JPH08253274A - スライド式振出口付包装用箱 - Google Patents
スライド式振出口付包装用箱Info
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- JPH08253274A JPH08253274A JP7083244A JP8324495A JPH08253274A JP H08253274 A JPH08253274 A JP H08253274A JP 7083244 A JP7083244 A JP 7083244A JP 8324495 A JP8324495 A JP 8324495A JP H08253274 A JPH08253274 A JP H08253274A
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- JP
- Japan
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- piece
- opening
- box
- packaging box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、開閉操作が容易であり、中身
も取り出し易くする。 【構成】 一枚のブランクシートから箱体を形成する箱
体形成片11からなり、箱体形成片11の一側面12の
端部に連続してこの側面12と直交した一端面を覆う開
閉片20を形成する。開閉片20が形成された側面12
の両側に、開閉片20から連続して所定距離の切り込み
60,61が形成され、開閉片20が形成された側面1
2の両側に組立状態で位置する他の側面10,14の開
閉片20側端縁から、互いに共通する切欠き部58,5
9を有した上蓋片18,19が各々形成されている。組
立状態で外側に位置する一方の上蓋片18の端縁に連続
して、上蓋片18を他の側面10に対して保持する保持
片54が形成されている。
も取り出し易くする。 【構成】 一枚のブランクシートから箱体を形成する箱
体形成片11からなり、箱体形成片11の一側面12の
端部に連続してこの側面12と直交した一端面を覆う開
閉片20を形成する。開閉片20が形成された側面12
の両側に、開閉片20から連続して所定距離の切り込み
60,61が形成され、開閉片20が形成された側面1
2の両側に組立状態で位置する他の側面10,14の開
閉片20側端縁から、互いに共通する切欠き部58,5
9を有した上蓋片18,19が各々形成されている。組
立状態で外側に位置する一方の上蓋片18の端縁に連続
して、上蓋片18を他の側面10に対して保持する保持
片54が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、玉状のチョコレート
菓子等の比較的小さい商品を多数収容し、振出口から所
望の数だけ取り出すことができるスライド式振出口付包
装用箱に関する。
菓子等の比較的小さい商品を多数収容し、振出口から所
望の数だけ取り出すことができるスライド式振出口付包
装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばチョコボールが入った菓子
箱で、その振出口が、くちばし状に開口可能に形成され
たものがある。この振出口は、箱内からコ字状のガイド
部分が突出し、開口部が形成されるとともに、その開口
部からこのガイド部を通って中身を取り出すことができ
るものである。また、他の構造の包装用箱としては、箱
の側面自体が大きく開くように形成され、この側面部分
が開閉蓋となるものもある。
箱で、その振出口が、くちばし状に開口可能に形成され
たものがある。この振出口は、箱内からコ字状のガイド
部分が突出し、開口部が形成されるとともに、その開口
部からこのガイド部を通って中身を取り出すことができ
るものである。また、他の構造の包装用箱としては、箱
の側面自体が大きく開くように形成され、この側面部分
が開閉蓋となるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、くちばし状の振出口の開口部分を大きく取りに
くく、中身を振り出す際には、くちばし部分の開口角を
大きくしないと中身が出づらいという問題があった。ま
た、構造が複雑で、組立も比較的面倒なものであった。
一方、上記従来の技術の後者の場合、側面の開口部の開
閉は両手で行わなければならず、開閉操作が面倒なもの
であった。さらに、箱の側面が大きく開口するため、取
