JPH08244817A - 液体容器の口栓装置 - Google Patents

液体容器の口栓装置

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JPH08244817A
JPH08244817A JP7044224A JP4422495A JPH08244817A JP H08244817 A JPH08244817 A JP H08244817A JP 7044224 A JP7044224 A JP 7044224A JP 4422495 A JP4422495 A JP 4422495A JP H08244817 A JPH08244817 A JP H08244817A
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JP
Japan
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lifting
plug
cam ring
stopper
lowering
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JP7044224A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamanaka
康弘 山中
Akihiro Yamamoto
章弘 山本
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
Original Assignee
HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧水等を入れる容器の口栓装置において、
その使用に際していちいち外蓋を螺脱したり、又は螺合
したりしなければならなかった。この面倒さを解消す
る。また、従来、外蓋が緩んでいて不完全な密栓状態に
ある場合では、これが確認できないために、うっかりと
容器を横到等させ、化粧水等をこぼすことがあったが、
このようなことが起きないようにする。 【構成】 昇降栓体3を1回押し下げ操作と昇降栓体3
が上昇し、吐出口3aが露出状態となって化粧水等を取
り出すことができ、また昇降栓体3をもう1回押し下げ
操作すると、昇降栓体3が下降してカバー筒体7へ収納
される構成とした。昇降栓体3の昇降は、カバー筒体7
内で回動自在に保持されたカムリングによる。昇降栓体
3が下降したときには密栓状態となり、化粧水等はこぼ
れない構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば化粧水等を入れ
る液体容器に対して実施可能な口栓装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧水等を入れる液体容器とし
て、ガラス製又は樹脂製の容器本体に対し、その口部
に、軟質樹脂製の中栓が嵌着されたものがある。この中
栓には容器本体内と連通する微小な注水孔が形成されて
おり、容器本体を逆立ち状態で上下に振ることで、内容
物(化粧水等)の取り出しが行えるようになっている。
【0003】この種液体容器では、容器本体の口部まわ
りに、中栓を覆い且つ注水孔を密栓可能とする外蓋を外
嵌螺合できるようになっている。勿論、この外蓋は、内
容物を取り出す際には予め容器本体から螺脱しておくも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体容器では、
その使用に際していちいち外蓋を螺脱し、また使用後に
は螺合する必要がある。そのため面倒であった。しか
も、螺脱した外蓋を落下させて破損、又は紛失等させる
おそれがあった。また、従来の液体容器では、外蓋は被
せられているもののそれが完全に螺合されていない状態
(即ち、なかば緩んだ状態にあって、中栓の注水孔が密
栓できていない状態)にあっても、これを外観しただけ
では確認することができなかった。そのため、もし、上
記のような不完全螺合状態のまま液体容器を横到等させ
た場合には、内容物がこぼれるという不具合があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、外蓋の螺脱や螺合を不要とすることにより、
取り扱い上の容易化を図ると共に、一見して密栓状態に
あるか否かを確認可能として内容物の漏洩を防止するこ
