JPH08236737A - Ccdモジュールの樹脂封止方法 - Google Patents

Ccdモジュールの樹脂封止方法

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Publication number
JPH08236737A
JPH08236737A JP7040451A JP4045195A JPH08236737A JP H08236737 A JPH08236737 A JP H08236737A JP 7040451 A JP7040451 A JP 7040451A JP 4045195 A JP4045195 A JP 4045195A JP H08236737 A JPH08236737 A JP H08236737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
cover glass
resin sealing
ccd
sealing frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7040451A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tanji
勉 丹治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP7040451A priority Critical patent/JPH08236737A/ja
Publication of JPH08236737A publication Critical patent/JPH08236737A/ja
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂封止枠の上部においてCCDチップの全
体を十分に保護被覆するためのカバーガラスによる樹脂
封止に際し、樹脂の硬化後における熱収縮により樹脂お
よびカバーガラスに発生する不具合を確実に防止するこ
とができるようにしたCCDモジュールの樹脂封止方法
を提供する。 【構成】 絶縁基板30上にCCDチップ32を載置す
ると共に、このCCDチップを取り囲むように樹脂封止
枠40を配置し、この樹脂封止枠の上に前記CCDチッ
プの受光面を保護被覆するカバーガラス36を透明樹脂
38を介して樹脂封止してなるCCDモジュールの樹脂
封止方法において、樹脂封止枠40内において、透明樹
脂38を、その表面張力を利用して前記封止枠の最上部
より高いレベルまで充填して硬化させ、次いで硬化した
樹脂表面にさらに適量の透明樹脂39を塗布し、その上
にカバーガラス36を絶縁基板30に対しほぼ水平とな
るように載置して前記樹脂を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD(電荷結合素
子)モジュールに係り、特にCCDチップの受光面に対
してカバーガラスを樹脂封止するCCDモジュールの樹
脂封止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDモジュールを製造するに際
しては、図3ないし図5に示すように、所要の回路パタ
ーンを形成したセラミックス基板10上にCCDチップ
12をマウントし、このCCDチップ12とセラミック
ス基板10との間をワイヤーボンディング14により導
通接続を行った後、CCDチップ12の受光面を保護す
るため、その受光面側にカバーガラス16を透明樹脂1
8を介して封止固定している。
【0003】しかるに、この場合、樹脂封止を円滑に行
うため、セラミックス基板10上において、前記CCD
チップ12を取り囲むようにガラスエポキシ等で構成し
た樹脂封止枠としてのガードリング20を配置し、この
ガードリング20の上に前記カバーガラス16を載置し
ている。
【0004】しかるに、このカバーガラス16により樹
脂封止する場合、前記ガードリング20の枠内におい
て、透明樹脂18を前記ガードリング20の最上部ない
しそれ以上のレベルまで充填し(図4参照)、次いでそ
の上に前記ガードリング20の全体を覆うようにしてカ
バーガラス16を載置し、樹脂18の硬化を行っている
(図5参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たガードリング20の上部において、CCDチップ12
の全体を十分に保護被覆するカバーガラス16を使用し
て、透明樹脂18により樹脂封止を行う場合、樹脂の硬
化後の熱収縮作用により、樹脂の内部にクラックや気泡
および空洞が発生したり、カバーガラスにクラックが発
生する等の不具合が生じ、CCDチップ12において適
正な像を結ぶことができない不良品の発生頻度が高くな
る等の難点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、樹脂封止枠の上
部においてCCDチップの全体を十分に保護被覆するた
めのカバーガラスによる樹脂封止に際し、樹脂の硬化後
における熱収縮により樹脂およびカバーガラスに発生す
る不具合を確実に防止することができるようにしたCC
Dモジュールの樹脂封止方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るCCDモジュールの樹脂封止方法は、
絶縁基板上にCCDチップを載置すると共に、このCC
Dチップを取り囲むように樹脂封止枠を配置し、この樹
脂封止枠の上に前記CCDチップの受光面を保護被覆す
るカバーガラスを透明樹脂を介して樹脂封止してなるC
CDモジュールの樹脂封止方法において、樹脂封止枠内
において、透明樹脂を、その表面張力を利用して前記封
止枠の最上部より高いレベルまで充填して硬化させ、次
いで硬化した樹脂表面にさらに適量の透明樹脂を塗布
し、その上にカバーガラスを絶縁基板に対しほぼ水平と
なるように載置して前記樹脂を硬化させることを特徴と
する。
【0008】この場合、透明樹脂によるカバーガラスの
樹脂封止に際して、前記カバーガラスを樹脂封止枠の最
上部より上方に透明樹脂を介して離間するように配置す
る。
【0009】
【作用】本発明に係るCCDモジュールの樹脂封止方法
によれば、樹脂封止枠内において、透明樹脂を、その表
面張力を利用して前記封止枠の最上部より高いレベルま
で充填して硬化させ、次いで硬化した樹脂表面にさらに
適量の透明樹脂を塗布し、その上にカバーガラスを載置
して前記樹脂を硬化させることにより、樹脂の硬化後に
おける熱収縮によって生じる、樹脂およびカバーガラス
におけるクラックや気泡および空洞の発生を、有効に防
止することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るCCDモジュールの樹脂
封止方法の実施例につき、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0011】図1および図2は、本発明に係るCCDモ
ジュールの樹脂封止方法の一実施例をそれぞれ示す、C
CDモジュールの概略断面図である。すなわち、図1お
よび図2において、参照符号30はセラミックス等から
なる絶縁基板、32はCCDチップ、34は前記CCD
チップ32とセラミックス基板30との間を導通接続す
るためのワイヤーボンディング、36は前記CCDチッ
プ32の受光面を保護するためにその受光面側に設けら
れるカバーガラス、38および39は前記カバーガラス
36をCCDチップ32の上面において封止固定するた
めの透明樹脂、40は前記セラミックス基板30上にお
いて前記CCDチップ32を取り囲むように配置したガ
ラスエポキシ等で構成してなるガードリングをそれぞれ
示す。
【0012】しかるに、本発明においては、樹脂封止枠
