JPH08246865A - ダクトの排気又は排液のための装置 - Google Patents

ダクトの排気又は排液のための装置

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JPH08246865A
JPH08246865A JP31555295A JP31555295A JPH08246865A JP H08246865 A JPH08246865 A JP H08246865A JP 31555295 A JP31555295 A JP 31555295A JP 31555295 A JP31555295 A JP 31555295A JP H08246865 A JPH08246865 A JP H08246865A
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JP
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passage
spiral
duct
sealing member
axis
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JP31555295A
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Denis Godeau
ゴド デニ
Anthony Garcia
ガルシア アントニー
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Hutchinson SA
Original Assignee
Hutchinson SA
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/07Arrangement or mounting of devices, e.g. valves, for venting or aerating or draining
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/02Liquid-coolant filling, overflow, venting, or draining devices
    • F01P11/0276Draining or purging
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S251/904Snap fit plug valves
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気若しくは排液のためにダクトに開口して
いる通路を閉ざす部材の操作性を改善する。 【解決手段】 ダクトに連通する通路内に設けられてね
じ嵌合による進退動が可能な密閉部材と、該密閉部材と
協働するシーリング部材とを有するダクトの排気又は排
液のための装置において、前記密閉部材は、その外周面
に少なくとも1つの螺旋溝が形成された実質的に円柱状
のボディを備え、前記螺旋溝には、前記通路の内周面に
突出して形成された螺旋リブが係合し、前記密閉部材の
ボディは、前記通路内に配置された前記ボディのダクト
側端から延び且つそれによって前記ボディのダクト側端
部を径方向に弾性的に圧縮させることができる軸線方向
スロットによって形成されたガス抜き又は液体通過用溝
が形成されていることを特徴とするダクトの排気又は排
液のための装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクトの排気若し
くは排液のための装置に関するものであり、本装置は、
ダクトに開口している通路を閉ざすための部材及び該部
材と協働するシール手段を備える。
【0002】この種の装置は自動車産業において使用さ
れ、例えば、内燃機関の冷却液を循環させるためのダク
トを排気するために使用され、ガス抜き、排気若しくは
排液が必要であれば他の様々な技術分野においても使用
される。
【0003】
【従来の技術】ダクト上にボスを成形若しくは固定する
ことにより、このような装置を実現しようとする試みは
既になされており、その場合、ボスはダクトに開口した
貫通孔を備えることとなる。ナットを形成する挿入部材
は、例えば、接着剤によって通路内に固定されるか、或
いは通路を画定する部材に一部を埋め込まれて装着さ
れ、密閉用ねじを受け入れる。ねじが締まっている場合
には、ねじのヘッドが多少のシール手段となって通路を
閉ざすが、シールリングを使用すればシール状態を改善
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナット
形成挿入部材を通路の軸線に適切に沿わせて、ねじをナ
ットに容易に挿入できるようにすることは困難である。
いくらかの調整不良によってねじを挿入することが困難
となり、閉めたり緩めたりするために必要な力が大きく
なったり小さくなるのみでなく、ねじのヘッド及び通路
の出口間に漏れが発生し、成型時に通路の出口の外側に
フラッシュ(flash)やバリが発生するとこれらの欠陥は
さらに悪化する。
【0005】本発明は、特にこれらの欠点を解決するも
のである。
【0006】本発明の他の目的は、上述のタイプの装置
を単純且つ容易に使用できるようにし、その操作性の信
