JPH08253820A - 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法 - Google Patents

連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法

Info

Publication number
JPH08253820A
JPH08253820A JP8490395A JP8490395A JPH08253820A JP H08253820 A JPH08253820 A JP H08253820A JP 8490395 A JP8490395 A JP 8490395A JP 8490395 A JP8490395 A JP 8490395A JP H08253820 A JPH08253820 A JP H08253820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
weight
thin steel
soft
rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8490395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Ishimoto
芳明 石本
Akito Kawamoto
明人 川本
Seiichi Hamanaka
征一 浜中
Teruo Tanaka
照夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP8490395A priority Critical patent/JPH08253820A/ja
Publication of JPH08253820A publication Critical patent/JPH08253820A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質缶用薄鋼板を連続焼鈍法で製造する。 【構成】 C:0.002〜0.05%と、Si:0.
06%以下と、Mn:0.05〜0.8%と、P:0.
015%以下と、S:0.015%以下と、Al:0.
01〜0.10%と、N:0.006%以下と、Cr:
0.02〜0.5%,Mo:0.005〜0.3%及び
W:0.005〜0.3%の1種又は2種以上を含み、
更に必要に応じB:0.0003〜0.003%を含む
鋼スラブに熱間圧延,酸洗及び冷間圧延を施し、次いで
焼鈍温度650〜800℃で連続焼鈍した後、調質圧延
する。冷間圧延時の圧延率を80〜95%,連続焼鈍時
の焼鈍温度を650〜800℃,調質圧延時の圧延率を
0.3〜10%にすることが好ましい。 【効果】 調質度がT−4以下で、箱焼鈍法で製造した
缶用鋼板と同等の耐時効性を呈し、イヤリング性に優れ
た軟質缶用薄鋼板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、JIS G3303及
び3315における調質度がT−4以下で、耐時効性及
びイヤリング性に優れた軟質缶用薄鋼板を連続焼鈍によ
って製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】缶用薄鋼板を製造する際に採用されてい
る焼鈍法に、箱焼鈍法及び連続焼鈍法がある。連続焼鈍
法は、箱焼鈍法に比較して焼鈍後の板形状が良好であ
り、機械的性質のコイル内変動が小さく、生産性も高
い。しかし、連続焼鈍法では軟質缶用薄鋼板を製造する
ことが困難である。そのため、通常は、軟質缶用薄鋼板
を箱焼鈍法で、硬質缶用薄鋼板を連続焼鈍法でそれぞれ
製造している。しかし、食缶や電池缶に使用される缶用
薄鋼板は、しごき加工のようなより高度で過酷な加工性
が求められているため、調質度T−4以下の軟質缶用薄
鋼板に対する需要が高まっている。他方、缶成形加工に
おける歩留り及び品質向上のために、板形状が良好で、
機械的性質のコイル内変動が小さく、イヤリング性に優
れた缶用薄鋼板が強く求められている。軟質缶用薄鋼板
を連続焼鈍で製造する方法としては、従来から多数の提
案がされている。たとえば、特開昭58−151426
号公報,特開昭59−38338号公報,特開昭62−
161919号公報,特公昭63−10213号公報,
特開平3−36215号公報等では、低炭素Alキルド
鋼板を連続焼鈍して缶用薄鋼板を製造することが紹介さ
れている。また、特開昭58−197224号公報,特
開平2−118027号公報,特開平2−197523
号公報,特開平3−28325号公報,特開平5−26
3141号公報等では、極低炭素Alキルド鋼にNb,
Ti等の炭化物生成元素を添加し、固溶CをNbCやT
iC等の安定な炭化物として熱間圧延終了段階までに完
全に析出させることが紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、低炭素Alキ
ルド鋼板を連続焼鈍して製造した缶用薄鋼板は、材質が
硬質で成形性が悪く、また時効現象の進行によって成形
加工性が劣化すると共に、腰折れやストレッチャー・ス
トレイン等の欠陥が発生し易くなる。これらの欠点は、
Nb,Ti等の炭化物生成元素を添加した極低炭素Al
キルド鋼を使用することにより克服される。この方法で
製造された缶用薄鋼板は、固溶CをNbC,TiV等の
安定な炭化物として熱間圧延終了段階まで完全に析出さ
せることから、非常に優れた耐時効性を呈する。しか
し、C含有量を非常に低減した極低炭素鋼を溶製する必
要があること、Ti,Nb等の高価な合金元素を消費す
ること等から、素材コストが非常に高くなる。しかも、
TiやNbによって再結晶温度が上昇するため、通常の
鋼材よりも高い温度で焼鈍することが必要になる。その
結果、薄い鋼板を高速度で効率よく連続焼鈍するに当
り、ヒートバックル等の通板トラブルが発生し易く、操
業が困難になる場合もあった。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、Cr,Mo,W
の1種又は2種以上を少量添加して鋼材の成分を適正に
調節することにより、熱間圧延工程でスラブ加熱温度や
巻取り温度に特別の制約を受けることなく、調質度がT
−4以下で箱焼鈍で製造した缶用薄鋼板と同等の耐時効
性を呈すると共に、イヤリング性にも優れた軟質缶用薄
鋼板を連続焼鈍法で製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の軟質缶用薄鋼板
製造方法は、その目的を達成するため、C:0.002
〜0.05重量%と、Si:0.06重量%以下と、M
n:0.05〜0.8重量%と、P:0.015重量%
以下と、S:0.015重量%以下と、Al:0.01
〜0.10重量%と、N:0.006重量%以下と、C
r:0.02〜0.5重量%,Mo:0.005〜0.
3重量%及びW:0.005〜0.3重量%の1種又は
2種以上を含み、残部がFe及び不純物よりなる鋼スラ
ブに熱間圧延,酸洗及び冷間圧延を施し、次いで焼鈍温
度650〜800℃で連続焼鈍した後、調質圧延するこ
とを特徴とする。使用する鋼スラブは、更にB:0.0
003〜0.003重量%を含むことができる。製造条
件としては、たとえば冷間圧延時の圧延率を80〜95
%,連続焼鈍時の焼鈍温度を650〜800℃,調質圧
延時の圧延率を0.3〜10%に設定する。
【0005】
【作用】鋼材に含まれているCは、時効を生じさせる元
素であり、耐時効性を確保する上からはC含有量を可能
な限り低く抑えることが効果的である。しかし、工業的
な溶製法でC含有量をゼロにすることは不可能である。
また、C含有量を0.002重量%未満にするとき、製
造コストが非常に上昇すると共に、フェライト結晶粒が
粗大化し易くなり、成形加工後の鋼材表面に肌荒れを発
生させ、仕上り美観が損なわれる。本発明者等は、この
ようなC含有量に関する影響を前提とし、耐時効性に優
れた軟質缶用薄鋼板を製造する際に許容されるC含有量
を検討した。その結果、C含有量が0.05重量%を超
えると、少量のCr,Mo又はWを含有させても耐時効
性の改善がみられず、成形加工時にストレッチャースト
レイン等の欠陥が生じ易くなることを知見した。他方、
C含有量が0.05重量%以下であると、連続焼鈍法で
軟質缶用薄鋼板を製造しても、箱焼鈍法で製造した軟質
缶用薄鋼板に匹敵する優れた耐時効性薄鋼板が得られる
ことを解明した。
【0006】従来の鋼成分範囲では、箱焼鈍並の耐時効
性軟質缶用薄鋼板を製造するためには、C含有量が0.
005重量%以下であって、更にTiやNb等の炭化物
生成元素を含有させる必要がある。この場合、合金コス
トの上昇,再結晶温度の高温側への移行に伴った焼鈍温
度の上昇,更にはそれに起因する表面疵,ヒートバック
ル等の欠陥発生,薄鋼板の高速焼鈍が困難なことに起因
する生産性の低下等の問題がある。これに対し、本発明
では、C含有量が0.005重量%以下であっても、T
iやNb等の高価な合金元素を含有させる必要がない。
また、従来のAlキルド鋼のC含有量範囲では、熱間圧
延鋼帯にセメンタイト(Fe3 C)が凝集し、成形加工
時に凝集セメンタイトからクラックが発生し、特にフラ
ンジの加工性が劣化する問題があった。これに対し、本
発明では、C含有量を0.05重量%以下に維持する限
り、加工性に有害なセメンタイトの凝集が抑制される。
すなわち、本発明においては、C含有量が0.002〜
0.05重量%の範囲にあれば、耐時効性が優れた鋼板
が得られると共に、セメンタイトの凝集,結晶粒の粗大
化が回避される。C含有量の規制がこれら性質の改善に
及ぼす理由は定かでないが、少量のCr,Mo又はWの
含有によって、固溶CがCr,Mo又はW系の炭化物と
して一部が固定されると共に微細な炭化物が生成するこ
と、生成した微細な炭化物が固溶Cの析出サイトとして
作用し固溶Cを非常に少なくすること、更に炭化物の存
在が結晶粒の成長を阻止すること等が原因であると推察
される。
【0007】以下、本発明で使用される鋼材に含まれて
いるC以外の合金元素,含有量,製造条件等について説
明する。 Si:0.06重量%以下 鋼材を硬質化し、加工性を損なう元素であるので、Si
含有量は低いほど好ましい。本発明では、Si含有量の
上限を0.06重量%に規定した。 Mn:0.05〜0.8重量% Sによる熱間脆性の防止に有効であり、含有量0.05
重量%以上で効果が顕著になる。しかし、0.8重量%
を超える多量のMnが含まれると、鋼材が硬質化し、軟
質缶用鋼板が製造できなくなる。 P:0.015重量% 鋼材を著しく硬質化させると共に、偏析し、加工性を損
なう原因となる。そのため、缶用薄鋼板としての用途か
ら、P含有量の上限を0.015重量%に規定した。 S:0.015重量% 鋼材にとって本質的に有害な元素であり、少ないほど好
ましい。本発明では、S含有量の上限を0.015重量
%に規定した。
【0008】Al:0.01〜0.10重量% 脱酸剤として混入される元素であり、必要な脱酸度を得
るために0.01重量%以上のAlが含まれる。しか
し、Al含有量が0.10重量%を超えると、Al2
3 等の介在物が増加し、加工性や表面品質が劣化する。 N:0.006重量% 鋼材にとって有害な元素であり、少ないほど好ましい。
しかし、0.006重量%までのN含有は許容できる。 Cr:0.02〜0.5重量%,Mo:0.005〜
0.3重量%及びW:0.005〜0.3重量%の1種
又は2種以上 本発明において重要な合金元素であり、固溶Cの一部を
Cr,Mo又はW系の炭化物として固定すると共に、固
溶Cの析出サイトとして有効な微細炭化物を形成し、耐
時効性を改善する。これら作用は、0.02重量%以上
のCr,0.005重量%以上のMo,0.005重量
%以上のWで顕著になる。しかし、過剰な添加は鋼材を
硬質化し、軟質缶用薄鋼板として必要な加工性が確保で
きないので、それぞれの上限をCr:0.5重量%,M
o:0.3重量%,W:0.3重量%に規定した。 B:0.0003〜0.003重量% 二次加工脆化の改善に有効な合金元素であり、Bの作用
は0.0003重量%以上で顕著になる、しかし、0.
003重量%を超えて多量のBを含ませても、性質改善
に及ぼすBの効果が飽和する。
【0009】本発明においては、以上に特定した成分を
含有する鋼を熱延工程,冷延工程及び連続焼鈍工程を経
て冷延鋼板にする。この場合、熱延工程では特別な条件
を設定する必要はない。しかし、結晶粒を細粒化させる
上で、仕上げ温度はAr3 変態点直上の温度が好まし
い。また、巻取り温度が400℃未満になると板形状が
悪くなり、700℃を超えると酸洗性が劣化すると共に
炭化物が粗大化するので、400〜700℃の範囲に巻
取り温度を設定することが好ましい。冷間圧延工程で
は、冷間圧延率が80%未満になるとランクフォード値
の面内異方性が大きくなる。逆に、95%を超える冷間
圧延率では、冷間圧延機の負荷が大きくなり非常に生産
性が劣ると共に、ランクフォード値の面内異方性が大き
くなる。連続焼鈍工程では、加工性の良好な軟質缶用薄
鋼板を得るために再結晶温度以上で焼鈍する。そのた
め、焼鈍温度の下限を650℃に設定する。しかし、8
00℃を超える高温に焼鈍温度を上げても、昇温に見合
った加工性の改善効果がみられず、却って表面疵やヒー
トバックルが発生し易くなる。また、過度に高い焼鈍温
度は、結晶粒が粗大化し、成形加工時に肌荒れが発生す
る原因にもなる。焼鈍された鋼板は、調質圧延される。
調質圧延は、板形状や表面粗さの調整を容易にするた
め、0.3%以上の圧延率で行うことが好ましい。しか
し、10%を超える圧延率では、調質圧延による加工硬
化が過剰になり、必要とする軟質缶用鋼板が得られな
い。調質圧延後、缶用鋼板は、必要に応じてNiめっ
き,Snめっき等の各種表面処理や樹脂被覆等が施され
た表面処理鋼板や樹脂被覆鋼板とされ、缶に成形加工さ
れる。或いは、缶体に成形加工した後、表面処理や樹脂
被覆等を行って製品とされる。
【0010】
【実施例】表1に示した成分をもつ鋼スラブを、表2に
示す条件で板厚3.0〜2.0mmに熱間圧延し、酸洗
し、板厚0.3mmに冷間圧延し、次いで連続焼鈍によ
って再結晶焼鈍した後、調質圧延を施した。なお、表1
において、鋼材番号1〜9は本発明で規定した成分に関
する条件を満足する鋼材であり、鋼材番号10〜12は
本発明で規定した成分に関する条件を外れる鋼材であ
る。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】得られた各鋼板について、硬さ,耐時効性
及びイヤリング性を調査した。硬さの評価は、JISZ
2245に準拠し、ロックウェル硬さHR 30Tを測
定した。耐時効性は、JISZ2201の5号試験片を
使用してJIS Z2241に準拠し、100℃×1時
間の時効処理後の降伏応力の上昇量であるΔYSを測定
し、20N/mm2 以下を合格と判定した。イヤリング
性は、JISZ2201の5号試験片を使用し圧延方向
に平行,45度及び90度の三方向のランクフォード値
であるr0 ,r45,r90をJIS Z2241に従って
測定し、ランクフォード値の面内異方性であるΔr=
(r0 +r90−2r45)/2が±0.15の範囲を合格
として判定した。また、フェライト結晶粒度番号FGS
No.は、JIS G0552に従って測定し、8番以上
を合格と判定した。
【0014】
【表3】
【0015】表3に示されているように、本発明に従っ
た鋼材は、調質度T−4級以下の軟質缶用鋼板として使
用され、ΔYSが小さく、耐時効性に優れていることが
判る。また、Δrが小さいことからイヤリング性にも優
れ、過酷な加工にも耐える材料となる。これに対し、C
r,Mo及びWを含んでいない鋼材番号10は、C含有
量が非常に低く、本発明で規定した下限を下回っている
ため、ΔYSが小さく耐時効性が良好であるものの、フ
ェライト結晶粒が大きくなるために肌荒れが生じてい
た。また、Δrも大きく、イヤリング性が劣っていた。
鋼材番号11,12は、フェライト結晶粒が小さいもの
の、Cr,Mo,Wを含有しておらず、しかもC含有量
が本発明で規定した上限を上回っているため、ΔYSが
大きく耐時効性にお取り、またΔrが大きくイヤリング
性に劣っていることが判る。この対比から明らかなよう
に、C含有量を0.002〜0.05重量%の範囲に規
定し、適量のCr,Mo,Wの1種又は2種以上を含有
させるとき、軟質缶用鋼板に要求される特性が得られる
ことが確認された。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、C含有量を0.002〜0.05重量%の範囲に規
定し、適量のCr,Mo,Wの1種又は2種以上を含ま
せた鋼材を連続焼鈍することにより、調質度がT−4以
下で箱焼鈍で製造された鋼板と同等の特性が付与され
る。また、イヤリング性に優れ、コイル内の性質変動も
少ないことから、品質信頼性の高い軟質缶用鋼板が得ら
れる。このようにして、本発明によるとき、連続焼鈍法
で軟質缶用鋼板を製造することができ、低コストで高品
質の軟質缶用鋼板が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 照夫 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社鉄鋼研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.002〜0.05重量%と、S
    i:0.06重量%以下と、Mn:0.05〜0.8重
    量%と、P:0.015重量%以下と、S:0.015
    重量%以下と、Al:0.01〜0.10重量%と、
    N:0.006重量%以下と、Cr:0.02〜0.5
    重量%,Mo:0.005〜0.3重量%及びW:0.
    005〜0.3重量%の1種又は2種以上を含み、残部
    がFe及び不純物よりなる鋼スラブに熱間圧延,酸洗及
    び冷間圧延を施し、次いで焼鈍温度650〜800℃で
    連続焼鈍した後、調質圧延することを特徴とする耐時効
    性に優れた軟質缶用薄鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋼スラブとして更にB:
    0.0003〜0.003重量%を含むものを使用する
    軟質缶用薄鋼板の製造方法。
  3. 【請求項3】 冷間圧延時の圧延率を80〜95%,連
    続焼鈍時の焼鈍温度を650〜800℃,調質圧延時の
    圧延率を0.3〜10%とする請求項1又は2記載の軟
    質缶用薄鋼板の製造方法。
JP8490395A 1995-03-16 1995-03-16 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法 Withdrawn JPH08253820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8490395A JPH08253820A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8490395A JPH08253820A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08253820A true JPH08253820A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13843703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8490395A Withdrawn JPH08253820A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08253820A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1088905A1 (en) * 1999-04-20 2001-04-04 Nippon Steel Corporation Very thin 2-piece container steel sheet excellent in pucker resistance at neck diameter reduction and in earing and production method therefor
US6707232B2 (en) * 2000-01-31 2004-03-16 Seiko Instruments Inc. Piezoelectric driving body, ultrasonic motor and electronic apparatus having an ultrasonic motor
JP2007291434A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Nippon Steel Corp 極薄鋼板及びその製造方法
JP2013119649A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Jfe Steel Corp 缶用鋼板用原板と缶用鋼板およびそれらの製造方法
JP2015048486A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Jfeスチール株式会社 高強度缶用鋼板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1088905A1 (en) * 1999-04-20 2001-04-04 Nippon Steel Corporation Very thin 2-piece container steel sheet excellent in pucker resistance at neck diameter reduction and in earing and production method therefor
EP1088905A4 (en) * 1999-04-20 2004-12-01 Nippon Steel Corp VERY THIN, 2 PIECE CONTAINER STEEL PLATE WITH EXCELLENT CROP AND PULPING CHARACTERISTICS IN THE REDUCTION OF THE HALF PART AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
US6707232B2 (en) * 2000-01-31 2004-03-16 Seiko Instruments Inc. Piezoelectric driving body, ultrasonic motor and electronic apparatus having an ultrasonic motor
JP2007291434A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Nippon Steel Corp 極薄鋼板及びその製造方法
JP2013119649A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Jfe Steel Corp 缶用鋼板用原板と缶用鋼板およびそれらの製造方法
JP2015048486A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Jfeスチール株式会社 高強度缶用鋼板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0682122B1 (en) High-strength high-ductility two-phase stainless steel and process for producing the same
MX2007013677A (es) Lamina de acero laminada en frio que tiene formabilidad superior, proceso para producirla.
EP1888799A1 (en) Cold rolled steel sheet having superior formability , process for producing the same
JPH08253820A (ja) 連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法
JP2987815B2 (ja) プレス成形性および耐二次加工割れ性に優れた高張力冷延鋼板の製造方法
JP3635803B2 (ja) 靱性に優れた高張力鋼材の製造方法
JP3236339B2 (ja) 高強度熱延鋼板の製造方法
JPH05171285A (ja) 異方性の小さい耐時効性極軟質容器用鋼板の製造方法
JPH04280948A (ja) 靱性および耐食性がともに優れるフェライト系ステンレス鋼
JP3752844B2 (ja) 耐衝撃特性および耐疲労特性に優れた高強度高加工性熱延鋼板
JPH09111396A (ja) 耐衝撃性に優れる自動車用の高張力熱延鋼板および高張力冷延鋼板ならびにそれらの製造方法
JPH01116031A (ja) 靭性に優れた高Si高炭素熱延鋼板の製造方法
JPH021217B2 (ja)
EP1888800A1 (en) Cold rolled steel sheet having superior formability and high yield ratio, process for producing the same
JP3471407B2 (ja) 加工性に優れた熱延鋼板の製造方法
JP2831858B2 (ja) 疲労特性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法
JP3309396B2 (ja) 耐2次加工脆性に優れた時効硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板およびその製造方法
JP3032395B2 (ja) 高強度バネ用ステンレス鋼、高強度ステンレスバネならびにその製造方法
JPH02104619A (ja) 優れた鉄損特性を有する無方向性電磁鋼板の製造方法
KR20020040214A (ko) 고강도 소부경화형 냉연강판 및 그 제조방법
KR20230030973A (ko) 소성이방성이 우수한 고강도 냉연 강판
JP3600655B2 (ja) 加工性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
EP1960563B1 (en) High strength thin steel sheet having excellent plating and elongation property and the method for manufacturing the same
KR100276295B1 (ko) 저항용접이 우수한 고가공용 냉연강판의 제조방법
JPH11350037A (ja) 加工用冷延鋼板用素材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604