JPH08237296A - 電子メール運用管理装置 - Google Patents

電子メール運用管理装置

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Publication number
JPH08237296A
JPH08237296A JP7036990A JP3699095A JPH08237296A JP H08237296 A JPH08237296 A JP H08237296A JP 7036990 A JP7036990 A JP 7036990A JP 3699095 A JP3699095 A JP 3699095A JP H08237296 A JPH08237296 A JP H08237296A
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JP
Japan
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notifier
mail
electronic mail
operation management
user
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Application number
JP7036990A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Araki
木 修 荒
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信量を均等化して処理負荷の分散を図る。 【構成】 電子メール運用管理装置1の通信制御手段2
は、ネットワーク100上に分散するメールサーバやデ
ータ領域との通信を行なう。システム監視手段3の通信
量検索手段101は、メールの通信量を通信制御手段2
を通じて入手し、通信量格納領域102に格納する。負
荷判定手段103では、通信量格納領域102を参照
し、各メールサーバ間の通信量の総数を比較して、通信
量の偏っているメールサーバがあるかどうかを判定し、
ある場合にはユーザポスト配置立案手段4を起動する。
ユーザポスト配置立案手段4は、負荷を軽減するユーザ
ポストの配置を立案し、表示手段104は、その内容を
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イーサーネットなどの
LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)上に構成さ
れる電子メールシステムの機能を運用管理する電子メー
ル運用管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムは、ネットワークに
分散するワークステーションやパーソナル・コンピュー
タ上で動作する。図13は、従来の電子メールシステム
の概念図である。電子メールのユーザがLAN1301
に向けて電子メールを送信すると、そのユーザのユーザ
ポスト1302aを管理するメールサーバ1303a
は、宛先の解析を行ない、ユーザポスト管理テーブル1
304aを参照して宛先ユーザのユーザポスト1302
bのあるメールサーバ1303bを宛先とする。そし
て、ルーティング・テーブル1305aを参照し、宛先
メールサーバ1303bへのルーティング(転送経路)
を決めて、電子メールの転送を行なう。送付先メールサ
ーバ1303bを決めて転送するという処理が、電子メ
ールが送付先メールサーバ1303bに到着するまで行
なわれる。送付先メールサーバ1303bに電子メール
が到着すると、宛先ユーザに対応するユーザポスト13
02bへ電子メールを格納する。ユーザは、自分のユー
ザポスト1302bを参照することによって、自分宛の
電子メールを読むことができる。
【0003】このような電子メールシステムでは、計算
機のプロセスや記憶容量といったネットワーク内に散在
する複数の資源の状態を一元的に表示する技術がある。
関連特許に、ネットワーク資源監視システム(特開平05
-75628号)があり、以下これを従来例1とする。
【0004】また、電子メール転送処理の効率化のた
め、メールサーバ間のポーリング間隔を最適化するとい
う技術がある。関連特許に、電子メールポーリング間隔
最適化方式(特開平05-219105 号)があり、以下これを
従来例2とする。
【0005】さらに、メールサーバにおいて、ユーザポ
ストメールを蓄積できないといった障害をユーザポスト
監視装置が発見した時には、あらかじめ領域を確保して
おいた仮ユーザポストへ変更を行なうという技術が特開
平02-213252 号に記載されており、以下これを従来例3
とする。
【0006】さらにまた、電子メールシステムに何らか
の異常や障害が起こった場合は、管理者への電子メール
による通知を自動的に行なうという技術が特開平03-188
732号に記載されており、以下これを従来例4とする。
これによれば、例えばメールの停滞を監視して運用管理
者へ電子メールで通知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1では、システム管理者は、表示された情報を解析
して障害であるかどうかを判断しなければならなかっ
た。さらに、障害の場合は、必要な対策を手作業で行な
わなければならなかった。
【0008】また、従来例2では、メールサーバ間のポ
ーリング間隔を最適化しただけでは、各メールサーバが
処理する電子メール量の偏りを解消することができず、
通信量の多いメールサーバの処理負荷が増加するので、
