JPH08249484A - プレゼンテーション装置 - Google Patents

プレゼンテーション装置

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Publication number
JPH08249484A
JPH08249484A JP7049651A JP4965195A JPH08249484A JP H08249484 A JPH08249484 A JP H08249484A JP 7049651 A JP7049651 A JP 7049651A JP 4965195 A JP4965195 A JP 4965195A JP H08249484 A JPH08249484 A JP H08249484A
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JP
Japan
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card
image
presentation
pattern
display device
Prior art date
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Application number
JP7049651A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tsutsumitake
秀行 堤竹
Hidenori Okita
秀紀 大喜多
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プレゼンテーション画面が専用のオーサリング
・ツールを用いることなく作成できるようにする。 【構成】カード切り替え指定パターンを含むカードをド
ロイング・ツール等で作成してカードデータベース10
6に格納し、プレゼンテーション実行時に、当該データ
ベース106からカードを取り出してVRAM102に
書き込んで表示装置101に表示する。ここで、表示中
のカード上のあるパターンがマウス104aにより位置
指定されると、その指定位置周辺の画像がVRAM10
2から取り出されて画像認識装置110に送られ、辞書
111中のどのパターンに一致しているかが認識され
る。それがカード切り替え指定パターンであれば、その
近傍に数値が存在するかが調べられ、存在するなら、当
該パターンに対応する辞書111の定義に従い、その数
値分だけ先または前のカードに切り替え表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像や音声のマルチメ
ディアデータを扱うのに好適なプレゼンテーション装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の計算
機を用いたプレゼンテーションが、OHP(オーバヘッ
ドプロジェクタ)に代わるものとして普及し始めてい
る。この計算機を用いたプレゼンテーションでは、計算
機の処理能力を利用することにより、OHPによるプレ
ゼンテーションでは困難であった複雑な表現が可能にな
ってきた。例えば、画面上に表示される文字列や図形な
どのオブジェクトをアニメーションとして表現したり、
画面上の特定の位置をマウス等の位置指示手段でクリッ
クすることにより関連する別の画面を表示したり、その
他様々な視覚効果のある表現ができる。
【0003】図10は、このような計算機を用いたカー
ド構成のプレゼンテーション画面の一例を示す。この図
10に示す画面上には、文字列A1やイメージA2など
が表示されており、更に前後の画面へ切り替えるリンク
ボタンA3,A4などが配置されている。
【0004】プレゼンテーションを行う人(利用者)
は、リンクボタンA3またはA4をマウス等の位置指示
手段でクリックすることで、前の画面または次の画面に
切り替えることができる。
【0005】画面の切り替えが前後に限るような単純な
プレゼンテーションの場合には、このようなリンクボタ
ンを画面上に表示(配置)しないで、キーボードからの
入力やマウスのボタンなどで代用する方式が適用される
こともある。
【0006】このようなプレゼンテーションを計算機上
で実現するための専用のソフトウェアは、既に数多く商
品化されている。しかしながら、リンクボタンや文字列
などを画面(カード)上に配置してプレゼンテーション
画面を作成する手順、即ちオーサリング手法は、それぞ
れのソフトウェアでは独自に決められており、互換性が
ない。したがって、今まで使っていたプレゼンテーショ
ン用のソフトウェアを別のものに変更すると、そこで提
供されているオーサリング手法を初めから学習し直さな
ければならないという問題があった。また、これらのオ
ーサリング手法は、キーボードやマウスを駆使し、計算
機を十分に使いこなせなければならないという問題もあ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の計算機を用いたプレゼンテーション画面を作成するた
めのオーサリング手法は、ソフトウェア毎に異なってお
り、しかも操作が複雑であり、計算機を十分使いこなす
利用者しか使えないという問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、プレゼンテーション画面が専用のオーサ
リング・ツールを用いることなく作成できるプレゼンテ
ーション装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
るプレゼンテーション装置は、ビットマップイメージか
ら構成されるプレゼンテーション用のカードを複数枚格
納しておくための記憶手段と、この記憶手段に格納され
ているカードの表示等に用いられる表示装置と、上記カ
ード上の画像を認識する画像認識手段と、この画像認識
手段による認識結果に応じてプレゼンテーションの実行
または対応するカードイメージへのマルチメディアデー
タの設定を行う処理手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0010】本発明の第2の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置は、ビットマップイメージから構成されるプレ
ゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくための
記憶手段と、この記憶手段に格納されているカードの表
示等に用いられる表示装置と、この表示装置に表示され
ているカード上の任意箇所を位置指定するための位置指
示手段と、この位置指示手段により指定されたカード上
の位置を含む一定範囲の画像を認識する画像認識手段
と、この画像認識手段によって予め定められたパターン
の1つが認識された場合に、その認識されたパターンに
対応して定められているプレゼンテーション用の処理を
実行する処理手段とを備えたことを特徴とする。ここ
で、プレゼンテーション用の処理は、例えば表示装置に
表示するカードの切り替えである 本発明の第3の観点に係るプレゼンテーション装置は、
上記第2の観点に係るプレゼンテーション装置における
画像認識手段に代えて、上記位置指示手段により指定さ
れたカード上の位置を含む一定範囲の画像を認識する画
像認識手段であって、予め定められたパターンの1つを
認識した場合には、そのパターンの近傍から数値を認識
する画像認識手段を設け、上記予め定められたパターン
の1つが認識され、且つそのパターンの近傍から数値が
認識された場合には、上記表示装置に表示するカード
を、その数値分だけ先のまたは前のカードに切り替え、
数値が認識されなかった場合には、1枚だけ先のまたは
前のカードに切り替えるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の第4の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置は、ビットマップイメージから構成されるプレ
ゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくための
第1の記憶手段と、各種のイメージデータを当該イメー
ジデータに固有の文字列に対応して格納しておくための
第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段に格納されてい
るカードの表示等に用いられる表示装置と、この表示装
置への表示対象となるカードから予め定められた形状の
領域中の文字列を認識する画像認識手段と、この画像認
識手段によって上記カードの予め定められた形状の領域
中から文字列が認識された場合に、その文字列に対応す
るイメージデータを上記第2の記憶手段から取り出して
上記領域に埋め込む処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】本発明の第5の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置は、ビットマップイメージから構成されるプレ
ゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくための
第1の記憶手段と、各種の音響データを当該音響データ
に固有の文字列に対応して格納しておくための第2の記
憶手段と、上記第1の記憶手段に格納されているカード
の表示等に用いられる表示装置と、この表示装置に表示
されているカード上の任意箇所を位置指定するための位
置指示手段と、上記表示装置への表示対象となるカード
から予め定められた色及びまたはフォントの文字列を認
識する画像認識手段と、この画像認識手段によって上記
カードから予め定められた色及びまたはフォントの文字
列が認識された場合に、そのカード上の文字列を音声を
表すアイコンで置き換えると共に、その文字列に対応す
る音響データを上記第2の記憶手段から取り出して当該
アイコンの位置と対応付け、当該アイコンが配置された
カードが表示装置で表示されている状態で、当該アイコ
ンが位置指示手段により位置指定された場合には、当該
アイコンと対応付けられている音響データを第2の記憶
手段から取り出して、その音響データを音響出力手段に
より再生出力させる処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】上記第1の観点に係るプレゼンテーション装置
においては、例えばドローイング・ツールやペイント・
ツールを用いて作成されたカード(カードイメージ)、
或いはスキャナにより読み取られたカード(カードイメ
ージ)を記憶手段に格納しておくと、そのカード上の画
像が画像認識手段により認識されることにより、その認
識結果に応じてプレゼンテーションの実行(例えば表示
装置に表示するカードの切り替え)または対応するカー
ドへのマルチメディアデータ(例えばイメージデータま
たは音響データ)の設定が行われる。これにより、専用
のオーサリング・ツールを用いずに作成した画面であり
ながら、プレゼンテーションを容易に行うことが可能と
なる。
【0014】上記第2の観点に係るプレゼンテーション
装置においては、予め定められたパターンを含むカード
(カードイメージ)をドローイング・ツール等で作成し
て、或いはスキャナにより読み取って、記憶手段に格納
しておくと、そのカード(カードイメージ)が表示装置
に表示されている状態で、そのカード上の上記パターン
部分がマウス等の位置指示手段により位置指定された場
合には、画像認識手段により当該パターンが認識される
ことから、その認識されたパターンに対応して定められ
ているプレゼンテーション用の処理、例えば表示装置に
表示するカードの切り替え処理が実行される。これによ
り、専用のオーサリング・ツールを用いずに作成した画
面でありながら、プレゼンテーションを容易に行うこと
が可能となる。
【0015】本発明の第3の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置においては、予め定められたパターンの近傍に
数値が書かれたカード(カードイメージ)をドローイン
グ・ツール等で作成して、或いはスキャナにより読み取
って、記憶手段に格納しておくと、そのカード(カード
イメージ)が表示装置に表示されている状態で、そのカ
