JPH08248123A - スイープ、レンジ遅延回路 - Google Patents
スイープ、レンジ遅延回路Info
- Publication number
- JPH08248123A JPH08248123A JP7079323A JP7932395A JPH08248123A JP H08248123 A JPH08248123 A JP H08248123A JP 7079323 A JP7079323 A JP 7079323A JP 7932395 A JP7932395 A JP 7932395A JP H08248123 A JPH08248123 A JP H08248123A
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- JP
- Japan
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- write
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で任意の遅延量が得られるスイー
プ遅延回路を提供することを目的とする。 【構成】 書き込みスイープアドレス生成部1と書き込
みレンジアドレス生成部4でスイープメモリ部8の書き
込みアドレスを生成し、読み出しスイープアドレス生成
部3と読み出しレンジアドレス生成部6でこの書き込み
アドレスからスイープ遅延量設定部2とレンジ遅延設定
部5で設定された遅延量を減算して読み出しスイープア
ドレスと読み出しレンジアドレスを求め、スイープメモ
リ部8の読み出しアドレスとしたので、所要のスイー
プ、レンジ遅延量が得られる。
プ遅延回路を提供することを目的とする。 【構成】 書き込みスイープアドレス生成部1と書き込
みレンジアドレス生成部4でスイープメモリ部8の書き
込みアドレスを生成し、読み出しスイープアドレス生成
部3と読み出しレンジアドレス生成部6でこの書き込み
アドレスからスイープ遅延量設定部2とレンジ遅延設定
部5で設定された遅延量を減算して読み出しスイープア
ドレスと読み出しレンジアドレスを求め、スイープメモ
リ部8の読み出しアドレスとしたので、所要のスイー
プ、レンジ遅延量が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーダ受信機における信
号処理などのビデオタイミング調整に係り、特にデータ
遅延回路に関するものである。
号処理などのビデオタイミング調整に係り、特にデータ
遅延回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遅延回路は、次の2通りの回路が
あった。第1は、図3に示すような遅延量を選択できる
ようにしたもので、スイープ遅延の数だけスイープメモ
リ用メモリLSIを用いて遅延させ、所要の遅延量を選
択するためのデータセレクタを用いるものであり、第2
は図4に示すような遅延量を固定したもので、データセ
レクタを省略したものである。図3と図4では、スイー
プメモリの構成を変えてあり、図3は構成全ビット単位
でメモリLSIを、図4は構成ビット単位でメモリLS
Iを用いている。
あった。第1は、図3に示すような遅延量を選択できる
ようにしたもので、スイープ遅延の数だけスイープメモ
リ用メモリLSIを用いて遅延させ、所要の遅延量を選
択するためのデータセレクタを用いるものであり、第2
は図4に示すような遅延量を固定したもので、データセ
レクタを省略したものである。図3と図4では、スイー
プメモリの構成を変えてあり、図3は構成全ビット単位
でメモリLSIを、図4は構成ビット単位でメモリLS
Iを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
遅延回路は遅延量に等しい数分のスイープメモリ用のメ
モリLSIを必要とするので、回路規模が大きくなると
いうこと、また任意の遅延量が設定できないことなどの
問題点があった。本発明は、上記課題を解決するため
に、スイープメモリのアドレスを書き込みアドレス、読
み出しアドレスの個別に設けることにより簡単な構成で
任意の遅延量が得られるスイープ遅延回路を提供するこ
とを目的とする。
遅延回路は遅延量に等しい数分のスイープメモリ用のメ
モリLSIを必要とするので、回路規模が大きくなると
いうこと、また任意の遅延量が設定できないことなどの
問題点があった。本発明は、上記課題を解決するため
に、スイープメモリのアドレスを書き込みアドレス、読
み出しアドレスの個別に設けることにより簡単な構成で
任意の遅延量が得られるスイープ遅延回路を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーダからの
スイープデータおよびレンジデータを記憶するスイープ
メモリ部と、このスイープメモリ部の書き込みアドレス
の一部を生成する書き込みスイープアドレス生成部と残
り全部を生成する書き込みレンジアドレス生成部と、ス
イープ遅延量を設定するスイープ遅延量設定部と、レン
ジ遅延量を設定するレンジ遅延量設定部と、前記スイー
プメモリ部の読み出しアドレスの一部を生成する前記書