頼度を高めることにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、上述のタイ
プ、詳細には間違いなく容易に挿入若しくは組立できる
タイプの装置を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、特別な構造若
しくは変更なしで異なる分野に使用することができると
いう点で、汎用的若しくはほぼ汎用的な装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダクトに連通
する通路内に設けられてねじ嵌合による進退動が可能な
密閉部材と、該密閉部材と協働するシーリング部材とを
有するダクトの排気又は排液のための装置において、前
記密閉部材は、その外周面に少なくとも1つの螺旋溝が
形成された実質的に円柱状のボディを備え、前記螺旋溝
には、前記通路の内周面に突出して形成された螺旋リブ
が係合し、前記密閉部材のボディは、前記通路内に配置
された前記ボディのダクト側端から延び且つそれによっ
て前記ボディのダクト側端部を径方向に弾性的に圧縮さ
せることができる軸線方向スロットによって形成された
ガス抜き又は液体通過用溝が形成されていることを特徴
とするダクトの排気又は排液のための装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態につき添付
図面を参照しつつ説明する。本発明にかかる装置の第1
の実施形態、例えば、内燃機関若しくは同様のもののた
めに冷却液を循環させるダクトを抽気する装置の構成を
示す図1から図10をまず参照する。
【0011】装置は、ダクト14に開口している通路1
2を閉ざすためのねじ込み可能な部材10を備え、部材
10は通路12を形成する部分に埋設されるカラー16
中に取り付けられている。
【0012】図2から図5においてより明確に示されて
いるカラー16は、概ねテーパー形状の部分を備え、例
えば金属若しくはプラスチックのような材質で形成さ
れ、円錐台状の外表面18を備え、通路12形成部分に
カラーを容易に固定できるようにする大きな孔を備えて
いる。カラー16は、円筒形の内面20を備え、そこか
ら螺旋状のリブ22が2本突出しており、リブ22の各
々はカラーの中心軸線24回りに180度より僅かに小
さい角度(例えば150度)の範囲で延びている。した
がって、2本のリブ22は2箇所の隙間26によって分
離されており、該隙間26は軸24に平行であり互いに
軸24に対して対称に配置されている。
【0013】螺旋状のリブ22は断面において正方形若
しくは長方形であり、カラー16の高さ(軸方向の長
さ)全体にわたって延びている。
【0014】カラーは、図5乃至図10でより詳細に示
されている密閉部材10を受け入れる。
【0015】密閉部材は、ヘッド28を備えている。ヘ
ッド28は、円筒形の形状であり、ドライバーの先端を
受け入れるために直径に沿ったスロット30をその上面
に備えており、ヘッドの周面の径方向に対向する位置に
形成された2つの半円筒形ノッチ32を備えている。
【0016】ヘッド28の直径は通路12の開口部の直
径より大きく、ヘッドは通路12の開口部付近に形成さ
れた環状シーリングリップ34(図1)と協働し互いに
圧迫し合う。必要に応じて、環状リブ36を部材10の
ボディの上部38と共にシール手段として協働するよう
に、通路12の上部の内面から突出させてもよい。
【0017】変更形態として、部材10のボディの上部
38、即ちヘッド28の直ぐ下にシールリングを取り付
けてもよい。
【0018】部材10のボディは、ヘッド28に連結さ
れた円筒形の上部38の他に、底部40を備えている。
底部40は、底部40の全高さにわたって長手方向に延
び且つ底部40の全幅にわたって横断方向に延びる軸方
向スロット42を備えている。その結果、底部40は、
部材10の長手方向の中央面46の両側に延びる2つの
平行ブランチ44によって構成されている。この平行ブ
ランチ44は、互いに同一のものであり、部材10の中
心軸線48に関して対称になっている。
【0019】図中の底端部において、ブランチ44は各
々の円錐台状のリム50を備えている。これらの円錐台
状のリム50の小さい方の平坦面は下に向き、大きい方
の平坦面はカラー16の螺旋状リブ22間の直径よりわ
ずかに大きい外径を備えている。従って、2つのブラン
チ44の底端部は弾性変形によって互いに近付く方向に
動かすことができ、部材10の底端部を弾力スナップ係
合若しくは係止によってカラー16に取り付けることが
できる。このとき、円錐台上のリム50の上面は螺旋リ
ブ22の底端面に当接し、密閉部材10が通路12から
引き抜かれるのを防止することができる。
【0020】それぞれのブランチ44は、カラー16の
螺旋状リブ22のピッチ及び断面に対応するピッチ及び
断面を有した螺旋状の溝52を伴って形成されている。
各々の溝52は180度より僅かに小さい角度範囲で軸
線回りに延び、両端において開口している。各々の溝の
一端はブランチ44の上部付近に位置し、他端は円錐台
リム50から少し離れており、軸線48に平行に延びブ
ランチ44から突出している軸線方向に直線状に延びて
いるリブ54によって円錐台状リム50に連結されてい
る。リブ54の径方向外面までの半径は、カラー16の
円筒形内面20の半径よりもわずかに小さい。軸線48
