JPH08251290A - 国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法及びシステム装置 - Google Patents

国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法及びシステム装置

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JPH08251290A
JPH08251290A JP4993695A JP4993695A JPH08251290A JP H08251290 A JPH08251290 A JP H08251290A JP 4993695 A JP4993695 A JP 4993695A JP 4993695 A JP4993695 A JP 4993695A JP H08251290 A JPH08251290 A JP H08251290A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】国内仮想専用網がオンネット状態であっても、
オフネットに切り替えずに、国際VPN内線番号で国際
通信することができる国内仮想専用網から国際仮想専用
網への内線接続方法及びシステム装置を提供する。 【構成】国内網サービス制御局4では、国内VPN契約
加入者Aがダイヤルしたダイヤル番号が国際VPN内線
番号である場合には、国際VPN内線番号からロケーシ
ョン番号を抽出し、国際内線接続用データテーブル13
にて国際VPN内線番号のロケーション番号に対応する
プレフィックスを検索し、国際VPN内線番号にプレフ
ィックスを付加したルーティング番号で国際仮想専用網
に接続するように国内加入者交換機1に共通線信号網3
を通じて指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、国内外の公衆電気通信
網、電波通信網又は光通信網を利用した仮想専用網(バ
ーチャルプライベートネットワーク、VPNとも称す
る)のサービス利便性の向上に供する国内仮想専用網か
ら国際仮想専用網への内線接続方法及びその実施に直接
使用するシステム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆通信網を利用した仮想専用網(VP
N)の通信サービス方式では、VPN内線番号(同じV
PNの加入者集団内で通用するVPN加入者ID)で同
一メンバーズネットグループ内の通話接続を可能にして
いる。これは、ユーザが指定して登録したVPN内線番
号を、網サービス制御局にて一般電話番号(一般加入者
ID)に翻訳した後、当該一般電話番号にて着信加入者
に公衆通信網を接続処理することにより実現させてい
る。
【0003】この種の通信サービス方式では、具体的に
以下の手順により、公衆通信網にて発信加入者と着信加
入者とを接続処理する。先ず、VPNの契約加入者がV
PN内線番号「233」をダイヤルすると、その契約加
入者の一般加入者ID(電話番号)とVPN内線番号
「233」とが共通線信号網を介して網サービス制御局
へ送信される。網サービス制御局は一般加入者IDから
契約加入者が属する仮想専用網のグル−プ(加入者集
団)を特定するとともに、VPN内線番号「233」を
着信一般加入者ID(電話番号)に翻訳する。そして、
着信加入者の一般加入者IDをルーティング番号とする
とともに、公衆通信網を利用して発信側の加入者交換機
と着信側の加入者交換機とを接続し、さらに発信加入者
と着信加入者との接続を処理する。
【0004】したがって、前記通信サービス方式は、全
国に分散した同一企業内の各事業所間において、公衆通
信網を利用することにより、専用線を利用したときと同
様に内線番号による通話サービスが可能となる(発明の
名称「広域加入者集団サービス実現方式」;特開平4−
319844号公報参照)。よって、この種の通信サー
ビス方式では、私設番号計画を図ることができ、特に拠
点の移転等があっても登録した内線番号を、そのまま利
用できるというメリットがある。
【0005】次に、図面を参照して、一般的な国内仮想
専用網における国際仮想専用網への内線接続方法及びシ
ステム装置を、具体的に説明する。図7は国内VPN契
約加入者(発信者)Aから国際VPN契約加入者(着信
者)Eに通話(通信)するときのシーケンス例を示し、
図8はそのシステム装置を示している。
【0006】まず、発呼者である国内VPN契約加入者
Aが端末をオフフックすると、国内VPN契約加入者A
側の国内加入者交換機1はそのオフフックを検出する。
次に、国内加入者交換機1では、加入者チェックテーブ
ルを検索して国内VPN契約加入者Aが国内公衆電気通
信網αを利用した国内仮想専用網εの利用契約者か否か
を判定する。判定の結果、国内VPN契約者である旨を
確認すると、国内加入者交換機1は、識別用ダイヤルト
ーン(第2ダイヤルトーン)を国内VPN契約加入者A
に送出する。
【0007】続いて、国内VPN契約加入者Aは、識別
用ダイヤルトーンの受信を確認して、国際通信網βへの
通信識別信号である「0」をダイヤルする。国内VPN
契約加入者Aの国内加入者交換機1は、番号「0」のダ
イヤル信号を受信すると、国内仮想専用網外への発信と
判断して、国内VPN契約加入者Aに通常のダイヤルト
ーンを送出する。
【0008】国内VPN契約加入者Aは、国際VPN契
約加入者Eが国際VPN契約している国際通信事業者の
国際通信網βへの通信識別信号であるプレフィックス、
例えば「00380」とその国際内線番号、例えば「3
1345」をダイヤルする。
【0009】国内VPN契約加入者Aの国内加入者交換
機1は、プレフィックスと国際内線番号「00380+