電子メールの停滞時間は必ずしも短縮化されないという
問題があった。また、通信量の均等化を行なうには、シ
ステム管理者が通信ログなどの情報を解析し、ユーザポ
ストのメールサーバへの配置を設計して再設定を行なう
しかなかったので、管理者の負担が大きいという問題が
あった。
【0009】さらに、従来例3では、障害の起こったユ
ーザポストと仮ユーザポストが同一装置内にあるとする
と、装置に障害が起こった場合に両方のユーザポストが
使用できなくなる可能性が高く、障害回避手段として不
十分であるばかりでなく、もし仮ユーザポストに障害が
起こった場合には、障害時の対応ができないという問題
があった。また、メールサーバに障害が起こった場合、
電子メールの転送障害を防ぐには、監視装置による情報
を基に管理者が手動でルーティングパスの再設定を行な
うしかなく、どのようにルーティングパスを設定すれば
よいかは、管理者の判断によって手動で行なうしかない
という問題があった。このため、監視ツールによる障害
原因、障害場所の解析を行ない、適当なルーティングパ
スを選択して手動で設定し直すというかなりの手間を必
要とした。
【0010】さらにまた、実施例4では、通知する管理
者を障害発生前に設定しておくことが必要であり、この
ため、通知先である管理者が障害発生時にたまたま不在
であると、通知が読まれるのが遅れて処置が遅れるとい
う問題があった。また、不在が予想される場合に、通知
先の設定変更を行なうことは、管理者の日常業務の負担
を増加させることになる。さらに、もし通知者の使用し
ているメールサーバで障害が起こると、障害を通知する
メールをメールサーバの復旧まで通知者が読むことがで
きないという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
電子メールシステムの通信量を均等化し、負荷の分散化
を図ることのできる電子メール運用管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】本発明はまた、メールサーバに障害が発生
した場合に、障害の発生したメールサーバを回避するル
ーティングパスの自動生成を行ない、自動的にルーティ
ングパスを設定することのできる電子メール運用管理装
置を提供することを目的とする。
【0013】本発明また、障害発生時に、障害通知メー
ルをすぐ読むことのできる管理者へ障害通知メールを自
動的に送付することのできる電子メール運用管理装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子メール運用管理装置は、電子メールシ
ステムの資源状態を監視するシステム監視手段と、ユー
ザポストの最適配置を立案するユーザポスト配置立案手
段を備えたものである。
【0015】本発明はまた、電子メールシステムの資源
状態を監視するシステム監視手段と、ネットワークにお
いて回避するためのルーティング・テーブルを生成する
ルーティング・テーブル生成手段とを備えたものであ
る。
【0016】本発明はまた、メールサーバの障害発生や
通知先の管理者のシステム使用状況を監視する監視手段
と、監視手段で得られた情報からどの通知者に通知する
のが最適かを立案する最適通知者立案手段とを備えたも
のである。
【0017】
【作用】本発明によれば、システム監視手段は、通信量
やユーザポストのディスク容量などの電子メールシステ
ム内の負荷の状況を検索し記憶しながら、負荷が偏り過
ぎていないかの監視を行なう。負荷の偏りが検知される
と、システム監視手段は、ユーザポスト配置立案手段を
起動する。ユーザポスト配置立案手段は、負荷の状況を
軽減するようにメールサーバに割り当てられたユーザを
見直し、各メールサーバの負荷が分散すると予測される
ユーザ割り当てを立案する。
【0018】また、本発明によれば、システム監視手段
は、通信量やユーザポストのディスク容量などの電子メ
ールシステム内の状況を検索して記憶し、障害が発生し
ていないかの監視を行なっている。障害が検知される
と、システム監視手段は、ルーティング・テーブル生成
手段を起動する。ルーティング・テーブル生成手段は、
障害メールサーバを迂回するためのルーティング・テー
ブルを生成する。
【0019】また、本発明によれば、システム監視手段
は、メールサーバの障害発生や通知先の管理者のシステ
ム使用状況とを監視する。最適通知者立案手段は、シス
テム監視手段の得た情報を参照して、障害発生時に通知
を行なう管理者として最も適当な管理者を所定の規則に
従って選択する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例における電子
メール運用管理装置の構成を示すブロック図である。図
1において、1はネットワーク100に接続された電子
メール運用管理装置である。電子メール運用管理装置1
において、2は通信制御手段、3はシステム監視手段、
4はユーザポスト配置立案手段、5は表示手段である。
システム監視手段3において、101は通信量検索手
段、102は通信量格納領域、103は負荷判定手段で
ある。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、通信制御手段2は、ネットワーク100上に分散
する電子メールシステムのメールサーバやデータ領域と
の通信を通信プロトコルを介して行なう。システム監視
手段3の通信量検索手段101は、電子メールシステム
内の管理サーバによってカウントされているメールサー
バ毎のメール通信量、またはユーザ毎のメール通信量を
通信制御手段2を通じて入手し、通信量格納領域102
に格納する。負荷判定手段103では、通信量格納領域