を形成するガードリング40の枠内において、図1に示
すように、透明樹脂38を、その表面張力を利用して前
記封止枠の最上部より高いレベルまで初期充填して硬化
させる。、次いで、図2に示すように、硬化した樹脂3
8の表面にさらに適量の透明樹脂39を補充塗布し、そ
の上にカバーガラス36を絶縁基板30に対してほぼ水
平となるように載置して、前記樹脂39を硬化させる。
【0013】このように構成することにより、透明樹脂
38、39によるカバーガラス36の樹脂封止に際し
て、前記カバーガラス36を樹脂封止枠の最上部より上
方に、透明樹脂38、39を介して離間するように位置
する。この結果、カバーガラス36は樹脂封止枠からな
るガードリング40を密閉しない状態に配置され、これ
により樹脂の硬化後における熱収縮を十分許容すること
ができる。従って、前記樹脂の熱収縮による、透明樹脂
およびカバーガラスにおけるクラックや気泡および空洞
の発生を、確実に防止することができる。
【0014】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
をすることができる。
【0015】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明に係るCCDモジュールの樹脂封止方法によれば、
絶縁基板上にCCDチップを載置すると共に、このCC
Dチップを取り囲むように樹脂封止枠を配置し、この樹
脂封止枠の上に前記CCDチップの受光面を保護被覆す
るカバーガラスを透明樹脂を介して樹脂封止してなるC
CDモジュールの樹脂封止方法において、樹脂封止枠内
において、透明樹脂を、その表面張力を利用して前記封
止枠の最上部より高いレベルまで充填して硬化させ、次
いで硬化した樹脂表面にさらに適量の透明樹脂を塗布
し、その上にカバーガラスを絶縁基板に対しほぼ水平と
なるように載置して前記樹脂を硬化させることにより、
樹脂の硬化後における熱収縮によって生じる、樹脂およ
びカバーガラスにおけるクラックや気泡および空洞の発
生を、有効に防止することができる。
【0016】特に、本発明によるCCDモジュールの樹
脂封止方法によれば、簡単な構成で、しかも樹脂の硬化
後における熱収縮を、カバーガラスを密閉配置しないこ
とにより許容して、不良品の発生率を低減し、この種C
CDモジュールの生産性の向上に寄与する効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCCDモジュールの樹脂封止方法
の一実施例を示すCCDモジュールの概略断面図であ
る。
【図2】図1と共に本発明に係るCCDモジュールの樹
脂封止方法の一実施例を示すCCDモジュールの概略断
面図である。
【図3】従来のCCDモジュールの樹脂封止構造を示す
概略平面図である。
【図4】図3に示すCCDモジュールの樹脂封止構造の
IV−IV線概略断面図である。
【図5】図4と共に従来のCCDモジュールの樹脂封止
構造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
30 絶縁基板 32 CCDチップ 34 ワイヤーボンディング 36 カバーガラス 38 透明樹脂(初期充填) 39 透明樹脂(補充塗布) 40 ガイドリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上にCCDチップを載置すると
    共に、このCCDチップを取り囲むように樹脂封止枠を
    配置し、この樹脂封止枠の上に前記CCDチップの受光
    面を保護被覆するカバーガラスを透明樹脂を介して樹脂
    封止してなるCCDモジュールの樹脂封止方法におい
    て、 樹脂封止枠内において、透明樹脂を、その表面張力を利
    用して前記封止枠の最上部より高いレベルまで充填して
    硬化させ、次いで硬化した樹脂表面にさらに適量の透明
    樹脂を塗布し、その上にカバーガラスを絶縁基板に対し
    ほぼ水平となるように載置して前記樹脂を硬化させるこ
    とを特徴とするCCDモジュールの樹脂封止方法。
  2. 【請求項2】 透明樹脂によるカバーガラスの樹脂封止
    に際して、前記カバーガラスを樹脂封止枠の最上部より
    上方に透明樹脂を介して離間配置してなる請求項1記載
    のCCDモジュールの樹脂止方法。
JP7040451A 1995-02-28 1995-02-28 Ccdモジュールの樹脂封止方法 Pending JPH08236737A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7040451A JPH08236737A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Ccdモジュールの樹脂封止方法

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JP7040451A JPH08236737A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Ccdモジュールの樹脂封止方法

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JPH08236737A true JPH08236737A (ja) 1996-09-13

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ID=12581009

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JP7040451A Pending JPH08236737A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Ccdモジュールの樹脂封止方法

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JP (1) JPH08236737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6541837B2 (en) * 2001-02-09 2003-04-01 International Business Machines Corporation Charge-coupled device wafer cover plate with compact interconnect wiring
US7001832B2 (en) 2004-03-10 2006-02-21 S.O.I.Tec Silicon On Insulator Technologies S.A. Method for limiting slip lines in a semiconductor substrate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6541837B2 (en) * 2001-02-09 2003-04-01 International Business Machines Corporation Charge-coupled device wafer cover plate with compact interconnect wiring
US7001832B2 (en) 2004-03-10 2006-02-21 S.O.I.Tec Silicon On Insulator Technologies S.A. Method for limiting slip lines in a semiconductor substrate

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