JPH08243339A - 地下空間の空気浄化装置 - Google Patents
地下空間の空気浄化装置Info
- Publication number
- JPH08243339A JPH08243339A JP7081716A JP8171695A JPH08243339A JP H08243339 A JPH08243339 A JP H08243339A JP 7081716 A JP7081716 A JP 7081716A JP 8171695 A JP8171695 A JP 8171695A JP H08243339 A JPH08243339 A JP H08243339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- air
- ozone
- cathode
- nozzle group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/36—Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
空間内での運転にも適し、コンパクトでき、保守点検も
簡易で、安全なトンネル等の地下空間の空気浄化装置を
提供する。 【構成】 固形電解質膜の一面に、オゾン発生触媒機能
を有する金属を所定の開口率を有する多孔材となした陽
極電極を重ね、他面に同じく所定の開口率を有する多孔
材となした陰極電極を重ね、陽極電極と陰極電極とを覆
う陽極側ジャケットと陰極側ジャケットとには夫々水流
入口と水流出口とを設けてオゾン水生成セルを構成し、
陽極電極と陰極電極とを直流電圧電源に連結し、水流入
口には水供送管を連結し、陽極側ジャケッの水流出口は
トンネル等の地下空間内の空気が流過する処理槽に設け
た第一噴射ノズル群に、陰極側ジャケットの水流出口は
処理槽に設けた第二噴射ノズル群に夫々連結してなる。
Description
駐車場・地下室等の地下空間の空気を浄化するに適した
地下空間の空気浄化装置に関するもので、特に自動車ト
ンネル・地下駐車場等の排気中の一酸化窒素を脱硝する
に適した地下空間の空気浄化装置に関するものである。
但し、本発明は地下空間の空気浄化のみに限定されるも
のではなく、地上の無菌室やクリーンルームへの適用を
も妨げるものではない。
装置は種々提案されているが、これら地下空間の空気浄
化は通常処理容量が多い反面、限られた狭い空間内に大
型の装置を設置できないことから、大規模な地下空間で
は、パイロットトンネルや地下空間を掘削時に掘削した
立坑等を換気用に使用し、地下空間内の空気を単に換気
する「換気法」にとどまっているのが一般的である。
ル等の地下空間の空気浄化装置としては、比較的大容量
処理に適したものとして、バッグフィルター方式、湿式
スクラバー方式、電気集塵機等が提案され一部ですでに
実用化もされている。
置は、粉塵捕集には効果的であるが、窒素酸化物(NO
x)・臭気物質等の物質を効果的に捕集できないため、
放電式オゾナイザーで生成したオゾンと空気とを気気接
触させ、自動車トンネル、地下駐車場等で充満する一酸
化窒素(NO)を水に溶け易い二酸化窒素(NO2)と
なし、湿式スクラバー(シャワーリングタワー)等の気
液接触装置で一酸化窒素及び粉塵を捕集・除去するとと
もに、オゾンの強力な酸化力で脱臭・殺菌する「オゾン
処理空気浄化装置」も提案されている。
ないので、細菌等の微生物が繁殖し易いが、比較的小容
量の地下空間の空気を殺菌する適当な装置はほとんどな
く、特に衛生に注意しなくてはならない施設は地下利用
を避けるのが望ましいとされている。なお、手術室等を
地下に設置する場合は、常時外気を細菌等が通過できな
いフィルター等で濾過して、地下室全体が多少加圧され
る程度に外気を供送し続ける方法も採用されている。
1」のものが知られている。(平成4年10月25日
社団法人産業環境管理協会発行 三訂・公害防止対策要
説[大気編])(以下、公知資料という。)
ゾン酸化が以下のように行なわれると記載されている。 NO+O3 → NO2+O2 ・・・・・(1) 2NO+O3 → N2O5+O2 ・・・・(2) なお、上記(1)の反応は速やかに進むが、(2)の反
応は遅い。
法、すなわち、前項(2)の反応を使用し反応性の乏し
い一酸化窒素を二酸化窒素となした後、水等の吸収液に
効率的に吸収するものに最も類似するものであるが、こ
の方法はオゾン発生機が高価で、吸収速度が遅い欠点を
有するとされている。
空気を処理せずに特定の場所より排気する前記従来の換
気法は、有害物質が処理されないこと自体、自然環境に
悪影響を及ぼす課題を有し、さらには、この方式は有害
物質を特定地域に集めて連続的に排気することになり、
自然環境に及ぼす影響が特定地域において集中して特に
大きな悪影響を与えるという課題を有している。
を処理することも提案されているが、排気量が多くなる
とその浄化に要する経費は累進的に高騰し、大規模トン
ネル等ではその排気を浄化することが経済的に不可能と
されている課題を有するものである。
スクラバー方式、電気集塵機等は、技術が古くより確立
されたものであるが、特に地下空間の空気を浄化するに
は、空気の湿潤、カビ等の微生物の殺菌、臭気の脱臭等
の諸条件をいずれも満足できるものがなく、例えば、バ
ッグフィルター方式は脱臭できず、微生物は濾過できな
いという課題を有し、電気集塵機は集塵効率が高いがバ
ッグフィルター方式と共に保守点検が煩雑であり、湿式
スクラバー方式は保守点検が容易であるが、脱臭や殺菌
はできないという課題を有している。なお、これらのい
ずれの方式も脱硝効果はほとんど期待できない。
ー方式の前段処理にオゾンガスと地下空間内の空気とを
接触させ、オゾンで脱臭、殺菌、さらには一酸化窒素等
を捕集し易い分子に酸化して、次いで湿式スクラバーで
これらを捕集する「オゾン処理空気浄化装置」(前記し
た、酸化吸収法の相当する。)が注目されるようになっ
てきた。特に、この方式は自動車トンネルや地下駐車場
の空気浄化装置に効果的であるとして最近注目されてい
るが、従来の放電式のオゾナイザーをトンネル等の地下
空間内において運転することは、前記したようにオゾン
発生機が効果である課題、二酸化窒素の吸収液への吸収
速度が遅いので大型な処理槽が必要となる課題以外に以
下のごとき課題を有するものである。 1、 放電式オゾナイザーは大型で大きなスペースを占
有する。 2、 トンネル等の地下空間内の湿潤した空気を原料気
体に使用すると、オゾン発生効率が著しく低下し窒素酸
化物の発生が増える。 3、 トンネル等の地下空間内の湿潤した空気でオゾナ
イザ−の高電圧部位での短絡事故が発生し易い。 4、 万が一高濃度の気相のオゾンが漏出すると、オゾ
ンガスは人間にとって有害物質であり危険性を内包する
ものである。特に密閉率の高い地下空間に漏れた気相の
オゾンが溜ると大きな事故が発生することが想定でき
る。 5、 放電式オゾナイザーは頻繁な保守・点検を行わな
いと、所定のオゾン発生効率を維持できない。
装置には、前記したようなフィルターで外気等を濾過す
るのが適しているとされるが、フィルターは細菌等を捕
集するのみであるので、保守・点検作業を順守しない
と、一箇所に集めた細菌が不意にこぼれ落ちたり、フィ
ルターの捕集面とは反対側面にまで細菌等が繁殖して高
い信頼性を有するものでないという課題を有することが
知られている。
ので、水を電気分解して発生する酸素中にオゾンが混入
することに着目し、このオゾンを電気分解中の水に溶解
させたオゾン水を使用して、トンネル等の地下空間内で
の運転にも適すると共に小容量処理・大容量処理のいず
れにもコンパクトな装置で対応でき、保守点検も簡易
で、安全なトンネル等の地下空間の空気浄化装置を提供
することを目的としたものである。
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、固形電解質膜31の一面に、オゾン発
生触媒機能を有する金属を所定の開口率を有する多孔材
となした陽極電極32を重ね、他面に同じく所定の開口
率を有する多孔材となした陰極電極33を重ね、上記陽
極電極32と陰極電極33とを覆う陽極側ジャケット3
4と陰極側ジャケット35とには夫々水流入口36a,
36bと水流出口37a,37bとを設けてオゾン水生
成セル30を構成し、上記陽極電極32と陰極電極33
とを直流電圧電源38に連結し、上記水流入口36a,
36bには水供送管40a,40bを連結し、陽極側ジ
ャケット34の水流出口37aはトンネル等の地下空間
内の空気が流過する処理槽10に設けた第一噴射ノズル
群11aに、陰極側ジャケット35の水流出口37bは
上記処理槽10に設けた第二噴射ノズル群11bに夫々
連結してなる技術的手段を講じたものである。
1」記載の第二噴射ノズル群11bが、処理槽10内の
第一噴射ノズル群11より空気の流過下流側に位置させ
たことを特徴とする技術的手段を講じたものである。
膜31の一面に、オゾン発生触媒機能を有する金属を所
定の開口率を有する多孔材となした陽極電極32を重
ね、他面に同じく所定の開口率を有する多孔材となした
陰極電極33を重ね、上記陽極電極32と陰極電極33
とを覆う陽極側ジャケット34と陰極側ジャケット35
とには夫々水流入口36a,36bと水流出口37a,
37bとを設けてオゾン水生成セル30を構成し、左右
一端側に空気流入口12を左右他端側に空気流出口13
を設けたトンネル等の地下空間内の空気が流過する処理
槽10内に、空気の流路を屈曲すると共に処理槽10の
底部においてドレーン水の通過を阻止しない邪魔板17
を設け、この邪魔板17より空気流入口12側に第一噴
射ノズル群11aを、空気流出口13側に第二噴射ノズ
ル群11bを収納し、さらに該処理槽10の底部には排
水口18を設け、上記オゾン水生成セル30の陽極電極
32と陰極電極33とを直流電圧電源38に連結し、水
流入口36a,36bには水供送管40a,40bを連
結し、陽極側ジャケット34の水流出口37aは前記第
一噴射ノズル群11aに、陰極側ジャケット35の水流
出口37bは前記第二噴射ノズル群11bに夫々連結し
てなる技術的手段を講じたものである。
ン水生成セル30の陽極側ジャケット34と陰極側ジャ
ケット35とに水を供送し、陽極電極32と陰極電極3
3との間に直流電圧を印加すると、陽極電極32と陰極
電極33との間に固形電解質膜31を介して電子の移動
が生じ、その結果、水は電気分解され、陽極側ジャケッ
ト34内に酸素が発生し、陰極側ジャケット35内に水
素が発生する。そして、陽極側ジャケット34内では陽
極電極32が一種の触媒として作用し、発生する酸素の
一部をオゾン化し、あるは直接オゾンを発生して、酸素
と共にオゾンを発生させる。そして、この発生したオゾ
ンは、酸素に比べ約10倍程度水に溶解するので陽極側
ジャケット34内を流過する水に溶け込み、オゾン水
(オゾンが溶け込んだ水をオゾン水と言う。)を生成す
るものである。
生した水素が細かな気泡となって混入し水素気泡入り水
を生成するものである。
処理槽10内で第一噴射ノズル群11aより噴射される
オゾン水とトンネル等の地下空間内の空気とが気液接触
し、また、第二噴射ノズル群11bより噴射される水素
気泡入り水とトンネル等の地下空間内の空気とが気液接
触し、トンネル等の地下空間内の空気に混入する粉塵は
オゾン水と水素気泡入り水とによりに捕集される作用を
呈する。
する場合、これらはオゾン水で酸化され二酸化窒素(N
O2)となり水に解け易くなり、水中に溶解して捕集さ
れる作用を呈する。なお、気相の一酸化窒素を気相のオ
ゾンで酸化して二酸化窒素となし、次いで、この気相の
二酸化窒素を水に吸収させると、吸収に時間を要する
が、液相のオゾンと気相の一酸化窒素を接触させると、
二酸化窒素への酸化と同時に水が存在するので直ちに水
に溶け込み水への吸収時間は非常に効率的に行なえる作
用を呈するものである。
菌・カビ等の微生物や臭気物質混入する場合、オゾン水
は強力な酸化力でこれらを酸化して殺菌、分解して無毒
化・無臭化する作用を呈する。
に、その他人間にとって有害な物質等、例えば種々の炭
化水素等の疎水性物質が混入する場合、これらを酸化し
て親水性を向上させ、オゾン水及び水素気泡入り水に捕
集し易くなす作用を呈するものである。
イナスイオンの一部は固形電解質膜31を通過して陽極
側ジャケット34側に移動するので、陽極側ジャケット
34側のオゾン水は酸性を呈し、陰極側ジャケット35
側の水素気泡入り水はアルカリ性を呈する。したがっ
て、両者の水を噴霧することで排水は略中和される作用
を呈するものである。
射ノズル群11aよりオゾン水を噴霧して気流中に混入
する物質の親水性を向上する酸化工程と、次いで第二噴
射ノズル群11bより噴霧される水素気泡入り水による
還元捕集工程とが行われるので疎水性物質をも効率的に
捕集できる作用を呈するものである。
のオゾンが消費されずに気相のオゾンとなったり、ミス
トの状態でこれが処理槽10より流出する前に水素気泡
入り水と接触して、水素とオゾンとを反応させオゾンの
漏出を防ぐ作用を呈するものである。
より空気流入口12側に第一噴射ノズル群11aを、空
気流出口13側に第二噴射ノズル群11bを収納して、
処理槽10を横形となしたため、第二噴射ノズル群11
bより噴霧されたアルカリ性の水素気泡入り水が、第一
噴射ノズル群11aのオゾン水噴射範囲に滴下すること
がなく、第一噴射ノズル群11aのオゾン水噴射による
酸化を妨げないように作用するものである。
て説明する。図中、30がオゾン水生成セルで、このオ
ゾン水生成セル30は、固形電解質膜31の一面にオゾ
ン発生触媒機能を有する金属を所定の開口率を有する多
孔材となした陽極電極32を重ね、他面に同じく所定の
開口率を有する多孔材となした陰極電極33を重ねてあ
る。
するフッ素系イオン交換膜が使用される。またオゾン発
生触媒機能を有する金属としては、二酸化鉛(Pb
O2)がその代表例として知られているが、二酸化鉛を
所定の開口率を有する多孔材に加工することは比較的困
難で従来は焼成法等によって微小な通孔を有したポーラ
ス材が提案されているが、このポーラスな二酸化鉛は脆
弱で使用中に構成部材が崩れたりするので本実施例で
は、陽極電極32に同じくオゾン発生触媒機能を有する
ことが知られている白金(Pt)を使用した。なお、オ
ゾン発生触媒機能を有する金属としてはその他に金(A
u)等の貴金属が知られておりこれらを使用してもよい
ものである。
有する多孔材となすには、本実施例では白金の線を編ん
で金網となし、その網目を開口部となしているが、その
他金属板に多数の小通孔やスリットを設けたものを使用
してもよい。
(Ag)、イリジュウム(Ir)等がオゾン生成に有利
であることが実験の結果確認されており、本実施例では
銀の金網を使用した。
とを覆う陽極側ジャケット34と陰極側ジャケット35
とには、夫々水流入口36a,36bと水流出口37
a,37bとを設けてある。
ット35は、両者で二つ割り容器状に構成され、両者の
開口部を合わせる際に、固形電解質膜31と陽極電極3
2と陰極電極33とを中央に挟持するようになしてあ
る。なお、この陽極側ジャケット34と陰極側ジャケッ
ト35とは、耐オゾン水性の材質、例えばテフロンで構
成し両者の開口部を合わせて図示しない締着螺子等で締
結すると水流入口36a,36bと水流出口37a,3
7bとを除いて密閉できるようになし、中央部を固形電
解質膜31で仕切って、陽極側ジャケット34の水流入
口36aより流入した水は該陽極側ジャケット34の水
流出口37aより流出し、陰極側ジャケット35の水流
入口36bより流入した水は該陰極側ジャケット35の
水流出口37bより流出するようになしてある。
とを直流電圧電源38に連結し、上記水流入口36a,
36bには水供送管40a,40bを連結し、陽極側ジ
ャケット34の水流出口37aは、トンネル等の地下空
間内の空気が流過する処理槽10に設けた第一噴射ノズ
ル群11aに、陰極側ジャケット35の水流出口37b
は上記処理槽10に設けた第二噴射ノズル群11bに夫
々連結してなる。
直流に整流する従来公知なもを使用すればよい。なお、
本発明に使用される直流電源は陽極電極32と陰極電極
33との間隙が狭い(この間隙は固形電解質膜31の厚
みであり、実施例では400ミクロン)ため数十ボルト
(実施例では20〜40ボルト)の比較的低い電圧でよ
いものである。
端を水道水供給源に連結し、水道水が供送されるように
なしてもよいが、トンネル内では地下水が利用できる例
が多く、地下水を利用する場合は、地下水をためる図示
しない水槽より上記水供送管40a,40bを延設し、
この水供送管40a,40bの途中にポンプ41,41
(水道推理用の場合は、このポンプ41,41は不要に
ことが多い。)を介装するようになせばよい。なお、水
供送管40a,40bの途中にはフィルター42,42
を夫々介装しておくとよいのは無論である。
ット34と陰極側ジャケット35とに水を供送し、陽極
電極32と陰極電極33との間に直流電圧を印加する
と、前記したように、陽極側ジャケット34内を流過す
る水がオゾン水となり、陽極側ジャケット4内の水には
発生した水素が細かな気泡となって混入し水素気泡入り
水となるものである。
いる塩素(Cl)・カリュウム(K)等のマイナスイオ
ンの一部は、電界によって吸引され固形電解質膜31を
通過して陽極側ジャケット34側に移動するので、陽極
側ジャケット34側の水は酸性水となり、陰極側ジャケ
ット35側の水はアルカリ性水となるものである。
端を陽極側ジャケット34の水流出口37aに連結した
下流側の水供送管40aより夫々分岐されて連結され、
処理槽10の一断面全面に渡って均一な分布で液滴(オ
ゾン水)を噴霧するようになしてあり、二噴射ノズル群
11bは一端を陰極側ジャケット35の水流出口37b
に連結した下流側の水供送管40bより夫々分岐されて
連結され、同じく処理槽10の一断面全面に渡って均一
な分布で液滴(水素気泡入り水)を噴霧するようになし
てある。
ト34と陰極側ジャケット35とには陽極電極32また
は陰極電極33と重ねてラス網体39を夫々密入してあ
る。このラス網体39は耐食性金属板(実施例ではチタ
ン板)に千鳥状に多数のスリットを入れ各スリット部が
網目となるように引き伸ばして構成されたもので、「図
3」に示すaが最高段部でその上部に低段部または上方
に向かって低くなる傾斜面部bを有し、この傾斜面部b
より斜め上方に延設される網線部c,cが上段の最高段
部aに連結するようになっている。
と陰極側ジャケット35とに収納した理由は、発生した
オゾンと水との接触頻度を向上するためと、電気分解で
発生した酸素・オゾン・水素を直ちに水中に取り込み両
電極間の導電性の低下を防止するためである。
とを構成する金網及びラス網体39はその面と直交方向
には網目によって通水性を有すると共に、面方向にも通
水性を有する。すなわち、ラス網体39の両面を二枚の
板で挟みその間に水を圧送すると、ラス網体39の両面
は凹凸となっているので両板と間隙を有する部分から水
は次の網目に流入することになり、結果として面方向に
も通水性が確保される。そして、この面方向の通水は網
の交点部や網線部等に順次衝突しながら方向を転換し進
行するので、非常に複雑な迷路状の流路を、衝突・方向
転換・分流・合流を繰り返しながら流過することにな
る。したがって、水が複雑な迷路状の流路を通過するこ
とで、流過距離を長くすると共に攪拌作用を得て気液の
接触頻度が向上するものである。
は、上記のように衝突・方向転換を行い小さな渦流を多
数発生させることになる。すなわち、「図4」に矢印Y
1で示した網線部cを潜った流れは網目部内で渦流Y2
となる。そしてこの渦流Y2は陽極電極32と固形電解
質膜31との間に発生し気泡状となった酸素及びオゾン
をその部位より掃引することになる。上記気泡は電気的
には不良導体であるので、気泡が陽極電極32と固形電
解質膜31との間に介在すると電流が流れづらくなり、
結果として活発な電気分解が行われないことになるが、
発生直後にこの気泡を渦流Y2で掃引すると電流値の低
下が無く効率的な電気分解が行えるものである。なお、
陰極電極33側も上記と同じである。
流入口12を他端に空気流出口13を設け、空気流入口
12と空気流出口13とにはそれぞれ先端をトンネル等
の地下空間内に開口する気流流路20a,20bを設
け、この気流流路20a,20bの途中にはブロア20
cが介装され、トンネル内の空気は該ブロア20cによ
って処理槽10内を流過してトンネル等の地下空間内に
戻るようになしてある。
射ノズル群11aと第二噴射ノズル群11bとが設けら
れ、この第一噴射ノズル群11a及び第二噴射ノズル群
11bより噴霧された水滴とトンネル等の地下空間内の
空気とが接触して、地下空間内の空気中に混入する粉塵
等が噴霧液滴に捕集されて浄化された空気が地下空間内
に戻されるようになしてあるのは従来の湿式スクラバー
と略同様である。なお、該処理槽10は地下空間内に設
置してもよく、地下空間と仕切られた場所(地上をも含
む)に設置してもよい。
化装置として汎用され、粉塵等は効率的に捕集されるこ
とが確認されているが、NOXや炭化水素等の疎水性物
質はほとんど捕集できないとされている。しかし、本発
明はオゾン水が噴霧されるため、オゾン水の液滴に接触
したこれらの疎水性物質はオゾンの強力な酸化力で酸化
され水に溶け易い、言い換えると液滴に捕集し易い性状
に変化し効率的に捕集されることになる。また、臭気成
分はオゾンで酸化され脱臭され、微生物はオゾンによっ
て死滅するものである。
接触層14を設けてある。図示例ではこの充填接触層1
4(コンタクトベッドとも称する。)は金網を複数枚重
ねたものを使用しているが、この充填接触層14は表面
積を大きくして噴霧したオゾン水の液滴の一部がその表
面に付着してより効率的な気液接触がなされるようにな
すものである。なお、この充填接触層14は金網の他の
小石等の小片を使用してもよいが、従来この種の充填物
に汎用されている活性炭は、「図1」例ではオゾン水が
気流と共に上昇して付着すると消耗するので本発明では
ここでの使用には向いていない。なお、この充填接触層
14は上記以外の従来知られている他の方式のものを使
用してもよいのは無論である。
射ノズル群11aの上方に設けてあるが、上下いずれか
一方または双方に配してもよく、第一噴射ノズル群11
aの上方に設けたものは、噴霧されるオゾン水の液滴が
細かく、気流に随伴して上昇したものがこの、表面積の
大きな充填接触層14に接触して捕集され、大きな液滴
となって滴下するようになすもので噴霧液滴の細かい場
合に使用するに適するとされている。また、第一噴射ノ
ズル群11aの下方に設けた充填接触層14は噴霧液滴
が直接降りかかるようにして使用するもので、比較的噴
霧液滴の粒径が大きく噴霧量を多くして使用する場合に
適するとされている。そして、本発明ではオゾン水によ
る酸化に多少の反応時間(数秒乃至十数秒)を要するの
と、気流の流過速度は遅くして、気液接触頻度を増すた
め噴霧液滴の粒径は細かくするのが効率的であるので、
前者の第一噴射ノズル群11aの上方に充填接触層14
を配する方式を採用するのが望ましい。
二噴射ノズル群11b側にも同様に設けてある。そし
て、この充填接触層14は図示例では斜設してあるが、
これは表面に付着した液滴が液層となって処理槽10の
内面側に移動し易くし、該処理槽10の内面を液層とな
って伝わって流下するようになすためである。
空気流出口13近くにミストエリミネータ15を設けて
ある。このミストエリミネータ15は図示例では衝突板
方式が採用され、気流に随伴して上昇する細かなミスト
が衝突して捕集されるようになしてあるが、前記充填接
触層14と同じ構造のものを使用してもよく、この部位
ではオゾンが流過する頻度は少ないので活性炭を充填物
として使用してもよく、万が一オゾンが流過しようとし
た場合、活性炭との接触でオゾンを分解するようになし
てもよいものである。
噴射ノズル群11bが、処理槽10内の第一噴射ノズル
群11aより空気の流過下流側に位置させたことを特徴
としている。
複数段で行うようになしてる。このように複数段での気
液接触を行なったのは、第一の目的はオゾン水のオゾン
濃度を所定に保つためで、オゾン水はオゾン濃度が一定
以上でないと窒素の酸化が円滑に行なえず実験の結果で
は7〜10ppm程度のオゾン濃度が必要であり、同じ
場所でオゾン水とそうでない水とを噴霧すると両者が混
ざってオゾン濃度が低下するためである。
二の目的は、オゾン水は所定以上の濃度でないと殺菌・
脱臭に効果がなく、例えば2〜3ppmのオゾン水で大
腸菌は死滅するが、抗生の大きい細菌は5ppm以上の
オゾン水でないと死滅しないし、脱臭にも3〜5ppm
以上の濃度が必要で、殺菌・脱臭を目的とする気液接触
部では先にオゾン水を接触させることが有利なためであ
る。
三の目的は、水を有効利用するため、水素気泡入り水を
も利用することが望ましいが、この水素気泡入り水はオ
ゾン水と接触するとオゾンと水素とが激しく反応して、
結果としてオゾンを無駄に消費してしまう。そこで、こ
の水素気泡入り水はオゾン水と接触しないようにして利
用するためである。
四の目的、特に水素気泡入り水の噴霧を後段となした目
的は、気流中に疎水性物質がある場合これを従来の単な
る湿式スクラバーでは捕集しずらいが、オゾン酸化して
水に溶け易くして、さらに次段で気液接触を行なうのが
捕集に効率的であるためであり、さらにはオゾン水ミス
トやオゾン水から気相のオゾンとなったものが万一漏れ
出ようとする場合、オゾンを水素と反応させてそれを防
ぐためである。
0に縦形のものを使用したが、収納スペースに十分な高
さが得られない場合等は横形のものを使用してもよいの
は無論で、「請求項3」の発明では、左右一端側に空気
流入口12を左右他端側に空気流出口13を設けたトン
ネル等の地下空間内の空気が流過する処理槽10内に、
空気の流路を屈曲すると共に処理槽10の底部において
ドレーン水の通過を阻止しない邪魔板17を設け、この
邪魔板17より空気流入口12側に第一噴射ノズル群1
1aを、空気流出口13側に第二噴射ノズル群11bを
収納し、さらに該処理槽10の底部には排水口18を設
けたものを使用した。
高さスペースには充分な余裕がなく長さ方向にスペース
の余裕があるトンネル内への設置に特に適しているが、
そればかりか、第一噴射ノズル群11aの処理空間と第
二噴射ノズル群11bの処理空間とをより確実に画定で
きるという利点を有するものである。
射ノズル群11aと第二噴射ノズル群11bとを上下に
設けた場合、前記した充填接触層14,14によって第
二噴射ノズル群11bより噴霧した液滴が下降して第一
噴射ノズル群11aの液滴噴霧領域までは侵入しないよ
うになすことは可能(たとえば、前記したように、第二
噴射ノズル群11bより噴霧した液滴は処理槽10の内
面側を伝わって流下するようになす。)であるが、液滴
の噴霧量が多かったり、噴霧液滴の粒径が大きいと第一
噴射ノズル群11aと第二噴射ノズル群11bとの両液
滴噴霧領域が重なってしまうことがあるが、本項発明の
ように邪魔板17で両液滴噴霧領域を仕切るとより確実
に液滴噴霧領域を区分できるものである。
使用すればよく、図示例では、処理槽10の底面より立
設しその上辺を該処理槽10の上面との間に所定の間隔
を設けた下方仕切17aと、処理槽10の上面より吊り
下げその下辺を該処理槽10の底面との間に所定の間隔
を設けた上方仕切17bとで構成し、この下方仕切17
aと上方仕切17bとは一定の間隔を有して平行状態と
なしてある。なお、この下方仕切17aと上方仕切17
bとは一方を省略したり3枚以上を使用してもよい。
を屈曲ないし蛇行させることになるが、同時に処理槽1
0の底部を仕切る場合がある。処理槽10の底部を仕切
ると、第一噴射ノズル群11aより噴霧された酸性水の
ドレーンと第二噴射ノズル群11bより噴霧されたアル
カリ性のドレーンとが別個に溜ることになり、これらを
自然界に排出すると自然環境を損なうし、処理して排水
するにも処理工程が複雑化するので、本発明では両ドレ
ーンが混ざるように、邪魔板17はドレーン水の通過を
阻止しないものを使用している。なお、ドレーン水の通
過を阻止しないようになすには、邪魔板17底部に通孔
を設けたり、邪魔板17の下辺と処理槽10の底面との
間に多少の間隙を設ければよいのは無論である。
と上方仕切17bとの間に充填接触層14を設けてあ
る。
に電気分解を応用しているので、トンネル等の地下空間
内でも容易に入手できる水よりオゾンを得られ、その装
置も極めて簡易、小型、安価な地下空間の空気浄化装置
を提供できるものである。
解は10〜30V程度の低電圧で良く、直流電圧電源2
0も小型でよく、湿潤したトンネル内等の地下空間で使
用しても電気的短絡事故が発生しずらいトンネル空気浄
化装置を提供できるものである。
水に溶解され液相となっているので取扱が容易で、オゾ
ンガスの漏出は全くなく、万が一漏出ても安全性が非常
に高いオゾン水であるから、トンネル内等の地下空間の
人に悪影響を及ぼすことは、気相のオゾンを取り扱う場
合に比べて極端に少ない地下空間の空気浄化装置を提供
できるものである。
湿式スクラバーが使用でき、噴霧水にオゾン水を使用す
るので、コンパクトな装置で脱硝・脱臭・殺菌が可能
で、さらに疎水性物質をも効率的に捕集できる地下空間
の空気浄化装置を提供できるものである。
ズル群11bを第一噴射ノズル群11aの下流側に別途
設けたので、前記「0053」乃至「0056」の項で
説明した目的を達成でき、オゾン酸化がより効率的に行
なえ、結果として効果的な空気浄化が行なえる地下空間
の空気浄化装置を提供できるものである。
を横形となしたのでトンネル内への設置に特に適し、さ
らには、第一噴射ノズル群11aの処理空間と第二噴射
ノズル群11bの処理空間とをより確実に画定し、より
効率的なオゾン酸化(脱硝)・粉塵除去・殺菌・脱臭の
できる地下空間の空気浄化装置を提供できるものであ
る。
縦断面図である。
である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 固形電解質膜(31)の一面に、オゾン
発生触媒機能を有する金属を所定の開口率を有する多孔
材となした陽極電極(32)を重ね、他面に同じく所定
の開口率を有する多孔材となした陰極電極(33)を重
ね、上記陽極電極(32)と陰極電極(33)とを覆う
陽極側ジャケット(34)と陰極側ジャケット(35)
とには夫々水流入口(36a,36b)と水流出口(3
7a,37b)とを設けてオゾン水生成セル(30)を
構成し、 上記陽極電極(32)と陰極電極(33)とを直流電圧
電源(38)に連結し、上記水流入口(36a,36
b)には水供送管(40a,40b)を連結し、陽極側
ジャケット(34)の水流出口(37a)はトンネル等
の地下空間内の空気が流過する処理槽(10)に設けた
第一噴射ノズル群(11a)に、陰極側ジャケット(3
5)の水流出口(37b)は上記処理槽(10)に設け
た第二噴射ノズル群(11b)に夫々連結してなる地下
空間の空気処理装置。 - 【請求項2】 上記第二噴射ノズル群(11b)が、処
理槽(10)内の第一噴射ノズル群(11a)より空気
の流過下流側に位置させたことを特徴とする「請求項
1」記載の地下空間の空気浄化装置。 - 【請求項3】 固形電解質膜(31)の一面に、オゾン
発生触媒機能を有する金属を所定の開口率を有する多孔
材となした陽極電極(32)を重ね、他面に同じく所定
の開口率を有する多孔材となした陰極電極(33)を重
ね、上記陽極電極(32)と陰極電極(33)とを覆う
陽極側ジャケット(34)と陰極側ジャケット(35)
とには夫々水流入口(36a,36b)と水流出口(3
7a,37b)とを設けてオゾン水生成セル(30)を
構成し、 左右一端側に空気流入口(12)を左右他端側に空気流
出口(13)を設けたトンネル等の地下空間内の空気が
流過する処理槽(10)内に、空気の流路を屈曲すると
共に処理槽(10)の底部においてドレーン水の通過を
阻止しない邪魔板(17)を設け、この邪魔板(17)
より空気流入口(12)側に第一噴射ノズル群(11
a)を、空気流出口(13)側に第二噴射ノズル群(1
1b)を収納し、さらに該処理槽(10)の底部には排
水口(18)を設け、 上記オゾン水生成セル(30)の陽極電極(32)と陰
極電極(33)とを直流電圧電源(38)に連結し、水
流入口(36a,36b)には水供送管(40a,40
b)を連結し、陽極側ジャケット(34)の水流出口
(37a)は前記第一噴射ノズル群(11a)に、陰極
側ジャケット(35)の水流出口(37b)は前記第二
噴射ノズル群(11b)に夫々連結してなる地下空間の
空気処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08171695A JP3645613B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 地下空間の空気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08171695A JP3645613B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 地下空間の空気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243339A true JPH08243339A (ja) | 1996-09-24 |
