JPH08240784A - 頭部装着型映像表示装置 - Google Patents
頭部装着型映像表示装置Info
- Publication number
- JPH08240784A JPH08240784A JP7043877A JP4387795A JPH08240784A JP H08240784 A JPH08240784 A JP H08240784A JP 7043877 A JP7043877 A JP 7043877A JP 4387795 A JP4387795 A JP 4387795A JP H08240784 A JPH08240784 A JP H08240784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- hmd
- head
- sterilized
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滅菌した術者自らの手で装着できるようにし
た頭部装着型映像表示装置を提供すること。 【構成】 装置本体(1)の両側部に滅菌されかつ着脱
自在な把手(4)を設けたり、固定された把手(4)に
滅菌されかつ着脱自在なカバーを設け、術者が滅菌され
た手で滅菌された把手(4)あるいはカバーをつかんで
装置を所望の位置に定置させることができるようにした
もの。この着脱自在な把手(4)、カバーは使い捨てに
したり、滅菌処理し直して再使用できる。
た頭部装着型映像表示装置を提供すること。 【構成】 装置本体(1)の両側部に滅菌されかつ着脱
自在な把手(4)を設けたり、固定された把手(4)に
滅菌されかつ着脱自在なカバーを設け、術者が滅菌され
た手で滅菌された把手(4)あるいはカバーをつかんで
装置を所望の位置に定置させることができるようにした
もの。この着脱自在な把手(4)、カバーは使い捨てに
したり、滅菌処理し直して再使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡下外科手術する
際に使用するもので、術者が頭部に装着する頭部装着型
映像表示装置に関する。
際に使用するもので、術者が頭部に装着する頭部装着型
映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部装着型映像表示装置(以下、HMD
と略称する)は、ゴーグル型、眼鏡型等の装置を頭部に
装着し、ケーブルを介して送られてくる映像、音響を視
聴するものである。これは、立体映像、ステレオ音響を
屋内、屋外を問わず楽しむことができるものとして、若
年層を中心に注目されてきている。一方、医療分野での
利用も注目を浴びてきている。これは、外科手術等の医
療現場で、医師が患者の手術、治療部位に関する映像情
報を見ることによって、肉眼観察できない情報を得るこ
とを目的としている。同時に、装置の切り換え操作によ
って肉眼観察いわゆるシースルー観察を行う。本発明
は、この医療分野で使用するHMDに関する。
と略称する)は、ゴーグル型、眼鏡型等の装置を頭部に
装着し、ケーブルを介して送られてくる映像、音響を視
聴するものである。これは、立体映像、ステレオ音響を
屋内、屋外を問わず楽しむことができるものとして、若
年層を中心に注目されてきている。一方、医療分野での
利用も注目を浴びてきている。これは、外科手術等の医
療現場で、医師が患者の手術、治療部位に関する映像情
報を見ることによって、肉眼観察できない情報を得るこ
とを目的としている。同時に、装置の切り換え操作によ
って肉眼観察いわゆるシースルー観察を行う。本発明
は、この医療分野で使用するHMDに関する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、医師が医療
行為を処置室で行う時は、手を消毒して行うことはいう
までもなく、消毒された手で滅菌されていないものに触
れることはできない。したがって、医師はHMDに直接
手を触れ装着することができず補助者の手を借りて行わ
ざるを得ないことになる。しかし、補助者の手によって
HMDを迅速かつ適正に装着することは非常に困難であ
った。
行為を処置室で行う時は、手を消毒して行うことはいう
までもなく、消毒された手で滅菌されていないものに触
れることはできない。したがって、医師はHMDに直接
手を触れ装着することができず補助者の手を借りて行わ
ざるを得ないことになる。しかし、補助者の手によって
HMDを迅速かつ適正に装着することは非常に困難であ
った。
【0004】本発明は、上記不具合を解決すべく提案さ
れるもので、HMDを装着する際、滅菌した装着者自ら
の手でHMDの装着ができるようにした頭部装着型映像
表示装置を提供することを目的としたものである
れるもので、HMDを装着する際、滅菌した装着者自ら
の手でHMDの装着ができるようにした頭部装着型映像
表示装置を提供することを目的としたものである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、 1.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に着脱自在な把手
を設けた。 2.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に把手を設けると
ともに、この把手に着脱自在なカバーを付設した。 3.前記カバーの基部に鍔状の補助カバーを形成した。
達成するために、 1.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に着脱自在な把手
を設けた。 2.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に把手を設けると
ともに、この把手に着脱自在なカバーを付設した。 3.前記カバーの基部に鍔状の補助カバーを形成した。
【0006】
【作用】前記第1項では、術者が頭部装着型映像表示装
置を装着する際、滅菌された把手を術者自らつかんで装
着し、術後に再び頭部装着型映像表示装置を使用する場
合は滅菌された把手を付け替えて使用する。前記第2項
では、術者が頭部装着型映像表示装置を装着する際、滅
菌されたカバーの上から把手を術者自らつかみ装着し、