31345」のダイヤル信号を受信すると、国際VPN
への接続要求と判断する。そして、発信者の国内一般加
入者ID(電話番号)「03−3×××−○○○○」と
プレフィックスが付加された国際内線番号「00380
+31345」を、共通線信号網3を介して国内網サー
ビス制御局(SCP)4に送信する。
【0010】国内網サービス制御局4では、国内加入者
交換機1から国内VPN契約加入者Aの一般加入者I
D、及びプレフィックスが付加された内線番号を受信す
ると、先ず、一般加入者IDにより、国内VPN契約加
入者Aが属する国内仮想専用網のメンバグループを判定
してVPN契約加入者であることを確認する。
【0011】次に、プレフィックスが付加された国際内
線番号「00380+31345」から、当該番号が国
際VPNへの接続要求である旨を識別し、この番号を接
続用の国際ルーティング番号として国内VPN契約加入
者Aの国内加入者交換機1に共通線信号網3を介して送
出する。
【0012】国内VPN契約加入者Aの国内加入者交換
機1は、共通線信号網3を通じて国内網サービス制御局
4より接続先の国際VPN契約加入者Eへの国際ルーテ
ィング番号「00380+31345」を受信すると、
アドレス信号(IAM)を国内公衆電気通信網αの国内
中継交換機6を介して国内関門交換機5に送信する。そ
して、国内関門交換機5に対して、国境相互接続点7を
介して国際VPN契約加入者Eの属する国際通信網βへ
の接続を指示する。
【0013】国内関門交換機5は、さらに国際通信網β
の国際関門交換機8、国際中継交換機9を経て国際加入
者交換機2と接続され、所定のルーティング処理がなさ
れ、国内VPN・契約加入者Aは国際VPN・契約加入
者Eと接続される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、仮想専用網
の通信サービスを受けている契約加入者としては、国内
通信網と国際通信網とを意識せずに所定の内線番号で通
信(通話)したいという要望があがる。しかし、従来の
仮想専用網の通信サービス方式では、このような要望を
満足させる接続機能がなかった。
【0015】したがって、従来の技術で説明したよう
に、国際通話するに当たってはオフネット発信手順によ
りプレフィックス番号と国際VPN内線番号とをダイヤ
ルする必要があるので、発信手順が複雑である。また、
かかる発信手順の複雑さは私設番号計画を進める上で弊
害になるという問題が生じている。
【0016】さらに、国内仮想専用網から国際仮想専用
網への内線接続方法を実現するに当たり、ルーティング
処理の高速化、低コスト化を図るため、国内網サービス
制御局等に登録するデータ量を少なくし、しかもルーテ
ィング処理を行うコンピュータの使用メモリ空間の膨大
化を防止する必要がある。
【0017】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。本発明の第1の目的は、国内仮
想専用網がオンネット状態であっても、オフネットに切
り替えずに、国際VPN内線番号で国際通信することが
できる国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続
方法及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0018】本発明の第2の目的は、私設番号計画を十
分に進めることができる国内仮想専用網から国際仮想専
用網への内線接続方法及びシステム装置を提供せんとす
るものである。
【0019】本発明の第3の目的は、ルーティング処理
を行うコンピュータの使用メモリ空間が膨大になるのを
防止し、ルーティング処理の高速化、低コスト化を図る
ことができる国内仮想専用網から国際仮想専用網への内
線接続方法及びシステム装置を提供せんとするものであ
る。
【0020】本発明の第4の目的は、国内仮想専用網か
ら国際仮想専用網への内線接続を実現するために国内網
サービス制御局等のデータベース等に登録するデータ量
を必要最小限に抑え、国際VPN内線接続用のデータ登
録の容易化を図ることができる国内仮想専用網から国際
仮想専用網への内線接続システム装置を提供せんとする
ものである。
【0021】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の記載から自ずと明らかとなろう。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記した課題の解決は、
本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手法及び手段を
採用することにより達成される。
【0023】すなわち、本発明方法の第1の特徴は、国
内加入者交換機を含む国内公衆通信網に接続された特定
の加入者集団に対して、国内の仮想専用網(VPN)か
ら共通線信号網を通じ当該国内加入者交換機を制御して
国際VPN内線接続を処理するに当たり、国際VPN内
線番号を、所定の部分番号と任意番号とからなるダイヤ
ル番号にて構成し、VPN別の国際VPN内線番号中の
所定の部分番号と当該国際VPN内線番号が属する国際
通信網の接続用識別番号(プレフィックス)とを対応さ
せたVPN別・国際内線接続用データベースを予め用意
して置き、VPNの加入者からの国際VPN内線番号を
前記共通線信号網を通じて受信すると、前記国際内線接
続用データベースにて当該国際VPN内線番号の所定の
部分番号に対応するプレフィックスを検索し、当該国際
VPN内線番号に当該プレフィックスを付加したルーテ
ィング番号で国際仮想専用網に接続するように前記国内
加入者交換機に前記共通線信号網を通じて指示してなる