ード上の上記パターン部分がマウス等の位置指示手段に
より位置指定された場合には、画像認識手段により当該
パターンとその近傍の数値とが認識されて、その認識結
果に対応するアクション、例えば表示装置に表示するカ
ードを、認識した数値分だけ先のまたは前のカードに切
り替える処理が行われる。ここでパターンを(第1及び
第2のパターンの)2種類用意することにより、カード
の切り替え方向も指定することが可能となる。また、上
記予め定められたパターン(第1または第2のパター
ン)の近傍に数値が書かれていない場合には、1枚だけ
先のまたは前のカードに切り替えられる。また、これと
は別のパターン(第3のパターン)により、先頭のカー
ドへの切り替えを指定することも可能である。このパタ
ーンの近傍には数値を書いておく必要はない。これによ
り、専用のオーサリング・ツールを用いずに作成した画
面でありながら、プレゼンテーション実行時のカードの
切り替えを容易に自由に行うことが可能となる。
【0016】本発明の第4の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置においては、イメージをインポートできないよ
うなドロイング・ツールでカードを作成する場合に、カ
ード上に所定の形状の領域を描き、その領域の中に目的
のイメージデータに対応する文字列(例えば当該イメー
ジデータのファイル名)を描いておくと、そのカードが
例えば表示装置に表示される際には、そのカード上の上
記所定形状の領域(例えば矩形領域)とその領域内の文
字列が画像認識手段により認識されて、その認識された
文字列に対応するイメージデータが当該カード上の上記
領域に埋め込まれる。このように、イメージをインポー
トできないようなドロイング・ツールで作成されたカー
ドにも簡単にイメージを埋め込むことが可能となる。
【0017】本発明の第5の観点に係るプレゼンテーシ
ョン装置においては、予め定められた色及びまたはフォ
ントで音響データに対応する文字列(例えばファイル
名)をカード上に記述しておくと、そのカードが例えば
表示装置に表示される際には、そのカード上の上記した
文字列が画像認識手段により認識されて、その文字列が
所定のアイコン(音声アイコン)で置き換えられると共
に、その文字列に対応する音響データが当該アイコンの
位置と対応付けられことから、当該アイコンが配置され
たカードが表示装置で表示されている状態で(即ちプレ
ゼンテーションの実行時に)、当該アイコンがマウス等
により位置指定された場合には、当該アイコンに対応付
けられている音響データが再生される。これにより、専
用のオーサリング・ツールを用いずに作成したプレゼン
テーション画面でありながら、プレゼンテーション実行
時に音響データを扱うことも可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例に係るプレゼンテー
ション装置のブロック構成図である。
【0019】この図1のプレゼンテーション装置は、パ
ーソナルコンピュータなどの計算機を用いて実現される
もので、101はプレゼンテーション画面等を例えばカ
ラー表示するための表示装置である。
【0020】102は表示装置101に表示するカラー
表示データ(表示イメージ)が記憶される表示メモリと
してのVRAM(ビデオRAM)、103はVRAM1
02のデータを表示装置101上で可視化するためのビ
デオコントローラである。
【0021】104は表示装置101に表示されている
プレゼンテーション画面上の特定の領域の位置指示、更
には文字入力、コマンド入力等に用いられる入力装置で
ある。入力装置104は、位置指示手段としての例えば
マウス104aと、文字等の入力手段としての例えばキ
ーボード104bを備えている。
【0022】105は入力装置104からの入力を制御
する入力装置コントローラである。入力装置コントロー
ラ105は、マウス104aの指し示す画面上の位置に
位置指定マークとしてのカーソル(マウスカーソル)を
表示するために、マウス104aの移動に応じてVRA
M102の対応する領域に絶えずカーソルパターンを書
き込む。
【0023】106はプレゼンテーション画面を構成す
るカード(カードイメージ)を蓄えておくカードデータ
ベース、107はカード上に配置する画像(イメージデ
ータ)、アイコン及び(音声データに代表される)音響
データ等の素材データを蓄えておく素材データベース、
108はカードデータベース106及び素材データベー
ス107等を蓄えるのに用いられる大容量記憶装置、例
えば磁気ディスク装置である。
【0024】本実施例において、カードデータベース1
06に蓄えられているカードは、文字や図形などを描く
ことができる汎用的なドローイング・ツールやペイント
・ツールを用いて作成されたもので、ビットマップイメ
ージからなる。即ち、本実施例で取り扱われるカード
は、ビットマップイメージの形でカードデータベース1
06に蓄えられている。各カード(のイメージ)は、フ
ァイル名により1枚ずつファイルとして管理されてい
る。なお、カードデータベース106に蓄えられるカー
ドには、上記の如くドローイング・ツールやペイント・
ツールを用いて作成されたものの他、スキャナなどを使
って取り込まれたものを用いることも可能である。
【0025】本実施例で適用されるカードには、プレゼ
ンテーション用のカードと、目次カードの2種類があ
る。目次カードには、プレゼンテーション用の各カード
のファイル名またはタイトル名の文字列が書かれて(記
入されて)いる。この目次カードに書かれた各カードの
ファイル名またはタイトル名の文字列の並び順が、プレ
ゼンテーション時の対応するカードの並び順(標準的な
表示順)を表すようになっている。この文字列は、赤色
または黄色で書かれるように定められ、赤色の場合には
ファイル名を、黄色の場合にはタイトル名を示す。
【0026】本実施例において、プレゼンテーション用
のカードには任意のファイル名が使用可能であるが、目
次カードについては、更にシステムで定められたファイ
ル名も使用可能である。即ち本実施例では、カードを登
録する際に、目次カードであるかプレゼンテーション用
のカードであるかをシステム側から利用者に問い合わ
せ、目次カードの場合には、更にファイル名を入力する
か否かを問い合わせ、ファイル名を入力しない場合に
は、システムで定めたファイル名(デフォルトのファイ
ル名)が用いられるようになっている。以上の結果、カ
ードデータベース106上では、目次カードのファイル
名は、他のプレゼンテーション用のカードのファイル名
とは区別して管理される。
【0027】また本実施例では、カード(プレゼンテー
ション用のカード)上に予め定められた形状のパターン
(または図形)を設定することにより、そのパターンが
画面上で位置指定された際に、そのそのパターンに定義
されたアクション(処理)を実行することができるよう
になっている。このようなパターン例を図2に示す。
【0028】図2において、矢印(右矢印)パターン2
01は表示するカードを進めるのに用いられ、矢印(左
矢印)パターン202は表示するカードを戻すのに用い
られ、矢印(L字状の上矢印)パターン203は先頭の
カードに戻すのに用いられる。これら各パターン201
〜203は、機能的には一種のリンクボタンとして位置
付けられる。また、矢印パターン201,202の近傍
(一定範囲内)に当該パターンと同一色で数値が書かれ
ている場合、その数値は進めるまたは戻すカード枚数を
示す。もし、該当する数値が存在しない場合には、その
矢印パターン201,202は、1枚だけ先のまたは前
のカードを表示することを示す。
【0029】また本実施例では、カード(プレゼンテー
ション用のカード)上に、例えば緑色で構成された矩形
領域を設定して、その領域内に所望の画像(イメージ)
データ(の画像データファイル)のファイル名またはタ
イトル名を赤色または黄色の文字列で書いておくことに
より、その文字列の示すファイル名またはタイトル名の
画像データ(画像データファイル)を当該矩形領域に埋
め込んで画面表示できるようになっている。
【0030】また本実施例では、カード(プレゼンテー
ション用のカード)上に、所望の音響データ(音響デー
タファイル)のファイル名またはタイトル名を緑色また
は青色の文字列で書いておくことにより、その文字列を
音声アイコンに置き換えて画面表示すると共に当該音声
アイコンと対応する音響データとを関連付け、当該音声
アイコンが位置指定された際には対応する音響データを
用いて音響出力が行われるようにもなっている。
【0031】再び図1を参照すると、109はカードデ
ータベース106及び素材データベース107をアクセ
スするコントローラ(データベースコントローラ)であ
る。110は画面表示されている或いはデータベースコ
ントローラ109から転送されるカード上の画像から特
定のパターンや文字列等を認識するための画像認識装
置、111は画像認識装置110での認識対象とする画
像パターン(辞書パターン)の定義と、認識した画像パ
ターンとプレゼンテーション実行時のアクション(処
理)を関連付ける辞書が登録されているデータベースと
してのパターン・アクション辞書、112は画像認識装
置110をコントロールする画像認識装置コントローラ
である。本実施例において、パターン・アクション辞書
111で定義される辞書パターンは、8×8画素で構成
されているものとする。
【0032】113は音声等の音響を出力するための音
響出力部、例えばスピーカ、114はスピーカ113か
らの音響出力を制御するコントローラ(オーディオコン
トローラ)である。
【0033】次に、図1の構成のプレゼンテーション装
置でプレゼンテーションを行う場合の動作を図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。今、図1の装置がプレ
ゼンテーションの実行状態にあり、表示装置101に
は、あるカードが表示されているものとする。
【0034】このような状態において、入力装置コント
ローラ105は、入力装置104からプレゼンテーショ
ンを終了するためのコマンド(終了コマンド)が入力さ
れたか否かにより、プレゼンテーションを終了するか否
かを判定する(ステップ301)。
【0035】もし、終了しない場合には、入力装置コン
トローラ105は、入力装置104内のマウス104a
(のマウスボタン)が押されたか否かをチェックする
(ステップ302)。このステップ301,302のル
ープは、プレゼンテーション終了まで、またはマウス1
04a(のマウスボタン)が押されるまで繰り返され
る。
【0036】もし、マウス104a(のマウスボタン)
が押されたならば、即ち表示装置101に表示されてい
るカード上の任意の位置がマウス104aにより位置指
示されたならば、入力装置コントローラ105は、その
位置情報を画像認識装置コントローラ112に渡す。
【0037】すると画像認識装置コントローラ112
は、入力装置コントローラ112から渡された位置情報
の示す位置を中心とする一定範囲内の画像(即ちマウス
クリックされた付近のカード上の画像)をVRAM10
2から読み込んで(その位置情報と共に)画像認識装置
110に転送し、当該画像認識装置110を起動するこ
とで、その画像を認識させる(ステップ303)。
【0038】画像認識装置110は、画像認識装置コン
トローラ112により起動されると当該コントローラ1
12から転送された画像についてパターン・アクション
辞書111に登録されているパターン定義を参照しなが
ら認識処理を行い、画像認識された結果がパターン・ア
クション辞書111に登録されているパターンと一致す
るか否かを調べる(ステップ304)。もし、一致しな
いならば、ステップ301に戻り、ステップ301〜3
04のループが繰り返される。これに対し、一致したな
らば、そのパターンに対応してパターン・アクション辞
書111内で定義されているアクションが実行され(ス
テップ305)、ステップ301に戻る。
【0039】ここで、画像認識装置110が画像中から
パターンを認識する具体的な手法について、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず画像認識装置11
0は、画像認識装置コントローラ112から転送された
画像の中から、マウス104aで指示された位置の画素
と同じ色の連続した画素からなるパターンを、認識すべ
