JPH08250751A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

Info

Publication number
JPH08250751A
JPH08250751A JP5297395A JP5297395A JPH08250751A JP H08250751 A JPH08250751 A JP H08250751A JP 5297395 A JP5297395 A JP 5297395A JP 5297395 A JP5297395 A JP 5297395A JP H08250751 A JPH08250751 A JP H08250751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
sensor
stopper
chips
array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5297395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2790168B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Sugimoto
光弘 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5297395A priority Critical patent/JP2790168B2/ja
Publication of JPH08250751A publication Critical patent/JPH08250751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2790168B2 publication Critical patent/JP2790168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップサイズの小型化が可能になり、しかも
量産性に優れた半導体加速度センサを提供する。 【構成】 センサウエハ11と上部および下部ストッパ
ウエハ21および31が、センサウエハ11に配列する
隣接した四つのセンサチップ1の対称位置に配置された
四つの電極パッド13の中心位置と上部ストッパウエハ
21の電極取り出し用貫通孔22が対応した位置で接合
されている。これによって、上部ストッパウエハ21の
電極取り出し用貫通孔22の数がウエハ毎当り大幅に削
減でき、ストッパ加工プロセスの容易性、チップの小型
化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体加速度センサに関
し、特に自動車等の加速度検出器として用いられる半導
体加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】最初に、従来の半導体加速度センサの製
造工程について詳細に説明する。図7(a)は従来の半
導体加速度センサのセンサウエハと上部ストッパウエハ
および下部ストッパウエハとを接合した平面図である。
また、図7(b)は図7(a)に示す接合したウエハの
A−A断面を示す断面図である。
【0003】図7を参照すると、この種の半導体加速度
センサはセンサウエハ11と、上部ストッパウエハ21
と、下部ストッパウエハ31とから構成されている。セ
ンサウエハ11は、単結晶シリコン基板に異方性エッチ
ングを施し厚肉のおもり部15と薄肉の梁部14とそれ
を支えるリム部16、また外部との電気接続をするため
の電極パッド13とを備えるセンサチップ1(図8参
照)がアレイ状に配列されている。上部ストッパウエハ
21は、コーニング#7740(商標名:パイレック
ス)などのガラス基板にサンドブラスト、超音波等の加
工により形成した電極取り出し用貫通孔22と電極接続
用貫通孔25(図8参照)、等方性エッチングを施して
得たギャップ4、めっき処理とエッチングにより形成し
た上部ストッパ電極24とを備える上部ストッパチップ
2(図8参照)がアレイ状に配列されている。下部スト
ッパウエハ31は、コーニング#7740(商標名:パ
イレックス)などのガラス基板にサンドブラスト、超音
波等の加工により形成した電極接続用貫通孔35(図8
参照)、等方性エッチングを施して得たギャップ4、め
っき処理とエッチングにより形成した下部ストッパ電極
34とを備える下部ストッパチップ3(図8参照)がア
レイ状に配列されている。
【0004】従来の半導体加速度センサの構造につい
て、その製造方法と関連させて説明する。図8(a)は
従来の半導体加速度センサのチップ分割後の平面図であ
る。また、図8(b)は図8(a)に示すセンサのA−
A断面を示す断面図である。
【0005】図8を参照すると、この半導体加速度セン
サは、加速度を検出するためのセンサチップ1の上下
に、上部ストッパチップ2と下部ストッパチップ3が接
合されている。
【0006】センサチップ1には、例えば単結晶シリコ
ン基板にアルカリ性溶液による異方性エッチングを施し
て得た厚肉のおもり部15と薄肉の梁部14とをそれを
支えるリム部16、また外部との電気接続をするための
電極パッド13が構成されている。
【0007】上部ストッパチップ2には、例えばコーニ
ング#7740(商標名:パイレックス)などのガラス
基板にサンドブラスト、超音波等の加工により形成した
電極取り出し用貫通孔22と電極接続用貫通孔25、弗
酸系水溶液による等方性エッチングを施して得たギャッ
