JPH082423B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

Info

Publication number
JPH082423B2
JPH082423B2 JP6795490A JP6795490A JPH082423B2 JP H082423 B2 JPH082423 B2 JP H082423B2 JP 6795490 A JP6795490 A JP 6795490A JP 6795490 A JP6795490 A JP 6795490A JP H082423 B2 JPH082423 B2 JP H082423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame body
frame
stopper
dust collecting
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6795490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03267159A (ja
Inventor
徹 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP6795490A priority Critical patent/JPH082423B2/ja
Publication of JPH03267159A publication Critical patent/JPH03267159A/ja
Publication of JPH082423B2 publication Critical patent/JPH082423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、天井に配設され、室内の空気を清浄する
空気清浄機に関する。
<従来の技術> 近年、オフィス、病院、各種店舗或いは一般家庭等に
おいて、例えば煙草の煙の除去等、空気の清浄性が要望
されており、この清浄性を確保するための空気清浄機
が、広く普及してきている。この空気清浄機としては、
室内スペースの確保のために、天井面から吊り下げられ
たり、天井面に埋設されたり等、いわゆる天井配置方式
のものが多い。
また、各種の空気清浄機が提供されるにいたって、集
塵エレメントの共通化が図られており、集塵エレメント
としては、小型のものに集約されてきている。したがっ
て、必然的に、一台の空気清浄機に対して、複数の集塵
エレメントを取り付けることとなる。
上記の天井配置方式の空気清浄機に、複数の集塵エレ
メントが装着されている場合、集塵エレメントの洗浄、
交換等のメンテナンスのため、各集塵エレメントの着脱
作業を、天井付近の高い位置で行なわなければならず、
着脱作業が困難であると共に、作業時間がかかるという
問題があった。
<発明が解決しようとする課題> この発明は、上記の問題点に鑑み、天井等の高所に取
り付けられているにもかかわらず、集塵エレメントの着
脱作業の容易な空気清浄機を提供することを目的とす
る。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明に係る空気清浄機
は、天井に取り付けられたハウジングと、複数の電気集
塵エレメントを収容し且つハウジング内に収容される上
方位置とハウジング下方に脱出する下方位置との間を上
下動自在な枠体と、上記ハウジングに取り付けられ、上
方位置にある枠体に係合して枠体の上方位置からの移動
を阻止する突出位置とこの突出位置から水平方向に移動
して枠体との係合を解除することにより枠体の取り出し
を許容する退避位置との間を変位自在なストッパと、こ
のストッパを突出位置に弾性的に付勢する付勢手段とを
具備することを特徴とするものである。
<作用> 上記の構成の空気清浄機によれば、付勢手段に抗して
枠体用ストッパを退避位置へ移動させて、枠体の取り出
しを許容した状態で、上下動自在な枠体を、上方位置か
ら下方位置に移動させることにより、集塵エレメントの
洗浄、交換等のメンテナンスに際して、低い位置で、集
塵エレメントの着脱作業が行うことができ、着脱作業が
容易となる。
しかも、枠体を上方位置に移動させるだけで、枠体用
ストッパが、付勢手段によって付勢されて自動的に突出
位置に移動され、当該ストッパによって、自動的に、枠
体を上方位置に保持することができ、一層着脱作業が容
易となる。
さらに、突出位置にある枠体用ストッパを退避位置へ
変位させるためには、水平方向に沿って働く力が必要で
あるのに対して、上方位置にある枠体から突出位置にあ
る枠体用ストッパに負荷される荷重は、下向きに働くの
で、上記荷重は枠体用ストッパを退避位置へ変位させる
ことができない。したがって、上方位置にある枠体は上
方位置からの移動を阻止され、上方位置に確実に保持さ
れる。また、付勢手段は、枠体の荷重を受けないので、
小型のもので十分である。
<実施例> 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第3図は、この発明の一実施例としての空気清浄機を
含む空気調和システムを示す概略図であり、同図におい
て、天井裏空間90に空気調和装置91を配設して天井裏空
間90をダクトとして用いる空気調和システムBにおい
て、天井面92に穿設した吸込口93の近傍に、空気清浄機
Aが、配設されている。94は吹出口である。空気清浄機
Aは、空気調和装置91による送風を利用して空気清浄を
行う。
この空気清浄機Aは、上板95からステー96によって吊
り下げられたハウジング1、このハウジング1内に収容
される上方位置(第1図参照)と下方へ抜き出される下
方位置(第2図参照)との間を上下動自在な枠体2、こ
の枠体2に着脱自在に支持される複数の電気集塵エレメ
ント3、枠体2を上方位置に止定する枠体用ストッパ
4、及び枠体用ストッパ4を回転付勢する付勢手段とし
てのねじりばね5(第5図参照)を備えている。
第3図及び第4図を参照して、ハウジング1は、天板
11と、一対のチャンネル材からなり、枠体2の上下動を
案内するガイド部材12とからなり、吸込口93の上方の天
井裏空間90に配設されている。
枠体2は、上板21、底板22、一対の側部材23,24、一
対のレール部材25,26、および仕切り部27からなり、こ
の仕切り部27を挟んで、一対のエレメント収納部28が形
成されている。このエレメント収納部28に対して、前方
から、電気集塵エレメント3の収納および取り外しが行
われる。上記一対のレール部材25,26は、枠体2の前面
の上下に配置され、側方から、プレフィルタ6を導入さ
せる。このプレフィルタ6は、比較的大きな塵を除去す
るものであり、枠材61によってフィルタ部材62を支持し
ている。
枠体用ストッパ4は、ハウジング1の両内側部1aの下
部のΩ型断面形状をした係止部材9にビス止めされる一
対の取付け部材42,43の間に挟持された状態で、ねじ44
によって支持されている。枠体用ストッパ4は、支軸と
なるねじ44を中心として、枠体2の取り出し経路に突出
して枠体2を上方位置に保持する突出位置(第1図,第
6図及び第7図参照)と、枠体2の取り出し経路から退
避する退避位置(第2図,第8図及び第9図参照)との
間を回動自在に設けられている。枠体用ストッパ4は、
退避位置において、枠体2の取り出しを許容する。
ねじりばね5は、ねじ44に遊嵌されており、枠体用ス
トッパ4を、上記突出位置に(第5図において時計回り
に)弾性的に付勢している。
なお、上記係止部材9は、第2図及び第8図に示すよ
うに、下方位置にある枠体2の上側端2aに係合して、枠
体2を下方位置に保持する。
集塵エレメント3は、いわゆるスクロール型の電気集
塵エレメントからなり、空気中の汚れの粒子を正に帯電
させると共に、電気集塵エレメントの集塵極板を負に帯
電させて、両者の吸引力により、高い集塵能力を得るも
のである。
この集塵エレメント3は、枠部材31、枠部材31に収納
された積層体32、枠部材31から突出した陽極用接触子33
及びイオン化線用接触子34、並びにアーススイッチ35か
らなる。
積層体32は、平帯状の金属箔からなる極板の周囲を絶
縁性合成樹脂でモールドした長尺の陽極32aと、長手方
向に所定間隔で波状突起が多数設けられた金属箔からな
る長尺の集塵極32bとを接して重ね合わせた後、平たい
楕円形のコイル状に巻き付けて形成されており、両極32
a,32b間に区切られた多数の細長い空隙が、前後に貫通
している。
この積層体32の外側の巻き終わり端部において、上記
陽極32aと集塵極32bとが分離されて、陽極32aは、陽極
用接触子33に接続され、集塵極32bの端部は、枠部材31
に接触固定されている。
イオン化線用接触子34は、イオンシャワーを照射して
集埃を+に帯電させるイオン化線(図示せず)に接続さ
れている。
アーススイッチ35は、電気集塵エレメント3を枠体2
のエレメント収納部28から取り外す動作に連動して、陽
極用接触子33と枠部材31とを短絡させ、電気集塵エレメ
ント3自体に残留する電荷を速やかに消失させるように
してある。
枠体2のエレメント収納部28には、電気集塵エレメン
ト3が当該エレメント収納部28に収納された状態で、陽
極用接触子33及びイオン化線用接触子34にそれぞれ接続
される電源端子が設けられている。
なお、枠体2の前面において、側部材23および仕切り
部材27には、それぞれエレメント収納部28からの電気集
塵エレメント3の脱落を防止するエレメント用ストッパ
7が配設されている。このエレメント用ストッパ7は、
枠体用ストッパ4の構成と略同様であるので、説明を省
略する。
この実施例によれば、ねじりばね5に抗して枠体用ス
トッパ4を退避位置へ移動させて、枠体2の取り出しを
許容した状態で、枠体2を下方位置(第2図参照)に移
動させることにより、集塵エレメント3の洗浄、交換等
のメンテナンスに際して、低い位置で、集塵エレメント
3の着脱作業が行え、着脱作業が容易となって、ひいて
は空気清浄機Aのメンテナンスが容易となる。
しかも、枠体2を上方位置に移動させるだけで、ねじ
りばね5によって付勢された枠体用ストッパ4が、自動
的に突出位置に移動するので、当該枠体用ストッパ4に
よって、自動的に、枠体2を上方位置に保持することが
でき、一層着脱作業が容易となる。
さらに、突出位置にある枠体用ストッパ4を退避位置
へ変位させるためには、水平方向に沿って働く力が必要
であるのに対して、上方位置にある枠体2から突出位置
にある枠体用ストッパ4に負荷される荷重は、下向きに
働く。したがって、上記荷重は枠体用ストッパ4を退避
位置へ変位させることができない結果、枠体2は、上方
位置からの移動を阻止され、上方位置に確実に保持され
ることになる。また、ねじりばね5は、枠体2の荷重を
受けないので、ねじりばね5として小型のものを採用で
きる。
なお、上記実施例においては、枠体用ストッパ4を回
動自在とし、付勢手段としてねじりばねを用いたが、枠
体用ストッパ5を直線移動自在とし、付勢手段として圧
縮コイルばねを用いることもできる。
また、この発明は、上記実施例に限定されるものでは
なく、集塵エレメントとして、いわゆる静電フィルタ方
式や、ハニカム方式等の他の構造のものを用いること
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
<発明の効果> 以上のように、この発明によれば、複数の集塵エレメ
ントを収容した枠体が、上方位置と下方位置との間を上
下動自在なので、集塵エレメントの洗浄、交換等のメン
テナンスに際して、枠体を下方位置に下降させることに
より、低い位置で、各集塵エレメントの着脱作業が行
え、着脱作業が容易となり、しかも、枠体を上方位置に
移動させるだけで、付勢手段によって付勢された枠体用
ストッパが、自動的に突出位置に移動され、当該ストッ
パによって、自動的に、枠体を上方位置に保持すること
ができ、一層着脱作業が容易となり、ひいては空気清浄
機のメンテナンスが容易となる。加えて、枠体用ストッ
パによって、枠体の上方位置からの移動を阻止できるの
で、枠体を上方位置に確実に保持しておくことができ、
また、枠体の荷重は付勢手段に負荷されないので、小型
の付勢手段で十分であるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例としての空気清
浄機の枠体の動作を示す概略図、 第3図は空気清浄機が装着された空気調和システムを示
す概略図、 第4図は空気清浄機の分解斜視図、 第5図は枠体用ストッパの分解斜視図、 第6図及び第7図は枠体用ストッパが枠体を止定する状
態をそれぞれ示す一部断面側面図及び底面図、 第8図及び第9図は枠体用ストッパが枠体の取り外しを
許容している状態をそれぞれ示す一部断面側面図及び底
面図である。 1……ハウジング、2……枠体、 3……集塵エレメント、4……枠体用ストッパ、 5……ねじりばね(付勢手段)、A……空気清浄機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に取り付けられたハウジング(1)
    と、 複数の集塵エレメント(3)を収容し且つハウジング
    (1)内に収容される上方位置とハウジング(1)下方
    に脱出する下方位置との間を上下動自在な枠体(2)
    と、 上記ハウジング(1)に取り付けられ、上方位置にある
    枠体(2)に係合して枠体(2)の上方位置からの移動
    を阻止する突出位置とこの突出位置から水平方向に移動
    して枠体(2)との係合を解除することにより枠体
    (2)の取り出しを許容する退避位置との間を変位自在
    な枠体用ストッパ(4)と、 この枠体用ストッパ(4)を突出位置に弾性的に付勢す
    る付勢手段(5)と を具備することを特徴とする空気清浄機。
JP6795490A 1990-03-16 1990-03-16 空気清浄機 Expired - Lifetime JPH082423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6795490A JPH082423B2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 空気清浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6795490A JPH082423B2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 空気清浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03267159A JPH03267159A (ja) 1991-11-28
JPH082423B2 true JPH082423B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=13359860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6795490A Expired - Lifetime JPH082423B2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 空気清浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082423B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159103A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気浄化ユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182016U (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 松下精工株式会社 天井形空気調和機のエア−フイルタ−着脱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03267159A (ja) 1991-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0217554A1 (en) Electrostatic air cleaner
US20040118277A1 (en) Air purifier
EP3267124B1 (en) Air conditioner
US20160282000A1 (en) Filter device for air conditioning
KR20200109348A (ko) 집진 박스 및 로봇 청소기
US20180051895A1 (en) Air conditioner
KR102550620B1 (ko) 전기집진장치
JPH082423B2 (ja) 空気清浄機
CN210751757U (zh) 一种办公室用可移动的空气净化器
KR102208166B1 (ko) 미세 먼지 제거 수단을 구비한 하이브리드 칸막이
JP2982707B2 (ja) 空気清浄機
WO2024082346A1 (zh) 一种具有防尘性的绝缘母排结构、机柜及方法
KR20220133860A (ko) 집진기구, 차량탑재식 공기정화기와 팬
JP2662769B2 (ja) 空気清浄装置
JP2000042326A (ja) 空気清浄装置
JPH02192524A (ja) 電気集塵器付空気調和機
JP2950943B2 (ja) 空気清浄器
JPH0696127B2 (ja) 空気清浄装置
JPH04210263A (ja) 空気清浄器
CN219100847U (zh) 一种可自动调节清洁洁净棚
CN214370781U (zh) 一种静电除尘空气净化器
CN109028305A (zh) 空气处理装置
CN210278575U (zh) 一种用于凹凸棒石实验室内的空气净化装置
CN214864403U (zh) 湿式静电除尘器
JP3577761B2 (ja) 空気清浄器