きパターンとして抽出する(ステップ401)。
【0040】次に画像認識装置110は、抽出したパタ
ーンを、パターン・アクション辞書111に登録されて
いる辞書パターンと同じ大きさにするために、8×8画
素の大きさに正規化する(ステップ402)。この正規
化された認識対象パターンをパターンAと呼ぶ。
【0041】次に画像認識装置110は、認識されたパ
ターン(認識結果パターン)を示す変数Rを初期値0に
設定すると共に、認識対象パターンと辞書パターンとの
一致度(距離)を示す変数Dを初期値である最小値−6
4に設定する(ステップ403)。
【0042】次に画像認識装置110は、パターン・ア
クション辞書111から辞書パターンを1つ取り出す
(ステップ404)。この取り出した辞書パターンをパ
ターンBと呼ぶ。
【0043】次に画像認識装置110は。パターンAと
パターンBの一致度を調べるために、パターンAとパタ
ーンBとで共通の画素の数からパターンAとパターンB
とで異なっている画素の数を差し引いた画素数を求め、
その画素数を両パターンA,Bの一致度Xを表す値とす
る(ステップ405)。なお、一致度の計算手法は、こ
の限りではない。
【0044】次に画像認識装置110は、求めたXの値
と現在のDの値とを比較し、XがDより大きいか否かを
調べる(ステップ406)。1回目の比較では、D=−
64(初期値)であるため、X>Dが判断される。
【0045】X>Dの場合、画像認識装置110は、今
回比較対象としたパターンB(辞書パターン)が、現時
点までの認識対象パターンとの比較で用いられた全ての
辞書パターンの中で、最も認識対象パターンとの一致度
が高いものとして、Rを今回比較対象としたパターンB
に更新すると共に、Dの値をXの値に更新する(ステッ
プ407)。
【0046】画像認識装置110は、ステップ407を
実行すると、パターン・アクション辞書111内の全て
の辞書パターンについて認識対象パターンとの比較(一
致度検出)を行ったか否かをチェックする(ステップ4
08)。また画像認識装置110は、XがD以下である
と判断した場合、即ち今回比較対象としたパターンB
(辞書パターン)と認識対象パターンとの一致度が、前
回までの比較で最も高いとして保持されている一致度を
越えていない場合には、ステップ407をスキップし
て、パターン・アクション辞書111内の全ての辞書パ
ターンについて認識対象パターンとの比較(一致度検
出)を行ったか否かをチェックする(ステップ40
8)。
【0047】もし、比較すべき辞書パターンが残ってい
るならば、ステップ404に戻って、パターン・アクシ
ョン辞書111から次の辞書パターンが1つ取り出さ
れ、上記した比較処理が行われる。
【0048】これに対し、パターン・アクション辞書1
11内の全ての辞書パターンについて認識対象パターン
との比較が行われたならば、その際のRの示すパターン
が認識されたパターンとして得られる(ステップ40
9)。
【0049】次に、このようにして認識されたパターン
から、そのパターンに対応するアクションを実行するた
めの処理について、図2に示したようなカード切り替え
ためのパターン(矢印パターン)が認識された場合を例
に、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0050】画像認識装置110は、マウス104aに
より指定された位置周辺のカード上の画像から図4に示
した手順でパターンを認識すると、その認識したパター
ンが図2に示した矢印(右矢印)パターン201、矢印
(左矢印)パターン202、または矢印(L字状の上矢
印)パターン203のいずれであるかを調べる(ステッ
プ501,502,503)。
【0051】もし、矢印(右矢印)パターン201また
は矢印(左矢印)パターン202の場合には、画像認識
装置110は、その認識パターンの近傍に、当該パター
ンと同じ色の数値が存在するか否か(と存在する場合に
はその数値)を周知の文字認識手法により調べる(ステ
ップ504または508)。この画像認識装置110の
文字認識結果は画像認識装置コントローラ112により
データベースコントローラ109に通知される。
【0052】データベースコントローラ109は、画像
認識装置コントローラ112から画像認識装置110の
文字認識結果を受けると、認識パターン近傍に数値が存
在するならば、文字認識された当該数値をカード切り替
え枚数Nに設定し(ステップ505または509)、存
在しないならば、固定値1をカード切り替え枚数Nに設
定する(ステップ506または510)。
【0053】次にデータベースコントローラ109は、
設定したNの値と現在表示中のカード(のファイル名)
をもとに、プレゼンテーションの対象となっているカー
ド群の目次データに従って、カードデータベース106
から現在表示中のカードよりN枚先のカードまたはN枚
前のカード(のイメージデータ)を取り出し、これをV
RAM102に書き込むことにより、当該カード(N枚
先のカードまたはN枚前のカード)を表示装置101に
切り替え表示する(ステップ507または511)ここ
で、目次データは、プレゼンテーション開始に際し、目
次カード(のイメージ)上に赤または黄色で書かれてい
るプレゼンテーション用のカードのファイル名またはタ
イトル名を示す文字列を画像認識装置110で文字認識
することにより生成されるもので、カードの並び順を例
えば認識された文字列を示すコード列の並びで示す。各
(文字列の)コード列には、そのコード列がファイル名
またはタイトル名のいずれであるかを示す情報が付され
ている。なお、タイトル名をファイル名に変換し、全て
ファイル名のコード列の並びに直しておいてもよい。
【0054】一方、画像認識装置110により矢印(L
字状の上矢印)パターン203が認識されて(ステップ
503)、その認識結果が画像認識装置コントローラ1
12によりデータベースコントローラ109に通知され
た場合には、(目次データに従って)カードデータベー
ス106から先頭のカード(のイメージデータ)が取り
出されたVRAM102に書き込まれ、当該先頭のカー
ドが表示装置101に表示される(ステップ512)。
【0055】以上により、例えば1枚のカード上に数値
