JPH08248056A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH08248056A
JPH08248056A JP4828695A JP4828695A JPH08248056A JP H08248056 A JPH08248056 A JP H08248056A JP 4828695 A JP4828695 A JP 4828695A JP 4828695 A JP4828695 A JP 4828695A JP H08248056 A JPH08248056 A JP H08248056A
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JP
Japan
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magnetoresistive elements
rotation
magnetic
sensor
rotating body
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JP4828695A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Saito
竜一 齊藤
Minoru Watabe
稔 渡部
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のMRセンサをそのまま使用しつつ該M
Rセンサの感度を上げ、正転・逆転の判定および回転計
量の精度の高い回転検出装置を提供する。 【構成】 2個の磁気抵抗素子51a,51bは、各磁
気抵抗素子の出力が最大となる感磁方向1a,1bのな
す角度が略135°に配置され、各磁気抵抗素子の各感
磁点2a,2bと回転体62の回転軸Pとがなす距離が
等距離に配置されている。このように構成することによ
り、各磁気抵抗素子の出力信号に基づくパルス波形の位
相が45°ズレて位相重なりを起すおそれがなくなり、
また、磁極と各感磁点とのなす距離が短く且つ等しいの
で、各磁気抵抗素子が検出する磁界の強さは略等しくな
り、正確なパルス信号を生成することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転検出装置に関し、
特に電子式水道メータ等の回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子式水道メータの1タイプとし
て、N極とS極を1対着磁してなる1個の永久磁石を埋
め込んだ羽根車と、該羽根車の回転を感知する2個の磁
気抵抗素子(以下、MRセンサと記す)とを備え、羽根
車の正転および逆転を検出するようにした回転検出装置
を備えたものがあ。ここに、MRセンサとは、異方性M
R素子(Anisotropic-MR element)をIC回路と一体化
した構造の超小型センサをいう。
【0003】次に、従来の電子式水道メータの構成およ
び動作について図面に基づいて説明する。
【0004】先ず、電子式水道メータの構成を説明す
る。
【0005】図6は従来の電子式水道メータの縦断面図
であり、図7(A),(B)はMRセンサ等の配置を示
す斜視図および平面図である。
【0006】図6に示すように、従来の電子式水道メー
タは、次に詳述するMRセンサ51を備えた回転検出部
52と、演算装置53および表示装置54を備えた基板
55a,基板55b等を備えている。回転検出部52,
基板55a,55b等は、ブラケット56で位置決めさ
れた状態で密閉容器57内に収納され、その周囲を遮水
ケース58とフレーム59とにより接合して覆われ、更
にモールドカバー60,開閉カバー61等により覆われ
ている。
【0007】図中下方の羽根車63には1個の永久磁石
62が搭載され、該羽根車63は、外ケース64に配置
された回転軸65と、前記遮水ケース58下部に形成さ
れた軸穴66とをガイドとして回転可能にされている。
【0008】また、図7(A),(B)に示すように、
前記回転検出部52は、直方体状の外形をなす第1,第
2MRセンサ51a,51bの感磁方向(MRセンサの
出力が最大となる方向)の交点が角度67(135°)
をなすように位置配置され、しかも、前記感磁方向の交
点は羽根車63の回転による永久磁石62の回転中心軸
Pと一致されている。
【0009】次に、電子式水道メータの動作を図7乃至
図9に基づいて説明する。
【0010】図8(A)に示すように、羽根車63の回
転により第1,第2MRセンサ51a,51bからはそ
れぞれ前記回転に対応したサインカーブ信号が出力され
る。この出力の絶対値をとり、所定のスレショールドレ
ベルSLで波形整形すると第1,第2MRセンサ51
