JPH08241408A - 個人識別装置 - Google Patents

個人識別装置

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JPH08241408A
JPH08241408A JP7047589A JP4758995A JPH08241408A JP H08241408 A JPH08241408 A JP H08241408A JP 7047589 A JP7047589 A JP 7047589A JP 4758995 A JP4758995 A JP 4758995A JP H08241408 A JPH08241408 A JP H08241408A
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JP
Japan
Prior art keywords
signature
input
person
personal identification
identification device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7047589A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takano
斉 高野
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SORIMACHI GIKEN KK
Original Assignee
SORIMACHI GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一人物か否かの確実性即ち盗用防止に秀
れ、且つ機構が複雑とならず、操作が簡単で、装置自体
のコストもかからない秀れた個人識別装置を提供するこ
と。 【構成】 ペン入力が可能な筆記用入力面を有するポイ
ンティングデバイス入力部と、このポインティングデバ
イス入力部から入力された署名を、予め設定した署名
と,筆記に要した時間,筆記された形状パターン,筆
圧,筆記の速度,筆記の加速度などの数種類の筆記デー
タとによって比較して、入力者が予め設定した人と同一
人物か否かを判断する署名解析判断部と、この署名解析
判断部による前記判断結果を表示若しくは入力者に知ら
しめる報知手段とから成ることを特徴とする個人識別装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータのパスワ
ードやIDカードと同様に個人識別機能を果たすもの
で、署名によって個人を識別する個人識別装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
同一人物であるか否か、或いは予め設定登録されている
者のうちのいずれかの者であるか否かを識別し、例え
ば、装置利用を許可するか否かを判断したり、本人であ
るか否かを確認したり、施錠を解錠するか否かを判断す
る個人識別装置が多用されている。従来、この様な個人
識別装置として、最も汎用的なものとして、コンピュー
タに設定した暗証番号やパスワード入力機構或いはID
カード入力機構などが挙げられる。
【0003】また、指紋や声紋照合機構などや目の網膜
照合機構などまで様々な手段が試みられている。
【0004】この様な識別装置においては、同一人物か
否かの確実性即ち盗用防止に秀れ、且つ機構が複雑とな
らず、操作が簡単で、装置自体のコストもかからない方
法が望ましい。
【0005】本発明は、このような要望に応じ、従来構
成に比べて前記性能において秀れ、極めて実用性に秀れ
た個人識別装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】ペン入力が可能な筆記用入力面を有するポ
インティングデバイス入力部と、このポインティングデ
バイス入力部から入力された氏名・サイン・識別記号な
どの署名を、予め設定した様々な人若しくは所定の人の
署名と,筆記に要した時間,筆記された形状パターン,
筆圧,筆記の速度,筆記の加速度などの数種類の筆記デ
ータとによって比較して、予め設定した人のいずれかの
人と入力者とが同一人物か否か、若しくは予め設定した
所定の人と入力者とが同一人物か否かを判断する署名解
析判断部と、この署名解析判断部による前記判断結果を
表示若しくは入力者に知らしめる報知手段とから成るこ
とを特徴とする個人識別装置に係るものである。
【0008】また、情報閲覧・更新の為のパスワード方
式の個人識別装置に替わって使用するように構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の個人識別装置に係るもの
である。
【0009】また、前記署名による筆記データを送信し
て予め設定した筆記データと比較判断することにより個
人を特定し、銀行のキャッシュ端末によるキャッシュ引
き出し業務やクレジット端末によるクレジット業務をキ
ャッシュカードやクレジットカード方式に替わって若し
くはこのカード情報と共に行い得るように構成したこと
を特徴とする請求項1記載の個人識別装置に係るもので
ある。
【0010】また、ホテルのフロントやクロークなどで
貴重品や荷物を預ける際に、預け人が署名を登録し返却
の際に再度署名することにより本人(預ける人と同一)
であるか否か識別することができるように構成したこと
を特徴とする請求項1記載の個人識別装置に係るもので
ある。
【0011】また、ドアの施錠装置を解錠させるか否か
若しくはドアを開けるか否かの判断装置として構成した
ことを特徴とする請求項1記載の個人識別装置に係るも
のである。
【0012】
【作用】予め比較判断すべき者から、利用者(入力者)
と同様な手段、例えば同じポインティングデバイス入力
部の筆記用入力面に署名を行い、筆記パターン,筆記に
要した時間,筆圧,筆記の速度,筆記の加速度などの筆
記データを署名解析判断部に予め入力設定しておく。
【0013】利用者がポインティングデバイス入力部の
筆記用入力面に署名すると、署名の前記筆記データが検
出され、署名解析判断部によって、予め設定した前記筆
記データと比較判断処理されて、例えば予め設定した同
一蓋然性の範囲と比較し、予め設定した署名と同一の署
名、即ち同一人物による署名か否かが判断される。
【0014】この判断結果が報知手段により表示,若し
くは利用者(入力者)に何らかの方法で知らしめられ
る。
【0015】
【実施例】先ず、例えば、コンピュータのパスワード機
構に代わる機構として本発明を構成する場合を例に図1
を参照しつつ説明する。
【0016】尚、従来のパスワード機構と同様に構成さ
れる周知構成部分についてはその説明を省き、本発明に
おける特徴となる部分について詳述する。
【0017】本発明の入力方式は、パスワードやIDカ
ード方式と異なり、入力者(使用者)が署名を行うこと
により識別を行う方式としている。
【0018】従って、入力装置としてポインティングデ
バイス入力部を設けている。このポインティングデバイ
ス入力部は、ペン入力が可能な筆記用入力面を有するポ
インティングデバイスを使用し、例えば既存のタブレッ
トを使用する。
【0019】尚、例えば使用を許可するか否か(情報閲
覧・更新を可能とするか不可とするか)のホストコンピ
ュータのディスプレイの画面上にポインティングデバイ
ス機構を設け、この機構から入力する構成としても良
く、また使用するポインティングデバイス入力部は、本
実施例に限られるものではなく、ペンにより入力しても
良いし、直かに指でなぞっても良い。
【0020】既存のタブレットなどのポインティングデ
バイスは、筆記パターンの形状データの他に筆記時間,
筆圧,筆記の速度,筆記の加速度などの筆記データを取
り込むことが容易にできる。
【0021】本発明はこの観点から、署名による識別装
置が既存のデバイスにより容易に構成できると共に、同
一か否かの確実性がパスワード方式に比べて極めて高
く、指紋や声紋と同様に盗用されにくく、また、予め入
力設定することも指紋や声紋による方法と比較して極め
て容易に行えることとなる秀れた装置となる。
【0022】尚、署名は氏名に限らず、サインでも良い
し、また、特定の記号や図形に設定し、これを利用者に
書かせて判断する方式としても良く、この署名はその意
味で自らの氏名・サインに限らない広い概念である。
【0023】本発明の要部である署名解析判断部は、ホ
ストコンピュータにパスワード照合やIDカード識別判
断と同様にプログラムする。
【0024】例えば、このホストコンピュータを使用で
きる者を限られた者に設定したい場合には、使用許可者
から予めその利用者と同様の入力方法、例えば利用者の
入力部であるポインティングデバイス入力部の筆記用入
力面に例えば自らの氏名を署名し、その許可者の形状パ
ターン,筆記時間,筆圧,筆記の速度,筆記の加速度な
どの筆記データをメモリしておく。そして、利用者(入
力者)がこのホストコンピュータを使用した場合に、先
ず、このポインティングデバイス入力部に自らの署名を
行い、同様の筆記データを抽出して予め設定した前記筆
記データと比較判断し、使用許可者と同一人物であるか
否かを判断するように構成している。
【0025】この署名解析判断部による比較判断は、こ
の様々な筆記データのうちのどの要素を利用するか、ま
た、この他にどのような要素を筆記データとして設定す
るか、例えば前述した5つの筆記データを判断要素とす
る場合、それぞれに同一の署名と判断できる同一性の範
囲を設定したり、或いは各判断要素の組み合わせを考慮
した同一蓋然性の範囲を設定したり、署名文字によって
どの文字部分のデータ(どの文字部分の筆圧や速度のデ
ータ)を抽出するかなどを設定したりして、同一人によ
る署名であるか否かの比較判断基準を設定し、これに基
づいて同一人か否か(予め設定した者のうちの一人か否
か)を判断するように構成する。
【0026】この署名解析判断部によりこの判断結果
が、報知手段により利用者に知らされるように構成する
が、本実施例では同一人でない場合に、ブザーやディス
プレイ画面上にこのホストコンピュータを利用できない
旨を知らせたり、同一人であった場合、このホストコン
ピュータを利用できる状態になったことが利用者にわか
るようにするなどパスワード照合と同様に構成する。
【0027】以上のパスワード方式に替わる構成として
の実施例を説明したが、本発明は本実施例に限られるも
のではなく、その利用用途,用途に応じた各構成の設計
内容、または前述した比較判断基準などは適宜設定し得
るものである。
【0028】また、本発明によれば、例えばクレジット
業務において、図2に示すようにクレジットの端末機か
らクレジットカードによるカード情報と(従来はこのカ
ード情報のみだが)、前記署名情報(署名による筆記デ
ータ)とをホストコンピュータに送信することにより、
ホストコンピュータに設計した前記署名解析判断部によ
り双方の情報から個人を特定し、(ネガチェックなど
の)クレジット業務を行い、その結果をクレジット端末
機に送信するように構成しても良い(第二実施例)。ま
た、署名情報による署名解析判断部の判断結果の信頼性
から、カードを用いずこの署名情報のみで個人を特定す
るように構成しても良い。
【0029】これにより、これまでのクレジット業務に
比べて確実に個人を特定でき、その個人情報などを速や
かに端末機で入手でき、円滑にして正確な業務を遂行で
きることとなる。
【0030】また、図3に示すように銀行などのキャッ
シュ引き出し業務や預け入れ・振り込みなどの処理業務
に同様に利用できるように構成しても良い(第三実施
例)。この場合、カード情報と署名情報とにより個人
(口座)を特定するように構成したり、サインなどの署
名情報のみで特定するように構成しても良い。
【0031】また、図4に示すようにホテルのフロント
やクロークなどの貴重品や荷物を預ける際に、預け人が
署名を登録し返却の際に再度署名することにより本人
(預ける人と同一人)であるか否か識別することができ
るように構成しても良い(第四実施例)。
【0032】これにより慣れた署名行為のみにより本人
であるか否かがスピーディーにして確実に確認でき、利
用者に不快感を与えることなく確認業務が円滑にして確
実に遂行できることとなる。
【0033】また、図5に示すようにドアの外側かドア
本体にポインティングデバイス入力部を設置してドアの
施錠装置を解錠させるか否か若しくは開口作動させるか
否かの判断装置として構成する(第五実施例)。この場
合も同様に簡単な署名操作のみで、利用者に不快感を与
えることなく確認業務が円滑にして確実に遂行できるこ
ととなる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、同
一人物か否かの確実性即ち盗用防止に秀れ、且つ機構が
複雑とならず、操作が簡単で、装置自体のコストもかか
らない秀れた個人識別装置となる。
【0035】また、前記実施例のような様々な用途に使
用した場合に、署名方式のため、利用者に指紋照合や網
膜照合などの場合にような不快感も与えず、また既存の
ポインティングデバイスにより容易に構成できる上に、
同一確実性が極めて高い非常に実用性に秀れた個人識別
装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例(請求項1並びに請求項2記載の発
明に係る実施例)の説明図である。
【図2】第二実施例(請求項1並びに請求項3記載の発
明に係る実施例)のクレジット業務の場合の説明図であ
る。
【図3】第三実施例(請求項1並びに請求項3記載の発
明に係る実施例)の銀行のキャッシュ業務の場合の説明
図である。
【図4】第四実施例(請求項1並びに請求項4記載の発
明に係る実施例)の説明図である。
【図5】第五実施例(請求項1並びに請求項5記載の発
明に係る実施例)の説明図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン入力が可能な筆記用入力面を有する
    ポインティングデバイス入力部と、このポインティング
    デバイス入力部から入力された氏名・サイン・識別記号
    などの署名を、予め設定した様々な人若しくは所定の人
    の署名と,筆記に要した時間,筆記された形状パター
    ン,筆圧,筆記の速度,筆記の加速度などの数種類の筆
    記データとによって比較して、予め設定した人のいずれ
    かの人と入力者とが同一人物か否か、若しくは予め設定
    した所定の人と入力者とが同一人物か否かを判断する署
    名解析判断部と、この署名解析判断部による前記判断結
    果を表示若しくは入力者に知らしめる報知手段とから成
    ることを特徴とする個人識別装置。
  2. 【請求項2】 情報閲覧・更新の為のパスワード方式の
    個人識別装置に替わって使用するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の個人識別装置。
  3. 【請求項3】 前記署名による筆記データを送信して予
    め設定した筆記データと比較判断することにより個人を
    特定し、銀行のキャッシュ端末によるキャッシュ引き出
    し業務やクレジット端末によるクレジット業務をキャッ
    シュカードやクレジットカード方式に替わって若しくは
    このカード情報と共に行い得るように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の個人識別装置。
  4. 【請求項4】 ホテルのフロントやクロークなどで貴重
    品や荷物を預ける際に、預け人が署名を登録し返却の際
    に再度署名することにより本人(預ける人と同一)であ
    るか否か識別することができるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の個人識別装置。
  5. 【請求項5】 ドアの施錠装置を解錠させるか否か若し
    くはドアを開けるか否かの判断装置として構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の個人識別装置。
JP7047589A 1995-03-07 1995-03-07 個人識別装置 Pending JPH08241408A (ja)

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JP7047589A JPH08241408A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 個人識別装置

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JP (1) JPH08241408A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000231633A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 筆跡識別方法および装置
JP2013101649A (ja) * 2012-12-26 2013-05-23 Japan Research Institute Ltd 端末装置およびコンピュータプログラム

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