の付かない矢印パターン201,202と、数値付きの
矢印パターン201,202を設定しておくことによ
り、当該カードの表示状態で、1つ先のまたは前のカー
ドに切り替えることも、数値分だけ先のまたは前のカー
ドに切り替えることも可能となる。なお、マウス104
aの左ボタンを1つ先のカードへの切り替え指定用に、
右ボタンを1つ前のカードへの切り替え指定用に用いる
ことも可能である。
【0056】次に、カード上へのイメージ埋め込み処理
について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、カードデータベース106からカード(カードイ
メージ)を取り出して表示装置101に表示する際に
は、そのカード(カードイメージ)がデータベースコン
トローラ109から画像認識装置コントローラ112に
転送され、画像認識装置110に渡される。
【0057】すると画像認識装置110は、画像認識装
置コントローラ112から渡されたカード(カードイメ
ージ)を対象に予め定められている色(例えば緑色)で
構成されている矩形領域を認識する(ステップ60
1)。次に画像認識装置110は、目的の矩形領域が認
識できたならば(ステップ602)、その矩形領域中に
予め定められた色(ここでは赤色または黄色)の文字列
が存在するか否かを調べると共に、存在するならばその
文字列を認識する(ステップ603)。この画像認識装
置110の文字列認識結果は矩形領域認識結果(矩形領
域の位置情報)と共に画像認識装置コントローラ112
によりデータベースコントローラ109に通知される。
【0058】データベースコントローラ109は、通知
された文字列認識結果をもとに、文字列の有無を判断し
(ステップ604)、文字列が存在する場合には、認識
された文字列が赤色ならば当該文字列をファイル名と
し、黄色ならばタイトル名として、その文字列に対応す
るイメージデータを素材データベース107から検索す
る(ステップ605)。
【0059】もし、イメージデータが検索できたならば
(ステップ606)、データベースコントローラ109
は、そのイメージデータを、通知された矩形領域認識結
果で示される矩形領域のサイズに適合する様に拡大また
は縮小して元のカードの当該矩形領域に埋め込み、VR
AM102に書き込む(ステップ607)。これにより
表示装置101には、予め定められた色の矩形領域に、
その矩形領域内に書かれていた文字列の示すイメージデ
ータが埋め込まれたカードが表示される。
【0060】以上に述べたカード上へのイメージ埋め込
みの具体例を図7に示す。図7において、カード701
のほぼ中央部には、緑色の矩形領域702が存在してお
り、その領域702内には赤色で“Fuji.bmp”というフ
ァイル名を示す文字列703が書かれているものとす
る。一方、素材データベース107には、“Fuji.bmp”
というファイル名のイメージデータ704が蓄えられて
いるものとする。
【0061】さて、上記のカード701が表示装置10
1への表示のためにカードデータベース106から取り
出された場合、“Fuji.bmp”というファイル名のイメー
ジデータ704が素材データベース107に登録されて
いることから、上記した図6のフローチャートに従うイ
メージ埋め込み処理により、素材データベース107か
ら当該イメージデータ704が取り出されて拡大または
縮小されて、イメージデータ705としてカード701
の緑の矩形領域702中に埋め込まれ、図7に示すよう
なカード706に変更される。表示装置101には、こ
のカード706が表示されることになる。
【0062】次に、カード上への音声アイコン生成処理
について、図8のフローチャートを参照して説明する。
この音声アイコン生成処理は、表示装置101に表示さ
れるカードを対象に、上記したイメージ埋め込み処理と
並行して(或いはイメージ埋め込み処理の前または後
で)行われるものとする。
【0063】画像認識装置110は、対象となるカード
(カードイメージ)中に、予め定められた色(ここでは
緑色または青色)の文字列が存在するか否かを調べると
共に、存在するならばその文字列を認識する(ステップ
801)。この画像認識装置110の文字列認識結果は
認識された文字列の位置情報と共に画像認識装置コント
ローラ112によりデータベースコントローラ109に
通知される。
【0064】データベースコントローラ109は、通知
された文字列認識結果をもとに、文字列の有無を判断し
(ステップ802)、文字列が存在する場合には、認識
された文字列が緑色ならば当該文字列をファイル名と
し、青色ならばタイトル名として、その文字列に対応す
る音響データを素材データベース107から検索する
(ステップ803)。
【0065】もし、音響データが検索できたならば(ス
テップ804)、データベースコントローラ109は、
通知された位置情報で示される文字列をカード上から消
去して、音声(音響出力)を意味する所定のアイコン
(音声アイコン)で置き換え、その置き換え後のカード
(カードイメージ)をVRAM102に書き込む(ステ
ップ805)。同時にデータベースコントローラ109
は、検索された音響データ(のファイル名)を当該音声
アイコンの位置情報と対応付けて図示せぬメモリに管理
保持する。
【0066】さて、上記ステップ805が実行される
と、音声アイコンが配置されたカードが表示装置101
に表示される。もし、この画面上で利用者がマウス10
4aで音声アイコンを位置指示すると、その位置の音声
アイコンが前記した矢印パターン201〜203の認識
の場合と同様にして画像認識装置110で認識され、以
下に述べるように、その音声アイコン(のパターン)に
対応するアクションが実行される。
【0067】まず、画像認識装置110での音声アイコ
ン認識結果は音声アイコンの位置情報と共に、画像認識
装置コントローラ112によりデータベースコントロー
ラ109に転送される。データベースコントローラ10
9は、画像認識装置コントローラ112から音声アイコ
ンの認識結果と位置情報を受け取ると、その位置情報
(の示す位置)が音響データ(のファイル名)と対応付
けて管理保持している音声アイコンの位置情報(の示す
