JPH08247184A - 変速機ブレーキバンド及びその製造方法 - Google Patents

変速機ブレーキバンド及びその製造方法

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JPH08247184A
JPH08247184A JP7301052A JP30105295A JPH08247184A JP H08247184 A JPH08247184 A JP H08247184A JP 7301052 A JP7301052 A JP 7301052A JP 30105295 A JP30105295 A JP 30105295A JP H08247184 A JPH08247184 A JP H08247184A
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JP
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strap
band
bracket
transmission
reaction
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JP7301052A
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Darrel G Richardson
ダレル・ジー・リチャードソン
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BorgWarner Inc
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Borg Warner Automotive Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D69/02Composition of linings ; Methods of manufacturing
    • F16D69/027Compositions based on metals or inorganic oxides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/002Combination of different friction materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D49/00Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like
    • F16D49/02Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like shaped as a helical band or coil with more than one turn, with or without intensification of the braking force by the tension of the band or contracting member

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率が良く、動作が簡単で、製造が容易なブ
レーキ又はクラッチバンドを提供する。 【解決手段】 自動変速機に使用するためのブレーキバ
ンド10は単一の湾曲したストラップ12から形成され
る。作用ブラケット16は一端に一体的に成形されかつ
反作用ブラケット17は反対端に一体的に成形される。
適当な摩擦ライニング材料がバンドの内側表面に固定さ
れる。湾曲したストラップは鉄基合金を鋳造することに
より又は粉末金属焼結処理工程を使用することにより成
形される。有用な材料は、モリブデン、バナジュウム及
びニッケルを含む鉄をベースとした材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動変速機
に使用される変速機ブレーキバンドに関する。バンドは
一つ又はそれ以上のドラムを包囲し、適当な液圧制御の
下で変速を行いかつ(また)変速機からの出力軸又は駆
動軸の回転方向を制御する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータ式の通常の車両用の自
動変速機において、駆動軸はトルクコンバータから変速
機ハウジング内に伸び、かつ一つ又はそれ以上のクラッ
チドラムを有するユニットに連動され、そのクラッチド
ラムの回りに一重巻き又は二重巻きブレーキバンドが巻
かれている。トルクの要求に応じて、種々の形式のバン
ドが、低負荷/トルク惰行又はオーバードライブ状態に
おいて利用されている。変速を行いまた変速機から車両
