JPH0823505B2 - 温熱環境センサ - Google Patents

温熱環境センサ

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Publication number
JPH0823505B2
JPH0823505B2 JP63239857A JP23985788A JPH0823505B2 JP H0823505 B2 JPH0823505 B2 JP H0823505B2 JP 63239857 A JP63239857 A JP 63239857A JP 23985788 A JP23985788 A JP 23985788A JP H0823505 B2 JPH0823505 B2 JP H0823505B2
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JP
Japan
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heating
heater
substrate
thermal environment
environment sensor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63239857A
Other languages
English (en)
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JPH0288931A (ja
Inventor
文男 青井
忠司 藤崎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機等に用いられる温熱環境センサに
関する。
(従来の技術) 従来の温熱環境センサの1例が第5図に示されてい
る。
第5図において、01は金属又は合成樹脂製の外殻で、
その外面は反射その他の悪影響を排除するために暗色艶
消加工面とされている。02は外殻01の内部に設置された
合成樹脂製の内殻、03は内殻02の外面に巻付けられたニ
クロム線等からなる電気抵抗発熱体、04は内殻02の内部
に収容された熱電対、サーミスタ等の測温素子、05は外
殻01の開口を掩蓋するコルク等からなる蓋、06は内殻02
の開口を掩蓋するコルク等からなる蓋、07は測温素子04
に接続された遠隔操作用の導線、08は発熱体03に接続さ
れた電線である。
このセンサは温熱環境に配置され、その発熱体03には
電線08を介して常時通電されている。
しかして、外殻01の外部の気温、気流、輻射熱等が変
化すると、外殻01内の温度及び内殻02内の温度が変化
し、これに伴って内殻02内に収容された測温素子04の検
知温度が変化する。外殻01及び内殻02の熱容量並びに発
熱体03の発熱量等を予め適当に設定しておけば、測温素
子04の検知温度は温熱環境の耐熱性を表示する。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のセンサにおいては発熱体03に常時通電して
これを発熱させる必要があるため、このセンサを小さな
乾電池で駆動するワイヤレスリモコンに内蔵することが
困難であった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記に対処するために発明されたものであっ
て、その要旨とするところは、エポキシ樹脂からなる基
板の内面を断熱材で部分的に被覆することによって内部
空間を有する外殻を構成し、前記基板の外面にカーボン
膜を塗布して熱輻射を受ける受熱部を形成し、前記基板
の前記内部空間に面する内面にカーボン膜を塗布して加
熱用ヒータを形成し、この加熱用ヒータに接するよう前
記内部空間内に測温素子を配設するとともに前記加熱用
ヒータへの通電を断続する断続通電装置を設けたことを
特徴とする温熱環境センサにある。
(作用) 本発明においては上記構成を具えているため、加熱用
ヒータに断続通電装置を介して断続的に通電させ、加熱
用ヒータの通電時及び無通電時に測温素子が検知する温
度により温熱環境の温熱性を検出する。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図ないし第4図に示されてい
る。
第1図及び第2図において、1はサーミスタ等の測温
素子、2はそのリード線、3は加熱用ヒータ、4は断熱
材、5は加熱用ヒータ3に通電するための電線、6はエ
ポキシ樹脂からなる基板、7は基板6の外面に形成され
たカーボン膜である。
基板6と断熱材4とによって外殻9が構成され、この
外殻9の内部には測温素子1及び加熱用ヒータ3が配設
されている。加熱用ヒータ3は基板6の内面にカーボン
膜を均一に塗布することによって形成される。そして、
基板6の外面にカーボン膜7を塗布することによって基
板6の熱分布が均一化され熱輻射を受ける受熱部が構成
される。
第3図には電気回路が示されている。マイクロコンピ
ュータ8からの信号によってトランジスタ14をスイッチ
ングすることにより加熱用ヒータ3への通電が断続され
る。加熱用ヒータ3への通電が断続されると、測温素子
1が影響を受けて、測温素子1と固定抵抗器13との中間
のB点における分配電圧は、第4図に示すように、加熱
用ヒータ3がオンした後に上昇し、オフした後に下降す
る。このB点の分配電圧はデジタル/アナログ変換器9
でデジタル値に変換された後マイクロコンピュータ8に
入力される。そして、マイクロコンピュータ8の出力は
トランジスタ12を介して赤外発光LED10により空気調和
機の室内ユニットへ送信され、空気調和機の制御に利用
される。なお、11はワイヤレスリモコンの電源となる乾
電池である。
しかして、B点における分配電圧の上昇、下降特性は
測温素子1が検知する熱輻射、気温、気流によって大き
く影響を受け、第4図に示すように、加熱用ヒータ3の
発熱前のD点の値は主に気温と熱輻射の影響を受けてい
るが、通電オフ点Eを経由して発熱前と同じ値となるF
点に至るまでの間は気温、熱輻射のみならず気流を含ん
だ総合的な温熱環境の温熱性によって影響をうける。
(発明の効果) 本発明においては、加熱用ヒータに断続通電装置を介
して断続的に通電させ、この加熱用ヒータの通電時及び
無通電時に測温部材が検知する温度により温熱環境の温
熱性を検出することができる。
また、加熱用ヒータには常時通電する必要がないの
で、電気容量の小さな乾電池を用いて温熱環境センサを
駆動することができ、この結果、この温熱環境センサを
ワイヤレスリモコンに内蔵することが可能となる。
また、加熱用ヒータへの通電を断続的に行うため、温
熱環境センサの応答性を向上できる。
更に、エポキシ樹脂からなる基板の内面を断熱材で部
分的に被覆することによって内部空間を有する外殻を構
成し、前記基板の外面にカーボン膜を塗布して熱輻射を
受ける受熱部を形成し、前記基板の前記内部空間に面す
る内面にカーボン膜を塗布して加熱用ヒータを形成した
ため、簡単、かつ、安価な構成でエポキシ樹脂からなる
基板の面加熱と輻射検知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の1実施例を示し、第1図
は第2図のI−I線に沿う断面図、第2図は正面図、第
3図は電気回路図、第4図は加熱用ヒータのオンオフに
伴う分配電圧の変化を示す線図である。第5図は従来の
温熱環境センサの断面図である。 外殻……9、受熱部……7、加熱用ヒータ……3、測温
素子……1、断続通電装置……8、14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂からなる基板の内面を断熱材
    で部分的に被覆することによって内部空間を有する外殻
    を構成し、前記基板の外面にカーボン膜を塗布して熱輻
    射を受ける受熱部を形成し、前記基板の前記内部空間に
    面する内面にカーボン膜を塗布して加熱用ヒータを形成
    し、この加熱用ヒータに接するよう前記内部空間内に測
    温素子を配設するとともに前記加熱用ヒータへの通電を
    断続する断続通電装置を設けたことを特徴とする温熱環
    境センサ。
JP63239857A 1988-09-27 1988-09-27 温熱環境センサ Expired - Lifetime JPH0823505B2 (ja)

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JP63239857A JPH0823505B2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 温熱環境センサ

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JPH0288931A JPH0288931A (ja) 1990-03-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325512A (ja) * 1986-07-17 1988-02-03 Daikin Ind Ltd 温熱検知素子
JPS6365318A (ja) * 1986-09-05 1988-03-23 Daikin Ind Ltd 温熱検知素子

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JPH0288931A (ja) 1990-03-29

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