国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法に
ある。
【0024】本発明方法の第2の特徴は、国内加入者交
換機を含む国内公衆通信網に接続された特定の国際加入
者集団に対して、国内の仮想専用網(VPN)から共通
線信号網を通じ当該国内加入者交換機を制御して国際V
PNへ内線接続処理するに当たり、国際VPN内線番号
を、ロケーション番号と任意番号とからなるダイヤル番
号にて構成し、VPN別の国際VPN内線番号のロケー
ション番号と当該国際VPN内線番号の桁数と当該国際
VPN内線番号が属する国際通信網の接続用識別番号
(プレフィックス)とを対応させたVPN別・国際内線
接続用データベースを予め用意して置き、VPNの加入
者からのダイヤル番号を前記共通線信号網を通じて受信
すると、当該ダイヤル番号の桁数とVPN別・国際内線
接続用データベースに登録した国際VPN内線番号の桁
数とが一致するか否かにより国際VPN内線番号か否か
を識別し、受信したダイヤル番号が国際VPN内線番号
である場合には、当該国際VPN内線番号からロケーシ
ョン番号を抽出し、前記国際内線接続用データベースに
て当該国際VPN内線番号のロケーション番号に対応す
るプレフィックスを検索し、当該国際VPN内線番号に
当該プレフィックスを付加したルーティング番号で国際
仮想専用網に接続するように前記国内加入者交換機に前
記共通線信号網を通じて指示してなる国内仮想専用網か
ら国際仮想専用網への内線接続方法にある。
【0025】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第2の特徴における前記国際VPN内線番号が、上
位の桁の1又は2以上の桁が地域番号(ロケーション番
号)からなるとともに、ロケーション番号以外の残りの
桁が任意番号からなる国内仮想専用網から国際仮想専用
網への内線接続方法。
【0026】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第2、第3の特徴における前記国際VPN内線番号
からロケーション番号の抽出を、前記国際内線接続用デ
ータベースにてダイヤル番号の最上位の桁から順次検索
して行う国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接
続方法にある。
【0027】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記公衆
通信網が、電気、電波又は光を通信媒体とする国内仮想
専用網から国際仮想専用網への内線接続方法にある。
【0028】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記共通線信号網が、電気、電波又は光を信号媒体とする
国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法に
ある。
【0029】本発装置の第1の特徴は、国内加入者交換
機を含む国内公衆通信網に接続された特定の国際加入者
集団に対して、国内の仮想専用網(VPN)から国際V
PNへの内線接続を共通線信号網を通じて制御する国内
網サービス制御局を設け、前記国内加入者交換機には、
発信加入者が国内VPNの加入者集団の加入者であるか
どうかをチェックする加入者チェックテーブルと、前記
国内網サービス制御局との間で制御信号の送受信をする
サップ部とを備え、前記国内網サービス制御局には、発
信加入者がいずれの国内VPNの加入者集団に属するか
を検索する検索テーブルと、VPN別の国際VPN内線
番号中の所定の部分番号と当該国際VPN内線番号が属
する国際通信網の接続用識別番号(プレフィックス)と
を対応させたVPN別・国際内線接続用データテーブル
と、前記サップ部との間で制御信号の送受信をする制御
部とを備えた国内仮想専用網から国際仮想専用網への内
線接続システム装置にある。
【0030】本発装置の第2の特徴は、国内加入者交換
機を含む国内公衆通信網に接続された特定の国際加入者
集団に対して、国内の仮想専用網(VPN)から国際V
PNへの内線接続を共通線信号網を通じて制御する国内
網サービス制御局を設け、前記国内加入者交換機には、
発信加入者が国内VPNの加入者集団の加入者であるか
どうかをチェックする加入者チェックテーブルと、前記
国内網サービス制御局との間で制御信号の送受信をする
サップ部とを備え、前記国内網サービス制御局には、発
信加入者がいずれの国内VPNの加入者集団に属するか
を検索する検索テーブルと、VPN別の国際VPN内線
番号に組入れたロケーション番号と当該国際VPN内線
番号の桁数と当該国際VPN内線番号が属する国際通信
網の接続用識別番号(プレフィックス)とを対応させた
VPN別・国際内線接続用データテーブルと、前記サッ
プ部との間で制御信号の送受信をする制御部とを備えた
国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続システ
ム装置にある。
【0031】本発装置の第3の特徴は、前記本発明装置
の第2の特徴における前記国際VPN内線番号が、上位
の桁の1又は2以上の桁が地域番号(ロケーション番
号)からなるとともに、ロケーション番号以外の残りの
桁が任意の設定番号からなる国内仮想専用網から国際仮
想専用網への内線接続システム装置にある。
【0032】本発装置の第4の特徴は、前記本発明装置
の第2又は第3の特徴における前記国内網サービス制御
局の制御部に、さらに、前記国際内線接続用データテー
ブルにてダイヤル番号の最上位の桁から順次検索して、
当該国際VPN内線番号のロケーション番号を抽出する
番号抽出処理手段を備えた国内仮想専用網から国際仮想