プ4、めっき処理とエッチングにより形成した上部スト
ッパ電極24が構成されている。
【0008】下部ストッパチップ3には、例えばコーニ
ング#7740(商標名:パイレックス)などのガラス
基板にサンドブラスト、超音波等の加工により形成した
電極接続用貫通孔35、弗酸系水溶液による等方性エッ
チングを施して得たギャップ4、めっき処理とエッチン
グにより形成した下部ストッパ電極34が構成されてい
る。
【0009】いま、このセンサチップ1に図8(b)に
おいて紙面上下方向に成分を持つ加速度が加わると、お
もり部15は上下に振動し、力学の法則F=mα(ただ
し、Fは力、mはおもり部15の質量、αは加速度)に
よって加速度を力に変換する。薄肉の梁部14がこの力
によって撓むので、おもり部15の上面と上部ストッパ
チップ2の上部ストッパ電極24との間に形成される静
電容量、およびおもり部15の上面と下部ストッパチッ
プ3の下部ストッパ電極34との間に形成される静電容
量がそれぞれ変化する。この静電容量の差分を検出する
ことによって、加速度を電気的に検出することができ
る。
【0010】ここで従来の半導体加速度センサのセンサ
ウエハ11の特徴は、センサチップ1の配列が図6
(a)に示すようにチップ配列が等方向を向いていると
ころにある。また上部ストッパウエハの特徴は、図7
(a)に示すようにセンサウエハ11のセンサチップ1
の電極パッド23の対応したピッチ位置に対応したピッ
チ位置に電極取り出し用貫通孔22が一つずつ形成され
ているところにある。センサウエハ11と上部ストッパ
ウエハ21および下部ストッパウエハ31との接合は、
例えば陽極接合により接合する。また完成チップは、接
合後のウエハを横分割ライン5Xと縦分割ライン5Yに
沿って分割することにより得られる。
【0011】尚、本発明に関連する先行技術として次に
述べるものが知られている。例えば、特開昭59−13
6941号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)には、ウエ
ハ上に複数個同時に作り込まれる同一パターンのチップ
の配列を2個もしくは4個毎にパッドの形成されていな
い辺同士が接するような配列とし、半導体集積回路ウエ
ハ基板のテスト時間を大幅に短縮することができ、ひい
ては半導体集積回路のなお一層の低価格化および大量生
産化を可能とした「半導体集積回路ウエハ基板」が開示
されている。
【0012】また、特開昭61−184840号公報
(以下、先行技術2と呼ぶ)には、ウエハ上での半導体
集積回路チップの配列の向きを変えることにより、2チ
ップ同時にプローブ検査を行うことを可能とし、検査時
間を短縮できる「半導体装置の製造方法」が開示されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この種の半導体加速度
センサは、近年例えば自動車などの加速度検出に用いら
れ、その用途が広まってきている。そしてそのような用
途の拡大に応じて、量産性を向上させた製品コストが安
く、かつユニットの小型化に対応できる実装部品として
の用件を満たすセンサが求められるようになってきてい
る。
【0014】従来技術では半導体加速度センサの小型設
計に伴い、ストッパウエハの貫通孔形成工程において、
センサチップの電極パッドに対応したピッチ位置に電極
取り出し用貫通孔が一つずつ形成されているためストッ
パウエハの貫通孔の数が膨大となり加工費が高く、それ
に加えて製造歩留りを低下させる問題が発生していた。
さらに量産に適した現状のストッパウエハの貫通孔加工
プロセスにより形成できる貫通孔のサイズは、ウエハの
板厚程度が限界であり、チップサイズを制約する一要因
となっていた。(板厚については、加工プロセスに耐え
うる厚み、製品として外部応力の影響を受けない厚みが
必要となり、すでに設計の限界値に達している。) 従って本発明の目的は、従来のセンサチップに対してさ
らに小型設計に対応でき、しかも量産性に優れた半導体
加速度センサを提供することにある。
【0015】先行技術1および2のいずれも、テスト時
間を短縮するために、ウエハ内で隣接するチップの電極
位置を線対称や点対称に配置する技術を開示したに過ぎ
ず、チップの小形化を図るために、対称点の位置に電極
取り出し用貫通孔を設ける技術である本発明とは全く異
なる技術思想である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、単結晶
半導体ウエハを加工して、各々が厚肉のおもり部と薄肉
の梁部とを含む隣接配置された複数のセンサチップが対
称点の回りに対称にかつアレイ状に配列されたセンサウ
エハであって、前記対称点の近傍に複数個の電極パッド
が配置された前記センサウエハと;前記センサウエハの
一方の面に固着されて前記おもり部の振動によって前記
おもり部との間に静電容量を形成する上部ストッパチッ
プがアレイ状に配列された上部ストッパウエハと;前記
センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部の振
動によって前記おもり部との間に静電容量を形成する下
部ストッパチップがアレイ状に配列された下部ストッパ
ウエハとを有し、前記上部ストッパウエハもしくは前記
下部ストッパウエハの少なくとも一方に設けられた一つ
の貫通孔が、前記対称点を中心として前記複数個の電極
パッドが露出するように形成されていることを特徴とす
る半導体加速度センサが得られる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1(a)は本発明の第1の実施例による