き込みスイープアドレス生成部の出力である書き込みス
イープアドレスから前記スイープ遅延量設定部の出力で
あるスイープ遅延量を減算する読み出しスイープアドレ
ス生成部と、残り全部を生成する前記書き込みレンジア
ドレス生成部の出力である書き込みレンジアドレスから
前記レンジ遅延量設定部の出力であるレンジ遅延量を減
算する読み出しレンジアドレス生成部と、前記書き込み
アドレスとこの読み出しアドレスのいずれかを書き込み
/読み出しのタイミングに応じて所要のアドレスを出力
するアドレスマルチプレクサ部とを有するものである。
スイープデータおよびレンジデータを記憶するスイープ
メモリ部と、このスイープメモリ部の書き込みアドレス
の一部を生成する書き込みスイープアドレス生成部と残
り全部を生成する書き込みレンジアドレス生成部と、ス
イープ遅延量を設定するスイープ遅延量設定部と、レン
ジ遅延量を設定するレンジ遅延量設定部と、前記スイー
プメモリ部の読み出しアドレスの一部を生成する前記書
き込みスイープアドレス生成部の出力である書き込みス
イープアドレスから前記スイープ遅延量設定部の出力で
あるスイープ遅延量を減算する読み出しスイープアドレ
ス生成部と、残り全部を生成する前記書き込みレンジア
ドレス生成部の出力である書き込みレンジアドレスから
前記レンジ遅延量設定部の出力であるレンジ遅延量を減
算する読み出しレンジアドレス生成部と、前記書き込み
アドレスとこの読み出しアドレスのいずれかを書き込み
/読み出しのタイミングに応じて所要のアドレスを出力
するアドレスマルチプレクサ部とを有するものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、書き込みスイープアドレス生
成部1と書き込みレンジアドレス生成部4でスイープメ
モリ部8の書き込みアドレスを生成し、読み出しスイー
プアドレス生成部3と読み出しレンジアドレス生成部6
でこの書き込みアドレスからスイープ遅延量設定部2と
レンジ遅延設定部5で設定された遅延量を減算して読み
出しスイープアドレスと読み出しレンジアドレスを求
め、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとしたの
で、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られる。
成部1と書き込みレンジアドレス生成部4でスイープメ
モリ部8の書き込みアドレスを生成し、読み出しスイー
プアドレス生成部3と読み出しレンジアドレス生成部6
でこの書き込みアドレスからスイープ遅延量設定部2と
レンジ遅延設定部5で設定された遅延量を減算して読み
出しスイープアドレスと読み出しレンジアドレスを求
め、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとしたの
で、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すスイープ、レ
ンジ遅延回路のブロック図であり、図2は本回路のスイ
ープ遅延の例を示すタイミング図である。図1におい
て、8はスイープメモリ部、1はスイープメモリ部8の
書き込みアドレスの一部である書き込みスイープアドレ
スを生成する書き込みスイープアドレス生成部、2はス
イープメモリ部8の読み出しアドレスのオフセットを指
定してスイープ遅延量を設定するスイープ遅延量設定
部、3は書き込みスイープアドレスからスイープ遅延量
設定部2のデータを減算してスイープメモリ部8の読み
出しアドレスの一部である読み出しスイープアドレスを
生成する読み出しスイープアドレス生成部である。
ンジ遅延回路のブロック図であり、図2は本回路のスイ
ープ遅延の例を示すタイミング図である。図1におい
て、8はスイープメモリ部、1はスイープメモリ部8の
書き込みアドレスの一部である書き込みスイープアドレ
スを生成する書き込みスイープアドレス生成部、2はス
イープメモリ部8の読み出しアドレスのオフセットを指
定してスイープ遅延量を設定するスイープ遅延量設定
部、3は書き込みスイープアドレスからスイープ遅延量
設定部2のデータを減算してスイープメモリ部8の読み
出しアドレスの一部である読み出しスイープアドレスを
生成する読み出しスイープアドレス生成部である。
【0007】4はスイープメモリ部8の書き込みアドレ
スの残り全部である書き込みレンジアドレスを生成する
書き込みレンジアドレス生成部、5はスイープメモリ部
8の読み出しアドレスのオフセットを指定してレンジ遅
延量を設定するレンジ遅延量設定部、6は書き込みレン
ジアドレスからレンジ遅延量設定部5のデータを減算し
てスイープメモリ部8の読み出しアドレスの残り全部で
ある読み出しレンジアドレスを生成する読み出しレンジ
アドレス生成部、7は書き込み/読み出し信号によって
書き込みアドレス/読み出しアドレスを選択(書き込み
/読み出し信号が論理「1」の場合に書き込みアドレス
を、論理「0」の場合読み出しアドレスを選択)するア
ドレスマルチプレクサ部、9は入力データをラッチする
入力データレジスタ部、10はスイープメモリ8の読み
出しデータをラッチする出力データレジスタ部である。
