JPH08238896A - 両面黒板消し - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、黒板消し部が表裏の両面使用でき
る、また順次取り外すことができる構成となっているの
でメンテナンスフリーでいつもきれいに黒板やホワイト
ボードを消すことができる、両面黒板消しに関するもの
である。 【構成】 手持ち部２に黒板消し部１をはめ、蓋３で止
める。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、手持ち部２に黒板消し
部１をはめ、蓋３で止めることを特徴とする両面黒板消
しに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、使用されている黒板消しまたはホ
ワイトボード消し（以下黒板消し等と称す）は、布また
はフェルトが新しいうちは良く消えるがチョークやマー
カーのインクが付着するにしたがって布等が汚れてきれ
いに消えなくなる。使用時間が数時間におよぶ場合は、
ほとんどその作用をなさなくなることもあり、授業や講
義を一時中断して黒板消しを掃除しなければならなかっ
た。黒板消しの掃除方法としては物で叩いてチョークの
粉を出すか、振動を利用した掃除機でチョークの粉を出
すなどが知られているが、それらの方法によっても十分
にきれいにならなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の欠点を一挙に解決するもので、長時間の使用におい
てもいつも新しい状態できれいに消すことができる。授
業や講義を一時中断して掃除する必要もなくなる。従っ
て高価な掃除機も必要としないメンテナンスフリーの黒
板消し等を新規に開発することを目的とするものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、本発明者は黒板消し
の構造を詳細に検討した結果、手持ち部２に黒板消し部
１をはめ、蓋３で止めると表と裏の両面が使用できるこ
と、黒板消し部１の布またはフェルトを２重から５重に
し、順次取り外せるようにすれば目的に合うことを突き
止め、本発明を完成するに至った。

【０００５】

【作用】次に本発明の作用について述べると、手持ち部
２に黒板消し部１をはめ、蓋３で止めた後、一定時間使
用しチョークやインクが付着して汚れてきた場合は蓋３
を開け手持ち部２より黒板消し部１を取り出し黒板消し
部１の表裏を逆にして手持ち部２に入れ蓋３をする。そ
うすると新しい布またはフェルトが出てくるので、もう
一度新しい状態で消すことができる。さらに黒板消し部
１の布またはフェルトを２重から５重にして、順次取り
外していけばさらに新しい状態で消すこともできる。

【０００６】

【実施例】台４に布またはフェルトを接着剤で付け、黒
板消し部１を作成する。このとき布の中に綿を入れても
よい。また布またはフェルトを２重から５重に重ねて巻
き付け両端にゴムを入れるか、またはマジックテープか
粘着テープで止め、順次取り外すことができるようにし
てもよい。次に手持ち部２に黒板消し部１を入れ、蓋３
をする。

【０００７】

【発明の効果】本発明は黒板消し部の布またはフェルト
の表と裏の両面が使用できる。長時間使用しても途中で
掃除する必要がないメンテナンスフリーの構成となって
いるので特別な掃除機を必要としない。布またはフェル
トがいつも新しい状態であるのでいつもきれいに消すこ
とができる。チョークの粉を良く吸着し黒板周囲が汚れ
ない。という大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の縦断面図

【図３】本発明の横断面図

【符号の説明】

１は黒板消し部 ２は手持ち部 ３は蓋 ４は台

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 黒板消し部１が長方形または楕円形また
   は円形または瓢箪形で表裏両面とも使用できることを特
   徴とする両面黒板消し。
2. 【請求項２】 黒板消し部１が手持ち部２より着脱する
   ことができることを特徴とする請求項１の両面黒板消
   し。
3. 【請求項３】 黒板消し部１が布またはフェルトである
   請求項２の両面黒板消し。
4. 【請求項４】 手持ち部２に黒板消し部１をはめ、蓋３
   で止めることを特徴とする請求項２の両面黒板消し。
5. 【請求項５】 黒板消し部１の布またはフェルトが２重
   から５重で順次取り外すことができることを特徴とする
   請求項４の両面黒板消し。