とができる液体容器の口栓構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、容器本体の口部に設けられる栓基部と、該栓基部
に対して上下動自在に保持される昇降栓体と、上記栓基
部に対して回動自在に保持されるカムリングとを有して
成り、前記昇降栓体には、栓基部に対する上昇時にだけ
露出状態とされる吐出口が設けられ、該昇降栓体と前記
栓基部との間では、昇降栓体の上昇時にその吐出口と容
器本体の口部とを連通させると共に昇降栓体の下降時に
その吐出口と前記容器本体の口部との連通状態を遮断す
る栓手段が構成されており、前記昇降栓体とカムリング
との間では、昇降栓体を押し下げ操作するたびにカムリ
ングを間欠回動させて昇降栓体の昇降位置を交替保持さ
せる順送り手段が構成されていることを特徴としてい
る。
【0007】前記栓基部にはカバー筒体が外嵌状に取り
付けられ、該カバー筒体と栓基部との間で前記カムリン
グを回転自在且つ上下動不能に保持するような構成とす
るのが好適である。前記順送り手段は、昇降栓体におい
て径方向外方へ向くように設けられた上下一対の駆動突
起部と、カムリングにおいてこれら各駆動突起部と係合
可能に設けられたカム案内路とが組み合わされ、且つ昇
降栓体を押し下げ操作に抗して押上げ付勢するバネが付
属されて成り、上記カムリングのカム案内路は、昇降栓
体が押し下げ操作されたときに上位の駆動突起部によっ
てカムリングに所定角度の回動を起こさせる上部推進面
と、昇降栓体の押し下げ操作が解除されたときにバネの
押し上げ力を受けて上昇する下位の駆動突起部を上記上
部推進面へ導く上行き誘導面と、昇降栓体が次に押し下
げ操作されたときに下位の駆動突起部が上記上部推進面
を押圧しカムリングが回動されるようになるのを受けて
当該下位の駆動突起部を下部推進面の下方へ導く下行き
誘導面と、昇降栓体の押し下げ操作が解除されたときに
バネの押し上げ力を受けて上昇する下位の駆動突起部に
よりカムリングに所定角度の回動を起こさせる下部推進
面とを有した構成とすることができる。
【0008】
【作用】栓基部は、容器本体に対して一体的に設けら
れ、固定されている。この栓基部に対し、昇降栓体は上
下動自在に保持され、またカムリングは栓基部に対して
回動自在に保持されている。そして、液体容器の常態
(不使用時とする)にあって、昇降栓体は下降状態とさ
れ、吐出口が隠されるようになっている。
【0009】この状態で、容器本体(栓基部)に対して
昇降栓体を1回押し下げ操作すると、順送り手段の作動
に伴ってカムリングが所定角度だけ間欠回動する。これ
により、昇降栓体は上昇させられると共に、この上昇状
態が保持されるようになる。このとき、昇降栓体の吐出
口が露出し、また昇降栓体と栓基部との間で構成される
栓手段が吐出口と容器本体の口部とを連通状態にする。
従って、液体容器の使用が可能な(内容物の取り出しが
できる)状態となる。
【0010】一方、上記のように上昇した昇降栓体をも
う1回押し下げ操作すると、順送り手段が再び作動して
カムリングが更に所定角度だけ間欠回動する。これによ
り、昇降栓体は吐出口が隠れる位置で下降状態を保持さ
れるようになると共に、上記栓手段が吐出口と容器本体
の口部との連通を遮断する。従って、液体容器は常態
(内容物の取り出しができない密栓状態)に戻される。
【0011】このように、昇降栓体を1回押し下げ操作
するたびに、当該昇降栓体の出し入れを行い、内容物の
取り出しの可否を切り替えるものである。従って、それ
らの切り替え状態は、昇降栓体が上昇しているか又は下
降しているかによって一見明らかとなる。前記順送り手
段として、昇降栓体に上下一対の駆動突起部を設け、ま
たカムリングに上部推進面、下行き誘導面、上行き誘導
面、及び下部推進面を有したカム案内路を設けて、これ
ら各駆動突起部とカム案内面とを組み合わせ、更に昇降
栓体を押し下げ操作に抗して押上げ付勢するバネを付属
させた構成とした場合にあって、前記した液体容器の常
態(昇降栓体が下降しており、内容物の取り出しができ
ない密栓状態)では、上位の駆動突起部は上部推進面の
上方で待機しており、下位の駆動突起部は下部推進面の
終端で係合した状態にある。
【0012】この状態から昇降栓体を1回押し下げ操作
すると、上位の駆動突起部が下降して上部推進面にその
上から当接し、且つこれを押し下げる。また、これと同
時に下位の駆動突起部が下部推進面から下方へ脱出した
状態とされる。上位の駆動突起部が上部推進面を押し下
げることに伴い、カムリングは所定角度の回動を起こす
ようになり、これによって下位の駆動突起部の上方へ上