専用網への内線接続システム装置にある。
【0033】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記公衆
通信網が、電気、電波又は光を通信媒体とした国内仮想
専用網から国際仮想専用網への内線接続システム装置に
ある。
【0034】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記共通線信号網が、電気、電波又は光を信号媒体とした
国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続システ
ム装置にある。
【0035】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第2、第3、第4、第5又は第6の特徴における前
記国内網サービス制御局の制御部が、国内加入者端末か
ら前記国際内線接続用データテーブルにデータ登録する
に当たり、国際通信網の接続用識別番号(プレフィック
ス)、国際VPN内線番号の上位の桁の1又は2桁以上
を割り当てた地域番号(ロケーション番号)、及び当該
内線番号の桁数のみの登録を許容する登録内容規制手段
を備えた国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接
続システム装置にある。
【0036】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記国内網サービス制御局の制御部が、国内
加入者端末から前記国際内線接続用データテーブルにデ
ータ登録するに当たり、登録番号が仮想専用網の既登録
の国内VPN内線番号に割り当てた番号と重複すると、
加入者端末にエラー信号を送信して、登録を認めないエ
ラー処理手段とを備えた国内仮想専用網から国際仮想専
用網への内線接続システム装置にある。
【0037】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記加入者の端末が、有線電話機、無
線電話機、ファクシミリ装置又はパーソナルコンピュー
タのうち1種又は2種以上の機器からなる一般端末、或
いは構内交換機PBX内線端末である国内仮想専用網か
ら国際仮想専用網への内線接続システム装置にある。
【0038】
【作用】本発明は、前記のような新規な手法及び手段を
講じているので、以下のような作用をなす。
【0039】本発明では、仮想専用網の網サービス制御
局(ネット制御系)をオンネット状態にしたままで、国
際VPN内線番号をダイヤルすれば、国際通信すること
ができる。即ち、プレフィックス番号をダイヤルしなく
ても、国際VPN内線番号をダイヤルすれば、国内網サ
ービス制御局(ネット制御系)にて、プレフィックス番
号+国際VPN内線番号の国際ルーティング番号が作成
され、国際仮想専用網への接続指示がなされる。したが
って、国際VPNを国内VPN内の内線として取り扱う
ことができ、私設番号計画を十分に進めることができ
る。
【0040】また、本発明では、国内仮想専用網から国
際仮想専用網への内線接続を実現するに当たり、国際V
PN内線番号全部を登録するのではないので、国内網サ
ービス制御局等のデータテーブルに登録するデータ量を
必要最小限に抑えることができる。その結果、ルーティ
ング処理を行うコンピュータの使用メモリ空間の膨大化
を防止でき、しかもルーティング処理の高速化、低コス
ト化、及び国際VPN内線接続用のデータ登録の容易化
を図ることができる。
【0041】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明をその装置
例及び方法例に基づいて、より詳細に説明する。
【0042】本装置例及び方法例では、端末を一般の電
話機にて構成したが、これに限定するものではなく、例
えば、有線電話機、無線電話機、ファクシミリ装置又は
パーソナルコンピュータのうち1種又は2種以上の機器
からなる一般端末、或は構内交換機PBXの内線端末に
て構成しても良い。また、本装置例及び方法例では専ら
電気を通信媒体及び信号媒体とする公衆電気通信網及び
共通線信号網を利用した。しかし、電波又は光を通信媒
体及び信号媒体とする公衆電波通信網、公衆光通信網及
び共通線信号網を利用しても本発明を実現することが可
能である。
【0043】(装置例)図1は国内仮想専用網の概略構
成を示し、図2は本装置例の概略構成を示している。な
お、図8に示す従来のシステム装置と同様に機能する部
分は、同じ符号を付して説明の重複を避けることとし
た。
【0044】国内公衆電気通信網αの国内加入者A〜D
の端末には、それぞれ国内一般加入者ID(全国番号)
が設定され、そのうちの国内仮想専用網(VPN)εの
国内VPN契約加入者A〜Cには、さらに同じVPNの
メンバグループMG間で通用する国内VPN内線番号が
設定される。
【0045】したがって、国内公衆電気通信網αの加入
者A〜D間では、国内一般加入者ID(全国番号)にて
相互に接続することができ、国内VPN契約加入者A〜
C間では、さらに国内VPN内線番号にて相互に接続す
ることができる。また、国内VPN契約加入者A〜C
は、国内VPNの各種の通信サービスを利用することが
できる。
【0046】国内仮想専用網εから国際仮想専用網への
内線接続方法は、国内VPNの通信サービスの一つであ
る、これはプレフィックス番号をダイヤルせずに国際V
PN内線番号だけダイヤルすることにより、国際通話を
可能にするものである。
【0047】かかる国内仮想専用網から国際仮想専用網
への内線接続機能を実現するに当たっては、予め国内網
サービス制御局4におけるVPN別・国際内線接続用デ
ータテーブル13にVPN別の国際VPN内線番号を構