a,51bに対応したパルス出力は、それぞれ図8
(B)に示すように、デューティ比が1:1のパルス波
形になる。
【0011】そして、第1MRセンサ51aと第2MR
センサ51bに対応したパルス波形は、各MRセンサの
配置角度が135°であるので、図9(A),(B)に
示すように、位相が45°ズレる。従って、羽根車63
の回転方向(正転・逆転)に応じてパルス波形の
“1”,“0”は、図9(C),(D)に示すようにな
る。よって、図9(C),(D)に基づいて羽根車63
の正転・逆転を判別することが可能となり、また、電子
式水道メータ内部の演算装置において実際に流れた水量
を演算し、その水量を表示装置に積算表示させている。
【0012】ところで、MRセンサの検出精度が高い場
合(理想的な場合)には、図10の実線で示すように、
サインカーブの出力レベルが高くなり、スレショールド
レベルSLで波形整形した場合には、前述の如くデュー
ティ比が1:1になる。逆にMRセンサの検出精度が低
い場合には、図10に点線で示すように、サインカーブ
の出力レベルは低くなり、デューティ比が低くなる。デ
ューティ比が極端に低くなると、前記図9(C),
(D)に示した“1”,“0”が不正確となり、正確な
羽根車の正逆転判別が不可能となる。
【0013】かかる羽根車の回転方向の判別精度を上げ
る手段として、永久磁石の磁界強度を上げる手段が考え
られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
永久磁石の磁界強度を上げる手段は、永久磁石の容量,
着磁バラツキ,コスト(材料を高級なものにする)の面
で限界がある。
【0015】また、MRセンサの感度はほぼ磁気抵抗の
特性で決まるため、感度を上げると消費電流が増えてし
まい、電池で駆動するシステムでは実用化することが極
めて困難である。
【0016】また、永久磁石62の回転中心軸Pの近傍
は磁界強度が強いので、MRセンサを回転中心軸Pに近
付けるほどMRセンサの感度は高くなる。しかし、MR
センサの配置位置は、MRセンサの感磁点位置と外形形
状とにより制限され、前述の配置位置(図6および図
7)では、永久磁石62の回転中心軸PとMRセンサの
距離をこれ以上は近付けることができなかった。
【0017】そこで、本発明の目的は、従来のMRセン
サをそのまま使用しつつ該MRセンサの感度を上げ、正
転・逆転の判定および回転計量の精度の高い回転検出装
置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、回転軸を対象軸として配置
された1対の磁極を有する回転体と、該回転体の発生磁
力を検知する2個の磁気抵抗素子とを備えた回転検出装
置において、前記2個の磁気抵抗素子は、それぞれの磁
気抵抗素子の出力が最大となる各感磁方向のなす角度が
略135°になされると共に、前記2個の磁気抵抗素子
の各感磁点と前記回転軸とがなす距離が等距離になされ
たことを特徴とする。
【0019】また、請求項2記載の発明は、前記2個の
磁気抵抗素子の各感磁点を結ぶ直線上の中央点が、前記
回転体の回転軸と同一に配置されたことを特徴とする。
【0020】また、請求項3記載の発明は、前記2個の
磁気抵抗素子の感磁方向の先端側面と各感磁点とが所定
の距離を有し、一方の磁気抵抗素子の先端側面が第1基
準線に一致されると共に感磁方向が前記第1基準線に直
交する第2基準線に前記所定の距離を保って平行に配置
され、他方の磁気抵抗素子の感磁点が前記第2基準線上
に位置し、各感磁方向のなす角度が略135°を保つと
共に先端角部が前記第1基準線上に位置するように配置
されたことを特徴とする。
【0021】また、請求項4記載の発明は、回転軸を対
象軸として配置された1対の磁極を有する回転体と、該
回転体の発生磁力を検知する2個の磁気抵抗素子とを備
えた回転検出装置において、該回転検出装置は、前記回
転体に対向配置され、前記2個の磁気抵抗素子が取り付
けられたプリント基板を支持する略カップ状の支持部材
を備え、該支持部材の底面には、前記2個の磁気抵抗素
子が嵌入されるための、長手方向の中心線が略135°
になされたV字状溝孔が形成されたことを特徴とする。
【0022】また、請求項5記載の発明は、前記支持部
材は、取り付けられたプリント基板を固定する固定部材
を備えたことを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記2個の磁気
抵抗素子は、それぞれの磁気抵抗素子の出力が最大とな
る各感磁方向のなす角度が略135°になされると共
に、前記2個の磁気抵抗素子の各感磁点と前記回転軸と
がなす距離が等距離にして配置されている。従って、図
9(A),(B)に示すように、各磁気抵抗素子の出力
