項18の液滴形成方法であって、前
    記弁装置の開閉は位置センサからの信号に応答して行う
    ようにし、前記位置センサは前記容器の近傍に受容体が
    存在するか否か判定するための手段を備えている。
  20. 【請求項20】請求項19の液滴形成方法であって、前
    記弁装置は通常開放状態であり、前記位置センサからの
    信号に応答して所定時間閉鎖するようにした。
JP7043210A 1994-03-04 1995-03-02 低温液体の液滴供給装置及び液滴形成方法 Pending JPH08254300A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US08/205371 1994-03-04
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