行き誘導面が位置付けられるようになる。
【0013】上記した昇降栓体の押し下げ操作を解除す
ると、バネによって昇降栓体が押し上げられるので、下
位の駆動突起部は上昇しつつ上行き誘導面に当接し、当
該上行き誘導面を経て上部推進面へと導かれる。そし
て、この上部推進面の終端部上方で浮き上がった状態に
される。このとき、上下の駆動突起部はいずれも最も上
昇した状態にある。即ち、昇降栓体が上昇した状態(液
体容器の使用可能状態)となる。
【0014】一方、このように上昇した昇降栓体を、も
う1回押し下げ操作すると、下位の駆動突起部が下降し
て上部推進面にその下から当接し、且つこれを押し下げ
るようになる。従って、これに伴い、カムリングが所定
角度の回動を起こすようになる。また、このようなカム
リングの回動に伴い、下位の駆動突起部は上部推進面か
ら下方へ脱出し、下行き誘導面を経て下部推進面の下方
へと導かれる。
【0015】上記した昇降栓体の押し下げ操作を解除す
ると、バネによって昇降栓体が押し上げられるので、下
位の駆動突起部は上昇しつつ下部推進面にその下から当
接し、且つこれを押し上げる。そのため、カムリングが
所定角度の回動を起こすようになる。このとき、下位の
駆動突起部は下部推進面の終端部で係合した状態にな
り、上位の駆動突起部は上部推進面の上方で待機した状
態になるので、前記した液体容器の常態(昇降栓体が下
降しており、内容物の取り出しができない密栓状態)に
戻るものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1乃至図3は本発明に係る口栓装置1の第1実施
例において、その全体構成を示しており、この口栓装置
1は、図2に示すように栓基部2と、この栓基部2に対
して上下動自在に保持される昇降栓体3と、上記栓基部
2に対して回動に保持されるカムリング4とを有してい
る。上記昇降栓体3には、その上部外周部に吐出口3a
が設けられている。
【0017】この口栓装置1は、上記栓基部2によって
容器本体5の口部5aへ一体的に取り付けられ(ねじ結
合、アンダーカット構造又は接着等による)、この場合
にその全体として液体容器6が構成されるものである。
なお、栓基部2には、カムリング4の保持を容易にし、
且つ見栄えをよくするために、円筒状をしたカバー筒体
7が外嵌されるようになっている。
【0018】図1(a)は液体容器6の常態(不使用
時)を示しており、昇降栓体3は下降状態とされ、その
上面を除く殆どがカバー筒体7内に収納されるようにな
っている。従って、吐出口3aは隠されている。また図
1(b)は液体容器6の使用可能状態を示しており、昇
降栓体3はカバー筒体7から突出する上昇状態とされ、
該昇降栓体3の吐出口3aが露出するようになってい
る。
【0019】昇降栓体3と栓基部2との間では後述する
栓手段8が構成されており、図1(a)に示した液体容
器6の常態では、上記栓手段8が容器本体5の口部5a
と昇降栓体3の吐出口3aとの連通状態を遮断して、密
栓状態にする。また、図1(b)に示した液体容器6の
使用可能状態では、上記栓手段8が容器本体5の口部5
aと昇降栓体3の吐出口3aとを連通させるようになっ
ている。
【0020】上記のような昇降栓体3の昇降動(栓手段
8の開閉動を兼ねている)は、当該昇降栓体3を押し下
げ操作することで行え、この操作を繰り返すことで各状
態が交替状に入れ替わるようになっている。このような
昇降動を可能にするために、昇降栓体3とカムリング4
の間で、以下に示すような順送り手段が構成されてい
る。
【0021】まず、昇降栓体3においては、図3に示す
ように有底円筒体を倒立させたかたちの外装筒部12
と、この内部同心位置で垂下状に設けられた内装筒部1
3とを有している。また、上記外装筒部12の外周面に
は、上下一対の駆動突起部14,15が突設されてい
る。上位の駆動突起部14及び下位の駆動突起部15
は、いずれも、昇降栓体3まわりの四等配位置で各々径
方向外方へ向けて突出するようになっている(図2参
照)。そして、上位の駆動突起部14の方が、下位の駆
動突起部15よりもその突出量がやや大きくなるように
形成されている。なお、昇降栓体3の内部中心位置に
は、栓手段8の一構成とされる栓下垂体16が垂設され
ている。
【0022】これに対し、上記栓基部2では、容器本体
5の口部5aへの取り付けに用いられる円盤状の取付ボ
ス部20上に、上記カムリング4を支承可能な筒状支承
台21が設けられている。また、この筒状支承台21の
