JPH08238620A - 廃プラスチックを利用した型枠成形物、その製造法及びそのための装置 - Google Patents

廃プラスチックを利用した型枠成形物、その製造法及びそのための装置

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JPH08238620A
JPH08238620A JP5339187A JP33918793A JPH08238620A JP H08238620 A JPH08238620 A JP H08238620A JP 5339187 A JP5339187 A JP 5339187A JP 33918793 A JP33918793 A JP 33918793A JP H08238620 A JPH08238620 A JP H08238620A
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waste
waste plastic
thermoplastic
plastic
radiation
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JP5339187A
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Yasuhiko Fujii
靖彦 藤井
Shigeo Numata
茂生 沼田
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Shimizu Construction Co Ltd
Tokyo Institute of Technology NUC
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Tokyo Institute of Technology NUC
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来限られた用途にしか利用できないそして
廃プラスチックゴミとして排出される熱可塑性プラスチ
ックをコンクリートの型枠工事に使用される型枠として
利用する。 【構成】 熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤と混合
し、加熱成形し、次に成形物を放射線照射処理する。こ
うして得られた成形物、例えばコンクリートの型枠工事
に使用される型枠は、充分な機械的強度をもち合板の代
替材として利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃プラスチックを有効
利用し、コンクリートの型枠工事に使用される型枠を製
造するための枠材料として利用する技術に関する。本発
明は、特に廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産業廃
棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラスチ
ックから選ばれた熱可塑性廃プラスチックを架橋剤存在
下放射線照射処理したものであることを特徴とする熱可
塑性廃プラスチックからなる成形物に関し、さらにはコ
ンクリートの型枠工事に使用される型枠を製造するため
の枠材料としてのそれらの利用技術に関する。
【0002】本発明は、さらに廃ポリエチレン、廃ポリ
プロピレン等産業廃棄物及び一般廃棄物中のから回収さ
れる熱可塑性廃プラスチックから選ばれた熱可塑性廃プ
ラスチック粉末を架橋剤添加後加熱成形処理し、次に得
られた熱可塑性廃プラスチック成形物を放射線照射処理
したものであることを特徴とする熱可塑性廃プラスチッ
クからなる成形物、特にはコンクリートの型枠工事用型
枠、その改質製造法及びそれに用いる装置に関する。よ
り具体的には、本発明は、熱可塑性廃プラスチック粉末
を架橋剤、例えばトリアリルシアヌレートと混合し、次
にコンクリートの型枠工事用型枠に加熱成形し、次に得
られた熱可塑性廃プラスチック成形物を空気中で放射線
照射処理したものであることを特徴とする熱可塑性廃プ
ラスチックからなるコンクリートの型枠工事用型枠の製
造法に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年の
建設工事においては、コンクリート型枠工事が繁用され
てきているが、そのコンクリートの型枠工事に使用され
る型枠を製造するための枠材料としては、ラワンなどの
熱帯林の原木を原材料とすることが多い。実際、コンク
リートの型枠工事に使用される型枠材料の約60%がラ
ワンから製造される合板である。この合板は原木を薄く
剥いだ板を積層し、接着させて製作されるところから、
木の繊維が連続しており、型枠として使用されたときに
受ける曲げや引っ張り力に対して強く、さらに硬くて撓
み変形が小さいという特性を持っている。しかしなが
ら、未だ充分な強度及び弾性率を持つとは言い難く、よ
り良好な性状を持つものの開発が求められている。また
ラワンなどの熱帯林から得られる原木を原材料とするこ
とは地球環境を保全し、環境悪化などの事態をこれ以上
招かないためにも、避けるかあるいは避けえないまで
も、その使用を削減することが強く求められている。こ
のような観点から木製型枠に代わる新しい材料を用いた
代替型枠の開発が強く進められてきている。
【0004】このような代替型枠としては以下のような
ものが挙げられる。 1.製材工場からの残材や家屋の解体材を木材片として
利用し、メッシュ状の繊維で補強したパーティクルボー
ド、 2.低級古紙に多量に含まれている植物繊維を利用し、
その古紙を乾燥解繊し、化学処理を施し、添加剤を混合
して、得られた材料を加熱圧縮して成形されて製造され
た板、そして 3.バージン材料を利用した繊維で補強したポリプロピ
レン板。これら代替型枠はその利用が一部なされてきて
いるが、あくまでそれら代替型枠の主流は、材料に廃木
材や古紙などをリサイクルしたものである。近年はゴミ
として排出されるもののうち、廃プラスチックとして出
されるものの量が大幅に増加しつつあり、その量は年間
約500万トンにものぼり、その量はますます増加する
傾向にもある。その廃プラスチックのうち産業廃棄物と
して排出される廃プラスチックの量は、約200万トン
で、家庭から排出される一般廃棄物である廃プラスチッ
クの量は、約300万トンにものぼっている。
【0005】これら廃プラスチックのうち、プラスチッ
クメーカーやプラスチック成形加工メーカーからの産業
廃棄物として排出される材料ロスや製造過程で生ずる不
良品の廃プラスチックは、割合その種類が同定できるも
のや異物除去などの管理が行われているものが多く、こ
のうち熱可塑性廃プラスチックは熱を加えれば溶融して
元の状態に戻りえるため、加熱成形でき、この性質を生
かして産業廃棄物中の約27%程度は再生原料として利
用され、元の製品に再度加工されたり、建築土木用資材
として杭、棒や板などにされ、マテリアルサイクルがな
されている。しかしながら、それらを再生加工した場
合、再利用による物性低下により機械的な強度の不十分
なものしか得られないという問題を有している。こうし
たことから、充分な廃プラスチック利用が図れないでお
り、このような廃プラスチック問題を解決することが、
地球環境保全及び資源の有効利用の上からも、緊急かつ
重要な問題となっている。
【0006】ところで熱可塑性プラスチックの代表的な
ものとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、さらに
はポリスチレンなどが挙げられるが、下記の表1に示す
ように熱可塑性プラスチックはポリスチレンを除いて機
械的強度が充分でなく、リサイクル材料として代替型枠
製造に再利用するには問題があった。家庭から排出され
る一般廃棄物中にはポリエチレンやポリプロピレンなど
のポリオレフィン系樹脂が約60%、ポリスチレンが約
20%混在し、さらにその他の樹脂も含まれている。一
般廃棄物中の廃プラスチックをポリエチレン:ポリプロ
ピレン:ポリスチレン=5:3:2の重量割合をもった
混合物と仮定すると、その混合物の機械的強度はその各
構成樹脂の割合を考慮した各構成樹脂の強度の加重平均
にほぼ等しいと考えられる。したがって、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、そして一般廃棄物中の廃プラスチ
ックは、表1に示すようにその機械的強度が、例えばコ
ンクリートの型枠工事に使用される型枠を製造するため
の枠材料としては不十分である。
【0007】
【表1】
【0008】このように、これまで廃プラスチックを再
利用した代替型枠というものは提供されたことがなかっ
た。本発明者等は、熱可塑性プラスチックのうちの廃ポ
リエチレン、ポリプロピレン、そして一般廃棄物中の廃
プラスチックの利用を検討し、粉砕したこれら廃プラス
チックの強度を高めることが出来、こうして得られる再
生材料を代替型枠の製造に利用できたなら、優れた性状
のコンクリートの型枠工事に使用される型枠を製造する
ことができるし、廃プラスチックの利用を拡大できるの
ではと考えて、鋭意開発を行った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
障害あるいは問題点を簡単な方法で解決すべく鋭意研究
開発を行った結果、本発明をなすに至った。すなわち、
本発明は、廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン、及び一
般廃棄物中から回収される熱可塑性プラスチックから選
ばれた熱可塑性廃プラスチックを架橋剤存在下放射線照
射処理したものであることを特徴とする熱可塑性廃プラ
スチックからなる成形物を提供する。本発明は、廃ポリ
エチレン、廃ポリプロピレン等産業廃棄物及び一般廃棄
物中から回収される熱可塑性プラスチックから選ばれた
熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤添加後加熱成形処
理し、次に得られた熱可塑性廃プラスチック成形物を放
射線照射処理したものであることを特徴とする熱可塑性
廃プラスチックからなる成形物を提供する。また、本発
明はさらに廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産業廃
棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラスチ
ックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末を放射線
照射処理後架橋剤で処理したものであることを特徴とす
る熱可塑性廃プラスチックからなる成形物を提供する。
より具体的には、本発明は、熱可塑性廃プラスチック粉
末を架橋剤と混合し、次にコンクリートの型枠工事用型
枠に加熱成形し、次に得られた熱可塑性廃プラスチック
成形物を空気中あるいは無酸素雰囲気中で放射線照射処
理したものであることを特徴とする熱可塑性廃プラスチ
ックからなるコンクリートの型枠工事用型枠も提供す
る。
【0010】本発明は、廃ポリエチレン、廃ポリプロピ
レン等産業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可
塑性プラスチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック
を架橋剤存在下放射線照射処理することを特徴とする熱
可塑性廃プラスチックの改質法を提供する。本発明は、
さらに廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産業廃棄物
及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラスチック
から選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤添加
後加熱成形処理し、次に得られた熱可塑性廃プラスチッ
ク成形物を放射線照射処理することを特徴とする熱可塑
性廃プラスチックの改質法を与えている。また、本発明
は、熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤と混合し、次
にコンクリートの型枠工事用型枠に加熱成形し、次に得
られた熱可塑性廃プラスチック成形物を空気中あるいは
無酸素雰囲気中で放射線照射処理することを特徴とする
熱可塑性廃プラスチックからなるコンクリートの型枠工
事用型枠の製造方法に関する。
【0011】本発明は、廃ポリエチレン、廃ポリプロピ
レン等産業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可
塑性プラスチックから選ばれた熱可塑性プラスチック粉
末に放射線照射を加える装置及び、こうして処理せしめ
られた廃プラスチック粉末に架橋剤を添加混合する装置
及び、こうして処理せしめられた廃プラスチック粉末を
加熱成形処理する装置からなることを特徴とする廃プラ
スチックの改質処理装置にも関する。本発明は、さらに
廃プラスチックを粉砕する装置、廃プラスチック粉末を
放射線照射処理する装置、次にこうして処理された廃プ
ラスチック粉末に架橋剤を混合せしめる装置、次にコン
クリートの型枠工事用型枠に加熱成形する装置からなる
ことを特徴とする廃プラスチックからなるコンクリート
の型枠工事用型枠の製造装置に関する。同様に本発明に
従えば、廃ポリプロピレン等産業廃棄物及び一般廃棄物
中から回収される熱可塑性プラスチックから選ばれた熱
可塑性プラスチックを放射線照射処理後架橋剤処理する
ことを特徴とする熱可塑性廃プラスチックの改質法も提
供される。こうして、本発明は、さらに廃ポリエチレ
ン、廃ポリプロピレン等産業廃棄物及び一般廃棄物中か
ら回収される熱可塑性プラスチックから選ばれた熱可塑
性廃プ粉末を放射線照射処理し、次に架橋剤添加処理す
ることを特徴とする熱可塑性廃プラスチックの改質法を
与えている。本発明は、熱可塑性廃プラスチック粉末を
放射線照射処理し、次に架橋剤と混合し、次にコンクリ
ートの型枠工事用型枠に加熱成形することを特徴とする
熱可塑性廃プラスチックからなるコンクリートの型枠工
事用型枠の製造方法をも提供する。本発明に従った熱硬
化性廃プラスチック改質装置における処理工程の概略を
図1に示す。
【0012】熱可塑性廃プラスチックとしては、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂成
形品を粉砕したものが挙げられるが、機械的強度が比較
的大きなものが好ましく用いられる。これら熱可塑性廃
プラスチックとしては、産業廃棄物あるいは家庭より出
されるゴミとして回収された廃プラスチックのうち熱可
塑性プラスチックとして分類される雑多な混合物からな
るものであってもよく、その構成の大部分がポリオレフ
ィン系樹脂であるものを含めていてもよい。ここで利用
できる熱可塑性廃プラスチックとしては、ポリプロピレ
ンあるいはその共重合体などの成形品を粉砕したものが
好適に挙げられる。ポリプロピレン樹脂としては、プロ
ピレンを単独であるいは他の重合成分とともに重合させ
て得られるものをいうが、熱可塑性廃プラスチックとし
てはポリプロピレン樹脂の成形品を粉砕したものを単独
で用いてもよいし、それのうちにポリエチレン、ポリス
チレンらを適当な割合で混合してあってもよい。ここで
利用する熱可塑性廃プラスチックとしては、ポリプロピ
レン成形品由来のものあるいはポリプロピレン成形品由
来のものとポリスチレン成形品由来のものができるだけ
均一な形で含まれるものはその最終生成物の性状も良好
で好ましい。
【0013】本発明の一態様では、熱可塑性廃プラスチ
ック粉末または成形品から粉砕処理して得られた粉砕物
は、次に架橋剤で処理される。ここで架橋剤とは、放射
線照射処理によってプラスチック間の架橋形成をなすも
のがあげられ、例えば、ラジカルを形成してプラスチッ
ク間の架橋形成をなすものがあげられる。架橋剤として
は、重合性の官能基を持つもの、例えばビニル基などの
二重結合、アセチレン基などの三重結合、アリル基、ア
クリル基などからなる群から選ばれた基を1分子中に少
なくとも2個以上持つものが挙げられ、市販されている
ものあるいは公知のもので一般に使用されるもののなか
から選んで用いることが出来る。架橋剤としては、ジビ
ニルベンゼン、ジメタクリラート、パラアクリロイルア
ミノスチレン、トリアリルシアヌレート、トリアリルイ
ソシアヌレート、ブタジエン、ビニルピロリドン、トリ
メチロールメタントリアクリレート、トリメチロールメ
タントリメタアクリレート、ペンタエリスリトールジア
クリレート、ペンタエリスリトールジメタアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリメタアクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
メタアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアク
リレート、トリアクリルシアヌレート、トリメタアクリ
ルシアヌレート、メチレンビスアクリルアミド、アクリ
ロイルモルホリン、イソボルニルメタアクリレートなど
が挙げられ、特にトリアリルシアヌレートは好適に用い
ることが出来る。ここで重合性とは、放射線照射処理に
よるラジカル生成により容易に重合しうる基を有するこ
とを指す。したがって、同様な機能を有する重合性架橋
剤は、上記のものに限られず、本発明の目的から逸脱し
ないかぎり使用することが出来る。架橋剤は、熱可塑性
廃プラスチック粉末または成形品から粉砕処理して得ら
れた粉砕物に対して最終製品において充分な強度が与え
られるように選ぶことが出来る。架橋剤は、好ましくは
熱可塑性廃プラスチックに対して重量で2%あるいはそ
れ以上の量配合でき、さらに好ましくは15%あるいは
それ以下の量配合することで済ますこともできる。トリ
アリルシアヌレートを架橋剤として用いた場合、好まし
くは熱可塑性廃プラスチックに対して約10%の配合と
することが出来る。
【0014】得られた重合性スチレン処理熱可塑性廃プ
ラスチックは、次に加熱成形処理される。加熱成形法と
しては、通常のプラスチックの成形方法を適用でき、例
えば圧縮成形法、射出成形法、押し出し成形法などの方
法により行うことができる。圧縮成形法にあっては、多
段プレスを用いたり、ロータリーテーブルを用いたよう
な連続成形、衝撃圧縮成形、超音波圧縮成形、液圧成形
などにより適宜目的に応じて選択して成形処理される。
射出成形法にあっては、インライン・クリュー式をはじ
めプランジャ式の射出成形機を用いるものが挙げられ、
プログラム制御された射出成形機を用いる方法が挙げら
れる。また射出成形においては、FRPといった複合材
料として加熱成形加工することもできる。加熱成形加工
を加えるにあたっては、発泡成形をすることもできる。
【0015】本発明に従えば、上記のように処理された
熱可塑性廃プラスチックは加熱成形処理され、コンクリ
ートの型枠工事に使用される型枠に成形加工することが
できる。こうして得られる型枠は、単純平板のプラスチ
ック板であってもよいし、単純平板を多層に張り合わせ
た平板であってもよいし、プラスチック板から構成され
る段ボール状断面構造を有する平板であってもよいし、
平板を有するリブ付きプラスチック板であってもよい。
本発明に従えば、熱可塑性廃プラスチックとポリスチレ
ンとからなる混合固形物から得られた粉砕物と廃ポリス
チレンとの混合物をもちいてコンクリートの型枠工事に
使用される型枠に適した形の板を簡単かつ安価に、そし
て工業的規模で製造することができる。プラスチック板
の加熱成形加工に際して、発泡剤を添加し、成形後に加
熱発泡させ、軽量プラスチック板とすることもできる。
【0016】発泡剤としては、様々なものが知られてい
るが、分解型発泡剤とか揮発型発泡剤が知られている。
分解型発泡剤としては、分解温度、発生ガス量、基材へ
の拡散性、分解ガスの腐食性等の条件の好ましいものの
なかから選んで用いられ、重炭酸ナトリウム、炭酸アン
モリウム、重炭酸アンモリウム、亜硝酸アンモリウム、
アジド化合物、ホウ水素化ナトリウム、軽金属(マグネ
シウム、亜鉛、アルミニウム等)、アゾジカルボンアミ
ド、アゾビスホルムアミド、アゾビスイソブチルニトリ
ル、ジアゾアミノベンゼン、N,N’−ジニトロンペン
タメチレンテトラミン、N,N’−ジメチル N,N’
−ジニトロンテレフタルアミド、ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド、パラトルエンスルホニルヒドラジド、オキシ
ビスベンゼンスルホニルヒドラジドなどが挙げられる。
揮発型発泡剤としては、ペンタン、ネオペンタン、ヘキ
サン、イソヘキサン、ヘプタン、イソヘプタン、ベンゼ
ン、トルエン、ジクロロメチレン、トリクロロエチレ
ン、ジクロルエタン、ジクロロテトラフルオルエタン、
トリクロロフルオルメタンなどが挙げられる。
【0017】次にこうして成形された廃プラスチック成
形物は、放射線照射処理される。この放射線照射処理に
あたっては、コバルト60、電子線照射装置あるいは高
レベル放射性廃棄物などを使うことにより行うことがで
き、例えば比較的大きなエネルギーの線源などを使うこ
とにより行うことがでる。またそれら照射線源は、例え
ば300KGy程度あるいはそれ以上の照射を行うこと
ができ、さらに500KGy程度あるいはそれ以上の照
射、例えば、0.1〜10MGyの照射で行うことがで
きる。好ましい放射線照射量としては、例えば、200
〜600KGyの空気中での照射が挙げられる。これら
放射線照射線源は、熱可塑性廃プラスチック及び架橋剤
の種類及び組成などに応じて適宜選択でき、更に照射量
も適宜選択できる。熱可塑性廃プラスチック及び架橋剤
からなる成形物は、放射線照射処理されると、ラジカル
を生成せしめ、その分子間反応により3次元網目構造を
形成し、成形物の耐熱性及び機械的強度を向上させる。
このように、この放射線照射処理で、処理熱可塑性廃プ
ラスチック内にある架橋剤中の反応性基は熱可塑性廃プ
ラスチック中のラジカルと反応して、3次元網目構造を
形成し、成形物の耐熱性及び機械的強度を向上させ、型
枠として良好なものとなる。このような機構を利用する
かぎり、使用される出発原材料は限定すること無く利用
可能であることは理解されよう。したがって、その処理
において充分な効果の得られるかぎり、この放射線照射
処理は、適宜放射線照射線源、照射量などは選択でき、
本発明の目的を逸脱しないかぎり適宜好適な条件を選ぶ
ことが出来る。
【0018】本発明の別の態様に従えば、熱可塑性廃プ
ラスチック粉末あるいは成形品から粉砕処理して得られ
た粉砕物は、先ず放射線照射処理されることができる。
次に、この放射線照射処理物は架橋剤で処理されること
ができる。そしてこのようにして処理されたものは、上
記重合性スチレン処理熱可塑性廃プラスチックと同様、
加熱成形処理される。各放射線照射処理及び架橋剤処理
は、前記と同様にして行うことができる。
【0019】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1:産業廃棄物として収集されたポリエチレン及
びポリプロピレンの成形品を粉砕したものを熱可塑性廃
プラスチックとして用いた。ポリエチレン粉末及びポロ
ピレン粉末に、架橋剤として次式
【0020】
【化1】
【0021】のトリアリルシアヌレートを10重量%と
なるように加え、均一になるよう混合処理した。こうし
て得られた熱可塑性廃プラスチックと架橋剤との混合物
を、手動式小型射出成形機でもって約200℃で約3分
間加熱処理し、厚み4mmのプラスチック板に射出成形
した。このプラスチック板から、長さ80mm×幅10
mm×厚み4mmのプラスチック板試験体を作成した。
つぎにこのプラスチック板試験体を室温で放射線照射装
置でもって空気中で放射線照射処理した。放射線照射処
理は、400KGyの照射量となるようおこなった。熱
可塑性廃プラスチックとしてポリエチレン及びポリプロ
ピレンのそれぞれを用いた場合のプラスチック板の曲げ
試験を行い、その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】曲げ強度はコンクリートの型枠工事に使用
される型枠の機能にとって大変重要な物性である。上記
の結果、本発明に従った熱可塑性廃プラスチックからな
る成形物の機械的強度は、処理前の熱可塑性プラスチッ
クの機械的強度に比べて大変優れていることが示され
た。こうして熱可塑性廃プラスチックからなる成形物で
あるプラスチック板は、合板に代替可能であることが確
認された。ポリエチレンを用いたものでは、架橋剤添加
量、照射線量が大きいほどその成形物の機械的強度は向
上しており、架橋剤添加量10%、放射線照射量400
KGyの条件では曲げ強さが、1.8倍に、弾性率が2
倍になっている。ポリプロピレンの場合、弾性率は架橋
剤添加量10%で1.7倍に向上している。前記したよ
うに家庭から排出される一般廃棄物中にはポリエチレン
とかポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂が約6
0%、ポリスチレンが約20%混在し、さらにその他の
樹脂も含まれるようなものである。一般廃棄物中の廃プ
ラスチック組成をポリエチレン:ポリプロピレン:ポリ
スチレン=5:3:2の重量割合をもった混合物と仮定
し、このような廃プラスチック混合物に架橋剤としてト
リアリルシアヌレートを10重量%となるように加え、
吸収線量400KGyで処理した。その試験体の曲げ試
験の結果を表2に示す。廃プラスチック混合物の機械的
強度は曲げ強さが、約40MPa、曲げ弾性率約125
0MPaとなり、廃プラスチック混合物を合板に代替可
能なコンクリートの型枠工事に使用される型枠とするこ
とができる。
【0024】実施例2:実施例1と同様に処理し熱可塑
性廃プラスチック及び10重量%のトリアリルシアヌレ
ートの配合物から、約200℃で約3分間加熱処理し、
押し出し成形処理し、厚み15mmの単純平板のプラス
チック板を作成し、つぎに400KGyの照射量となる
よう空気中で放射線照射処理した。同様に 実施例1と
同様にし得られた熱可塑性廃プラスチックと架橋剤の配
合物を約200℃で約3分間加熱処理し、押し出し成形
処理し、厚み4mmののプラスチック板から構成される
段ボール状断面構造を有する平板を作成し、同様に空気
中で放射線照射処理した。また、実施例1と同様にし得
られた熱可塑性廃プラスチックと架橋剤の配合物を約2
00℃で約3分間加熱処理し、次にプレス成形処理し、
厚み10mmの平板を有するリブ付きプラスチック板を
作成し同様に空気中で放射線照射処理した。こうして得
られたプラスチック板の形状を図2に示す。
【0025】
【発明の効果】廃プラスチックゴミとして排出される熱
可塑性プラスチックを建築土木用資材として充分な機械
的強度の必要なコンクリートの型枠工事に使用される型
枠などに利用することができ、より一層のマテリアルサ
イクルがなされる。異なる種類のプラスチックを混入さ
せて製品を作っても機械的強度を高めることが出来、優
れた性状のコンクリートの型枠工事に使用される型枠を
製造することができるし、熱可塑性廃プラスチックの利
用を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った熱硬化性廃プラスチック改質装
置における処理工程の概略を示す。
【図2】本発明に従った熱可塑性廃プラスチックと廃ポ
リスチレンとからなる成形物であるプラスチック板の代
表的な形状例を示す。(a)単純平板、(b)段ボール
状断面構造を有する平板及び(c)リブ付きプラスチッ
ク板。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産
    業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラ
    スチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチックを架橋剤
    存在下放射線照射処理するか、あるいは放射線照射処理
    後架橋剤で処理したものであることを特徴とする熱可塑
    性廃プラスチックからなる成形物。
  2. 【請求項2】 架橋剤が、ビニル基の二重結合、アセチレ
    ン基の三重結合、アリル基、あるいはアクリル基を1分子
    中に2個以上持つものである請求項1に記載の成形物。
  3. 【請求項3】 架橋剤が、トリアリルシアヌレートであ
    る請求項1に記載の成形物。
  4. 【請求項4】 成形物が、コンクリート型枠工事用型枠
    である請求項1〜3のいずれかに記載の成形物。
  5. 【請求項5】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産
    業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラ
    スチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末を架
    橋剤添加後加熱成形処理し、次に得られた熱可塑性廃プ
    ラスチック成形物を放射線照射処理したものであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の成形物。
  6. 【請求項6】 熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤と
    混合し、次にコンクリートの型枠工事用型枠に加熱成形
    し、次に得られた熱可塑性廃プラスチック成形物を空気
    中あるいは無酸素雰囲気中で放射線照射処理したもので
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    成形物。
  7. 【請求項7】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等産
    業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プラ
    スチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチックを架橋剤
    存在下放射線照射処理するか、あるいは放射線照射処理
    後、架橋剤で処理することを特徴とする熱可塑性廃プラ
    スチックの改質法。
  8. 【請求項8】 架橋剤が、ビニル基の二重結合、アセチ
    レン基の三重結合、アリル基、あるいはアクリル基を1
    分子中に2個以上持つものである請求項7に記載の成形
    物の製造法。
  9. 【請求項9】 架橋剤が、トリアリルシアヌレートであ
    る請求項7に記載の成形物の製造法。
  10. 【請求項10】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等
    産業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プ
    ラスチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末を
    架橋剤添加後加熱成形処理し、次に得られた熱可塑性廃
    プラスチック成形物を放射線照射処理することを特徴と
    する請求項7に記載の熱可塑性廃プラスチックの改質
    法。
  11. 【請求項11】 熱可塑性廃プラスチック粉末を架橋剤
    と混合し、次にコンクリートの型枠工事用型枠に加熱成
    形し、次に得られた熱可塑性廃プラスチック成形物を空
    気中あるいは無酸素雰囲気中で放射線照射処理するか、
    あるいは熱可塑性廃プラスチック粉末を放射線照射処理
    し、次に架橋剤と混合し、次にコンクリートの型枠工事
    用型枠に加熱成形することを特徴とする熱可塑性廃プラ
    スチックからなるコンクリートの型枠工事用型枠の製造
    方法。
  12. 【請求項12】放射線照射処理が空気中あるいは無酸素
    雰囲気中で行われるものである請求項11記載の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等
    産業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プ
    ラスチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末に
    架橋剤添加混合する装置及び、こうして処理せしめられ
    た廃プラスチック粉末または粉砕物を加熱成形処理する
    装置及び、こうして処理せしめられた廃プラスチック成
    形を放射線照射処理する装置からなることを特徴とする
    廃プラスチックの改質処理装置。
  14. 【請求項14】 廃プラスチックを粉砕する装置、廃プ
    ラスチック粉末を架橋剤と混合する装置、次にコンクリ
    ートの型枠工事用型枠に加熱成形する装置、次に得られ
    た熱可塑性廃プラスチック成形物を空気中で放射線照射
    処理する装置からなることを特徴とする請求項3項に記
    載の廃プラスチックからなるコンクリートの型枠工事用
    型枠の製造装置。
  15. 【請求項15】 廃ポリエチレン、廃ポリプロピレン等
    産業廃棄物及び一般廃棄物中から回収される熱可塑性プ
    ラスチックから選ばれた熱可塑性廃プラスチック粉末を
    放射線照射処理する装置及び、こうして処理せしめられ
    た廃プラスチック粉末に架橋剤添加混合する装置及び、
    こうして処理せしめられた廃プラスチック粉末を加熱成
    形処理する装置からなることを特徴とする廃プラスチッ
    クの改質処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL1012899C2 (nl) * 1999-08-24 2001-02-27 Ir Mattheus Jacobus Poiesz Pro Werkwijze voor het recycleren van kunststoffen alsmede de hiermede vervaardigde voortbrengselen.
JP2002322809A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nkk Corp プラスチック複合パネル
JP2020050801A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 学校法人金沢工業大学 繊維強化ポリプロピレン複合材料の製造方法及び繊維強化ポリプロピレン複合材料

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JP2002322809A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nkk Corp プラスチック複合パネル
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