102を参照し、各メールサーバ間の通信量の総数を比
較して、通信量が多過ぎるメールサーバがあるかどうか
を判定する。例えば、偏りの判断基準として|x−m|
/s>a(xは通信量の総数、mは通信量の平均値、s
は通信量の標準偏差、aは定数で判定の基準値)を用い
る。負荷判定手段103が負荷が偏っていると判定する
と、ユーザポスト配置立案手段4を起動する。
【0022】ユーザポスト配置立案手段4は、負荷の状
況を軽減して、各メールサーバの負荷がほぼ均等になる
と予測されるユーザポストの配置を立案する。立案アル
ゴリズムとして、例えば、通信量の最も多いユーザポス
トを通信量の最も少ないメールサーバに移動するという
方法がある。そして表示手段5は、ユーザポスト配置立
案手段4が出力した結果を表示する。
【0023】以上のように、本実施例によれば、電子メ
ール運用管理装置1のユーザは、表示手段5に表示され
た内容をもとにユーザポスト再配置の判断することがで
き、電子メールシステムの通信量を均等化し、負荷の分
散化を図ることができる。
【0024】なお、本実施例では、通信量のみのシステ
ム監視について説明したが、プロセス負荷、ユーザポス
トのディスク容量のような情報を監視および格納し、負
荷判定を行なっても同様の効果がある。
【0025】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
における電子メール運用管理装置の構成を示すブロック
図であり、図1に示した第1の実施例と同じ要素には同
じ符号を付してある。図2において、システム監視手段
3Aは、通信ログ解析手段201、通信量格納領域20
2、ユーザポスト容量検索手段203、ユーザポスト容
量格納領域204、メールサーバ状態検索手段205、
メールサーバ状態格納領域206、負荷判定手段207
を有する。6はユーザポスト設定変更手段、7は管理者
通知手段である。
【0026】次に、本実施例の動作について説明する。
まず通信ログ解析手段201は、各メールサーバ間の通
信ログからユーザポストの受信および送信の総数を算出
し、通信量として通信量格納領域202に格納する。ま
た、ユーザポスト容量検索手段203は、ネットワーク
100上の各ユーザポストのディスク容量をユーザポス
ト容量格納領域204に記憶する。これらより、負荷判
定手段207は、通信量とディスク容量の2つの要因か
らメールサーバの負荷を判定する。メールサーバ状態検
索手段205は、ネットワーク100上の各メールサー
バが動作中であるか停止中であるかなどの状態をメール
サーバ状態格納領域206に記憶する。なお、本実施例
のシステム監視手段3Aの中に、プロセス負荷検索手段
およびその格納領域を付加しても同様の効果を得ること
ができる。
【0027】ユーザポスト配置立案手段4は、ユーザポ
ストをどのメールサーバに配置すればよいかを立案し、
ユーザポスト設定変更手段6を起動するとともに、表示
手段5にその内容を表示する。ユーザポスト設定変更手
段6は、通信制御手段2を通じて、ユーザポストの配置
をユーザポスト配置立案手段4の立案した内容に基づい
て変更する。その際、システム監視手段3Aに格納され
たメールサーバ状態格納領域206を参照し、ユーザポ
ストを変更するメールサーバが正常動作していることを
確認してから設定変更を行なう。これによって、メール
サーバに障害のあるユーザポストへの変更を避けること
ができる。変更された設定に関する情報は、管理者通知
手段7によって通信制御手段2を通じてネットワーク1
00上に送信され、システム管理者に電子メールで通知
される。このことによって、ユーザポスト配置の設定変
更が管理者に知らされないまま行なわれることを避ける
ことができる。
【0028】以上のように、本実施例によれば、第1の
実施例の効果に加え、メールサーバ障害時のユーザポス
ト変更を避けることができるとともに、ユーザポスト配
置の設定変更が管理者に知らされないまま行われること
を防止することができる。
【0029】なお、本実施例では、設定変更の後に管理
者へ通知を行なう動作を説明したが、変更実施前に管理
者に通知して確認を取った後に設定変更を実行すること
が、同じ構成で実現可能である。
【0030】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
における電子メール運用管理装置の構成を示すブロック
図であり、図1に示した第1の実施例と同じ要素には同
じ符号を付してある。図3において、システム監視手段
3Bは、ユーザポスト容量検索手段301、ユーザポス
ト容量格納領域302、メールサーバ状態検索手段30
3、メールサーバ状態格納領域304、ルーティング・
テーブル検索手段305、ルーティング・テーブル格納
領域306を有する。8はルーティング・テーブル生成
手段である。
【0031】次に、本実施例の動作について説明する。
まずシステム監視手段3Bは、ユーザポスト容量と、メ
ールサーバ状態と、ルーティング・テーブルの情報を定
期的にネットワーク100から得る。ユーザポスト容量
検索手段301は、ネットワーク100上での電子メー
ルシステムのユーザポスト容量の情報収集を行ない、ユ
ーザポスト容量格納領域302に記憶する。メールサー
バ状態検索手段303は、電子メールシステムのメール
サーバの動作状態の情報収集を行ない、メールサーバ状
態格納領域304に記憶する。ルーティング・テーブル
検索手段305は、ルーティング・テーブル格納領域3
06にルーティング・テーブルを記憶する。
【0032】ルーティング・テーブル生成手段8は、ユ
ーザポスト容量格納領域302と、メールサーバ状態格
納領域304を監視している。そして、ユーザポスト容
量不足やメールサーバのプロセスダウン等の障害を発見
すると、ルーティング・テーブル格納領域306から現
在のルーティングを読みだし、障害の発見されたメール
サーバを介しないルーティングを生成するためのルーテ
ィング・テーブルを作成する。ルーティング・テーブル
の中の障害メールボックスには、障害を示すマークが内
部的に付けられる。
【0033】表示手段5は、ルーティングテーブル生成
手段8が生成したルーティングテーブルを分かりやすく
表示する。図5は、ルーティング・テーブルの概念図を
示す。いまメールサーバB502が停止したとすると、
メールサーバA501からメールサーバB502を経由
したメールサーバF506へのルートは、メール・サー
バA501→メールサーバC503→メールサーバE5
05→メールサーバF506へと変更すればよいことに
なる。電子メールの運用管理者は、このテーブルを見て
ルーティング再配置を判断する。
【0034】以上のように、本実施例によれば、あるメ
ールサーバのプロセスがダウンしている場合や、ユーザ
ポスト容量が不足している場合などに、問題のあるメー
ルサーバを回避するルーティングを表示し、管理者が障
害回避を行なうように電子メールシステムを調整するこ
とができる。
【0035】なお、本実施例は、上記した第1およびま
たは第2の実施例と組み合わせて実施することができ
る。
【0036】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
における電子メール運用管理装置の構成を示すブロック
図であり、上記第3の実施例に、ルーティング設定変更
手段9と管理者通知手段10とを追加した構成を有す
る。
【0037】ルーティング設定変更手段9は、電子メー
ルシステムで管理、参照しているルーティング・テーブ
ルを、ルーティング・テーブル生成手段8が立案したル
ーティング・テーブルになるように、通信制御手段2を
通じて変更する。通信制御手段2は、電子メールシステ
ムがネットワーク100上のメールサーバでルーティン
グを決める時に、ルーティング・テーブルの障害マーク
の付けられたメールサーバが、生成したルーティングに
ないかどうかをチェックし、もしあるならば迂回するル
ーティングに電子メールを流す。
【0038】例えば、図5に示すように、メールサーバ
A501からメールサーバF506に電子メールを配信
する時、メールサーバAからFの全てのメールサーバに
異常がなければ、メールサーバA501→メールサーバ
B502→メールサーバF506と転送される。メール
サーバB502がダウンしている状態の場合は、メール
サーバA501→メールサーバC503→メールサーバ
E505→メールサーバF506と滞ることなく配信さ
れる。このような障害回避を行なうルーティングが自動
的に設定される。そして管理者通知手段10は、ルーテ
ィング設定変更手段9の変更内容を電子メールでシステ
ム管理者に通知する。
【0039】以上のように、本実施例によれば、あるメ
ールサーバのプロセスがダウンしている場合や、ユーザ
ポスト容量が不足している場合などに、問題のあるメー
ルサーバを回避するルーティングが自動的に設定され、
システム管理者に通知される。
【0040】なお、本実施例も、上記した第1および第
2の実施例と組み合わせて実施することができる。
【0041】(実施例5)図6は本発明の第5の実施例
における電子メール運用管理装置の構成を示すブロック
図であり、図1に示した第1の実施例と同じ要素には同
じ符号を付してある。また、図12は本発明の各実施例
における電子メールシステムの構成を示す概念図であ
る。
【0042】図6において、システム監視手段3Cは、
ユーザ使用状態検索手段601、ユーザ使用状態格納領
域602、メールサーバ状態検索手段603、メールサ
ーバ状態格納領域604、障害発生判定手段605を有
する。11は最適通知者立案手段であり、通知者管理デ
ータ検索手段606、通知者管理データ格納領域60
7、通知者データ統合手段608、優先度判定手段60
9を有する。12は通知者設定変更手段であり、通知者
設定ファイル変更手段610、通知者表示手段611を
有する。
【0043】図12において、1200は本発明におけ
る電子メール運用管理装置、1201はLAN、120
2はメールサーバMS−A、1203はユーザZのユー
ザポスト、1204はメールサーバMS−B、1205
はユーザVのユーザポスト、1206はユーザWのユー
ザポスト、1207はメールサーバMS−C、1208
はユーザXのユーザポスト、1209はユーザYのユー
ザポスト、1210は電子メールシステム通知者管理デ
ータファイル、1211は電子メールシステム通知者設
定ファイルである。
【0044】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、システム監視手段3Cにおいては、ユーザ使用状
態検索手段601とメールサーバ状態検索手段603に
よって、ネットワーク100上の電子メールシステムの
状態を監視する。ユーザ使用状態検索手段601は、ネ
ットワーク100上での電子メールシステムの使用状態
に関する情報収集を行ない、ユーザ使用状態格納領域6
02に記憶する。ユーザ使用状態格納領域602に記憶
されるデータの例を図8に示す。図8において、例えば
ユーザAは、マシンにログイン状態で、しかも電子メー
ルシステムを起動中であることを示す。メールサーバ状
態検索手段603は、電子メールシステムのメールサー
バの動作状態に関する情報収集を行ない、メールサーバ
状態格納領域604に記憶する。記憶されるデータの例
を図9に示す。図9において、例えばメールサーバであ
るMS−Bが、ダウンすなわち停止していることを示
す。
【0045】一方、通知者管理データ検索手段606に
よって通知者に関する管理データを図12の通知者管理
データファイル1210から収集し、通知者管理データ
格納領域607に記憶する。通知者管理データの例を図
10に示す。図10において、例えば管理者Vは、通知
優先度が1であり、使用者Vの使用するメールボックス
はMS−Bであることを示す。
【0046】障害発生判定手段605は、ユーザ使用状
態格納領域602およびメールサーバ状態格納領域60
4の状態を監視し、障害が発生したかどうかを判定す
る。障害発生を判定すると、通知者データ統合手段60
8を起動する。通知者データ統合手段608は、各通知
者についての使用状態とメールサーバのプロセス状態を
システム監視手段3Cの各格納領域を参照して統合を行
なう。
【0047】図11は優先度判定手段609の処理のア
ルゴリズムを示すフローチャートである。優先度判定手
段609は、通知者に関する統合データを基に、図11
に示すアルゴリズムに従ってどの通知者が最適かを選択
する。本実施例の優先度判定手段609では、通知優先
度の高い通知者から使用メールサーバがダウンしていな
い者を選択し、その中から電子メールを使用中の者を最
適な通知者として出力する。
【0048】図11において、まず最適通知者であるこ
とを示すpriorityに1を設定し(ステップ1101)、
通知者管理データか通知優先度がpriorityに等しい通知
者を見つける(ステップ1102)。通知者が存在しな
ければ(ステップ1103)、最適通知者が存在しない
というメッセージを出力する(ステップ1109)。通
知者が存在するときは、その通知者の使用メールサーバ
がダウンしているかどうかを調べ(ステップ110
4)、ダウンしていれば、priorityに1を加えて以上の
処理を繰り返す(ステップ1107)。ダウンしていな
ければ、その通知者が電子メールを使用中かどうかを調
べ(ステップ1105)、使用中でなければ、priority
に1を加えて以上の処理を繰り返す(ステップ110
8)。使用中であれば、その通知者を最適通知者として
出力する(ステップ1106)。
【0049】電子メールシステムを使用中の管理者を通
知先として優先的に選択した場合は、通知がすぐに読ま
れる可能性が高くなるという効果がある。また、障害の
あるメールサーバのユーザに通知メールを出さないで、
正常に動作しているメールサーバのユーザに通知される
と、管理者に確実に読まれるという効果がある。
【0050】通知者設定ファイル変更手段610は、図
12に示すネットワーク上の通知者設定ファイル121
1を検索し、その中の最上位通知者を最適通知者立案手
段11が立案した最適通知者へ変更を行なう。通知者表
示手段611は、ディスプレイなどの出力装置上に、変
更された旨を表示する。
【0051】なお、本実施例においては、優先度の判定
を電子メール使用中を基準に選択したが、システム監視
手段3Cにユーザの電子メールの通信量検索手段および
または未読メール量検索手段を設け、その情報を基に判
定してもよい。すなわち、電子メールの通信量が非常に
少ない者や未読メール量の多い者は、電子メールで通知
を送付しても、すぐに読まれない可能性が高いからであ
る。これらの手段を追加あるいは組み合せることによ
り、同じ構成で本実施例と同様の効果が得られる。
【0052】なお、未読メール量が多いユーザへの通知
優先度を下げ、未読メール量が少ないユーザへの通知優
先度を上げると、最近電子メールを読んでいないユーザ
に通知を行なって障害に対する処置が遅れることを避け
られるという効果がある。
【0053】以上のように、本実施例によれば、通知優
先度が高く、使用メールサーバがダウンしておらず、電
子メールメシステムを現在使用中で、未読メール量が少
ないというような、すぐに通知メールが読めると予想さ
れる者を通知者のリストの中から選択して、最適通知者
として設定することができる。
【0054】(実施例6)図7は本発明の第6の実施例
における電子メール運用管理装置の構成を示すブロック
図である。本実施例は、第5の実施例を変更したもので
あり、システム監視手段3Dは、ユーザ使用状態検索手
段701、ユーザ使用状態格納領域702、メールサー
バ状態検索手段703、メールサーバ状態格納領域70
4、プロセス負荷検索手段705、プロセス負荷格納領
域706、ユーザポスト容量検索手段707、ユーザポ
スト容量領域708、障害発生判定手段709を有す
る。11Aは最適通知者立案手段であり、通知者管理デ
ータ検索手段710、通知者管理データ格納領域71
1、通知者データ統合手段712、優先度判定手段71
3、最適通知者格納領域714を有する。13は通知手
段であり、障害メール作成手段715、障害メール発信
手段716を有する。
【0055】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、上記した第5の実施例と同じ構成の部分
では同じ動作を行うので、ここでは第5の実施例とは異
なる部分の動作についてのみ説明する。まず、システム
監視手段3Dは、電子メールシステムにおけるユーザ使
用状態、メールサーバ状態、プロセス負荷、ユーザポス
ト容量の情報を収集し、障害が発生していないかどうか
を判定する。障害発生判定手段709は、ユーザ使用状
態格納領域702、メールサーバ状態格納領域704、
プロセス負荷格納領域706、ユーザポスト容量格納領
域707を参照し、メールサーバのダウンやディスク容
量の不足などの障害が発生したかどうかを判定する。障
害が発生したと判定すると、通知者データ統合手段71
2と障害メール作成手段715を起動する。
【0056】通知者データ統合手段712は、優先度判
定手段713を起動し、最適な通知者を選択して最適通
知者格納領域714に記憶する。障害メール作成手段7
15は、障害を知らせるメールを作成し、障害メール発
信手段716が、最適通知者格納領域714に記憶され
た宛先に対して、障害通知メールを発送する。
【0057】以上のように、本実施例によれば、障害発
生を監視し、障害が発生すると、通知メールをすぐに読
めると予想される者を通知者のリストの中から自動的に
選択し、通知することができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ネットワーク
上の資源と通信を行うための通信制御手段と、電子メー
ルシステムの資源状態を監視するシステム監視手段と、
ネットワークにおいてユーザポストの配置を立案するユ
ーザポスト配置立案手段を設けることにより、電子メー
ルシステム全体の負荷を分散させ、処理効率を向上させ
ることができる。
【0059】本発明はまた、上記構成にユーザポスト設
定変更手段を追加することにより、自動的に負荷分散が
行なわれるので、管理者の作業負担を軽減することがで
きる。
【0060】本発明はまた、ネットワーク上の資源と通
信を行なうための通信制御手段と、電子メールシステム
の資源状態を監視するシステム監視手段と、ネットワー
クにおいて回避ルーティングを立案するルーティング・
テーブル生成手段とを設けることにより、メールボック
スがネットワーク上で同一のマシンであるか否かに関わ
らず、ルーティングによる障害回避を行なうことができ
る。また、一旦障害回避の処理が行なわれた後でさらに
障害が発生した場合でも障害回避できる。
【0061】本発明はまた、上記構成にルーティングの
テーブルを変更するルーティング設定変更手段を追加す
ることにより、自動的に障害回避が行なわれるので、管
理者の作業負担を軽減することができる。
【0062】本発明はまた、ネットワーク上の資源と通
信を行なうための通信制御手段と、電子メールの資源状
態を監視するシステム監視手段と、システム異常時の通
知先を立案する最適通知者立案手段と、システム異常時
の通知先設定を変更または通知する通知者設定変更手段
または通知手段とを設けることにより、すぐにメールを
読むことのできる者に障害通知メールが届く可能性を高
めることができ、従来の課題であった障害対策の遅れを
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3、第4の実施例におけるルーティ
ング・テーブルの概念図
【図6】本発明の第5の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第6の実施例における電子メール運用
管理装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第5、第6の実施例におけるユーザ使
用状態のデータ例を示す模式図
【図9】本発明の第5、第6の実施例におけるメールサ
ーバ状態のデータ例を示す模式図
【図10】本発明の第5、第6の実施例における通知者
管理のデータ例を示す模式図
【図11】本発明の第5、第6の実施例における優先度
判定手段の処理を示すフロー図
【図12】本発明の各実施例における電子メールシステ
ムの概念図
【図13】従来の電子メールシステムの概念図
【符号の説明】
1 電子メール運用管理装置 2 通信制御手段 3 システム監視手段 4 ユーザポスト配置立案手段 5 表示手段 6 ユーザポスト設定変更手段 7 管理者通知手段 8 ルーティング・テーブル生成手段 9 ルーティング設定変更手段 10 管理者通知手段 11 最適通知者立案手段 12 通知者設定変更手段 13 通知手段 100 ネットワーク 101 通信量検索手段 102 通信量格納領域 103 負荷判定手段 201 通信ログ解析手段 202 通信量格納領域 203 ユーザポスト容量検索手段 204 ユーザポスト容量格納領域 205 メールサーバ状態検索手段 206 メールサーバ状態格納領域 207 負荷判定手段 301 ユーザポスト容量検索手段 302 ユーザポスト容量格納領域 303 メールサーバ状態検索手段 304 メールサーバ状態格納領域 305 ルーティング・テーブル検索手段 306 ルーティング・テーブル格納領域 601 ユーザ使用状態検索手段 602 ユーザ使用状態格納領域 603 メールサーバ状態検索手段 604 メールサーバ状態格納領域 605 障害発生判定手段 606 通知者管理データ検索手段 607 通知者管理データ格納領域 608 通知者データ統合手段 609 優先度判定手段 610 通知者設定ファイル変更手段 611 通知者表示手段 701 ユーザ使用状態検索手段 702 ユーザ使用状態格納領域 703 メールサーバ状態検索手段 704 メールサーバ状態格納領域 705 プロセス負荷検索手段 706 プロセス負荷格納領域 707 ユーザポスト容量検索手段 708 ユーザポスト容量格納領域 709 障害発生判定手段 710 通知者管理データ検索手段 711 通知者管理データ格納領域 712 通知者データ統合手段 713 優先度判定手段 714 最適通知者格納領域 715 障害メール作成手段 716 障害メール発信手段 1200 電子メール運用管理装置 1201 LAN 1202 メールサーバMS−A 1203 ユーザZのユーザポスト 1204 メールサーバMS−B 1205 ユーザVのユーザポスト 1206 ユーザWのユーザポスト 1207 メールサーバMS−C 1208 ユーザXのユーザポスト 1209 ユーザYのユーザポスト 1210 電子メールシステム通知者管理データファイ
ル 1211 電子メールシステム通知者設定ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールシステムにおいて、ネットワ
    ーク上の資源と通信を行なうための通信制御手段と、前
    記通信制御手段で得られた情報を基に電子メールシステ
    ムの資源状態を監視するシステム監視手段と、前記シス
    テム監視手段で得られた情報を基にネットワーク上のユ
    ーザポストの配置を立案するユーザポスト配置立案手段
    と、前記立案されたユーザポスト配置を表示する表示手
    段とを備えた電子メール運用管理装置。
  2. 【請求項2】 システム監視手段が、電子メールシステ
    ム内の管理サーバによってカウントされているメールサ
    ーバ毎のメール通信量またはユーザ毎のメール通信量を
    通信制御手段を通じて検索する通信量検索手段と、前記
    検索された通信量の総数を比較して、通信量が一定限度
    を越えたメールサーバを検索する負荷判定手段とを備え
    た請求項1記載の電子メール運用管理装置。
  3. 【請求項3】 システム監視手段が、各メールサーバ間
    の通信ログからユーザポストの受信および送信の総数を
    通信量として算出する通信ログ解析手段と、ネットワー
    ク上の各ユーザポストのディスク容量を検索するユーザ
    ポスト容量検索手段と、ネットワーク上の各メールサー
    バが動作中か停止中かを検索するメールサーバ状態検索
    手段と、検索された通信量とディスク容量からメールサ
    ーバの負荷を判定する負荷判定手段とを備えた請求項1
    記載の電子メール運用管理装置。
  4. 【請求項4】 ユーザポスト配置立案手段が、各メール
    サーバの負荷がほぼ均等になると予測されるユーザポス
    トの配置を立案する請求項1または2または3記載の電
    子メール運用管理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザポスト配置立案手段で立案された
    情報を基に、通信制御手段を通じてユーザポストの配置
    変更を実行するユーザポスト設定変更手段を備えた請求
    項4記載の電子メール運用管理装置。
  6. 【請求項6】 ユーザポストの配置変更を実行したこと
    を通信制御手段を通じてシステム管理者に通知する管理
    者通知手段を備えた請求項5記載の電子メール運用管理
    装置。
  7. 【請求項7】 電子メールシステムにおいて、ネットワ
    ーク上の資源と通信を行なうための通信制御手段と、前
    記通信制御手段で得られた情報を基に電子メールシステ
    ムの資源状態を監視するシステム監視手段と、前記シス
    テム監視手段で得られた情報を基にネットワーク上のル
    ーティング・テーブルを生成するルーティング・テーブ
    ル生成手段と、前記生成されたルーティング・テーブル
    を表示する表示手段とを備えた電子メール運用管理装
    置。
  8. 【請求項8】 システム監視手段が、ネットワーク上の
    各ユーザポストのディスク容量を検索するユーザポスト
    容量検索手段と、ネットワーク上の各メールサーバが動
    作中か停止中かを検索するメールサーバ状態検索手段
    と、電子メールシステムのルーティング・テーブルを検
    索するルーティング・テーブル検索手段とを備えた請求
    項7記載の電子メール運用管理装置。
  9. 【請求項9】 ルーティング・テーブル生成手段は、ユ
    ーザポスト容量検索手段がユーザポスト容量の不足を検
    出した場合、およびまたはメールサーバ状態検索手段が
    停止中のメールサーバを検出した場合に、その関係する
    メールサーバを回避するルーティングを設定する請求項
    7または8記載の電子メール運用管理装置。
  10. 【請求項10】 ルーティング・テーブル生成手段で生
    成された情報を基に、通信制御手段を通じて電子メール
    システムで管理、参照しているルーティング・テーブル
    の設定を変更するルーティング・テーブル設定変更手段
    を備えた請求項9記載の電子メール運用管理装置。
  11. 【請求項11】 ルーティング・テーブルの設定変更を
    実行したことを通信制御手段を通じてシステム管理者に
    通知する管理者通知手段を備えた請求項10記載の電子
    メール運用管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から6のいずれかに記載の電
    子メール運用管理装置と請求項7から12のいずれかに
    記載の電子メール運用管理装置とを組み合わせた電子メ
    ール運用管理装置。
  13. 【請求項13】 電子メールシステムにおいて、ネット
    ワーク上の資源と通信を行なうための通信制御手段と、
    前記通信制御手段で得られた情報を基に電子メールシス
    テムの資源状態を監視するシステム監視手段と、前記シ
    ステム監視手段で得られた情報を基にシステム異常時の
    最適通知者を立案する最適通知者立案手段と、システム
    異常時の通知先設定を前記最適通知者に変更する通知者
    設定変更手段とを備えた電子メール運用管理装置。
  14. 【請求項14】 システム監視手段が、ネットワーク上
    でのユーザの電子メールシステム使用状態に関する情報
    を検索するユーザ使用状態検索手段と、ネットワーク上
    の各メールサーバが動作中か停止中かを検索するメール
    サーバ状態検索手段と、検索されたユーザ使用状態およ
    びメールサーバ動作状態を基に障害の発生を検出する障
    害発生判定手段とを備えた請求項13記載の電子メール
    運用管理装置。
  15. 【請求項15】 最適通知者立案手段が、通知者に関す
    る管理データを通信制御手段から獲得する通知者管理デ
    ータ検索手段と、前記獲得された通知者管理データおよ
    び障害発生判定手段からの障害情報を基に、障害の発生
    していないメールサーバの通知者を選択する通知者デー
    タ統合手段と、前記選択された通知者の中から最も優先
    度の高い通知者を選択する優先度判定手段とを備えた請
    求項13または14記載の電子メール運用管理装置。
  16. 【請求項16】 通知者設定変更手段が、ネットワーク
    上の通知者設定ファイルの中の最上位通知者を、優先度
    判定で選択された最も優先度の高い最適通知者に変更す
    る通知者設定ファイル変更手段と、通知者設定を変更し
    たことを表示する通知者表示手段とを備えた請求項15
    記載の電子メール運用管理装置。
  17. 【請求項17】 請求項1から6のいずれかに記載の電
    子メール運用管理装置と請求項7から12のいずれかに
    記載の電子メール運用管理装置と請求項13から16の
    いずれかに記載の電子メール運用管理装置とを組み合わ
    せた電子メール運用管理装置。
  18. 【請求項18】 電子メールシステムにおいて、ネット
    ワーク上の資源と通信を行なうための通信制御手段と、
    前記通信制御手段で得られた情報を基に電子メールシス
    テムの資源状態を監視するシステム監視手段と、前記シ
    ステム監視手段で得られた情報を基にシステム異常時の
    最適通知者を立案する最適通知者立案手段と、前記得ら
    れた最適通知者に通信制御手段を通じてシステムの異常
    を通知する通知手段とを備えた電子メール運用管理装
    置。
  19. 【請求項19】 システム監視手段が、ネットワーク上
    でのユーザの電子メールシステム使用状態に関する情報
    を検索するユーザ使用状態検索手段と、ネットワーク上
    の各ユーザポストのディスク容量を検索するユーザポス
    ト容量検索手段と、ネットワーク上の各メールサーバの
    プロセス負荷を検出するプロセス負荷検出手段と、ネッ
    トワーク上の各メールサーバが動作中か停止中かを検索
    するメールサーバ状態検索手段と、検索されたユーザ使
    用状態、ユーザポスト容量、プロセス負荷およびメール
    サーバ状態を基に障害の発生を検出する障害発生判定手
    段とを備えた請求項18記載の電子メール運用管理装
    置。
  20. 【請求項20】 最適通知者立案手段が、通知者に関す
    る管理データを通信制御手段から獲得する通知者管理デ
    ータ検索手段と、前記獲得された通知者管理データおよ
    び障害発生判定手段からの障害情報を基に、障害の発生
    していないメールサーバの通知者を選択する通知者デー
    タ統合手段と、前記選択された通知者の中から最も優先
    度の高い通知者を選択する優先度判定手段とを備えた請
    求項18または19記載の電子メール運用管理装置。
  21. 【請求項21】 通知手段が、障害発生判定手段からの
    障害情報および優先度判定手段からの最適通知者情報を
    基に、障害通知メールを作成する障害メール作成手段
    と、前記障害通知メールを通信制御手段を通じて前記最
    適通知者に発信する障害メール発信手段とを備えた請求
    項20記載の電子メール運用管理装置。
  22. 【請求項22】 請求項1から6のいずれかに記載の電
    子メール運用管理装置と請求項7から12のいずれかに
    記載の電子メール運用管理装置と請求項18から21の
    いずれかに記載の電子メール運用管理装置とを組み合わ
    せた電子メール運用管理装置。
JP7036990A 1995-02-24 1995-02-24 電子メール運用管理装置 Pending JPH08237296A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197100A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Mitsubishi Electric Corp ユーザサーバ、監視装置、情報配信システム及びユーザサーバ設定方法
KR20030017702A (ko) * 2001-08-22 2003-03-04 주식회사 제이피디인터넷 메일 처리 시스템
JP2005275890A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Corp プレゼンス情報発行装置およびシステムならびにプログラム
JP2013206398A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujitsu Ltd メールデータベース運用方法及び再配置装置

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