内部同心位置には、昇降栓体3の内装筒部13内へ水密
状に装入されて当該昇降栓体3の上下動を案内する通水
筒22が立設されている。この通水筒22は容器本体5
内へ収蔵される内容物の取り出し用の通路とされてお
り、前記昇降栓体3が昇降するとき、その栓下垂体16
が上記通水筒22に水密的な突き刺し状となったり(図
3参照)、引き抜かれたり(図7参照)するようになっ
ている。従って、これにより前記栓手段8が構成されて
いる。
【0023】なお、上記取付ボス部20は、断面コ字状
をしたリング体であって、筒状支承台21及び通水筒2
2の各下端部を接続している円環状の中底部分がバネ受
座23とされている。一方、上記カムリング4は、図3
に示すように栓基部2にカバー筒体7が外嵌された場合
に、栓基部2における筒状支承台21の上部と、昇降栓
体3における外装筒部12の外周面と、カバー筒体7の
内周面とによって囲まれる周空間内へ装填されるように
なっている。そのため、その回転は自在であるが、上下
動は許容されない状態に保持される。
【0024】このカムリング4の内周面には、昇降栓体
3における上下の駆動突起部14,15に係合可能とな
るカム案内路26が設けられている。カムリング4を直
線状に展開した仮想状態を示す図4から明らかなよう
に、上記カム案内路26は、カムリング4の内面上周部
に沿って交互に形成された上部推進面28及び下行き誘
導面29と、内面下周部に沿って交互に形成された上行
き誘導面30及び下部推進面31とを有したものであ
る。
【0025】そして、上部推進面28と下行き誘導面2
9とが隣接方向に繰替えされるピッチと、上行き誘導面
30と下部推進面31とが隣接方向に繰替えされるピッ
チとは、互いに同じ寸法に合わされ、且つそれら上下間
においては互いに半ピッチづつずれるかたちで配されて
いる。また、上部推進面28と上行き誘導面30との上
下間隔、及び下行き誘導面29と下部推進面31との上
下間隔は、いずれも、上下の駆動突起部14,15によ
る作用上の相互干渉が起こらないような寸法に保持され
ている。
【0026】上部推進面28は、カムリング4の周方向
に沿って一方的に傾斜する斜面である。傾斜の高位側
(図4の上側)が導入部28aとされ、傾斜の低位側
(同、下側)が終端部28bとれている。この上部推進
面28には、前記した上下双方の駆動突起部14,15
が当接されるようになるため、カムリング4の径方向に
沿った深さが、突出量の大きな上位の駆動突起部14を
係合可能とする寸法で形成されている。
【0027】下行き誘導面29は、起立面34及び掃出
面35を有している。起立面34はカムリング4の軸方
向に平行する平坦面で、カムリング4の径方向に沿った
深さが、図5(a)に示すように上記した上部推進面2
8よりも浅い寸法で形成されている。これにより、図4
と図6との比較参照によって明らかなように下位の駆動
突起部15は通過させるが上位の駆動突起部14は通過
させないようにしてある。この起立面34の下端部は、
上部推進面28の終端部28bと同じレベルとするか、
又は下位となるように位置付けられている。
【0028】また掃出面35は、起立面34の下端部と
それより下方のカムリング内周面との間を傾斜状態で接
続する斜面である。下部推進面31は、カムリング4の
周方向に沿って一方的に傾斜する(上記した上部推進面
28とは傾斜方向が逆となる)斜面である。傾斜の低位
側(図4の下側)が導入部31aとされ、傾斜の高位側
(同、上側)が終端部31bとれている。この下部推進
面31は、その導入部31aの上方に、前記した下行き
誘導面29の掃出面35が対応して位置付けられるよう
になっている。
【0029】この下部推進面31に当接されるのは下位
の駆動突起部15だけであるため、カムリング4の径方
向に沿った深さが、図5(b)に示すように下行き誘導
面29の起立面34と同じ寸法で形成されている。上行
き誘導面30は、起立面36及び掃出面37を有してい
る。起立面36はカムリング4の軸方向に平行する平坦
面で、カムリング4の径方向に沿った深さが、図5
(a)に示すように上記した下行き誘導面29の起立面
34と同じ寸法になるように形成されている。従って、
下位の駆動突起部15だけを通過可能にしている。
【0030】また掃出面37は、起立面36の上端部と
それより上方のカムリング内周面との間を傾斜状態(上
記した下行き誘導面29の掃出面35とは傾斜方向が逆
となる)で接続する斜面である。この掃出面37は、そ
の上方に、前記した上部推進面28の終端部28bが対
応して位置付けられるようになっている。図3に示した
ように順送り手段は、上記のような昇降栓体3及びカム
リング4を、栓基部2及びカバー筒体7と共に組み合わ
せ、且つ昇降栓体3と栓基部2との上下間にバネ40を
装填することによって構成される。すなわち、栓基部2
に対し、その筒状支承台21上にカムリング4を載せ、
また通水筒22上に昇降栓体3を嵌めたうえで、それら
の上方からカバー筒体7を外嵌させる。また、この場
合、栓基部2における筒状支承台21と通水筒22とバ
ネ受座23とによって形成される周空間と、昇降栓体3
における外装筒部12と内装筒部13とによって形成さ
れる周空間との上下間にバネ40を装填する。
【0031】なお、本実施例においてカバー筒体7はそ
の周壁が二重壁構造を有したものとし、その内周側の壁
部内面を栓基部2の取付ボス部20乃至筒状支承台21
まわりに無理嵌めすることで、栓基部2に対する固定が
できるようにした。また、このカバー筒体7の内周側の
壁部には、昇降栓体3における上位の駆動突起部14と
係合してその上下動を案内するガイド溝42を形成した
(図2参照)。従って、このガイド溝42の上端部が上
位の駆動突起部14に対する上限ストッパとしての作用
を奏するようになり、これによって昇降栓体3が栓基部
2及びカバー筒体7に対して上方へ脱出してしまうこと
がないようにしている。
【0032】このような構成の順送り手段において、図
1(a)に示した液体容器6の常態(不使用状態)で
は、図4に示すように上位の駆動突起部14が上部推進
面28における導入部28aの上方へ浮き上がった状態
で待機し、また下位の駆動突起部15が下部推進面31
の終端部31bに係合した状態で待機するようになって
いる。
【0033】この待機状態から昇降栓体3を1回押し下
げ操作すると、上位の駆動突起部14が下降して上部推
進面28にその上から当接し、且つこれを押し下げるよ
うになる(図4中のX参照)。また、これと同時に下位
の駆動突起部15が下部推進面31からその下方へ脱出
した状態とされる。上位の駆動突起部14が上部推進面
28を押し下げることに伴い、カムリング4は所定角度
の回動を起こすようになり(図4では説明の便宜上、カ
ムリング4を固定し、駆動突起部14,15側を相対移
動させて描いてある)、これによって下位の駆動突起部
15の上方位置に、上行き誘導面30が位置付けられる
ようになる(図4中のY参照)。
【0034】上記した昇降栓体3の押し下げ操作を解除
すると、バネ40によって昇降栓体3が押し上げられる
ので、下位の駆動突起部15は上昇しつつ上行き誘導面
30に当接し、この上行き誘導面30の起立面36及び
掃出面37を経、更にカムリング4の内周面を経て、上
部推進面28の終端部28bへと導かれる。このとき、
カム案内路26としては、上下の駆動突起部14,15
に対して上方への移動を阻止するものが何も無いから、
昇降栓体3が受けるバネ作用によって更に上昇が続き、
下位の駆動突起部15は上部推進面28における終端部
28bの上方へ浮き上がった状態にされる(図7参
照)。
【0035】なお、前記したようにこのとき上位の駆動
突起部14がカバー筒体7のガイド溝42内を上昇する
ようになっており、昇降栓体3は、このガイド溝42の
上端部(上限ストッパとして作用する部分)に上位の駆
動突起部14が係合する時点を超えて上昇することはな
い。そして、昇降栓体3は、ガイド溝42の上端部に上
位の駆動突起部14が係合した状態をバネ作用によって
保持されるようになっている。
【0036】この時点の状態は、昇降栓体3が図1
(b)に示したように吐出口3aを露出させた上昇状態
である。そしてこのとき栓手段8(図7参照)では、栓
基部2の通水筒22から昇降栓体3の栓下垂体16が引
き抜かれた状態となって、容器本体5の口部5aと昇降
栓体3の吐出口3aとが連通しているので、この吐出口
3aから容器本体5内の内容物を取り出すことができ
る。
【0037】一方、このように上昇した昇降栓体3を、
もう1回押し下げ操作すると、図6に示すように下位の
駆動突起部15が下降して上部推進面28にその上から
当接し、且つこれを押し下げるようになる。従って、こ
れに伴い、カムリング4が所定角度の回動を起こすよう
になる(この図6においても、説明の便宜上、カムリン
グ4を固定し、駆動突起部14,15側を相対移動させ
て描いてある)。また、このようなカムリング4の回動
に伴い、下位の駆動突起部15は上部推進面28の終端
部28bから下行き誘導面29の起立面34へと移行
し、この起立面34から掃出面35を経て下部推進面3
1の下方へと導かれるようになる(図6中のX参照)。
【0038】上記した昇降栓体3の押し下げ操作を解除
すると、バネ40によって昇降栓体3が押し上げられる
ので、下位の駆動突起部15は上昇しつつ下部推進面3
1の導入部31aに対してその下から当接する。そして
更に、この下部推進面31を押し上げるようになるの
で、カムリング4が所定角度の回動を起こすようにな
る。これにより、下位の駆動突起部15は下部推進面3
1の終端部31bに係合した状態となる(図6中のY参
照)。
【0039】一方、上位の駆動突起部14は上部推進面
28の上方へ浮き上がった状態のまま、カム案内路26
に対して何ら作用を与えることなく上下動を行うものと
なる。上記のように下位の駆動突起部15が下部推進面
31の終端部31bに係合した状態では、昇降栓体3が
下降しており、図1(a)に示した液体容器6の常態に
戻ったことになる。そしてこのとき栓手段8(図3参
照)では、栓基部2の通水筒22へ昇降栓体3の栓下垂
体16が突き刺さった状態となって、容器本体5の口部
5aと昇降栓体3の吐出口3aとの連通状態が遮断され
ている。そのため、仮令、液体容器6を横転状乃至逆立
ち状にしたとしても容器本体5内の内容物がこぼれるこ
とはない。
【0040】すなわち、この時点で、昇降栓体3に対す
る一連の押し下げ操作を1サイクル終了したことにな
る。なお、このとき、昇降栓体3がバネ作用を受けて栓
基部2に対して勝手に突出した状態となったり、又は液
体容器6を逆立ち状にした場合等に昇降栓体3が突出状
態になったりするおそれはない。
【0041】図8(a)は本発明に係る口栓装置1の第
2実施例を示し、また図8(b)は本発明に係る口栓装
置1の第3実施例を示している。これら第2実施例及び
第3実施例では、昇降栓体3と栓基部2との間で構成さ
れる栓手段8において、前記第1実施例と相違する。な
お、第1実施例と同一作用を奏するものには同一符号を
付してある。
【0042】すなわち、図8(a)に示す第2実施例の
栓手段8において、栓基部2の取付ボス部20には、昇
降栓体3の外装筒部12に対してその内周面に水密状に
当接し得る円筒状の止水隔壁46が立設されている。ま
た、この止水隔壁46の内周部下部には、容器本体5の
口部5aを閉塞し、且つ昇降栓体3が下降時においてそ
の内装筒部13の内周面に水密状に当接し得るように膨
隆した中底部47が設けられている。そして、この中底
部47には、膨隆部分まわりで互いに所定間隔をおいて
複数の通水孔48が形成されている。
【0043】従って、昇降栓体3が下降時にあっては、
外装筒部12と止水隔壁46との周間、内装筒部13と
中底部47との周間において密栓状態が得られるように
なっている。また昇降栓体3が上昇すれば、内装筒部1
3と中底部47との周間が連通状態となるものである。
一方、図8(b)に示す第3実施例の栓手段8におい
て、栓基部2の取付ボス部20には、昇降栓体3の内装
筒部13に対してその外周面に水密状に当接し得る円筒
状の止水隔壁50が立設されている。また、この止水隔
壁50の内周部下部には、容器本体5の口部5aを閉塞
可能な中底部51が設けられ、この中底部51には、止
水隔壁50の立ち上がり縁部で互いに所定間隔をおいて
複数の通水孔52が形成されている。
【0044】従って、昇降栓体3が下降時にあっては、
内装筒部13と止水隔壁50との周間、及び内装筒部1
3と各通水孔52との上下間において密栓状態が得られ
るようになっている。また昇降栓体3が上昇すれば、内
装筒部13と各通水孔52との上下間が連通状態となる
ものである。図9は本発明に係る口栓装置1の第4実施
例を示しており、この第4実施例では、カバー筒体7が
その周壁を一重壁構造とされている点において、前記第
1実施例と相違する。なお、第1実施例と同一作用を奏
するものには同一符号を付してある。
【0045】本発明は、前記した各実施例に限定される
ものではなく、更に細部的な各種改良乃至変更を加える
ことが可能である。例えば、順送り手段において、上下
の駆動突起部14,15とカム案内路26との組み合わ
せ数は4組より少なくしたり、又は4組より多くしたり
することが可能である。
【0046】また、昇降栓体3に対し、上下の駆動突起
部14と15とを周方向でずらした位置付けとし、また
これに対応させるべく、カムリング4のカム案内路26
において、上部推進面28、下行き誘導面29、上行き
誘導面30、下部推進面31の相互配置関係をずらすよ
うにすることが可能である。カムリング4において、上
部推進面28、下行き誘導面29、上行き誘導面30、
下部推進面31の細部形状(例えば上下の駆動突起部1
4,15との接触を円滑化させるための曲線や面取りを
採り入れたり、傾斜角(リード角)に緩急をつけたりす
る)や大きさ等は、実施の態様に応じて適宜変更可能で
ある。
【0047】カバー筒体7は必須不可欠ではなく、省略
することもできる。この場合、栓基部2と昇降栓体3と
の間(例えば、栓基部2の通水筒22と昇降栓体3の内
装筒部13との摺動部)で、第1実施例において説明し
たガイド溝42に代わるような適宜昇降ガイド構造を採
用すればよい。容器本体5を樹脂製等とする場合には、
容器本体5の口部5aに対して栓基部2を一体的に形成
させるようにすることも可能である。
【0048】容器本体5内に収蔵する液体は何ら限定さ
れるものではない。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、栓基部は、容器本体に対して一体的に設けら
れ、昇降栓体は、この栓基部に対して上下動自在に保持
され、またカムリングは栓基部に対して回動自在に保持
されている。そして、液体容器の常態(不使用時とす
る)にあって、昇降栓体は下降状態とされ、吐出口が隠
されるようになっている。この状態で昇降栓体を1回押
し下げ操作すると、順送り手段の作動に伴ってカムリン
グが所定角度だけ間欠回動し、これにより昇降栓体は上
昇させられると共に、この上昇状態が保持されるように
なる。従って、昇降栓体の吐出口が露出し、また昇降栓
体と栓基部との間で構成される栓手段が吐出口と容器本
体の口部とを連通状態にするので、液体容器は使用可能
状態となる。
【0050】一方、上記のように上昇した昇降栓体をも
う1回押し下げ操作すると、順送り手段が再び作動して
カムリングが更に所定角度だけ間欠回動する。これによ
り、昇降栓体は吐出口が隠れる位置で下降状態を保持さ
れるようになると共に、上記栓手段が吐出口と容器本体
の口部との連通を遮断する。従って、液体容器は常態
(内容物の取り出しができない密栓状態)に戻される。
【0051】このように、従来とは異なり、液体容器の
使用に際していちいち外蓋を螺脱し、また使用後には螺
合するという手間が全く不要となるので、取り扱いが極
めて容易となる。勿論、螺脱した外蓋を落下させて破
損、又は紛失等させる等の欠点は、一切ない。このよう
に、昇降栓体を1回押し下げ操作するたびに、当該昇降
栓体の出し入れを行い、内容物の取り出しの可否を切り
替えるものである。従って、それらの切り替え状態は、
昇降栓体が上昇しているか又は下降しているかによって
一見明らかとなる。そのため、密栓されていない液体容
器をうっかりと横到させる等の失敗がなくなり、内容物
の漏洩を防止できる。
【0052】前記順送り手段の構成としては、昇降栓体
に設けた上下一対の駆動突起部と、これら上下の駆動突
起部に係合するようにカムリングに設けたカム案内路と
を組み合わせたカム構造とすることが好適である。この
カム構造は、昇降栓体が押し下げられるたびにカムリン
グを間欠回動させつつ、昇降栓体の上昇位置又は下降位
置を交互に保持替えさせるようにしたもので、構造的に
簡潔であると共に、作動効率に優れるという利点を有し
ている。従って、製造コストの低廉化、動作の確実化及
び長寿命化等が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る口栓装置の第1実施例においてそ
の使用状況を説明する斜視図であって、(a)は常態
(不使用時)であり、(b)は使用可能状態である。
【図2】第1実施例の口栓装置を分解し、且つそれぞれ
の必要箇所を破砕して示す斜視図である。
【図3】第1実施例の口栓装置が常態(不使用時)にあ
るときの側断面図である。
【図4】第1実施例に用いられるカムリングを直線状に
展開した仮想状態を示す斜視図である。
【図5】(a)は図4のA−A線断面図であり、(b)
は図4のB−B線断面図である。
【図6】図4に示した状態から昇降栓体を1回押し下げ
操作する状況を示した動作説明図である。
【図7】図3に示した状態から昇降栓体を上昇させて使
用可能にした状態を示す半側断面図である。
【図8】(a)は第2実施例の口栓装置に設けられた栓
手段を示す半側断面図であり、(b)は第3実施例の口
