JPH08240195A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JPH08240195A
JPH08240195A JP4208895A JP4208895A JPH08240195A JP H08240195 A JPH08240195 A JP H08240195A JP 4208895 A JP4208895 A JP 4208895A JP 4208895 A JP4208895 A JP 4208895A JP H08240195 A JPH08240195 A JP H08240195A
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JP
Japan
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motor
fan
gear
blower fan
blower
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JP4208895A
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English (en)
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Koji Ito
伊藤  功治
Teruhiko Kameoka
輝彦 亀岡
Koji Matsunaga
浩司 松永
Manabu Miyata
学 宮田
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の直流モ−タを用いて、高いモ−タ効率
で、大型の送風用遠心式多翼ファンを駆動する。 【構成】 モ−タ3の回転は、モ−タシャフト31から
第1歯車32へ伝達され、ボス22の第2歯車24で減
速され送風用ファン2に伝達され、送風用ファン2が駆
動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風装置に関するもの
であり、車両空調用装置に用いると好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、車両空調用装置に用いられている
送風装置は図7に示すように、送風用ケ−シング8と、
送風用遠心式多翼ファン(シロッコファン)9と、送風
用遠心式多翼ファンを駆動する小型のモ−タ10とから
構成されている。また、モ−タ10のモ−タシャフト
は、遠心式多翼ファン9と一体に回転するように、送風
用遠心式多翼ファンに直接その回転中心に結合されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
遠心式多翼ファンを大型化すると吸入空気の損失の低減
を図ることができる。しかし、一般的に遠心式多翼ファ
ンに限らずファンを大型化すると、それにともないファ
ン駆動トルクは大きくなる。また、一般的にファン駆動
トルクの大きいファンを小型のモ−タで駆動すると、モ
−タ効率は低下し、同時にモ−タ電流が増加する。上記
モ−タ効率低下とモ−タ電流増加について図9に基づい
て、説明すれば、以下のようになる。なお、図9のグラ
フはそれぞれ一般的な概略傾向を示すのみである。
【0004】曲線Aは小型の送風用ファンのファン駆動
トルクのとファン回転数との関係を表し、曲線Bは大型
の送風用ファンのファン駆動トルクとファン回転数との
関係を表し、直線Nはモ−タ印加電圧一定の場合のモ−
タトルクとモ−タ回転数との関係を表し、曲線ηはモ−
タ印加電圧一定の場合のモ−タ効率とモ−タトルクとの
表し、直線Iはモ−タ印加電圧一定の場合のモ−タ電流
とモ−タトルクとの表す。
【0005】小型の送風用ファンを駆動した場合のモ−
タの作動状態を表す点は、曲線Aと直線Nとの交点aで
あり、a点から縦軸に平行に引いた直線と曲線ηとの交
点aηはモ−タ効率を示し、また直線Iとの交点aiは
電流を示す。また、大型の送風用ファンを駆動した場合
のモ−タの作動状態を表す点は、曲線Bと直線Nとの交
点bであり、b点から縦軸に平行に引いた直線と曲線η
との交点bηはモ−タ効率を示し、また直線Iとの交点
biは電流を示す。
【0006】以上により明らかなようにファン駆動トル
クの大きいファンを駆動すると、モ−タ効率はaηから
bηに低下し、また電流はaiからbiに増加し、その
ため、モ−タ消費電力の増加という問題が生じる。そこ
で、大型ファンのファン駆動トルクを小さくする手段と
して、遠心式多翼ファンの場合は、ブレ−ド91のブレ
−ド出口角を大きくするという手段(図11参照)が一
般的に知られているが、しかし、ブレ−ド出口角を大き
くすると比騒音が上昇する(図12参照)という新たな
問題が生じる。
【0007】また、前述のモ−タ効率低下の対策として
は、高いトルク域で高いモ−タ効率となるような特性を
有するモ−タを使用すればよい。しかし、一般的にその
ようなモ−タは、外径寸法が大きく、重量も重いという
問題を有している。本発明は、上記点に鑑み、小型のモ
−タを使用して、高いモ−タ効率点近傍で大型の送風用
ファンを駆動することができる送風装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、送風用ファン(2)と、前記送風用ファン
(2)を収納するとともに、前記送風用ファン(2)の
上流側に吸込口及び下流側に吐出口を有し、前記吸込口
から吸入された空気を前記吐出口へ導く流路を形成する
送風用ケ−シング(1)と、前記送風用ファン(2)を
駆動するモ−タ(3)と、前記モ−タ(3)の回転を、
減速して前記送風用ファン(2)に伝達する減速機構と
を具備ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
送風装置において、前記送風用ファン(2)の回転中心
部(22)に、前記送風用ファンと一体形成された歯車
(24)を有し、前記歯車(24)により前記減速機構
の一部が構成されていることを特徴とする。請求項3記
載の発明では、請求項1記載の送風装置において、前記
モ−タ(3)は、周辺の部材に固定されたハウジング
(35)と、前記ハウジング(35)に回転可能に支持
されたモ−タシャフト(31)とを有し、さらに、前記
モ−タシャフト(31)と一体に回転するように設けら
れた第1歯車(32)と、前記送風用ファン(2)の回
転中心部に、一体形成された第2歯車(24)とを具備
し、前記第1歯車(32)と前記第2歯車(24)とに
より前記減速機構が構成されていることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
送風装置において、前記モ−タ(3)の前記ハウジング
(35)に回転可能に支持されたファンシャフト(2
5)を有し、前記ファンシャフト(25)は、前記送風
用ファン(2)の回転中心部に一体に回転するように結
合されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
送風装置において、前記モ−タシャフト(51)と一体
に回転するように設けられた太陽歯車(52)と、前記
送風用ファン(2)の回転中心部に配置され、回転中心
に歯先が向かうように形成された内歯車(41)と、前
記太陽歯車(52)の回転を前記内歯車(41)に伝達
する遊星歯車(6)と、前記遊星歯車を支持するキャリ
ア(7)と、により前記減速機構が構成されていること
を特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明では、車両用空調装置
において、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の送
風装置と、前記送風装置の前記吸込口(11)の上流側
に配置されたフィルタ(61)と、前記送風装置の前記
吐出口から車室内の吹出口に連なるダクトと、前記ダク
ト内に配置された熱交換器(62、63)とを具備する
ことを特徴とする。なお、上記各手段のカッコ内の符号
は、後述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示
すものである。
【0013】
【発明の作用効果】請求項1〜6記載の発明によれば、
モ−タの回転は、減速機構を介して送風用ファンに伝達
されるので、送風用ファンのファン駆動トルクは、モ−
タシャフト側から見ると、減速比に比例して小さくな
る。したがって、モ−タシャフトでのファン駆動トルク
とモ−タ回転数との関係は、図10に示す曲線B’のよ
うになり、モ−タの作動状態を表す点は、曲線B’とモ
−タトルクとモ−タ回転数との関係を表す直線Nとの交
点b’となる。また、この場合のモ−タ効率を表す点
は、b’点から縦軸に平行に引いた直線とモ−タ効率曲
線ηとの交点b’ηとなる。
【0014】したがって、減速機構を介して送風用ファ
ンを駆動することにより、高いモ−タ効率点近傍で送風
用ファンを駆動することができるようになる。なお比較
のために、減速機構を介さないで直接送風用ファンを駆
動した場合を示せば、モ−タシャフトでのファン駆動ト
ルクとモ−タ回転数との関係は曲線Bであり、モ−タの
作動状態を表す点はb、モ−タ効率を表す点はbηとな
る。
【0015】また、上記効果によりファン駆動トルクの
大きい大型送風用ファンを駆動することができるので、
吸入空気の損失の低減を図ることができる。また、ファ
ン駆動トルクの大きい送風用ファンを駆動することがで
きるので、遠心式多翼ファンを用いた場合、ファンのブ
レ−ドの出口角を大きくしてファン駆動トルクを下げな
くともよくなり、そのためブレ−ドの出口角を最適角度
(図11、12参照)を維持することができ、延いては
比騒音の上昇を防ぐことができる。
【0016】さらに、小型のモ−タを使用してファン駆
動トルクの大きい大型送風用ファンを駆動することがで
きるので、モ−タの大型化と重量増を防ぐことができ
る。請求項2または3記載の発明によれば、送風用ファ
ンの回転中心部に、送風用ファンと一体形成された歯車
を有しているので、別体に歯車を製造し組付ける場合に
比べて、安価に製造、組付けができる。
【0017】請求項6記載の発明によれば、車両空調用
に用いた場合に、請求項1ないし5のいずれか1つに記
載の送風装置を有しているので、従来より大型の送風用
ファンを駆動することがでる。また、送風用ファンの大
型化にともない、吸入口を大きくすることができるの
で、従来よりフィルタ面積を大きくするこができる。そ
の結果、車両用空調装置のフィルタの長寿命化を図るこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1〜3は第1実施例を示すもので、図
6は第1実施例を車両用空調装置に用いた場合を示す。
60は室内空気導入と外気導入を切り替える内外気切替
箱であり、内外気切替箱60より導入された空気は、塵
埃を取り除くフィルタ61を通過し、送風装置の吸入口
11より吸入され、車両用空調装置に送風される。車両
用空調装置に送風された空気は、冷房用熱交換器のエバ
ポレ−タ62を通過し、その一部は暖房用熱交換器のヒ
−タコア63を通過する。次に、ヒ−タコア63を通過
した空気とヒ−タコア63を通過しなかった空気とは混
合され、フット吹出口64またはフェイス吹出口65よ
り車室内に吹き出される。
【0019】1は合成樹脂のスクロ−ル状の送風用ケ−
シングで、送風用ケ−シング1は、そのスクロ−ルの中
心に、上向きにベルマウス状の吸入口11及びスクロ−
ルの端に接線方向に吐出口12を有し、空気の流路を形
成している。2は合成樹脂(ポリプロピレン)製の送風
用ファンで、送風用ケ−シング1内に配置されている。
送風用ファン2は、その回転中心部にボス22と、その
回転中心部から円錐状に広がる主板23と、主板23の
円周の縁に配置された複数のブレ−ド21とからなる一
体成形された遠心式多翼ファン(シロッコファン)であ
り、そのボス22には、平歯車が第2歯車24として一
体成形されている。
【0020】3は送風用ファン2の駆動用のモ−タで、
その動力取り出し側を吸入口11側に配置されている。
モ−タ3のハウジング35は、送風用ケ−シング1の面
13に図示されていないボルトで固定されている。ま
た、モ−タ3のモ−タシャフト31には、第1歯車32
として合成樹脂または金属製の平歯車が一体に回転する
ように結合されている。また、25は送風用ファン2と
一体に回転し、送風用ファン2を保持するためのファン
シャフトである。(図3参照)また、ファンシャフト2
5は、モ−タシャフト31の回転中心より外方にズレた
位置に配置されている。さらに、ファンシャフト25
は、ハウジング35の上部に配置された第1軸受34と
ハウジング35内に配置された第2軸受36によって回
転可能にモ−タシャフト31と平行に、ハウジング35
に組付けられている。
【0021】また、モ−タの回転は、(図2参照)モ−
タシャフト31から第1歯車32へ伝達され、第2歯車
24を介して送風用ファン2に伝達される。またこの
時、第2歯車24の歯数(Zf)より第1歯車32の歯
数(Zm)の方が小さく(Zf>Zm)設定されている
ので、送風用ファン2の回転数は、モ−タシャフト31
の回転数より小さく(Zm/Zf倍に)なる。したがっ
て、第1歯車32と第2歯車24は、減速機構を構成す
る。
【0022】以上の構成により本実施例の動作を説明す
る。図示されていない電源より供給された電力によりモ
−タシャフト31が回転し、これにより送風用ファン2
が回転する。この場合上記減速機構を介しているので、
送風用ファン2のファン駆動トルクは、モ−タシャフト
側から見ると、減速比に比例して(Zm/Zf倍に)小
さくなる。
【0023】したがって、モ−タシャフトでのファン駆
動トルクとモ−タ回転数との関係は、図10に示す曲線
B’のようになり、モ−タの作動状態を表す点は、曲線
B’とモ−タトルクとモ−タ回転数との関係を表す直線
Nとの交点b’となる。また、この場合のモ−タ効率を
表す点は、b’点から縦軸に平行に引いた直線とモ−タ
効率曲線ηとの交点b’ηとなる。
【0024】比較のために、減速機構を介さないで直接
送風用ファンを駆動した場合を示せば、モ−タシャフト
でのファン駆動トルクとモ−タ回転数との関係は曲線B
であり、モ−タの作動状態を表す点はb、モ−タ効率を
表す点はbηとなる。したがって、減速機構を介して送
風用ファンを駆動することにより、高いモ−タ効率点近
傍で送風用ファンを駆動することができるようになる。
【0025】また、上記効果によりファン駆動トルクの
大きい大型送風用ファンを駆動することができるので、
吸入空気の損失の低減を図ることができる。また、ファ
ン駆動トルクの大きい送風用ファンを駆動することがで
きるので、遠心式多翼ファンのブレ−ドの出口角を大き
くしてファン駆動トルクを下げなくともよくなり、その
ためブレ−ドの出口角を最適角度(図11、12参照)
を維持することができ、延いては比騒音の上昇を防ぐこ
とができる。
【0026】また、小型のモ−タを使用してファン駆動
トルクの大きい大型送風用ファンを駆動することができ
るので、モ−タの大型化と重量増を防ぐことができる。
また、ファン駆動トルクの大きい送風用ファンを駆動す
ることができるので、それにともない吸入口を大きくす
ることができ、その結果従来よりフィルタ面積を大きく
するこができるので、車両用空調装置のフィルタ61の
長寿命化を図ることができる。
【0027】さらに、送風用ファン2の回転中心部に、
送風用ファン2と一体形成された第2歯車24を有して
いるので、別体に歯車を製造し組付ける場合に比べて、
安価に製造、組付けができる。ところで、小型のモ−タ
を使用して小型の送風用ファンを高いモ−タ効率点近傍
で駆動している場合に、この小型のモ−タを使用して大
型の送風用ファンを高いモ−タ効率点近傍で駆動しなが
ら、かつ、小型の送風用ファンと同一送風量確保する場
合の、減速比(Zm/Zf)の算出について述べる。ま
た、大型の送風用ファンは小型の送風用ファンを、相似
的に若干量(例えば、その相似比が1.1程度)大型化
するものとする。
【0028】この時、小型の送風用ファンの直径をDa
とし、大型の送風用ファンの直径をDbとし、小型の送
風用ファンを直接駆動したときのモ−タ回転数をNa
(この小型のモ−タはモ−タ回転数Naでモ−タ効率が
高くなるような特性をもっている)とする。形状が相似
関係にあり、その相似比が小さいので、ファン直径とフ
ァン駆動トルクとは比例し、ファン駆動トルクとモ−タ
回転数とは反比例するとしてもよいので、大型の送風用
ファンを直接駆動した場合のモ−タ回転数Nb’はNa
・Da/Dbとなる。ここでモ−タは変更しないので、
高いモ−タ効率点近傍で駆動させるには、モ−タ回転数
をNaすればよい。したがって、減速比をDa/Dbに
すれば、モ−タシャフトでのファン駆動トルクはDa/
Dbになり、そのためモ−タ回転数はNaになる。
【0029】またファンの回転数NbはNa・Da/D
bとなり、ファンの周速はNa・Da/2となり小型の
送風用ファンを直接駆動した場合と同じになる。形状が
相似関係にあり、相似比が小さいので、ファンの送風量
はファンの周速に比例するとしてもよいので、小型の送
風用ファンと同一送風量確保することができる。以上よ
り減速比(Zm/Zf)はファンの外径比Da/Dbと
すればよい。
【0030】(第2実施例)図4、5は第2実施例を示
すもので、2は合成樹脂(ポリプロピレン)製の送風用
ファンで遠心式多翼ファン(シロッコファン)である。
また、そのボス22には、送風用ファン2の回転中心に
歯先が向かうように形成され内歯車41が遠心式多翼フ
ァンと一体成形されている。また、その回転中心には、
軸受45が圧入されている。
【0031】また、51はモ−タ3のモ−タシャフト
で、ハウジング35側が太くなるように段付き加工され
ている。モ−タシャフト51の段付き部の太い部分に
は、合成樹脂または金属製の太陽歯車52がモ−タシャ
フト51と一体になって回転するように結合されてい
る。モ−タシャフト51の段付き部の細い部分は、太陽
歯車52を貫通して軸受45に挿入さており、送風用フ
ァン2とモ−タシャフト51とは、独立に回転する。
【0032】また、太陽歯車52と、内歯車41と、太
陽歯車52の回転を内歯車41に伝達する遊星歯車6
と、遊星歯車を支持するキャリア7とにより遊星歯車機
構を構成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の減速機構を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例のモ−タとファンシャフト
取り付け部の(一部断面)図である。
【図4】本発明の第2実施例の遊星歯車機構の一部を示
す上面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施例を車両空調用装置に用いた
場合を示す概略図である。
【図7】従来技術の送風装置を示す断面図である。
【図8】図7の遠心式多翼ファンの上面図である。
【図9】発明が解決しようとする課題を説明のためのグ
ラフである。
【図10】本発明の作用効果を説明のためのグラフであ
る。
【図11】遠心式多翼ファンのファン駆動トルクとブレ
−ド出口角度の関係を示すグラフである。
【図12】遠心式多翼ファンの比騒音とブレ−ド出口角
度の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…送風用ケ−シング、2…送風用ファン、3…モ−
タ、21…ブレ−ド、22…ボス、23…主板、24…
第2歯車、25…ファンシャフト、31…モ−タシャフ
ト、32…第1歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 学 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風用ファンと、 前記送風用ファンを収納するとともに、前記送風用ファ
    ンの上流側に吸込口及び下流側に吐出口を有し、前記吸
    込口から吸入された空気を前記吐出口へ導く流路を形成
    する送風用ケ−シングと、 前記送風用ファンを駆動するモ−タと、 前記モ−タの回転を、減速して前記送風用ファンに伝達
    する減速機構とを具備ことを特徴とする送風装置。
  2. 【請求項2】 前記送風用ファンの回転中心部に、前記
    送風用ファンと一体形成された歯車を有し、前記歯車に
    より前記減速機構の一部が構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の送風装置。
  3. 【請求項3】 前記モ−タは、周辺の部材に固定された
    ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持された
    モ−タシャフトとを有し、 さらに、前記モ−タシャフトと一体に回転するように設
    けられた第1歯車と、前記送風用ファンの回転中心部
    に、一体形成された第2歯車とを具備し、 前記第1歯車と前記第2歯車とにより前記減速機構が構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の送風装
    置。
  4. 【請求項4】 前記モ−タの前記ハウジングに回転可能
    に支持されたファンシャフトを有し、 前記ファンシャフトは、前記送風用ファンの回転中心部
    に一体に回転するように結合されていることを特徴とす
    る請求項3記載の送風装置。
  5. 【請求項5】 前記モ−タシャフトと一体に回転するよ
    うに設けられた太陽歯車と、 前記送風用ファンの回転中心部に配置され、回転中心に
    歯先が向かうように形成された内歯車と、 前記太陽歯車の回転を前記内歯車に伝達する遊星歯車
    と、 前記遊星歯車を支持するキャリアと、により前記減速機
    構が構成されていることを特徴とする請求項1記載の送
    風装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    の送風装置と、 前記送風装置の前記吸込口の上流側に配置されたフィル
    タと、 前記送風装置の前記吐出口から車室内の吹出口に連なる
    ダクトと、 前記ダクト内に配置された熱交換器とを具備することを
    特徴とする車両用空調装置。
JP4208895A 1995-03-01 1995-03-01 送風装置 Pending JPH08240195A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107143518A (zh) * 2017-07-13 2017-09-08 华南理工大学 一种工业风扇及其叶片旋转方法
CN110043494A (zh) * 2019-04-13 2019-07-23 烟台华力文具有限公司 一种带有除尘功能usb台扇
US11835052B2 (en) 2020-04-02 2023-12-05 Gd Midea Environment Appliances Mfg Co., Ltd. Rotation driving mechanism of air supply apparatus, air supply apparatus, and household appliance

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