成するロケーション番号と当該国際VPN内線番号の桁
数と当該国際VPN内線番号が属する国際通信網の接続
用識別番号(プレフィックス)とを登録することにより
可能となる。
【0048】本装置例の仮想専用網の通信システム装置
は、図2に示すように、VPNの契約加入者A等の加入
者端末と接続する国内加入者交換機1、VPNの各契約
加入者A等に共通線信号網3及び国内加入者交換機1を
介して国内仮想専用網εのサービスを提供する国内網サ
ービス制御局4、国内加入者交換機1を国内公衆電気通
信網αを介して国際通信網βの国際関門交換機8及び国
際加入者交換機2に接続する国内中継交換機6及び国内
関門交換機5によって構成されている。
【0049】国内加入者交換機1には、図2に示すよう
に、サップ部(Service Access Pointの略)10、及び
国内一般加入者ID/ 国内VPN契約者対照テーブル
11が備えられている。
【0050】サップ部10は、国内網サービス制御局4
と接続先に関する問合せの制御信号S1、S2のやり取
りを行う装置として機能する。国内一般加入者ID/
国内VPN契約者対照テーブル11は発信者が国内VP
Nの利用契約者であるかどうかをチェックする加入者チ
ェックテーブルとしての機能、及び必要に応じてデータ
の新規登録や登録抹消を行うための機能が備えられてい
る。
【0051】国内網サービス制御局4は、インテリジェ
ントネットワークにおける網制御ノード(SCP或いは
NSPと呼ばれている)として機能する(例えば、電子
情報通信学会編「情報ネットワークハンドブック」平成
4年10月発行の「3章 情報ネットワーク基本技術
3.3インテリジェントネットワーク」参照)。
【0052】本装置例の国内網サービス制御局4には、
さらに国内一般加入者ID/国内グループ番号対照テー
ブル12と、 VPN別の国際VPN内線番号を構成す
るロケーション番号と当該内線番号の桁数と当該国際V
PN内線番号が属する国際通信網の接続用識別番号(プ
レフィックス)とを対応させたVPN別・国際内線接続
用データテーブル13と、サップ部10と制御信号S
1、S2のやり取りを行う制御部14と、が備えられて
いる。
【0053】ここで、図3は国内一般加入者ID/国内
グループ番号対照テーブル12に記憶された内容例を示
し、図4はVPN別・国際内線接続用データテーブル1
3に記憶された内容例を示している。なお、本装置例に
おけるVPN別・国際内線接続用データテーブル13の
国際VPN内線データは、国際VPN内線番号の上位3
桁に割り当てたロケーション番号と国際VPN内線番号
の桁数情報から得られた桁不足を補うためのダミーEと
により構成される。
【0054】図3の国内一般加入者ID/国内グループ
番号対照テーブル12は、国内VPN契約加入者がいず
れのメンバグループMGの加入者集団に属するかを検索
するデータベースの検索テーブルとして機能し、図4の
VPN別・国際内線接続用データテーブル13は、VP
N別の国際VPN内線番号のロケーション番号から、当
該国際VPN内線番号が属する国際通信網の接続用識別
番号(プレフィックス)を検索するデータベースの検索
テーブルとして機能する。
【0055】国内網サービス制御局4の制御部14は、
国内VPN契約加入者Aからのダイヤル番号を共通線信
号網3を通じて受信すると、当該ダイヤル番号の桁数と
VPN別・国際内線接続用データテーブル13に登録し
た国際VPN内線番号の桁数とが一致するか否かにより
国際VPN内線番号か否かを識別する。
【0056】そして、国内VPN契約加入者から共通線
信号網3を通じて受信したダイヤル番号が国際VPN内
線番号である場合には、国際VPN内線番号からロケー
ション番号を抽出し、VPN別・国際内線接続用データ
テーブル13にて当該国際VPN内線番号のロケーショ
ン番号に対応するプレフィックスを検索し、当該国際V
PN内線番号に当該プレフィックスを付加した国際ルー
ティング番号で国際仮想専用網に接続するための処理を
行う。
【0057】また、国内網サービス制御局の制御部14
には、図を省略したが、国内VPN契約者A等の加入者
端末からVPN別・国際内線接続用データテーブル13
にデータ登録するに当たり、2つの手段が備えられてい
る。
【0058】それは、プレフィックス、ロケーション番
号、及び国際VPN内線番号の桁数(本装置例では5
桁)のみの入力を許容する登録内容規制手段と、ロケー
ション番号が国内仮想専用網εの既登録の国内VPN内
線番号に割り当てた番号と重複する場合には、加入者端
末にエラー信号を送信して、登録を認めないエラー処理
手段とを備えている。これにより、国内VPN契約者は
データ登録を迅速にしかも正確に行うことができる。
【0059】(方法例)次に、図面を参照して、上述し
た装置例を用いた仮想専用網における国際仮想専用網へ
の内線接続方法の方法例を、具体的に説明する。
【0060】図5は国内VPN契約加入者Aから国際V
PN契約加入者Eに国内仮想専用網から国際仮想専用網
への内線接続機能を利用して通信するときのシーケンス
例を示している。
【0061】先ず、発信者である加入者Aの端末がオフ
フックすると、加入者Aの国内加入者交換機1のサップ
部10は直流ループ検出方式等にて加入者Aのオフフッ
クを検出し、国内一般加入者ID/国内VPN契約者対
照テーブル11を検索及び参照して加入者Aが国内仮想
専用網εの利用契約者か否かを識別する。
【0062】国内加入者交換機1は、加入者Aの国内一
般加入者IDから国内VPNの契約者である旨を確認す
ると、識別用ダイヤルトーン(第2ダイヤルトーン)を
加入者Aの端末に送出する。
【0063】続いて、加入者Aが端末にて国際VPN契
約加入者Eの国際VPN内線番号、例えば「3134
5」をダイヤルすると、これを加入者Aの国内加入者交
換機1のサップ部10が受信する。
【0064】国内加入者交換機1のサップ部10は、
「31345」のダイヤル信号を受信すると、桁数の識
別等によりVPN内線番号と判別する。なお、この段階
では、かかるダイヤル番号が国内VPN内線番号である
か、国際VPN内線番号であるかの判別はしない。
【0065】そして、国内VPN契約加入者Aの国内一
般加入者ID(全国番号)「03−3×××−○○○
○」とダイヤル信号「31345」とを共通線信号網3
を介して問合せ用制御信号S1により国内網サービス制
御局4の制御部14に送信する。
【0066】国内網サービス制御局4の制御部14は、
先ず、国内加入者交換機1のサップ部10から加入者A
の国内一般加入者IDとダイヤル信号(国際VPN内線
番号)とを受信すると、国内一般加入者ID「03−3
×××−○○○○」により特定された同じVPNの国内
一般加入者ID/国内グループ番号対照テーブル12
(図3)を検索して、加入者Aが国内仮想専用網εの何
れのグループに属しているかを確認する。本例では、図
3のテーブル12にて加入者Aはグループ2のメンバで
あることがわかる。
【0067】国内網サービス制御局4の制御部14は、
内線番号の桁数から、国内VPN内線番号ではなく、国
際VPN内線番号であることを確認する。なお、内線番
号の桁数が国内VPN内線番号と国際VPN内線番号と
で同じ場合には、図6に示したVPN別・国内VPN内
線接続用データテーブルにてダイヤル番号「3134
5」のデータを検索し、該当データが登録されていない
ことを確認することにより、国際VPN内線番号である
ことを識別する。
【0068】次に、国内網サービス制御局4の制御部1
4は、VPN別・国際内線接続用データテーブル13
(図4参照)にて当該国際VPN内線番号のロケーショ
ン番号「313」に対応するプレフィックス「0038
0」を検索する。なお、プレフィックスの検索は、ダイ
ヤル番号の最上位の桁から「3EEEE」、「31EE
E」、「313EEE」の順に検索する。
【0069】同制御部14では、続いて、問合せ応答の
ために国際VPN内線番号に当該プレフィックスを付加
したルーティング番号「00380+31345」を作
成する。そして、作成したルーティング番号を国内VP
N契約加入者Aの国内加入者交換機1のサップ部10に
共通線信号網3を介して送出する。
【0070】国内加入者交換機1のサップ部10は、国
内網サービス制御局4の制御部14から「00380+
31345」の制御信号S2を受信すると、ルーティン
グ番号「00380+31345」のアドレス信号(I
AM)を送出し、国内中継交換機6を通じて国内関門交
換機5に対して国際通信網の国際VPN契約加入者Eに
接続処理するように指示する。
【0071】その後は、国際関門交換機8、国際中継交
換機9等の国際通信網側の処がなされ、国際加入者交換
機2が国際VPN契約加入者Eを呼び出すための呼出音
を送出する。そして、国際VPN契約加入者Eの端末が
オフフックして応答すると、国内加入者交換機1には応
答信号(ANM)が送出される。これにより、国内VP
N契約加入者Aの端末と国際VPN契約加入者Eの端末
とが接続され、通話可能状態となる。
【0072】以上説明したように本装置例及び方法例に
よれば、発信者はネット状態を切り替えなくても、国内
VPN内線番号をダイヤルすれば、国内仮想専用網にて
国内通信することができ、国際VPN内線番号をダイヤ
ルすれば、国際仮想専用網にて国際通信することができ
る。
【0073】また、本装置例及び方法例によれば、国内
仮想専用網εから国際仮想専用網への内線接続を実現す
るに当たり、国内網サービス制御局等のデータテーブル
に登録するデータ量を必要最小限に抑えているので、ル
ーティング処理を行うコンピュータの使用メモリ空間の
膨大化を防止でき、しかもルーティング処理の高速化、
低コスト化、及び国際VPN内線接続用のデータ登録の
容易化を図ることができる。
【0074】以上本発明の代表的な装置例及び方法例に
ついて説明したが、本発明は必ずしもこれらの装置例の
手段及び方法例の手法だけに限定されるものではなく、
本発明にいう目的を達成し、後述する効果を有する範囲
内において適宜変更して実施することができるものであ
る。特に、国際VPN内線番号の桁数、ロケーション番
号の番号割り当て方法等は、適宜変更して実施すること
ができるものである。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、国
内仮想専用網がオンネット状態であっても、オフネット
に切り替えずに、国際VPN内線番号で国際通信するこ
とができるという効果を奏する。その結果、国際VPN
を国内VPN内の内線として取り扱うことができ、私設
番号計画を十分に進めることができる。
【0076】また、本発明によれば、国内網サービス制
御局等のデータベースに登録するデータ量を必要最小限
に抑えているので、ルーティング処理を行うコンピュー
タの使用メモリ空間の膨大化を防止でき、しかもルーテ
ィング処理の高速化、低コスト化、及び国際VPN内線
接続用のデータ登録の容易化を図ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置例で使用する国内仮想専用網の構
成を示した概略図である。
【図2】同上の国内仮想専用網の通信システム装置の構
成を示した説明図である。
【図3】国内網サービス制御局に備わる国内一般加入者
ID/国内グループ番号対照テーブルの一例である。
【図4】国内網サービス制御局に備わるVPN別・国際
内線接続用データテーブルの一例である。
【図5】本発明の方法例における国内仮想専用網から国