に関するリブ54の角度範囲は、カラー16の螺旋リブ
22間の隙間26の角度範囲よりもわずかに小さい。し
たがって、ストレートリブ54がリブ22間の隙間26
内に入り、その結果、密閉部材10の底端部をカラー1
6の中に挿入することができ、底部端を螺旋リブ22に
関して適切な角度で配置することができる。
【0021】各々の溝52は、軸線48回りに約45度
の角度範囲にわたって、溝横断方向の小さな突起56を
備える。突起56は、各々の溝52の底端部付近で、長
手方向リブ54の僅か上方に設けられ、且つ部材10が
図1に示されるような密閉位置(リブ56が螺旋リブ2
2のすぐ下にある位置)にあるときに該リブ56がある
溝52の上部端がカラー16の螺旋リブ22の上端部と
重なる位置に形成される。
【0022】溝横断方向のリブ56は、図に示されるよ
うに、上側の面が、軸線48に関して底側の面より急勾
配で傾き、部材10の螺脱開始時に作用する堅い部分を
リブ56が構成するような形状、例えば双円錐(biconi
cal)の形状にしてもよい。
【0023】カラー16及び密閉部材10は比較的単純
な方法でプラスチック材料を型に入れて形成することが
できる。即ち、カラー16はアンダーカットを有してお
らず、リブ22は、回転しつつ型から抜き取られるコア
ピンを用いて容易に成形できる。密閉部材10の成形に
も同様の技術を使用することができる。
【0024】装置は、以下のようにして使用される。カ
ラー16を通路12を形成する部材に埋込若しくは固定
し、カラーの軸線と通路の軸線が実質的に一致するよう
にカラーの位置を決める。密閉部材10は、そのブラン
チ44の長手方向リブ54がカラー16のリブ22間の
隙間26に一致するような角度に回してカラー16の上
方に置かれる。その後は、部材10を通路12及びカラ
ー16の軸線に沿って押せば、ブランチ44の底端部が
弾力的に相互に接近し、円錐台状のリム50が螺旋リブ
22の間を通過できるようになり、その弾性力によるス
ナップ係合若しくは係止によりカラー16の中に部材1
0を装着することができる。
【0025】螺旋状溝52及び螺旋リブ22に対する長
手方向リブ54のなす角度(軸線24、48回りの角
度)は、部材10が弾力的にスナップ係合若しくは係止
によって装着されたときに、自動的且つ直ちに図1に示
されるような状態となるような角度とされる。ここで、
図1での長手方向リブ54の位置は、部材10を完全に
ねじ込んだときの位置であり、螺旋リブ22の上部端が
部材10の螺旋状溝52の上部端の中に嵌まった位置を
採る。
【0026】従って、部材10は、直接密閉位置に至ら
しめられて、通路12の出口の環状リップ34と部材1
0のヘッド28が押し付けられることによって、及び/
又は通路12の上部端の内部環状突起36に部材10の
ボディの上部38がシール性をもって圧接することによ
って、及び/又はシールリングがヘッド28の直ぐ下即
ち部材10のボディの上部38に通されることによっ
て、密閉状態が作られる。
【0027】抽気、ガス抜き、若しくは排液の操作を行
うには、部材10を長手方向の軸線48を中心に半回転
より少し少ない程度回し、スロット42の上部端を環状
突起36の上に持って行き、ヘッド28を環状シールリ
ップから適当距離離せば十分である。
【0028】密閉部材10は螺脱方向に回しても、カラ
ー16から脱落しないように構成されている。即ち、円
錐台リム50の上面が螺旋状リブ22の底端部に当接
し、脱落を防止するのである。密閉部材10は長手方向
の軸線を中心に半回転より少し少ない程度回すことによ
って、通路12を閉ざす位置に戻すことができる。部材
10のねじ込みは、部材10の38及び40の間に形成
されている肩部がカラー16に当接して制限される。
【0029】上で説明したような、この閉じた位置にお
いて、各々のブランチ44の横断方向リブ56は、カラ
ー16の対応する螺旋状リブ22の底端部の下に位置
し、そのため、螺脱方向の回転開始時に作用する堅い部
分となり、部材10がダクト14及び通路12の内部圧
力によって勝手に螺脱方向に回転することを防止でき
る。
【0030】変更形態において、カラー16は、図2に
おいて一点鎖線で概略的に示されるように、切欠き若し
くは打ち抜きがある上部の円筒状スカートを備えていて
もよい。図2に示されるスカートはカラーと共に一体的
に成形され、通路12を形成する弾性体若しくはプラス
チック材料に嵌合する。スカート58を用いることによ
って、通路を形成する部分をより堅くすることができ、
圧力に耐え得るシールとすることができ、密閉部材36
の部分38に関するシーリングの質を改善することがで
きる。
【0031】さらに、カラー16の円筒形壁20の底部
分は、図2の一点鎖線で示されるように、少し下まで延
びていてもよい。この場合には、円筒形壁の底部分は底
端の面取りの方向に向けてテーパー状とさる。その結
果、カラーを埋設する部分のオーバーモールド(overmo
lding)(インサート成形)中にカラーの底部が成形型の
コアに接する部分のシーリングを改善することができ
る。これにより、オーバーモールド用金型が閉ざされた
ときに壁20のテーパー状の底部が上述のコアに対して
押し付けられるため、オーバーモールドのために注入さ
れた材料が通路12の中に侵入するのを防止できる。
【0032】変更形態として、図11に概略的に示され
ているものにおいて、本発明の装置はカラー16を有さ
ず、螺旋状リブ22は、通路12を形成しダクト14と
一体的若しくは追加的に形成されている管状部分60の
円筒形の内面に直接形成されている。
【0033】図11は、この部分60は、螺旋状のリブ
が見えるように、長さの半分の位置での断面図とされて
いる。その上部は点線で表され、図1に示されている実
施形態中のカラー16の上に位置する通路12の一部と
同様のものとされている。
【0034】
【発明の効果】本発明にかかる装置は様々な利点を有す
る。一般的に、本発明にかかる装置は様々な技術分野及
び産業分野に適応することができ、製造及び組立が簡単
且つ安価となる利点を有する。
【0035】ねじ込み部材は、回転により迅速に、密閉
位置から排液若しくは排気の位置へ、又はその逆に移動
可能である。
【0036】ねじ込み部材は、その内方端で径方向の弾
力性を有するため、弾性スナップ係合若しくは係止によ
って上述の通路に装着することができる。
【0037】この半径方向の弾性力により、製造時の誤
差を調整することができ、そのため、ねじ込み部材を低
コストで大量生産することができる。排気若しくは排液
通路内のナットとの不整列に関連する問題は全て解消さ
れる。
【0038】本発明の他の特徴によれば、ねじ込み部材
のボディは、相互にボディの軸線に関して対称な2つの
螺旋状溝を備え、通路の内面は、相互に通路の軸線に関
して対称な2つの突出した螺旋状リブを備え、該螺旋状
リブは、各々ねじ込み部材の螺旋状溝と係合する。ねじ
込み部材のボディ上に設けられた螺旋状溝と通路の内面
に設けられた螺旋状リブとが対になって対称的に配置さ
れているため、ねじ込み部材が密閉位置から排気若しく
は排液の位置へ適切にガイドされ、操作も容易になる。
【0039】本発明のさらに別の特徴によれば、前記溝
及び前記リブはそれぞれねじ込み部材のボディ若しくは
通路の軸に関して180度以下の角度範囲で延びてい
る。従って、ねじ込み部材は、半回転以下で、密閉位置
から排気若しくは排液位置へ移動する。
【0040】さらに別の特徴によれば、それぞれの螺旋
状溝は、通路の内面に設けられている螺旋状リブの間の
隙間に填るように設計された直線状長手方向リブの内側
において、ボディの内方端付近で終端する。長手方向リ
ブが通路の螺旋状リブの間の隙間内にあるときには、螺
旋状溝の外側端は、通路の螺旋リブの外側端に対し、ボ
ディ及び通路の軸線に平行な方向に実質的に並ぶ状態と
なる。従って、本発明にかかる装置が装着されていれ
ば、密閉部材を通路の外側の開口部に適切に配置して、
通路内に押し込めば十分である。それによって、密閉部
材は軸線を中心として回さなくても弾性スナップ係合若
しくは係止によって直接カラー内の密閉位置に運ばれ
る。弾性スナップ係合若しくは係止を用いることによっ
て、ねじ込み部材がその密閉位置に適切に配置されたこ
とを確認するためのクリック音が発生する。
【0041】本発明の第1の実施形態においては、前記
螺旋状リブは、通路を形成している部分に埋め込まれる
孔のある円錐台形のカラーに形成される。
【0042】他の実施形態においては、前記螺旋状リブ
は、ダクトに装着若しくは一体的に形成されている管状
部分の円筒形内面上に形成される。
【0043】何れの場合においても、シールは、密閉部
材のボディの上部と協働して密閉手段となる通路内面の
突起、又は密閉部材のヘッドと協働して密閉手段となる
通路開口部の環状リップ、又は密閉部材のボディに装着
されるOリングによって達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる装置の1例の軸方向断面を概略
的に示したものである。
【図2】図1の装置の一部を形成するカラーの概略的な
軸方向断面図である。
【図3】図1の装置のカラーの概略的平面図である。
【図4】図1の装置のカラーの概略的斜視図である。
【図5】図1の装置の密閉部材に関する図6のVーV線
に沿う概略的な軸方向断面図である。
【図6】図1の装置の密閉部材の正面図である。
【図7】図6に示す密閉部材の左側面図である。
【図8】図6に示す密閉部材のVIII−VIII線断
面図を拡大して概略的に示したものである。
【図9】図6に示す密閉部材のIX−IX線断面図を拡
大して概略的に示したものである。
【図10】図1の装置の密閉部材の概略的斜視図であ
る。
【図11】本発明にかかる装置の一部についての他の実
施形態の概略的斜視図である。
【符号の説明】
10 密閉部材 12 通路 16 カラー 22 螺旋状リブ 28 ヘッド 44 ブランチ 50 円錐台形リム 54 直線状長手方向リブ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトに連通する通路内に設けられてね
    じ嵌合による進退動が可能な密閉部材と、該密閉部材と
    協働するシーリング部材とを有するダクトの排気又は排
    液のための装置において、 前記密閉部材は、その外周面に少なくとも1つの螺旋溝
    が形成された実質的に円柱状のボディを備え、前記螺旋
    溝には、前記通路の内周面に突出して形成された螺旋リ
    ブが係合し、前記密閉部材のボディは、前記通路内に配
    置された前記ボディのダクト側端から延び且つそれによ
    って前記ボディのダクト側端部を径方向に弾性的に圧縮
    させることができる軸線方向スロットによって形成され
    たガス抜き又は液体通過用溝が形成されていることを特
    徴とするダクトの排気又は排液のための装置。
  2. 【請求項2】 前記密閉部材のボディには、該ボディの
    軸線に関して互いに対称で同一形状の1対の前記螺旋溝
    が形成され、前記通路の内周面には、該通路の軸線に関
    して対称で同一形状の2つの突出した螺旋リブが形成さ
    れ、該リブの各1つが、前記密閉部材のボディに形成さ
    れた溝の各1つと係合することを特徴とする請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記各螺旋溝及び各リブは、前記ボディ
    又は前記通路の各々の軸線を中心として180゜以下の
    範囲に亘って延びて形成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記各螺旋溝は、前記密閉部材のボディ
    のダクト側端の近傍であって、前記通路の内周面に形成
    された2つの螺旋リブの間の間隙として形成された空間
    に嵌合し得るよう形成された直線状の軸線方向リブ付近
    で終わっていることを特徴とする請求項3に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記直線状の長手方向リブが、前記通路
    に形成された螺旋リブ間の前記隙間内に在る時に、前記
    各螺旋溝の外側端は、前記通路に形成された螺旋リブの
    外側端に対し、前記密閉部材のボディ及び通路の軸線と
    平行な方向に実質的に一致した位置をとることを特徴と
    する請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 各螺旋溝は、ダクト側端近傍に突出部を
    有し、該突出部は、前記通路に形成された螺旋リブが前
    記螺旋溝に填っている状態から前記ボディを回転させる
    ときに、堅い接触部分となるように形成されていること
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記密閉部材のボディのダクト側端は環
    状リムを有し、該環状リムは、前記密閉部材のボディの
    ダクト側端に半径方向に弾性的に圧縮力を及ぼすことに
    よてって前記通路に形成された螺旋リブ間に係合可能と
    され、前記通路から完全に引き抜かれることを防止する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記螺旋リブ及び螺旋溝は、その断面形
    状が正方形又は長方形であることを特徴とする請求項1
    から7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ボディの細長い凹部は、軸線を前記
    ボディの軸線と共通にし、且つ前記ボディのダクト外側
    端近傍に位置する螺旋溝の少なくとも端部に至るまで前
    記ボディに沿って延びていることを特徴とする請求項1
    から8のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記螺旋リブは、前記通路を構成する
    部材内に埋設された貫通孔付円錐台状カラーによって形
    成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれ
    かに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記螺旋リブは、ダクトに取り付けら
    れ又は該ダクトの一部として形成されている管状部分の
    円筒状内面に形成されていることを特徴とする請求項1
    から9のいずれかに記載のダクトの排気又は排液のため
    の装置。
  12. 【請求項12】 前記通路は、前記密閉部材のボディ又
    はヘッドとシール手段として協働する少なくとも1つの
    環状突出部又は環状リップを備えていることを特徴とす
    る請求項1から11のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記密閉部材のボディ上部又は外周部
    であって、該密閉部材のヘッドの近傍に、Oリングが装
    着されていることを特徴とする請求項1から12のいず
    れかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記円錐台状カラーは、前記通路を構
    成する部材内に埋設される円筒状スカートを有し、該円
    筒状スカートは、圧力に対する抵抗を補強するために前
    記環状突出部と同じ高さ(内径)となるよう調整されて
    いることを特徴とする請求項10又は12に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記円錐台状カラーは、その底端部が
    テーパー状とされている円筒状壁を有することを特徴と
    する請求項10又は14に記載の装置。
JP31555295A 1994-12-02 1995-12-04 ダクトの排気又は排液のための装置 Pending JPH08246865A (ja)

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