JPH08240300A - 化学物質の処理装置 - Google Patents

化学物質の処理装置

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JPH08240300A
JPH08240300A JP7302477A JP30247795A JPH08240300A JP H08240300 A JPH08240300 A JP H08240300A JP 7302477 A JP7302477 A JP 7302477A JP 30247795 A JP30247795 A JP 30247795A JP H08240300 A JPH08240300 A JP H08240300A
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cartridge
main body
tube
chemicals
chemical
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JP7302477A
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Anthony Earle
アール アンソニー
Edward Charles Timothy S Glover
チャールズ ティモシー サミュエル グローバー エドワード
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Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理化学物質用のカートリッジを使用した化
学物質の処理装置、並びにカートリッジと処理装置との
間で化学物質を搬送する方法を提供する。 【解決手段】 カートリッジからタンクへ化学物質を供
給し、且つ該化学物質をタンクからカートリッジに戻す
手段とを含み、カートリッジは、化学物質を収容する主
ボディを有し、主ボディは出口を有し、出口は処理装置
に連結する適し、チューブの一端は主ボディの外側に配
置され、チューブは主ボディの内部を貫通して延びてお
り、もってチューブの他端が出口が形成されている主ボ
ディの出口部分から離れた側で主ボディの領域に隣接し
て配置されており、供給・戻し手段は、カートリッジの
主ボディ内部の前記チューブを介してカートリッジとタ
ンク間で化学物質を搬送すると共に、主ボディの内部か
ら空気を除去するように構成される化学物質の処理装置
が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化学薬品ないし物質
の処理に関し、更に詳しくは、ただし限定はされない
が、写真処理に使用する化学物質の処理に関する。写真
の処理を含み、コンテナから化学物質が液体中に供給さ
れる、多くの適用例がありうる。このような化学物質は
コンテナから処理装置に供給される際、コンテナ内には
通常空気が導入されて液体と置換され、もってコンテナ
は漸次空気で満たされることとなる。引き続いて化学物
質をコンテナ内へ戻す場合においては、コンテナ内に捕
らえられた、或いは化学物質の流出時に引きずられた空
気を収容するための設備が必要となり、従ってコンテナ
に戻される際に、空気を引き抜くための特別の設備が必
要となる。
【0002】
【従来の技術】このことは写真処理用化学物質、例えば
現像、定着等においてコンテナに空気が存在する場合は
処理用化学物質は酸化及び劣化することがある。写真処
理用の化学物質においてコンテナから空気を除去するた
めの種々の方法が提案されてきた。例えば、写真処理用
の化学物質のコンテナとしして使用される瓶ポンプで酸
素を燃焼する際に点火材を使用することは知られていな
いことではない。しかしながら、これはとても理想的な
解決方法とはいえない。問題を解決する他の方法として
は、手動操作型のバルブ又は蒸発槽において、使用状態
で最上位置にあるコンテナの領域にて、コンテナの内部
が大気に連通されていてコンテナ内の空気の存在を可能
にし、もってコンテナが化学物質で充填される際に逃が
すようにしている。しかしながら、この種の手動操作型
の蒸発器に関わるコンテナの構造は比較的構造が複雑
で、価格が高く、蒸発器は手動で操作されなければなら
ない。
【0003】写真用化学物質の処理に関してコンテナか
ら空気を除去する問題を解決するために、コンテナを可
撓性の「バッグ」又はパッケージとして構成され、化学
物質で充填されたとき、コンテナを密閉する間にコンテ
ナ内に存在する空気を押し出すために手で絞られる。し
かしながら、この構造は手動操作でのみ、しかも極めて
希にしか化学物質をコンテナに戻さない場合にのみ有効
である。
【0004】更に、可撓性の箔パッケージ、即ち薄膜か
ら形成されたパッケージは単一の連結部のみを有するも
のとして知られており、これにより化学物質はパッケー
ジに導入され且つそこから引き出され、可撓性のパッケ
ージは化学物質が引き出されコンテナ内の圧力が減少し
た際に衝突する。このような設計は、その最上部に位置
する連結部に指向しているときの特定の用途にのみ限定
される。さもなければ、空気がパッケージ内に捕らわれ
るようになり且つパッケージに拘束された空気が処理化
学物質のすべてがコンテナへ戻るのを妨げることとなる
からである。その結果、処理装置内に使用済の処理化学
物質が残留するが、このことは写真処理装置に関する限
り特に不都合なことである。というのは、写真処理装置
の処理タンク内に残留した汚染された又は消耗された溶
液が、当該タンク内に導入される処理化学物質の新鮮な
供給物に対しても汚染してしまうからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は課題は、これ
らの問題を解決するための処理化学物質用のカートリッ
ジを使用した化学物質の処理装置、並びにカートリッジ
と処理装置との間で化学物質を搬送する方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明によれば、第1の点として、化学物質用の
カートリッジと、化学物質を受け入れる少なくとも1つ
のタンクと、カートリッジからタンクへ化学物質を供給
し、且つ該化学物質をタンクからカートリッジに戻す手
段とを含み、前記カートリッジは、化学物質を収容する
主ボディを有し、該主ボディは化学物質が主ボディ内へ
導入され且つ除去される出口を有し、該出口は処理化学
物質をカートリッジと処理装置の一部との間で搬送する
ことを可能にするために処理装置に連結する適し、主ボ
ディは更にチューブを有し、該チューブの一端は主ボデ
ィの外側に配置され、該チューブは主ボディの内部を貫
通して延びており、もってチューブの他端が前記出口が
形成されている主ボディの前記部分から離れた側で主ボ
ディの領域に隣接して配置されており、前記供給・戻し
手段は、カートリッジの主ボディ内部の前記チューブを
介してカートリッジとタンク間で化学物質を搬送する手
段と、同チューブを介して主ボディの内部から空気を除
去する手段を含むことを特徴とする化学物質の処理装置
が提供される。
【0007】チューブの他端は、出口が形成されている
主ボディの部分とは離れた側の主ボディの領域に隣接し
て配置されていることが望ましい。出口は、主ボディの
外側に配置されているチューブの前記一端により構成さ
れているのが望ましい。或いは、主ボディの外側に配置
されているチューブの前記一端には、透過型のセルフシ
ールカバーを設け、このシールカバーを介してカートリ
ッジが処理装置の部分に連結されているのが望ましい。
【0008】チューブは、該チューブが主ボディに入る
部位においてカートリッジの主ボディに取付られている
構成要素と一体であることが望ましい。或いは、チュー
ブは複数の部品で構成されていてもよい。カートリッジ
の主ボディは可撓性の材料で構成することができる。カ
ートリッジには写真用の処理装置を充填することができ
る。
【0009】前記供給・戻し手段は、化学物質を搬送す
る手段と主ボディの内部の空気を除去する手段とを制御
するためのセンサ手段を具備することが望ましい。前記
供給・戻し手段は、化学物質を受け入れるための前記タ
ンクに連結された中空ニードルを具備し、該ニードルは
カートリッジの主ボディの出口に設けられた透過型のセ
ルフシールカバーを介してカートリッジに挿入可能とす
ることが望ましい。
【0010】処理装置は写真処理装置であることが望ま
しい。本発明の第2の点として、化学物質を収容する主
ボディを有し、該主ボディは化学物質が主ボディ内へ導
入され且つ除去される出口を有し、該出口は処理化学物
質をカートリッジと処理装置の一部との間で搬送するこ
とを可能にするために処理装置に連結する適し、主ボデ
ィは更にチューブを有し、該チューブの一端は主ボディ
の外側に配置され、該チューブは主ボディの内部を貫通
して延びており、もってチューブの他端が前記出口が形
成されている主ボディの前記部分から離れた側で主ボデ
ィの領域に隣接して配置されているカートリッジと;カ
ートリッジの主ボディ内部の同チューブを介してカート
リッジとタンク間で化学物質を搬送する手段と、前記チ
ューブを介して主ボディの内部から空気を除去する手段
と;を用いて化学物質をカートリッジから処理装置へ搬
送し、ひき続いて化学物質を処理装置からタンクへ戻す
方法において;カートリッジを処理装置に連結する段階
と;カートリッジの主ボディ内のチューブを介してカー
トリッジの主ボディから空気を汲み出すべくポンプを作
動させ、ひき続いてカートリッジの主ボディ内のチュー
ブを介してカートリッジから処理装置内のタンクへ化学
物質を汲み上げるべくポンプを作動させることを特徴と
する化学物質の搬送方法が提供される。
【0011】カートリッジの主ボディから空気を汲み上
げるべくポンプを作動する段階は、カートリッジから処
理装置内のタンクへ化学物質を汲み上げる段階に先立っ
て行われることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図面はカートリ
ッジ1を示し、そのボディ2は可撓性のバッグ又はパッ
ケージの形態で、化学薬品ないし物質3例えば写真用現
像剤、定着剤等を含む。ボディ2にはその一端に連結部
4が形成され、この連結部を介して化学物質がカートリ
ッジに導入され、又は除去される。連結部4はカートリ
ッジの可撓性のボディ2内の開口に形成された閉塞部材
5から成り、この閉塞部材5はそれの中心を貫通する一
体成形型のパイプ6を有する。パイプ6はカートリッジ
の外側から延びており、外側の一端は透過可能なセルフ
シールカバーないしセプタム7により閉じられており、
閉鎖部材5及びカートリッジの主ボディ2の内部を貫通
して、主ボディの内部の対向端部に隣接する位置におい
て終結し、ここでパイプ6の他端が開口している。透過
可能なセルフシールカバー7は、天然又は剛性ゴム又は
他の同様な特性を有する弾性体からなり、透過可能であ
るがそれ自体シール可能な、例えば生物学的な見本を収
納する瓶を密閉するものとして知られているセプタムの
形態をとることができる。カートリッジの主ボディ2は
例えばプラスチック箔の材料のような厚膜で構成するこ
とができ、且つパイプ6は実質的に剛性のプラスチック
材のような適当な材料により構成することができる。閉
鎖部材5は当然、カートリッジの主ボディ2を形成して
いる材料に対してシールされており、もってカートリッ
ジは完全に気密の状態である。
【0013】カートリッジの主ボディは可撓性であるこ
とが望ましいが、このことは必須の事項ではなく、した
がって主ボディは実質的に剛性のものとすることも可能
である。また、パイプ6が閉鎖部材5と一体的に形成さ
れている場合は、特にコンパクトの構造とすることがで
きるが、このことは必須の事項ではないことに留意すべ
きである。事実上パイプ6は複数の部品から成るパイプ
とすることができる。即ち、パイプは主ボディ2の内部
に設置された1つの部分を有し、且つ連結部材4を介し
て連結されている主ボディの外側に設置されている第2
の部分を有する。また、カートリッジは、望ましい場合
は、セプタム7の代わりに適当なバルブ構造を設けても
良いことに留意すべきである。
【0014】使用の際は、カートリッジは処理化学物質
3で充填され、且つカバーないしセプタム7によって密
閉される。処理装置において化学物質を使用する必要が
あるときは、カートリッジは閉鎖部材5の一部を構成し
ているパイプ6の突出端部により装置に連結される。処
理装置は化学物質供給機構を有し、この機構によって化
学物質3はカートリッジ1と処理装置との間を通過す
る。化学物質供給機構はポンプ9と協働するパイプライ
ン8を具備する。パイプライン8の一端は処理装置内の
化学物質を受け入れるべきタンクに接続され、一方パイ
プラインの他端には図1及び図3の矢印10で概括的に
示している中空ニードル部が設けられている。カートリ
ッジは中空ニードル部10に押圧されており、ニードル
はセプタム7を貫通し且つパイプ6に入り込んでいる。
セプタム7はニードル10の外部周囲を閉じ、シールを
形成している。この装置は、カートリッジ1が処理装置
に連結された際に、その連結部4が下方を向くように指
向されている。ポンプ9は処理化学物質3をカートリッ
ジ1の主ボディ2から抽出し、処理装置内のタンク内に
搬送するように使用される。使用中のカートリッジ1の
向きは、ポンプ9のスイッチが投入された際に、主ボデ
ィの内部に存在する空気がパイプ6を通じて引き出さ
れ、もって空気は化学物質3の供給に先立って除去され
ることを確保するようなものとなっている。
【0015】主ボディ2がシールされているので、処理
化学物質3がポンプ9によって図2の状態に達するま
で、即ち化学物質のすべてが取り出され且つポンプのス
イッチが遮断されるまで、処理化学物質3をポンプ9に
よって引き出すことができるように主ボディが潰れるよ
うになっていることは注目すべきことである。化学物質
3をカートリッジまで戻す場合は、ポンプ9のスイッチ
が投入され、処理装置内のタンクから化学物質を抽出し
てカートリッジに戻す。しかしながら、ポンプは空気と
液体の混合物を吸引し、ある量の空気が化学物質3と共
にカートリッジの主ボディ2内に汲み上げられる。図3
において、カートリッジの主ボディ2内の空気のポケッ
トは参照符号11によって特定される。このようにカー
トリッジ内に蓄積された空気は、処理化学物質3の残留
物をポンプアップしてカートリッジに戻そうと試みる際
にポンプ9に対して付加的な荷重を強いることとなる。
特に、全ての化学物質がカートリッジに戻るのを阻止す
ることがあり得るものであり、その結果その中の化学物
質、例えば写真現像剤又は定着剤等の酸化を引き起こす
原因となる。
【0016】このような問題を解決するために、上述の
カートリッジ及び化学物質搬送装置を次のように使用す
ることが提案される。即ち、カートリッジの主ボディ2
の内部に蓄積された空気が所定のレベルに到達すると、
ポンプ9のスイッチが投入されて、「装置充填」モード
となり、カートリッジの主ボディの上端部から空気を抽
出する。カートリッジは処理装置に対しその連結部4が
下側に指向するように連結されており、空気11のポケ
ットはパイプ6の開放端に隣接する主ボディ2の反対側
の、上端部にて補足されることを再認識すべきである。
【0017】即ち、ポンプ9が「装置充填」モードにお
いて操作されると、空気はカートリッジの主ボディから
除去され、処理装置のタンク内へ汲み上げられ、ここか
ら大気へ搬出される。空気が除去されると、ポンプは当
該モードに戻されてもよいが、この場合は処理装置から
残りの化学物質3を引出しカートリッジへ戻すか、又は
全ての化学物質或いは殆ど全ての化学物質が既にカート
リッジに戻されている場合は閉鎖されるかのいずれかで
ある。
【0018】所望とあれば、空気11の全てがカートリ
ッジの主ボディから抽出されたことを検出するためにセ
ンサ12を設けても良い。センサ12は適当な形態をと
ることができ、例えばポンプ9とカートリッジ1との間
のパイプライン内の圧力を監視する圧力センサであって
も良く、この場合当該圧力が所定のレベルに到達した際
に、ポンプによってポケットの空気11をカートリッジ
から引き抜くようにする。或いは、センサはパイプライ
ン又は処理装置それ自体の内部のタンク内の材料が所定
のレベルにおいて存在するか又は存在しないかを監視す
るに適したレベルセンサであっても良い。このように、
例えばレベルセンサを使用する場合は、すべての化学物
質が処理装置からカートリッジ1に一旦戻ると、センサ
が自動的にポンプ9を反対の作用モードに切り換え、す
べての空気が除去される時間までポンプがカートリッジ
内に存在する空気を抽出する。すべての化学物質3がカ
ートリッジへ戻り且つ以前にカートリッジにあったいか
なる空気も除去されてしまうと、ポンプはスイッチ停止
され、カートリッジは単にそれをニードル10から引き
抜くだけで処理装置から除去される。セプタム7はパイ
プ6の端部を自動的にシールし、化学物質3は廃棄のた
めに安全に搬送され、又は必要があれば別の用途のため
に再使用ないし貯蔵される。
【0019】本発明は本質的に液体の化学物質を含むカ
ートリッジを用いる場合について説明したが、本発明は
ペレット、粉体、又は顆粒体を含むカートリッジについ
ても使用可能であることに留意すべきである。上述し且
つ添付図面に示した実施例は特に写真処理装置のような
完全自動処理装置に使用するのに適していることに注目
すべきである。カートリッジ1については単一の連結動
作のみが必要であり、この単一動作の連結は、化学物質
の抽出および戻しのため、およびカートリッジの主ボデ
ィから望ましくない空気を抽出するための両者に使用さ
れる。好適な実施例におけるカートリッジは非常に簡単
な「押しつけ」の方法で処理装置に連結することができ
る。カートリッジと処理装置との間で化学物質を搬送す
る化学物質供給装置、およびカートリッジから望ましく
ない空気を抽出する装置は、比較的簡単なロジックを使
用して操作することができる。したがってカートリッジ
から望ましくない空気を除去する作業は比較的容易な行
うことができ、且つ処理用化学物質のオリジナル総量
は、処理装置が常時完全に空の状態に維持することが出
来、もって何らかの汚染されたないしは廃棄された化学
物質が新規の処理化学物質の供給物に接触する可能性を
減少させることができる。カートリッジ1から望ましく
ない空気を除去することにより化学物質の貯蔵中に起こ
る酸化を最小限とする。カートリッジ1の好適な実施例
は比較的簡単であり、カートリッジの主ボディを形成す
る公知の材料を使用し、他の唯一の主構成要素としては
一体のパイプと共に形成した閉鎖部材を使用するのみで
ある。したがってこの簡単な実施例は比較的安価であ
る。
【0020】以上、添付図面を参照して本発明の実施例
について詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内にお
いて種々の形態、変形、修正等が可能であることに留意
すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】密閉され且つ使用の準備をされている処理用化
学物質を含んだカートリッジの模式的な断面図である。
【図2】処理用化学物質が抽出された後の状態の図1の
カートリッジを示す。
【図3】処理用化学物質が処理装置からカートリッジに
戻される途中の図1及び図2のカートリッジを示す。
【符号の説明】
1…カートリッジ 2…主ボディ 3…化学物質 4…連結部 5…閉鎖部材 6…パイプ 7…セプタム 8…パイプライン 9…ポンプ 10…ニードル 11…ポケット 12…センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学物質用のカートリッジと、化学物質
    を受け入れる少なくとも1つのタンクと、カートリッジ
    からタンクへ化学物質を供給し、且つ該化学物質をタン
    クからカートリッジに戻す手段とを含み、 前記カートリッジは、化学物質を収容する主ボディを有
    し、該主ボディは化学物質が主ボディ内へ導入され且つ
    除去される出口を有し、該出口は処理化学物質をカート
    リッジと処理装置の一部との間で搬送することを可能に
    するために処理装置に連結する適し、主ボディは更にチ
    ューブを有し、該チューブの一端は主ボディの外側に配
    置され、該チューブは主ボディの内部を貫通して延びて
    おり、もってチューブの他端が前記出口が形成されてい
    る主ボディの前記部分から離れた側で主ボディの領域に
    隣接して配置されており、 前記供給・戻し手段は、カートリッジの主ボディ内部の
    前記チューブを介してカートリッジとタンク間で化学物
    質を搬送する手段と、同チューブを介して主ボディの内
    部から空気を除去する手段とを含むことを特徴とする化
    学物質の処理装置。
  2. 【請求項2】 化学物質を収容する主ボディを有し、該
    主ボディは化学物質が主ボディ内へ導入され且つ除去さ
    れる出口を有し、該出口は処理化学物質をカートリッジ
    と処理装置の一部との間で搬送することを可能にするた
    めに処理装置に連結する適し、主ボディは更にチューブ
    を有し、該チューブの一端は主ボディの外側に配置さ
    れ、該チューブは主ボディの内部を貫通して延びてお
    り、もってチューブの他端が前記出口が形成されている
    主ボディの前記部分から離れた側で主ボディの領域に隣
    接して配置されているカートリッジと;カートリッジの
    主ボディ内部の前記チューブを介してカートリッジとタ
    ンク間で化学物質を搬送する手段と、同チューブを介し
    て主ボディの内部から空気を除去する手段と;を用いて
    化学物質をカートリッジから処理装置へ搬送し、ひき続
    いて化学物質を処理装置からタンクへ戻す方法におい
    て、 カートリッジを処理装置に連結する段階と、 カートリッジの主ボディ内のチューブを介してカートリ
    ッジの主ボディから空気を汲み出すべくポンプを作動さ
    せ、引き続いてカートリッジの主ボディ内のチューブを
    介してカートリッジから処理装置内のタンクへ化学物質
    を汲み上げるべくポンプを作動させることを特徴とする
    化学物質の搬送方法。
JP7302477A 1994-11-24 1995-11-21 化学物質の処理装置 Pending JPH08240300A (ja)

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GB9423739A GB9423739D0 (en) 1994-11-24 1994-11-24 Processing chemicals
GB9423739:3 1994-11-24

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ID=10764921

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US (1) US5652937A (ja)
EP (1) EP0714047B1 (ja)
JP (1) JPH08240300A (ja)
DE (1) DE69528564T2 (ja)
GB (1) GB9423739D0 (ja)

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