際仮想専用網への内線接続機能を利用して通信するとき
のシーケンスを示した図である。
【図6】国内網サービス制御局に備わるVPN別・国内
内線接続用データテーブルの一例である。
【図7】従来の国内仮想専用網から国際仮想専用網へ通
話接続するときのシーケンスを示した図である。
【図8】国内仮想専用網の通信システム装置の構成を示
した説明図である。
【符号の説明】
1…国内加入者交換機 2…国際加入者交換機 3…共通線信号網 4…国内網サービス制御局 5…国内関門交換機 6…国内中継交換機 7…国境相互接続点 8…国際関門交換機 9…国際中継交換機 10…サップ部 11…国内一般加入者ID/国内VPN契約者対照テー
ブル 12…国内一般加入者ID/国内グループ番号対照テー
ブル 13…VPN別・国際内線接続用データテーブル 14…制御部 S1、S2…制御信号 α…国内公衆電気通信網 β…国際通信網 ε…国内仮想専用網(国内VPN) MG…メンバグループ A、B、C…国内VPN契約加入者 D…国内一般加入者 E…国際VPN契約加入者
フロントページの続き (72)発明者 安西 貴史 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】国内加入者交換機を含む国内公衆通信網に
    接続された特定の加入者集団に対して、国内の仮想専用
    網(VPN)から共通線信号網を通じ当該国内加入者交
    換機を制御して国際VPN内線接続を処理するに当た
    り、 国際VPN内線番号を、所定の部分番号と任意番号とか
    らなるダイヤル番号にて構成し、VPN別の国際VPN
    内線番号中の所定の部分番号と当該国際VPN内線番号
    が属する国際通信網の接続用識別番号(プレフィック
    ス)とを対応させたVPN別・国際内線接続用データベ
    ースを予め用意して置き、 VPNの加入者からの国際VPN内線番号を前記共通線
    信号網を通じて受信すると、前記国際内線接続用データ
    ベースにて当該国際VPN内線番号の所定の部分番号に
    対応するプレフィックスを検索し、当該国際VPN内線
    番号に当該プレフィックスを付加したルーティング番号
    で国際仮想専用網に接続するように前記国内加入者交換
    機に前記共通線信号網を通じて指示する、 ことを特徴とする国内仮想専用網から国際仮想専用網へ
    の内線接続方法。
  2. 【請求項2】国内加入者交換機を含む国内公衆通信網に
    接続された特定の国際加入者集団に対して、国内の仮想
    専用網(VPN)から共通線信号網を通じ当該国内加入
    者交換機を制御して国際VPNへ内線接続処理するに当
    たり、 国際VPN内線番号を、ロケーション番号と任意番号と
    からなるダイヤル番号にて構成し、VPN別の国際VP
    N内線番号のロケーション番号と当該国際VPN内線番
    号の桁数と当該国際VPN内線番号が属する国際通信網
    の接続用識別番号(プレフィックス)とを対応させたV
    PN別・国際内線接続用データベースを予め用意して置
    き、 VPNの加入者からのダイヤル番号を前記共通線信号網
    を通じて受信すると、当該ダイヤル番号の桁数とVPN
    別・国際内線接続用データベースに登録した国際VPN
    内線番号の桁数とが一致するか否かにより国際VPN内
    線番号か否かを識別し、 受信したダイヤル番号が国際VPN内線番号である場合
    には、当該国際VPN内線番号からロケーション番号を
    抽出し、前記国際内線接続用データベースにて当該国際
    VPN内線番号のロケーション番号に対応するプレフィ
    ックスを検索し、当該国際VPN内線番号に当該プレフ
    ィックスを付加したルーティング番号で国際仮想専用網
    に接続するように前記国内加入者交換機に前記共通線信
    号網を通じて指示する、 ことを特徴とする国内仮想専用網から国際仮想専用網へ
    の内線接続方法。
  3. 【請求項3】前記国際VPN内線番号は、 上位の桁の1又は2以上の桁を地域番号(ロケーション
    番号)とするとともに、ロケーション番号以外の残りの
    桁を任意番号とした、 ことを特徴とする請求項2に記載の国内仮想専用網から
    国際仮想専用網への内線接続方法。
  4. 【請求項4】前記国際VPN内線番号からロケーション
    番号の抽出は、 前記国際内線接続用データベースにてダイヤル番号の最
    上位の桁から順次検索して行う、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載の国内仮想専用
    網から国際仮想専用網への内線接続方法。
  5. 【請求項5】前記公衆通信網は、 電気、電波又は光を通信媒体とする、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の国内
    仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法。
  6. 【請求項6】前記共通線信号網は、 電気、電波又は光を信号媒体とする、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続方法。
  7. 【請求項7】国内加入者交換機を含む国内公衆通信網に
    接続された特定の国際加入者集団に対して、国内の仮想
    専用網(VPN)から国際VPNへの内線接続を共通線
    信号網を通じて制御する国内網サービス制御局を設け、 前記国内加入者交換機には、発信加入者が国内VPNの
    加入者集団の加入者であるかどうかをチェックする加入
    者チェックテーブルと、前記国内網サービス制御局との
    間で制御信号の送受信をするサップ部とを備え、 前記国内網サービス制御局には、発信加入者がいずれの
    国内VPNの加入者集団に属するかを検索する検索テー
    ブルと、 VPN別の国際VPN内線番号中の所定の部
    分番号と当該国際VPN内線番号が属する国際通信網の
    接続用識別番号(プレフィックス)とを対応させたVP
    N別・国際内線接続用データテーブルと、前記サップ部
    との間で制御信号の送受信をする制御部とを備えた、 ことを特徴とする国内仮想専用網から国際仮想専用網へ
    の内線接続システム装置。
  8. 【請求項8】国内加入者交換機を含む国内公衆通信網に
    接続された特定の国際加入者集団に対して、国内の仮想
    専用網(VPN)から国際VPNへの内線接続を共通線
    信号網を通じて制御する国内網サービス制御局を設け、 前記国内加入者交換機には、発信加入者が国内VPNの
    加入者集団の加入者であるかどうかをチェックする加入
    者チェックテーブルと、前記国内網サービス制御局との
    間で制御信号の送受信をするサップ部とを備え、 前記国内網サービス制御局には、発信加入者がいずれの
    国内VPNの加入者集団に属するかを検索する検索テー
    ブルと、VPN別の国際VPN内線番号に組入れたロケ
    ーション番号と当該国際VPN内線番号の桁数と当該国
    際VPN内線番号が属する国際通信網の接続用識別番号
    (プレフィックス)とを対応させたVPN別・国際内線
    接続用データテーブルと、前記サップ部との間で制御信
    号の送受信をする制御部とを備えた、 ことを特徴とする国内仮想専用網から国際仮想専用網へ
    の内線接続システム装置。
  9. 【請求項9】前記国際VPN内線番号は、 上位の桁の1又は2以上の桁を地域番号(ロケーション
    番号)とするとともに、ロケーション番号以外の残りの
    桁を任意の設定番号とした、 ことを特徴とする請求項8に記載の国内仮想専用網から
    国際仮想専用網への内線接続システム装置。
  10. 【請求項10】前記国内網サービス制御局の制御部に
    は、 さらに、前記国際内線接続用データテーブルにてダイヤ
    ル番号の最上位の桁から順次検索して、当該国際VPN
    内線番号のロケーション番号を抽出する番号抽出処理手
    段を備えた、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載の国内仮想専用
    網から国際仮想専用網への内線接続システム装置。
  11. 【請求項11】前記公衆通信網は、 電気、電波又は光を通信媒体とした、 ことを特徴とする請求項7、8、9又は10に記載の国
    内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続システム
    装置。
  12. 【請求項12】前記共通線信号網は、 電気、電波又は光を信号媒体とした、 ことを特徴とする請求項7、8、9、10又は11に記
    載の国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続シ
    ステム装置。
  13. 【請求項13】前記国内網サービス制御局の制御部は、 国内加入者端末から前記国際内線接続用データテーブル
    にデータ登録するに当たり、国際通信網の接続用識別番
    号(プレフィックス)、国際VPN内線番号の上位の桁
    の1又は2桁以上を割り当てた地域番号(ロケーション
    番号)、及び当該内線番号の桁数のみの登録を許容する
    登録内容規制手段を備えた、 ことを特徴とする請求項8、9、10、11又は12に
    記載の国内仮想専用網から国際仮想専用網への内線接続
    システム装置。
  14. 【請求項14】前記国内網サービス制御局の制御部は、 国内加入者端末から前記国際内線接続用データテーブル
    にデータ登録するに当たり、登録番号が仮想専用網の既
    登録の国内VPN内線番号に割り当てた番号と重複する
    と、加入者端末にエラー信号を送信して、登録を認めな
    いエラー処理手段とを備えた、 ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12
    又は13に記載の国内仮想専用網から国際仮想専用網へ
    の内線接続システム装置。
  15. 【請求項15】前記加入者の端末は、 有線電話機、無線電話機、ファクシミリ装置又はパーソ
    ナルコンピュータのうち1種又は2種以上の機器からな
    る一般端末、或いは構内交換機PBX内線端末である、 ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、1
    2、13又は14に記載の国内仮想専用網から国際仮想
    専用網への内線接続システム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100989995B1 (ko) * 2002-06-28 2010-10-26 주식회사 케이티 해외발신호에 대한 지능망서비스 연동 시스템 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100989995B1 (ko) * 2002-06-28 2010-10-26 주식회사 케이티 해외발신호에 대한 지능망서비스 연동 시스템 및 방법

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