術後に再び頭部装着型映像表示装置を使用する場合は滅
菌されたカバーを把手に付け替えて使用する。前記第3
項では、術者が頭部装着型映像表示装置を装着する際、
滅菌された補助カバー付きカバーの上から把手を術者自
らつかんで装着し、術後に再び頭部装着型映像表示装置
を使用する場合は滅菌された補助カバー付きカバーを把
手に付け替えて使用する。
置を装着する際、滅菌された把手を術者自らつかんで装
着し、術後に再び頭部装着型映像表示装置を使用する場
合は滅菌された把手を付け替えて使用する。前記第2項
では、術者が頭部装着型映像表示装置を装着する際、滅
菌されたカバーの上から把手を術者自らつかみ装着し、
術後に再び頭部装着型映像表示装置を使用する場合は滅
菌されたカバーを把手に付け替えて使用する。前記第3
項では、術者が頭部装着型映像表示装置を装着する際、
滅菌された補助カバー付きカバーの上から把手を術者自
らつかんで装着し、術後に再び頭部装着型映像表示装置
を使用する場合は滅菌された補助カバー付きカバーを把
手に付け替えて使用する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明していく。図1は、本発明の第1実施例を示した斜
視図である。図1に示すように、HMD本体1はベルト
2を有する支持フレーム3を介して医師等の術者の頭部
に装着できるようになっている。また、HMD本体1の
両側部には、円筒状の把手4が設けられている。この把
手4は、HMD本体1に着脱自在に設けられる。なお、
把手の形状は円筒状に限定されるものではなく、楕円筒
状、角柱状等任意の形状であってよいことはいうまでも
ない(以下の実施例についても同様)。上記の把手4は
アルミニューム、ステンレス、チタニューム、シリコン
ゴム、ポリアセタール、ノリル等を用いて形成している
ので、熱滅菌、ガス滅菌、消毒等の滅菌を容易に行うこ
とができる。
説明していく。図1は、本発明の第1実施例を示した斜
視図である。図1に示すように、HMD本体1はベルト
2を有する支持フレーム3を介して医師等の術者の頭部
に装着できるようになっている。また、HMD本体1の
両側部には、円筒状の把手4が設けられている。この把
手4は、HMD本体1に着脱自在に設けられる。なお、
把手の形状は円筒状に限定されるものではなく、楕円筒
状、角柱状等任意の形状であってよいことはいうまでも
ない(以下の実施例についても同様)。上記の把手4は
アルミニューム、ステンレス、チタニューム、シリコン
ゴム、ポリアセタール、ノリル等を用いて形成している
ので、熱滅菌、ガス滅菌、消毒等の滅菌を容易に行うこ
とができる。
【0008】このように構成してあるので、術者がHM
Dを装着しようとする時は、滅菌された手で滅菌された
把手4をつかんで頭部にHMDを当て、補助者の手を借
りることなく所望の位置に定置させるようにできる。こ
の場合、補助者の手も借りて行ってもよいが、把手4以
外に触れる補助者の手は滅菌されていなくともよい。こ
うして、迅速かつ適正位置にHMDを装着できるが、把
手4は着脱自在であるため、使用後は使い捨てにした
り、場合によっては滅菌処理をし直して再使用できる。
また、HMD全体を滅菌する必要がないので、処置室内
におけるHMDの置き場所が限定されることがない。さ
らに、HMDを耐滅菌仕様にしなくともよいので、生産
コストを低く押さえることができるとともに軽量化を図
ることができる。
Dを装着しようとする時は、滅菌された手で滅菌された
把手4をつかんで頭部にHMDを当て、補助者の手を借
りることなく所望の位置に定置させるようにできる。こ
の場合、補助者の手も借りて行ってもよいが、把手4以
外に触れる補助者の手は滅菌されていなくともよい。こ
うして、迅速かつ適正位置にHMDを装着できるが、把
手4は着脱自在であるため、使用後は使い捨てにした
り、場合によっては滅菌処理をし直して再使用できる。
また、HMD全体を滅菌する必要がないので、処置室内
におけるHMDの置き場所が限定されることがない。さ
らに、HMDを耐滅菌仕様にしなくともよいので、生産
コストを低く押さえることができるとともに軽量化を図
ることができる。
【0009】図2は、本発明の第2実施例を示したもの
で、第1実施例と対応する箇所には同一符号を付した
(以下の実施例についても同様)。本実施例では、第1
実施例の把手4を固定とし、この把手4にカバー5を着
脱自在に設けている。カバー5は滅菌して取り付けるの
で、術者がHMDを装着しようとする時は、滅菌された
手で滅菌されたカバー5の上から把手4をつかんで頭部
にHMDを当て、補助者の手を借りることなく所望の位
置に定置させるようにできる。第1実施例同様、カバー
5以外に触れる補助者の手も借りて行ってもよいが、こ
の場合、補助者の手は滅菌されていなくともよい。
で、第1実施例と対応する箇所には同一符号を付した
(以下の実施例についても同様)。本実施例では、第1
実施例の把手4を固定とし、この把手4にカバー5を着
脱自在に設けている。カバー5は滅菌して取り付けるの
で、術者がHMDを装着しようとする時は、滅菌された
手で滅菌されたカバー5の上から把手4をつかんで頭部
にHMDを当て、補助者の手を借りることなく所望の位
置に定置させるようにできる。第1実施例同様、カバー
5以外に触れる補助者の手も借りて行ってもよいが、こ
の場合、補助者の手は滅菌されていなくともよい。
【0010】こうして、迅速かつ適正位置にHMDを装
着できるが、カバー5は着脱自在であるため、使用後は
使い捨てにしたり、場合によっては滅菌処理をし直して
再使用できる。また、HMD全体を滅菌する必要がない
ので、処置室内におけるHMDの置き場所が限定される
ことがない。さらにHMDを耐滅菌仕様にしなくともよ
いので、生産コストを低く押さえることができるととも
に軽量化を図ることができる。また、カバー5を形成す
る材料は第1実施例と同様でよい。
着できるが、カバー5は着脱自在であるため、使用後は
使い捨てにしたり、場合によっては滅菌処理をし直して
再使用できる。また、HMD全体を滅菌する必要がない
ので、処置室内におけるHMDの置き場所が限定される
ことがない。さらにHMDを耐滅菌仕様にしなくともよ
いので、生産コストを低く押さえることができるととも