信号に基づくパルス波形の位相が45°ズレて位相重な
りを起すおそれがなく、また、磁極と各感磁点とのなす
距離が等しいので、各磁気抵抗素子が検出する磁界の強
さは略等しくなり、正確なパルス信号を生成することが
可能となる。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、図1
(B)に示すような各磁気抵抗素子の配置で、位相重な
りを起すおそれがなく、また、各磁気抵抗素子が検出す
る磁界の強さは略等しくすることができる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、図4
(B)に示すような各磁気抵抗素子の配置で、位相重な
りを起すおそれがなく、また、各磁気抵抗素子が検出す
る磁界の強さは略等しくすることができる。
【0026】また、請求項4記載の発明によれば、略カ
ップ状の支持部材は回転体に対向配置され、各磁気抵抗
素子が取り付けられたプリント基板が支持される。前記
支持部材の底面には、プリント基板に搭載された各磁気
抵抗素子のパッケージが嵌入され、パッケージは中心線
が略135°になされたV字状溝孔に嵌入される。従っ
て、各磁気抵抗素子は強制的に略135°の角度に固定
され、回転体上の磁極に対しては正確な角度をもって対
向される。
【0027】また、請求項5記載の発明によれば、固定
部材は、支持部材に取り付けられたプリント基板を固定
する。
【0028】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0029】先ず、以下に説明する実施例で使用される
MRセンサについて図5を参照しつつ説明する。このM
Rセンサは、日本電気製のMRSM75Aである。
【0030】図5に示すように、MRセンサ51は、プ
ラスチックによりパッケージされ、図5(B)の正面図
に示すように、正面形状が略長方形をなし、下方に3本
のリード端子が配設されている。そして、上部側には感
磁点2が配置され、該感磁点2を通過する中心軸方向が
感磁方向1である。ここに、感磁方向とは、MRセンサ
の出力が最大となる方向をいう。
【0031】また、図5(A)の平面図に示すように、
パッケージは上下の台形の第1,第2パッケージD1 ,
D2 を接合して形成されている。第1パッケージD1 の
左右側面にはテーパ51cが形成されている。
【0032】次に、各実施例を説明する。
【0033】(1)第1実施例 本実施例の全体構成は従来例(図6参照)と同一である
ので、全体構成の図示および説明を省略し、相違点のみ
を説明する。なお、既に説明した部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
【0034】図1(A),(B)に示すように、羽根車
63(図6参照)上にはN極62aとS極62bとが1
対着磁された永久磁石62が配置され、前記羽根車63
は従来例と同様に外ケース64に設けられた回転軸65
と、遮水ケース58下部に形成された軸穴66をガイド
として回転可能に構成されている。
【0035】回転検出装置52Aは、次のように構成さ
れている。
【0036】即ち、羽根車63の上方には第1,第2M
Rセンサ51a,51bが配置され、第1,第2MRセ
ンサ51a,51bの底面は同一平面上に配置され、且
つ該平面は羽根車63の上面に平行に配置されている。
更に、第1,第2MRセンサ51a,51bの第1,第
2感磁方向1a,1bがなす角度67が135°に配置
されると共に、第1,第2感磁中心2a,2bを結ぶ線
分の中央点3が永久磁石62の回転中心軸Pと一致する
位置に配置されている。
【0037】また、図2(A),(B)に示すように、
ブラケット56(図5参照)の下部には基板55bが配
置され、該基板55bの下面には第1,第2MRセンサ
51a,51bが実装されている。そして、ブラケット
56の側面には基板55bを固定するための2個の爪1
1が内側に向けて突設形成されると共に、ブラケット5
6の底面には第1,第2MRセンサ51a,51bを位
置決め固定するためのV溝12が形成されている。該V
溝12の断面は、第1,第2MRセンサ51a,51b
の外形のテーパ部51cと同じテーパ形状12aに形成
されている。
【0038】次に、本実施例の作用を、従来例と比較し
つつ説明する。
【0039】従来例の場合は、図7(B)において、回
転中心軸Pと第1,第2感磁中心2a,2bとがそれぞ
れなす距離La1 とLb1 とは、MRセンサの外形先端
に対し、感磁中心を通り感磁方向の距離を「A」、MR
センサの側面先端と感磁方向とがなす距離を「B」とす
ると、次のように表される。
【0040】 La1 =Lb1 =A+B・tan(θ/2) これに対して本実施例の場合は、図1(B)において、
回転中心軸Pと第1,第2感磁中心2a,2bとがそれ
ぞれなす距離La2 とLb2 とは、次のように表され
る。
【0041】
【数1】 La2 =Lb2 =(Acosθ+Bsinθ+A)/2 従来例および本実施例における回転軸中心と感磁中心と
の距離の比率をとると、次式のようになる。
【0042】 [従来例の距離]÷[本実施例の距離]
【数2】 =[A+B・tan(θ/2)]÷[(Acosθ+Bsinθ+A)/2] =cos2 (θ/2) =cos2 (45/2)→約0.85 従って、従来例をLa1 =Lb1 =10とした場合に
は、本実施例ではLa2=Lb2 =約8.5となり、約
15%回転軸Pに近付くことになる。
【0043】よって、本実施例によれば従来例より距離
が約15%近くなり、磁界の強さは距離の2乗に反比例
するので、約38%[=1÷(0.85)2 ]強くな
る。
【0044】また、図2(A),(B)および図3に示
すように、ブラケット56に対し、第1,第2MRセン
サ51a,51bのリード線を半田付けした基板55b
を挿入すると、両側の爪11が基板上面55cに引っ掛
かり、基板55bがブラケット56に固定される。
【0045】しかも、基板55bの挿入と同時に、MR
センサのテーパ形状部51cにより該MRセンサが位置
規制されながらV溝12に係合される形で組み立てら
れ、組立てによる位置ズレを防止することができる。
【0046】また、爪11で位置決め固定された基板5
5bとテーパ形状部12aとにより、MRセンサ51
a,51bの曲りや浮きに対する位置規制もされる。従
って、組立てによる位置誤差もなく、回転検出装置とし
て安定した計量ができる。
【0047】また、正転・逆転判定に必要な位相ズレに
関しても前述の如く感磁方向1a,1bがなす角度は従
来例と同一の135°のままであり、MRセンサ51
a,51bの感磁感度が上がったぶんだけ、より高感度
になり、正確な正転・逆転の判定が可能となる。
【0048】(2)第2実施例 図4(A),(B)は、第2実施例の要部を示す図であ
る。
【0049】図4(A),(B)に示すように、第2M
Rセンサ51bについては、該センサ51bの外形先端
側面を回転中心軸Pを通る直線Yに一致させ、この直線
Yに直交する直線Xに対して該センサ51bの第2感磁
中心2bが距離「A」だけ離れるように配置する。
【0050】また、第1MRセンサ51aについては、
該センサ51aの第1感磁中心2aを直線X上におき、
且つ、第1感磁方向1aが第2感磁方向1bに対して1
35°をなし、該センサ51aの先端の右角が直線Y上
で回転中心軸Pよりやや下がった位置(次に説明する位
置)に配置する。このように配置すると、回転中心軸P
に対し第1,第2感磁中心2a,2bをそれぞれ結んだ
線分の長さ(距離)13aと13bにおける、第1,第
2感磁中心2a,2bを通り感磁方向1a,1bとそれ
ぞれ直交する方向の成分の比率が、1:1となる。即
ち、図4(B)において、長さ13bx:長さ13by
=長さ13ax:長さ13ay=1:1となる。
【0051】この場合、第1感磁中心2aと回転中心軸
Pとの距離13bはやや広がるが、第2感磁中心2bと
回転中心軸Pとの距離13aは従来例より近付けること
ができ、感磁感度を上げることができる。また、長さ1
3aと長さ13bにおける、第1,第2感磁中心2a,
2bを通り感磁方向1a,1bとそれぞれ直交する方向
の成分の比率が1:1なので、羽根車63の回転により
生じる回転磁界の変化に対する感度は同一となり、第
1,第2MRセンサ51a,51bが検出した信号に基
づくパルス信号(図9(A),(B)参照)の位相が重
なることがない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転軸を対象軸として配置された1対の磁極を有する回転
体と、該回転体の発生磁力を検知する2個の磁気抵抗素
子とを備えた回転検出装置において、前記2個の磁気抵
抗素子は、それぞれの磁気抵抗素子の出力が最大となる
各感磁方向のなす角度が略135°になされると共に、
前記2個の磁気抵抗素子の各感磁点と前記回転軸とがな
す距離が等距離になされているので、感磁点が回転軸に
より近くなり、磁気抵抗素子の感磁感度が上がり、磁界
強度がやや少ない場合でも正確な計量が可能となる。ま
た、感磁方向がなす角度が略135°なので、正・逆判
定に必要な位相ズレも正確に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す図であって、
(A)はMRセンサの配置を示す斜視図、(B)はMR
センサの配置を示す平面図である。
【図2】同第1実施例の他の要部を示す図であって、
(A)は回転検出部の分解斜視図、(B)はB−B線に
沿う断面図である。
【図3】同第1実施例の他の要部の組立状態を示す斜視
図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部を示す図であって、
(A)はMRセンサの配置を示す斜視図、(B)はMR
センサの配置を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例に使用するMRセンサを示す外
観図である。
【図6】従来例の全体断面図である。
【図7】従来例を示す図であって、(A)はMRセンサ
の配置を示す斜視図、(B)はMRセンサの配置を示す
平面図である。
【図8】(A)はMRセンサの出力波形図であり、
(B)は(A)に示す出力波形図に基づいて生成したパ
ルス波形図である。
【図9】(A)は第1MRセンサに対応したパルス波形
図であり、(B)は第2MRセンサに対応したパルス波
形図であり、(C)は羽根車の正転時の“1”,“0”
値であり、(D)は羽根車の逆転時の“1”,“0”値
である。
【図10】MRセンサの出力波形が低レベルになった場
合に対応したパルス波形を説明する図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 感磁方向 2,2a,2b 感磁中心 3 線分の中央点 11 爪 12 V溝 51a 第1MRセンサ(磁気抵抗素子) 51b 第2MRセンサ(磁気抵抗素子) 55a 第1基板 55b 第2基板 56 ブラケット 62 永久磁石 63 羽根車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を対象軸として配置された1対の
    磁極を有する回転体と、該回転体の発生磁力を検知する
    2個の磁気抵抗素子とを備えた回転検出装置において、 前記2個の磁気抵抗素子は、それぞれの磁気抵抗素子の
    出力が最大となる各感磁方向のなす角度が略135°に
    なされると共に、前記2個の磁気抵抗素子の各感磁点と
    前記回転軸とがなす距離が等距離になされたことを特徴
    とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】 前記2個の磁気抵抗素子の各感磁点を結
    ぶ直線上の中央点が、前記回転体の回転軸と同一に配置
    されたことを特徴とする請求項1記載の回転検出装置。
  3. 【請求項3】 前記2個の磁気抵抗素子の感磁方向の先
    端側面と各感磁点とが所定の距離を有し、一方の磁気抵
    抗素子の先端側面が第1基準線に一致されると共に感磁
    方向が前記第1基準線に直交する第2基準線に前記所定
    の距離を保って平行に配置され、他方の磁気抵抗素子の
    感磁点が前記第2基準線上に位置し、各感磁方向のなす
    角度が略135°を保つと共に先端角部が前記第1基準
    線上に位置するように配置されたことを特徴とする請求
    項1記載の回転検出装置。
  4. 【請求項4】 回転軸を対象軸として配置された1対の
    磁極を有する回転体と、該回転体の発生磁力を検知する
    2個の磁気抵抗素子とを備えた回転検出装置において、 該回転検出装置は、前記回転体に対向配置され、前記2
    個の磁気抵抗素子が取り付けられたプリント基板を支持
    する略カップ状の支持部材を備え、 該支持部材の底面には、前記2個の磁気抵抗素子が嵌入
    されるための、長手方向の中心線が略135°になされ
    たV字状溝孔が形成されたことを特徴とする回転検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材は、取り付けられたプリン
    ト基板を固定する固定部材を備えたことを特徴とする請
    求項4記載の回転検出装置。
JP4828695A 1995-03-08 1995-03-08 回転検出装置 Pending JPH08248056A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506337A (ja) * 2005-08-27 2009-02-12 ヴァレオ システム デシュヤージュ 車両のための電動補助駆動装置
US9310448B2 (en) 2013-03-22 2016-04-12 Seiko Epson Corporation Detection circuit, semiconductor integrated circuit device, magnetic field rotation angle detection device, and electronic device

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