り出そうとした際に、箱自体を傾けたりすると、中身が
容易にこぼれてしまい、不安定な場所での開封や中身の
取り出しができないものであった。
の場合、くちばし状の振出口の開口部分を大きく取りに
くく、中身を振り出す際には、くちばし部分の開口角を
大きくしないと中身が出づらいという問題があった。ま
た、構造が複雑で、組立も比較的面倒なものであった。
一方、上記従来の技術の後者の場合、側面の開口部の開
閉は両手で行わなければならず、開閉操作が面倒なもの
であった。さらに、箱の側面が大きく開口するため、取
り出そうとした際に、箱自体を傾けたりすると、中身が
容易にこぼれてしまい、不安定な場所での開封や中身の
取り出しができないものであった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みて成されたもので、簡単な構成で、開閉操作が容易で
あり、中身も取り出し易いスライド式振出口付包装用箱
を提供することを目的とする。
みて成されたもので、簡単な構成で、開閉操作が容易で
あり、中身も取り出し易いスライド式振出口付包装用箱
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、一枚のブラ
ンクシートから一体的に打ち抜かれ6面体の箱体を形成
する箱体形成片からなり、この箱体形成片の一側面の端
部に連続してこの側面と直交した一端面を覆う開閉片を
形成し、この開閉片が形成された側面の両側に、この開
閉片から連続して所定距離の切り込みが形成され、上記
開閉片が形成された側面の両側に組立状態で位置する側
面の上記開閉片側端縁から、互いに共通する切欠き部を
有した上蓋片が各々形成され、組立状態で外側に位置す
る一方の上蓋片の端縁に連続してこの上蓋片を他の側面
に対して保持する保持片が形成されているスライド式振
出口付包装用箱である。この開閉片は、この包装用箱の
一端部の短辺の端部から、長辺に沿って長辺とほぼ同様
の長さに形成されている。さらに、上記開閉片が上記側
面に連接した端部には、この開閉片の開閉動作を容易に
する凸部が形成されているものである。
ンクシートから一体的に打ち抜かれ6面体の箱体を形成
する箱体形成片からなり、この箱体形成片の一側面の端
部に連続してこの側面と直交した一端面を覆う開閉片を
形成し、この開閉片が形成された側面の両側に、この開
閉片から連続して所定距離の切り込みが形成され、上記
開閉片が形成された側面の両側に組立状態で位置する側
面の上記開閉片側端縁から、互いに共通する切欠き部を
有した上蓋片が各々形成され、組立状態で外側に位置す
る一方の上蓋片の端縁に連続してこの上蓋片を他の側面
に対して保持する保持片が形成されているスライド式振
出口付包装用箱である。この開閉片は、この包装用箱の
一端部の短辺の端部から、長辺に沿って長辺とほぼ同様
の長さに形成されている。さらに、上記開閉片が上記側
面に連接した端部には、この開閉片の開閉動作を容易に
する凸部が形成されているものである。
【0006】
【作用】この発明のスライド式振出口付包装用箱は、開
閉片が上蓋片ではさまれ、開閉片が、その基端部から延
びた切り込みにより外方に摺動可能に設けられ、この開
閉片の摺動により、その開閉片の摺動とともに、上蓋片
の切欠き部が開口するものである。
閉片が上蓋片ではさまれ、開閉片が、その基端部から延
びた切り込みにより外方に摺動可能に設けられ、この開
閉片の摺動により、その開閉片の摺動とともに、上蓋片
の切欠き部が開口するものである。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1〜図3はこの発明の第一実施例を示す
もので、この実施例のスライド式振出口付包装用箱は、
図1に示すように、ブランクシートを打ち抜いて、箱体
形成片11が形成され、図1に示すように、側面10,
12,14,16と、側面10の上端部から延長した上
蓋片18、及び側面14の上端部から延長した上蓋片1
9を有している。さらに、側面12の上端部から延長し
た開閉片20、および、底蓋片24、底フラップ26,
28が、各々側面10,12,16の下端部から連続し
て形成されている。この開閉片20は、側面10,14
の上下端部の長さとほぼ同様の長さである。また、組み
立て状態で、側面10の内側に糊付けされる内壁片30
と、この内壁片30の側端に連続し、組立状態で側面1
2の内側に位置する内壁片32が、側面16の側方に一
体に設けられている。
て説明する。図1〜図3はこの発明の第一実施例を示す
もので、この実施例のスライド式振出口付包装用箱は、