に軽量化を図ることができる。また、カバー5を形成す
る材料は第1実施例と同様でよい。
【0011】図3は、第2実施例の変形例を示したもの
である。本実施例では、第2実施例に示したカバー5の
基部に補助カバー5aを一体に形成したものである。具
体的には、カバー5の基部に鍔状の補助カバー5aを一
体に形成し、補助カバー5aも滅菌可能に形成すること
はいうまでもない。他の構成については、第2実施例と
同様である。このように構成することにより、把手4を
カバー5の上からつかむ際に、術者が誤ってカバー5近
傍の滅菌されていないHMD本体1に触れることを防止
できる。他の効果については第2実施例と同様である なお、補助カバーは第1実施例の着脱自在な把手に一体
的に形成してもよい。この場合、補助カバーを設けても
把手の基部はHMD本体に着脱自在な構成となっていな
ければならないことはいうまでもない。
である。本実施例では、第2実施例に示したカバー5の
基部に補助カバー5aを一体に形成したものである。具
体的には、カバー5の基部に鍔状の補助カバー5aを一
体に形成し、補助カバー5aも滅菌可能に形成すること
はいうまでもない。他の構成については、第2実施例と
同様である。このように構成することにより、把手4を
カバー5の上からつかむ際に、術者が誤ってカバー5近
傍の滅菌されていないHMD本体1に触れることを防止
できる。他の効果については第2実施例と同様である なお、補助カバーは第1実施例の着脱自在な把手に一体
的に形成してもよい。この場合、補助カバーを設けても
把手の基部はHMD本体に着脱自在な構成となっていな
ければならないことはいうまでもない。
【0012】以上の把手あるいはカバー付き把手は、H
MD本体1に対してどのような位置に設けることが適当
であるかを示したのが、図4、図5である。把手あるい
はカバー付き把手は、術者の顔とHMDの間に間隙を設
けてHMDを装着した場合に、術者から把手あるいはカ
バー付き把手が見える位置に設けられていなければなら
ない。つまり、術者が手さぐりで把手あるいはカバー付
き把手を探すことなく、迅速かつ確実に把手あるいはカ
バー付き把手をつかむことができなければならない。ま
た、術者が手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探
しているうちに、滅菌されていないHMDの部分に触れ
てしまうことを防止しなければならない。
MD本体1に対してどのような位置に設けることが適当
であるかを示したのが、図4、図5である。把手あるい
はカバー付き把手は、術者の顔とHMDの間に間隙を設
けてHMDを装着した場合に、術者から把手あるいはカ
バー付き把手が見える位置に設けられていなければなら
ない。つまり、術者が手さぐりで把手あるいはカバー付
き把手を探すことなく、迅速かつ確実に把手あるいはカ
バー付き把手をつかむことができなければならない。ま
た、術者が手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探
しているうちに、滅菌されていないHMDの部分に触れ
てしまうことを防止しなければならない。
【0013】図4は、HMD本体1と術者6の目6aと
の間をW1だけ離隔した状態で、HMD本体1両側に位
置している把手4が、術者6の目6aの視野角度θ1領
域に位置するようにし、術者6の前方に把手4が見える
ようにしている。なおXは術者6の目6aの横軸であ
る。また、図5は、図4に示した状態をHMD本体1の
正面方向から見た状態を示している。
の間をW1だけ離隔した状態で、HMD本体1両側に位
置している把手4が、術者6の目6aの視野角度θ1領
域に位置するようにし、術者6の前方に把手4が見える
ようにしている。なおXは術者6の目6aの横軸であ
る。また、図5は、図4に示した状態をHMD本体1の
正面方向から見た状態を示している。
【0014】図6は、本発明の第3実施例を示したもの
で、本実施例では把手をHMD本体1のいずれか一方側
部に設けるとともに、支持フレーム3の非対応他方側部
にも設けている。しかも、HMD本体1に設けた把手4
aも支持フレーム3に設けた把手4bも第1実施例と同
様着脱自在にしている。他の構成は第1実施例と同様で
ある。
で、本実施例では把手をHMD本体1のいずれか一方側
部に設けるとともに、支持フレーム3の非対応他方側部
にも設けている。しかも、HMD本体1に設けた把手4
aも支持フレーム3に設けた把手4bも第1実施例と同
様着脱自在にしている。他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0015】このように構成しているので、術者が一人
でHMDを持つ時は右手、左手を前後にずらして持つこ
とができるので、バランスがとれ安定した持ち方を実現
できる。また、補助者の手を借りてHMDを装着する時
は、術者と補助者が互いにじゃまにならない位置でHM
Dを持つことができる。いずれにしても、HMDの重量
バランスをとりながら安定した装着作業を行うことがで
きる。他の効果については、第1実施例と同様である。
なお、把手は着脱自在とせず、第2実施例及びその変形
例のような滅菌したカバーを被せる構成であってもよ
い。
でHMDを持つ時は右手、左手を前後にずらして持つこ
とができるので、バランスがとれ安定した持ち方を実現
できる。また、補助者の手を借りてHMDを装着する時
は、術者と補助者が互いにじゃまにならない位置でHM
Dを持つことができる。いずれにしても、HMDの重量
バランスをとりながら安定した装着作業を行うことがで
きる。他の効果については、第1実施例と同様である。
なお、把手は着脱自在とせず、第2実施例及びその変形
例のような滅菌したカバーを被せる構成であってもよ
い。
【0016】図7は、本発明の第4実施例を示したもの
で、把手4をHMD本体1の1箇所に着脱自在に設けた
ものである。図7Aは、HMD本体1の前面に設けた実
施例を示しており、図7Bは、HMD本体1の上面に設
けた実施例を示している。これら把手4は片手でHMD
を持った時にバランスよく持てる位置に設けられること
が必要である。このように構成することにより、HMD
の重量を最低限におさえることができる。他の効果につ
いては、第1実施例と同様である。なお、把手は着脱自
在とせず、第2実施例及びその変形例のような滅菌した
カバーを被せる構成であってもよい。
で、把手4をHMD本体1の1箇所に着脱自在に設けた
ものである。図7Aは、HMD本体1の前面に設けた実
施例を示しており、図7Bは、HMD本体1の上面に設
けた実施例を示している。これら把手4は片手でHMD
を持った時にバランスよく持てる位置に設けられること
が必要である。このように構成することにより、HMD
の重量を最低限におさえることができる。他の効果につ
いては、第1実施例と同様である。なお、把手は着脱自
在とせず、第2実施例及びその変形例のような滅菌した
カバーを被せる構成であってもよい。
【0017】図8は、本発明の第5実施例を示したもの
で、本実施例は支持フレーム3の両側部から出した腕を
HMD本体1を囲繞するように一体に形成している。こ
の囲繞部7は、支持フレーム3に対して着脱自在に構成
されているとともに、取り付けた後回動自在になってお
り、HMD使用を妨げない位置に移動させることができ
る。囲繞部7の素材には、アルミニューム、ステンレ
ス、チタニューム、シリコンゴム、ポリアセタール、ノ
リル等を用いればよい。他の構成については第1実施例
と同様である。このように囲繞部7は大きく構成してあ
るので、HMDをバランスよく持つことができ装着作業
を行いやすい。また、大きな囲繞部7の任意の位置をつ
かんでHMDの装着ができるので、片手でも両手でも作
業を行うことができる。他の効果については、第1実施
例と同様である。
で、本実施例は支持フレーム3の両側部から出した腕を
HMD本体1を囲繞するように一体に形成している。こ
の囲繞部7は、支持フレーム3に対して着脱自在に構成
されているとともに、取り付けた後回動自在になってお
り、HMD使用を妨げない位置に移動させることができ
る。囲繞部7の素材には、アルミニューム、ステンレ
ス、チタニューム、シリコンゴム、ポリアセタール、ノ
リル等を用いればよい。他の構成については第1実施例
と同様である。このように囲繞部7は大きく構成してあ
るので、HMDをバランスよく持つことができ装着作業
を行いやすい。また、大きな囲繞部7の任意の位置をつ
かんでHMDの装着ができるので、片手でも両手でも作
業を行うことができる。他の効果については、第1実施
例と同様である。
【0018】図9は、本発明の第6実施例を示したもの
で、本実施例では把手をHMDの各所に設けるととも
に、把手に各部調整機能を持たせたものである。先ず、
HMD本体1の両側部に視度調整機能を有する着脱自在
な把手8a,8bを設ける。さらに、HMD本体1の上
面部に目幅調整機能を有する着脱自在な把手8cを設け
る。次に、支持フレーム3の両側部に頭部への締めつけ
調整機能を有する着脱自在な把手8dを設ける。なお、
これら把手は、円筒状に限らず握り易く、調整し易い形
状であれば任意の形状を選択使用すればよいことはいう
までもなく、具体的調整手段は把手を図示のごとく矢印
方向に回転させながら行う方法を始め、ボタン操作によ
って行う等任意の方法をとればよい。
で、本実施例では把手をHMDの各所に設けるととも
に、把手に各部調整機能を持たせたものである。先ず、
HMD本体1の両側部に視度調整機能を有する着脱自在
な把手8a,8bを設ける。さらに、HMD本体1の上
面部に目幅調整機能を有する着脱自在な把手8cを設け
る。次に、支持フレーム3の両側部に頭部への締めつけ
調整機能を有する着脱自在な把手8dを設ける。なお、
これら把手は、円筒状に限らず握り易く、調整し易い形
状であれば任意の形状を選択使用すればよいことはいう
までもなく、具体的調整手段は把手を図示のごとく矢印
方向に回転させながら行う方法を始め、ボタン操作によ
って行う等任意の方法をとればよい。
【0019】このように構成してあるので、術者は自ら
の滅菌された手でHMDを頭部に装着した後、視度調
整、目幅調整、頭部への締めつけ調整を自在に行うこと
ができる。したがって、術者は、手の滅菌状態を確保し
ながら処置室でHMDを適正な位置に装着、調整して使
用することができる。他の構成、効果については第1実
施例と同様である。
の滅菌された手でHMDを頭部に装着した後、視度調
整、目幅調整、頭部への締めつけ調整を自在に行うこと
ができる。したがって、術者は、手の滅菌状態を確保し
ながら処置室でHMDを適正な位置に装着、調整して使
用することができる。他の構成、効果については第1実
施例と同様である。
【0020】図10〜図12は第6実施例に係る締めつ
け調整機構を説明するための平面図である。締めつけ用
ベルト2は平面視U字状を呈しており、ベルト2の両端
には図11(側面図)に示すように長手方向に長孔2a
が形成されるとともに第1のギア10が形成されてい
る。この第1のギア10に、把手8dと同軸で回転する
第2のギア9aを噛合させている。そして、第2のギア
9aの回転によりベルト2を矢印方向に移動させること
ができるようになっている。なお、把手8e側について
も同様。
け調整機構を説明するための平面図である。締めつけ用
ベルト2は平面視U字状を呈しており、ベルト2の両端
には図11(側面図)に示すように長手方向に長孔2a
が形成されるとともに第1のギア10が形成されてい
る。この第1のギア10に、把手8dと同軸で回転する
第2のギア9aを噛合させている。そして、第2のギア
9aの回転によりベルト2を矢印方向に移動させること
ができるようになっている。なお、把手8e側について
も同様。
【0021】上記第2のギア9aは図12に示すよう
に、把手8dの操作で回転、停止制御されるようになっ
ている。つまり、図12Aに示すように把手8dは2分
割されているとともに通常は離隔しており、第2のギア
9aにラチェット11aを係合させることにより第2の
ギア9aの回転を制止している。一方、図12Bに示す
ように把手8dを矢印方向に押し込むと、離隔していた
部分が接合するとともに、リリース爪12が突出し第2
のギア9aに係合していたラチェット11aを外し、第
2のギア9aの回転を可能にする。なお、他方の把手8
e(図10)についても同様である。
に、把手8dの操作で回転、停止制御されるようになっ
ている。つまり、図12Aに示すように把手8dは2分
割されているとともに通常は離隔しており、第2のギア
9aにラチェット11aを係合させることにより第2の
ギア9aの回転を制止している。一方、図12Bに示す
ように把手8dを矢印方向に押し込むと、離隔していた
部分が接合するとともに、リリース爪12が突出し第2
のギア9aに係合していたラチェット11aを外し、第
2のギア9aの回転を可能にする。なお、他方の把手8
e(図10)についても同様である。
【0022】このように構成されているので、ベルト2
を術者の頭に締めつけ調整する時は、把手8d(8e)
を図12Bに示すようにして押し込み、第2のギア9a
(9b)に係合していたラチェット11a(11b)を
外した後、把手8d(8e)を外周方向に回転させベル
ト2を図10に示す矢印方向に出没動させ、頭部との装
着調整を行う。調整が終わったところで、図12Aに示
すように把手8d(8e)を外側に引くと、リリース爪
12が没するとともにラチェット11a(11b)が再
び第2のギア9aに係合するので、調整状態を維持でき
る。このように簡素な構成でベルト2を支持フレームか
ら進退動させ、確実な締めつけ調整を行うことができ
る。
を術者の頭に締めつけ調整する時は、把手8d(8e)
を図12Bに示すようにして押し込み、第2のギア9a
(9b)に係合していたラチェット11a(11b)を
外した後、把手8d(8e)を外周方向に回転させベル
ト2を図10に示す矢印方向に出没動させ、頭部との装
着調整を行う。調整が終わったところで、図12Aに示
すように把手8d(8e)を外側に引くと、リリース爪
12が没するとともにラチェット11a(11b)が再
び第2のギア9aに係合するので、調整状態を維持でき
る。このように簡素な構成でベルト2を支持フレームか
ら進退動させ、確実な締めつけ調整を行うことができ
る。
【0023】以上の実施例に記載された内容は、以下の
発明として捉えることもできる。 1.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に着脱自在な把手
を設けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前
記第1項によれば、術者がHMDを装着しようとする
時、滅菌された手で滅菌された把手をつかんで頭部に当
て、所望の位置に定置させることができる。また、把手
は着脱自在であるため、使用後は使い捨てにしたり、場
合によっては滅菌処理をし直して再使用できる。また、
HMD全体を滅菌する必要がないので処置室内における
HMDの置き場所が限定されることがない。さらに、H
MDを耐滅菌仕様にしなくともよいので、生産コストを
低く押さえることができるとともに軽量化を図ることが
できる。
発明として捉えることもできる。 1.少なくとも映像表示手段を設けた本体を、装着手段
を介して頭部に装着するように構成された頭部装着型映
像表示装置において、前記本体両側部に着脱自在な把手
を設けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前
記第1項によれば、術者がHMDを装着しようとする
時、滅菌された手で滅菌された把手をつかんで頭部に当
て、所望の位置に定置させることができる。また、把手
は着脱自在であるため、使用後は使い捨てにしたり、場
合によっては滅菌処理をし直して再使用できる。また、
HMD全体を滅菌する必要がないので処置室内における
HMDの置き場所が限定されることがない。さらに、H
MDを耐滅菌仕様にしなくともよいので、生産コストを
低く押さえることができるとともに軽量化を図ることが
できる。
【0024】2.少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体両側部に把
手を設けるとともに、この把手に着脱自在なカバーを付
設したことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記
第2項によれば、カバーは滅菌して取り付けるので、術
者がHMDを装着しようとする時は、滅菌された手で滅
菌されたカバーの上から把手をつかんで頭部に当て、所
望の位置に定置させることができる。また、カバーは着
脱自在であるため、使用後は使い捨てにしたり、場合に
よっては滅菌処理をし直して再使用できる。
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体両側部に把
手を設けるとともに、この把手に着脱自在なカバーを付
設したことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記
第2項によれば、カバーは滅菌して取り付けるので、術
者がHMDを装着しようとする時は、滅菌された手で滅
菌されたカバーの上から把手をつかんで頭部に当て、所
望の位置に定置させることができる。また、カバーは着
脱自在であるため、使用後は使い捨てにしたり、場合に
よっては滅菌処理をし直して再使用できる。
【0025】3.前記把手は、頭部装着型映像表示装置
を装着した状態で、装着者の視野範囲に入る位置に設け
たことを特徴とする第1項あるいは第2項の頭部装着型
映像表示装置。前記第3項によれば、装着者から把手あ
るいはカバー付き把手が見える位置に設けてあるので、
術者は手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探すこ
となく、迅速かつ確実に把手あるいはカバー付き把手を
つかみ、不用意に滅菌されていないHMDの部分に触れ
てしまうことを防止できる。
を装着した状態で、装着者の視野範囲に入る位置に設け
たことを特徴とする第1項あるいは第2項の頭部装着型
映像表示装置。前記第3項によれば、装着者から把手あ
るいはカバー付き把手が見える位置に設けてあるので、
術者は手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探すこ
となく、迅速かつ確実に把手あるいはカバー付き把手を
つかみ、不用意に滅菌されていないHMDの部分に触れ
てしまうことを防止できる。
【0026】4.前記カバーの基部に鍔状の補助カバー
を形成したことを特徴とする第2項記載の頭部装着型映
像表示装置。前記第4項によれば、滅菌された補助カバ
ーがHMD本体の接触しやすい部分をカバーしているの
で、術者が把手をカバーの上からつかむ際に誤ってカバ
ー近傍の滅菌されていないHMD本体に触れることを防
止できる。
を形成したことを特徴とする第2項記載の頭部装着型映
像表示装置。前記第4項によれば、滅菌された補助カバ
ーがHMD本体の接触しやすい部分をカバーしているの
で、術者が把手をカバーの上からつかむ際に誤ってカバ
ー近傍の滅菌されていないHMD本体に触れることを防
止できる。
【0027】5.前記カバーをアルミニューム、ステン
レス、チタニューム、シリコンゴム、ポリアセタール、
変性ポリフェニレンエーテルのいずれかで形成したこと
を特徴とする第2項あるいは第4項記載の頭部装着型映
像表示装置。前記第5項によれば、熱滅菌、ガス滅菌、
消毒等の滅菌を容易に行うことができる。
レス、チタニューム、シリコンゴム、ポリアセタール、
変性ポリフェニレンエーテルのいずれかで形成したこと
を特徴とする第2項あるいは第4項記載の頭部装着型映
像表示装置。前記第5項によれば、熱滅菌、ガス滅菌、
消毒等の滅菌を容易に行うことができる。
【0028】6.少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体の一方側部
に着脱自在な把手を設け、前記装着手段の他方側部でか
つ前記把手取り付け側と非対応側に着脱自在な把手を設
けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第
6項によれば、術者は右手、左手を前後にずらして持つ
ことができ、HMDの重量バランスをとりながら安定し
た装着作業を行うことができる。
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体の一方側部
に着脱自在な把手を設け、前記装着手段の他方側部でか
つ前記把手取り付け側と非対応側に着脱自在な把手を設
けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第
6項によれば、術者は右手、左手を前後にずらして持つ
ことができ、HMDの重量バランスをとりながら安定し
た装着作業を行うことができる。
【0029】7.少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体の前面ある
いは上面のいずれかに、着脱自在な把手を1個設けたこ
とを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第7項に
よれば、把手が1個のみであるので、HMDの重量を最
低限におさえることができる。
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体の前面ある
いは上面のいずれかに、着脱自在な把手を1個設けたこ
とを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第7項に
よれば、把手が1個のみであるので、HMDの重量を最
低限におさえることができる。
【0030】8.少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記装着手段の両側
部から前記本体を囲繞するように延在するとともに、前
記装着手段の両側部で回動するように把手を設けたこと
を特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第8項によ
れば、囲繞部を大きく構成してあるので、術者がHMD
をバランスよく持つことができ装着作業を行いやすい。
また、囲繞部の任意の位置をつかむことができるので、
作業性の向上を図ることができる。
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記装着手段の両側
部から前記本体を囲繞するように延在するとともに、前
記装着手段の両側部で回動するように把手を設けたこと
を特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第8項によ
れば、囲繞部を大きく構成してあるので、術者がHMD
をバランスよく持つことができ装着作業を行いやすい。
また、囲繞部の任意の位置をつかむことができるので、
作業性の向上を図ることができる。
【0031】9.少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体両側部に視
度調整機能を有する着脱自在な把手を設け、前記本体上
面部に眼幅調整機能を有する着脱自在な把手を設け、前
記装着手段の両側部に締め付け調整具を有する把手を設
けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第
9項によれば、術者は手の滅菌状態を確保しながら処置
室でHMDを適正な位置に装着、調整して使用すること
ができる。
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、前記本体両側部に視
度調整機能を有する着脱自在な把手を設け、前記本体上
面部に眼幅調整機能を有する着脱自在な把手を設け、前
記装着手段の両側部に締め付け調整具を有する把手を設
けたことを特徴とする頭部装着型映像表示装置。前記第
9項によれば、術者は手の滅菌状態を確保しながら処置
室でHMDを適正な位置に装着、調整して使用すること
ができる。
【0032】10.前記締め付け調整具は、前記把手に
回転軸を設け、この回転軸に第1のギアを付設し、この
第1のギアと噛合するように前記装着手段を形成するベ
ルトの端部に第2のギアを設け、前記第1のギアを回転
させることにより前記ベルトが前記装着手段を形成する
支持フレームから進退動するように構成されたものであ
ることを特徴とする第9項記載頭部装着型映像表示装
置。前記第10項によれば、簡素な構成でベルトを支持
フレームから進退動させ、確実な締めつけ調整を行うこ
とができる。
回転軸を設け、この回転軸に第1のギアを付設し、この
第1のギアと噛合するように前記装着手段を形成するベ
ルトの端部に第2のギアを設け、前記第1のギアを回転
させることにより前記ベルトが前記装着手段を形成する
支持フレームから進退動するように構成されたものであ
ることを特徴とする第9項記載頭部装着型映像表示装
置。前記第10項によれば、簡素な構成でベルトを支持
フレームから進退動させ、確実な締めつけ調整を行うこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。請求項1によれば、術者がHMDを
装着しようとする時、滅菌された手で滅菌された把手を
つかんで頭部に当て、所望の位置に定置させることがで
きる。また、把手は着脱自在であるため、使用後は使い
捨てにしたり、場合によっては滅菌処理をし直して再使
用できる。また、HMD全体を滅菌する必要がないので
処置室内におけるHMDの置き場所が限定されることが
ない。さらに、HMDを耐滅菌仕様にしなくともよいの
で、生産コストを低く押さえることができるとともに軽
量化を図ることができる。
下の効果を奏する。請求項1によれば、術者がHMDを
装着しようとする時、滅菌された手で滅菌された把手を
つかんで頭部に当て、所望の位置に定置させることがで
きる。また、把手は着脱自在であるため、使用後は使い
捨てにしたり、場合によっては滅菌処理をし直して再使
用できる。また、HMD全体を滅菌する必要がないので
処置室内におけるHMDの置き場所が限定されることが
ない。さらに、HMDを耐滅菌仕様にしなくともよいの
で、生産コストを低く押さえることができるとともに軽
量化を図ることができる。
【0034】請求項2によれば、カバーは滅菌して取り
付けるので、術者がHMDを装着しようとする時は、滅
菌された手で滅菌されたカバーの上から把手をつかんで
頭部に当て、所望の位置に定置させることができる。ま
た、カバーは着脱自在であるため、使用後は使い捨てに
したり、場合によっては滅菌処理をし直して再使用でき
る。
付けるので、術者がHMDを装着しようとする時は、滅
菌された手で滅菌されたカバーの上から把手をつかんで
頭部に当て、所望の位置に定置させることができる。ま
た、カバーは着脱自在であるため、使用後は使い捨てに
したり、場合によっては滅菌処理をし直して再使用でき
る。
【0035】請求項3によれば、装着者から把手あるい
はカバー付き把手が見える位置に設けてあるので、術者
は手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探すことな
く、迅速かつ確実に把手あるいはカバー付き把手をつか
み、不用意に滅菌されていないHMDの部分に触れてし
まうことを防止できる。
はカバー付き把手が見える位置に設けてあるので、術者
は手さぐりで把手あるいはカバー付き把手を探すことな
く、迅速かつ確実に把手あるいはカバー付き把手をつか
み、不用意に滅菌されていないHMDの部分に触れてし
まうことを防止できる。
【図1】本発明の第1実施例を示した斜視図である。
【図2】同第2実施例を示した斜視図である。
【図3】第2実施例の変形例を示した斜視図である。
【図4】第1実施例、第2実施例に係る把手の取り付け
位置を示した平面図である。
位置を示した平面図である。
【図5】同正面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示した斜視図である。
【図7】本発明の第4実施例を示した斜視図である。
【図8】本発明の第5実施例を示した斜視図である。
【図9】本発明の第6実施例を示した斜視図である。
【図10】同締めつけ調整機構を示す平面図である。
【図11】同締めつけ調整機構の側面図である。
【図12】同締めつけ調整機構の操作部の動作説明図で
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、 前記本体両側部に着脱自在な把手を設けたことを特徴と
する頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも映像表示手段を設けた本体
を、装着手段を介して頭部に装着するように構成された
頭部装着型映像表示装置において、 前記本体両側部に把手を設けるとともに、この把手に着
脱自在なカバーを付設したことを特徴とする頭部装着型
映像表示装置。 - 【請求項3】 前記カバーの基部に鍔状の補助カバーを
形成したことを特徴とする請求項2記載の頭部装着型映
像表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043877A JPH08240784A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 頭部装着型映像表示装置 |
US08/610,289 US5949388A (en) | 1995-03-03 | 1996-03-04 | Head-mounted video display |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043877A JPH08240784A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 頭部装着型映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240784A true JPH08240784A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12675940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7043877A Pending JPH08240784A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 頭部装着型映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240784A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017049553A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | キヤノン株式会社 | 頭部装着装置の製造方法および頭部装着装置 |
JP2017068105A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | ブラザー工業株式会社 | カバー付ヘッドマウントディスプレイ |
WO2020115814A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 株式会社ハシラス | Vr映像表示装置 |
US10702345B2 (en) | 2015-02-06 | 2020-07-07 | Sony Corporation | Surgical face guard, surgical frame, surgical polarization shield, and surgery system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04501335A (ja) * | 1988-08-24 | 1992-03-05 | マイクロテック・メディカル・インコーポレーテッド | 手術用ランプ用のランプハンドルカバー装置 |
JPH06141258A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-20 | Sony Corp | 眼鏡型映像表示装置 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7043877A patent/JPH08240784A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04501335A (ja) * | 1988-08-24 | 1992-03-05 | マイクロテック・メディカル・インコーポレーテッド | 手術用ランプ用のランプハンドルカバー装置 |
JPH06141258A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-20 | Sony Corp | 眼鏡型映像表示装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10702345B2 (en) | 2015-02-06 | 2020-07-07 | Sony Corporation | Surgical face guard, surgical frame, surgical polarization shield, and surgery system |
JP2017049553A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | キヤノン株式会社 | 頭部装着装置の製造方法および頭部装着装置 |
JP2017068105A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | ブラザー工業株式会社 | カバー付ヘッドマウントディスプレイ |
WO2020115814A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 株式会社ハシラス | Vr映像表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5949388A (en) | Head-mounted video display | |
JP2012023495A (ja) | ジャケットおよび頭部装着型光学システム | |
US20030153810A1 (en) | Visualization during closed-chest surgery | |
BR112012011324B1 (pt) | sistema cirúrgico minimamente invasivo e método | |
AU2007210912A1 (en) | Ultrasonic cutting tool | |
ES2878803T3 (es) | Soporte de posición de herramienta para endoscopio | |
JP4856109B2 (ja) | 外科手術用処置具および外科手術用器具 | |
JP2004180858A (ja) | 外科手術用器具 | |
US3557791A (en) | Surgical support | |
US12082981B2 (en) | Surgical armrest | |
JP2022523426A (ja) | スコープ | |
JPH08240784A (ja) | 頭部装着型映像表示装置 | |
US20190046176A1 (en) | Scleral Depressor | |
US20150045620A1 (en) | Curved manual surgical equipment | |
JP2021153858A (ja) | 手術器具 | |
JP2008539866A (ja) | 滅菌手持ち式細隙灯カバーおよび方法 | |
CA3060440A1 (en) | System, apparatus and method for patient positioning prior to, during and/or after medical procedures | |
JP2011200618A (ja) | 手術用眼球方向指示器 | |
JP2009249759A (ja) | 手術用ガウン | |
JP2003038532A (ja) | 歯科治療装置のモニタによる施療システム | |
WO2006097454A1 (en) | Stabiliser with a direct support for the operator's hand | |
JP2007260229A (ja) | 歯科治療用椅子 | |
JPH08248346A (ja) | 頭部装着型映像表示装置 | |
Tokas et al. | Laparoscopy versus robotics: ergonomics—does it matter? | |
JP3228808U (ja) | 歯科診察台用の隔離装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |