JPH08242565A - 永久磁石同期電動機のロータのための改良された始動装置およびそれを備える遠心ポンプ - Google Patents

永久磁石同期電動機のロータのための改良された始動装置およびそれを備える遠心ポンプ

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JPH08242565A
JPH08242565A JP8006769A JP676996A JPH08242565A JP H08242565 A JPH08242565 A JP H08242565A JP 8006769 A JP8006769 A JP 8006769A JP 676996 A JP676996 A JP 676996A JP H08242565 A JPH08242565 A JP H08242565A
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rotor
shaped
cup
tooth
shaft
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JP8006769A
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Elio Marioni
エリオ・マリオーニ
Kabarukante Vittorio
ビットリオ・カバルカンテ
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Askoll SpA
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Askoll SpA
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/021Units comprising pumps and their driving means containing a coupling
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/118Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with starting devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁石電動機を備える永久磁石同期電動機の
ロータのための改良された始動装置を提供する。 【解決手段】 ロータユニットは蓋によって密封して閉
じられたカップ状の円筒形のエレメントを有し、電磁石
ロータがカップ状エレメント内に回転可能に収容され、
ロータは軸について自由に回転し、運動伝達手段が前記
ロータとシャフト間に設けられ、前記手段はステータに
よって起動された前記ロータが所与の回転角にわたって
負荷なしで回転した後に前記シャフトを回転させるよう
に適合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、永久磁石同期電動機のロー
タのための改良された始動装置に関する。この装置は、
家庭電化製品等において用いられる液体運搬ポンプに特
に適している。家庭電化製品等の分野では、永久磁石同
期電動機を備えて前記家庭電化製品の洗浄液(苛性アル
カリ溶液)を運ばなければならないポンプが従来から使
用されている。
【0002】同期電動機はポンプ本体の外側に配置され
た電磁石からなり、前記ポンプ本体の内側に収容された
永久磁石に交流の電磁界を送る。公知のとおり、可変電
磁束は永久磁石からなるロータにトルクを与え、これは
その回転を引起し、したがって運動伝達手段により、そ
こに接続されたエレメントの回転を引起こす。従来のポ
ンプモデルにおいて、特に最も簡単で安価なモデルにお
いては、ロータはプラスチック材料を適所に成形するこ
とによってポンプシャフトに固く結合されている。ポン
プはさらに、係止解放装置(disengagement devices )
であってそれによって前記シャフトが少なくともある回
転角度にわたっては負荷なしで(自由に)回転し、その
後インペラに、したがって加えられる負荷に、運動を伝
達し始めるような、係止解放装置をさらに含んでいる。
【0003】駆動を遅らせるための(または解放のため
の)従来のシステムはそれらに課された仕事を行ないは
するが、欠点がないわけではない。これらの欠点の中で
最も重大なものは前記係止解放システムの機械的摩耗と
焼付きであり、したがってそれらの品質悪化であるが、
これは主に苛性アルカリ溶液およびそこに含まれる活性
物質の摩擦作用によって引起こされる。この品質の悪化
を制限できるか否かが、この問題の解決を目標とする、
時として綿密な研究および調査の課題であった。これま
でに発見された解決法は、主に以下のようなシステムに
よって係止解放システムを保護することを基本としてい
る。すなわち ・動的シーリングエレメント(たとえばリップシールリ
ングまたはOリング)。しかしながら今度はこれらのエ
レメントが摩耗しやすいため、これらは単に苛性アルカ
リ溶液と係止解放エレメントとの間の接触を遅延させる
だけであって、この問題を本質的には解決しない。
【0004】・さまざまな種類および形のラビリンス型
の表面形状であって、特に上述のタイプのポンプにおい
て用いられいわゆる「水中ロータ」技術をもって実行さ
れるもの。これは、係止解放エレメントとかなりの大き
さの活性粒子との接触を制限はするが、前記エレメント
を硬水(水垢を生成する水)または苛性アルカリ溶液に
溶けている顕微鏡的な不純物からは保護せず、したがっ
て堆積により、可動部分の焼付きと摩耗が引起こされ
る。いずれにせよ、従来の係止解放システムとの直接的
なまたは間接的な接触は、短時間の間に以下のようなポ
ンプの故障を引起こす。すなわち ・ロータの同期速度に達するまで負荷に運動を伝達する
機械部品間の衝撃によって引起こされる始動ノイズが増
加する。この増加はロータの始動時に運動をインペラに
伝達する装置への衝撃を和らげるように一般的に設けら
れている緩衝システムの劣化によって引起こされる。
【0005】・空中および水中の動作のノイズレベルが
増加する。これはインペラの動きに対して回転する永久
磁石の極の切換えが早期に発生することを回避するため
に設けられた(Oリングなどの)機械的摩擦手段の劣化
によって生じ、前記インペラとロータとの、またはより
正確には運動伝達手段との間の連続的なノッキングを引
起こす。言及しておくべきさらなる欠点として、シャフ
トの動きのために設けられているブッシュの早期摩耗が
あり、このため、前記係止解放システムの品質が一旦悪
化すると、ロータユニットが次第に不安定になることに
よって故障と望ましくない振動が引起こされ、また一定
のアセンブリ公差を維持することが難しいことを主な原
因として、ポンプの製造において製品の一定の品質を維
持することが不可能となる。
【0006】最後の欠点は、(どの国でも特定の地理領
域において起こるように)これらのポンプが公称電圧値
より低い電圧値で電力を供給されるときには、係止解放
システムの完全な動作と完全性が必要不可欠であるとい
う事実から起こる。もしこれがなければ、ロータは始動
が困難になり、運動伝達エレメント間でノッキングして
ノイズおよび引きずり遅延(pickup delay)を生み出
し、この結果ポンプをそこに含む装置の性能が失われ
る。
【0007】
【発明の概要】この発明の主たる目標は、時間が経過し
ても信頼性があり、静かで、構成的に簡単な、とりわけ
運ばれる液体との如何なる接触からも分離されている、
ロータ始動装置を用いて、従来の永久磁石電動機の上述
のような欠点を解決することである。この目標に従え
ば、この発明の目的は、ロータおよび運動伝達装置が密
封された(hermetic)スペースに収容され、このため苛
性アルカリ溶液または他の活性溶液と接触しない、始動
装置を提供することである。
【0008】この発明の他の目的は、始動時を含めて、
特にノイズのない始動装置を提供することであって、前
記ノイズはいずれの場合でもすべての動作条件において
定常状態の動作の間にも、実質的に無視できるレベルの
ままである。この発明の他の目的は一定の品質規準およ
び予め設定された公差を維持しながら生産が達成され得
る始動装置を提供することである。他の目的は、静かさ
と信頼性の優れたレベルを維持しながら、異なる種類お
よび異なる使用分野の家庭電化製品または他の機械のた
めの排水ポンプに容易に適合され得る始動装置を提供す
ることである。
【0009】この目標、これらの目的および以下で明ら
かになるであろう他の目的は、組立の際に、その軸方向
をシャフトが横切るロータユニットを収納する実質的に
円筒形のチャンバを二極間に形成する本体によって支持
された、金属積層体と電気巻線との組を備えるステータ
ユニットを含むタイプの電磁石同期電動機のロータのた
めの、改良された始動装置であって、ロータユニット
が、蓋によって密封して閉じられかつ直接または前記蓋
を介して前記シャフトに固く結合されるカップ状の円筒
形エレメントを含み、永久磁石ロータがカップ状のエレ
メント内に回転可能に収容され、前記ロータはシャフト
に対して自由に回転し、運動伝達手段が前記ロータと前
記シャフトとの間に設けられ、前記ロータがステータに
よって起動され負荷を受けることなく所与の回転角度に
わたって回転した後に、前記手段が前記シャフトの回転
を引起こすように適合されていることを特徴とする装置
によって、達成される。
【0010】この発明のさらなる特徴および利点は、添
付図面における限定を意図しない例として示された実施
例の説明から明らかになるであろう。
【0011】
【発明の詳しい説明】特に図1および図2を参照して、
この発明に従った、特に家庭電化製品等に用いられる永
久磁石同期電動機を備えるポンプが、第1の実施例にお
いて一般的に参照番号10によって示されている。ポン
プ10はここで参照番号11によって一般的に示される
ステータユニットを含み、このステータユニットは交流
電流を与えられる電磁石であって、二極間に位置付けら
れかつ一方端15がインペラ16で開放されている実質
的に円筒形のチャンバを形成する本体に支持された、ス
テータ12からなる。
【0012】端部15は、組立の際に、シャフト19の
回転に寄与する自己センタリングブッシュ18を軸方向
に収容する軸方向に貫通する孔を備えたディスク状エレ
メントによって閉じられる。インペラ16はディスク状
のエレメント17から突出する前記シャフトの端部に固
定されている。自己センタリングブッシュ18とディス
ク状のエレメント17との間の接触には、エラストマー
のOリング20が介在する。別の自己センタリングブッ
シュ22がさらに端部15と反対側にある端部21にお
いて、本体13の内側に収容されている。前記ブッシュ
はシャフト19が回転できるように支持するのを助け
る。
【0013】総括的に参照番号23によって示されるロ
ータユニットが組立の際にチャンバ14内に収容され
る。ロータユニット23は、その軸方向にシャフト19
が交差し、ユニットはインペラ16の反対側の端部にお
いて蓋25で密封して閉じられるカップ状の円筒形エレ
メント24を含む。ロータユニット23の密封性はこの
場合Oリング等の2個の静的シーリングリングによって
確保され、これらはカップ状のエレメント24とシャフ
ト19との間の参照番号25aと、蓋25とカップ状の
エレメント24との間の参照符号25bとによってそれ
ぞれ示されている。
【0014】結合される部品間の簡単な係合によって密
封性が得られるならば、前記リングを任意に省略しても
よい。蓋25は、組立の際にカップ状のエレメント24
に関して内向きの配向で軸方向に延びるように形作ら
れ、シャフト19を取り囲みかつ前記シャフトの適切に
刻みを付けられた領域27でそれに固定される管状のエ
レメント26を形成する。ある形状に形作られた(shap
ed)リッジ(成形リッジ)または突起部分28がさらに
管状のエレメント26から半径方向に突き出ている。
【0015】永久磁石ロータ29は組立の際にカップ状
のエレメント24内に収容される。プラスチックからな
るある形状に形作られたエレメント(成形エレメント)
30が前記ロータ上の適所に成形され、シャフト19に
隣接する領域でロータ29をカバーし、さらにポンプ1
0の軸に平行に、インペラ16に対して反対方向に延
び、ここではよりカーブの少ない部分に沿ってわずかに
削られたほぼ楕円形の断面を有する運動伝達歯31を形
成する。このようにして形成されたロータユニット23
はカップ状のエレメント24、蓋25および成形エレメ
ント30によって形成されたチャンバ32を有する。
【0016】前記チャンバ32は密閉されており、ここ
ではエラストマーからなる緩衝エレメント33が前記チ
ャンバの内側に置かれる。前記緩衝エレメントはほぼス
トリップ状になっており、ポンプ10の長手の延びに対
して平行に配置された両端が2つの球根状の部分34を
形作るようにされ、2つの球根状の部分34は歯31と
成形リッジ28との間に、これらの部品の移動経路内に
介挿され、これらはそれら自体が互いにぶつかり合うよ
うになっている。ある形状にされた(成形)緩衝エレメ
ント33は歯31とある形状に形作られたリッジ28と
に対して可動であり、その寸法と形状とは電動機が始動
するとき、すなわち、歯31が2つの球根状部分34の
一方に交互にぶつかるときに成形緩衝エレメント33が
カップ状のエレメント24の壁に対してある摩擦力を与
えるようにされており、このため歯31と成形リッジ2
8との間の衝撃力をかなり低減し、したがってノッキン
グノイズを低減する。
【0017】常にエレメント33とカップ状のエレメン
ト24との間の一定の摩擦を可能にするため、粘性の潤
滑液が導入されてもよい。ロータユニット23は密閉さ
れているため、前記液体は常に前記カップ状のエレメン
ト24内に保たれる。前記粘性の液体はまたロータ29
とカップ状のエレメント24との間に配置されてもよ
く、こうすれば、程度は僅かではあるが、歯31とリッ
ジ28との間の衝撃速度をさらに減じ、結果として生ず
るノイズを減じる。実際の動作は以下のとおりである。
ステータ12が交流電流によって付勢されると、これは
ロータ29に交流の磁界を誘起する。電磁気の周知の法
則により、前記ロータ上にトルクが生じ、その回転を引
起こす。
【0018】ロータ29の回転運動はまた歯31を回転
させ、これはある回転角度にわたって自由に動き、その
後これは緩衝エレメント33の球根状部分34の一方と
まずぶつかり、その後成形リッジ28とぶつかり、こう
して蓋25とカップ状のエレメント24とを回転させ
る。蓋25はシャフト19に固く結合されているので、
この動きはまた前記シャフトの動きを引起こし、最終的
にはインペラ16の動きをも引起こす。緩衝エレメント
33が上述のとおりに配置された2個の球根状の部分を
有するため、これはそれ自身が介挿されることによっ
て、ステータの位相によって与えられる回転の方向に関
わりなく、成形リッジ28と歯31との間の衝撃を和ら
げる。
【0019】さらに、もし歯31が既に成形リッジ28
と近接しているならば、一旦ステータが励磁されるとロ
ータ29が動作状態に入る。静的トルクがインペラ16
の抵抗を克服するに十分であれば、歯31は実際その回
転方向に動き続ける。さもなければ前記歯は、ステータ
12の位相の変化を待って、僅かに成形リッジ28を押
し(リッジは動かないが)、反対方向への回転を再開す
る。こうして歯31は、ロータ29が全く負荷を受けず
に始動することを可能にする自由回転領域と、その後に
続き、ごく僅かで較正された負荷を伴う自由回転領域と
を有することとなる。後者の自由回転領域においては、
一方でロータ29が極の切換えを行なうことを可能にし
てその静的トルクが同期化しインペラ16に与えられた
負荷を克服するまでその静的トルクを増加し、他方では
歯31とリッジ28との間の衝撃を緩衝エレメント33
とカップ状エレメント24の壁との間の微少摩擦によっ
て減じることを可能にする。
【0020】図3を参照して、別の実施例では、緩衝エ
レメント33は、リッジ28に一体的に結合されしたが
ってそれと共に動く緩衝エレメント33aに替えられて
いる。なぜならこれは固定位置に挿入されているかまた
はその上の適所に成形されているからである。特に図6
および7を参照して、ポンプ10の第1の実施例に関連
した別の実施例が示されている。前記別の実施例は、カ
ップ状のエレメント24の形状を除いては、図1ないし
4を参照して述べられたものに比べて実質的に異なる特
徴を有していない。すなわちカップ状のエレメントはこ
の実施例ではインペラ16に内部のステップ35a、3
6aと外側のステップ35および36とを形成する2個
の直径方向の不連続部分を有している。
【0021】この解決策は、図1ないし4に示されたも
のの別の選択肢であるが、蓋25上に直接形成されたチ
ャンバ37内に緩衝エレメント33を挿入することを可
能にし、緩衝エレメントそのものの取扱と組立動作を容
易にする。さらに蓋25が組立てられるとき空気がカッ
プ状のエレメント24の内側で圧縮されることを防ぐた
めに、排気チャネル38が設けられる。特に図8ないし
10を参照して、特に家庭電化製品等に用いられる永久
磁石同期電動機を備えるポンプは、第2の実施例では参
照番号100によって一般的に示されている。
【0022】ポンプ100は、インペラ106において
開放端部105を有するチャンバ104を形成する本体
103によって支持された、ステータ102によって構
成されるステータユニット101を含む。前記端部は、
組立の際に、シャフト109の支持に協働する自己セン
タリングブッシュ108を収納する、ディスク状のエレ
メント107によって閉じられる。エラストマーのOリ
ング110によって構成されたエレメントが自己センタ
リングブッシュ108とディスク状のエレメント107
との間に介挿される。
【0023】別の自己センタリングブッシュ112が端
部105と反対側に置かれる端部111で本体103の
内側に収容され、シャフト109の回転可能な支持のた
めに協働する。参照番号113によって一般的に示され
軸方向にシャフト109が交差するロータユニットは、
本体103の内側に回転可能に収容される。ロータユニ
ット113はインペラ106の側で蓋115によって密
封して閉じられるカップ状のエレメント114を含む。
【0024】Oリング116は、実際シールを与えるよ
うに、蓋115とカップ状のエレメント114との間に
介挿される。カップ状のエレメント114はさらに、イ
ンペラ106の反対側の端部で、かつ内側に延び、シャ
フト109を取り囲みかつ適切に刻みを付けられた領域
118でそれに固定されるような管状のエレメント11
7を形成する。ロータ119はカップ状のエレメント1
14の内側に回転可能に収容され、成形エレメント12
0が前記ロータ上の適所に成形される。前記成形エレメ
ントはシャフト109に近接する領域で前記ロータをカ
バーし、組立の際に軸方向に平行な方向に、インペラ1
06に対して反対の配向に延びて、歯121を形成す
る。
【0025】インペラ106に対向して、成形エレメン
ト120およびカップ状のエレメント114はチャンバ
122を内部に形成し、この中でカップ状のエレメント
114の内部表面から延びる突起部分123によって占
有される領域を除いて、歯121が自由に動け、前記突
起部分123は軸方向に貫通する孔を備え、シャフト1
09がこれに交差する。突起部分123はさらに実質的
に歯121に係合するような形状の外部表面を有する。
【0026】この第2の実施例のポンプ100の動作に
関して、第1の実施例に関して述べたことを参照する。
ここで注目されるのは、歯121および突起部分123
の特定の形状は、予め設定された粘性を有する潤滑液が
介在するために、引きずり段階の衝撃を和らげ、適切に
平均化することだけである。図11および図12は特に
歯121と突起部分123との2つの別の実施例を示
し、第2の実施例に関して述べられた内容に変更はな
い。特に図11を参照して、歯121はほぼ管状のセグ
メントの形状にされ、突起部分123はほぼ円弧に沿っ
て延びる貫通チャネル124を有する。さらにチャンバ
122の内側には予め設定された粘性の液体があり、チ
ャネル124を通ることによってその液体はエネルギの
消散を引起こし、歯121と突起部分123との間の衝
撃を和らげる。
【0027】図12を参照して、第2の別の実施例で
は、歯121はほぼ楕円形の圧縮された形状を有し、突
起部分123は実質的にこれと相補的な形状にされる。
この実施例でもまた、前記突起部分には貫通チャネル1
24が設けられ、前記チャネル124を通過する際に引
きずり段階の間の衝撃を消散するように適合された上述
の液体もまた与えられる。特に図13を参照して、電磁
石同期電動機を備えるポンプは第3の実施例では一般的
に参照番号200によって示される。
【0028】ポンプ200はステータ202と、内側に
ロータユニット205が回転するように収容されている
チャンパ204を形成するボディ203とによって構成
されるステータユニット201を含む。ロータユニット
205は気密蓋205によって閉じられるカップ状のエ
レメント206を含む。カップ状のエレメントは回転可
能に内側にロータ208を収容し、その上の適所にある
形状に形作られたエレメント209が成形される。
【0029】先の実施例に関して説明された内容を変更
することなく、この第3の実施例の特別な点は、ポンプ
200の軸に平行な軸に沿ってかつ互いに反対方向に、
ある形状に形作られたエレメント209から2つの歯2
10が延びているところにある。前記歯は蓋208とカ
ップ状のエレメント206の内部表面とから延びる対応
の突起部分211とぶつかる。この第3の実施例では2
つの歯210を有することによって、静的トルクのより
大きなバランスが達成され、結果としてここでは参照番
号212によって示されているシャフトに作用する捻じ
りモーメントの補償の欠如がより少なくなる。
【0030】上述の図14ないし16を参照して、ポン
プの第4の実施例では、ロータユニット323はシャフ
ト319が軸方向に交差し、インペラ(図示せず)と反
対の端部で蓋325によって密封して閉じられるカップ
状の円筒形のエレメント324を含む。ロータユニット
323の気密性はこの場合蓋325とカップ状のエレメ
ント324との間のOリング等の静的シーリング325
によって確保される。いずれの場合も、結合部分間の簡
単な係合で密封性が達成される場合には前記リングを任
意に省略することもでき、またこれが確保されない場合
には、蓋325をカップ状のエレメント324に(たと
えば超音波によって)溶接することによって前記リング
を省いてもよい。
【0031】蓋325は組立の際、カップ状のエレメン
ト324に対し内側の方向に、軸方向に延びるように形
成され、シャフト319を囲みかつ適切に刻みを切られ
た領域327においてシャフト319に結合する、管状
のエレメント326を形成する。ある形状に形作られた
突起部分328はさらに、管状のエレメント326から
半径方向に延びる。永久磁石ロータ329は、組立の
際、カップ状のエレメント324の内側に収容され、プ
ラスチックからなる成形エレメント330はその上の適
所に成形される。シャフト319に隣接する領域におい
てロータ329をカバーすることに加えて、前記成形エ
レメントはポンプの軸に平行でインペラに対して反対方
向に延び、運動伝達歯331aを形成する凹みを有する
円筒形の壁331を形成する。
【0032】このようにして形成されたロータユニット
323は壁331、蓋325、および成形エレメント3
30によって形成されるチャンバ332を有する。組立
の際、ここではエラストマーの材料からなる緩衝エレメ
ント333が前記チャンバ332の内側に置かれる。前
記エレメントはほぼストリップ状であって、ポンプの長
手方向の延びに沿って配置されたその両端が2個の球根
状の部分334を形成するように形作られ、これらは歯
331aと成形突起部分328との間に、その動きの経
路に沿って介挿され、それら自体が互いにぶつかり合
う。
【0033】成形緩衝エレメント333は歯331aに
対し、かつ成形突起部分328に対して移動可能であ
り、モータ始動のとき、すなわち歯331aが2つの球
根状の部分334の1つに交互にぶつかるとき、所与の
摩擦を壁331に対して生み出すような寸法および表面
形状を有し、好都合には、歯331aは球根状の部分3
34に対してこれと相補的な形にされる(すなわちそれ
ぞれ凹型部分331bを有する)。このため歯331a
と成形突起部分328との間の衝撃をかなり低減し、ノ
ッキングノイズを低減する。
【0034】壁331が存在するので、長期間の使用の
後でも、カップ状のエレメント324は変形しない。常
にエレメント333と壁331との間の一定の摩擦を可
能にするために、粘性の潤滑液を導入することができ、
ロータユニット323は密封されているので、これは常
に壁331の内側に残る。前述の図17を特に参照し
て、別の実施例は、ここでは参照番号333aで示され
る緩衝エレメントが、それを取り囲みかつそれに固く結
合される突起部分328と相補的な形状で形作られるよ
うにされた、緩衝エレメントを含んでいる。
【0035】実際、意図された目標および目的が達成さ
れたことがわかる。特に、非常に簡単であるが静かな始
動を確実にし、従来のモデルに共通であった不快なノッ
キングをほぼ完全になくすメカニズムによって、回転運
動がインペラに伝導されることが注目される。完全に密
封されたチャンバに収納されているため、運動伝達装置
は苛性アルカリ溶液または他の作用する液体の活性作用
により起こされる劣化を受けることがない。
【0036】非常に異なった条件と用途の殆どに適合で
きるこの発明に従ったポンプの構成上の柔軟性にもまた
注目すべきである。この発明に従ったポンプを実現する
ことは、より効率的に使用され一定の品質基準を可能に
しかつ公差レベルを容易に制御できる技術を採り入れて
いることもまた注目すべきである。たとえば粘性の液体
を導入することで引きずりノッキングがさらに弱まるこ
とも注目されるべきである。
【0037】この発明には多くの変更および変形が可能
であり、それらはすべてこの発明の範囲内にある。構造
上の詳細は他の技術的に同等なエレメントと取り替える
ことができる。材料および寸法は要件に従いいかなるも
のでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における、この発明に従ったポン
プの、直径方向の面に沿って切り取られた断面図であ
る。
【図2】図1の面II−IIに沿って切り取られた横断
面図である。
【図3】図1のポンプの別の実施例の、図2の横断面に
対応する面に沿って切り取られた横断面図である。
【図4】図1のポンプの拡大図である。
【図5】図1のポンプの詳細の不等角投影図である。
【図6】可能な別の実施例における図1のポンプの詳細
を示す断面図である。
【図7】図6の実施例の詳細を示す不等角投影図であ
る。
【図8】第2の実施例における、この発明に従ったポン
プの直径方向の断面図である。
【図9】図8の面IX−IXに沿って切り取られた、ロ
ータユニットの横断面図である。
【図10】図8のポンプの詳細の不等角投影図である。
【図11】図8のポンプの別の実施例の横断面図であ
る。
【図12】図8のポンプの別の実施例の横断面図であ
る。
【図13】第3の実施例における、この発明に従ったポ
ンプの図である。
【図14】第4の実施例におけるロータユニットの拡大
図である。
【図15】図14のロータユニットの詳細を示す不等角
投影図である。
【図16】図14のロータユニットの横断面図である。
【図17】第4の実施例のロータユニットの別の実施例
の横断面図である。
【符号の説明】
11 ステータユニット 12 電気巻線 13 本体 14 チャンバ 19 シャフト 23 ロータユニット 24 カップ状エレメント 25 蓋 29 ロータ
フロントページの続き (72)発明者 ビットリオ・カバルカンテ イタリア、36030 ドゥーエビッジェ(プ ロビンス・オブ・ビチェンツァ)、ビア・ ベンティチンクエ・アプリレ、3

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト(19、109、212、31
    9)が軸方向に交差するロータユニット(23、11
    2、205)を組立の際に収容する実質的に円筒形のチ
    ャンバ(14、104、204)を二極間に形成する本
    体(13、103、203)によって支持される、金属
    積層体と電気巻線(12、102、202、329)と
    の組を備えたステータユニット(11、101、20
    1)を備えた型の、永久磁石同期電動機のロータのため
    の改良された始動装置であって、 ロータユニットが、蓋(25、115、205、32
    5)によって密封して閉じられかつ直接または前記蓋に
    よって前記シャフトに固く結合されるカップ状の円筒形
    のエレメント(24、114、206、324)を含
    み、永久磁石ロータ(29、119、208、329)
    が回転可能にカップ状のエレメントの内側に収容され、
    前記ロータ(29、119、208、329)はシャフ
    トに対して自由に回転し、運動伝達手段(31、12
    1、210、331a)が前記ロータと前記シャフトと
    の間に設けられ、前記手段は前記ロータ(29、11
    9、208、329)が前記ステータ(12、102、
    202、329)によって起動されて所与の回転角度に
    わたって負荷なしで回転した後に前記シャフト(19、
    109、212、319)の回転を引起こすように適合
    されていることを特徴とする、装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータ(29、119、208、3
    29)および前記カップ状のエレメント(24、11
    4、206、324)は、前記運動伝達手段(31、1
    21、210、331a)が収容される少なくとも1つ
    のチャンバ(32、122、204、332)を前記カ
    ップ状のエレメントの内側に形成することを特徴とす
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記運動伝達手段は、前記ロータ(2
    9、119、208、329)の一端に固く結合され、
    前記ロータが回転し始めるとき、前記カップ状のエレメ
    ント(24、114、206、324)または前記蓋
    (25、115、207、325)の内部表面に対して
    固く延びる少なくとも1つの突起部分(29、123、
    211、328)に運動を伝達する少なくとも1つの歯
    (31、121、210、331a)を含むことを特徴
    とする、請求項1および2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの歯(31、331
    a)と前記少なくとも1つの突起部分(28、328)
    との間の引きずり接触(pickup contact)を和らげるた
    めの手段(33、333)を含むことを特徴とする、先
    行する請求項のうち1つまたはそれ以上に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの突起部分(28、
    123、211、328)は前記カップ状のエレメント
    (24、114、206、324)または前記蓋(2
    5、115、207、325)と一体であることを特徴
    とする、先行する請求項の1つまたはそれ以上に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの歯(210)は、
    引きずりにおける衝撃を平均化するように形作られ、前
    記少なくとも1つの対応の突起部分(211)はそれと
    相補的に形作られることを特徴とする、先行する請求項
    の1つまたはそれ以上に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの突起部分(28、
    123、211、328)は軸方向に貫通する孔を有
    し、さらに前記シャフト(19、109、212、31
    9)がこれに交差することを特徴とする、先行する請求
    項の1つまたはそれ以上に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記和らげる手段は前記少なくとも1つ
    の歯(31、331a)と対応の少なくとも1つの突起
    部分(28、328)との間に配置され始動の間のそれ
    らの衝撃を和らげるようにする、エラストマーで形作ら
    れたエレメント(33、333)を含むことを特徴とす
    る、先行する請求項の1つまたはそれ以上に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 前記エラストマーで形作られたエレメン
    ト(33、333)は前記歯(31、331a)と前記
    突起部分(28、328)との間の空間に緩く配置され
    ることを特徴とする、先行する請求項の1つまたはそれ
    以上に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記歯(31、331a)と前記突起
    部分(28、328)との間の空間に緩く配置された前
    記エラストマーで形作られたエレメント(33、33
    3)はそれが配置されるチャンバ(32、332)の壁
    に対して予め設定された摩擦を与えるような寸法および
    表面形状を有することを特徴とする、請求項9に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 前記エラストマーで形作られたエレメ
    ント(33a)は前記突起部分(28)に一緒に結合さ
    れ、したがってそれと共に可動であることを特徴とす
    る、請求項1ないし8の1つまたはそれ以上に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 予め設定された量の予め設定された粘
    性を有する潤滑液が前記チャンバ(122)に導入され
    ることを特徴とする、先行する請求項の1つまたはそれ
    以上に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記液体は、前記カップ状のエレメン
    ト(114)に含まれる可動部分(121、123)間
    に介挿されることによって液体緩衝剤として作用するこ
    とを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの突起部分(12
    3)上にチャネル(124)が形成され、前記潤滑液は
    前記チャネル(124)を通して圧縮されその負荷損失
    のためにエネルギを消散し、こうして前記少なくとも1
    つの歯(121)と前記少なくとも1つのある形状に形
    作られた突起部分(123)との間に液体緩衝剤を与え
    ることを特徴とする、先行する請求項の1つまたはそれ
    以上に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの歯(31、12
    1、210、331a)はプラスチック材料からなり、
    前記ロータ(29、119、208、329)上の適所
    に成形されることを特徴とする、先行する請求項の1つ
    またはそれ以上に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記カップ状のエレメント(24)は
    その内表面と外表面との両者に2つまたはそれ以上の直
    径方向に非連続な部分を有して対応のステップ(35、
    36)を形成し、前記直径方向の不連続部分は回転上の
    要求のために前記本体(13)内にも設けられており、
    または前記カップ状のエレメント(24)は直径方向の
    不連続部分を有さず、その表面はそのためその全長にわ
    たってほぼ円筒形であることを特徴とする、先行する請
    求項の1つまたはそれ以上に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記蓋(25)は前記緩衝エレメント
    (33)のためのチャンバ(37)を含むプラグとして
    形作られ、蓋は前記ステップ(35、36)に対応する
    内部の不連続部分(35a、36a)に収容されること
    を特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記チャンバは前記カップ状のエレメ
    ント(24)に結合される間に過剰となる空気のための
    少なくとも1つの排気口(138)を有することを特徴
    とする、先行する請求項の1つまたはそれ以上に記載の
    装置。
  19. 【請求項19】 前記永久磁石ロータ(329)は前記
    カップ状のエレメント(324)内に含まれ、プラスチ
    ック材料からなるある形状に形作られたエレメント(3
    30)が前記ロータ(329)上の適所に成形され、前
    記ある形状に形作られたエレメント(330)はシャフ
    ト(319)に近接する領域において前記ロータをカバ
    ーし、さらに軸方向に延びて運動伝達歯(331a)を
    形成する凹みを有する円筒状の壁(331)を形成し、
    前記蓋(325)と共に前記緩衝エレメント(333)
    のためのチャンバ(332)を形成することを特徴とす
    る、請求項1ないし18の1つまたはそれ以上に記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 前記凹みは前記緩衝エレメント(33
    3)のそれぞれの球根状の部分(334)と相補的な形
    状に形作られた2個の凹型部分(331b)を有するこ
    とを特徴とする、請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記少なくとも1つの歯(31、12
    1、210、331a)と対応の少なくとも1つの突起
    部分(28、123、211、328)はポンプのイン
    ペラ(16、106)が位置付けられる側に延びること
    を特徴とする、先行する請求項の1つまたはそれ以上に
    記載の装置を備える、遠心ポンプ。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの歯(121)と
    前記少なくとも1つの突起部分(123)は前記インペ
    ラ(106)の反対側に延びることを特徴とする、請求
    項1ないし18の1つまたはそれ以上に記載の装置を備
    える、遠心ポンプ。
  23. 【請求項23】 前記インペラの側に延びる少なくとも
    1つの歯(210)および少なくとも1つの対応する突
    起部分(211)と、前記インペラと反対側に延びる少
    なくとも1つの歯(210)および少なくとも1つの対
    応する突起部分(211)とを含むことを特徴とする、
    請求項1ないし18の1つまたはそれ以上に記載の装置
    を備える、遠心ポンプ。
JP8006769A 1995-01-19 1996-01-18 永久磁石同期電動機のロータのための改良された始動装置およびそれを備える遠心ポンプ Withdrawn JPH08242565A (ja)

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