図1に示すように、ブランクシートを打ち抜いて、箱体
形成片11が形成され、図1に示すように、側面10,
12,14,16と、側面10の上端部から延長した上
蓋片18、及び側面14の上端部から延長した上蓋片1
9を有している。さらに、側面12の上端部から延長し
た開閉片20、および、底蓋片24、底フラップ26,
28が、各々側面10,12,16の下端部から連続し
て形成されている。この開閉片20は、側面10,14
の上下端部の長さとほぼ同様の長さである。また、組み
立て状態で、側面10の内側に糊付けされる内壁片30
と、この内壁片30の側端に連続し、組立状態で側面1
2の内側に位置する内壁片32が、側面16の側方に一
体に設けられている。
【0008】そして、側面10,12,14,16及び
内壁片30,32は、各々折罫線34,36,38,4
0,42で区切られており、上蓋片18は、折罫線44
で側面10の上端部と区切られ、上蓋片19は、折罫線
46で側面14の上端部と区切られている。この折罫線
44には、中央部にスリット43が形成されている。ま
た、開閉片20と側面12とは、スリット45が形成さ
れ、折罫線47で区切られている。このスリット45に
は、わずかに開閉片20側に凸部45aが形成されるよ
うに切られている。一方、底蓋片24と側面10との間
には折罫線48が形成され、底フラップ26,28と、
側面12,16との間には、折罫線50,52が形成さ
れている。
内壁片30,32は、各々折罫線34,36,38,4
0,42で区切られており、上蓋片18は、折罫線44
で側面10の上端部と区切られ、上蓋片19は、折罫線
46で側面14の上端部と区切られている。この折罫線
44には、中央部にスリット43が形成されている。ま
た、開閉片20と側面12とは、スリット45が形成さ
れ、折罫線47で区切られている。このスリット45に
は、わずかに開閉片20側に凸部45aが形成されるよ
うに切られている。一方、底蓋片24と側面10との間
には折罫線48が形成され、底フラップ26,28と、
側面12,16との間には、折罫線50,52が形成さ
れている。
【0009】また、上蓋片19の先端部には、組立状態
で上蓋片19を側面10側に保持させる保持片である差
し込み片54が、折罫線56を介して形成されている。
上蓋片18,19は、各々側面10,12の上端縁に対
して互いに組立状態で重なる位置で切り欠かれた、切欠
き部58,59が形成されている。一方、側面12の上
端部の折罫線34,36には、側面12の、幅とほぼ等
しい長さの切り込み60,61が形成され、この切り込
み60,61の端部間に、スリット62が形成された折
罫線63が形成されている。また内壁片30の上端部に
は、組立状態で差し込み片54が位置する部分に逃げ部
64が形成されている。
で上蓋片19を側面10側に保持させる保持片である差
し込み片54が、折罫線56を介して形成されている。
上蓋片18,19は、各々側面10,12の上端縁に対
して互いに組立状態で重なる位置で切り欠かれた、切欠
き部58,59が形成されている。一方、側面12の上
端部の折罫線34,36には、側面12の、幅とほぼ等
しい長さの切り込み60,61が形成され、この切り込
み60,61の端部間に、スリット62が形成された折
罫線63が形成されている。また内壁片30の上端部に
は、組立状態で差し込み片54が位置する部分に逃げ部
64が形成されている。
【0010】次に、この実施例のスライド式振出口付包
装用箱の組み立て方法について、図面に基づいて説明す
る。なお、ここでは、図1がこのスライド式振出口付包
装用箱の箱体形成片11の表面側を見たものであり、図
1において、紙面表面側が凸になる折り方を正折りと称
する。先ず、組立前に、箱体形成片11の内壁片30の
折罫線40近傍の側縁糊付け部に、糊70を塗布する。
そして、図1に示す状態から折罫線36,40を正折り
し、側面10の裏面に内壁片30の表面を対面させて、
糊70により糊付けし貼り合わせる。
装用箱の組み立て方法について、図面に基づいて説明す
る。なお、ここでは、図1がこのスライド式振出口付包
装用箱の箱体形成片11の表面側を見たものであり、図
1において、紙面表面側が凸になる折り方を正折りと称
する。先ず、組立前に、箱体形成片11の内壁片30の
折罫線40近傍の側縁糊付け部に、糊70を塗布する。
そして、図1に示す状態から折罫線36,40を正折り
し、側面10の裏面に内壁片30の表面を対面させて、
糊70により糊付けし貼り合わせる。
【0011】次に、商品を収容し包装する工場等におい
て、折罫線34,38を90度に正折して、四角の箱体
にする。このとき、折罫線42は、折罫線34とともに
90度に正折りされる。そして、折罫線44で上蓋片1
8を90度に正折し、折り罫線47で開閉片20を90
度に正折する。さらに、折罫線46で上蓋片19を90
度に正折しながら、差し込み片54をスリット43に差
し込む。差し込み片54は、内壁片30の逃げ部64内
に位置する。この後、折罫線50,52で、底フラップ
26,28を正折し、折罫線48で底蓋片24を正折
し、さらにその差し込み片25を側面14の内側に差し
込んで、図3に示す状態となり、箱体形成片11の組み
立てが完了する。
て、折罫線34,38を90度に正折して、四角の箱体
にする。このとき、折罫線42は、折罫線34とともに
90度に正折りされる。そして、折罫線44で上蓋片1
8を90度に正折し、折り罫線47で開閉片20を90
度に正折する。さらに、折罫線46で上蓋片19を90
度に正折しながら、差し込み片54をスリット43に差
し込む。差し込み片54は、内壁片30の逃げ部64内
に位置する。この後、折罫線50,52で、底フラップ
26,28を正折し、折罫線48で底蓋片24を正折
し、さらにその差し込み片25を側面14の内側に差し
込んで、図3に示す状態となり、箱体形成片11の組み
立てが完了する。
【0012】このスライド式振出口付包装用箱から商品
を取り出す際には、図2に示すように、開閉片20の角
部のスリット45に形成された凸部45aに指をかけ
て、外側へ引き出すように動作することにより、側面1
2の上端部が切り込み60,61により、折り罫線63
で外側に揺動し、開閉片20がスライドする。これとと
もに、上蓋片18,19の切欠き部58,59が開口部
66となって開口し、この開口部66から中の商品を取
り出すことができる。そして、開口部66を閉じる際に
は、凸部45aに掛けた指を元に戻すように動作させる
ことにより簡単に開口部66が閉じられる。また、側面
12の内側には、内壁片32が位置し、開閉片20を開
いた際に、側面12の上端部が開口しても、内壁片32
により、横から商品がこぼれることがない。さらに、開
閉片20をこの開閉部20は、開口する際に湾曲させら
れるように開口するので、不用意に開閉片20がスライ
ドすることはない。
を取り出す際には、図2に示すように、開閉片20の角
部のスリット45に形成された凸部45aに指をかけ
て、外側へ引き出すように動作することにより、側面1
2の上端部が切り込み60,61により、折り罫線63
で外側に揺動し、開閉片20がスライドする。これとと
もに、上蓋片18,19の切欠き部58,59が開口部
66となって開口し、この開口部66から中の商品を取
り出すことができる。そして、開口部66を閉じる際に
は、凸部45aに掛けた指を元に戻すように動作させる
ことにより簡単に開口部66が閉じられる。また、側面
12の内側には、内壁片32が位置し、開閉片20を開
いた際に、側面12の上端部が開口しても、内壁片32
により、横から商品がこぼれることがない。さらに、開
閉片20をこの開閉部20は、開口する際に湾曲させら
れるように開口するので、不用意に開閉片20がスライ
ドすることはない。
【0013】この実施例のスライド式振出口付包装用箱
によれば、開閉片20の角部の凸部45aに指を掛けて
簡単に片手で開閉動作することができ、しかも、開口部
66は、何ら障害物もなく開口しているので、商品の取
り出しも容易である。また開閉片20は、側面12の切
り込み60,61による回動部分の円弧の長さ分開口部
66となって開くので、単にくちばし状に開口が形成さ
れる場合より、同じ回動角であればより大きい開口部を
形成することができる。
によれば、開閉片20の角部の凸部45aに指を掛けて
簡単に片手で開閉動作することができ、しかも、開口部
66は、何ら障害物もなく開口しているので、商品の取
り出しも容易である。また開閉片20は、側面12の切
り込み60,61による回動部分の円弧の長さ分開口部
66となって開くので、単にくちばし状に開口が形成さ
れる場合より、同じ回動角であればより大きい開口部を
形成することができる。
【0014】次にこの発明の第二実施例のスライド式振
出口付包装用箱について、図4、図5を基にして説明す
る。ここで、上述の実施例と同様の部材は同一符号を付
して説明を省略する。この実施例のスライド式振出口付
包装用箱は、図1の実施例における折罫線34が、この
実施例では箱体形成片11の一端部となり、図1の側面
16の端部に、この実施例では折り罫線68を介して側
面10が位置したものである。さらに、図1の実施例の
内壁片30,32を省略し、側面10の端部に、折り罫
線69を介して糊付け片72を形成したものである。さ
らに、上蓋片18の保持片である糊付け片74が、上蓋
片18から延長して形成されている。
出口付包装用箱について、図4、図5を基にして説明す
る。ここで、上述の実施例と同様の部材は同一符号を付
して説明を省略する。この実施例のスライド式振出口付
包装用箱は、図1の実施例における折罫線34が、この
実施例では箱体形成片11の一端部となり、図1の側面
16の端部に、この実施例では折り罫線68を介して側
面10が位置したものである。さらに、図1の実施例の
内壁片30,32を省略し、側面10の端部に、折り罫
線69を介して糊付け片72を形成したものである。さ
らに、上蓋片18の保持片である糊付け片74が、上蓋
片18から延長して形成されている。
【0015】次に、この実施例のスライド式振出口付包
装用箱の組み立て方法について、図4、図5に基づいて
説明する。なお、ここでは、図4がこのスライド式振出
口付包装用箱の箱体形成片11の表面側を見たものであ
り、図4において、紙面表面側が凸になる折り方を正折
りと称する。先ず、組立前に、箱体形成片11の糊付け
片72に、糊70を塗布する。そして、図4に示す状態
から折罫線36,68を正折りし、側面12の裏面に糊
付け片72の表面を対面させて、糊70により糊付けし
貼り合わせる。
装用箱の組み立て方法について、図4、図5に基づいて
説明する。なお、ここでは、図4がこのスライド式振出
口付包装用箱の箱体形成片11の表面側を見たものであ
り、図4において、紙面表面側が凸になる折り方を正折
りと称する。先ず、組立前に、箱体形成片11の糊付け
片72に、糊70を塗布する。そして、図4に示す状態
から折罫線36,68を正折りし、側面12の裏面に糊
付け片72の表面を対面させて、糊70により糊付けし
貼り合わせる。
【0016】次に、商品を収容し包装する工場等におい
て、折罫線38,69を90度に正折して、四角の箱体
にする。そして、折罫線46で上蓋片19を90度に正
折し、折り罫線47で開閉片20を90度に正折する。
さらに、糊付け片74の裏面側に糊付けし、折罫線44
で上蓋片18を90度に正折し、糊付け片74を側面1
4の上端部外表面に糊付けする。この後、折罫線50,
52で、底フラップ26,28を正折し、折罫線48で
底蓋片24を正折し、さらにその差し込み片25を側面
14の内側に差し込んで、図5に示す状態となり、箱体
形成片11の組み立てが完了する。
て、折罫線38,69を90度に正折して、四角の箱体
にする。そして、折罫線46で上蓋片19を90度に正
折し、折り罫線47で開閉片20を90度に正折する。
さらに、糊付け片74の裏面側に糊付けし、折罫線44
で上蓋片18を90度に正折し、糊付け片74を側面1
4の上端部外表面に糊付けする。この後、折罫線50,
52で、底フラップ26,28を正折し、折罫線48で
底蓋片24を正折し、さらにその差し込み片25を側面
14の内側に差し込んで、図5に示す状態となり、箱体
形成片11の組み立てが完了する。
【0017】この実施例のスライド式振出口付包装用箱
によっても上記実施例と同様の効果が得られ、さらに、
この実施例では、箱体形成片11の使用面積が小さくて
済み、経済的である。
によっても上記実施例と同様の効果が得られ、さらに、
この実施例では、箱体形成片11の使用面積が小さくて
済み、経済的である。
【0018】尚、この発明のスライド式振出口付包装用
箱は、上記実施例に限られず、開閉片の形状や、上蓋片
の切欠き部の形状等は、任意に設定可能である。
箱は、上記実施例に限られず、開閉片の形状や、上蓋片
の切欠き部の形状等は、任意に設定可能である。
【0019】
【発明の効果】この発明のスライド式振出口付包装用箱
は、開閉片をスライドさせることにより、簡単に片手で
開口部の開閉動作を行うことができ、しかも、開口部に
は、何ら障害となるものもなく開口しているので、商品
の取り出しも容易なものである。さらに、この箱の構造
が簡単であり、組立性が良く、自動組立も容易に可能な
ものである。
は、開閉片をスライドさせることにより、簡単に片手で
開口部の開閉動作を行うことができ、しかも、開口部に
は、何ら障害となるものもなく開口しているので、商品
の取り出しも容易なものである。さらに、この箱の構造
が簡単であり、組立性が良く、自動組立も容易に可能な
ものである。
【図1】この発明の第一実施例のスライド式振出口付包
装用箱の展開図である。
装用箱の展開図である。
【図2】この発明の第一実施例のスライド式振出口付包
装用箱の開閉片を開いた状態を示す斜視図である。
装用箱の開閉片を開いた状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の第一実施例のスライド式振出口付包
装用箱の係止片を閉じた状態を示す斜視図である。
装用箱の係止片を閉じた状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の第二実施例のスライド式振出口付包
装用箱の展開図である。
装用箱の展開図である。
【図5】この発明の第二実施例のスライド式振出口付包
装用箱組立状態を示す斜視図である。
装用箱組立状態を示す斜視図である。
10,12,14,16 側面 11 箱体形成片 18,19 上蓋片 20 開閉片 45a 凸部 54 差し込み片(保持片) 60,61 切り込み
Claims (3)
- 【請求項1】 一枚のブランクシートから一体的に打ち
抜かれ6面体の箱体を形成する箱体形成片からなり、こ
の箱体形成片の一側面の端部に連続してこの側面と直交
した一端面を覆う開閉片を設け、この開閉片が設けられ
た側面の両側にこの開閉片から連続して所定距離の切り
込みが形成され、上記開閉片が連接された側面の両側に
組立状態で位置する他の側面の上記開閉片側端縁に、互
いに共通する切欠き部を有した上蓋片が各々形成され、
組立状態で外側に位置する一方の上蓋片の端縁に連続し
てこの上蓋片を側面に保持する保持片が形成されている
スライド式振出口付包装用箱。 - 【請求項2】 上記開閉片は、上記上蓋片の間にはさま
れ、上記包装用箱の一端部の短辺側の端部から、長辺に
沿って長辺とほぼ同様の長さに形成されてる請求項1記
載のスライド式振出口付包装用箱。 - 【請求項3】 上記開閉片が上記側面に連接した端部に
は、この開閉片の開閉動作を容易にする凸部が形成され
ている請求項1又は2記載のスライド式振出口付包装用
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083244A JPH08253274A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スライド式振出口付包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083244A JPH08253274A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スライド式振出口付包装用箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08253274A true JPH08253274A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13796925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083244A Pending JPH08253274A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スライド式振出口付包装用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08253274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101943526B1 (ko) * | 2018-07-17 | 2019-01-30 | (주)삼원피앤피(Pnp) | 슬라이드 개폐구조를 갖는 포장상자 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7083244A patent/JPH08253274A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101943526B1 (ko) * | 2018-07-17 | 2019-01-30 | (주)삼원피앤피(Pnp) | 슬라이드 개폐구조를 갖는 포장상자 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041208 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050406 |