半導体加速度センサの各ウエハの接合、およびその位置
関係を示す平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断
面図である。なお、図1は、簡素化して理解を容易にす
るため、以下の説明で述べるとおり、センサ構成部分の
一部を省略して示してある。
【0019】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
による半導体加速度センサはセンサウエハ11と、上部
ストッパウエハ21と、下部ストッパウエハ31とから
構成されている。センサウエハ11は、単結晶シリコン
基板に異方性エッチングを施し厚肉のおもり部15と薄
肉の梁部14とそれを支えるリム部16、また外部との
電気接続をするための電極パッド13とを備えるセンサ
チップ1(図2参照)がアレイ状に配列されている。上
部ストッパウエハ21は、コーニング#7740(商標
名:パイレックス)などのガラス基板にサンドブラス
ト、超音波等の加工により形成した電極取り出し用貫通
孔22と電極接続用貫通孔25(図2参照)、等方性エ
ッチングを施して得たギャップ4、めっき処理とエッチ
ングにより形成した上部ストッパ電極24とを備える上
部ストッパチップ2(図2参照)がアレイ状に配列され
ている。下部ストッパウエハ31は、コーニング#77
40(商標名:パイレックス)などのガラス基板にサン
ドブラスト、超音波等の加工により形成した電極接続用
貫通孔35(図2参照)、等方性エッチングを施して得
たギャップ4、めっき処理とエッチングにより形成した
下部ストッパ電極34とを備える下部ストッパチップ3
(図2参照)がアレイ状に配列されている。
【0020】ここで本実施例の半導体加速度センサのセ
ンサウエハ11の特徴は、センサチップ1の配列が図6
(b)に示すようにチップ配列が隣接する二つのチップ
がセンサチップ対称点6に対し対称に向く方向を一組と
して、それがアレイ状に配置されているところにある。
従って、二つのチップの電極パッド13は、図6(b)
に示すセンサチップ対称点に対応した位置に形成される
ことになる。ここで本実施例に使用したセンサウエハ1
は、ウエハサイズが4インチφ、厚みが315μm、セ
ンサチップ11のサイズが3mm□、一ウエハ当りのセ
ンサチップ11の取り数が約400個である。
【0021】また上部ストッパウエハ21の特徴は、図
1(a)に示すようにセンサウエハ11のセンサチップ
1の2つの電極パッド13に対応したピッチ位置に電極
取り出し用貫通孔22が一つずつ形成されているところ
にある。さらに本実施例で使用した上部ストッパウエハ
21は、材質がコーニング#7740(商標名:パイレ
ックス)、サイズが4インチφ、厚みが500μm、電
極取り出し用貫通孔22が1mm□、電極接続用貫通孔
25が400μmφである。使用した下部ストッパウエ
ハ31については、電極取り出し用貫通孔25がない以
外、上部ストッパウエハと同様である。
【0022】従って、本実施例における上部ストッパウ
エハ21においては、電極取り出し用貫通孔22は従来
に対して半分(1/2)の数で足りることになり、ガラ
ス加工プロセスの容易性、加工コストの低減、チップ設
計の小型化に対応できる。
【0023】次に、センサウエハ11と上部ストッパウ
エハ21および下部ストッパウエハ31との接合は、陽
極接合により接合する。接合条件は、はじめにセンサウ
エハ11と上部ストッパウエハ21を400℃、DC4
00V(センサウエハ側がプラス極側)で接合、次にこ
の接合ウエハと下部ストップウエハ31を400℃、D
C600V(下部ストッパ側がマイナスがマイナス極
側)で接合する。完成チップは、接合後のウエハを横分
割ライン5Xと縦分割ライン5Yに沿って分割すること
により得られる。
【0024】図2(a)は本発明の第1の実施例による
半導体加速度センサのチップ分割後を示す平面図であ
る。図2(b)は図2(a)に示すセンサのA−A断面
図である。完成後のチップは、従来では縦×横×厚さが
4.5×4.5×1.5[mm]のサイズに対して、本
実施例では縦×横×厚さが3×3×1.5[mm]のサ
イズの小型化を実現できた。また、センサチップ1のお
もり部15と上部ストッパ電極24、下部ストッパ電極
34の静電容量を形成するためのギャップ4の値は、い
ずれも10μmの設計となっている。
【0025】図3(a)は本発明の第2の実施例による
半導体加速度センサの各ウエハの接合、およびその位置
関係を示す平面図である。図3(b)は図3(a)のA
−A断面図である。
【0026】第2の実施例の第1の実施例と異なる特徴
は、チップセンサ1の配列が、図6(c)に示すよう
に、チップ配列が隣接する四つのチップのセンサチップ
対称点6に対し点対称に向く方向を一組として、それが
アレイ状に配置されているところにある。また、図3に
示す通り上部ストッパウエハ21の電極取り出し用貫通
孔22の加工形状は、第1の実施例の角形状に対し、丸
形状となっている。本発明者は加工形状を丸にすること
によって、孔開け加工において発生する欠け、クラック
等の発生が大幅に低減されることを確認した。さらに第
2の実施例における上部ストッパウエハ21は電極取り
出し用貫通孔22が従来に対し1/4の数で足りること
になり、第1の実施例よりもガラス加工プロセスの容易
性、チップの小型化が達成できる。第2の実施例では、
チップサイズ(縦×横×厚さ)が2.8×2.8×1.
3[mm]を達成している。
【0027】図4(a)は本発明の第3の実施例による
半導体加速度センサの各ウエハの接合、およびその位置
関係を示す平面図である。図4(b)は図4(a)のA
−A断面図である。
【0028】第3の実施例が第1の実施例および第2の
実施例と異なる特徴は、図4に示すようにセンサウエハ
11にも電極取り出し用貫通孔12を形成し、下部スト
ッパウエハ31に形成した電極パッド33からの電気接
続取り出しを可能にしたところにある。
【0029】図5(a)は本発明の第3の実施例による
半導体加速度センサのチップ分割後を示す平面図であ
る。図5(b)は図5(a)に示すセンサのA−A断面
図である。
【0030】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であ
るのは勿論である。たとえば、第1の実施例から第3の
実施例に示した半導体加速度センサのストッパウエハの
材質はガラス基板を使用しているが、他の材料として単
結晶シリコン基板を使用してもよい。その際ストッパの
電極取り出し用貫通孔は、異方性エッチングにより形成
する。ただしセンサチップのリム部とストッパチップの
間に寄生するオフセット容量がセンサチップのおもり部
とストッパチップの電極間に形成する静電容量に比較し
て十分小さくする必要があるのは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体加速度センサは従来のものに比較して、(1)チップ
サイズの小型化が達成できる、(2)ガラス加工(スト
ッパ加工)プロセスが容易になり歩留りが向上する、
(3)ウエハ当りのチップ取り数が増える、という利点
がある。従って、本発明によれば、量産性が高くしかも
ストッパ加工の品質の安定した半導体加速度センサを提
供できる。さらに、チップサイズの小型化ができること
により、チップを実装するモジュールの小型化、高密度
実装に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例による半導体加
速度センサの各ウエハの接合、およびその位置関係を示
す平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図2】(a)は図1に示した半導体加速度センサのチ
ップ分割後を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面
図である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施例による半導体加
速度センサの各ウエハの接合、およびその位置関係を示
す平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施例による半導体加
速度センサの各ウエハの接合、およびその位置関係を示
す平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図5】(a)は図4に示した半導体加速度センサのチ
ップ分割後を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面
図である。
【図6】(a)は従来の半導体加速度センサのセンサウ
エハのセンサチップレイアウトを示す配置図、(b)お
よび(c)は本発明の半導体加速度センサのセンサウエ
ハのセンサチップレイアウトを示す配置図である。
【図7】(a)は本発明の従来の半導体加速度センサの
各ウエハの接合、およびその位置関係を示す平面図、
(b)は(a)のA−A断面図である。
【図8】(a)は図7に示した半導体加速度センサのチ
ップ分割後を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面
図である。
【符号の説明】
1 センサチップ 2 上部ストッパチップ 3 下部ストッパチップ 4 ギャップ 5X 横分割ライン 5Y 縦分割ライン 6 センサチップ対称点 11 センサウエハ 12 電極取り出し用貫通孔 13 電極パッド 14 梁部 15 おもり部 16 リム部 21 上部ストッパウエハ 22 電極取り出し用貫通孔 24 上部ストッパ電極 25 電極接続用貫通孔 31 下部ストッパウエハ 33 電極パッド 34 下部ストッパ電極 35 電極接続用貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】ここで従来の半導体加速度センサのサンサ
ウエハ11の特徴は、センサチップ1の配列が図6
(a)に示すようにチップ配列が等方向を向いていると
ころにある。また上部ストッパウエハの特徴は、図7
(a)に示すようにセンサウエハ11のセンセチップ1
の電極パッド13に対応したピッチ位置に電極取り出し
用貫通孔22が一つずつ形成されているところにある。
センサウエハ11と上部ストッパウエハ21および下部
ストッパウエハ31との接合は、例えば陽極接合により
接合する。また完成チップは、接合後のウエハを横分割
ライン5Xと縦分割ライン5Yに沿って分割することに
より得られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次に、センサウエハ11と上部ストッパウ
エハ21および下部ストッパウエハ31との接合は、陽
極接合により接合する。接合条件は、はじめにセンサウ
エハ11と上部ストッパウエハ21を400℃、DC4
00V(センサウエハ側がプラス極側)で接合、次にこ
の接合ウエハと下部ストッウエハ31を400℃、D
C600V(下部ストッパウエハ側がマイナス極側)で
接合する。完成チップは、接合後のウエハを横分割ライ
ン5Xと縦分割ライン5Yに沿って分割することにより
得られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶半導体ウエハを加工して、各々が
    厚肉のおもり部と薄肉の梁部とを含む隣接配置された複
    数のセンサチップが対称点の回りに対称にかつアレイ状
    に配列されたセンサウエハであって、前記対称点の近傍
    に複数個の電極パッドが配置された前記センサウエハ
    と、 前記センサウエハの一方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る上部ストッパチップがアレイ状に配列された上部スト
    ッパウエハと、 前記センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る下部ストッパチップがアレイ状に配列された下部スト
    ッパウエハとを有し、 前記上部ストッパウエハもしくは前記下部ストッパウエ
    ハの少なくとも一方に設けられた一つの貫通孔が、前記
    対称点を中心として前記複数個の電極パッドが露出する
    ように形成されていることを特徴とする半導体加速度セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 単結晶半導体ウエハを加工して厚肉のお
    もり部と薄肉の梁部とを含むセンサチップが隣接配置さ
    れた二つの前記センサチップを対称にかつアレイ状に配
    列されたセンサウエハと、 前記センサウエハの一方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る上部ストッパチップがアレイ状に配列された上部スト
    ッパウエハと、 前記センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る下部ストッパチップがアレイ状に配列された下部スト
    ッパウエハとを有し、 前記上部ストッパウエハもしくは前記下部ストッパウエ
    ハの少なくとも一方に設けられた一つの貫通孔が、前記
    センサウエハの隣接配置された二つの前記センサチップ
    の対称に配置された二つの電極パッドの中心位置に対応
    して形成されていることを特徴とする半導体加速度セン
    サ。
  3. 【請求項3】 単結晶半導体ウエハを加工して厚肉のお
    もり部と薄肉の梁部とを含むセンサチップが隣接配置さ
    れた四つの前記センサチップを対称にかつアレイ状に配
    列されたセンサウエハと、 前記センサウエハの一方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る上部ストッパチップがアレイ状に配列された上部スト
    ッパウエハと、 前記センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る下部ストッパチップがアレイ状に配列された下部スト
    ッパウエハとを有し、 前記上部ストッパウエハもしくは前記下部ストッパウエ
    ハの少なくとも一方に設けられた一つの貫通孔が、前記
    センサウエハの隣接配置された四つの前記センサチップ
    の対称に配置された四つの電極パッドの中心位置に対応
    して形成されていることを特徴とする半導体加速度セン
    サ。
  4. 【請求項4】 単結晶半導体ウエハを加工して厚肉のお
    もり部と薄肉の梁部とを含むセンサチップが隣接配置さ
    れた二つの前記センサチップを対称にかつアレイ状に配
    列されたセンサウエハと、 前記センサウエハの一方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る上部ストッパチップがアレイ状に配列された上部スト
    ッパウエハと、 前記センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る下部ストッパチップが隣接配置された二つの前記下部
    ストッパチップを対称にかつアレイ状に配列された下部
    ストッパウエハとを有し、 前記上部ストッパウエハかつ前記センサウエハにそれぞ
    れ設けられた一つの貫通孔が、前記センサウエハおよび
    前記下部ストッパウエハの隣接配置された二つの前記セ
    ンサチップおよび前記下部ストッパチップの対称配置さ
    れた四つの電極パッドの中心位置に対応して形成されて
    いることを特徴とする半導体加速度センサ。
  5. 【請求項5】 単結晶半導体ウエハを加工して厚肉のお
    もり部と薄肉の梁部とを含むセンサチップが隣接配置さ
    れた四つの前記センサチップを対称にかつアレイ状に配
    列されたセンサウエハと、 前記センサウエハの一方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る上部ストッパチップがアレイ状に配列された上部スト
    ッパウエハと、 前記センサチップの他方の面に固着されて前記おもり部
    の振動によって前記おもり部との間に静電容量を形成す
    る下部ストッパチップが隣接配置された四つの前記下部
    ストッパチップを対称にかつアレイ状に配列された下部
    ストッパウエハとを有し、 前記上部ストッパウエハかつ前記センサウエハにそれぞ
    れ設けられた一つの貫通孔が、前記センサウエハおよび
    前記下部ストッパウエハの隣接配置された四つの前記セ
    ンサチップおよび前記下部ストッパチップの対称配置さ
    れた八つの電極パッドの中心位置に対応して形成されて
    いることを特徴とする半導体加速度センサ。
JP5297395A 1995-03-13 1995-03-13 半導体加速度センサ Expired - Lifetime JP2790168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5297395A JP2790168B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 半導体加速度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5297395A JP2790168B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 半導体加速度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08250751A true JPH08250751A (ja) 1996-09-27
JP2790168B2 JP2790168B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=12929846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5297395A Expired - Lifetime JP2790168B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 半導体加速度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2790168B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303427C (zh) * 2003-06-25 2007-03-07 松下电工株式会社 半导体加速度传感器及其制备方法
JPWO2005062356A1 (ja) * 2003-12-24 2007-07-19 株式会社日立製作所 装置とその製造方法
JP2009260388A (ja) * 1997-01-11 2009-11-05 Robert Bosch Gmbh ウェハステープル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260388A (ja) * 1997-01-11 2009-11-05 Robert Bosch Gmbh ウェハステープル
CN1303427C (zh) * 2003-06-25 2007-03-07 松下电工株式会社 半导体加速度传感器及其制备方法
JPWO2005062356A1 (ja) * 2003-12-24 2007-07-19 株式会社日立製作所 装置とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2790168B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5639973A (en) Force detector
US7152485B2 (en) Acceleration detector
US20070051182A1 (en) Mechanical quantity sensor
US7803649B2 (en) Angular rate sensor and method of manufacturing the same
EP2346083A1 (en) Mems sensor
US10001372B2 (en) Angular velocity detection device
JPH0367177A (ja) 半導体加速度センサ
JP2006349563A (ja) 慣性力センサ
JP2000275127A (ja) 力センサ回路
JPH08250751A (ja) 半導体加速度センサ
JP2005127750A (ja) 半導体センサおよびその製造方法
JPH07209327A (ja) 加速度センサ
KR20040097952A (ko) 커패시턴스형 동적량 센서
JP4436096B2 (ja) 静電容量式センサおよびその製造方法
JP2018133384A (ja) 圧電素子
US20050082948A1 (en) Piezoelectric acceleration sensor
JP4396009B2 (ja) 集積化センサ
JP2009031048A (ja) 圧電型加速度センサ
JP4766932B2 (ja) 容量素子を用いたセンサの製造方法
EP3872878B1 (en) Multi-axial angular velocity sensor
JP5401414B2 (ja) ウエハ、ウエハの製造方法および静電容量式加速度センサの製造方法
JP5167848B2 (ja) 支持基板及びそれを用いた静電容量型力学量検出センサの製造方法
JP2022071552A (ja) Memsモジュール及びその製造方法
JPH1114660A (ja) 加速度センサ
JPH07128364A (ja) 容量式加速度センサ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980513