JPH08235456A - 熱線センサ - Google Patents

熱線センサ

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Publication number
JPH08235456A
JPH08235456A JP4166395A JP4166395A JPH08235456A JP H08235456 A JPH08235456 A JP H08235456A JP 4166395 A JP4166395 A JP 4166395A JP 4166395 A JP4166395 A JP 4166395A JP H08235456 A JPH08235456 A JP H08235456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat ray
ray sensor
light
output
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4166395A
Other languages
English (en)
Inventor
Houei Sugiyama
朋英 杉山
Kazuhiro Egawa
和浩 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
Priority to JP4166395A priority Critical patent/JPH08235456A/ja
Publication of JPH08235456A publication Critical patent/JPH08235456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱線センサが厚紙等で覆われた場合にこれを
検知する。 【構成】 発光素子3は駆動回路16によって常時動作
状態になされており、当該熱線センサの視野角内に光を
投光するように取り付けられている。受光素子4は近赤
外線に感度を有するフォトダイオード等で構成される。
制御装置14は、増幅器15の出力信号を取り込み、予
め設定されている閾値と比較し、増幅器15の出力信号
が閾値以上である場合には当該熱線センサが異常な状態
にあると判断してアラーム信号を出力する。これによっ
て、熱線センサ全体が厚紙等で覆われた場合、あるいは
熱線センサの近傍で視野が遮られた場合には発光素子3
から投光された光の反射光量が増えるので増幅器15の
出力レベルが閾値以上となり制御装置14からアラーム
信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱線センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】熱線センサは、焦電素子を用いて遠赤外
線の変化量を検出することによって侵入者という移動物
体を検知するために用いられている。そして、検知でき
る移動物体の移動速度は、概ね 0.3m/sec 〜 2m/se
c 程度に設定されているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検知可
能な移動速度より非常にゆっくりとした速度で厚紙等の
遠赤外線を透過しない物体が近付けられ、熱線センサ全
体を覆われた場合には侵入者を検知できないという問題
があった。
【0004】また、熱線センサが設置された後に部屋の
模様替えあるいは配置替えが行われた結果、ロッカーや
衝立等が熱線センサの視野を遮った場合にも侵入者を検
知することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、熱線センサ全体が厚紙等で覆われた場合、あるい
は熱線センサの視野が遮られた場合に異常事態が発生し
たことを検知することができる熱線センサを提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の熱線センサは、外部に対して所定の波長
の光を投光する発光素子と、当該所定の波長の光を受光
する受光素子と、受光素子の受光レベルに基づいて当該
熱線センサの近傍に物体があるか否かを識別する制御装
置とを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】発光素子は常時所定の波長の光
を外部に対して投光している。そして、この投光された
光が何等かの物体で反射された場合には、その反射光は
受光素子で受光される。
【0008】制御装置は受光素子での受光レベルによっ
て当該熱線センサの近傍に物体があるか否かを識別す
る。
【0009】以上の通りであるから、熱線センサ全体が
厚紙等で覆われた場合、あるいは熱線センサの視野が遮
られた場合、それらを検知することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1、図2は本発明に係る熱線センサの一実施例の構成
を示す図であり、図1は当該熱線センサをカバー側から
見た平面図、図2は当該熱線センサのブロック図であ
り、図中、1はベース、2はカバー、3は発光素子、4
は受光素子、10は光学ブロック、11は反射鏡、12
は焦電素子、13は増幅器、14は制御装置、15は増
幅器、16は駆動回路を示す。
【0011】ベース1の内部には回路基板が収納されて
おり、その回路基板上には光学ブロック10が搭載され
ている。光学ブロック10は、視野を形成するための反
射鏡11と、反射鏡11の略焦点位置に配置された焦電
素子12を備えている。
【0012】ベース1には光学ブロック10を覆うカバ
ー2が取り付けられている。このカバー2は遠赤外線を
透過する高密度ポリエチレンで形成されている。
【0013】ベース1の所定の位置には発光素子3、及
び受光素子4が設けられている。発光素子3は、焦電素
子12が感度を有しない波長の光、例えば近赤外線を発
光するLEDを用いればよい。
【0014】そして、発光素子3は駆動回路16によっ
て常時動作状態になされており、当該熱線センサの視野
角内に光を投光するように取り付けられている。
【0015】受光素子4は近赤外線に感度を有するフォ
トダイオード、あるいはフォトトランジスタ等が用いら
れる。制御装置14はマイクロプロセッサユニットで構
成されており、熱線センサとしての通常の動作と本発明
に特有な動作を行う。
【0016】即ち、焦電素子12の出力は増幅器4によ
って増幅され、制御装置14に入力されるが、制御装置
14は、増幅器4の出力電圧と所定の基準電圧とを比較
し、増幅器4の出力電圧が基準電圧以上であれば侵入者
を検知したことを示すアラーム信号を出力する。これが
熱線センサとしての通常の動作である。
【0017】また、制御装置14は増幅器15の出力信
号を取り込み、予め設定されている閾値と比較する。そ
して、増幅器15の出力信号が閾値以上である場合には
当該熱線センサが異常な状態にあると判断してアラーム
信号を出力する。これが本発明に特有な動作である。
【0018】以上のようであるので、熱線センサ全体が
厚紙等で覆われた場合、あるいは熱線センサの近傍で視
野が遮られた場合には発光素子3から投光された光の反
射光量が増え、従って受光素子4での受光レベルが大き
くなり、その結果増幅器15の出力レベルが閾値以上と
なった場合には制御装置14からアラーム信号が出力さ
れることになる。
【0019】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、上記実施例においては増
幅器15の出力レベルがが閾値以上である場合にも侵入
者を検知した場合と同じアラーム信号を出力するものと
したが、侵入者を検知した場合とは異なる信号を出力す
るようにしてもよい。
【0020】例えば、熱線センサがリレー接点を開くこ
とによって警報を出すような構成のものである場合に
は、上記実施例に示したように増幅器15の出力レベル
が閾値以上である場合にも侵入者を検知した場合と同じ
アラーム信号を出力するようにすればよいが、ポーリン
グ方式の熱線センサのように受信機と通信を行うことが
できるものである場合には、後者のように侵入者を検知
した場合とは異なる信号を出力するようにできるもので
ある。
【0021】また、上記実施例においては発光素子3及
び受光素子4はカバー2の外側に配置するようにした
が、これはカバー2としては近赤外線を透過しない高密
度ポリエチレンを用いるのが通常であるためであり、遠
赤外線と近赤外線の両方の波長帯域の光を透過する材料
でカバー2が形成される場合には、発光素子3と受光素
子4はカバー2の内部に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱線センサをカバー側から見た
平面図である。
【図2】 本発明に係る熱線センサのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1はベース、2…カバー、3…発光素子、4…受光素
子、10…光学ブロック、11…反射鏡、12…焦電素
子、13…増幅器、14…制御装置、15…増幅器、1
6…駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部に対して所定の波長の光を投光する発
    光素子と、 当該所定の波長の光を受光する受光素子と、 受光素子の受光レベルに基づいて当該熱線センサの近傍
    に物体があるか否かを識別する制御装置とを備えること
    を特徴とする熱線センサ。
JP4166395A 1995-03-01 1995-03-01 熱線センサ Pending JPH08235456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166395A JPH08235456A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 熱線センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166395A JPH08235456A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 熱線センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08235456A true JPH08235456A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12614631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4166395A Pending JPH08235456A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 熱線センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH08235456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030042049A (ko) * 2001-11-20 2003-05-28 주식회사 큐텍스 전위차를 이용한 감지위치 표시 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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