栓装置に設けられた栓手段を示す半側断面図である。
【図9】第4実施例の口栓装置を示す半側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 口栓装置 2 栓基部 3 昇降栓体 3a 吐出口 4 カムリング 5 容器本体 5a 口部 6 液体容器 7 カバー筒体 8 栓手段 14 上位の駆動突起部 15 下位の駆動突起部 26 カム案内路 28 上部推進面 29 下行き誘導面 30 上行き誘導面 31 下部推進面 40 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(5)の口部(5a)に設けら
    れる栓基部(2)と、該栓基部(2)に対して上下動自
    在に保持される昇降栓体(3)と、上記栓基部(2)に
    対して回動自在に保持されるカムリング(4)とを有し
    て成り、 前記昇降栓体(3)には、栓基部(2)に対する上昇時
    にだけ露出状態とされる吐出口(3a)が設けられ、 該昇降栓体(3)と前記栓基部(2)との間では、昇降
    栓体(3)の上昇時にその吐出口(3a)と容器本体
    (5)の口部(5a)とを連通させると共に昇降栓体
    (3)の下降時にその吐出口(3a)と前記容器本体
    (5)の口部(5a)との連通状態を遮断する栓手段
    (8)が構成されており、 前記昇降栓体(3)とカムリング(4)との間では、昇
    降栓体(3)を押し下げ操作するたびにカムリング
    (4)を間欠回動させて昇降栓体(3)の昇降位置を交
    替保持させる順送り手段が構成されていることを特徴と
    する液体容器の口栓装置。
  2. 【請求項2】 前記栓基部(2)にはカバー筒体(7)
    が外嵌状に取り付けられ、該カバー筒体(7)と栓基部
    (2)との間で前記カムリング(4)を回転自在且つ上
    下動不能に保持するようになっていることを特徴とする
    請求項1記載の液体容器の口栓装置。
  3. 【請求項3】 前記順送り手段は、昇降栓体(3)にお
    いて径方向外方へ向くように設けられた上下一対の駆動
    突起部(14,15)と、カムリング(4)においてこ
    れら各駆動突起部(14,15)と係合可能に設けられ
    たカム案内路(26)とが組み合わされ、且つ昇降栓体
    (3)を押し下げ操作に抗して押上げ付勢するバネ(4
    0)が付属されて成り、 上記カムリング(4)のカム案内路(26)は、 昇降栓体(3)が押し下げ操作されたときに上位の駆動
    突起部(14)によってカムリング(4)に所定角度の
    回動を起こさせる上部推進面(28)と、 昇降栓体(3)の押し下げ操作が解除されたときにバネ
    (40)の押し上げ力を受けて上昇する下位の駆動突起
    部(15)を上記上部推進面(28)へ導く上行き誘導
    面(30)と、 昇降栓体(3)が次に押し下げ操作されたときに下位の
    駆動突起部(15)が上記上部推進面(28)を押圧し
    カムリング(4)が回動されるようになるのを受けて当
    該下位の駆動突起部(15)を下部推進面(31)の下
    方へ導く下行き誘導面(29)と、 昇降栓体(3)の押し下げ操作が解除されたときにバネ
    (40)の押し上げ力を受けて上昇する下位の駆動突起
    部(15)によりカムリング(4)に所定角度の回動を
    起こさせる下部推進面(31)とを有していることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の液体容器の口栓装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096805A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出容器
JP2021121547A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 株式会社吉野工業所 塗布容器

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JP2012096805A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出容器
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