の駆動輪用の差動装置までの出力軸又は駆動軸の回転方
向を制御する(適当な液圧制御の下で)ことがブレーキ
バンドの機能である。
【0003】一重巻き式の現在製造されているブレーキ
バンドは、自由端を有する鋼板又は同様の材料のストリ
ップすなわち板材からつくられている。ストリップの各
端部はブラケットを形成し、そのブラケットは別個の、
比較的厚い鍛造品、鋳造品又は打ち抜き品からつくられ
ている。バンドの端部部品は、スポット溶接、リベット
付け又は同様な手段によってストリップ材料に適当に固
定されている。各ブレーキバンドの第1の端部は、作用
ピストンを受けるための作動又は作用ブラケット又は端
部を限定している。各ブレーキバンドの第2の端部は、
変速機の反作用部材に連動されている反作用ブラケット
又は反作用端部を限定する。
【0004】ブレーキバンドを製造する方法は、多くの
異なった処理工程を含み、その処理工程は、金属板を打
ち抜くことによって金属ストラップすなわち金属の帯状
体を形成すること、金属ストラップを成形してブラケッ
ト部材を提供すること、及びリベットその他の固定方法
によって端部部品をブレーキバンドに固定することを含
んでいる。ブラケットをバンドの端部に溶接し或いはリ
ベット付けすることにより、このようなバンドを製造す
るための製造コストが増加している。
【0005】これらの追加の工程の各々は、ブレーキバ
ンド自信の製造中にバンドに応力を発生させる。製造さ
れたバンドは、しばしば、バンドの高負荷部分又は高疲
労部分に弱い区域がある。
【0006】更に、バンドは苛酷な環境で使用されかつ
今日の自動変速機では高いトルク、高い負荷応力を受け
る。ますます、ブラケットは早期に破損してバンドの破
損を招きかつ変速機の寿命を制限している。
【0007】バンドの早期の破損の可能性を克服するた
めに、本発明は、ブレーキバンドの強度が増加されかつ
応力が減少されてバンドの破損が減少されるようなブレ
ーキバンドの新規な製造方法に関係する。
【0008】過去においては種々の目的のために品物の
鋳造及び(又は)焼結が使用されてきた。しかしなが
ら、本発明者が知っている限りでは、自動変速機のバン
ドをつくるときの特定の問題、すなわち繰り返し動作中
に高い負荷及び(又は)高い疲労応力に耐えられるバン
ドの製造に必要な問題に鋳造も硬化も適用されて来なか
ったと認識している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、効率
が良く、動作が簡単で、製造が容易なブレーキ又はクラ
ッチバンドを提供することである。本発明の他の目的
は、簡単で経済的に動作できるブレーキバンドを製造す
る方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の一つの本発明は、
自動変速機に使用するための一体の変速機ブレーキバン
ドであって、バンドが二つの自由端を有する単一の湾曲
した金属ストラップから形成され、ストラップが一端に
形成された作用ブラケットと反対端に形成された反作用
ブラケットとを有し、摩擦ライニングがバンドの内側表
面に適切に固定されて構成されている。本願の他の発明
は、変速機ブレーキバンドに使用するための一体の又は
単一のストラップを成形する方法において、第1の端部
及び第2の端部を有する湾曲したストラップを形成する
ことを含み、そのストラップが一端に形成された作用ブ
ラケットと反作用ピンを受けるように他端に形成された
反作用ブラケットとを有するように構成されている。
【0011】本発明は自動変速機のブレーキバンドの新
規な製造方法及びその方法により製造されたブレーキバ
ンドに関する。本発明は、別個の作用端ブラケット及び
別個の反作用ブラケットを形成するのでなくて、単一部
品のブレーキバンドを提供する。
【0012】バンドを成形するときに、適当な金属材料
の一部品の又は単一の合金の帯状体すなわち合金ストラ
ップが設けられる。好ましい実施例において、ストラッ
プの端部は作用ブラケット及び反作用ブラケットを形成
しかつストラップの中央部分より厚い。ストラップの各
端部における厚い材料は作用ピストンの端部に対する作
用面を与えかつ変速機のバンドをドラムに作用させるた
めにバンドをクラッチドラムの回りで締め付ける作用を
する。適当な摩擦材料がストラップの内側表面に取り付
けられて変速機バンドを形成する。
【0013】好ましい実施例において、単一の帯状体す
なわちストラップは鋳造工程によって又は粉末金属焼結
工程によって形成される。特に、適当な量のモリブデ
ン、バナジュウム及びニッケルを含む鉄基合金は、今日
の自動変速機に必要な高い負荷及び(又は)高い疲労応
力に耐えられる変速機バンドを形成する。
【0014】本発明は高度の構造的な一体性を有する自
動変速機の経済的なブレーキ及びブレーキバンドを提供