範囲)に含まれているならば、当該音響データを素材デ
ータベース107から取り出してオーディオコントロー
ラ114に転送し、当該音響データに従う音響出力(音
響の再生出力)をスピーカ113から行わせる。
【0068】以上に述べたカード上への音声アイコン生
成の具体例を図9に示す。図9において、カード901
の中央部下方には、緑色で“semi.wav”というファイル
名を示す文字列902が書かれているものとする。一
方、素材データベース107には、“semi.wav”という
ファイル名の音響データ903が蓄えられているものと
する。
【0069】図9に示したカード901が表示のために
カードデータベース106から取り出された場合、“se
mi.wav”というファイル名の音響データ903が素材デ
ータベース107に登録されていることから、上記した
図8のフローチャートに従う音声アイコン生成処理によ
り、素材データベース107から当該音響データ903
が取り出されると共に、文字列902が図9に示したよ
うに(音響データ903と対応付けられる)音声アイコ
ン904に置き換えられたカード905に変更される。
【0070】なお、前記実施例では、プレゼンテーショ
ン実行時について説明したが、イメージ埋め込みと音声
アイコン生成については、プレゼンテーション実行前、
例えばカード登録(カード作成・登録)時にも応用可能
である。カード登録時のイメージ埋め込み処理または音
声アイコン生成処理がプレゼンテーション実行時と異な
る点は、カードデータベース106に蓄えられるカード
(カードイメージ)自体にイメージの埋め込みまたは音
声アイコンの生成が行われることである。特に、音声ア
イコン生成処理では、音響データ(のファイル名)と音
声アイコンの位置情報との対応関係を各カード毎に、例
えばカードデータベース106内に保持しておく必要が
ある。なお、プレゼンテーション実行前にイメージ埋め
込み処理と音声アイコン生成処理を行う場合には、プレ
ゼンテーション実行中におけるカード表示に際しての前
記したようなイメージ埋め込み処理と音声アイコン生成
処理は不要となる。
【0071】また、前記実施例では、カード上に埋め込
むべきイメージデータのファイル名(またはタイトル
名)、及び音声アイコンに置き換えることで音響再生に
用いる音響データのファイル名(またはタイトル名)を
(画像認識装置110により)認識させるために、その
各々について使用する色がシステムで予め定められてい
るものとしたが、使用するフォント(イタリック体、ゴ
チック体など)が予め定められているものであっても構
わない。また、色とフォントとを組み合わせても構わな
い。また、システムで固定的に定めておくのではなく、
利用者に予め定義させてもよく、更に、何も定義されな
い場合だけシステムで定めたものが適用されるようにし
てもよい。
【0072】この他、本発明は、リンクボタンの色とカ
ードの特定場所の色を対応させることにより、そのリン
クボタンが押されたときに対応する色のカードを表示す
ることも可能である。更に、動画像を前記したイメージ
と同様の方法でカード上に埋め込んだり、再生する音響
(音声)の音量をカード上に例えば数値で記述し、それ
を画像認識装置110で認識させることで、プレゼンテ
ーション実行時に、その音量で音響を再生することも可
能である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
レゼンテーションの画面を作成するための専用のオーサ
リング・ツールを使う必要はなく、通常の文字列や図形
を描くことのできる汎用のドローイング・ツールやペイ
ント・ツールを用いて作成した画面、或いはスキャナで
読み込んだ画面に対しても、リンクボタンやイメージの
埋め込みや音響の再生などが行えるプレゼンテーション
画面を容易に作成することができる。したがって、プレ
ゼンテーション画面を作成するために、専用ツールの特
別な操作法を学習する必要がなく、利用者の使い慣れた
ツールを用いて画面を作成するだけでよく、利用者の負
担を軽減する効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプレゼンテーション装
置のブロック構成図。
【図2】同実施例で適用されるカード上のパターン例を
示す図。
【図3】同実施例においてプレゼンテーションを行う場
合の動作を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施例においてカード上からパターン(リン
クボタンとしての矢印パターン)を認識する処理を説明
するためのフローチャート。
【図5】認識されたパターン(矢印パターン)をもと
に、そのパターンに対応するアクションを実行するため
の処理を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施例におけるカード上へのイメージ埋め込
み処理を説明するためのフローチャート。
【図7】カード上へのイメージ埋め込みの具体例を示す
図。
【図8】同実施例におけるカード上への音声アイコン生
成処理を説明するためのフローチャート。
【図9】カード上への音声アイコン生成の具体例を示す
図。
【図10】一般的なプレゼンテーションの画面例を示す
図。
【符号の説明】
101…表示装置、102…VRAM、103、ビデオ
コントローラ、104…入力装置、104a…マウス、
104b…キーボード、105…入力装置コントロー
ラ、106…カードデータベース(記憶手段、第1の記
憶手段)、107…素材データベース(第2の記憶手
段)、108…磁気ディスク装置、109…データベー
スコントローラ(処理手段)、110…画像認識装置、
111…パターン・アクション辞書、112…画像認識
装置コントローラ、113…スピーカ、114…オーデ
ィオコントローラ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の記憶手段と、 前記記憶手段に格納されているカードの表示等に用いら
    れる表示装置と、 前記カード上の画像を認識する画像認識手段と、 前記画像認識手段による認識結果に応じてプレゼンテー
    ションの実行または対応するカードイメージへのマルチ
    メディアデータの設定を行う処理手段とを具備すること
    を特徴とするプレゼンテーション装置。
  2. 【請求項2】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の記憶手段と、 前記記憶手段に格納されているカードの表示等に用いら
    れる表示装置と、 前記表示装置に表示されているカード上の任意箇所を位
    置指定するための位置指示手段と、 前記位置指示手段により指定されたカード上の位置を含
    む一定範囲の画像を認識する画像認識手段と、 前記画像認識手段によって予め定められたパターンの1
    つが認識された場合に、その認識されたパターンに対応
    して定められているプレゼンテーション用の処理を実行
    する処理手段とを具備することを特徴とするプレゼンテ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 前記プレゼンテーション用の処理が、前
    記表示装置に表示するカードの切り替えであることを特
    徴とする請求項2記載のプレゼンテーション装置。
  4. 【請求項4】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の記憶手段と、 前記記憶手段に格納されているカードの表示等に用いら
    れる表示装置と、 前記表示装置に表示されているカード上の任意箇所を位
    置指定するための位置指示手段と、 前記位置指示手段により指定されたカード上の位置を含
    む一定範囲の画像を認識する画像認識手段であって、予
    め定められたパターンの1つを認識した場合には、その
    パターンの近傍から数値を認識する画像認識手段と、 前記画像認識手段によって予め定められたパターンの1
    つが認識され、且つそのパターンの近傍から数値が認識
    された場合には、前記表示装置に表示するカードを、そ
    の数値分だけ先のまたは前のカードに切り替え、数値が
    認識されなかった場合には、1枚だけ先のまたは前のカ
    ードに切り替える処理手段とを具備することを特徴とす
    るプレゼンテーション装置。
  5. 【請求項5】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の記憶手段と、 前記記憶手段に格納されているカードの表示等に用いら
    れる表示装置と、 前記表示装置に表示されているカード上の任意箇所を位
    置指定するための位置指示手段と、 前記位置指示手段により指定されたカード上の位置を含
    む一定範囲の画像を認識する画像認識手段であって、予
    め定められた第1乃至第3のパターンのうちの第1また
    は第2のパターンを認識した場合には、そのパターンの
    近傍から数値を認識する画像認識手段と、 前記画像認識手段によって前記第1または第2のパター
    ンが認識され、且つそのパターンの近傍から数値が認識
    された場合には、前記表示装置に表示するカードを、そ
    の数値分だけ先のまたは前のカードに切り替え、数値が
    認識されなかった場合には、1枚だけ先のまたは前のカ
    ードに切り替え、前記第3のパターンが認識された場合
    には、先頭のカードに切り替える処理手段とを具備する
    ことを特徴とするプレゼンテーション装置。
  6. 【請求項6】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の第1の記憶手段と、 各種のイメージデータを当該イメージデータに固有の文
    字列に対応して格納しておくための第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に格納されているカードの表示等に
    用いられる表示装置と、前記表示装置への表示対象とな
    るカードから予め定められた形状の領域中の文字列を認
    識する画像認識手段と、 前記画像認識手段によって前記カードの予め定められた
    形状の領域中から文字列が認識された場合に、その文字
    列に対応するイメージデータを前記第2の記憶手段から
    取り出して前記領域に埋め込む処理手段とを具備するこ
    とを特徴とするプレゼンテーション装置。
  7. 【請求項7】 ビットマップイメージから構成されるプ
    レゼンテーション用のカードを複数枚格納しておくため
    の第1の記憶手段と、 各種の音響データを当該音響データに固有の文字列に対
    応して格納しておくための第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に格納されているカードの表示等に
    用いられる表示装置と、 前記表示装置に表示されているカード上の任意箇所を位
    置指定するための位置指示手段と、 音響データを再生出力する音響出力手段と、 前記表示装置への表示対象となるカードから予め定めら
    れた色及びまたはフォントの文字列を認識する画像認識
    手段と、 前記画像認識手段によって前記カードから前記予め定め
    られた色及びまたはフォントの文字列が認識された場合
    に、そのカード上の文字列を音声を表すアイコンで置き
    換えると共に、その文字列に対応する前記音響データを
    前記第2の記憶手段から取り出して当該アイコンの位置
    と対応付け、当該アイコンが配置された前記カードが前
    記表示装置で表示されている状態で、当該アイコンが前
    記位置指示手段により位置指定された場合には、当該ア
    イコンと対応付けられている前記音響データを前記第2
    の記憶手段から取り出して、その音響データを前記音響
    出力手段により再生出力させる処理手段とを具備するこ
    とを特徴とするプレゼンテーション装置。
JP7049651A 1995-03-09 1995-03-09 プレゼンテーション装置 Pending JPH08249484A (ja)

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