図2において、D1は書き込みスイープアドレス、D2
は読み出しスイープアドレスである。
スの残り全部である書き込みレンジアドレスを生成する
書き込みレンジアドレス生成部、5はスイープメモリ部
8の読み出しアドレスのオフセットを指定してレンジ遅
延量を設定するレンジ遅延量設定部、6は書き込みレン
ジアドレスからレンジ遅延量設定部5のデータを減算し
てスイープメモリ部8の読み出しアドレスの残り全部で
ある読み出しレンジアドレスを生成する読み出しレンジ
アドレス生成部、7は書き込み/読み出し信号によって
書き込みアドレス/読み出しアドレスを選択(書き込み
/読み出し信号が論理「1」の場合に書き込みアドレス
を、論理「0」の場合読み出しアドレスを選択)するア
ドレスマルチプレクサ部、9は入力データをラッチする
入力データレジスタ部、10はスイープメモリ8の読み
出しデータをラッチする出力データレジスタ部である。
図2において、D1は書き込みスイープアドレス、D2
は読み出しスイープアドレスである。
【0008】次に、このようなスイープ、レンジ遅延回
路の動作について説明する。スイープメモリ部8への書
き込み/読み出しタイミングは従来と変わらないので本
発明を中心に説明する。スイープメモリ部8への書き込
みについて説明する。まず、図示しない外部から、レー
ダがスイープする度に、レーダトリガ信号が書き込みス
イープアドレス生成部1および書き込みレンジアドレス
生成部4に入力される。書き込みスイープアドレス生成
部1は、このレーダトリガ信号をカウントクロックとす
るリングカウンタを中心に構成され、レーダトリガ信号
が発生する度にカウントアップされ、カウント結果であ
る書き込みスイープアドレスは上位書き込みスイープア
ドレス用としてアドレスマルチプレクサ部7に、読み出
しスイープアドレス演算用として読み出しスイープアド
レス生成部3に出力される。
路の動作について説明する。スイープメモリ部8への書
き込み/読み出しタイミングは従来と変わらないので本
発明を中心に説明する。スイープメモリ部8への書き込
みについて説明する。まず、図示しない外部から、レー
ダがスイープする度に、レーダトリガ信号が書き込みス
イープアドレス生成部1および書き込みレンジアドレス
生成部4に入力される。書き込みスイープアドレス生成
部1は、このレーダトリガ信号をカウントクロックとす
るリングカウンタを中心に構成され、レーダトリガ信号
が発生する度にカウントアップされ、カウント結果であ
る書き込みスイープアドレスは上位書き込みスイープア
ドレス用としてアドレスマルチプレクサ部7に、読み出
しスイープアドレス演算用として読み出しスイープアド
レス生成部3に出力される。
【0009】書き込みレンジアドレス生成部4は、前記
レーダトリガ信号が発生する度にリセットされるフリー
ランのカウンタを中心に構成され、カウント結果である
書き込みレンジアドレスは下位書き込みスイープアドレ
ス用としてアドレスマルチプレクサ部7に、読み出しレ
ンジアドレス演算用として読み出しレンジアドレス生成
部6に出力される。このようにして得られた、書き込み
スイープアドレスと書き込みレンジアドレスは、前者を
上位、後者を下位として、スイープメモリ部8の書き込
みアドレスとして用いられる。書き込みタイミング時
は、図示しない外部からの書き込み/読み出し信号が論
理「1」となり、この書き込みアドレスが、アドレスマ
ルチプレクサ部7を介して、スイープメモリ部8のアド
レスとなり、入力データは入力データレジスタ9の出力
が有効になり、上位が書き込みスイープアドレス、下位
が書き込みレンジアドレスからなるアドレスのもとにス
イープメモリ部8に入力データが記憶される。この時、
出力データレジスタ10のラッチ動作は動作しない。
レーダトリガ信号が発生する度にリセットされるフリー
ランのカウンタを中心に構成され、カウント結果である
書き込みレンジアドレスは下位書き込みスイープアドレ
ス用としてアドレスマルチプレクサ部7に、読み出しレ
ンジアドレス演算用として読み出しレンジアドレス生成
部6に出力される。このようにして得られた、書き込み
スイープアドレスと書き込みレンジアドレスは、前者を
上位、後者を下位として、スイープメモリ部8の書き込
みアドレスとして用いられる。書き込みタイミング時
は、図示しない外部からの書き込み/読み出し信号が論
理「1」となり、この書き込みアドレスが、アドレスマ
ルチプレクサ部7を介して、スイープメモリ部8のアド
レスとなり、入力データは入力データレジスタ9の出力
が有効になり、上位が書き込みスイープアドレス、下位
が書き込みレンジアドレスからなるアドレスのもとにス
イープメモリ部8に入力データが記憶される。この時、
出力データレジスタ10のラッチ動作は動作しない。
【0010】次に、スイープメモリ部8からの読み出し
について説明する。スイッチなどで構成するスイープ遅
延量設定部2とレンジ遅延量設定部5の遅延量は予め所
要の遅延量に設定しておく。スイープ遅延量設定部2の
設定値と前記書き込みスイープアドレスは読み出しスイ
ープアドレス生成部3に入力され、レンジ遅延量設定部
5の設定値と前記書き込みレンジアドレスは読み出しレ
ンジアドレス生成部6に入力される。読み出しスイープ
アドレス生成部3では、前記書き込みスイープアドレス
から設定スイープ遅延量が減算され、減算結果である読
み出しスイープアドレスは読み出し上位スイープアドレ
スとしてアドレスマルチプレクサ7に出力される。読み
出しレンジアドレス生成部6では、前記書き込みレンジ
アドレスから設定レンジ遅延量が減算され、減算結果で
ある読み出しレンジアドレスは読み出し下位スイープア
ドレスとしてアドレスマルチプレクサ7に出力される。
このようにして得られた、読み出しスイープアドレスと
読み出しレンジアドレスは、前者を上位、後者を下位と
して、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとして用
いられる。
について説明する。スイッチなどで構成するスイープ遅
延量設定部2とレンジ遅延量設定部5の遅延量は予め所
要の遅延量に設定しておく。スイープ遅延量設定部2の
設定値と前記書き込みスイープアドレスは読み出しスイ
ープアドレス生成部3に入力され、レンジ遅延量設定部
5の設定値と前記書き込みレンジアドレスは読み出しレ
ンジアドレス生成部6に入力される。読み出しスイープ
アドレス生成部3では、前記書き込みスイープアドレス
から設定スイープ遅延量が減算され、減算結果である読
み出しスイープアドレスは読み出し上位スイープアドレ
スとしてアドレスマルチプレクサ7に出力される。読み
出しレンジアドレス生成部6では、前記書き込みレンジ
アドレスから設定レンジ遅延量が減算され、減算結果で
ある読み出しレンジアドレスは読み出し下位スイープア
ドレスとしてアドレスマルチプレクサ7に出力される。
このようにして得られた、読み出しスイープアドレスと
読み出しレンジアドレスは、前者を上位、後者を下位と
して、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとして用
いられる。
【0011】読み出しタイミング時は、前記書き込み/
読み出し信号が論理「0」となり、この読み出しアドレ
スが、アドレスマルチプレクサ部7を介して、スイープ
メモリ部8のアドレスとなるので、上位が読み出しスイ
ープアドレス、下位が読み出しレンジアドレスからなる
アドレスをもとにスイープメモリ部8からデータが読み
出され、出力データレジスタ10に順次ラッチされ出力
データとして外部に出力される。この時、データの衝突
を避けるために、入力データレジスタ9の出力はハイイ
ンピーダンスとなる。
読み出し信号が論理「0」となり、この読み出しアドレ
スが、アドレスマルチプレクサ部7を介して、スイープ
メモリ部8のアドレスとなるので、上位が読み出しスイ
ープアドレス、下位が読み出しレンジアドレスからなる
アドレスをもとにスイープメモリ部8からデータが読み
出され、出力データレジスタ10に順次ラッチされ出力
データとして外部に出力される。この時、データの衝突
を避けるために、入力データレジスタ9の出力はハイイ
ンピーダンスとなる。
【0012】この様子を図2のスイープ遅延の例を用い
て説明する。図2では、スイープ遅延量設定部2で遅延
量を「3」に設定している。書き込みスイープアドレス
D1はレーダトリガ信号発生の度に図示のようにカウン
トアップするので、設定スイープ遅延量「3」を減算し
て得られる読み出しスイープアドレスD2は、図示のよ
うに常に、「3」だけ小さい値となり、3スイープ分遅
延させることができる。以上説明したように、スイープ
メモリの読み出しアドレスは書き込みアドレスと比較し
て遅延量設定部で設定した遅延量分だけ小さい値となる
ので、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られる。従っ
て、図3、図4の例と比べると遅延量に応じた数分のス
イープメモリ用メモリLSIを必要としないので、部品
点数も少なく簡単な構成でスイープ、レンジ遅延回路を
実現できる。
て説明する。図2では、スイープ遅延量設定部2で遅延
量を「3」に設定している。書き込みスイープアドレス
D1はレーダトリガ信号発生の度に図示のようにカウン
トアップするので、設定スイープ遅延量「3」を減算し
て得られる読み出しスイープアドレスD2は、図示のよ
うに常に、「3」だけ小さい値となり、3スイープ分遅
延させることができる。以上説明したように、スイープ
メモリの読み出しアドレスは書き込みアドレスと比較し
て遅延量設定部で設定した遅延量分だけ小さい値となる
ので、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られる。従っ
て、図3、図4の例と比べると遅延量に応じた数分のス
イープメモリ用メモリLSIを必要としないので、部品
点数も少なく簡単な構成でスイープ、レンジ遅延回路を
実現できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、書き込みスイープアド
レス生成部1と書き込みレンジアドレス生成部4でスイ
ープメモリ部8の書き込みアドレスを生成し、読み出し
スイープアドレス生成部3と読み出しレンジアドレス生
成部6でこの書き込みアドレスからスイープ遅延量設定
部2とレンジ遅延設定部5で設定された遅延量を減算し
て読み出しスイープアドレスと読み出しレンジアドレス
を求め、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとした
ので、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られるので、
小規模な構成でスイープ、レンジ遅延を実現でき、コス
ト低減を図ることができる。また、小規模なため、部品
点数が少なくなり、信頼性を向上させることができる。
レス生成部1と書き込みレンジアドレス生成部4でスイ
ープメモリ部8の書き込みアドレスを生成し、読み出し
スイープアドレス生成部3と読み出しレンジアドレス生
成部6でこの書き込みアドレスからスイープ遅延量設定
部2とレンジ遅延設定部5で設定された遅延量を減算し
て読み出しスイープアドレスと読み出しレンジアドレス
を求め、スイープメモリ部8の読み出しアドレスとした
ので、所要のスイープ、レンジ遅延量が得られるので、
小規模な構成でスイープ、レンジ遅延を実現でき、コス
ト低減を図ることができる。また、小規模なため、部品
点数が少なくなり、信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明の1実施例を示すスイープ、レンジ遅延
回路のブロック図である。
回路のブロック図である。
【図2】図1のスイープ、レンジ遅延回路の動作を説明
するためのタイミング図である。
するためのタイミング図である。
【図3】従来の1つのスイープ、レンジ遅延回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】従来のもう1つのスイープ、レンジ遅延回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
1 書き込みスイープアドレス生成部 2 スイープ遅延量設定部 3 読み出しスイープアドレス生成部 4 書き込みレンジアドレス生成部 5 レンジ遅延量設定部 6 読み出しレンジアドレス生成部 7 アドレスマルチプレクサ部 8 スイープメモリ部 9 入力データレジスタ部 10 出力データレジスタ部
Claims (1)
- 【請求項1】 レーダからのスイープデータおよびレン
ジデータを記憶するスイープメモリ部と、 このスイープメモリ部の書き込みアドレスの一部を生成
する書き込みスイープアドレス生成部と残り全部を生成
する書き込みレンジアドレス生成部と、 スイープ遅延量を設定するスイープ遅延量設定部と、 レンジ遅延量を設定するレンジ遅延量設定部と、 前記スイープメモリ部の読み出しアドレスの一部を生成
する前記書き込みスイープアドレス生成部の出力である
書き込みスイープアドレスから前記スイープ遅延量設定
部の出力であるスイープ遅延量を減算する読み出しスイ
ープアドレス生成部と、残り全部を生成する前記書き込
みレンジアドレス生成部の出力である書き込みレンジア
ドレスから前記レンジ遅延量設定部の出力であるレンジ
遅延量を減算する読み出しレンジアドレス生成部と、 前記書き込みアドレスとこの読み出しアドレスのいずれ
かを書き込み/読み出しのタイミングに応じて所要のア
ドレスを出力するアドレスマルチプレクサ部とを有する
ことを特徴とするスイープ、レンジ遅延回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079323A JPH08248123A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | スイープ、レンジ遅延回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079323A JPH08248123A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | スイープ、レンジ遅延回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08248123A true JPH08248123A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13686681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7079323A Pending JPH08248123A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | スイープ、レンジ遅延回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08248123A (ja) |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7079323A patent/JPH08248123A/ja active Pending
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