する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、特にバンドの高負荷及
び高疲労区域で高い強度を有する変速機バンドを達成す
ることが望まれる広い範囲のクラッチ及びブレーキバン
ド組立体に組み込まれかつそれと共に利用され得る。
【0016】本発明の他の特徴は、一部品又は一体のバ
ンドを形成するために適当な合金(最も好ましくは最適
の量のモリブデン、バナジュウム及びニッケルを含む鉄
基合金)を利用することによりバンドを製造する方法を
提供することである。
【0017】製造技術の観点から、溶接接続及びリベッ
ト接続は、バンドが使用されているときに伴う熱応力の
ために、不十分である。利用されるリベット又は溶接に
対して、リベット接合部又は溶接接合部は比較的厚くな
けれなならない。しかしながら、この厚さによりバンド
のある場所では不均一な圧力が発生する。自動変速機の
ブレーキ及びクラッチにおいて今日使用されている高度
の技術において、バンドは適切な狭い公差内に収まらな
ければならない。厚さの公差における僅かに小さい変
化、不均一性又はバンドの限定された公差から変動によ
り、バンド又はバンドの一部が早期に又は後になって周
囲の部品と接触する。この接触により早期の摩耗を来し
また動力を損失するだけでなく周囲の部品が許容できな
い程に加熱されることになる。
【0018】今日、公差及び形状の偏差に関して高い精
度でバンドを製造することが要求されている。また、自
動変速機に要求される高負荷及び(又は)高疲労応力に
耐えるバンドを製造することも要求されている。更に、
ブレーキ動作中又はクラッチの使用中に摩擦要素が高温
になり、その高温により張力状態が変化し、その張力状
態の変化によりバンド自身が変形する。これらの問題
は、引っ張りバンドを一体部品として形成することによ
って本発明により解決される。
【0019】本発明によれば、変速機バンドが、曲げ工
程、折り曲げ工程、リベット付け工程、溶接工程、ろう
付け工程或いはその他の工程なしで単一の部品として形
成される。適当な合金が所望の厚さ及び形状を有する一
体部材として形成される。
【0020】図において、本発明の好ましい実施例が示
されている。図1は、所定の長さの湾曲した帯状体すな
わちストラップ12から形成された、車両用自動変速機
に使用される一体のブレーキバンド10を示している。
本発明のバンドが種々の形状を取り得ることは理解すべ
きである。しかしながら、説明を簡単にするために一つ
の形式のバンドが示される。帯状体すなわちストラップ
12の両自由端14及び15はストラップ12の中央部
分11より厚く形成されている。種々の実施例において
端部14及び15がストラップ12の中央部分11の厚
さの少なくとも約0.25倍から約3ないし4倍の厚さ
を有することを理解すべきである。端部14及び15の
最適の厚さは、少なくとも部分的に、バンドの所望の形
状により変わりまたそれに依存する。各端部14及び1
5は一体的に成形されてブラケット16及び17を形成
し、それらのブラケットはそれぞれ作用ピストン20及
び反作用ピン21を受けるように適当に形成される。端
部14及び15の厚さは、少なくとも部分的に、作用及
び反作用ブラケットの形状によって決定されることを理
解すべきである。ブレーキバンド10は摩擦ライニング
22を備え、その摩擦ライニング22は図1に示される
ように適当な接着剤で内側表面23が適当に固定され
る。
【0021】本発明の一つの改良は、ブレーキバンド1
0の自由端部14及び15がストラップ12の中央部分
11より厚いようにストラップ12を一体部品として成
形することにある。作用ブラケット16及び反作用ブラ
ケット17の最終の形状は、ストラップ12を成形する
時に成形される。作用ブラケット16及び反作用ブラケ
ット17は、それぞれストラップ12の外側表面25に
ある。説明を簡単にするために、図1及び図2には作用
及び反作用ブラケットの一つの実施例が示されている。
図2に最もよく示されるように、端部14は中央部分1
1より厚い所望の厚さを有して形成されている。示され
た実施例において、作用ブラケット16は上方に向けて
成形された背24を有して形成され、その背24は中央
でポケット26を形成する凹んだ区域を有する。ポケッ
ト26はクラッチドラムにほぼ接線方向に作用する作用
ピストン20の自由端を受けるようになっている。
【0022】端部15は好ましい厚さを有して形成され
ている。示された実施例において、反作用ブラケット1
7は反作用ピンの開口28を有するように形成され、そ
の開口28は帯状体すなわちストラップ12の端部15
に形成されている。反作用ピンは傾斜端部30が設けら
れてもよく、その傾斜端部はアンカーブラケットすなわ
ち反作用ブラケット17の開口内に受けられている。反
作用ピン21は開口28内に所望の深さまで受けられ、
開口28内で過剰の応力が発生するのを除去する。一体
に形成された作用及び反作用ブラケットにとって現在使
用されているブラケットよりも応力は減少され強度は増
加される。
【0023】しかしながら、本発明の変速機バンドは異
なった形状の作用及び反作用ブラケットを有するように
異なった形状を取り得ることは、理解すべきである。作
用ブラケット及び(又は)反作用ブラケットの最終の形
状は用途による。本発明の一体の変速機バンドの成形方
法は異なる形状の作用ブラケット及び反作用ブラケット
を有する変速機バンドにも等しく適用できることは理解
されるべきである。
【0024】本発明の一体に成形されたバンドは適当な
合金を鋳造することによって形成され得る。鋳型は、鋳
造される金属の収縮特性及びその他のファクタを考慮に
入れて、適当な大きさ及び形に成形される。例えば、収
縮は、鋳物の形状、金属の種類、鋳込み温度及び鋳物の
通常の収縮に対する鋳型の抵抗で変化する。
【0025】本発明の一体に成形される変速機バンド
は、粉末金属焼結によって形成され、その粉末金属焼結
は金属粉末を使用しかつ合金粉末の混合物から成形され
る単一のバンドを形成する。混合物は高い圧力の下で適
当な型又はプレス内に入れられ或いは注入され、その後
加熱されて合体され又は焼結された変速機バンドを作
る。粉末冶金処理工程により非常に精密な寸法を有する
変速機バンドを製造することができる。粉末冶金処理工
程を使用することにより、合金における材料の混合を非
常に精密に制御できる。更に、今日の自動変速機におい
て要求される狭い公差に適合する非常に精密な物理的寸
法を有する変速機部品を得ることが可能である。
【0026】一体として形成されたバンドは鉄をベース
とした材料で作られ得る。比較的安価な合金でありかつ
良好な熔融及び鋳造特性を有しかつ優れた加工性及び高
いねずみ鋳鉄のタイプの材料を使用することが特に有益
である。特に、ねずみ鋳鉄のような鉄基材料は、約2%
から約4%の炭素、ほぼ約0.5%から約3%のシリコ
ンを含む鉄又は炭素含有鉄の合金を備える。もっとも、
シリコンは17%まで増加できかつ約0.4%ないし約
1%のマンガン、約0.15%ないし約1%のリン及び
約0.15%以下の硫黄のような他の成分を有する。例
えば、クロムを有しないねずみ鋳鉄が特に有用であるこ
とが分かった。種々の実施例において、重量で、約1%
ないし約6%の範囲のモリブデン、約0.05%ないし
約0.25%のバナジュウム及び約1.0%ないし約
3.0%のニッケルの追加の成分を有する鉄基合金を提
供することが有用である。変速機バンドの疲労寿命及び
引っ張り強さすなわち抗張力を増加するために、モリブ
デンの量を増加することが有益である。バナジュウムは
抗張力を与える助けをしかつモリブデンの特性を補強す
る。更に、バナジュウムの存在により合金の硬さが増加
し過ぎるのを阻止する。バンドの摩滅抵抗(abras
ion resistance)を増加するためにニッ
ケルを加えることが有益である。種々の好ましい実施例
において、鉄基合金は、重量で約1%ないし約1.5%
のモリブデン、重量で約0.15%ないし約0.25%
のバナジュウム及び重量で約1.5%ないし約2.0%
のニッケルを含み得る。
【0027】ここに記載した発明は自動車に使用するた
めの自動変速機に容易に適用可能である。上記の説明は
本発明を説明するためのものであり、作用ブラケット及
び反作用ブラケットの形状及び厚さを含むバンドの形状
及び厚さにつての用語及び記載は説明のためであり発明
を限定するためでないことを理解すべきである。
【0028】上記に鑑み、本発明の範囲内で種々の変
形、改良が可能であることは明らかである。したがっ
て、本発明は特に記載した実施例以外に特許請求の範囲
に記載した範囲ないで実施可能であることを理解すべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチドラムに適用される本発明の変速機ブ
レーキバンドを示す斜視図である。
【図2】ブレーキバンドの端部の部分断面図であって、
端部に形成された作用ブラケット及び反作用ブラケット
の断面を示す図である。
【符号の説明】
10 ブレーキバンド 12 ストラッ
プ 14、15 自由端 16、17 ブ
ラケット 20 作用ピストン 22 摩擦ライ
ニング

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機に使用するための一体の変速
    機ブレーキバンドであって、バンドが二つの自由端を有
    する単一の湾曲した金属ストラップから形成され、スト
    ラップが一端に形成された作用ブラケットと反対端に形
    成された反作用ブラケットとを有し、摩擦ライニングが
    バンドの内側表面に適切に固定されている変速機ブレー
    キバンド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の変速機バンドであっ
    て、作用ブラケット及び反作用ブラケットが作用ブラケ
    ットと反作用ブラケットとの間のストラップの中央部分
    よりも厚さが厚い変速機バンド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の変速機バンドであっ
    て、ストラップが鋳鉄基合金材料でつくられている変速
    機バンド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の変速機バンドであっ
    て、鋳鉄基合金材料が、鋳鉄基合金材料の重量パーセン
    トで、約1.0%ないし約6.0%のモリブデン、約
    0.05%ないし約0.25%のバナジュウム及び約
    1.0%ないし約3.0%のニッケルを更に含む変速機
    バンド。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の変速機バンドであっ
    て、ストラップが粉末金属合金でつくられている変速機
    バンド。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の変速機バンドであっ
    て、粉末金属合金が、粉末金属合金の重量パーセント
    で、約1.0%ないし約6.0%のモリブデン、約0.
    05%ないし約0.25%のバナジュウム及び約1.0
    %ないし約3.0%のニッケルを更に含む変速機バン
    ド。
  7. 【請求項7】 変速機ブレーキバンドに使用するための
    一体の又は単一のストラップを成形する方法において、
    第1の端部及び第2の端部を有する湾曲したストラップ
    を形成することを含み、そのストラップが一端に形成さ
    れた作用ブラケットと反作用ピンを受けるように他端に
    形成された反作用ブラケットとを有するストラップの成
    形方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、適当な
    金属合金を鋳造して湾曲したストラップに形成するステ
    ップに特徴を有するストラップの成形方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、金属合
    金が鋳鉄金属でつくられているストラップの成形方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、鋳鉄
    金属が更にモリブデン、バナジュウム及びニッケルを含
    むストラップの成形方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の方法において、湾曲
    したストラップが、適当な量の粉末金属材料を型の中に
    入れ、粉末金属材料に圧力を加え、その後成形された金
    属材料を一体のストラップが形成されるまで焼結するス
    トラップの成形方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、粉
    末金属材料が鉄基材料を含むストラップの成形方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法において、鉄
    基材料が更にモリブデン、バナジュウム及びニッケルを
    含むストラップの成形方法。
  14. 【請求項14】 請求項7に記載の方法において、摩擦
    ライニングがストラップの内側表面に取り付けられるス
    トラップの成形方法。
JP7301052A 1995-02-28 1995-11-20 変速機ブレーキバンド及びその製造方法 Pending JPH08247184A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US39574195A 1995-02-28 1995-02-28
US395741 1995-02-28

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ID=23564309

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US5680921A (en) * 1996-02-07 1997-10-28 Borg-Warner Automotive, Inc. Transmission band assembly

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KR960031836A (ko) 1996-09-17

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