JP3645613B2 JP3645613B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=13754137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08171695A Expired - Fee Related JP3645613B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 地下空間の空気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3645613B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082445A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Masanori Tashiro | Procede de decontamination de gaz perdus, et dispositif correspondant |
CN115445406A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-12-09 | 广东青扬环保科技有限公司 | 一种除尘脱硫脱硝一体化处理方法以及一体化处理装置 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP08171695A patent/JP3645613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082445A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Masanori Tashiro | Procede de decontamination de gaz perdus, et dispositif correspondant |
CN115445406A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-12-09 | 广东青扬环保科技有限公司 | 一种除尘脱硫脱硝一体化处理方法以及一体化处理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3645613B2 (ja) | 2005-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN205216493U (zh) | 废水废气综合处理系统 | |
JP5807232B2 (ja) | 脱臭装置 | |
KR101986293B1 (ko) | 모듈형미세분사부가 구비된 복합 탈취 장치 | |
CN101590280A (zh) | 设有喷淋和鼓泡洗涤的立式等离子体和光催化式空气净化装置 | |
KR100930987B1 (ko) | 오존발생부가 내장된 고효율 탈취 조합 스크러버 시스템을 이용한 통합형 악취처리장치 | |
US20150145152A1 (en) | Scrubber with multi-filtering system | |
KR101253340B1 (ko) | 탈취장치 | |
CN112973354A (zh) | 一种静电除油净化器和病死畜禽废气处理组合装置及其工艺 | |
JP3495130B2 (ja) | 地下空間空気の脱臭装置 | |
CN110404394B (zh) | 紫外光催化氧化-Fenton高效复合有机废气处理装置及方法 | |
CN101590279A (zh) | 设有喷淋和鼓泡洗涤的立式等离子体和吸附式空气净化装置 | |
CN205965456U (zh) | 有机废气一体化处理设备 | |
KR100925165B1 (ko) | 오존을 이용한 공기 정화 장치 | |
CN215654635U (zh) | 一种用于碱渣资源化处理的配套除臭系统 | |
CN111228976A (zh) | 一种uv光解等离子废气处理设备 | |
CN212039790U (zh) | 移动式组合除臭系统 | |
JPH08243339A (ja) | 地下空間の空気浄化装置 | |
CN211987910U (zh) | 一种工业有机废气处理设备 | |
KR102174694B1 (ko) | 자가정화 기능을 가지는 기체 정화장치 | |
CN214809599U (zh) | 一种废气处理装置 | |
JPH08243338A (ja) | トンネル等の地下空間の空気浄化装置 | |
CN105311899A (zh) | 一种光氧催化除臭的废气处理装置 | |
KR102190696B1 (ko) | 전해수를 이용한 습식 공기정화 공급장치 | |
KR101006615B1 (ko) | 악취제거장치 및 스크러버 | |
JP4760567B2 (ja) | 放電装置、空気浄化装置、及び液処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |